JP2004348687A - 検査マネージメント方法及び検査マネージメントシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内視鏡検査マネージメントシステムは主に、院内の他部門とのデータ交換を行うためのGW(ゲートウエイ)1と、検査の受付を行うための受付端末2と、検査を実施する入力/検査端末3と、画像や各種情報の表示・入力を行う検索端末4と、データの記録を行うサーバ5とから構成され、各装置は、HUB7により分配されたネットワーク(LAN)により接続されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療検査を管理する検査マネージメント方法及び検査マネージメントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開2002−73615号公報に示すように、従来から内視鏡検査のワークフローに沿った情報の入力および参照が可能なシステムが存在しており、前記従来例では、検査の実施情報の入力が可能で、入力された実施情報を会計処理に活用することが可能となっている。
【0003】
また、前記従来のシステムにおいては、レポートの入力において、記録した画像のうち、特徴的な画像を、検査の結果を示す代表画像として、レポート情報に添付する(レポート入力画面でレポート情報と同時に画像を表示する)ことが可能となっている。また、どの臓器(部位)で撮影したのかを示すために、別途、シェーマ図上に位置を入力することができるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−73615号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、内視鏡検査の会計処理においては、保険点数上、何臓器に対して医療行ためを実施したのかという情報が必要となっており、臓器数に応じて保険点数が変わってくる。従来、この臓器数の入力に着目し、より正確にかつ効率的に入力が可能となる旨着目したシステムはなかった。
【0006】
また、レポート入力画面にて表示を行う際に、臓器(部位)毎に分けて表示し、どこで撮影したのかを参照し易くしたり、画像を撮影したその場で、又は、撮影の直後にどの臓器(部位)で撮影したのかを入力できるようにし、より正確にかつ効率よく入力が可能となる旨着目したシステムはなかった。
【0007】
特に大腸や気管支は、位置が違っていても撮影される画像の形状が似ているため、時間が経った後から(レポート入力の際に)入力しようとして、撮影位置がどこであったかが判りにくい場合があった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影画面にて画像選択時に、臓器(部位)の選択入力を可能にすることで、撮影時または撮影直後にどの臓器(部位)の画像かを入力でき、より正確にかつ効率よく入力を行うことのできる検査マネージメント方法及び検査マネージメントシステムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の検査マネージメント方法は、
検査に関する画像の記録を行う撮影ステップと、
検査の実施内容の入力・記録を行う実施入力ステップ、または、検査結果であるレポート情報の入力・記録を行うレポート入力ステップと、
を有する検査マネージメント方法において、
前記撮影ステップは、代表画像の選択を行う画像選択ステップと、
選択した画像が撮影された臓器(部位)の位置情報を入力する撮影位置入力ステップと
をさらに有し、
前記実施入力ステップにて、前記撮影ステップにて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと、
または、
前記レポート入力ステップにて、前記撮影ステップにて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと
を特徴とする。
【0010】
本発明の検査マネージメントシステムは、
検査に関する画像の記録を行う撮影手段と、
検査の実施内容の入力・記録を行う実施入力手段、または、検査結果であるレポート情報の入力・記録を行うレポート入力手段と、
を有する検査マネージメントシステムにおいて、
前記撮影手段は、代表画像の選択を行う画像選択手段と、
選択した画像が撮影された臓器(部位)の位置情報を入力する撮影位置入力手段と
をさらに有し、
前記実施入力手段にて、前記撮影手段にて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと、
または、
前記レポート入力手段にて、前記撮影手段にて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと
を特徴する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0012】
第1の実施の形態:
図1ないし図44は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡検査マネージメントシステムの構成を示すブロック図、図2は図1の内視鏡検査マネージメントシステムのソフトウェア構成を示す図、図3は図1の内視鏡検査マネージメントシステムのシステム起動・終了における遷移を表す図、図4は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるシステム起動・終了画面を示す図、図5は図1のサーバ内のデータベースに管理されているテーブル/マスタの構成を示す図、図6は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される検査業務メイン画面を示す図、図7は図6の検査業務メイン画面における遷移を表す第1の図、図8は図6の検査業務メイン画面における遷移を表す第2の図、図9は図6の検査業務メイン画面における遷移を表す第3の図、図10は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される未到着一覧画面を示す図、図11は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される到着患者一覧画面を示す図、図12は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される前処置未登録一覧画面を示す図、図13は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される未撮影一覧画面を示す図、図14は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される実施未送信一覧画面を示す図、図15は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるレポート未送信一覧画面を示す図、図16は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される検査状況一覧画面を示す図、図17は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される部門内オーダ登録画面を示す図、図18は図1の内視鏡検査マネージメントシステムによる検査の流れを示すフローチャート、図19は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される検査中止画面を示す図、図20は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるオーダ詳細確認画面を示す図、図21は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される前処置入力画面を示す図、図22は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される修正ウィンドウを示す図、図23は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される撮影画面を示す図、図24は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される選択メニューを示す図、図25は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される実施入力画面を示す図、図26は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるレポート入力画面を示す図、図27は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される第1の用語ウィンドウを示す図、図28は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される第2の用語ウィンドウを示す図、図29は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるコメントメニューを示す図、図30は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される選択候補ウィンドウを示す図、図31は図26の表示情報の切替ボタンの押下で展開される画面を示す図、図32は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるシェーマ画像の編集ウィンドウを示す図、図33は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される外部画像取り込み用ウィンドウを示す図、図34は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される認証ウィンドウを示す図、図35は図18のステップS4の詳細な流れを示すフローチャート、図36は図18のステップS5の詳細な流れを示すフローチャート、図37は図18のステップS6の詳細な流れを示すフローチャート、図38は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるカンファレンス画面を示す図、図39は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される画像表示画面を示す図、図40は図39の画像比較表示ボタンの押下で展開される画面を示す図、図41は図39の過去検査同時表示ボタンの押下で展開される画面を示す図、図42は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される統計・履歴画面を示す図、図43は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される管理機能画面を示す図、図44は図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるオーダ照合・統合画面を示す図である。
【0013】
図1は本実施の形態の内視鏡検査マネージメントシステムのハードウェア構成を示す。
本内視鏡検査マネージメントシステムは主に、院内の他部門とのデータ交換を行うためのGW(ゲートウエイ)1と、検査の受付を行うための受付端末2と、検査を実施する入力/検査端末3と、画像や各種情報の表示・入力を行う検索端末4と、データの記録を行うサーバ5とから構成され、各装置は、HUB7により分配されたネットワーク(LAN)により接続されている。
【0014】
また各装置は、基本的構成として、パソコン8、PCモニタ9、キーボード10、マウス11を搭載しており、パソコン8に搭載されているLANカード18を経由してネットワークに接続している。
【0015】
GW1は、上記基本構成に加え、UPS(無停電電源)15を備え、不意な停電時等に対応可能となっている。
【0016】
受付端末2は、上記基本構成に加え、磁気カードリーダー12を備えている。この受付端末は、検査の受付業務に使用されるため、部門内の受付窓口等に設置される。
【0017】
入力/検査端末3は、上記基本構成に加え、磁気カードリーダー12、圧縮伸張装置13とを備え、圧縮伸張装置13は、電子内視鏡装置14と映像ケーブルと通信ケーブルをを介して接続されている。また、圧縮伸張装置13は、パソコン8内に搭載されたI/Fカード19を経由してパソコン8と接続されている。この入力/検査端末は、検査時に使用されるため、検査室内に設置される。
【0018】
検索端末4は、上記基本構成のみを備える。おもに、カンファレンス業務に使用されるため、カンファレンス室等に設置される。
【0019】
サーバ5は、上記基本構成に加え、UPS15を備え、不意な停電時等に対応可能となっている。
【0020】
なお、電子内視鏡装置14は、一版に知られている電子内視鏡装置に同様であり詳細には図示しないが、電子内視鏡と映像信号を処理・出力するためのプロセッサ装置とからなる。電子内視鏡は、体内へ挿入するための細長の挿入部とこの挿入部の後端に設けられた操作部とを有し、操作部にはレリーズ指示を行うレリーズスイッチが設けられており、このレリーズスイッチの押操作により画像の記録が可能となっている。
【0021】
図2は、本内視鏡検査マネージメントシステムのソフトウェア構成を示す。各装置内のハードディスク内には、各種のアプリケーションソフト、データベース等がインストールされ、動作するようになっている。
【0022】
GW1上では、GWアプリケーションソフト20が動作する。
サーバ5上のハードディスク24では、データベース21が動作し、また、入力/検査端末3で撮像された圧縮画像22および検査のレポート情報23が記録保存される。
【0023】
受付端末2および入力/検査端末3および検索端末4のソフトウェア構成は共通となっており、これらの装置上では、メインアプリケーションソフト27が動作する。メインアプリケーションソフト27は主に、検査業務DLL(ダイナミックリンクライブラリ)29、カンファレンスDLL30、統計・履歴DLL31、管理機能DLL28からなる。また、ハードディスク35内には、圧縮画像36が一時保存可能である。
【0024】
上記のように、受付端末2および入力/検査端末3および検索端末4のソフトウェア構成は共通である。よって、違いは、何処に設置されるかによって使用目的が異なるのみであるといってよい。
【0025】
ただし、入力/検査端末3のみは、画像記録/圧縮用の圧縮伸張装置13が接続され、検査にて画像の撮像が実施可能になっている点で異なる。この圧縮伸張装置13上では、圧縮伸張装置プログラム37が動作し、装置内のメモリには、圧縮画像38が一時保存可能である。また、圧縮伸張装置13は、電子内視鏡装置14と接続される。
【0026】
次に、本内視鏡検査マネージメントシステムの動作について説明する。
先ず、検査に関する情報であり、また、本システムで管理する対象となる情報の種類について説明する。
【0027】
本システムが管理する情報には、主に、以下1〜4の種類がある。
【0028】
1.患者情報
・ 患者基本情報
1人の患者を特定するための情報であり、「患者ID」「氏名」「生年月日」「性別」等からなる。「患者ID」は、各患者を識別できるように患者に一意に対応した番号である。
【0029】
・ 患者プロフィール情報
患者の特性や状態を表す情報であり、「血液型」「身長/体重」「アレルギー」「障害」「感染症」「疾患、注意事項」「検体検査結果」「前投薬情報」等からなる。
【0030】
2.検査依頼情報
他の診療科から内視鏡部門に対して検査依頼が行われる場合の検査の依頼(オーダー)に関する情報である。オーダーキー情報(「オーダー番号」「発生日時」等)、依頼元情報(「依頼科名」「依頼医師名」「依頼日」等)、オーダー情報(「依頼病名」「検査目的」「検査種別」「検査項目」「検査部位」「コメント」「シェーマ画像」等)、検査予約情報(「検査日」「実施時刻」等)、等からなり、これらは、HIS(ホスピタルインフォメーションシステム)から、部門システムに対して送信される情報である。オーダーキー情報は、1つの検査オーダーを一意に特定するための情報である。
【0031】
3. 検査実施情報(会計情報)
検査の実施内容に関する情報であり、「実施日時」「実施者」「実施場所」、「手技」「薬品」「器材」等からなる。実施した「手技」や、使用した「薬品」「器材」等の情報は、会計の際に使用される情報である。これらの情報は、内視鏡部門のシステムからHISへ送信され、HISの会計システムにて処理がなされる。
【0032】
4. 検査結果情報(報告、レポート情報)
検査結果に関する情報であり、検査依頼に対しての報告(レポート)となる情報である。「報告日」「報告者」「診断」「所見」「処置」「コメント」「検査後注意・指示」「画像」「シェーマ画像」等からなり、これらの情報は、内視鏡部門内の医療用画像ファイリングシステムにて参照できるのに加え、本システムからHISへ送信されることで、各部門システムにおいても参照が可能である。よって、検査依頼を行った部門での検査結果(報告)の参照が可能である。
【0033】
次に、各機能の画面の遷移について説明する。
<システム起動・終了>
図3は、システム起動・終了における遷移を表す。
システム起動・終了画面101を、図4に示す。メインアプリケーションソフト27のDLL28〜31に相当する検査業務アイコン52、カンファレンスアイコン53、統計・履歴アイコン54、管理機能アイコン55を選択し、ユーザIDとパスワードを入力、ログインすると、各機能が起動できる形となっている。
【0034】
図5にサーバ5内のデータベース21に管理されているテーブル/マスタの構成を示す。ユーザIDおよびパスワードは、スタッフマスタ56上に管理されており、入力されたユーザIDおよびパスワードと比較し、差異がなければ、認証できたものとして、各機能を起動する。尚、ユーザIDは、コンボボックス等での選択入力ではなく、直接ID番号の入力が可能であり、選択の煩わしさが軽減されるようになっている。また、終了ボタン65を選択することで、システムの終了が行われる。
【0035】
図6は、検査業務アイコン52を選択し、検査業務メイン画面58が起動した図である。画面左に、検査業務に対応したアイコンが並べられ、選択を行うことで、各画面が起動するようになっている。患者受付アイコン59、前処置入力アイコン60、撮影アイコン61、実施入力アイコン62、レポート入力アイコン63、検査状況一覧アイコン64、検査オーダボタン100がある。
【0036】
図7ないし図9は、検査業務メイン画面における遷移を表したものである。
【0037】
<患者受付>
患者受付アイコン59を選択することにより、未到着一覧画面75が起動する。図10に未到着一覧画面60を示す。本画面では、データベース21内の検査テーブル65に管理される検査の状態および患者マスタ66を参照することにより、未受付の患者のみの一覧67を表示することができる。未受付一覧67のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダ゛詳細確認画面68、検査中止画面69、ワークシート印刷画面70を開くことができる。
【0038】
また、未到着一覧画面60から、到着患者一覧ボタン71を押すことで、図11に示すような到着患者一覧画面72を起動することができる。逆に、到着患者一覧画面72上の未到着患者一覧ボタン74を押すことで、未到着一覧画面60を開くこともできる。
【0039】
到着患者一覧画面には、受付済みの到着患者の一覧73が表示されている。到着患者一覧73は、データベース21内の検査テーブルを参照することで、検査状態が、受付済みの検査のみを表示することができる。
【0040】
<前処置入力>
前処置入力アイコン60を選択することにより、図12に示すような前処置未登録一覧画面76が起動する。前処置未登録一覧画面76は、前処置が未登録である検査の一覧77が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、受付済みかつ前処置の登録が未の状態である検査の一覧が表示できる)。
【0041】
前処置未登録一覧77のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダ詳細確認画面68、検査中止画面69、ワークシート印刷画面70を開くことができるとともに、前処置画面78を開くことができる。
【0042】
また、未到着一覧画面60 ←→ 到着済み一覧画面72 の遷移と同様に、前処置未登録一覧画面76 ←→ 前処置登録済み一覧画面79の切り替えを、処置済み患者一覧ボタン80(未処置患者一覧ボタン)を押すことで、実行することができる。
【0043】
<撮影>
撮影アイコン61を選択することにより、図13に示すような未撮影一覧画面81が起動する。未撮影一覧画面81は、撮影が未である検査の一覧82が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、受付済みかつ撮影が未の状態である検査の一覧が表示できる)。
【0044】
未撮影一覧81のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダ詳細確認画面68、検査中止画面69、ワークシート印刷画面70を開くことができるとともに、撮影画面83を開くことができる。
【0045】
また、MO取り込み画面を開くことで、撮影する替わりに、MOに入れた画像データの登録を行うことができる。また、未到着一覧画面60 ←→ 到着済み一覧画面72 の遷移と同様に、未撮影一覧画面81 ←→ 撮影済み一覧画面85の切り替えを、撮影済み患者一覧ボタン86(未撮影患者一覧ボタン)を押すことで、実行することができる。
【0046】
<実施入力>
実施入力アイコン62を選択することにより、図14に示すような実施未送信一覧画面87が起動する。
【0047】
実施未送信一覧画面87は、実施送信が未である検査の一覧88が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、撮影済みかつ実施情報の登録が未の状態である検査の一覧が表示できる)。
【0048】
実施未送信一覧88のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダ詳細確認画面68、ワークシート印刷画面70を開くことができるとともに、実施画面89を開くことができる。
【0049】
また、未到着一覧画面60 ←→ 到着済み一覧画面72 の遷移と同様に、実施未送信一覧画面87 ←→ 実施登録済み一覧画面90の切り替えを、送信済み検査一覧ボタン91(未送信検査一覧ボタン)を押すことで、実行することができる。
【0050】
<レポート入力>
レポート入力アイコン63を選択することにより、図15に示すようなレポート未送信一覧画面92が起動する。
【0051】
レポート未送信一覧画面92は、レポート送信が未である検査の一覧93が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、撮影済みかつレポート情報の登録が未の状態である検査の一覧が表示できる)。
【0052】
レポート未送信一覧93のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダ詳細確認画面68、または、レポート画面94を開くことができる。
【0053】
また、未到着一覧画面60 ←→ 到着済み一覧画面72 の遷移と同様に、レポート未送信一覧画面92 ←→ レポート登録済み一覧画面95の切り替えを、送信済み検査一覧ボタン96(未送信検査一覧ボタン)を押すことで、実行することができる。
【0054】
<検査状況一覧>
検査状況一覧アイコン64を選択することにより、図16に示すような検査状況一覧画面97が起動する。
【0055】
検査状況一覧画面97は、各検査の状況一覧98が表示可能である(データベース21内の検査テーブル65を参照することで、各検査の状態を取得し、一覧表示ができる)。
【0056】
また、検査状況一覧98のうちの1つを選択することで表示されるメニューを選択することで、その検査に対して、オーダ゛詳細確認画面68、検査中止画面69、前処置画面78、実施入力画面89、撮影画面83、レポート画面94、ワークシート印刷画面70を開くことができる。
【0057】
また、一覧表印刷ボタン99を押すことで、検査状況基地欄画面97に表示されている検査状況一覧の印刷を行うことができる。
【0058】
<検査オーダ>
検査オーダボタン100を押すことで、図17に示すような部門内オーダ登録画面101が起動する。
【0059】
部門内オーダ登録画面101は、HISからのオーダ情報を受信できない場合に、自システムの中で検査オーダを発行するために使用する。患者情報(患者ID、患者名、生年月日、性別、入院/外来区分)102、および検査情報(検査予定日、検査予定時間、検査種別、検査項目、依頼病名、検査理由、依頼時コメント)103、等が入力でき、登録ボタン104を押すことで、入力した情報が検査のオーダとしてデータベース21内に登録される。患者情報102は、患者マスタ66に、検査情報103は、オーダ情報テーブル57にそれぞれ管理される。
【0060】
次に、検査の流れに沿って、動作を説明する。図18は、検査の流れを示す。
【0061】
<ステップ1(S1)>
他の診療科から、内視鏡部門への検査依頼が発生すると、HISから患者情報(患者基本情報、患者プロフィール情報)と、検査依頼情報(オーダー情報、依頼元情報、検査予約情報)が送信され、本システムがこれらの情報を受信する。詳しくは、GW1上のGWアプリケーションソフト20がHISからの情報を受信し、データベース21内の検査テーブル65、患者マスタ66、オーダ情報テーブル57に情報を登録する。
【0062】
患者のプロフィール情報がある場合は、患者マスタにひも付けし、注意事項テーブル105に登録される。
【0063】
また、HISが接続されていないなど、HISからの検査オーダを受信できない場合は、前述の部門内検査オーダ画面101を起動し、部門内でオーダの発行が可能である。
【0064】
検査を中止したい場合は、前述の検査中止画面69を起動する。図19に検査中止画面69を示す。検査中止画面69からは、中止の指示者119、中止日120、中止理由121が入力でき、それぞれ、データベース21内の検査テーブルに登録がなされる。又、検査テーブル上の検査のステイタスは、検査中止の状態に変更される。
【0065】
検査中止においては、以下の条件で制御を行う。
(1)中止が可能であるのは、撮影の開始前までとする。
(2)検査中止は、検査オーダのキャンセルとは処理が異なり、検査オーダの取り消しとはしない(検査の一覧表からは削除しない)。
(3)患者の受付処理後、または、検査の締め切り時間後は、HISからの検査オーダの修正、キャンセルは、不可能とする(検査中止が可能)。
【0066】
このような形とするのは、検査の依頼医と検査スタッフとに情報のずれを生じさせないようにするためである。
【0067】
検査が始まってしまってから、検査オーダが修正されたり、検査オーダが中止されたことが、伝達されない等を防ぐためである。
【0068】
<ステップ2(S2)>
本システムでは、受信した検査予約情報を元に予約の管理を行い、前述のように予定されている検査一覧を各状態にあわせて表示することが可能である。依頼内容の紹介を行うには、オーダ詳細確認画面68を起動する。図20は、オーダ詳細確認画面68を示す。
【0069】
受付端末2、入力/検査端末3は、ともに共通のソフトウェアを搭載しており、受付端末2、入力検査端末3のどちらからでも、(もしくは検索端末4からでも)この画面照会が可能である。
【0070】
オーダ詳細確認画面68は、主に、患者基本情報の表示エリア102、依頼元情報の表示エリア103、オーダ情報の表示エリア104、患者プロフィール情報の表示エリア105、過去検査の表示ボタン106から構成され、データベース21から取得した各情報がそれぞれ表示される。
【0071】
患者プロフィール情報は、データベース21内の注意事項テーブル105から取得表示されるが、表示はオーダ情報が発行された時点の情報と、最新の取得情報108との2つが、取得の日時とともに表示される。これは、検査オーダの発行日から実際の検査日までに期間がある場合、検査オーダの発行時点から、検査日までに患者プロフィール情報の変更が発生している可能性が考えられるためである。
【0072】
また、患者プロフィール情報105の個々の表示においても、それぞれ、状態109、名称(感染症、アレルギー情報、注意事項、障害情報、等)110、とともに検査の日付情報111が表示され、情報のタイムラグについて確認することができるようになっている。これらの各患者プロフィール情報は、データベース21内の注意事項テーブルから取得、表示している。
【0073】
また、患者プロフィールの状態表示109には、“+”、“あり”、“−”、“なし” という結果がはっきりと判明しているもの以外に、“?”、“不明”、“未検査”、“未入力“ という状態表示が容易され、状態を必ず表示するようにしている。
【0074】
よって、” “ のように表示がない時、”−“や”なし“であるのか、情報がないだけで、”−“や”なし“と判断してはいけないのか等、誤解を生じ易い状況を防ぐようにした。
【0075】
<ステップ3(S3)>
次に、検査の前に、患者に対して麻酔等の検査前処置を行う際に使用する画面の説明を行う。
【0076】
前処置入力を行うには、前処置入力画面78を起動する。図21は、前処置入力画面78を示す。
【0077】
この前処置入力画面78も受付端末2、入力検査端末3のどちらからでも(もしくは検索端末4からでも)表示が可能である。
【0078】
前処置入力画面78は、主に、患者基本情報の表示エリア112、検査オーダ情報の表示エリア114、アレルギー情報や疾患・注意事項等の注意事項の表示エリア113、前処置情報の入力を行う前処置実施内容表示エリア115とで構成される。
【0079】
データベース21内の前処置テーブル116から取得した前処置に関する各情報が表示され、また、前処置において実施した項目(投薬の内容)が追加入力可能である。データベース21内の薬剤マスタ154から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、前処置テーブル116に選択した薬剤情報を登録することができる。ここで入力した情報は、データベース21内の前処置テーブル116から後に取得され、検査実施情報とともに、HISへ送信され、会計に使用される。
【0080】
前処置の指示医117、実施者118を入力し、前処置の確認・入力が完了したならば、登録ボタン65を押すことで、情報をデータベース21に登録することができる。また、前処置が完了したとして、検査テーブル65上に管理される検査ステイタスは、前処置済みとなる。
【0081】
また、前処置の実施の際等に追加で判明した患者の注意事項(プロフィール情報)は、受信した注意事項(患者プロフィール情報)に対して修正することができる。前処置画面78上の修正ボタン122を押すと、図22に示すような注意事項(患者プロフィール情報)の修正ウィンドウ123が開く。
【0082】
ここで表示される注意事項のチェックボックス124にチェックをON/OFFすることで、情報の修正登録が可能である。修正された情報は、最新情報として、データベース21内の注意事項テーブル105に登録される。但し、チェックをONする場合はよいが、チェックをOFFする場合は、ユーザIDおよびパスワードの入力を求め、スタッフマスタ56との認証を行うとともに、記録として残すようにした。これは、注意事項を追加してより注意する方向にはよいが、注意事項を外すことによって、本来注意すべき内容に注意が払われないことを防ぐためのものである。
【0083】
<ステップ4(S4)>
次に、図18のステップ4に示す撮影時の動作について説明する。
前述の撮影画面83を起動することで、撮影を行うことができる。図23に撮影画面83を示す。この撮影画面は、各画面の左部で表示している患者情報、検査オーダ情報に加え、右部に検査室/検査装置情報125、撮影画像情報126、検査実施情報入力エリア127、が表示される。
【0084】
この画面が表示されると、検査室に設置されている入力/検査端末3上に、患者情報が送信され、接続されている電子内視鏡装置14上に、患者情報が表示される。
【0085】
さらに、入力/検査端末には、磁気カードリーダー12が接続されているため、患者の磁気カードを挿入し、患者基本情報を入力することで、検査一覧の中から、入力された患者基本情報と一致するものを照合し、自端末への検査の割り振り(引き込み)制御を自動で行うことも可能である。
【0086】
このように検査装置患者情報の送信が完了すれば、実際に検査の実施が可能状態となり、撮影ボタン68を押すことで、撮影を開始することができる。
【0087】
撮影画像表示エリア126には、電子内視鏡装置14にてレリーズが行われる毎に撮影された画像の縮小画像が順次表示されるようになっている。
【0088】
レリーズ時、撮影された画像は、先ず圧縮伸張装置13に取り込まれ、画像の圧縮処理が行われる。圧縮画像は患者基本情報とともに、圧縮伸張装置13内のメモリに一時記録されるとともに、入力/検査端末3のパソコン8内に転送される。もしも、ケーブルの断線等で、画像の転送に失敗するような場合でも、圧縮伸張装置13内のメモリに画像を一時記憶可能なため、撮影は中断することなく実施が可能である。
【0089】
また、入力検査端末3のパソコン8内に転送された画像はハードディスク35内に一時記録され、同時にサーバ5内のハードディスク24内へ転送される。ここでも、ケーブルの断線等で、画像の転送に失敗するようなことがあっても画像データは、入力/検査端末3のハードディスク35内に記憶されているため、撮影等の中断を防ぐことが可能である。
【0090】
前述の縮小画像71は、このハードディスク35に記録された圧縮画像36を伸張表示することによって表示を行っている。
【0091】
そして、電子内視鏡装置14上の検査終了ボタンが押されたことで、撮影処理が終了し、データベース21内の検査テーブル65に管理されている検査のステイタス情報は、撮影終了状態となる。
【0092】
以上の検査における撮影動作の制御は、入力検査端末3上のメインアプリケーションソフト27の検査業務DLL29にて制御されている。
【0093】
撮影された画像は、検査テーブル65上の検査に紐付けられた形で、画像管理テーブル128上に保存位置を示すポインタ情報が登録される。
【0094】
また、この撮影画面において、後述するレポートに添付する画像として、特徴的な代表画像を選択し、登録することができ、選択・登録された画像の縮小画像上には、136に示すように、臓器名が添付される。選択したい画像をマウスでクリックすると、図24の選択メニュー137が表示され、臓器の指定139を行うことで、画像上部に指定した臓器名が表示される。136は、“胃“を指定した状態である。ここで指定した臓器名情報は、データベース21内の選択画像テーブル138内に画像番号とともに登録される。
【0095】
このように、選択した画像に対して臓器名を登録しておくことで、後から参照した場合であっても、どの臓器(部位)の画像であったかがわかる。特に、大腸や気管支鏡検査の場合、撮影される画像の特徴が似ているため、撮影時点で、臓器(部位)名を登録しておくことが有効である。さらに、保険請求上、どの臓器(部位)に対して検査を実施したのか、処置や手術を行ったのかで点数が変化するため、会計処理の際、登録情報が有効になる。さらに、レポート上で、画像を各臓器(部位)毎に分けて表示する等の場合にも、この臓器名の情報が不可欠となる。
【0096】
さらに、特開2001−120498や特開2003−38413号公報に開示されているように、画像上に組織を採取(生検)した位置等のマーキングを行い、この情報をもとに病理部門への検査オーダを発行することが考えられているが、この組織採取(生検)も採取する対象の臓器の数により保険点数が変化するため、会計処理の際、登録情報が有効となる。また、病理部門における会計処理に関しても必要な情報である。
【0097】
また、個々の画像に対しては、コメントを入力することができ、選択メニュー137上のコメント入力140を指定することで、コメント入力用のウィンドウが開き、コメント入力が可能である。ここで入力されたコメントは、データベース21内の画像情報テーブル141に登録される。
【0098】
さらに、選択メニュー137は、縮小画像を選択し、画像表示141を指定することで、原寸大の原画像を表示したり、プリンタ出力/出力解除142を指定することにより、ビデオプリンタへの出力する画像の指定ができる。
【0099】
画像表示141が指定された場合は、サーバ5内の圧縮画像22が取得/伸張処理され、原画像の表示が行われる。又、ビデオプリンタの出力の指定が行われた場合は、データベース21内の選択画像テーブルに登録が行われ、撮影画面上のビデオプリンタ印刷ボタン143を押すことで、ビデオプリンタ出力の選択がされている画像の印刷を行うことができる。
【0100】
また、本撮影画面では、画像の撮影以外に下記(1)〜(5)の情報の入力が可能となっている。
【0101】
これらは、従来、撮影画面からは入力できなかった情報であり、検査後、別の画面からの入力が必要であった。
【0102】
しかし、本来、撮影時にその場所で入力を行うことが、効率よく、間違いなく入力可能であることから、撮影画面での入力を可能とした。
【0103】
(1) 実施医
実施医入力ボタン129を押すことで、検査を実施した医師名の選択を行うウィンドウが開く。医師名の選択が行われると、データベース21内の実施テーブル134に、その情報が登録される。検査は、複数人で行われることがあるため、実施医は、複数人の選択が可能である。
【0104】
(2)使用スコープ
スコープ入力ボタン130を押すことで、検査で使用したスコープを選択するウィンドウが開く(データベース21内のスコープマスタ155から選択候補を取得し表示する)。使用スコープが選択されると、データベース21内の検査スコープテーブル135に、その情報が登録される。スコープは途中で交換することもあるため、複数のスコープが登録可能である。
【0105】
(3) 撮影開始時刻
撮影画面が開かれた時刻が、開始ボタン133の横に表示される。開始ボタン131を押すことで、撮影開始時刻を入力するウィンドウが開き、時刻が変更可能となっている。この撮影開始時刻は、データベース21内の検査テーブル65内に撮影開始時刻が登録される。
【0106】
(4)撮影終了時刻
電子内視鏡装置14上の検査終了ボタンを押すことで、検査終了の時刻が終了ボタン132の横に表示される。また、終了ボタン132を押すことで、撮影終了時刻を入力するウィンドウが開き、撮影終了時刻が変更可能となっている。この撮影終了時刻は、データベース21内の検査テーブル65内に撮影終了時刻が登録される。
【0107】
(5)検査項目
検査項目ボタン133を押すことで、検査項目を選択入力するためのウィンドウが開く。検査項目が選択されると、データベース21内の検査テーブル65内に選択した検査項目が登録される。
【0108】
検査オーダ時に指定されていた検査項目と、実際に実施した検査項目とに差異が生じる場合があり、これを考慮し、撮影画面では、実際に実施した検査項目を選択し、登録することができる(オーダ時は、スクリーニングの予定であったが、病変を発見したため、実際には処置を実施した等の場合)。
【0109】
又、上記(3)撮影開始と(4)撮影終了時刻は、撮影画面を開かずに電子内視鏡14から患者IDを入力して検査した場合等を想定し、自動で時刻の登録が可能である。
【0110】
以下の制御により、各時刻の登録を行っている。
――撮影開始時刻――
Case1 撮影画面を開いた時刻を登録する。
Case2 撮影画面を開いた後、より正確な時刻を記録したい場合は、開始ボタン131により入力を行う。
Case3 撮影画面を開かずに撮影を実施した場合には、1枚目の画像を記録した時刻を登録する。
【0111】
――撮影終了時刻――
Case1 電子内視鏡装置14から検査終了を行った時刻、又は、観測装置の電源がOFFされた時刻を登録する。
Case2 Case1の処理からでなく、より正確な時刻を記録したい場合は、終了ボタン132により入力する。
Case3 撮影画面を開かずに撮影を実施した場合は、Case1に同じ処理となる。
【0112】
<ステップ5(S5)>
次に、図18のステップ5に示す実施情報の入力時の動作について説明する。
【0113】
前述の実施入力画面89を起動することで、実施情報の入力を行うことができる。図25に実施入力画面89を示す。この実施入力画面は、各画面の左部で患者情報、検査オーダ情報を表示するのに加え、右部で検査における実施内容(実施医144、看護師145、手技146、加算147、薬剤148、器材149、スコープ150)の登録が可能となっている。
【0114】
また、前処置入力へのボタン156を押すことで、前処置入力画面78を開くことができる。
【0115】
各ボタン144〜150を押すことで、各情報の入力用ウィンドウが開き、登録する実施情報の選択入力が可能となっている。
【0116】
(1)実施医
データベース21内のスタッフマスタ56から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した実施医情報を登録することができる。
【0117】
但し、撮影画面83にて、既に実施医情報が登録されている場合は、実施入力画面を開いた時点で、その情報を表示することが可能である(また、本画面からの変更登録も可能)。
【0118】
(2) 看護師
データベース21内のスタッフマスタ56から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した看護師情報を登録することができる。
【0119】
(3) 手技
データベース21内の手技マスタ151から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した手技情報を登録することができる。
【0120】
(4) 加算
データベース21内の加算マスタ153から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した加算情報を登録することができる。
【0121】
(5)薬剤
データベース21内の薬剤マスタ154から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した薬剤情報を登録することができる。
【0122】
但し、前処置画面78にて、既に前処置時の薬剤情報が登録されている場合は、実施入力画面を開いた時点で、その情報を表示することが可能である(前処置時に投与した薬剤と、検査実施時に投与した薬剤とは区別するため、本画面からの変更登録はできない)。
【0123】
(6) 器材
データベース21内の器材マスタ152から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル134に選択した器材情報を登録することができる。
【0124】
(7)スコープ
データベース21内のスコープマスタ155から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、検査スコープテーブル135に選択したスコープ情報を登録することができる。
【0125】
但し、撮影画面83にて、既にスコープ情報が登録されている場合は、実施入力画面を開いた時点で、その情報を表示することが可能である(また、本画面からの変更登録も可能)。
【0126】
このようにして、各実施情報を選択入力し、情報の登録を行うと、実施情報の入力が完了し、データベース21内の検査テーブル65内に管理されている検査ステイタスの状態は、実施入力完了状態となる。
【0127】
また、入力された実施情報は、GW1により前処置入力画面78で入力された前処置情報とともに、LANを通してHISに送信が行われる。HISでは、この前処置情報、検査実施情報をもとに会計処理を行い、保険請求点数等の計算処理を行うことが可能である。
【0128】
但し、この前処置情報と検査実施情報の送信に伴って、HISでの会計処理が実施されるため、前処置情報や検査実施情報の変更/修正入力が行われても、既に会計処理済みの場合が生じる。よって、前処置画面78および実施入力画面89にて、一度登録した情報の変更入力がされ、修正登録がされようとする場合は、既に会計済みの可能性がある旨のメッセージを表示し、通知するようにしている。
【0129】
<ステップ6(S6)>
次に、図18のステップ6に示すレポート入力時の動作について説明する。
図26に示すような前述のレポート入力画面94を起動することで、レポートの入力を行うことができる。このレポート入力画面94は、各画面と同様に左部で患者情報、検査オーダ情報を表示するのに加え、右部で検査レポートの内容(所見および処置156、診断157、コメント158)の登録が可能となっている。
【0130】
(1)所見および処置
データベース21内の用語マスタ159から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、実施テーブル所見用語情報テーブル160および処置用語情報テーブル161に選択した所見用語および処置用語を登録することができる。
【0131】
(2)診断
データベース21内の用語マスタ159から選択候補を取得し、ウィンドウに表示し、選択を行うことで、診断用語情報テーブル162に選択した診断用語を登録することができる。
【0132】
所見および処置、診断の選択候補として表示するウィンドウは共通の動作をする。所見入力の例を図27に示す。
【0133】
図27の用語ウィンドウ163は、食道における用語の表示例であり(用語は内視鏡標準用語であるMSTを使用している)、レポート入力画面94上の食道ボタン162を押すことで表示される。また、図28に示す用語ウィンドウ164は、ウィンドウ163上の選択用語の1つである狭窄165を選択した際に開いたウィンドウであるが、例えば、MSTの階層にしたがって、
(臓器)−(用語のグループ)−(所見用語)−(属性のタイトル)−(属性値)−食道−内腔−狭窄−スコープ通過−可能
という内容を入力したいとした場合、ウィンドウ上の入力手順は、次のようになる。
【0134】
手順1 食道ボタン162を押すと、ウィンドウ163が表示される。
手順2 ウィンドウ163上の、狭窄165を選択すると、ウィンドウ164が表示される。
手順3 ウィンドウ164上のスコープ通過“可能”のチェックボックス166にチェックをつける。
(このように、2階層同時に1つのウィンドウで表示する構成としたため、選択の手順は、3回で済む形となる。従来階層に従ってツリーを選択し、入力をしていたが、この場合は5回の入力を要していた。)
また、各臓器(部位)に対しての入力を行っても良いが、各臓器(部位)ともに、正常である場合を考慮して、“全て正常“というメニューを用意してもよい。この場合は、1回のメニュー選択により、各臓器(部位)に対して、”正常”との入力が可能である。
【0135】
(3)コメント
コメントボタン167を押すことで、図29に示すような入力したいコメントの種類を決定するためのコメントメニュー168が表示され、コメントメニュー168上の選択肢を指定することで、テキスト情報の入力用ウィンドウが開き、各種コメント入力を行うことができる。入力されたコメント情報は、データベース21内の病変テーブル168に登録される。
【0136】
検査後指示169を指定した場合の例を図30に示す。選択候補ウィンドウ170の選択候補エリア171には、データベース21内の用語マスタ159から呼び出された定型文が表示され、この定型文の選択によりテキスト情報入力エリア172にセットされる。このテキスト情報入力エリア172内の情報は、フリーテキストにて編集可能である。
【0137】
また、この選択候補ウィンドウ170上には、FollowUp期間(次回検査予定日)の指定エリア173が設けられ、チェックボックス174をチェックし、FollowUp予定の期間175を選択入力することができる。
【0138】
ここで、入力された、フリーテキストの検査後指示情報およびFollowUp期間情報は、データベース21内の病変テーブル168に登録される。
【0139】
特に、FollowUp期間情報は、このように選択式で、情報を登録しておくため、後に検索を行い、FollowUpが必要な患者の一覧を表示することが可能となる。
【0140】
また、各レポート情報(1)〜(3)は、撮影/記録を行った画像を参照しながら入力することができる。
【0141】
レポート入力画面94(図26参照)の左上部にある、表示情報の切替ボタン181を押すと、画面左部の患者情報および検査オーダ情報を表示しているエリアを切り替え、レポートに添付として選択した画像を表示することができる。
【0142】
図31に、表示情報の切替ボタン181(図26参照)を押し、表示を切り替えた状態を示す。撮影画面83にてレポートに添付として選択された画像のポインタ情報が、データベース21内の選択画像テーブル138内に管理されているため、それを参照することで、レポート添付画像182を表示することができる。これらのレポート添付画像が、レポート情報の入力エリアに重ならずに表示可能であるため、画像を参照しながらのレポート情報の入力が可能である。
【0143】
(4)シェーマ
レポート入力画面94の上部にあるシェーマ選択ボタン183を押すことで、シェーマ画像の編集ウィンドウ184を開くことができる。シェーマ画像の編集ウィンドウ184を開いた状態を、図32に示す。シェーマウィンドウ184は、主にレポート添付画像の表示エリア185、シェーマ表示エリア186、編集用ボタン187とからなり、シェーマ表示エリアに表示するシェーマの種類は、シェーマ画像ボタン188を押すことで選択肢が表示され、所望の種類のシェーマ表示が選択可能である。
【0144】
選択したシェーマの種類は、データベース21内の選択シェーマテーブル189に登録される。また、選択したシェーマに対しては、編集用ボタン187を押すことで、編集用のツールが選択でき、直線、矢印、長方形、楕円、テキスト文、等による編集が可能である。シェーマに加えた編集内容は、シェーマとは独立して管理され、データベース21内のシェーマ編集テーブル190に登録が行われる。
【0145】
さらに、シェーマ取り込みボタン191を押すことで、外部画像をシェーマとして取り込みを行うことができ、フロッピーディスク(登録商標)やMOディスク等のオフラインメディアを指定しての画像取り込みが可能である。
【0146】
図33に、シェーマ取り込みボタン191を押し、外部画像取り込み用ウィンドウ192を開いた状態を示す。外部画像を取り込むドライブ、フォルダを指定するボックスにて、取り込み先を選択することで、指定した取り込み先に保存されている画像の一覧194が表示されるようになっており、一覧の中からシェーマとして取り込みたい画像を選択することで、取り込みが可能となっている。取り込みが行われた画像は、サーバ5内のハードディスク24に格納され、ポインタ情報は、データベース21内の選択画像テーブル195に登録される。このように取り込みが完了すると、レポート入力画面94の下部に外部画像アイコン196が表示される。このアイコン196を押すと、取り込んだ外部画像が表示され、参照が可能である。
【0147】
このようにしてレポート情報の入力を終えると最後にレポート入力画面94上の右下部にある登録ボタン176を押すことで、入力した各レポート情報を登録完了することができる。
【0148】
登録ボタン176を押した際には、図34に示す認証ウィンドウ177が表示し、送信者のユーザIDとパスワード179を入力することで認証を行う。認証は、データベース21内のスタッフマスタ56に登録されているスタッフのユーザIDとパスワードと入力情報が一致しているかを確認することで、行なう。
【0149】
また、認証ウィンドウ177上には、レポートステータス178を入力するためのラジオボタンが配置され、このレポートステータスの、中間/最終を選択することで、レポートが中間であるのか、最終レポートであるのかを区別して登録することができる。
【0150】
さらにレポートは上書き登録を禁止し、中間レポートの1版、2版、3版 …、最終レポートの1版、2版、3版 … というように、版管理を行う(履歴管理をする)。
【0151】
データベース21内のレポート管理テーブル181に各レポート情報にリンクしたポインタ情報が管理され、レポートを構築可能となっているが、このレポート管理テーブル181上に前述のレポートステータスとバージョンが管理され、各レポートの上書きなく、履歴を管理することが可能である。
【0152】
<ステップ7(S7)>
このように、送信したレポート情報は、内視鏡部門のシステム内で参照可能となるとともに、GW1によりLANを通してHISに送られ、HISの電子カルテシステムにおいても参照が可能となる。
【0153】
さらに、レポートの登録、送信にあわせ、特開2001−120498号公報や特開2003−38413号公報に開示されているように、レポート情報を基にして、病理オーダの発行(ステップ10(S10))を行ってもよい。病理オーダを発行した場合は、データベース21内の病理オーダ管理テーブル198にその情報を登録し、病理オーダに添付した画像を病理画像テーブル199に登録する。さらに、病理オーダが発行されたことを示すアイコン197を、レポート画面94の下部に表示する。
【0154】
また、レポートを再登録/送信して、版数が上がる場合、病理オーダも同様に再送信が必要かは一意ではない。
【0155】
よって、レポート入力画面上部に、病理オーダを合わせて送信するか否かを決定するチェックボックス200を設け、チェックボックス200にチェックがつけられた時のみ、病理オーダを合わせて発行するように制御している。
【0156】
図35ないし図37は、図18のワークフローの中から、ここまでに説明したステップ4(S4)からステップ6(S6)までを抜き出し、さらに臓器(部位)数に関しての自動入力に関し、詳細なフローを加えたものである。
【0157】
ステップ4(S4)の説明にて、撮影画面において、レポートに添付する画像として、特徴的な代表画像を選択・登録することができ、選択・登録された画像の縮小画像上には、臓器名が添付され、この情報がステップ5(S5)以降の実施入力やレポート入力において有効に活用される旨を説明したが、この図35ないし図37で、その動作について説明する。
【0158】
撮影画面83を起動(218)し、画像の撮影を実施すると、画面上に順次、縮小画像126が表示される。この縮小画像126の中の所望の画像をマウスでクリックする(220)ことで、臓器名の選択肢139が表示され(221)、選択肢139の中から適切な臓器名を選択する(222)と、データベース21内の選択画像テーブル195にその臓器名データが画像番号とともに登録(223)される。画像の選択は、複数行うことができ、複数選択すると、その都度、選択画像テーブル195に情報が追加されていく。又、ここでは、検査終了ボタンを押す(224)の前に、画像選択をする例を記載しているが、検査終了ボタン(224)を押し、撮影終了直後にこの撮影画面83上で引き続き選択入力(220〜223)を繰り返してもよい。
【0159】
このようにして、各選択画像に対して臓器名データが登録されているため、ステップ5(S5)の実施入力と、ステップ6(S6)のレポート入力において臓器に関する自動化が可能となっている。
【0160】
実施入力画面89では、入力する入力項目の1つに、手技146があるが、ここでは、実施した手技の種類と数を入力している。内視鏡検査においては、組織の一部を採取(生検)し、病理部門への組織診検査の依頼を出すケースが頻繁にあるが、この生検の行ためも手技として入力を行っており、生検した臓器の数に応じて保険点数が算定される。同じ臓器から何回もの生検を実施しても点数は変わらないが、異なる臓器から生検を実施した時に始めて点数が加算される。本システムでは、この手技146入力における、生検の臓器数入力が自動化可能である。
【0161】
実施入力画面89を起動(226)し、実施入力画面を開いた際、プログラムはデータベース21内の選択画像テーブル195を確認し、1つ目の選択画像に生検マーキングが加えられているか否かを判断(227)する。
【0162】
生検場所を示すマーキングの入力は、特開2001−120498号公報や特開2003−38413号公報に開示されているように、撮影画面での入力が同様に可能となっているが、ここで、マーキングがあったとすると、臓器数をカウント(229)し、数を+1する。1つ目の画像であるので、同じ臓器名が既に選択済みであるか否かの判断(228)は“NO”となるが、他にも選択画像が有り(230)、生検マーキングがあるか否かの判断(227)を繰り返した際に、既に同じ臓器が選択済みか否かを判断(228)し、“YES”の場合は、臓器数のカウント(数の+1)はスキップする。
【0163】
このようにして、全ての選択画像のチェックを行い、何臓器から生検がおこなわれたのかをカウント可能である。よって、手技146の欄に表示すべき生検の数がわかり、自動で表示(231)を行うことができる。
【0164】
つまり、実施入力画面を開くと最初にこのカウントが行われ、生検マーキングの入力と画像の選択が実施されていれば、自動で、手技146のエリアに表示が行われる。自動で表示がされているので、入力の手間が省け、入力のし忘れを防ぐことができる。これに引き続き他の各実施入力(232A)を行い、実施入力を終了(233)する。また、自動で入力/表示された生検情報は、変更も可能である。
【0165】
次にレポート入力画面94を起動(234)すると、まず、選択画像が有るか否かが判断(235)され、選択画像がある場合は、臓器名に応じた位置に画像が表示(236)される。他にも選択画像がある(238)場合は、この動作を繰り返す。これにより、画像は、臓器毎に区別して表示することができる。つまり、レポート画面94を開くと最初に画像が臓器毎に表示され、続けてレポート情報の入力(238)を行うことができる。図26の240〜242は、選択された画像のアイコンを示しており、この図では、食道の画像として選択された画像が2枚(240と241)と胃の画像として選択された画像が1枚(242)ある状態を示している。このように、撮影画面において、撮影したその場で選択入力しておくことで、後のレポート画面で、自動で臓器毎に表示が可能である。撮影したその場または直後に入力するため、入力のし忘れや間違い等も防止可能であり、また、レポートの画面としても、臓器毎に表示され、見易くレイアウトされている。
【0166】
さらに、本システムでは、入力されたレポート情報を利用しての病理オーダ出力が可能であるが、病理オーダを出力する際に、前述の臓器数情報をあわせて、送信することが可能である。この臓器数の情報は、内視鏡検査においてと同様に、病理組織診検査においても必要な情報であり(保険点数が関わる)、病理オーダのオーダ情報とともに送信することで有効活用が可能である。(病理システムでのカウントが不要になる)
次に記録・保存した画像およびレポート情報の参照および編集の方法について説明する。
【0167】
図38は、システム起動・終了画面101にて、カンファレンスアイコン53を選択し、ログインした際に起動するカンファレンス画面201を示した図である。
【0168】
画面左部には、所望の検査を検索するための検索ボタンのグループ202が用意されており、これらのアイコンを選択することで、所定の条件により、データベース21内が検索され、検索結果が検査一覧203として表示される。
【0169】
検索ボタンのグループ202には、今日、1週間、2週間、レポート未登録、病理依頼検査、条件検索といったボタンが用意され、例えば1週間ボタンを押すことで過去1週間以内に実施された検査の一覧がリスト表示され、例えば、条件検索ボタンを押した場合には、各種の入力条件にて絞り込み検索を行った結果、該当する検査の一覧が203に表示される。
【0170】
このようにして、一覧表示表示した検査203のうちの1つをクリックすると、画像を表示するか、レポートを表示するかを選択するメニューが表示されるため、どちらかを選択し、画像またはレポートの表示画面を起動する。
【0171】
メニューから“画像表示“を選択し、起動した画像表示画面204を図39に示す。レイアウトは、撮影画面と類似しているが、検査実施情報(実施医、使用スコープ、撮影開始/終了時間、等)の入力機能がない点で異なっている。
【0172】
また、カンファレンス用に機能が追加されており、患者変更ボタン205を押すことで、一覧表示した検査203の中で、前の/次の検査の画像を表示することができる。
【0173】
また、選択した画像を、フロッピーディスクや、MOディスクにコピーするための機能が用意されており、画像の選択後、画像コピーボタン206を押すことで、コピー先、形式等を指定するウィンドウが開くことができる。
【0174】
また、画像のコピーの際には、図34に示すような形(レポートステイタスの入力エリアはない)で、ユーザとパスワードを認証し、画像持ち出しのセキュリティを確保している。
【0175】
画面上部には、レイアウトの変更用に、レポート表示ボタン207、画像比較表示ボタン208、過去検査同時表示ボタン209、が用意されており、それぞれのボタンを押すことで、画面のレイアウトを次のように変更することができる。
【0176】
(1)レポート表示ボタン207を押すと → レポート入力画面94が開く(複数の医師間でのカンファレンスを行った結果、検査結果(レポート)情報を編集する必要があれば、変更しての入力が可能である。この場合、編集された情報は、バージョン管理がなされ、変更前の情報とは、別の版数で管理される)。
【0177】
(2)画像比較表示ボタン208を押すと、 図40に示すレイアウトとなり、画像の比較表示が可能である。
【0178】
(3)過去検査同時表示ボタン209を押すと、 図41に示すレイアウトとなり、同一患者の過去の検査の画像群と同時に表示を行うことが可能である。
【0179】
以上の制御は、検索端末4(もしくは入力検査端末3)上のメインアプリケーションソフト27のカンファレンスDLL30にて制御されており、表示情報はデータベース21から呼び出されまた、編集入力された各種情報は、データベース21に登録される。また、この編集情報は、受付GW1上の受付処理アプリケーションソフト20によって、HISへ転送される点も同様である。
【0180】
次に統計・履歴機能の代表的機能であるスコープ履歴機能について説明する。
図42は、システム起動・終了画面101にて、統計・履歴アイコン54を選択し、ログインした際に起動する統計・履歴画面を示した図である。画面左部には、各統計・履歴機能選択用のアイコン群211が用意されており、月報/年報/実施一覧(日報)の出力機能、データのEXCEL形式での出力機能、前述のFollowUp患者のFollowUp期間(予定日)による検索機能、スコープ履歴表示機能が動作する。
【0181】
この図42では、さらに、画面左部のアイコン群の中から、スコープ履歴アイコン210を選択した状態を示している。
【0182】
スコープ履歴アイコン210が選択されると、画面右部には、スコープ名と共に、管理番号、シリアルNo.、使用開始日、使用回数、使用時間、保険請求合計額(参考値)のリストが表示される。これらは、データベース21内の検査スコープテーブル135とスコープマスタ155から呼び出した情報を表示したものである。
【0183】
撮影画面83または、実施入力画面89にて、検査での使用スコープが登録され、また、撮影画面83にて検査開始/終了時間が登録され、さらに、実施入力画面89にて、検査で実施した検査の手技情報が登録されていることから、各スコープの使用開始日、使用回数、使用時間、保険請求合計額は、算出が可能となっている(手技マスタ151には、各手技に対する保険点数が登録されている)。
【0184】
次に管理機能の代表的機能であるオーダ照合・統合機能について説明する。
図43は、システム起動・終了画面101にて、管理機能アイコン55を選択し、ログインした際に起動する管理機能画面を示した図である。画面左部には、各管理機能選択用のアイコン群212が用意されており、オーダ照合・統合機能、アカウント設定機能、マスタ設定機能、オプション機能が動作する。
【0185】
アカウント設定機能は、本システムのユーザアカウントの登録、変更、削除やユーザレベル、権限に関する設定を行うことができ、データベース21内のスタッフマスタ56の内容にアクセス可能となっている。
【0186】
マスタ設定機能は、各マスタ検査種別、検査項目、手技、加算、薬剤、器材などの登録、変更、削除を行うことができ、データベース21内の検査種別マスタ213、検査項目マスタ214、手技マスタ151、加算マスタ153、薬剤マスタ154、器材マスタ152、注意事項マスタ215、スコープマスタ155、用語マスタ159の内容にアクセス可能となっている。
【0187】
オプション機能は、任意のアプリケーションを設定しておくことにより、設定したアプリケーションをアイコンの選択により起動できる機能である。
【0188】
この図43では、さらに、画面左部のアイコン群212の中から、オーダ照合・統合アイコン213を選択した状態を示している。
【0189】
オーダ照合・統合アイコン213が選択されると、画面右部には、前述の部門内オーダ登録画面101にて発行された部門内オーダと、オーダがない状態で観測装置14にて検査を開始した画像のみ検査との一覧214が表示されている。これらは、データベース21内の検査テーブル65に管理されている検査のステイタス情報を参照し、表示が可能となっている。
【0190】
部門内オーダは、HISからのオーダ情報を受信できない場合に、自システムの中で検査オーダを発行するために使用されるが、HISからの正式なオーダを受信した後で、部門内オーダと正式オーダの照合を行い、一体化させることができる。具体的には、部門内オーダにひも付けられていたの各種のリンク情報で、かつオーダ情報テーブル57以外のテーブル内の情報を、正式オーダに紐付けることで、照合を行うことができる。画像のみ検査とオーダとの照合、画像のみ検査の他のオーダへの統合も同様である。
【0191】
図44は、図43の一覧214の中から照合・統合を行いたい検査をクリックし、選択した際に起動するオーダ照合・統合画面を示す。
【0192】
画面左部には、選択した照合・統合したい検査の検査情報215が表示され、画面右部には照合・統合の候補一覧216が表示される。ここで、照合・統合先の検査を1つ選択し、チェックボックスにチェックつけ、照合・統合ボタン217を押すことで、照合・統合が完了する(照合・統合前の検査にひも付いていた各種テーブルのリンク情報が、照合・統合先のオーダに紐付けされる)。
【0193】
以上のように本実施の形態では、撮影画面にて画像選択時に、臓器(部位)の選択入力ができるようにしたため、撮影時または撮影直後にどの臓器(部位)の画像かを入力でき、より正確にかつ効率よく入力を行うことができる。
【0194】
さらに、撮影画面で入力された臓器(部位)の情報を利用し、実施情報の自動入力(表示)を行うようにしたため、より正確に、かつ効率よく、実施情報の入力および会計処理が可能である。
【0195】
さらに、撮影画面で入力された臓器(部位)の情報を利用し、レポート入力画面で、画像を臓器(部位)毎に分けて表示できるようにしたため、より正確でかつ効率のよいレポート入力が可能である。
【0196】
第2の実施の形態:
図45ないし図52は本発明の第2の実施の形態に係わり、図45は内視鏡マネージメントシステムの構成を示すブロック図、図46は図45の内視鏡マネージメントシステムのソフトウエアの構成を示す図、図47は図45の内視鏡マネージメントシステムで展開される撮影画面を示す図、図48は図47の撮影画面から展開された検査のオーダ情報を参照できる画面を示す図、図49は図47の撮影画面から展開された検査画像をインデックス画像で一覧表示する画面を示す図、図50は図47の撮影画面から展開された検査時に実施した実施情報を入力する画面を示す図、図51は第1の実施の形態のデータの入力業務の流れを説明する図、図52は第2の実施の形態のデータの入力業務の流れを説明する図である。
【0197】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0198】
図45は、本実施の形態の形態の内視鏡マネージメントシステムのハードウエア構成を示す。
【0199】
第1の実施の形態と異なる点を説明する。本実施の形態では、図45に示す圧縮伸張装置13はパソコン機能を有し、GUI画面を表示する表示部を有するタッチパネル301が接続される。このタッチパネル301は、第1の実施の形態のPCモニタ9と異なり、検査ベッドの近くに設置される。
【0200】
図46は内視鏡マネージメントシステムのソフトウエアの構成を示す。サーバ5は、HTTPサーバ501、サーバプログラム502とデータベース503がインストールされて動作するようになっている。
【0201】
圧縮伸張装置13は、Webブラウザ機能504を実装し、HUB7を介してHTTPサーバ501からHTMLデータ505をダウンロードする。サーバ5内では、サーバプログラム502が起動し、HTTPサーバ501にHTMLデータ505を生成する。これにより、画像圧縮装置1に接続されたタッチパネル301上に、HTMLデータ505を表示することが可能になっている。
【0202】
電子内視鏡装置14からの画像データは、画像圧縮保存プログラム506により、サーバ5内のデータベース503にアクセスし、サーバ5に圧縮画像600を保存するようになっている。
【0203】
次に本実施の形態の内視鏡マネージメントシステムの動作について説明する。
圧縮伸張装置13を起動すると、タッチパネル301上にメインの画面が起動し、検査オーダの一覧が表示されるようになっている。一覧の表示については、第1の実施の形態で説明したように未実施の一覧と実施済みの一覧の表示の切り替えが可能となっている。
【0204】
未実施一覧から、検査オーダを選択すると、タッチパネル301上に図47に示すような撮影画面1011が表示される。撮影画面1011では、検査画像の原画表示1012、インデックス画像表示1013、レポートヘの貼り付け選択1014、画像臓器名1015の入力/表示、オーダの検査項目1016の入力/表示、主治医1017・看護師1018の入力/表示、使用スコープ1019の入力/表示、検査時間1020の入力/表示、報告書に必要な診断情報1021の入力/表示が可能になっている。
【0205】
撮影画面1011に表示する検査画像は、サーバプログラム502がデータベース503にアクセスし、選択された検査オーダに関連する画像を検索し表示するようになっている。
【0206】
原画像表示1012では、検査時の最新の画像を表示するかもしくはインデックス画像1013を選択することにより原画像の表示が可能である。
【0207】
撮影画面1011では、図47のマーキング1026に示すように画像上へのマーキングの入力が可能になっており、タッチパネル301に触れて、始めてマーキングの入力を行うと、臓器名を選択するための入力画面が起動する。2個目以降は、画像臓器名の入力画面は起動しない。臓器名を変更する場合は、画像臓器名を押下することで、臓器名の入力画面が起動し、変更することが可能である。
【0208】
マーキング1026のデータは、画像上での位置情報を検知し、サーバ5内のデータベース503に位置情報を記録管理している。タッチパネル301上でマーキングしたデータに再度触れることにより、マーキング1026のデータを削除することが可能である。
【0209】
生検した場合、生検した箇所の臓器は、病理検査や医事会計での臓器数での算定に必要とされるため、画像と関連付けて記録管理し、生検した箇所の臓器名をレポート情報、病理依頼情報、医事会計に送信する実施情報として出力することが可能である。検査後に作成するレポート、病理依頼票、実施情報の作成については、第1の実施の形態の説明と同様である。
【0210】
図47に示すレポート添付貼り付け選択1014のチェックボックスでは、レポートに貼り付けるかの選択が可能である。これは、検査時に着目した画像を検査後に作成するレポートに添付するためである。これにより、検査中でのレポート情報の作成が可能になる。
【0211】
図47に示すオーダの検査項目1016、主治医1017・看護師1018、使用スコープ1019、検査時間1020、報告書に必要な診断情報1021については、タッチパネル301上で押下することで、入力するウィンドウが起動し、データの項目を選択することが可能である。
【0212】
図47の登録ボタン1025を押下することにより、入力したデータをサーバ5内のデータベース503に記録管理する。
【0213】
図47に示す一覧ボタン1022を押下すると、タッチパネル301上に図48に示すようなインデックス画像1027の一覧表示が可能である。インデックス画面1027を選択すると、選択した画像を図47に示すような撮影画面1011で表示する。又、一覧画面にある戻るボタン1028を押しても図47に示すような撮影画面1011に遷移する。
【0214】
図47に示す依頼確認ボタン1023を押下すると、タッチパネル301上に図49に示すオーダ詳細画面1029を表示する。オーダ詳細画面1029では、患者基本情報1030、依頼元情報1031、オーダ詳細情報1032、感染症1033・薬物アレルギー1034・注意する疾患情報1035・障害情報1036を含めた患者プロフィール情報1037の確認が可能である。図49に示す戻るボタン1038を押下すると、撮影画面1011に遷移する。
【0215】
図47に示す実施入力ボタン1024を押下すると、タッチパネル301上に図50に示すような実施情報の入力画面1039が起動する。図50では、例として薬剤1040の入力画面を示す。入力のタブを切り替えることで、使用した薬剤1040、実施した手技1041・加算1042、使用した器材1043の入力が可能である。図50の戻るボタン1044を押下すると撮影画面1011に遷移する。
【0216】
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明したオーダ情報の確認画面、検査画像の確認画面、実施情報の入力画面、レポート情報の入力画面の機能を実装しており、タッチパネル301上で各画面を表示し、データの入力や参照が可能になっている。
【0217】
図51は、第1の実施の形態の入力業務の説明である。第1の実施の形態では、オーダ入力から実施入力、レポート入力を全てPC端末を使用して入力している。図52は、第2の実施の形態の入力業務の説明を示す図である。
【0218】
第1の実施の形態と異なるのは、ベッドサイドでのタッチパネル301を利用すると検査中での即時に検査オーダの参照や実施情報の即時入力、レポート情報の即時入力が可能になり、又、検査直後でも実施入力、レポート情報の入力が可能になる。又、図51の第1の実施の形態と比較すると、本実施の形態では、検査中/検査直後に入力することができ、検査後にPC端末で入力する場合の作業の簡略化やデータ入力の漏れを防ぐことで実施情報のより正確な入力が可能になる。
【0219】
以上の説明したように本実施の形態では、タッチパネル301を検査ベッド脇に配置することで、より正確でスムーズな実施情報の入力、レポート情報の入力が検査中/検査直後にできるという効果がある。さらに、検査室でのPCでのキーボード操作やマウスを使用しないため省スペースが図れる効果がある。
【0220】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0221】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、撮影時または撮影直後にどの臓器(部位)の画像かを入力でき、より正確にかつ効率よく入力を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡検査マネージメントシステムの構成を示すブロック図
【図2】図1の内視鏡検査マネージメントシステムのソフトウェア構成を示す図
【図3】図1の内視鏡検査マネージメントシステムのシステム起動・終了における遷移を表す図
【図4】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるシステム起動・終了画面を示す図
【図5】図1のサーバ内のデータベースに管理されているテーブル/マスタの構成を示す図
【図6】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される検査業務メイン画面を示す図
【図7】図6の検査業務メイン画面における遷移を表す第1の図
【図8】図6の検査業務メイン画面における遷移を表す第2の図
【図9】図6の検査業務メイン画面における遷移を表す第3の図
【図10】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される未到着一覧画面を示す図
【図11】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される到着患者一覧画面を示す図
【図12】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される前処置未登録一覧画面を示す図
【図13】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される未撮影一覧画面を示す図
【図14】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される実施未送信一覧画面を示す図
【図15】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるレポート未送信一覧画面を示す図
【図16】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される検査状況一覧画面を示す図
【図17】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される部門内オーダ登録画面を示す図
【図18】図1の内視鏡検査マネージメントシステムによる検査の流れを示すフローチャート
【図19】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される検査中止画面を示す図
【図20】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるオーダ詳細確認画面を示す図
【図21】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される前処置入力画面を示す図
【図22】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される修正ウィンドウを示す図
【図23】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される撮影画面を示す図
【図24】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される選択メニューを示す図
【図25】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される実施入力画面を示す図
【図26】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるレポート入力画面を示す図
【図27】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される第1の用語ウィンドウを示す図
【図28】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される第2の用語ウィンドウを示す図
【図29】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるコメントメニューを示す図
【図30】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される選択候補ウィンドウを示す図
【図31】図26の表示情報の切替ボタンの押下で展開される画面を示す図
【図32】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるシェーマ画像の編集ウィンドウを示す図
【図33】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される外部画像取り込み用ウィンドウを示す図
【図34】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される認証ウィンドウを示す図
【図35】図18のステップS4の詳細な流れを示すフローチャート
【図36】図18のステップS5の詳細な流れを示すフローチャート
【図37】図18のステップS6の詳細な流れを示すフローチャート
【図38】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるカンファレンス画面を示す図
【図39】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される画像表示画面を示す図
【図40】図39の画像比較表示ボタンの押下で展開される画面を示す図
【図41】図39の過去検査同時表示ボタンの押下で展開される画面を示す図
【図42】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される統計・履歴画面を示す図
【図43】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開される管理機能画面を示す図
【図44】図1の内視鏡検査マネージメントシステムで展開されるオーダ照合・統合画面を示す図
【図45】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡マネージメントシステムの構成を示すブロック図
【図46】図45の内視鏡マネージメントシステムのソフトウエアの構成を示す図
【図47】図45の内視鏡マネージメントシステムで展開される撮影画面を示す図
【図48】図47の撮影画面から展開された検査のオーダ情報を参照できる画面を示す図
【図49】図47の撮影画面から展開された検査画像をインデックス画像で一覧表示する画面を示す図
【図50】図47の撮影画面から展開された検査時に実施した実施情報を入力する画面を示す図
【図51】第1の実施の形態のデータの入力業務の流れを説明する図
【図52】第2の実施の形態のデータの入力業務の流れを説明する図
【符号の説明】
1…GW
2…受付端末
3…入力/検査端末
4…検索端末
5…サーバ
Claims (3)
- 検査に関する画像の記録を行う撮影ステップと、
検査の実施内容の入力・記録を行う実施入力ステップ、または、検査結果であるレポート情報の入力・記録を行うレポート入力ステップと、
を有する検査マネージメント方法において、
前記撮影ステップは、代表画像の選択を行う画像選択ステップと、
選択した画像が撮影された臓器(部位)の位置情報を入力する撮影位置入力ステップと
をさらに有し、
前記実施入力ステップにて、前記撮影ステップにて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと、
または、
前記レポート入力ステップにて、前記撮影ステップにて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと
を特徴とした検査マネージメント方法。 - 検査に関する画像の記録を行う撮影手段と、
検査の実施内容の入力・記録を行う実施入力手段、または、検査結果であるレポート情報の入力・記録を行うレポート入力手段と、
を有する検査マネージメントシステムにおいて、
前記撮影手段は、
代表画像の選択を行う画像選択手段と、
選択した画像が撮影された臓器(部位)の位置情報を入力する撮影位置入力手段と
をさらに有し、
前記実施入力手段にて、前記撮影手段にて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと、
または、
前記レポート入力手段にて、前記撮影手段にて入力した撮影位置を利用してデータの制御を行うこと
を特徴とした検査マネージメントシステム。 - 前記実施入力手段または前記レポート入力手段は、前記検査が実施される検査ベッド近傍に設けられた表示手段を有するタッチパネルである
ことをを特徴とした請求項2に記載の検査マネージメントシステム。
Priority Applications (1)
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JP2008113713A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Pentax Corp | ユーザ認証装置 |
JP2009265531A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Olympus Corp | 内視鏡装置およびプログラム |
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-
2003
- 2003-05-28 JP JP2003151483A patent/JP2004348687A/ja active Pending
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