JP5153702B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は誘導加熱調理器に係り、特に加熱コイルを冷却するための加熱コイルを支持する加熱コイル支持台の構造に関する。
従来の誘導加熱調理器は、加熱コイルの冷却、特に被加熱調理容器の温度分布を均一化するように加熱コイルと同軸のドーナツ状の空間部を設けた加熱コイルの冷却においては、加熱コイルを支持する加熱コイル支持台に、前記ドーナツ状の空間部に冷却風が通る穴を設け、前記加熱コイル支持台に設けた穴及び前記ドーナツ状の空間部を通った冷却風が、天板に衝突し、加熱コイル上面を冷却する技術が存在した(特許文献1参照)。
また、加熱コイルの裏面の冷却方法としては、ベースコイルの下に、複数の噴流吹出孔を有する隔壁部を設け、冷却風が前記隔壁部の噴流吹出孔を通って、加熱コイルを冷却する技術が存在した(特許文献2参照)。
特開平1−95484号公報 特開2006−210365号公報
ところが、上記特許文献1に記載の構成では、冷却風が加熱コイルの上面を冷却すると同時に、天板を冷却したり、温度検知装置に影響が出る場合や、上記特許文献2に記載の構成では、加熱コイルと同軸のドーナツ状の空間部を大きく、又は複数個設けた場合には、加熱コイルの幅が小さくなってしまい、加熱コイルの真下に構成する噴流吹出し孔の数が減少し、冷却風の風量をも減少し、冷却効率が悪くなってしまうという問題があった。
本発明は、天板を冷却しないようにして加熱コイルを効率よく冷却できる加熱コイル支持台を有する誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、上部が開口した箱状の本体ケースと、該本体ケースの開口を覆う天板と、前記本体ケース内で前記天板の下方に配置された加熱コイルと、前記本体ケース内に区画形成され、内部に空冷ファンを備え、吸気口と排気口を有する冷却室と、該冷却室内に配置され、前記加熱コイルを駆動制御する半導体回路装置が実装された回路基板と、前記冷却室の排気口側に配置され、前記加熱コイルの下方に位置する複数の噴流吹出孔を有する噴流板と、前記噴流板の上方に配置され、前記加熱コイルを支持する加熱コイル支持体とを備えた誘導加熱調理器において、前記加熱コイル支持体は、前記加熱コイルの内周側を支持するコイル内周支持部と、該コイル内周支持部から放射状延び、表面側で前記加熱コイルを支持し、裏面側でフェライトを保持する複数のフェライト保持部と、前記複数のフェライト保持部の端部と連結し、前記加熱コイルの最外周の外側に位置する環状連結部とから一体に構成され、前記環状連結部の隣接する前記フェライト保持部間の裏側に内縁部を切欠した噴流ガイドテーパーを設けたものである。
本発明に係る誘導加熱調理器においては、空冷ファンの回転により冷却室の吸気口から取り入れられた空気が気流となって冷却室内の半導体回路装置及び回路基板に沿って流れ、これらを空冷し、冷却室の排気口側に配置された噴流板の複数の噴流吹出孔を通り冷却風の噴流となり、その噴流が隣接するフェライト保持部の扇状の開口を経て加熱コイルの下面を冷却する場合に、加熱コイルの外周の垂直下から外れた位置に設けられた噴流吹出孔から噴き出した冷却風の噴流は、コイル支持体の環状連結部の隣接するフェライト保持部間で加熱コイルの最外周が位置する内側に設けられた裏側縁部を切欠した噴流ガイドテーパーに当たり、その噴流ガイドテーパーに案内されて集約され、普段は冷却風の噴流が当たりにくい加熱コイルの外周下面を効率よく冷却することができる。
また、噴流ガイドテーパーに案内されて集約された冷却風の噴流は加熱コイルの外周下面を効率よく冷却し、天板には噴流が当たることはないので、天板が冷えることはなく、天板や天板に接触した温度検知装置等に対する影響もなくなる。
本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器の斜視図。 同誘導加熱調理器の側断面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の上面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の下面図。 図3のV−V線断面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の周辺を詳細に示す部分断面図。 本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の上面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の下面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の周辺を詳細に示す部分断面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の変型例を示す断面図。 本発明の実施の形態3の誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の上面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の下面図。 同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の周辺を詳細に示す部分断面図。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の誘導加熱調理器の斜視図、図2は同誘導加熱調理器の側断面図、図3は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の上面図、図4は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の下面図、図5は図3のV−V線断面図、図6は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の周辺を詳細に示す部分断面図である。
図1に示すように、本実施の形態1の加熱調理器の略箱状の本体ケース1の上部開口には、例えば耐熱ガラスの如き非磁性材からなり、外周に天板支持枠2が設けられた平板状の天板3が着脱可能に装着されている。そして、天板3の上面には、金属製鍋などの被加熱調理容器Nの載置位置を示す複数の載置位置表示部4a〜4cが印刷により設けられている。また、天板支持枠2の後部右側に吸気口5が設けられ、後部左側に排気口6が設けられている。
本体ケース1内で前方には天板3に載置された金属製鍋等の被加熱調理容器を誘導加熱するための誘導式加熱源である左右の2つの加熱コイル7が設けられ、後方の中央に電気輻射熱で加熱する後方中央の電気ヒータ、例えばラジエントヒータと呼ばれる中央加熱源(図示省略)が設けられている。加熱コイル7の取り付けについては後述する。
また、本体ケース1内の左側前方にグリル加熱室8が設けられている。そのグリル加熱室8の前面開口はグリル扉9によって開閉自在に覆われ、グリル扉9の開閉操作は前方に突出した取っ手9aによって行うことができる。
本体ケース1の右側前面に前面操作パネル10が取り付けられている。この前面操作パネル10の上方には、図1に示すように、左右の加熱コイル7、中央加熱源の全ての電源を一斉に投入・遮断しうる主電源スイッチの操作ボタン11と、左右の加熱コイル7の通電とその通電量(火力)を制御する左右の操作ダイアル12L、12Rと、中央加熱源の通電とその通電量(火力)を制御する中央の操作ダイアル12Cとが設けられている。
また、前面操作パネル10の下方には3つの独立したタイマーダイアル13L、13R、13Cが設けられている。これらタイマーダイアル13L、13R、13Cは、それぞれ左右の加熱コイル7及び中央加熱源の通電開始から所望の時間(タイマーセット)だけ通電し、その設定時間を経過した後は自動的に電源を切るタイマーを操作するためのものである。
また、天板3の前側左右方向の中央に統合液晶表示部15が設けられ、その統合液晶表示部15の左右に液晶表示部16L、16Rが設けられている。
統合液晶表示部15は左右のIHコイル、中央加熱源及びグリル加熱室8のヒータ等の通電状態を(火力や時間等)を表示する。
また、左右の液晶表示部16L、16Rはタイマー調理の左右の加熱コイル7におけるタイマースイッチを操作すると、そのスタート時点からの経過時間が計測されて数字で表示される。17L、17Rは左右の加熱コイル7の加熱火力表示部であり、17Cは中央加熱源の火力表示部である。
図2に示すように、本体ケース1内の右側には前後方向に延びる冷却室18が形成されている。その冷却室18には、天板3の後部から垂直に下方に延びた後に前方に向けて水平に延びる仕切板19によって上風路21と下風路22の2つの風路が形成されている。
その下風路22の後部は天板支持枠2の後部右側に設けた吸気口5と連通させられており、下風路22の前部は上風路21の前部と連通させられている。そして、上風路21の後部は天板支持枠2の後部左側に設けた排気口6と連通させられている。
下風路22には左右の加熱コイル7及び中央加熱源に大電流を供給するための一連のパワーモジュールなどの半導体駆動回路装置24を実装する2枚の駆動回路基板25が上下に設けられている。また、下風路22の後部側に加熱コイル7及び半導体回路装置24を空冷するための冷却ファン26が設けられている。
なお、冷却ファン26は、加熱コイル7及び半導体回路装置24の発熱に応じて駆動するように設計されている。
上風路21に仕切板19の途中から前方に向けて水平に延びる噴流板支持部材28が設けられている。その噴流板支持部材28には加熱コイル7の直径とほぼ同じ口径の開口29が設けられている。
噴流板支持部材28の開口29の周縁部には、円形の噴流板30の下面周縁に取り付け付けられた風案内筒31が固定されている。
さらに、噴流板30の外周には、PET、PBT等の耐熱性樹脂で形成された円形の加熱コイル支持体32の周縁に設けた脚部33が固定されている。
この円形の加熱コイル支持体32は、加熱コイル7の内周側を支持する円板状のコイル内周支持部34と、コイル内周支持部34から放射状の延び、表面側で加熱コイル7を支持し、裏面側でフェライト38を保持する複数のフェライト保持部35と、複数のフェライト保持部35の端部と連結し、加熱コイル7の外側に位置する環状連結部36とから構成され、これらが一体となっている。
そのコイル内周支持部34とフェライト保持部35と環状連結部36の表面は面一に形成されている。また、フェライト保持部35は裏面側にフェライト38を嵌合保持する凹部35aを有している。
この実施の形態1では、図6に示すように、加熱コイル支持体32の環状連結部36の隣接するフェライト保持部35間で加熱コイル7の最外周が位置する内側36aに裏側縁部を切欠した凹んだ弧状の噴流ガイドテーパー40が設けられている。
また、円形の加熱コイル支持体32の直下に位置する円形の噴流板30には、図に示すように、コイル内周支持部34の直下位置と弧状の噴流ガイドテーパー40の外縁40aから環状連結部36の外周縁に至る部分の直下位置を除いて複数の噴流吹出孔30aが設けられている。即ち、噴流板30には、加熱コイル7の外周の垂直下から外れた位置にも噴流吹出孔30aが設けられている。
また、各噴流吹出孔30aは風が入り易くなるように入口側は口径が広くなるように湾曲している。
そして、空冷ファン26が回転すると、吸気口5から取り入れられた空気が気流となって、矢印で示すように、下風路22における半導体回路装置24及び回路基板25に沿って流れて、これらを空冷する。
この気流は、さらに下風路22から上風路21に入り、上風路21から風案内筒31を介して噴流板30の複数の噴流吹出孔30aを通り冷却風の噴流となり、その噴流が互いに隣接するフェライト保持部35の扇状の開口を経て加熱コイル7の下面を冷却する。
このとき、加熱コイル7の外周の垂直下から外れた位置に設けられた噴流吹出孔30aから噴き出した冷却風の噴流は、加熱コイル支持体32の環状連結部36の隣接するフェライト保持部35間で加熱コイル7の最外周が位置する内側36aに設けられた裏側縁部を切欠した弧状の噴流ガイドテーパー40に当たり、その噴流ガイドテーパー40に案内されて集約され、普段は冷却風の噴流が当たりにくい加熱コイル7の外周下面を効率よく冷却することができる。
また、噴流ガイドテーパー40に案内されて集約された冷却風の噴流は加熱コイル7の外周下面を効率よく冷却し、天板3には噴流が当たることはないので、天板3が冷えることはなく、天板3や天板3に接触した温度検知装置等に対する影響もなくなる。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の上面図、図8は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の下面図、図9は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の周辺を詳細に示す部分断面図、図10は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の変形例を示す断面図である。
この実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成は実施の形態と同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
上記実施の形態1は加熱コイル7が一重のものであるのに対し、本実施の形態2は加熱コイル7が二重のもので、内加熱コイル7aと、内加熱コイル7aの外側に間隔を置いて同心円上に設けられる外加熱コイル7bとからなるものである。
したがって、加熱コイル支持体32の構成も実施の形態1とは異なるものである。
この実施の形態2の加熱コイル支持体42は、内加熱コイル7aの内周側を支持する円形のコイル内周支持部44と、コイル内周支持部44から放射状の延び、表面側で内加熱コイル7aの外周側と外加熱コイル7bを支持し、裏面側でフェライト38を保持する複数のフェライト保持部45と、複数のフェライト保持部45の端部と連結し、外加熱コイル7bの外側に位置する環状連結部46と、内加熱コイル7aの外周と外加熱コイル7bの内周との間に位置して複数のフェライト保持部45の中間部を連結する中間連結部47とから構成され、これらが一体となっている。
そのコイル内周支持部44とフェライト保持部45と環状連結部46と中間連結部47の表面は面一に形成されている。また、フェライト保持部45は裏面側にフェライト38を嵌合保持する凹部45aを有している。
この実施の形態2では、図9に示すように、中間連結部47の裏側には裏側内縁部を切欠して凹んだ弧状の内側の噴流ガイドテーパー41aと 裏側外縁部を切欠して凹んだ弧状の外側の噴流ガイドテーパー41bとが設けられている。
また、円形の加熱コイル支持体32の直下に位置する円形の噴流板30には、図9に示すように、コイル内周支持部34と環状連結部46の直下位置を除いて複数の噴流吹出孔30aが設けられている。
この実施の形態2も、噴流板30の複数の噴流吹出孔30aを通った冷却風の噴流は、互いに隣接するフェライト保持部45の扇状の開口を経て加熱コイル7の下面を冷却する。
このとき、中間連結部47の裏側に設けられ、内縁部を切欠した弧状の内側の噴流ガイドテーパー41aと外縁部を切欠した弧状の外側の噴流ガイドテーパー41bに当たった冷却風の噴流で、内側の噴流ガイドテーパ41aに当たった噴流は内側の噴流ガイドテーパ41aに案内されて、普段は冷却しにくい内加熱コイル7aの外周側下面を冷却し、外側の噴流ガイドテーパ41bに当たった噴流は外側の噴流ガイドテーパ41bに案内されて外加熱コイル7bの内周側下面を効率よく冷却することができる。
この実施の形態2も天板3には噴流が当たることはないので、天板3が冷えることはなく、天板3や天板3に接触した温度検知装置等に対する影響もなくなる。
本発明の実施の形態2の誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の変形例を図10は示している。
この変形例は、中間連結部47の裏側には内縁部から外縁部に至るように切欠して凹んだ弧状の噴流ガイドテーパー41cが設けられている。
この変形例では、中間連結部47の裏側に設けられ、内縁部から外縁部に至るように切欠した弧状の噴流ガイドテーパー41cに当たった冷却風の噴流は、噴流ガイドテーパー41cに案内されて、普段は冷却しにくい内加熱コイル7aの外周側を集約して冷却するようにしている。
また、外加熱コイル7bの下面は中間連結部47と環状連結部46と隣接するフェライト保持部45とで構成される開口を経て外加熱コイル7bの下面を冷却する。
実施の形態3.
図11は本発明の実施の形態3の誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の上面図、図12は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の下面図、図13は同誘導加熱調理器の加熱コイルを支持した加熱コイル支持体の周辺を詳細に示す部分断面図である。
この実施の形態3は実施の形態1と実施の形態2の構成を組み合わせて構成したもので、加熱コイル7が二重のもので、内加熱コイル7aと、内加熱コイル7aの外側に間隔を置いて同心円上に設けられる外加熱コイル7bとからなるものである。
この実施の形態3の加熱コイル支持体42は、内加熱コイル7aの内周側を支持する円形のコイル内周支持部44と、コイル内周支持部44から放射状の延び、表面側で内加熱コイル7aの外周側と外加熱コイル7bを支持し、裏面側でフェライト38を保持する複数のフェライト保持部45と、複数のフェライト保持部45の端部と連結し、加熱コイル7の外側に位置する環状連結部46と、内加熱コイル7aの外周と外加熱コイル7bの内周との間に位置して複数のフェライト保持部45の中間部を連結する中間連結部47とから構成され、これらが一体となっている。
中間連結部47の裏側には内縁部を切欠した弧状の内側の噴流ガイドテーパー41aと その外縁部を切欠した弧状の外側の噴流ガイドテーパー41aとが設けられている。
また、加熱コイル支持体42の環状連結部46の隣接するフェライト保持部35間で外加熱コイル7aの最外周が位置する内側46aに裏側縁部を切欠した弧状の噴流ガイドテーパー40が設けられている。
また、円形のコイル支持体42の直下に位置する円形の噴流板30には、図13に示すように、コイル内周支持部44の直下位置と弧状の噴流ガイドテーパー41の外縁から環状連結部36の外周縁に至る部分Sの直下位置を除いて複数の噴流吹出孔30aが設けられている。即ち、噴流板30には、外加熱コイル7bの外周の垂直下から外れた位置にも噴流吹出孔30aが設けられている。
この実施の形態3も、噴流板30の複数の噴流吹出孔30aを通った冷却風の噴流は互いに隣接するフェライト保持部45の扇状の開口を経て加熱コイル7の下面を冷却する。
このとき、中間連結部47の裏側に設けられ、内縁部を切欠した弧状の内側の噴流ガイドテーパー41aと外縁部を切欠した弧状の外側の噴流ガイドテーパー41aに当たった冷却風の噴流で、内側のガイドテーパ41aに当たった噴流は内側のガイドテーパ41aに案内されて、普段は冷却しにくい内加熱コイル7aの外周側下面を冷却し、外側の噴流ガイドテーパ41bに当たった噴流は外側の噴流ガイドテーパ41bに案内されて外加熱コイル7bの内周側下面を効率よく冷却することができる。
また、加熱コイル7の外周の垂直下から外れた位置に設けられた噴流吹出孔30aから噴き出した冷却風の噴流は、コイル支持体42の環状連結部46の隣接するフェライト保持部45間で外加熱コイル7bの最外周が位置する内側46aに設けられた裏側縁部を切欠する弧状の噴流ガイドテーパー40に当たり、その噴流ガイドテーパー40に案内されて集約され、外加熱コイル7の下面を冷却することができる。
従って、外加熱コイル7の下面は噴流テーパー40に案内されて集約された噴流と外側の噴流ガイドテーパ41bに案内されて集約された噴流とにより、効率よく冷却されることとなる。
この実施の形態3も天板3には噴流が当たることはないので、天板3が冷えることはなく、天板3や天板3に接触した温度検知装置等に対する影響もなくなる。
1 本体ケース、2 天板支持枠、3 天板、5 吸気口、6 排気口、7 加熱コイル、8 グリル加熱室、9 グリル扉、10 前面操作パネル、18 冷却室、19 仕切板、21 上風路、22 下風路、24 半導体回路装置、25 回路基板、26 空冷ファン、28 噴流板支持部材、29 開口、30 噴流板、30a 噴流吹出孔、31 風案内筒、32 加熱コイル支持体、33 脚部、34 コイル内周支持部、35 フェライト保持部、36 環状連結部、36a 内側、38 フェライト、40 噴流ガイドテーパー、40a 外縁。

Claims (5)

  1. 上部が開口した箱状の本体ケースと、
    該本体ケースの上部開口を覆う天板と、
    前記本体ケース内で前記天板の下方に配置された加熱コイルと、
    前記本体ケース内に区画形成され、内部に空冷ファンを備え、吸気口と排気口を有する冷却室と、
    該冷却室内に配置され、前記加熱コイルを駆動制御する半導体回路装置が実装された回路基板と、
    前記冷却室の排気口側に配置され、前記加熱コイルの下方に位置する複数の噴流吹出孔を有する噴流板と、
    前記噴流板の上方に配置され、前記加熱コイルを支持する加熱コイル支持体とを備えた誘導加熱調理器において、
    前記加熱コイル支持体は、前記加熱コイルの内周側を支持するコイル内周支持部と、該コイル内周支持部から放射状延び、表面側で前記加熱コイルを支持し、裏面側でフェライトを保持する複数のフェライト保持部と、前記複数のフェライト保持部の端部と連結し、前記加熱コイルの最外周の外側に位置する環状連結部とから一体に構成され、
    前記環状連結部の隣接する前記フェライト保持部間の裏側に内縁部を切欠した噴流ガイドテーパーを設けた
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 上部が開口した箱状の本体ケースと、
    該本体ケースの上部開口を覆う天板と、
    前記本体ケース内で前記天板の下方に配置された内コイルと該内コイルと同心円上に配置された外コイルとからなる誘導加熱式加熱源と、
    前記本体ケース内に区画形成され、内部に空冷ファンを備え、吸気口と排気口を有する冷却室と、
    該冷却室内に配置され、前記誘導加熱式加熱源を駆動制御する半導体回路装置が実装された回路基板と、
    前記冷却室の排気口側に配置され、前記誘導加熱式加熱源の下方に位置する複数の噴流吹出孔を有する噴流板と、
    前記噴流板の上方に配置され、前記誘導加熱式加熱源を支持する加熱コイル支持体とを備えた誘導加熱調理器において、
    前記加熱コイル支持体は、前記内加熱コイルの内周側を支持する円形のコイル内周支持部と、コイル内周支持部から放射状延び、表面側で前記内加熱コイルの外周側と前記外加熱コイルを支持し、裏面側でフェライトを保持する複数のフェライト保持部と、複数のフェライト保持部の端部と連結し、前記外加熱コイルの外側に位置する環状連結部と、前記内加熱コイルの外周と前記外加熱コイルの内周との間に位置して複数のフェライト保持部の中間部を連結する中間連結部とから一体に構成され、
    前記中間連結部の裏側に内縁部を切欠した内側の噴流ガイドテーパーを設けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  3. 前記中間連結部の裏側に外縁部を切欠した外側の噴流ガイドテーパーを設けたことを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記環状連結部の隣接するフェライト保持部間で前記外加熱コイルの最外周が位置する内側に裏側縁部を切欠した噴流ガイドテーパーを設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記噴流ガイドテーパーは凹んだ弧状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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