JP2005019194A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】加熱部32bやロースター30の出力設定を行う操作部28を、操作回路基板25の周囲を囲ったダクト構成とし、冷却ファン34からの冷却風をダクト内に供給して通気層を形成してなるものであり、この冷却風で操作部28の温度低減をはかることができ、ロースター30の熱影響に関係なく、操作しやすく、使い勝手の良い位置に操作部28を配置することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロースターを備えた一般家庭で使用する複合の加熱調理器に関するもので、加熱部やロースターの出力設定を行う操作部の温度低減をはかったものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロースターを備えた加熱調理器においては、ロースターからの熱影響を低減するため、通常使用時には電子部品を冷却ファンによる冷却風により冷却するとともに、異常時には温度センサーの検知にて加熱停止させ、電子部品の異常温度上昇を防ぐようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
その構成を図4に示している。図は誘導加熱調理器を示しており、通常は、鍋1を加熱するため加熱コイル2を駆動すると、冷却ファン3の冷却風により、トランジスタ4やプリント配線板5上の部品が冷却される。また、ロースターのヒーター6が通電されたときも冷却ファン3は動作し、ロースター側から上昇する熱を阻止し、トランジスタ4やプリント配線板5上の部品を冷却する。ところが、異常時、つまり冷却ファン3の吸い込み口7が目詰まりしたり、冷却ファン3が何らかの原因で回転しなかったりしたときは、トランジスタ4の放熱フィン8などの温度を検知している温度センサー9が、ヒーター6が動作しているときは通気孔10によってロースター側の熱を直接受熱し、プリント配線板5に構成した回路への通電を停止して、現在動作している加熱を停止させ、プリント配線板5の周囲温度を上昇させないようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−260055号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、誘導加熱調理器は普及が高まるにつれ、操作のしやすさなど使い勝手の良い形態の誘導加熱調理器が望まれるようになってきた。例えば、加熱コイルやロースターの出力設定を行う操作部は、調理器の本体上面で加熱コイルの前に対応配置して操作しやすくしたり、また、ロースターは両面焼きにしたりするなど、操作性と使い勝手の良さが要請されている。
【0006】
しかしながら、前記従来の構成では、要請される操作部の配置部分は、ロースターの熱を受けやすいため、操作部を構成する電子回路部品などの温度が高くなり、配置が困難であった。加えて、ロースターを両面焼きにしてロースターの使い勝手を向上させる場合は、操作部の配置がより困難となるものであった。すなわち、下面焼き側ヒーターを配置するため、ロースターユニットに高さ方向の空間が必要となり、ロースターユニットの上端位置が高くなる。このため、調理器全体の高さを抑える必要があり、操作部とロースターユニットとがより近接することになり、ロースターの熱影響を受けやすいためである。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱部やロースターの出力設定を行う操作部の温度低減をはかることができ、ロースターの熱影響に関係なく、操作しやすく、使い勝手の良い位置に操作部を配置することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、加熱部やロースターの出力設定を行う操作部を、操作回路基板の周囲を囲ったダクト構成とし、ダクト内に冷却風を供給して通気層を形成してなるものである。
【0009】
これにより、冷却風で操作部の温度低減をはかることができ、ロースターの熱影響に関係なく、操作しやすく、使い勝手の良い位置に操作部を配置することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、調理器の本体と、前記本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートに載置した鍋などの被加熱物を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の出力を制御する駆動回路と、前記加熱部の下方に配したロースターと、前記加熱部やロースターの出力設定を行う操作部と、加熱部や駆動回路へ冷却風を供給する冷却ファンとを備え、前記操作部は、操作回路基板の周囲を囲ったダクト構成とし、前記ダクト内に冷却風を供給して通気層を形成してなる加熱調理器としたことにより、冷却風で操作部の温度低減をはかることができ、ロースターの熱影響に関係なく、操作しやすく、使い勝手の良い位置に操作部を配置することができるものである。
【0011】
請求項2に記載の発明は、操作部および加熱部と、ロースターとを隔離する仕切り板を本体内部に備え、前記仕切り板と前記操作部のダクト下面との間に第2の通気層を形成した請求項1に記載の加熱調理器としたことにより、2重の通気層で操作部がロースターの熱影響を受けず、所望の位置に操作部を配置することができるものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、操作部の下方位置で、仕切り板とロースター側との間に第3の通気層を形成した請求項2に記載の加熱調理器としたことにより、3重の通気層で操作部がロースターの熱影響を受けず、所望の位置に操作部を配置することができるものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、操作部を構成する操作回路基板に温度検出素子を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器としたことにより、温度検出素子で異常状態を容易に検出することができるものである。
【0014】
請求項5に記載の発明は、駆動回路をロースターの側方に複数層設け、上層の駆動回路を通過した冷却風を主に近接する加熱部に供給し、下層の駆動回路を通過した冷却風を、ダクトを通してロースター側の加熱部に供給する請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器としたことにより、複数の駆動回路と、冷却風が達しにくいロースター側の加熱部に、冷却風を確実に供給することができ、駆動回路と加熱部の温度低減をはかることができる。
【0015】
請求項6に記載の発明は、下層の駆動回路を通過した冷却風を、本体前面の内側に沿わせてダクトに供給する請求項5に記載の加熱調理器としたことにより、通常使用時に触れたり、電源スイッチを配したりする本体前面の温度低減を容易に行うことができる。
【0016】
請求項7に記載の発明は、操作部のダクトから出る冷却風を、加熱部の上面側に供給し、仕切り板と操作部のダクト下面との間の第2の通気層を通る冷却風を、加熱部の下面側に供給する請求項2〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器としたことにより、特に、冷却風が達しにくくかつロースターの輻射熱を受ける、ロースター側の加熱部における上下両面の温度低減をはかることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。本実施例においては、加熱調理器として誘導加熱調理器を例にとって説明する。
【0018】
図1において、21は誘導加熱調理器の外郭を構成する本体、22は本体21の上面に設けたトッププレート、23a、23bはトッププレート22上の鍋を載置する部分、いわゆるコンロ部である。24は操作パネルで、この操作パネル24の下方には、操作部28が設けられている。操作部28は、スイッチや液晶表示素子などを配した操作回路基板25と、操作カバー上26と、操作カバー下27とからユニットとして構成され、トッププレート22を保持するトップフレーム29に固定されている。操作パネル24と操作部28は、コンロ部23a、23bおよびコンロ部23bの下方に配したロースター30に対応して、それぞれ操作ブロック31a、31b、31cにブロック化されている。32a、32bはトッププレート22上に載置した鍋などの被加熱物を高周波加熱する加熱コイルよりなる加熱部で、コンロ部23a、23bに対応して複数配置している。
【0019】
33a、33bは加熱部32a、32bの出力を制御する駆動回路で、ロースター30の側方に複数層(実施例では上下2層)設けている。34は本体21内を冷却する冷却ファンで、駆動回路33a、33bや加熱部32a、32bへ供給する冷却風の発生源である。これらの配置構成は、図2にわかりやすく示されている。
【0020】
前記操作部28は、加熱部32a、32bやロースター30の出力設定を行うものであり、操作カバー上26と操作カバー下27とを組み合わせて操作回路基板25の周囲を囲ったダクト構成としている。そして、操作カバー下27は操作ブロック31aの下付近を開口して通気入り口35とし、他方はロースター30の上に位置する加熱部32bに向けて開口して通気出口36としている。すなわち、操作部28は、ダクト内に冷却風を供給して通気入り口35から通気出口36に至る、図1に矢印で示す送風経路Cによる通気層を形成してなるものである。
【0021】
図3に示すように、ロースター30は、魚などを載せる焼き網37を挟んで上ヒーター38と下ヒーター39を備えた両面焼きであり、天部の調理室壁40の外側に遮熱壁41を備え、さらに後方に排気筒42を配している。そして、本体21内部において、操作部28を構成する操作カバー下27とロースター30と間には、操作部28および加熱部32bとロースター30とを隔離する仕切り板43を備えている。この構成により、操作部28を構成する操作カバー上26と操作カバー下27によるダクトによる通気層に加え、仕切り板43と操作部28の下面との間に、図1に矢印で示す送風経路Dによる第2の通気層を形成している。
【0022】
また、本体21内部は、遮熱を兼ねた分離壁46により駆動回路33a、33bなどを配する制御部空間45と、ロースター30部とに左右に分離し、仕切り板43の下部で操作部28下方位置に開口47を設けている。これにより、仕切り板43下方のロースター側空間48(図3)を、図1に矢印で示す送風経路Eによる第3の通気層を形成している。
【0023】
次に、以上の構成による作用について説明する。
【0024】
操作部28は本体21の上面手前の略全幅にわたり配置すると、ロースター30の上に位置する範囲はロースター30の輻射熱を受ける。一方、電子部品や液晶表示素子など使用温度限度が70°C前後である、耐熱が比較的低い部品を多数使用した操作回路基板25や、直接触れて使用する操作パネル24は温度上昇を抑える必要がある。そこで、操作カバー下27に備えた通気入り口35から、操作カバー上26と操作カバー下27とは組み合わせた中空状のダクト内に、ロースター31の熱影響を受ける前の冷却風を操作部28内に送風する。すなわち、図1に矢印で示す送風経路Cが形成される。従って、操作回路基板25の温度を容易に使用温度限度よりも低くできるので、ロースター30の熱影響を操作部28が受け難く、操作部28をロースター30上に位置する本体21の上面手前に配置できると同時に、操作面すなわち操作パネル24上面の温度低減をはかることができる。操作カバー26上面には、液晶表示素子やスイッチを操作パネル24に露出するための穴があいているが、これらの穴は最小限の大きさに設定され液晶表示素子やスイッチでほとんどが塞がれる。しかし若干の隙間があり、この隙間から漏れた冷却風が操作パネル24に当り操作面温度が低減される。また、冷却風の大部分は操作部28の通気出口36から吐き出し、本体21の左側でロースター30の上に位置する加熱部32bの方向に送風できる。
【0025】
また、前述の作用に加え、操作部28の下方において、仕切り板43と操作部28の下面との間に形成した第2の通気層にも同時に送風することで、操作部28のダクトで構成した通気層に加え2重に通気層を形成する。すなわち、図1に矢印で示す送風経路Dが送風経路Cに加えて同時に形成されるので、ロースター30の熱が操作部28や操作パネル24に達し難くして温度を低減し、操作部28を容易にロースター30上に位置する本体21上面に配し、操作面である操作パネル24や操作回路基板25の温度をさらに低減することができる。
【0026】
さらに、操作部28は前記2重の通気層による断熱層に加え、ロースター30と、操作部28および加熱部32bとを隔離する仕切り板43下部の第3の通気層により、3重にロースター30の熱が断熱される。すなわち、仕切り板43とロースター30の遮熱壁41との間の空間48に、分離壁46に設けた開口47から送風され第3の通気層が形成される。すなわち、図1に矢印で示す送風経路Eが送風経路Dおよび送風経路Cに加えて同時に形成される。このため、操作部28と操作パネル24は、3重の通気層で構成される送風経路による断熱構成により、一層温度低減がはかれ、操作部28を容易にロースター30上に位置する本体21上面に配することができる。
【0027】
さらに、本実施例では、図1、図3に示すように、操作部28を構成する操作回路基板25には、ロースター30上に位置する部分に温度検出素子49を配している。温度検出素子49が所定温度以上を検知すると、本体21内の発熱源、すなわち、ロースター30と加熱部32a、32bの通電を停止する。温度検出素子49の温度は、通常は前述した操作部28付近の送風経路C、D、Eによる断熱構成により、許容温度上限値に対し十分低いものであるので、異常に対する温度検知幅を十分に広く確保できる。一方、冷却ファン34の吸い込み口の目詰まりなど、冷却風の流れが弱まる異常が生じた時には、冷却風による断熱効果が弱まり、ロースター30の輻射熱を受けて温度検出素子49の温度が上昇するので、冷却風の流れが弱まる異常を容易に検出することができる。これにより、操作部28や操作パネル24の温度が許容値に達するまでに、容易に異常を検出できる。
【0028】
また、2個の加熱部32a、32bの駆動回路33a、33bをロースター30の右側方に上下2層で配し、図2に示すように、上層の駆動回路33aを通過した送風を駆動回路33aに近接しその上に配した加熱部32aに主に送風し、下層の駆動回路33bを通過した送風を、操作カバー下27のロースター30から遠い側に配した通気入り口35を介して、操作回路基板25周囲の操作カバー上26と操作カバー下27から成るダクト内に送風する。ダクト内を通過した後は、通気出口36からロースター30側の加熱部32bに送り出している。
【0029】
この構成により、下層の駆動回路33bを通過した後の温度上昇値が15K程度であり、温度上昇が比較的低い冷却風を、マイコンや液晶など低発熱部品で構成された操作回路基盤25周囲のダクトを経由して、冷却風が達しにくいロースター30側の加熱部32bに確実に送ることができ、ロースター30側の加熱部32bの温度低減をはかることができる。
【0030】
なお、実施例では加熱部の個数を2個とし、駆動回路を2層としたがこれに限るものでなく、上層側の駆動回路を通過した送風を駆動回路に近接しその上に配した加熱部に主に送風し、下層側の駆動回路を通過した送風を、操作回路基板周囲のダクト内を通過した後、ロースター側の加熱部に送り出すものであれば、2個、2層以上の場合でも同様の効果を得ることができる。
【0031】
また、複数層に配した加熱部32a、32bの駆動回路33a、33bのうち、下層側の駆動回路33b通過後の送風を、図2に示すように、本体21の外郭を構成し電源スイッチ50を保持する本体前面51の内側に直接当て、内壁面に沿って上向きに偏向した後、操作カバー下27のロースター30から遠い側に配した通気入り口35を介して、操作回路基板25周囲の操作カバー上26と操作カバー下27から成るダクト内に送風するようにしている。そして、ダクト内を通過した後は、通気出口36からロースター30側の加熱部32bに送り出している。
【0032】
この構成により、電源スイッチ50を配するとともに、通常使用する際に容易に触れる本体前面51の温度低減をはかるので、操作や使用に快適な調理器を供することができる。
【0033】
また、図3に矢印で記すように、操作部28を構成する操作回路基板25周囲の、操作カバー上26と操作カバー下27とで成るダクトから出る通気を、ロースター30側に配した加熱部32bの上面側、すなわち、加熱部32b上面とトッププレート22裏面との隙間に送風している。そして、操作カバー下27の通気出口36上端位置は少なくとも加熱部32bを保持するコイルベース52上面よりも高い位置に設定されている。さらに、仕切り板43と操作部回路基板25周囲を囲むダクトを構成する操作カバー下27下面との間の第2の通気層を通った後の冷却風を、ロースター30側に配した加熱部32bの下面側に送風する。
【0034】
この構成により、冷却風が達しにくくかつロースター30の輻射熱を受ける、ロースター30側の加熱部32bの上下両面に冷却風を送って冷却し、加熱部32bの温度低減が容易になる。
【0035】
なお、本実施例の構成以外に、操作部の温度を低減するために、操作部の下部付近で本体の前面に吸い込み口を設け、操作部を囲うように本体内に仕切り壁を設け、仕切り壁で囲った空間は前述した吸い込み口と繋いで、仕切り壁の所定箇所に専用の冷却ファンを配することで、操作部内面に直接外気を導き温度低減をはかる方法が考えられるが、本実施例は、本体内の駆動回路や加熱部を冷却する冷却ファンのみを用いて操作部を同時に冷却するので、操作部専用の冷却ファンが不要である。そして、本体前面の吸い込み口が無いため、キッチン前面からの吸気が無く、使用者が本体の前に立ったときキッチン前面に吸い込み気流が発生するなど違和感が無いため、きわめて実際的なものである。
【0036】
また、本実施例に記載したものは、常時は冷却ファン34が駆動され操作部28の温度を低減しているものであり、吸い込み口が目詰まりするなど冷却経路にトラブルが生じた場合に異常を検出し、加熱通電を停止し、操作部28を構成する部品の保護をはかるものである。
【0037】
さらに、本実施例の説明にあたっては、2個の加熱コイルからなる加熱部を有する場合について説明しているが、これに限定されず加熱部は何個あっても良いものである。そして、本発明の意図にかなうものであれば、誘導加熱以外の例えばラジエントヒーターなどの加熱部であってもよいし、これらの組合せのものであってもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、本発明の加熱調理器によれば、加熱部やロースターの出力設定を行う操作部を、操作回路基板の周囲を囲ったダクト構成とし、ダクト内に冷却風を供給して通気層を形成してなるものであり、冷却風で操作部の温度低減をはかることができ、ロースターの熱影響に関係なく、操作しやすく、使い勝手の良い位置に操作部を配置することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における誘導加熱調理器の分解斜視図
【図2】同誘導加熱調理器のA−A線における断面図
【図3】同同誘導加熱調理器のC−C線における断面図
【図4】従来の誘導加熱調理器の断面図
【符号の説明】
21 本体
22 トッププレート
28 操作部
30 ロースター
32a、32b 加熱部
33a、33b 駆動回路
34 冷却ファン
43 仕切り板
46 分離壁
47 開口
49 温度検出素子
51 本体前面
Claims (7)
- 調理器の本体と、前記本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートに載置した鍋などの被加熱物を加熱する複数の加熱部と、前記加熱部の出力を制御する駆動回路と、前記加熱部の下方に配したロースターと、前記加熱部やロースターの出力設定を行う操作部と、加熱部や駆動回路へ冷却風を供給する冷却ファンとを備え、前記操作部は、操作回路基板の周囲を囲ったダクト構成とし、前記ダクト内に冷却風を供給して通気層を形成してなる加熱調理器。
- 操作部および加熱部と、ロースターとを隔離する仕切り板を本体内部に備え、前記仕切り板と前記操作部のダクト下面との間に第2の通気層を形成した請求項1に記載の加熱調理器。
- 操作部の下方位置で、仕切り板とロースター側との間に第3の通気層を形成した請求項2に記載の加熱調理器。
- 操作部を構成する操作回路基板に温度検出素子を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 駆動回路をロースターの側方に複数層設け、上層の駆動回路を通過した冷却風を主に近接する加熱部に供給し、下層の駆動回路を通過した冷却風を、ダクトを通してロースター側の加熱部に供給する請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 下層の駆動回路を通過した冷却風を、本体前面の内側に沿わせてダクトに供給する請求項5に記載の加熱調理器。
- 操作部のダクトから出る冷却風を、加熱部の上面側に供給し、仕切り板と操作部のダクト下面との間の第2の通気層を通る冷却風を、加熱部の下面側に供給する請求項2〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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