JP2011090795A - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】調理器本体ケース1の上面にトッププレート4を設け、調理器本体ケース内に加熱コイル7、加熱コイルが載置されるコイルベース30、コイルベースを貫通し、トッププレートの温度を測定する温度センサー32と、冷却ファン22、冷却風を加熱コイルに向けて通風するコイル用冷却風路26及びコイル用冷却風路とコイルベースとの間に設けられ、冷却風を加熱コイルに吹き出させる複数の気孔27aを有する噴流板27を備え、温度センサーの下端部を噴流板で気孔のない表面に突設させられた筒状の受け部27bに挿着し、コイルスプリング34により温度センサーの上面をトッププレートの裏側に押し当てて密着させている。
【選択図】図1
Description
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、加熱コイルを冷却する冷却風の温度センサーへ及ぼす影響を小さくでき、温度センサーのトッププレートへの接触のバラツキが少なく、温度センサーの測定バラツキが少ない電磁誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
さらに、温度センサーの下端は固定されている噴流板の筒状の受け部に挿着されているので、温度センサーのリード線を噴流板の気孔のない部分を選んで引き回すことができるため、噴流板の気孔から加熱コイルに向けて吹き出す冷却風の流れを温度センサーのリード線が妨げることはないと共に加熱コイルの取付け前にリード線の接続処理ができるため、リード線の余長を作る必要がなく、しかも線カミがないために噴流板を加熱コイルに近づけることができ、噴流板の気孔から吹き出す冷却風の冷却性能を高めることができる。
図1は本発明の実施の形態1に係る電磁誘導加熱調理器を前方から見た状態の斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態1の電磁誘導加熱調理器は、略矩形で上部が開口した調理器本体ケース1を中心に構成され、その調理器本体ケース1の上面に天板部2が設けられている。
天板部2はトッププレート枠3と、トッププレート枠3の開口部に取り付けられる耐熱性の高いガラスよりなるトッププレート4とで構成されている。
トッププレート4の上面には、左右の加熱コイル7、中央加熱源(図示省略)の大まかな位置を示す円形の案内マーク5M1、5M2が表示されている。Pは案内マーク5M1に載置された鍋である。
また、調理器本体ケース1の前方左側にはグリル加熱室8が設けられている。そのグリル加熱室8の前面開口はグリル扉9によって開閉自在に覆われている。グリル扉9の開閉操作は前方に突出した取っ手9aによって行うことができる。
その前面操作部11には、左右の加熱コイル7及び中央加熱源の全ての電源を一斉に投入・遮断しうる主電源スイッチの操作ボタン12、右の加熱コイルの通電とその通電量(火力)を制御する右操作ダイヤル13R、左の加熱コイルの通電とその通電量(火力)を制御する左操作ダイヤル13L、中央加熱源の通電とその通電量(火力)を制御する中央操作ダイヤル13C等が設けられている。
また、トッププレート4の左右方向の中央部で前後方向の前側には、統合液晶表示部16が設けられ、その統合液晶表示部16の左右に液晶表示部17L、17Rが設けられている。
統合液晶表示部16は左右の加熱コイル、中央加熱源及びグリル加熱室8のヒーターなどの通電状態(火力や時間等)を表示する、また、左右の液晶表示部17L、17Rはタイマー調理におけるスタート時点からの経過時間が数字で表示される。
18L、18Rは左右の加熱コイルの加熱火力表示部であり、19は中央加熱源の火力表示部である。
また、送風ダクト21内には、電子部品23を搭載した回路基板24が上下方向に2段設置されている。その送風ダクト21の他端側である排出側は調理器本体ケース1内の前方に向けて開放されている。
その水平仕切板25における加熱コイル7の下方位置に開口部25aが形成され、その開口部25aに複数の気孔27aを有する金属製の噴流板27が取り付けられている。その噴流板27は複数の気孔27aを有する部分が上方に張り出している。なお、噴流板27は合成樹脂で形成されていてもよい。
そして、コイルベース30の脚部30aの外周に嵌め付けられたコイルバネ31は、その一端がコイルベース支持部材28に当接し、他端がコイルベース30の下面を当接してコイルベース30を上方に常時付勢している。
また、噴流板27におけるコイルベース30のホルダー用開口部30cの直下位置に、センサーホルダー33の下端が挿着される円筒状のホルダー受け部27bが突設されている。そのホルダー受け部27bはリード線32aを引き出すための線引出穴27cを有している。
センサーホルダー33は中央部分の外周にバネ受けフランジ33aを有している。そのセンサーホルダー33の一端部である上端部で温度センサー32の周縁部下面を支持している。
そのセンサホルダー33のバネ受けフランジ33aと噴流板27のホルダー受け部27bの上端との間に介装されたコイルスプリング34により、温度センサー32の平らな上面がトッププレート4の裏面に押し当てて密着させられている。
図5は本発明の実施の形態2の電磁誘導加熱調理器の要部を示す縦断面図、図6は同電磁誘導加熱調理器のコイルベースの裏側を示す平面図、図7は同電磁誘導加熱調理器の噴流板を示す平面図である。
この実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略し、実施の形態1と異なる構成について説明する。
この実施の形態2は、図5〜図7に示すように、噴流板27における内加熱コイル7aと外加熱コイル7bとの間に相当する気孔のない表面で、各ホルダー受け部27bが設けられた位置からそれぞれ弧状に延び、その途中から気孔27aを避けて最終的には噴流板27の外周に至るリード線32aをガイドする上から見て略Y字状の一対のリード線ガイド壁36を噴流板27に突設してリード線32aが入り込む溝上のリード線ガイド部が構成されている。
Claims (4)
- 調理器本体ケースの上面に設けられたトッププレートと、
前記調理器本体ケース内に設けられた加熱コイルと、
前記調理器本体ケース内に設けられ、前記加熱コイルが載置されるコイルベースと、
該コイルベースを貫通し、前記トッププレートの温度を測定する温度センサーと、
前記調理器本体ケース内に設けられた冷却ファンと、
前記調理器本体ケース内に形成され、前記冷却ファンからの冷却風を前記加熱コイルに向けて通風するコイル用冷却風路と、
該コイル用冷却風路と前記コイルベースとの間を仕切るように設けられ、前記コイル用冷却風路からの冷却風を加熱コイルに吹き出させる複数の気孔を有する噴流板と、
該噴流板で気孔のない表面に突設させられ、前記温度センサーの下端部が挿着される筒状の受け部と、
前記温度センサーの上面を前記トッププレートの裏側に押し当てて密着するよう常時付勢する付勢手段と、
を備えたことを特徴とする電磁誘導加熱調理器。 - 前記噴流板は合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱調理器。
- 前記温度センサーは樹脂製のセンサーホルダーに保持され、該センサーホルダーの下端部が前記受け部に挿着され、前記付勢手段は前記温度センサーの上面をトッププレートの裏側に押し当てて密着するよう前記センサーホルダーを付勢することを特徴とする請求項1記載の電磁誘導加熱調理器。
- 前記噴流板の気孔のない表面に、前記温度センサーのリード線を前記受け部から噴流板外周まで案内し、且つ該リード線が入り込む溝状のリード線ガイド部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電磁誘導加熱調理器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014093294A (ja) * | 2013-07-25 | 2014-05-19 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
WO2015096927A1 (en) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | Arcelik Anonim Sirketi | An induction cooker, the safe utilization of which is provided |
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-
2009
- 2009-10-20 JP JP2009241198A patent/JP5424812B2/ja active Active
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JP5424812B2 (ja) | 2014-02-26 |
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