JP2005118074A - 検査装置を制御する制御方法および制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光源装置からの光が観測装置に接続されたスコープの先端へ導かれることにより被観察体を撮像する検査装置を制御する制御方法であって、上記光源装置、上記観測装置、上記スコープ、または上記圧縮伸張装置から、上記光源装置、上記観測装置、上記スコープ、または上記圧縮伸張装置に関する情報を示す検査装置情報を取得するステップと、上記取得した検査装置情報を格納する検査装置情報データベースを作成するステップとを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電子内視鏡装置等の検査装置の情報を自動的に取得してデータベース化する制御方法および制御装置を提供することを目的としている。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の制御方法は、光源装置からの光が観測装置に接続されたスコープの先端へ導かれることにより被観察体を撮像する検査装置を制御する制御方法であって、上記光源装置、上記観測装置、上記スコープ、または上記圧縮伸張装置から、上記光源装置、上記観測装置、上記スコープ、または上記圧縮伸張装置に関する情報を示す検査装置情報を取得するステップと、上記取得した検査装置情報を格納する検査装置情報データベースを作成するステップとを備えたことを特徴とする。
図1は、本実施の形態の内視鏡検査マネージメントシステムのハードウェア構成を示す図である。
受付端末2は、上記基本構成に加え、磁気カードリーダー12を備えている。この受付端末は、検査の受付業務に使用されるため、部門内の受付窓口等に設置される。
サーバ5は、上記基本構成に加え、UPS15を備え、不意な停電時等に対応可能となっている。
図2において、各装置内のハードディスク内には、各種のアプリケーションソフト、データベース等がインストールされ、動作するようになっている。
サーバ5上のハードディスク24では、データベース21が動作し、また、入力/検査端末3で撮像された圧縮画像22および検査のレポート情報23が記録保存される。
先ず、検査に関する情報であり、また、本システムで管理する対象となる情報の種類について説明する。
1.患者情報
・ 患者基本情報
1人の患者を特定するための情報であり、「患者ID」「氏名」「生年月日」「性別」等からなる。「患者ID」は、各患者を識別できるように患者に一意に対応した番号である。
・ 患者プロフィール情報
患者の特性や状態を表す情報であり、「血液型」「身長/体重」「アレルギー」「障害」「感染症」「疾患、注意事項」「検体検査結果」「前投薬情報」等からなる。
2.検査依頼情報
他の診療科から内視鏡部門に対して検査依頼が行われる場合の検査の依頼(オーダー)に関する情報である。オーダーキー情報(「オーダー番号」「発生日時」等)、依頼元情報(「依頼科名」「依頼医師名」「依頼日」等)、オーダー情報(「依頼病名」「検査目的」「検査種別」「検査項目」「検査部位」「コメント」「シェーマ画像」等)、検査予約情報(「検査日」「実施時刻」等)、等からなり、これらは、HIS(ホスピタルインフォメーションシステム)から、部門システムに対して送信される情報である。オーダーキー情報は、1つの検査オーダーを一意に特定するための情報である。
3. 検査実施情報(会計情報)
検査の実施内容に関する情報であり、「実施日時」「実施者」「実施場所」、「手技」「薬品」「器材」等からなる。実施した「手技」や、使用した「薬品」「器材」等の情報は、会計の際に使用される情報である。これらの情報は、内視鏡部門のシステムからHISへ送信され、HISの会計システムにて処理がなされる。
4. 検査結果情報(報告、レポート情報)
検査結果に関する情報であり、検査依頼に対しての報告(レポート)となる情報である。「報告日」「報告者」「診断」「所見」「処置」「コメント」「検査後注意・指示」「画像」「シェーマ画像」等からなり、これらの情報は、内視鏡部門内の医療用画像ファイリングシステムにて参照できるのに加え、本システムからHISへ送信されることで、各部門システムにおいても参照が可能である。よって、検査依頼を行った部門での検査結果(報告)の参照が可能である。
<システム起動・終了>
図3は、システム起動・終了における遷移を表す図であり、図4は、システム起動・終了画面101を示す図である。
ユーザIDおよびパスワードは、スタッフマスタ56上に管理されており、入力されたユーザIDおよびパスワードと比較し、差異がなければ、認証できたものとして、各機能を起動する。尚、ユーザIDは、コンボボックス等での選択入力ではなく、直接ID番号の入力が可能であり、選択の煩わしさが軽減されるようになっている。また、終了ボタン65を選択することで、システムの終了が行われる。
画面左に、検査業務に対応したアイコンが並べられ、選択を行うことで、各画面が起動するようになっている。患者受付アイコン59、前処置入力アイコン60、撮影アイコン61、実施入力アイコン62、レポート入力アイコン63、検査状況一覧アイコン64、検査オーダーボタン100がある。
<患者受付>
患者受付アイコン59を選択することにより、未到着一覧画面75が起動する。
本画面では、データベース21内の検査テーブル65に管理される検査の状態および患者マスタ66を参照することにより、未受付の患者のみの一覧67を表示することができる。未受付一覧67のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダー詳細確認画面68、検査中止画面69、ワークシート印刷画面70を開くことができる。
また、未到着一覧画面60から、到着患者一覧ボタン71を押すことで、図11に示すような到着患者一覧画面72を起動することができる。逆に、到着患者一覧画面72上の未到着患者一覧ボタン74を押すことで、未到着一覧画面60を開くこともできる。
<前処置入力>
図12は、前処理未登録一覧画面76を示す図である。
<撮影>
図13は、未撮影一覧画面81を示す図である。
<実施入力>
図14は、実施未送信一覧画面87を示す図である。
実施未送信一覧画面87は、実施送信が未である検査の一覧88が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、撮影済みかつ実施情報の登録が未の状態である検査の一覧が表示できる。)。
<レポート入力>
図15は、レポート未送信一覧画面92を示す図である。
レポート未送信一覧画面92は、レポート送信が未である検査の一覧93が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、撮影済みかつレポート情報の登録が未の状態である検査の一覧が表示できる。)。
<検査状況一覧>
図16は、検査状況一覧画面97を示す図である。
検査状況一覧画面97は、各検査の状況一覧98が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、各検査の状態を取得し、一覧表示ができる。)。
<検査オーダー>
図17は、部門内オーダー登録画面101を示す図である。
部門内オーダー登録画面101は、HISからのオーダー情報を受信できない場合に、自システムの中で検査オーダーを発行するために使用する。患者情報(患者ID、患者名、生年月日、性別、入院/外来区分)102、および検査情報(検査予定日、検査予定時間、検査種別、検査項目、依頼病名、検査理由、依頼時コメント)103、等が入力でき、登録ボタン104を押すことで、入力した情報が検査のオーダーとしてデータベース21内に登録される。患者情報102は、患者マスタ66に、検査情報103は、オーダー情報テーブル57にそれぞれ管理される。
図18は、検査の流れを示すフローチャートである。
<ステップ1(S1)>
他の診療科から、内視鏡部門への検査依頼が発生すると、HISから患者情報(患者基本情報、患者プロフィール情報)と、検査依頼情報(オーダー情報、依頼元情報、検査予約情報)が送信され、本システムがこれらの情報を受信する。詳しくは、GW1上のGWアプリケーションソフト20がHISからの情報を受信し、データベース21内の検査テーブル65、患者マスタ66、オーダー情報テーブル57に情報を登録する。
また、HISが接続されていないなど、HISからの検査オーダーを受信できない場合は、前述の部門内検査オーダー画面101を起動し、部門内でオーダーの発行が可能である。
検査を中止したい場合は、前述の検査中止画面69を起動する。検査中止画面69からは、中止の指示者119、中止日120、中止理由121が入力でき、それぞれ、データベース21内の検査テーブルに登録がなされる。又、検査テーブル上の検査のステイタスは、検査中止の状態に変更される。
検査中止においては、以下の条件で制御を行う。
(1)中止が可能であるのは、撮影の開始前までとする。
(2)検査中止は、検査オーダーのキャンセルとは処理が異なり、検査オーダーの取り消しとはしない(検査の一覧表からは削除しない)。
(3)患者の受付処理後、または、検査の締め切り時間後は、HISからの検査オーダーの修正、キャンセルは、不可能とする(検査中止が可能)。
検査が始まってしまってから、検査オーダーが修正されたり、検査オーダーが中止されたりしたことが、伝達されない等を防ぐためである。
<ステップ2(S2)>
本システムでは、受信した検査予約情報を元に予約の管理を行い、前述のように予定されている検査一覧を各状態にあわせて表示することが可能である。依頼内容の紹介を行うには、オーダー詳細確認画面68を起動する。
受付端末2、入力/検査端末3は、ともに共通のソフトウェアを搭載しており、受付端末2、入力検査端末3のどちらからでも、(もしくは検索端末4からでも)この画面照会が可能である。
<ステップ3(S3)>
次に、検査の前に、患者に対して麻酔等の検査前処置を行う際に使用する画面の説明を行う。
前処置入力を行うには、前処置入力画面78を起動する。
この前処置入力画面78も受付端末2、入力検査端末3のどちらからでも(もしくは検索端末4からでも)表示が可能である。
図22は、注意事項(患者プロフィール情報)の修正ウィンドウ123を示す図である。
ここで表示される注意事項のチェックボックス124にチェックをON/OFFすることで、情報の修正登録が可能である。修正された情報は、最新情報として、データベース21内の注意事項テーブル105に登録される。但し、チェックをONする場合はよいが、チェックをOFFする場合は、ユーザIDおよびパスワードの入力を求め、スタッフマスタ56との認証を行うとともに、記録として残すようにした。これは、注意事項を追加してより注意する方向にはよいが、注意事項を外すことによって、本来注意すべき内容に注意が払われないことを防ぐためのものである。
<ステップ4(S4)>
次に、図18のステップ4に示す撮影時の動作について説明する。
前述の撮影画面83を起動することで、撮影を行うことができる。この撮影画面は、各画面の左部で表示している患者情報、検査オーダー情報に加え、右部に検査室/検査装置情報125、撮影画像情報126、検査実施情報入力エリア127、が表示される。
さらに、入力/検査端末には、磁気カードリーダー12が接続されているため、患者の磁気カードを挿入し、患者基本情報を入力することで、検査一覧の中から、入力された患者基本情報と一致するものを照合し、自端末への検査の割り振り(引き込み)制御を自動で行うことも可能である。
撮影画像表示エリア126には、電子内視鏡装置14にてレリーズが行われる毎に撮影された画像の縮小画像が順次表示されるようになっている。
そして、電子内視鏡装置14上の検査終了ボタンが押されたことで、撮影処理が終了し、データベース21内の検査テーブル65に管理されている検査のステイタス情報は、撮影終了状態となる。
撮影された画像は、検査テーブル65上の検査に紐付けられた形で、画像管理テーブル128上に保存位置を示すポインタ情報が登録される。
選択したい画像をマウスでクリックすると、図24の選択メニュー137が表示され、臓器の指定139を行うことで、画像上部に指定した臓器名が表示される。136は、"胃"を指定した状態である。ここで指定した臓器名情報は、データベース21内の選択画像テーブル138内に画像番号とともに登録される。
これらは、従来、撮影画面からは入力できなかった情報であり、検査後、別の画面からの入力が必要であった。
(1) 実施医
実施医入力ボタン129を押すことで、検査を実施した医師名の選択を行うウィンドウが開く。医師名の選択が行われると、データベース21内の実施テーブル134に、その情報が登録される。検査は、複数人で行われることがあるため、実施医は、複数人の選択が可能である。
(2)使用スコープ
スコープ入力ボタン130を押すことで、検査で使用したスコープを選択するウィンドウが開く(データベース21内のスコープマスタ155から選択候補を取得し表示する)。使用スコープが選択されると、データベース21内の検査スコープテーブル135に、その情報が登録される。スコープは途中で交換することもあるため、複数のスコープが登録可能である。
(3) 撮影開始時刻
撮影画面が開かれた時刻が、開始ボタン133の横に表示される。開始ボタン131を押すことで、撮影開始時刻を入力するウィンドウが開き、時刻が変更可能となっている。この撮影開始時刻は、データベース21内の検査テーブル65内に撮影開始時刻が登録される。
(4)撮影終了時刻
電子内視鏡装置14上の検査終了ボタンを押すことで、検査終了の時刻が終了ボタン132の横に表示される。また、終了ボタン132を押すことで、撮影終了時刻を入力するウィンドウが開き、撮影終了時刻が変更可能となっている。この撮影終了時刻は、データベース21内の検査テーブル65内に撮影終了時刻が登録される。
(5)検査項目
検査項目ボタン133を押すことで、検査項目を選択入力するためのウィンドウが開く。検査項目が選択されると、データベース21内の検査テーブル65内に選択した検査項目が登録される。
以下の制御により、各時刻の登録を行っている。
<撮影開始時刻>
Case1:撮影画面を開いた時刻を登録する。
Case2:撮影画面を開いた後、より正確な時刻を記録したい場合は、開始ボタン131により入力を行う。
Case3:撮影画面を開かずに撮影を実施した場合には、1枚目の画像を記録した時刻を登録する。
<撮影終了時刻>
Case1:電子内視鏡装置14から検査終了を行った時刻、又は、観測装置の電源がOFFされた時刻を登録する。
Case2:Case1の処理からでなく、より正確な時刻を記録したい場合は、終了ボタン132により入力する。
Case3:撮影画面を開かずに撮影を実施した場合は、Case1に同じ処理となる。
<ステップ5(S5)>
図25は、実施入力画面89を示す図である。
各ボタン144〜150を押すことで、各情報の入力用ウィンドウが開き、登録する実施情報の選択入力が可能となっている。
(1)実施医
データベース21内のスタッフマスタ56から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した実施医情報を登録することができる。
(2) 看護師
データベース21内のスタッフマスタ56から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した看護師情報を登録することができる。
(3) 手技
データベース21内の手技マスタ151から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した手技情報を登録することができる。
(4) 加算
データベース21内の加算マスタ153から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した加算情報を登録することができる。
(5)薬剤
データベース21内の薬剤マスタ154から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した薬剤情報を登録することができる。
(6) 器材
データベース21内の器材マスタ152から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した器材情報を登録することができる。
(7)スコープ
データベース21内のスコープマスタ155から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、検査スコープテーブル135に選択したスコープ情報を登録することができる。
<ステップ6(S6)>
図26は、レポート入力画面94を示す図である。
(1)所見および処置
データベース21内の用語マスタ159から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル所見用語情報テーブル160および処置用語情報テーブル161に選択した所見用語および処置用語を登録することができる。
(2)診断
データベース21内の用語マスタ159から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、診断用語情報テーブル162に選択した診断用語を登録することができる。
図27は、所見入力の例を示す図である。
図27の用語ウィンドウ163は、食道における用語の表示例であり(用語は内視鏡標準用語であるMSTを使用している)、レポート入力画面94上の食道ボタン162を押すことで表示される。
図28に示す用語ウィンドウ164は、ウィンドウ163上の選択用語の1つである狭窄165を選択した際に開いたウィンドウであるが、例えば、MSTの階層にしたがって、
(臓器)−(用語のグループ)−(所見用語)−(属性のタイトル)−(属性値)−食道−内腔−狭窄−スコープ通過−可能
という内容を入力したいとした場合、ウィンドウ上の入力手順は、次のようになる。
手順1 食道ボタン162を押すと、ウィンドウ163が表示される。
手順2 ウィンドウ163上の、狭窄165を選択すると、ウィンドウ164が表示される。
手順3 ウィンドウ164上のスコープ通過"可能"のチェックボックス166にチェックをつける。
(3)コメント
図29は、コメントメニュー168を示す図である。
選択候補ウィンドウ170の選択候補エリア171には、データベース21内の用語マスタ159から呼び出された定型文が表示され、この定型文の選択によりテキスト情報入力エリア172にセットされる。このテキスト情報入力エリア172内の情報は、フリーテキストにて編集可能である。
特に、FollowUp期間情報は、このように選択式で、情報を登録しておくため、後に検索を行い、FollowUpが必要な患者の一覧を表示することが可能となる。
レポート入力画面94(図26参照)の左上部にある、表示情報の切替ボタン181を押すと、画面左部の患者情報および検査オーダー情報を表示しているエリアを切り替え、レポートに添付として選択した画像を表示することができる。
撮影画面83にてレポートに添付として選択された画像のポインタ情報が、データベース21内の選択画像テーブル138内に管理されているため、それを参照することで、レポート添付画像182を表示することができる。これらのレポート添付画像が、レポート情報の入力エリアに重ならずに表示可能であるため、画像を参照しながらのレポート情報の入力が可能である。
(4)シェーマ
図32は、シェーマ画像の編集ウィンドウ184を開いた状態を示す図である。
図33は、シェーマ取り込みボタン191を押し、外部画像取り込み用ウィンドウ192を開いた状態を示す図である。
登録ボタン176を押した際には、図34に示す認証ウィンドウ177が表示し、送信者のユーザIDとパスワード179を入力することで認証を行う。データベース21内のスタッフマスタ56に登録されているスタッフのユーザIDとパスワードと入力情報が一致しているかを確認することで、認証が行なわれる。
<ステップ7(S7)>
このように、送信したレポート情報は、内視鏡部門のシステム内で参照可能となるとともに、GW1によりLANを通してHISに送られ、HISの電子カルテシステムにおいても参照が可能となる。
よって、レポート入力画面上部に、病理オーダーを合わせて送信するか否かを決定するチェックボックス200を設け、チェックボックス200にチェックがつけられた時のみ、病理オーダーを合わせて発行するように制御している。
次に記録・保存した画像およびレポート情報の参照および編集の方法について説明する。
画面左部には、所望の検査を検索するための検索ボタンのグループ202が用意されており、これらのアイコンを選択することで、所定の条件により、データベース21内が検索され、検索結果が検査一覧203として表示される。
レイアウトは、撮影画面と類似しているが、検査実施情報(実施医、使用スコープ、撮影開始/終了時間、等)の入力機能がない点で異なっている。
また、選択した画像を、フロッピー(登録商標)ディスクや、MOディスクにコピーするための機能が用意されており、画像の選択後、画像コピーボタン206を押すことで、コピー先、形式等を指定するウィンドウが開くことができる。
(1)レポート表示ボタン207を押すと、レポート入力画面94が開く(複数の医師間でのカンファレンスを行った結果、検査結果(レポート)情報を編集する必要があれば、変更しての入力が可能である。この場合、編集された情報は、バージョン管理がなされ、変更前の情報とは、別の版数で管理される。)。
(2)画像比較表示ボタン208を押すと、図37に示すレイアウトとなり、画像の比較表示が可能である。
(3)過去検査同時表示ボタン209を押すと、 図38に示すレイアウトとなり、同一患者の過去の検査の画像群と同時に表示を行うことが可能である。
図39は、システム起動・終了画面101にて、統計・履歴アイコン54を選択し、ログインした際に起動する統計・履歴画面を示した図である。
スコープ履歴アイコン210が選択されると、画面右部には、スコープ名と共に、管理番号、シリアルNo.、使用開始日、使用回数、使用時間、保険請求合計額(参考値)のリストが表示される。これらは、データベース21内の検査スコープテーブル135とスコープマスタ155から呼び出した情報を表示したものである。
図40は、システム起動・終了画面101にて、管理機能アイコン55を選択し、ログインした際に起動する管理機能画面を示した図である。
アカウント設定機能は、本システムのユーザアカウントの登録、変更、削除やユーザレベル、権限に関する設定を行うことができ、データベース21内のスタッフマスタ56の内容にアクセス可能となっている。
この図40では、さらに、画面左部のアイコン群212の中から、オーダー照合・統合アイコン213を選択した状態を示している。
画面左部には、選択した照合・統合したい検査の検査情報215が表示され、画面右部には照合・統合の候補一覧216が表示される。ここで、照合・統合先の検査を1つ選択し、チェックボックスにチェックつけ、照合・統合ボタン217を押すことで、照合・統合が完了する(照合・統合前の検査にひも付いていた各種テーブルのリンク情報が、照合・統合先のオーダーに紐付けされる。)。
図42は、本発明にかかる制御装置の機能を説明するための機能ブロック図である。
図43においては、10個のスコープ425が登録されている。
図44においては、各スコープ425の「管理番号」、「スコープ名」、「シリアルNo.」とともにそのスコープを使用したことより発生した「保険請求合計額」が表示されている。
図45においては、図44に示した表示例の最上段に表示された管理番号「CF-002」、スコープ名「CF−240I」、シリアルNo.「2700186」についての詳細な使用履歴が表示されている。なお、他に別途入力することが可能な付帯情報として、「検査実施医名(看護師も含め検査にかかわったスタッフ名)」、「使用日時(開始時刻、終了時刻を含む)」、「患者名」、「患者ID」、「検査種別」、「検査項目名」等がある。
本内視鏡検査マネージメントシステムは、ハイビジョン画像(高画質画像)で静止画像を記録した場合、検査画像部分のみを表示画面全体に表示することができる。これにより、ハイビジョン画像が見易く表示され、ユーザがスクロール移動する量を減らすことができる。
図46において表示されている検査画像は、ハイビジョン記録した内視鏡検査画像を縦横それぞれ50%に圧縮して表示している。
図47において表示されている検査画像は、ハイビジョン記録した内視鏡検査画像を原画像サイズのまま画面全体に表示している。
図48において、上の2レコードがロングファイル名であり、下の2レコードが通常のファイル名である。
図50は、検査履歴を表示する画面の例を示す図である。
図49に示す画面において、左下方の「検査履歴表示」ボタンを指示すると、図50に示すような「検査履歴表示」のウィンドウが表示される。
図51においては、「患者ID」等の患者情報、「検査予定日」等の検査情報が入力されている。
図52においては、2件目以降の患者情報を入力する前に、既にその前に入力した検査情報が表示されている。
図53の状態からプルダウンメニューにより「項目の追加」(図54)を選択し、「名称」を入力すると(図55)、新たな用語「テスト」が追加される(図56)。さらに、下の階層に新たな用語「テスト2」(図57)や「テスト3」(図58)を追加することができる。
図59および図60は、動作テストの表示例を示す図である。
また、本内視鏡検査マネージメントシステムは、レポート入力する臓器のデフォルト表示の設定を行うことができる。
図61の上方において、(1)設定するレポートの種別「上部内視鏡レポート」を選択し、図中左側にて、追加等する検査部位リストを選択し、図中中央部にて、「追加」等を設定し、図中右下方の「更新」ボタンを指示することにより、設定内容が反映される。
図62は、レポート印刷カスタマイズおよび病理オーダ印刷カスタマイズを実行するための画面を示す図である。
図64は、図63の「検査情報」の各項目をカスタマイズ(移動、削除等)している。
図65において、「1つ前のレイアウト」を指示することにより、例えば、図64に示すような画面の表示から図63に示すような画面の表示に戻ることが可能となる。
図66は、病理印刷のデフォルト画面を示す図である。
また、本内視鏡検査マネージメントシステムは、ハイビジョン画像で記録した画像を、ビデオプリンタだけでなくOAプリンタにも出力することが可能である。
1枚の用紙に同時にプリントアウトすることができる画像は4枚であり、図67は、用紙左上(1番目の位置)にプリントアウトされる画像が「5」であり、用紙左下(3番目の位置)にプリントアウトされる画像が「4」であり、用紙右下(4番目の位置)にプリントアウトされる画像が「3」であることを示している。
また、本内視鏡検査マネージメントシステムは、サーバの容量をチェックし、所定の量に達した場合に、その旨をユーザに通知することが可能である。
また、本内視鏡検査マネージメントシステムは、データ作成の履歴を管理するため、レポート送信者、Excel出力者のログファイルを記録し、出力することが可能である。
以上本発明の実施の形態を図面を用いて説明してきたが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
2 受付端末
3 入力/検査端末
4 検索端末
5 サーバ
13 圧縮伸張装置
420 制御装置
421 検査装置情報取得手段
422 検査装置情報データベース作成手段
423 検査装置
424 光源装置
425 スコープ
426 観測装置
427 検査装置情報データベース
Claims (8)
- 光源装置からの光が観測装置に接続されたスコープの先端へ導かれることにより被観察体を撮像する検査装置を制御する制御方法において、
前記光源装置、前記観測装置、前記スコープ、または前記圧縮伸張装置から、前記光源装置、前記観測装置、前記スコープ、または前記圧縮伸張装置に関する情報を示す検査装置情報を取得するステップと、
前記取得した検査装置情報を格納する検査装置情報データベースを作成するステップと、
を備えたことを特徴とする制御方法。 - 前記検査装置情報データベースを作成するステップは、前記取得した検査装置情報が前記検査装置情報データベースに存在しない場合は、新規に検査装置情報を格納することを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
- 前記検査装置情報データベースを作成するステップは、前記取得した検査装置情報が前記検査装置情報データベースに存在する場合は、検査装置情報を格納しないことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
- 前記検査装置情報を取得するステップは、前記観測装置の電源がONでありかつ前記スコープが前記観測装置に接続されたことにより、または前記光源装置の電源がONであることにより、または前記観測装置の電源がONであることにより、または前記圧縮伸張装置の電源がONであることにより、前記検査装置情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御方法。
- 光源装置からの光が観測装置に接続されたスコープの先端へ導かれることにより被観察体を撮像する検査装置を制御する制御装置において、
前記光源装置、前記観測装置、または前記スコープから、前記光源装置、前記観測装置、前記スコープ、または前記圧縮伸張装置に関する情報を示す検査装置情報を取得する検査装置情報取得手段と、
前記検査装置情報取得手段により取得した検査装置情報を格納する検査装置情報データベースを作成する検査装置情報データベース作成手段と、
を備えたことを特徴とする制御装置。 - 前記検査装置情報データベース作成手段は、前記検査装置情報取得手段により取得した検査装置情報が前記検査装置情報データベースに存在しない場合は、新規に検査装置情報を格納することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
- 前記検査装置情報データベース作成手段は、前記検査装置情報取得手段により取得した検査装置情報が前記検査装置情報データベースに存在する場合は、検査装置情報を格納しないことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
- 前記検査装置情報取得手段は、前記観測装置の電源がONでありかつ前記スコープが前記観測装置に接続されたことにより、または前記光源装置の電源がONであることにより、または前記観測装置の電源がONであることにより、または前記圧縮伸張装置の電源がONであることにより、前記検査装置情報を取得することを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の制御装置。
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