JP2011091263A - キャビネット集合体 - Google Patents

キャビネット集合体 Download PDF

Info

Publication number
JP2011091263A
JP2011091263A JP2009244581A JP2009244581A JP2011091263A JP 2011091263 A JP2011091263 A JP 2011091263A JP 2009244581 A JP2009244581 A JP 2009244581A JP 2009244581 A JP2009244581 A JP 2009244581A JP 2011091263 A JP2011091263 A JP 2011091263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
wiring
cabinets
cage
cage member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009244581A
Other languages
English (en)
Inventor
Hatsushi Tsuda
初祉 津田
Kazuaki Hayashi
和昭 林
Koji Tatsugami
公二 龍神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2009244581A priority Critical patent/JP2011091263A/ja
Publication of JP2011091263A publication Critical patent/JP2011091263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】キャビネット間の配線を保護することができ、配線が複雑になっても美感を損なうことがなく、内部温度の上昇を抑制することができるキャビネット集合体を提供する。
【解決手段】壁またはポール1に設置され、相互間が配線3により接続された複数のキャビネット2の全体を、強度のあるケージ部材4によりカバーする。ケージ部材4が、キャビネット2の背面側の取付板部材5と、表面側の保護部材6と、これらの間の鎖錠部材7とからなることが好ましい。保護部材6に全面に及ぶスリット12を設け、放熱性を高める。キャビネット2の全体がケージ部材4により覆われるので、配線3が保護される。またケージ部材4は遮光効果も発揮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁またはポールに設置されたキャビネット集合体に関するものである。
電柱や照明柱等のポールには、通信機器類を収納するためのキャビネット(例えば特許文献1)が取り付けられることがある。必要な機能のすべてを単一のキャビネットに収納できる場合には特に問題はないが、例えば通信機能、制御管理機能、電源機能、避雷機能などの各機能に対応する機器はそれぞれメーカーが異なることが多いため、複数のキャビネットに分離して収納され、キャビネット相互間を配線により接続することが多い。このように相互間が配線により接続された複数のキャビネットを、本明細書ではキャビネット集合体と呼ぶ。
上記のようなキャビネット集合体は、配線が外部に露出しているため悪戯で配線を切断されるおそれがある。またキャビネットの個数が増加すると配線が輻輳し、外観を損ねることがある。これらの問題を解決するために、キャビネット集合体は比較的高所に設置されるのが普通である。しかし、高所設置は取り付け作業やメンテナンス作業の作業性を低下させることとなる。
また、屋外設置されることが多いために日射によるキャビネット内部温度の上昇が生じ易い。このためには遮光板を設置することが望まれるが、多数の小型のキャビネットにそれぞれ遮光板を設置することはコスト高となるうえ、大型のキャビネットに比較して比表面積が大きくなるので、断熱効果も薄いという問題がある。
特開2008−147210号公報
本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、キャビネット集合体におけるキャビネット間の配線を保護することができ、配線が複雑になっても美感を損なうことがなく、内部温度の上昇を抑制することができる技術を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明のキャビネット集合体は、壁またはポールに設置され、相互間が配線により接続された複数のキャビネットの全体を、ケージ部材により被ったことを特徴とするものである。
なおケージ部材が、キャビネットの背面側の取付板部材と、キャビネットの表面側を被う保護部材と、これらの間に設けられた鎖錠部材とからなることが好ましい。またケージ部材が、キャビネットとの間に空間を設けて配置されるものであることが好ましい。またケージ部材が、壁またはポールへの固定手段を備えたものであることが好ましい。さらに保護部材が、全面に及ぶスリットを備えたものであることが好ましい。
本発明のキャビネット集合体は、複数のキャビネットの全体をケージ部材により被ったことにより、キャビネット相互間の配線をケージ部材により保護することができるとともに、配線が外部に露出することがなくなるため、美感が損なわれることが無い。このため従来のような高所に設置する必要もなくなり、取り付け作業やメンテナンス作業の作業性を高めることができる。またケージ部材は遮光機能も有するので、日射によるキャビネットの内部温度の上昇を抑制することができる。特にケージ部材にスリットを設けておけば放熱性も向上し、内部に熱がこもることもない。
本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態における保護部材の斜視図である。 本発明の第2の実施形態の変形例を示す斜視図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
第1の実施形態はポールに設置されたキャビネット集合体であり、図1において、1は電柱などのポール、2はこのポール1の側面に垂直配置された複数のキャビネットである。各キャビネット2はそれぞれ異なる機能を備えた電気電子機器を内蔵するものであり、例えば第1のキャビネット2に避雷器、第2のキャビネット2に通信機器、第3のキャビネットに電源装置を収納している。各キャビネット2、2間は配線3によって相互に接続されている。各キャビネット2は屋外設置用の防水機能を備えるキャビネットであり、それ自体は周知のものである。
本発明においては、これらの複数のキャビネット2の全体を強度の大きい樹脂製または金属製のケージ部材4により被っている。本実施形態では、ケージ部材4はキャビネット2の背面側の取付板部材5と、キャビネット2の表面側を被う保護部材6と、これらの間に設けられた鎖錠部材7とからなる。取付板部材5はその背面を周知の電柱バンド8などの固定手段によって、ポール1に固定されている。この実施形態では、取付板部材5には放熱を促進するために、連続する大型スリット9が形成されており、キャビネット2は大型スリット9の間に形成された取付部に図示しないボルトによって固定されている。
保護部材6は水平断面がコの字状であり、その片側がヒンジによって取付板部材5に固定され、図1のように開閉可能となっている。また保護部材6と取付板部材5の反対側にはそれぞれ鎖錠部材7を設け、部外者が自由に開けないようにしておく。鎖錠部材7としては例えば南京錠挿通用孔11を備えた鎖錠片を溶接して置けばよい。なお取付板部材5に対する保護部材6の取付手段は必ずしもヒンジに限定されるものではなく、嵌め込み固定式としてもよい。保護部材6は閉じたときにキャビネット2との間に空間が形成される深さとしておく。
保護部材6には、全面に及ぶスリット12が形成されている。このスリット12は内部からの放熱性と遮光性とを両立させることができるように、サイズを決定することが好ましい。
図1に示すようにケージ部材4は上下を開放しておくこともできるが、図2に示すように取付板部材5の上下に固定保護板13を設けることが好ましい。固定保護板13はネジによる着脱式としてもよい。このような構造とすることにより、地中などから電線管により配線をキャビネット2に引き込むことが可能となり、配線の安全性を高めることができる。
この実施形態ではキャビネット2を取付板部材5に固定したが、キャビネット2の重量が重い場合には、図3に示すように電柱バンド8によってキャビネット2を直接ポール1に固定することもできる。この場合には取付板部材5は不要となり、保護部材6をポール1に設置した固定部材14に、着脱できるように直接固定すればよい。なおこの場合には、図3に示すようにキャビネット2の背面に補強板10を配置することが好ましい。
なお、キャビネット2は増設される場合があり、取付板部材5に設置しきれないことがある。その場合には上下方向にケージ部材4を連結することが好ましい。またその場合において上下のケージ部材4,4の保護部材6,6がともにヒンジ式であれば、上下の保護部材6,6を連結して一緒に開閉できるようにしておくことが好ましい。
このように構成された本発明のキャビネット集合体は、ケージ部材4によりキャビネット2及び配線3を保護することができる。このため悪戯による配線3の切断を防止することができるとともに、配線がケージ部材4により隠れるので、美感が損なわれない。このため高所に設置する必要もなくなり、取り付け作業やメンテナンス作業の作業性を高めることができる。またケージ部材4の遮光機能により日射によるキャビネットの内部温度の上昇を抑制することができるとともに、内部に熱がこもることも大型スリット9やスリット12によって防止することができる。
図4以下に示す第2の実施形態は、壁面15に設置されたキャビネット集合体である。この実施形態のキャビネット2は図4に示すように水平方向に並べて設置されたものであり、図5に示すように壁面15に直接固定されている。また壁面15には固定金具16が設置されており、図6に示すような垂直断面がコの字状の保護部材6を取付ける。保護部材6にはスリット12が全面にわたり形成されている。この場合には、ケージ部材4は保護部材6のみからなる。
保護部材6の上端部の少なくとも2箇所に係止爪部17を形成して固定金具16に引っ掛け、保護部材6を上方に跳ね上げるように開くことができるようにしておくことが好ましい。また第1の実施形態と同様に、保護部材6の下端部に南京錠挿通用孔を備えた鎖錠部材11を形成しておくことが好ましい
このほか、図7に示すように壁面に取付板部材5に固定し、その表面に保護部材6を被せることも可能である。
これらの第2の実施形態のキャビネット集合体は主として建物等の外壁面ものであるが、第1の実施形態と同様に、配線3の保護効果、配線3の隠蔽効果、スリット12による放熱効果などを奏するものである。
1 ポール
2 キャビネット
3 配線
4 ケージ部材
5 取付板部材
6 保護部材
7 鎖錠部材
8 電柱バンド
9 大型スリット
11 南京錠挿通用孔
12 スリット
13 固定保護板
14 固定部材
15 壁面
16 固定金具

Claims (5)

  1. 壁またはポールに設置され、相互間が配線により接続された複数のキャビネットの全体を、ケージ部材により被ったことを特徴とするキャビネット集合体。
  2. ケージ部材が、キャビネットの背面側の取付板部材と、キャビネットの表面側を被う保護部材と、これらの間に設けられた鎖錠部材とからなることを特徴とする請求項1記載のキャビネット集合体。
  3. ケージ部材が、キャビネットとの間に空間を設けて配置されるものであることを特徴とする請求項1記載のキャビネット集合体。
  4. ケージ部材が、壁またはポールへの固定手段を備えたものであることを特徴とする請求項1記載のキャビネット集合体。
  5. 保護部材が、全面に及ぶスリットを備えたものであることを特徴とする請求項2記載のキャビネット集合体。
JP2009244581A 2009-10-23 2009-10-23 キャビネット集合体 Pending JP2011091263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009244581A JP2011091263A (ja) 2009-10-23 2009-10-23 キャビネット集合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009244581A JP2011091263A (ja) 2009-10-23 2009-10-23 キャビネット集合体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011091263A true JP2011091263A (ja) 2011-05-06

Family

ID=44109248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009244581A Pending JP2011091263A (ja) 2009-10-23 2009-10-23 キャビネット集合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011091263A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018007264A (ja) * 2012-02-10 2018-01-11 日本電気株式会社 システム及びデータ転送装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292603U (ja) * 1976-01-06 1977-07-11
JPH08116190A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Totsu Soken:Kk 通信装置用キャビネット
JPH1080016A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Morinaga Denshi Kk 電子機器の屋外用収容ボックス
JPH11233956A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Nec Corp 電子機器の防水構造
JP2000357445A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Kawamura Electric Inc 回路遮断器収納箱の施錠構造
JP2004069632A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Mirai Ind Co Ltd 計器類の収容ボックス
JP2004140015A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Nec Corp 通信機器の実装構造とその放熱方法
JP2005056795A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器の収納装置
JP2007329145A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Kawamura Electric Inc 機器収納キャビネット

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292603U (ja) * 1976-01-06 1977-07-11
JPH08116190A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Totsu Soken:Kk 通信装置用キャビネット
JPH1080016A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Morinaga Denshi Kk 電子機器の屋外用収容ボックス
JPH11233956A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Nec Corp 電子機器の防水構造
JP2000357445A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Kawamura Electric Inc 回路遮断器収納箱の施錠構造
JP2004069632A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Mirai Ind Co Ltd 計器類の収容ボックス
JP2004140015A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Nec Corp 通信機器の実装構造とその放熱方法
JP2005056795A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器の収納装置
JP2007329145A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Kawamura Electric Inc 機器収納キャビネット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018007264A (ja) * 2012-02-10 2018-01-11 日本電気株式会社 システム及びデータ転送装置
US10517143B2 (en) 2012-02-10 2019-12-24 Nec Corporation Base station system
US10827559B2 (en) 2012-02-10 2020-11-03 Nec Corporation Base station system
US11229088B2 (en) 2012-02-10 2022-01-18 Nec Corporation Base station system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070171600A1 (en) Electronics enclosure with solar shield
RU2627011C2 (ru) Ветровая установка и башня ветровой установки
JP4959426B2 (ja) 制御盤
EP3545723B1 (en) Underground base station
KR20080006087A (ko) 실외형 광단자함
US5944209A (en) Dual use cover
JP2011091263A (ja) キャビネット集合体
CA2836009C (en) While-in-use cover with splash guards
JP2011035255A (ja) 太陽電池モジュール
KR200462373Y1 (ko) 단일형 내장완철 피뢰기 취부용 금구
JP5869852B2 (ja) 壁面据付機器のキャビネット構造
CN206099209U (zh) 一种金属屋面布线系统及光伏发电系统
KR20230138136A (ko) 다중 밀폐 구조를 갖는 전자 부품 보관 함체
KR200430799Y1 (ko) 세대별 전기 계량기 함체
JP2008066434A (ja) 屋外設置収容箱
KR200459285Y1 (ko) 옥외 설치용 함체 및 그 옥외 설치용 함체에 사용된 함체 보호 커버
KR200437957Y1 (ko) 전후면 기기 취부형 옥외 자립분전함
JP4579794B2 (ja) 遮光板
JP2010098898A (ja) 電源収納ボックス
JP2009017611A (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤ
CN213460847U (zh) 一种改进型预装式变电站
CN213278820U (zh) 一种用于户外配电箱的安装连接柱
JPH10224049A (ja) 電気機器収納用箱
CN219611108U (zh) 一种电气箱防护机构
RU2471073C1 (ru) Защитный профиль

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107