JPH11322091A - 記録媒体供給装置 - Google Patents

記録媒体供給装置

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JPH11322091A
JPH11322091A JP10132886A JP13288698A JPH11322091A JP H11322091 A JPH11322091 A JP H11322091A JP 10132886 A JP10132886 A JP 10132886A JP 13288698 A JP13288698 A JP 13288698A JP H11322091 A JPH11322091 A JP H11322091A
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JP
Japan
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recording medium
mounting table
urging
feeding
paper
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Withdrawn
Application number
JP10132886A
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English (en)
Inventor
Akira Sato
昭 佐藤
Sakae Shiida
栄 椎田
Akira Nuida
昭 縫田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH11322091A publication Critical patent/JPH11322091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の枚数に関係なく、記録媒体を一枚
ずつ確実に給送する。 【解決手段】 載置台2に積層載置した多数枚の記録媒
体Pを給送ローラ12、12に押圧する付勢部材を、記
録媒体Pの積層枚数に関係なく常に給送ローラ12、1
2に押圧する第一付勢部材10、10と記録媒体Pの積
層枚数が少なくなると給送ローラ12、12に押圧する
付勢力を実質的に失う第二付勢部材11とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタなどの記
録装置に装備される記録媒体供給装置に関し、特に記録
媒体を付勢部材によって給送部材に押圧させる構造の記
録媒体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の記録媒体供給装置は、一端側を
回動支点とし用紙やOHPシートなどの記録媒体を多数
枚載置する載置台を設け、この載置台の他端側つまり記
録媒体の給送方向先端側を圧縮コイルばねによって上方
へ付勢することで載置台に載せられた前記記録媒体を給
送部材としての給送ローラに押圧し、その状態で給送ロ
ーラを回転させて最上位の記録媒体を1枚ずつ送り出す
構造であり、一般的にはプリンタに着脱可能な給紙カセ
ットに用いられている。
【0003】ところで、このような記録媒体供給装置は
載置台に積層載置された多数枚(例えば500枚)の記
録媒体を回転する給送ローラとの摩擦により最上位から
1枚ずつ送り出す構成であるため、給送ローラに対する
記録媒体の押圧力が適正な範囲内にあることが重要であ
り、この押圧力は積層される記録媒体の枚数に大きく影
響される。
【0004】つまり、記録媒体の枚数が多いときは重量
が大きいため強い付勢力が必要であり、このとき載置台
を付勢する付勢力が弱いと給送ローラに対する押圧力が
弱くなり給送ローラがスリップして記録媒体を送り出せ
ない状態となる。また逆に記録媒体の枚数が少ないとき
は重量も少ないため載置台の付勢力は弱い付勢力でない
と給送ローラに対する押圧力が強くなり多重送りの原因
になる。
【0005】このような支障を回避するためには、記録
媒体の積層枚数を制限することが考えられるが、多数枚
の記録媒体に連続して記録を行う場合には度々記録媒体
を補給する必要があり使用に際して不便となってしま
う。
【0006】そこで、載置台に積層された記録媒体を載
置台を付勢する圧縮コイルばねによつて給送ローラに押
圧させる構成の給紙カセットにおいて、記録媒体の枚数
が徐々に減って載置台が給送ローラに近づいていくにし
たがって、前記圧縮コイルばねの付勢力を弱める(相殺
する)ように働く抑制手段としての引張りコイルばねを
別に設けて記録媒体の給送ローラに対する押圧力を適性
な範囲に抑えるように構成したものが例えば特公平5−
49568号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
記録媒体供給装置であれば給送ローラに対する記録媒体
の押圧力を適性範囲に保つことは可能である。しかしこ
の記録媒体供給装置では載置台を給送ローラへ付勢する
プラスの作用をする付勢手段と、その付勢力を相殺する
ようにマイナス方向に作用する付勢手段とを設ける必要
があり、その構成がとても複雑となるとともに前記マイ
ナス方向に作用する付勢手段を配設するためのスペース
が必要となり、給紙カセットが大型化し強いてはプリン
タ等の装置が大型化してしまうという問題がある。
【0008】本発明の目的は、このような点に鑑みてな
されたもので、極簡単な構成で多数枚の記録媒体を確実
に1枚づつ送り出せる記録媒体供給装置を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1記載
の発明は、一端側を回動支点として配設された載置台に
積層載置した多数枚の記録媒体を載置台を付勢する付勢
部材によって給送部材に押圧し最上位の記録媒体を給送
部材の回転で1枚ずつ送り出す記録媒体供給装置におい
て、付勢部材を、記録媒体の積層枚数に関係なく常に給
送部材に押圧する第一付勢部材と記録媒体の積層枚数が
少なくなると給送部材に押圧する付勢力を実質的に失う
第二付勢部材とから構成されている記録媒体供給装置で
ある。
【0010】このように構成した請求項1記載の発明に
おいては、記録媒体が多数枚あってその重量が大きいと
きは第一付勢部材と第二付勢部材とによる相乗作用によ
って載置台を給送ローラに向けて付勢するため、給送ロ
ーラに適正な押圧力で記録媒体を押圧できるという作用
を有する。また、記録媒体の枚数が徐々に少なくなって
載置台が給送ローラに近づいていくと第二付勢部材は載
置台を付勢する付勢力を失うため、載置台を付勢する付
勢力は第一付勢部材の付勢力のみとなり記録媒体を適正
な押圧力で給送ローラに押圧できるという作用を有する
ものである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、第一付勢部
材を前記記録媒体の送り方向と直交する方向の両端近傍
に配するとともに、第二付勢部材を第一付勢部材の間に
配置する記録媒体供給装置である。
【0012】このように請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明において、第一付勢部材は前記記録媒体の
送り方向と直交する方向の両端近傍に配するとともに、
第二付勢部材は第一付勢部材の間に配置したことから、
請求項1記載の発明の作用に加えて最後の一枚まで記録
媒体を給送ローラに均等に圧接させることができ、給送
ミスの発生を防止することができるという作用を有する
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1はプリンタに装着される給紙カセッ
ト1の斜視図で、給紙カセット1は上面が開口した箱型
の形状をしている。
【0014】給紙カセット1内には用紙P(記録媒体)
を載置する載置台2が回動支点としての支点部3、3
(片側のみ図示)を中心に回動可能に設けられ、この載
置台2の用紙Pの給送方向と直交する方向(以下幅方向
または用紙Pの幅方向という)の一端側および前記給送
方向(以下長さ方向または用紙Pの長さ方向という)の
一端側(後端)には、それぞれ載置台2に載置された用
紙Pの幅方向と長さ方向を規制する用紙ガイド4、5が
それぞれガイド溝6(用紙ガイド5側のみ図示)に沿っ
て移動できるように切欠部2a、2bが設けられてい
る。なお、この用紙ガイド4、5によりサイズの異なる
用紙Pをそれぞれ位置決めできるようになっている。
【0015】この載置台2の前方、つまり用紙Pの給送
方向先端には後述する給送ローラ12に対応して摩擦部
材7、7が設けられている。また、用紙Pの幅方向両端
には用紙Pを給送するとき1枚ずつ用紙Pを分離するた
めの分離爪8、8が摩擦部材7、7と対向配置されてい
る。
【0016】なお、用紙ガイド4がある側の分離爪8は
用紙Pの幅方向に移動可能な用紙ガイド4に設けられて
いるため絶えず用紙先端縁に分離爪8が位置する構成で
ある。
【0017】載置台2と給紙カセット底壁9との間には
載置台2を上方(給送ローラ12方向)へ付勢するため
の第一付勢部材としての圧縮コイルばね10、10が設
けられている。この圧縮コイルばね10、10はそれぞ
れ用紙Pの幅方向両端近傍の部位に配置してある。
【0018】また、この2つの圧縮コイルばね10、1
0の中間部には第二付勢部材として圧縮コイルばね1
0、10より付勢力が強い圧縮コイルばね11が1つ設
けられている。そしてこの2種類の圧縮コイルばね1
0、10、および11の内両端の圧縮コイルばね10、
10は載置台2に用紙Pがない状態(載置台2と分離爪
8、8が接した状態)でも載置台2を上方へ付勢できる
自由長を有し、中間部の圧縮コイルばね11は載置台2
上の用紙Pが残り数十枚になると載置台2とは離間する
自由長を有するものである。
【0019】つまり、圧縮コイルばね11は載置台2に
積層載置された用紙Pが少なくなったとき、載置台2を
付勢する付勢力を失うように設定されているものであ
る。そして圧縮コイルばね11が載置台2を付勢する付
勢力を失なった後は載置台2は圧縮コイルばね10、1
0のみによって給送ローラ12、12に付勢されるもの
である。
【0020】したがって、載置台2に多数枚(百枚以
上)の用紙Pが積層載置されているときは、図2に示す
ように最上位の用紙Pは圧縮コイルばね10、10およ
び11によって給送ローラ12、12に押圧され、また
載置台2の用紙Pが数十枚となった際は圧縮コイルばね
11は載置台2から離間、つまり付勢力を失うことから
最上位の用紙Pは図3に示すように圧縮コイルばね1
0、10によってのみ給送ローラ12、12に押圧され
るものである。
【0021】次に、この実施の形態の作用・動作を説明
する。印刷を行うため給紙カセット1に多数枚の用紙P
(例えば500枚)をセットしてプリンタに装着する。
このときの給紙カセット1の状態を示したのが図2であ
る(プリンタ側は給送ローラ12、12のみ図示)。装
着直後は図2に示すように用紙Pが100枚以上収納さ
れているので、2種類3個の圧縮コイルばね10、10
および11が共に載置台2を付勢してプリンタに設けら
れた給送ローラ12、12に用紙Pを押圧している。
【0022】このことによって、載置台2に載置されて
いる用紙Pの重量が大きくとも最上位の用紙Pの給送ロ
ーラ12、12に対する押圧力を適正に維持させること
ができ、用紙Pの良好な送り出しができるものである。
【0023】そして、印刷のため給紙カセット1から給
送ローラ12、12の回転に伴って用紙Pが1枚づつ送
り出されて給紙カセット1内の用紙Pが徐々に減ってい
くと載置台2も上方へ上がっていく。このとき残りの用
紙Pが数十枚程度になってくると図3に示すように中間
部に位置する圧縮ばね11が載置台2と離間し、その後
は両端の圧縮ばね10、10のみの付勢力となるため用
紙Pをセットしたときと比較して弱い押圧力で用紙Pは
給送ローラ12、12に押圧されることになる。
【0024】したがって、載置台2に載置されている用
紙Pの枚数が少なくなってその重量が小さくなるが、載
置台2の付勢力も小さくなることから最上位の用紙Pの
給送ローラ12、12に対する押圧力も小さくなる。つ
まり適正な押圧力となることから同様に用紙Pの良好な
送り出しができるものである。
【0025】このような構成により給紙カセット1にセ
ットされた用紙Pが多い場合、少ない場合の給送ローラ
12、12に対する用紙Pの押圧力を余分な設置スペー
スを取ることもなく極簡単な構成で変更することがで
き、それにより給送ローラ12、12と用紙Pとの押圧
力が不適正となることに起因して生ずる多重送り等の給
送ミスの発生を抑えることができる。
【0026】なお、上記の実施の形態では分離爪8、8
を持った構成の給紙カセット1について説明したが、本
発明においては付勢部材により記録媒体を給送ローラ1
2、12に押圧させる構成の記録媒体供給装置であれば
よいので分離爪8、8を持たない記録媒体供給装置にも
適用できるものである。
【0027】また、上記実施の形態では載置台2に載置
された用紙Pが少なくなったとき、圧縮コイルばね11
を載置台2から離間させる構成としたが、これは必ずし
も離間させなくとも実質的に付勢力を失う状態に設定す
れば離間させる必要はないものである。
【0028】ただ、離間させる構成をとった場合には、
載置台2に対して圧縮コイルばね11の付勢力は全く作
用しなくなり、用紙Pの幅方向近傍に配置された圧縮コ
イルばね10、10のみによって残りの用紙Pを各給送
ローラ12、12に均等に押圧させることができるた
め、給送ローラ12、12に対する用紙Pの片当たりに
よる斜行等の給送ミスの発生を防ぐことができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、載置台に
載置される記録媒体の枚数が多いときも少ないときも適
正な押圧力で記録媒体を給送ローラに押圧できるため、
記録媒体の枚数に関係なく記録媒体を一枚ずつ確実に給
送することができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、第二付勢部
材を第一付勢部材の間に配置したことから、請求項1記
載の発明の効果に加えて最後の一枚まで記録媒体を給送
ローラに均等に圧接させることができ、給送ミスの発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す給紙カセットの一部
切欠全体斜視図ある。
【図2】同じく、給紙カセットをプリンタに装着したと
きの付勢部材の作動状態を説明する図である。
【図3】同じく、給紙カセットをプリンタに装着したと
きの付勢部材の作動状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット 2 載置台 3 支点部 10 圧縮コイルばね(第一付勢部材) 11 圧縮コイルばね(第二付勢部材) 12 給送ローラ(給送部材) P 用紙(記録媒体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側を回動支点として配設された載置
    台に積層載置した多数枚の記録媒体を前記載置台を付勢
    する付勢部材によって給送部材に押圧し最上位の前記記
    録媒体を前記給送部材の回転で1枚ずつ送り出す記録媒
    体供給装置において、 前記付勢部材を、前記記録媒体の積層枚数に関係なく常
    に前記給送部材に押圧する第一付勢部材と前記記録媒体
    の積層枚数が少なくなると前記給送部材に押圧する付勢
    力を実質的に失う第二付勢部材とから構成したことを特
    徴とする記録媒体供給装置。
  2. 【請求項2】 前記第一付勢部材は前記記録媒体の送り
    方向と直交する方向の両端近傍に配するとともに、前記
    第二付勢部材は前記第一付勢部材の間に配置したことを
    特徴とする請求項1記載の記録媒体供給装置。
JP10132886A 1998-05-15 1998-05-15 記録媒体供給装置 Withdrawn JPH11322091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10132886A JPH11322091A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 記録媒体供給装置

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JP10132886A JPH11322091A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 記録媒体供給装置

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JPH11322091A true JPH11322091A (ja) 1999-11-24

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ID=15091862

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JP10132886A Withdrawn JPH11322091A (ja) 1998-05-15 1998-05-15 記録媒体供給装置

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JP (1) JPH11322091A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093697A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Oki Data Corp 画像処理装置
JP2016159988A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 ブラザー工業株式会社 搬送装置

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JP2011093697A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Oki Data Corp 画像処理装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802