JP2011093697A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙カセットの媒体の残量を容易に確認できるようにする。
【解決手段】媒体を載置する積載板を有する給紙カセットを装着したとき、ロック機構が解除された付勢手段で該積載板を上昇させて載置された媒体を給紙手段まで上昇させる画像処理装置において、前記給紙カセットの装着を検知する給紙カセット装着検知手段と、前記積載板に載置された媒体が前記給紙手段まで上昇したことを検知する媒体上昇検知手段と、前記付勢手段による積載板の上昇速度を規制する上昇速度規制手段と、前記給紙カセット装着検知手段が給紙カセットの装着を検知してから前記媒体上昇検知手段が媒体の上昇を検知するまでの時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段で計測された時間に基づいて給紙カセット内の媒体量を導出する制御手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、媒体を積載する給紙カセットを有する画像処理装置に関する。
従来の画像処理装置は、着脱可能な給紙カセットに積載された残量に応じて変位する積載板を備え、その積載板に連動する表示針の位置により媒体の残量を給紙カセットの前面側に設けられた表示窓に表示するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−32353号公報(段落「0014」〜段落「0017」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、媒体の残量を表示する表示窓が給紙カセットの前面に形成され、またその給紙カセットは装置の下部に配置されているため、ユーザが装置を操作する装置本体の正面上方からでは装置の下部に配置されている給紙カセットの媒体の残量が確認し難いという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、給紙カセットの媒体の残量を容易に確認できるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、媒体を載置する積載板を有する給紙カセットを装着したとき、ロック機構が解除された付勢手段で該積載板を上昇させて載置された媒体を給紙手段まで上昇させる画像処理装置において、前記給紙カセットの装着を検知する給紙カセット装着検知手段と、前記積載板に載置された媒体が前記給紙手段まで上昇したことを検知する媒体上昇検知手段と、前記付勢手段による積載板の上昇速度を規制する上昇速度規制手段と、前記給紙カセット装着検知手段が給紙カセットの装着を検知してから前記媒体上昇検知手段が媒体の上昇を検知するまでの時間を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段で計測された時間に基づいて給紙カセット内の媒体量を導出する制御手段とを備えたことを特徴とする。
このようにした本発明は、給紙カセットの媒体の残量を容易に確認できるようになるという効果が得られる。
第1の実施例における画像処理装置の制御系の構成を示すブロック図 第1の実施例における画像処理装置の断面図 第1の実施例における給紙カセットの要部斜視図 第1の実施例における媒体サイズセンサの斜視図 第1の実施例における媒体サイズセンサの説明図 第1の実施例における給紙カセットの断面図 第1の実施例における給紙カセット装着時のタイムチャート 第1の実施例におけるセンサの検知時間と媒体積載量の関係を示すグラフ 第1の実施例における給紙カセットのギアの動作を示す説明図 第1の実施例における表示部の表示例を示す説明図 第2の実施例における給紙カセットの斜視図 第2の実施例における給紙カセットの斜視図 第2の実施例におけるセンサの検知時間と媒体積載量の関係を示すグラフ
以下、図面を参照して本発明による画像処理装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における画像処理装置の制御系の構成を示すブロック図、図2は第1の実施例における画像処理装置の断面図である。なお、本実施例では、画像処理装置を電子写真方式のプリンタとして説明する。
図1および図2において、制御部29は、マイクロコンピュータ等からなり、メモリ等の記憶部30に記憶された制御プログラムに基づいて画像処理装置100全体の動作を制御するものである。
この制御部29は、制御部29に接続された検出センサ22、23、24、25、26、給紙カセット1に収納されている媒体に当接して媒体の有無を検知する媒体有無センサ70、および給紙カセット1に収納されている媒体のサイズを検知する媒体サイズセンサ71からの信号により、媒体の位置、給紙カセット1内の媒体の有無、媒体のサイズを確認する。
また、制御部29は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の各色の現像ユニット42K、42Y、42M、42C内にある帯電ローラ43と現像ローラ44、転写ローラ45、LED(Light Emitting Diode)を光源とする印刷ヘッド47、定着器48および図2では図示していない定着モータ46、転写モータ52、ドラムモータ53、給紙モータ54、搬送モータ55等の各種モータ、図2では図示していない排気用ファン49および吸気用ファン50等を制御する。
さらに、制御部29は、外部装置からの入力信号を入力するためのIF(インターフェイス)部32を介して入力された印刷データおよび制御コマンドにしたがって画像データを生成する処理を行い、生成された画像データを印刷制御部37へ出力する。
表示部31は、画像処理装置100の前面上部に配置された操作パネルにおける液晶ディスプレイ等の表示手段であり、画像処理装置100の状態等を表示する。また、表示部31の近傍にはタッチパネルや操作ボタン等の入力手段が配置され、各種設定を設定、変更する操作を受付けることができるようになっている。
印刷制御部37は、制御部29が出力した画像データを入力し、その画像データを印刷ヘッド47へ送出する。
印刷ヘッド47は、送られてきた画像データに基づいてLEDの発光制御を行い、帯電ローラ43によって帯電された感光ドラム20の表面上に文字や図形などの画像データをドットイメージの静電潜像として形成する。
モータ制御部36は、画像処理装置100内の定着モータ46、転写モータ52、ドラムモータ53、給紙モータ54、および搬送モータ55の各種モータを制御して媒体を搬送するための給紙ローラ10、11、搬送ローラ12、14、15、16、17、感光ドラム20、現像ローラ44、転写ローラ45、転写ベルト57、および定着器48を駆動する。
ファン制御部39は、装置後方に配置された図2では図示していない排気用のファン49および装置前方に配置された図2では図示していない吸気用のファン50を装置の状態に応じて制御する。
感光ドラム20は、モータ制御部36の指示により図2では図示していないドラムモータ53によって回転し、帯電用駆動制御部33の指示による帯電ローラ43の動作によって一様に帯電され、印刷ヘッド47によって表面に静電潜像が形成される。
感光ドラム20の表面上に形成された静電潜像は、現像用駆動制御部34の指示により制御される現像ローラ44によって静電潜像に対応する部分にトナーカートリッジ56K,56Y,56M,56Cから供給される現像剤としてのトナーが付着され、トナー像が形成される。
感光ドラム20の表面上に形成されたトナー像は、転写用駆動制御部35の指示により制御される転写ローラ45によって電圧が印加され、媒体に転写される。
一方、トナー像が転写される媒体は、給紙カセット1の積載板2上に載置され、バネ2aによって給紙ローラ11に押圧されている。モータ制御部36の指示により図2では図示していない給紙モータ54を回転すると、検出センサ23により同期がとられ、給紙ローラ10、11、搬送ローラ12、14を駆動して感光ドラム20と転写ベルト57の間に搬送されて感光ドラム20の表面上に形成されたトナー像が転写される。
さらに、トナー像が転写された媒体は、定着モータ46で駆動される定着器48に搬送される。定着用駆動制御部38の指示により定着器48は、転写ローラ45で媒体に転写されたトナー像を加圧および加熱して定着させる。トナー像が定着された媒体は、搬送ローラ15、16、17によって装置外へ排出される。
また、トナー像を転写した後の感光ドラム20の表面に残ったトナーは、クリーニングブレード58によって清掃され、清掃後の感光ドラム20は再び帯電ローラ43の動作により帯電される。
このようにして、制御部29は画像処理装置100の一連の動作を制御し、IF部32からの印刷データがなくなるまで上述した動作を繰り返す。
次に、給紙カセット1を図3の第1の実施例における給紙カセットの要部斜視図、図4の第1の実施例における媒体サイズセンサの斜視図、図5の第1の実施例における媒体サイズセンサの説明図、図6の第1の実施例における給紙カセットの断面図に基づいて説明する。
図3において、給紙カセット1には、ユーザが媒体サイズを設定するための媒体サイズダイアル7が前面に回転可能に支持されている。この媒体サイズダイアル7は、図4および図5に示すように画像処理装置100の本体フレーム80に固定されている4ビットの情報量を持つ媒体サイズセンサ71と対向するように配置され、給紙カセット1を装置の本体に装着すると媒体サイズダイアル7で媒体サイズ毎に設定された突起部7aが媒体サイズセンサ71の各ボタンをオン(押圧)/オフ(非押圧)するようになっており、媒体サイズセンサ71はオン/オフされた各ボタンにより給紙カセット1に収納される媒体のサイズを検知できるようになっている。したがって、媒体サイズセンサ71は給紙カセット1に収納される媒体のサイズを検知するとともに給紙カセット1が装置本体に装着されたことを検知する給紙カセット装着検知手段としても機能する。
また、給紙カセット1は、回転支点(図2に示す回転支点2b)で回動可能に構成された積載板2、積載板2の回動に連動するシャフト72、シャフト72と同期して回転するギア6、ギア6と噛合するギア5、ギア5と同軸上にある大小の2段ギア構造を有するラチェットギア74、ギア5と噛合するギア4、ラチェットギア74の小ギアと噛合し、ギア4と同軸上のギア75、およびそのギア75と噛合し、ダンパ機構に接続されているダンパギア3から構成されている。
ギア75は、ギア4との間でワンウェイクラッチ機構になっており、図中反時計方向の一方向にのみ連動するようになっている。
ロック機構としてのロックレバー8は、給紙カセット1の支点部73に回動可能に取り付けられ、バネ9により一端部が図中上方向に付勢されている。バネ9により一端部が図中上方向へ持ち上げられている場合、ロックレバー8の他端部はラチェットギア74の大ギアに係合し、ラチェットギア74を固定して積載板2の自由端部の上昇を規制する。
媒体の補給等で給紙カセット1を装置本体外へ引き出す場合、図示しない装置本体に設けられたガイドによりシャフト72は引き下げられる。その際、シャフト72と連動してギア6が図中時計方向、ギア5が図中反時計方向、ギア4が図中時計方向へ回転するが、ギア75は空転する。
給紙カセット1が装置本体から引き抜かれ、ガイドから解放されると積載板2を付勢している図2に示すバネ2aによって、ギア類は積載板2を押し上げる方向に回転しようとするが、ギア4とギア75が連動する方向はラチェットギア74が固定されているため、ギア類の回転が規制されて積載板2は下限位置で保持される。
給紙カセット1を装置本体に装着する場合、図6に示すようにラチェットギア74を固定しているロックレバー8の係合部が給紙ローラユニット76と連動するガイドローラ77により押し上げられ、ラチェットギア74の固定が解除されるとともに媒体サイズダイアル7で設定された突起部7aが媒体サイズセンサ71の各ボタンをオン(押圧)/オフ(非押圧)し、媒体サイズセンサ71は給紙カセット1が装置本体に装着されたことを検知する。
なお、ガイドローラ77によりロックレバー8の係合部を押し上げてラチェットギア74の固定を解除するタイミングと媒体サイズセンサ71により給紙カセット1が装置本体に装着されたことを検知されるタイミングが略同時になるようにガイドローラ77ならびにロックレバー8、および媒体サイズセンサ71が配置されている。すなわち、媒体サイズセンサ71が突起部7aの押圧を検知する給紙カセット1の位置と、ロックレバー8の係合部が給紙ローラユニット76と連動するガイドローラ77により押し上げられ、ラチェットギア74の固定が解除される給紙カセット1の位置とが略一致するようにガイドローラ77ならびにロックレバー8、および媒体サイズセンサ71が配置されている。
ラチェットギア74の固定が解除されるとギア類は回転し、バネによって付勢されている積載板2は持ち上げられる。このとき積載板2の上昇速度は、上昇速度規制手段としてのダンパ機構により規制される。
持ち上げられた積載板2は給紙ローラユニット76を持ち上げるため、ガイドローラ77も連動して上昇し、ガイドローラ77によって押し付けられていたロックレバー8はラチェットギア74と係合する方向に回転し、積載板2の上昇も停止する。
積載板2が上昇するとその積載板2に載置された媒体は給紙手段としての給紙ローラ11まで上昇し、その媒体が媒体有無センサ70に当接することにより、媒体の存在が検知できるようになっている。したがって、この媒体有無センサ70は積載板2に載置された媒体が給紙ローラ11まで上昇したことを検知する媒体上昇検知手段としても機能する。
なお、制御部29は、媒体サイズセンサ71により給紙カセット1が装置本体に装着されたことを検知してから媒体有無センサ70により積載板2に載置された媒体が給紙ローラ11まで上昇したことを検知するまでの時間を計測する時間計測手段としてのタイマを備えている。
上述した構成の作用について説明する。
図7は第1の実施例における給紙カセット装着時のタイムチャート、図8は第1の実施例におけるセンサの検知時間と媒体積載量の関係を示すグラフ、図9は第1の実施例における給紙カセットのギアの動作を示す説明図である。なお、図9(a)は積載板が上昇するときのギアの動作を示し、図9(b)は積載板が停止しているときのギアの動作を示している。
給紙カセット1を装置本体に装着すると図9(a)に示すようにガイドローラ77がロックレバー8を押圧することにより、ロックレバー8の係合部によるラチェットギア74との係合が解かれてギア類の固定が解除され、積載板2の上昇が開始される。それと同時に、媒体サイズダイアル7の突起部が媒体サイズセンサ71のボタン部を押圧することにより媒体サイズが決定されるとともに給紙カセット1が装置本体に装着されたことが制御部29により確認される。このように給紙カセット1が装置本体に装着されて積載板2の上昇が開始される時点を図7に示すようにタイミングTsとする。
積載板2が上昇することにより、制御部29は媒体有無センサ70により積載板2に載置された媒体を検知する。このように積載板2が上昇して媒体有無センサ70により媒体が検知された時点を図7に示すようにタイミングTpとする。
さらに、積載板2が上昇を続けると給紙ローラユニット76が積載板2に押されて持ち上がる。給紙ローラユニット76が所定の高さを超えて持ち上がるとガイドローラ77はロックレバー8から離間するため、ガイドローラ77に抑えられていたロックレバー8の端部も支点部73を中心にしてバネ9によって押し上げられる。端部が押し上げられたロックレバー8は、支点部73を挟んで反対側の先端部の係合部がラチェットギア74と係合するため、ギア類の回転が固定されて積載板2の上昇が停止する。
媒体容量500枚の給紙カセットの例で示すと、媒体サイズセンサ71が媒体のサイズを検知したタイミング、すなわち給紙カセットが装置本体に装着されたタイミングTsから媒体有無センサ70が媒体の有を検知したタイミングTpまでの時間Tは、媒体の積載量(媒体容量に対する媒体量の比率(%))との関係が図8に示すグラフのようになる。
この時間Tと媒体の積載量との関係から制御手段としての制御部29は、積載板2に載置されている媒体の積載量を導出する。例えば、制御部29は、媒体サイズセンサ71が媒体のサイズを検知したタイミングTsから媒体有無センサ70が媒体の有を検知したタイミングTpまでの時間Tを計測し、計測した時間Tと媒体の積載量との関係を表す所定の計算式に基づいて媒体の積載量を導出するようにしてもよいし、また時間Tと媒体の積載量との関係をデータテーブルとして記憶部30に予め記憶させておき、制御部29は、計測した時間Tに基づいて記憶部30のデータテーブルを検索して媒体の積載量を導出するようにしてもよい。
制御部29は、導出した積載量に基づいて例えば図10に示すように画像処理装置1の前面上部に配置され、ユーザの操作を受付ける操作パネルの表示部31に5段階に分割した媒体残量を表示する。この媒体残量は全点灯で媒体残量100%を示し、1段階毎に20%減少することを示している。
例えば、制御部29は、媒体容量500枚の給紙カセットが装置本体に装着されたとき、時間Tが100msであることを計測した場合、その時間Tに基づいて媒体の積載量100%(図8により時間Tが100msのとき媒体残量は100%である)を導出し、操作パネルの表示部31に媒体残量を全点灯させて媒体残量が100%であることを表示する。
その後、制御部29は、印刷する媒体の枚数を計数し、媒体の残量を算出して操作パネルの表示部31に表示する媒体残量を更新する。例えば、100枚の媒体を印刷すると媒体残量を80%として操作パネルの表示部31に表示する。
なお、給紙カセット1を装置本体に装着する度に媒体残量が再設定されて操作パネルの表示部31に表示される。また、給紙カセット1の媒体の厚さが検出可能な場合は、媒体の数量表示も可能になる。
ここで、積載板2の上昇速度は、載置されている媒体の枚数に関わらず略一定速であることが好ましい。また、媒体の種類、環境温度等によって積載板2の上昇速度にバラつきが生じる場合があるが、媒体の種類、環境温度毎に媒体が載置されていない時と最大積載時の時間Tを予め計測しておき、その時間Tに基づいて媒体積載量を補正することも可能である。
このように制御部29は、媒体サイズセンサ71が媒体のサイズを検知したタイミングTsから媒体有無センサ70が媒体の有を検知したタイミングTpまでの時間Tを計測し、計測した時間Tに基づいて予め記憶部30に記憶されたデータテーブルを検索して媒体の積載量を抽出し、抽出した積載量に基づいて操作パネルの表示部31に5段階に分割した媒体残量を表示するようにしたことにより、部材を新たに追加することなく、すなわち既存の媒体サイズセンサ71および媒体有無センサ70を用いて新たなセンサを追加することなく簡単な構成で、ユーザは給紙カセット1の媒体の残量を容易に確認できるようになる。
以上説明したように、第1の実施例では、給紙カセットが装置本体に装着されたときから媒体有無センサで媒体の有を検知するまでの時間を計測し、その時間に基づいて抽出した媒体の積載量を媒体残量として表示部に表示するようにしたことにより、ユーザは給紙カセットの媒体の残量を容易に確認できるという効果が得られる。
図11および図12は第2の実施例における給紙カセットの斜視図であり、図12は積載板を外した給紙カセットの斜視図である。第2の実施例の構成は、図2で示す第1の実施例の構成におけるバネ2aに替えて積載板2を上方に付勢する付勢手段としてのバネ90、91を備えた構成としたものである。なお、第1の実施例の構成と異なる構成を以下に説明し、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12において、積載板2を上方に付勢するバネ90が給紙カセット1の両側に2個、また積載板2を上方に付勢するバネ91が給紙カセット1の中央部に1個取り付けられている。バネ91は、バネ90よりも自由長が短く形成され、積載板2の上昇動作の初期にのみ作用し、バネ90は、積載板2の可動域すべてに作用するように形成されている。
したがって、バネ91は、ダンパ機構により規制された積載板2の上昇速度を調整する上昇速度調整手段として機能する。
上述した構成の作用について図12および図13に基づき図1を参照しながら説明する。
第1の実施例で説明した図8に示すように積載板2の上昇時間と媒体の積載量の関係は線形でなく、積載板2が上昇する動作の初期時には、ダンパの特性により一定の上昇速度に移行するまでに時間を要する。特に、媒体の積載量が多いときは積載板2の上昇動作が遅れる傾向がある。
このことを補うため、バネ91が積載板2を上方に付勢して作用することにより、積載板2の上昇動作初期の遅れを修正することが可能になり、積載板2の上昇速度を一定に保つことが可能になる。
このように構成したことにより、図13に示すように媒体の積載量に関係なく、積載板2は一定の速度で上昇し、画像処理装置1の制御部29は、所定の計算式に基づいて媒体の積載量を算出することにより、第1の実施例と比較してより正確な媒体の積載量を媒体残量として表示部に表示することができるようになる。
なお、画像処理装置1の動作および制御部29が計測した時間Tに基づいて導出した積載量に基づいて操作パネルの表示部31に5段階に分割した媒体残量を表示する動作は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
以上説明したように、第2の実施例では、積載板の上昇動作初期の遅れを修正するバネを設けたことにより、第1の実施例の効果に加え、より正確な媒体残量を表示部に表示することができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、画像処理装置をプリンタとして説明したが、それに限られることなくファクシミリ、複写機、複合機(MFP)としてもよい。
1 給紙カセット
2 積載板
3 ダンパギア
4、5、6 ギア
7 媒体サイズダイアル
8 ロックレバー
9 バネ
10、11 給紙ローラ
12、14、15、16、17 搬送ローラ
20 感光ドラム
44 現像ローラ
45 転写ローラ
47 印刷ヘッド
48 定着器
57 転写ベルト
70 媒体有無センサ
71 媒体サイズセンサ

Claims (8)

  1. 媒体を載置する積載板を有する給紙カセットを装着したとき、付勢手段で該積載板を上昇させて載置された媒体を給紙手段まで上昇させる画像処理装置において、
    前記給紙カセットの装着を検知する給紙カセット装着検知手段と、
    前記積載板に載置された媒体が前記給紙手段まで上昇したことを検知する媒体上昇検知手段と、
    前記付勢手段による積載板の上昇速度を規制する上昇速度規制手段と、
    前記給紙カセット装着検知手段が給紙カセットの装着を検知してから前記媒体上昇検知手段が媒体の上昇を検知するまでの時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段で計測された時間に基づいて給紙カセット内の媒体量を導出する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1の画像処理装置において、
    前記制御手段は、導出した給紙カセット内の媒体量を操作パネルの表示部に表示することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2の画像処理装置において、
    前記給紙カセット装着検知手段は、着脱可能な給紙カセットに設けられた突起部の押圧を検知して給紙カセットの積載板に載置された媒体のサイズを検知する媒体サイズ検知手段であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3の画像処理装置において、
    前記給紙カセット装着検知手段が前記突起部の押圧を検知する給紙カセットの位置と、前記積載板の上昇を規制するロック機構を解除する給紙カセットの位置とが略一致するように前記給紙カセット装着検知手段を配置したことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項の画像処理装置において、
    前記媒体上昇検知手段は、前記給紙手段まで上昇した給紙カセットの積載板に載置された媒体に当接し、該媒体の有無を検知する媒体有無検知手段であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項の画像処理装置において、
    前記上昇速度規制手段は、ダンパ機構であることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項の画像処理装置において、
    前記上昇速度規制手段により規制された前記積載板の上昇速度を調整する上昇速度調整手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項7の画像処理装置において、
    前記上昇速度調整手段は、前記積載板の上昇動作の初期に作用する付勢手段であることを特徴とする画像処理装置。
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