JP2008305704A - 加熱調理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
本体上面にトッププレートを設け、このトッププレートの下方に複数の加熱源を配置した加熱調理装置において、本体には各加熱源の加熱条件が本体のトッププレート上方から視認可能な統合表示手段と、各加熱源の通電を制御する通電制御回路と、この回路から加熱源への電源投入条件を制御する入力手段とを設け、通電制御回路は、前記入力手段からの操作指令信号で加熱条件を設定できるとともに調理の加熱条件や本体の動作状態を統合表示手段に表示し、その統合表示手段は、調理の加熱条件等を表示する表示画面基板と、加熱源の火力を表示する発光素子と、この発光素子及び表示画面基板を収容したケースとを備えた構成にし、表示画面基板と加熱源の火力を表示する発光素子とをケースに収容した。
【選択図】図1
Description
する電磁調理器や、電磁誘導加熱源に加えて電気ヒータ等の輻射型加熱源でも加熱できるというタイプの複合型調理器がある(例えば特許文献1〜3参照)。
さらに最近では小火力で長時間の調理を行うことも求められる傾向にあり、調理装置の傍から主婦などの使用者が一時的に離れる場合が起こり得るが、そのような際に調理装置に何らかの重大な異常が発生した場合、離れている使用者に調理装置本体から知らせることが難しいという課題があった。
本体上面にトッププレートを設け、
このトッププレートの下方に複数の加熱源を配置した加熱調理装置において、
前記本体には、各加熱源の加熱条件が本体のトッププレート上方から視認可能な統合表示手段と、
各加熱源の通電を制御する通電制御回路と、
この回路から加熱源への電源投入条件を制御する入力手段とを設け、
前記通電制御回路は、前記入力手段からの操作指令信号で加熱条件を設定でき、
通電制御回路は、加熱源の通電条件や前記本体の動作状態を前記統合表示手段に表示し、
前記統合表示手段は、
加熱源の通電条件を表示する表示画面基板と、
前記加熱源の通電状態を光により表示する発光素子と、
この発光素子及び前記表示画面基板を収容したケースと、
を備えたことを特徴とする。
図1〜図11は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器を示すものであって、図1は加熱調理装置の設置状態における全体斜視図であり、図2は全体の平面図、図3は全体の横断面図、図4は図3の横断面の位置から更に下方位置における横断面図、図5は本体前方の上部縦断面図、図6は全体の電気回路図、図7は統合表示手段の平面図、図8は本体の上面操作部と中央表示・入力部周辺を示す要部平面図、図9は中央表示・入力部の画面を示す説明図、図10は上面操作部と中央表示・入力部を示す平面図(その1)、図11は上面操作部と中央表示・入力部を示す平面図(その2)である。なお、各図において同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図1において、加熱調理装置本体(以下、「本体」と称す)1は平面形状が長方形であって、金属板から形成された箱形状の本体ケース2と、本体ケース2の上面開口を塞ぐ金属製板から形成された額縁状の天板3と、から構成されている。
本体1の内部には、天板3に載置された被加熱物を加熱するための電磁エネルギー又は熱エネルギーを発生する後記する加熱手段6L、6R、7と、該加熱手段の調理条件を制御する後記する制御手段200と、該制御手段に前記調理条件を入力する後記する入力手段20〜23と、該入力手段に入力された前記調理条件を表示する表示手段(統合表示部)80とを備えている。以下、それぞれについて詳細に説明する。
天板3の上面は、非磁性ステンレス板又はアルミ板などから形成された額縁形状の枠体4によって縁取られ、その中央に設けられた大きな開口部は、耐熱強化ガラスや結晶化ガラス等の赤外線を透過させる材料からなる長方形状のトッププレート(上板に同じ)5によって密閉状態に覆われている。したがって、トッププレート5の上面から水滴などが枠体4を通じて本体1の内部に侵入しないようにしてある。
なお、トッププレート5の上面には、後記する加熱源6L、6R、7の位置を示す案内マーク6LM、6RM、7Mが、それぞれ表示されている。
本体1の内部であって、トッププレート5の右側位置の下面側に、右側電磁加熱コイル(以下、「右加熱源」と称す)6Rが配置されている。右加熱源6Rの上端部がトッププレート5に接触又は微小間隙を置いて近接しており、電磁誘導加熱源となる。例えば、最大消費電力(最大火力)3KWの能力を備えたものが使用される。右加熱源6Rは誘導加熱コイル(以下、「右加熱コイル」と称す)220Rを渦巻状に1本又は複数本巻き、外形形状が円形になるように円盤形に成形されている。右加熱コイル220Rの直径(最大外径寸法)は約180mmである。
なお、トッププレート5に右加熱源6Rの上方に対応する位置に表示された円(図1において破線、図2において実線)である案内マーク6RMは、右加熱源6Rの外形位置を示すものではなく、適正な誘導加熱領域を示すものであって、印刷などによって形成されている。
本体1の内部であって、トッププレート5の左側位置の下面側に、左側電磁加熱コイル(以下、「左加熱源」と称す)6Lが配置されている。左加熱源6Lの上端部がトッププレート5に接触又は微小間隙を置いて近接しており、電磁誘導加熱源となる。例えば、最大消費電力(最大火力)2.5KWの能力を備えたものが使用される。左加熱源6Lは誘導加熱コイル(以下、「左加熱コイル」と称す)220Lを渦巻状に1本又は複数本巻き、外形形状が円形になるように円盤形に成形されている。左加熱コイル220Lの直径(最大外径寸法)は約180mmであるが、右加熱コイル220Rの最大火力より小さいため、170mm程度に形成することができる。
なお、トッププレート5に左加熱源6Lの上方に対応する位置に表示された円(図1において破線、図2において実線)である案内マーク6LMは、右加熱源6RLの外形位置を示すものではなく、適正な誘導加熱領域を示すものであって、印刷などによって形成されている。
図3、図5および図6に示すように、左加熱源6Lおよび右加熱源6Rの何れも、通電時に渦電流を発生するように渦状に巻かれた左加熱コイル220Lおよび右加熱コイル220Rと、左加熱コイル220Lおよび右加熱コイル220Rを収容した左保持枠335Lおよび右保持枠335Rと、左保持枠335Lおよび右保持枠335Rの下面の全体やその一部を覆うフェライト製板の左磁束漏れ防止板331Lおよび右磁束漏れ防止板331R等によって構成されている。
なお、以下の説明において、左右に配置された部材について共有する内容については、名称における「左、右」および符号における「L、R」の記載を省略する場合がある。
本体1の内部であって、トッププレート5の左右中心線(図2および図3において一点鎖線CLにて示す)上で、かつ、トッププレート5の後部寄りの位置に、中央加熱源7が配置されている。中央加熱源7は、輻射によって加熱するタイプの電気ヒータ231(例えばニクロム線やハロゲンヒータ、ラジエントヒータ)が使用され、トッププレート5を通してその上方に置かれた鍋等の加熱調理器具(図示せず)を加熱するものである。そして、例えば、最大消費電力(最大火力)1.2KWの能力を備えたものが使用されている。
なお、トッププレート5に中央加熱源7の上方に対応する位置に表示された円(図1において破線、図2において実線)である案内マーク7Mは、中央加熱源7の外形位置を示すものではなく、適正な誘導加熱領域を示すものであって、印刷などによって形成されている。
本体ケース2の右側前面に前面操作部10が設けられている。前面操作部10には、左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7及びオーブン調理やグリル調理用の電気ヒータ(図5参照、以下、「グリルヒータ」と称す)110Aの全ての電源を一斉に投入・遮断する主電源スイッチ201(図6参照)の操作ボタン11と、右加熱源6Rの通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の電気接点を開閉する右操作ダイアル12Rと、同じく左加熱源6Lの通電とその通電量(火力)を制御する左制御スイッチ12(図示せず)の左操作ダイアル12Lと、中央加熱源7の通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の中央操作ダイアル13と、が設けられている。
そして、前面操作部10には、左操作ダイアル12Lによって左加熱源6Lに通電が行われている状態でのみ点灯する左表示灯15と、右操作ダイアル12Rによって右加熱源6Rに通電が行われている状態でのみ点灯する右表示灯14とが設けられている。
そこで、突出している左操作ダイアル12L、右操作ダイアル12R、または中央操作ダイアル13の何れかを左右に回せば、その回動の量に応じて当該加熱源の通電量が決まり、火力設定が行えるようになっている。
本体1の内部の下半分には、区画形成されたグリル室(以下、「加熱室」と称す)19が設けられている。加熱室19は、金属板により左右、上下及び背面側の壁面が形成され、上部天井付近および底部付近に設置された電気ヒータ(図示せず)を同時又は個別に通電してロースト調理(例えば焼き魚)、グリル調理(例えばピザやグラタン)や加熱室19内の雰囲気温度を設定して調理するオーブン調理(例えば、ケーキや焼き野菜)が行えるようになっている。例えば、上部天井付近には最大消費電力(最大火力)1200Wのグリルヒータ110A(図5参照)と、底部付近には最大消費電力800Wの電気ヒータ(110B。図示せず)がそれぞれ設けられる。
天板3の上面、具体的には枠体4の前部に上面操作部20が配置されている。本体1の左右中心線CL(図1および図2参照)を挟んで、左側には左加熱源6Lの左火力設定用操作部22が、中央部には中央加熱源7及び加熱室に設置された電気ヒータ(図示せず)の中央操作部23が、右側には右加熱源6Rの右火力設定用操作部21が、それぞれ配置されている。上面操作部20は調理装置本体1が調理台(キッチンカウンターやワークトップとも呼ばれる家具と同じ意味)の開口部の中に落とし込まれて設置された場合、その調理台の開口部前縁の上方に位置する。つまり図5で額縁状の天板3が左側に大きく張り出しているが、この部分が調理台の開口部前縁に載置され、本体1を支持する部分となる。
図8において、右火力設定用操作部21には、使用者が1度押圧するだけで右加熱源6Rの火力を簡単に設定することができる右ワンタッチキー部24が設けられている。右ワンタッチキー部24は、弱火力キー25、中火力キー26、および強火力キー27の3つのワンタッチキーを備えている。例えば、弱火力キーは右加熱源6Rの火力を300Wに設定し、中火力キー26は750Wに設定し、強火力キーは2.5KWに設定する。
さらに、右ワンタッチキー部24の右端部に強火力キー(以下、「3KWキー」と称す)86が設けられ、右加熱源6Rの火力を強力(例えば、3KW)にしたい場合、これを押圧操作する。
なお、左加熱源6Lの火力設定のための左火力設定用操作部22には、右火力設定用操作部21(右ワンタッチキー部24が設置されている)と同様なワンタッチキーが設置されている。したがって、例えば、火力を300W、750W、または2.5KWの何れかに設定できるようになっている。
中央操作部23には、図8に示されるように、ロースト調理、オーブン調理及びグリル調理に用いられるグリルヒータ110A等の通電を開始する操作スイッチ(図示せず)の操作ボタン92と、その通電を停止する操作スイッチ(図示せず)の操作ボタン29が並べて設けられている。
また、中央操作部23には、グリルヒータ110A等によるグリル調理や左加熱源6L、右加熱源6Rによる電磁調理における制御温度を、1度ずつ加算的又は減算的に設定する温度調節スイッチ(図示せず)の操作ボタン300、310が横一列に設けられている。
さらに、操作ボタン29の右側には、ハードボタンからなる右IH便利メニューボタン93aが設けられており、これは右加熱源6Rについての各種の設定をするための設定ボタンである。同様な設定ボタンは左加熱源6Lについても設けられている(図示省略)。
トッププレート5の右前側で、右加熱源6Rと右火力設定用操作部21との間の位置に対応した位置に、右加熱源6Rの火力の大きさを表示する右火力表示ランプ40Rが設けられている。右火力表示ランプ40Rはトッププレート5を介して(透過させて)その下面から表示光を上面側に放つようにトッププレート5の下面近傍に設けられている。
同様に、左加熱源6Lの火力の大きさを表示する左火力表示ランプ40Lが、トッププレート5の左前側で、左加熱源6Lと左火力設定用操作部22との間の位置に対応した位置に設けられ、トッププレート5を介して(透過させて)その下面から表示光を上面側に放つようにトッププレート5の下面近傍に設けられている。
同様に、左加熱源6L用の左火力表示ランプ40Lは、図示していないが、火力120Wから最大火力2.5KWまでの間を11段階で表示できるようになっている。
主電源スイッチ201(図6参照)の操作ボタン11と、右加熱源6Rの通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の電気接点を開閉する右操作ダイアル12Rと、左加熱源6Lの通電とその通電量(火力)を制御する制御スイッチ(図示せず)の電気接点を開閉する左操作ダイアル12Lとにより、中央操作部23、右加熱源6Rの右火力設定用操作部21、左加熱源6Lの左火力設定用操作部22の電源が遮断される構成になっている。したがって、例えば主電源スイッチ201を開成(OFF)すれば、それ以後、右操作ダイアル12Rおよび左操作ダイアル12Lの操作は一斉に無効となる。
統合表示手段(以下「中央表示・入力部」と称す)80が、トッププレート5の左右方向の中央部で、前後方向の前側に設けられている。中央表示・入力部80は、後述する正方形の液晶基板280(表示基板)を主体に構成させている。この液晶基板は、トッププレート5を介して(透過させて)その下面から表示光を上面側に放つようにトッププレート5の下面近傍に設けられている。
中央表示・入力部80は、左加熱源6L、右加熱源6R、中央加熱源7及び加熱室19の内部に設けたグリルヒータ110A等の通電状態(火力や時間等)を入力したり、確認したりすることができるものである。すなわち、(i)加熱源6の機能(調理動作中であるかどうか等)と、(ii)中央加熱源7の機能(調理中であるかどうか等)と、(iii)グリル調理の場合には、加熱室19内部でグリル調理を行う場合の操作手順や機能(例えば、現在ロースタ、グリル、オーブンの調理の何れが行われているかどうか)と、が文字やイラスト、グラフなどによって表示されるものである。具体的な構造と表示動作については以下に説明する。
図9はその一例を模式的に表示したものである。図9に記載のように、情報を表示する画面区域81は合計10個のエリアに割り当ててあり、
左加熱源6Lの対応エリアA1、A2と、
中央加熱源7の対応エリアB1、B2と、
右加熱源6Rの対応エリアC1、C2と、
グリルやオーブン調理用のグリルヒータ(加熱源に同じ)110A等の対応エリアDと、
使用者に各種調理における注意や参考情報を表示するガイドエリアEと、
上記入力キー群91の各入力キー83、95〜99に隣接し、そのキーで入力可能な機能を個別に表示する、互いに独立した6つの表示キー84、100、101、102、103、104を(仮想的に)表示するキー表示エリアFと、
Tips表示エリアGと、
をそれぞれ備えている。
(1)ユーザーの操作・意図とは関係ない動作に対するお知らせ(切り忘れ防止/脱煙フィルター自動クリーニング等)。
(2)自動調理(揚げ物、自動グリル)を安全に、また上手に使いこなすために行ってもらいたい内容。
(3)調理全般に関して加熱調理器特有の癖(焼きムラ等)のお知らせ。
(4)加熱調理装置の安全面のお願いや・警報内容、警報に対する対応方法。
図8および図10は、表示キー84、100〜104と入力キー(ファンクションキー)83、95〜99の表示例を示している。6つの表示キー84、100〜104はそれぞれその下方に個別にLEDがそれぞれ配置されており、操作場面毎に有効な入力用表示キーを点灯する。例えば、図10に示す表示キー100〜104は有効(アクティブ状態)になっている。図中、「AM」はアクティブ状況にあることを模式的に示したアクティブマークである。実際はこのような特定形状の点灯を行うだけではなく、表示キー84、100〜104の全域や輪郭だけを明るくし、又は色を変える等の方法で、アクティブ状況にあることを示しても良い。
図10において、表示キー84に対応するファンクションキー83は、LEDが点灯しておらず、このLEDが点灯していないファンクションキー83を押しても、後述する通電制御回路200の中には有効な操作信号が上面操作部20より取り込まれない(通電制御回路200の動作を定める制御プログラムに対し、有効な操作指令信号にならない)。
表示キー84には「初期画面」との説明文字が表示されているが、既に初期画面になっているので、表示キー84を操作する必要性がないからである(この初期画面という表示自体を表示キー84に表示させないこともできるが、実施の態様1の説明上、図10では表示させている)。
図6は、この調理装置の制御回路の全体を示す図であり、該制御回路は、1つ又は複数のマイクロコンピュータを内蔵して構成されている通電制御回路200によって形成されている。通電制御回路200は、入力部と、出力部と、記憶部と、演算制御部と、の4つの部分から構成され、定電圧回路232を介して直流電源が供給されて、全ての加熱源(加熱手段)と中央表示・入力部80(表示手段)を制御する中心的な制御手段の役目を果たすものである。
図6において450は、ガラス製のトッププレート(上板に同じ)5が割れたことを電気的または機械的に検知して所定の割れ検知信号を通電制御回路200に入力する割れ検知手段であり、電気的に検出する手段としては、例えばトッププレート5の裏面に格子状又は網目状に貼付された導電性皮膜における電気抵抗値の変化を捉える方法があり、また機械的に検知する手段としては、例えば圧力スイッチがある。この圧力スイッチとは、トッププレート5の下面に、通常左加熱コイル220Lおよび右加熱コイル220R、その他これらを支える支持部材などの構造物が押し当てられているので、トッププレート5が割れた場合、その割れによってトッププレート5が局部的に上方に持ち上がり、これをトッププレート5に接触している圧力スイッチが検知し電気信号に変えるというものである。
本発明になる加熱調理装置の構成の一部ではなく、本発明の加熱調理装置に必須の装置や部品でもない換気装置239が、例えば、設置空間の上方となる台所の壁65(図1参照)上部などに設置されている。換気装置239は、換気用の排気ファンを駆動するファンモータ243と、制御部に内蔵された赤外線受光素子となるフォトダイオード240と、受信回路241と、制御回路242と、を有している。すなわち、フォトダイオード240が赤外線LED234〜236の直列回路から赤外線信号を受けると受信回路241を通じて制御回路242に信号が伝達され、その信号によりファンモータ243が回転駆動される。
図6に示すように、中央表示・入力部80の液晶画面(表示基板280)を駆動する駆動回路244は、表示専用のマイクロコンピュータを内蔵して構成されており、通電制御回路200の出力部から駆動信号が入力される。また、画像表示器60にも画像信号を供給するように電気ケーブル62により接続されている。
右火力表示ランプ40Rは、図6に示すように、合計12個の発光ダイオード246〜257が互いに並列に接続されている回路を備えている。この並列回路の一端が駆動回路245に接続され、他端はそれぞれ抵抗258a〜258lを介して接地側接続点259に接続されている。また、左加熱源6L用の左火力表示ランプ40Lも同様に構成されているが、発光ダイオードの数は11個である。
図6において、本体1の内部空間を一定の温度範囲に保つための冷却用ファン駆動回路260が設けられている。温度検出回路311には、後述する合計12個の温度センサーS1〜S7Lの温度データが入力される。
S1は中央加熱源7用の中央回路207の電気ヒータ231近傍に設けた温度センサーである。
S2Aは右加熱源用回路206Rの誘導加熱コイル220Rの保持枠335底部外側に設けた温度センサーである。
S2Bは右加熱源用回路206Rの誘導加熱コイル220Rの内側中央空間部に設けた温度センサーで、主に鍋などの被加熱物Nからの輻射熱温度を検知する。
S3Bは同じく中央表示・入力部80の液晶基板(表示基板280)の後部上面に設けた温度センサーである。
S4Bは左加熱源用回路206Lの誘導加熱コイル220Lの内側中央空間部に設けた温度センサーで、主に鍋などの被加熱物Nからの輻射熱温度を検知する。
S6Rは本体1内部の右空間部370Rに設けた複数の高電圧電気部品371Rを取り付けた冷却フィン372Rに固定した温度センサー(図4参照)である。
S6Lは本体1内部の左空間部370Lに設けた複数の高電圧電気部品371Rを取り付けた冷却フィン372Lに固定した温度センサーである。
S7Lは図3に示すように、パワーモジュール321Lが取り付けられたヒートシンクにそれぞれ取り付けられた温度センサーである。
温度センサーS7Lおよび温度センサーS7Rによる検出温度情報は温度検出回路311に入力される。
つまり異常検出手段はこの通電制御回路200と温度検出回路311と電流検出センサー227、前記したトッププレート割れ検知手段450等と、から構成されている。
場合2:何れの加熱源も通電されていない状態で、かつ上面操作部20における各種入力キー(6つのファンクションキー83、95〜99や、3KWキー86、6つの各種操作ボタン29、92、93、94、300、310、93a等)が操作されてから所定時間(例えば5分)経過した場合。
方法1:本体ケース2の右側前面に設けられた前面操作部10にある左操作ダイアル12Lと、右操作ダイアル12Rと、中央操作ダイアル13などのいずれか一つを回動したり、前方に突出させたりする等の操作をする。
方法2:6つのファンクションキー83、95〜99の中で、通常の調理では使用することが有り得ない特殊な押し方(例えば6つの中の、離れている特定な2つを5秒間だけ押し続けること)をする。
本体1の内部は、図5の縦断面図に示すように、加熱室19を左右両側から挟むように、本体1の底面から天井面に至るような寸法を有する左仕切板290Lと右仕切板290Rとが設けられ、これら左仕切板290L、290Rと本体ケース2の左右側壁との間で左空間部370Lと右空間部370Rとが区画形成されている。
中央表示・入力部80の液晶画面を構成する正方形の液晶基板280は、図2に示す縦寸法Hと横寸法Wがそれぞれ80mm程度であり、ケース282も正方形である。
ケース282は、左加熱源6Lと右加熱源6Rとの距離が略等しくなるように配置されている。すなわち、左加熱源6Lの加熱コイル220Lの最外周縁との距離(以下、「左右対向間隔」と称す)CBと、加熱コイル220Rの最外周縁との距離(以下、「左右対向間隔」と称す)SAと、は略同じに設定されている。
なお、図8以降の図面において、中央表示・入力部80の液晶画面が各種表示機能の説明上、横長の長方形に描いてあるが、上記したように正方形であってもよい。
次に、上記の構成からなる加熱調理器の動作の概要を説明する。なお、以下の説明では動作の段階順に符号STと連続番号の組合せで表す。例えばST−1、ST−2のように示す。電源投入から調理準備開始までの基本動作プログラムが、通電制御回路200の内部にあるマイコンに格納されている。
(通常ステップ1)電源プラグを200Vの商用電源に接続し、主電源スイッチ201を押す(ST−1)。
(通常ステップ2)すると定電圧回路232を介して所定の低い電源電圧が通電制御回路200に供給される(ST−2)。
割れ検知手段450からの異常信号が無い場合、次に通電制御回路200は左右加熱源206R、206Lに小電力を流し、その電流の状態から回路構成に異常がないことをチェックする(ステップST−5)。
温度検出回路311は合計12個所に設けた各温度センサーS1、S2A、S2B、S3A、S3B、S4A、S4B、S5、S6R、S6L、S7R、S7Lからの温度データを読み込み、そのデータを通電制御回路200に送る(ST−7)。
以上のようにして通電制御回路200には、主要な構成部分の回路電流や電圧、温度などのデータが集まるので、調理前の異常監視制御として、異常加熱判定を行なう。例えば、中央表示・入力部80の温度がその液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも21℃以下低い(49℃以下)場合は、異常高温ではないと判定する。逆に言えば50℃以上になると異常高温と判定される(ST−8)。
調理前の「異常時処理1」を説明する。
(異常処理ステップ1)調理前の異常時処理では、まず異常の内容からその異常状態を加熱調理器自身で是正できるかどうか判定する(ST−11)。例えば、中央表示・入力部80の温度がその液晶表示部の耐熱温度(例えば70℃)よりも21℃以上低くはなく、15℃低い(つまり55℃である)場合は、その液晶表示部を冷却用ファン262でより強力に冷却するか、または中央表示・入力部80の液晶表示部上方近傍のトッププレート5上に、高温の加熱調理器具(例えば天ぷらを行なった直後の鍋)が置かれている場合も考えられるので、その鍋を使用者に注意喚起して移動させてもらえば良いので、この例の場合は是正可能という場合に該当する。
(異常処理ステップ5)そして、この異常高温が例えば1分以内に解消されない場合には、通電制御回路200は49℃以下に低下するまで(但し、最長でも例えば5分間)冷却用ファン263、264、265、266を運転した後、予備電源400に接続を切り換え、主電源スイッチ201を強制的に開放し、商用電源202から切り離す。これにより中央表示・入力部80の液晶表示部が高温で変形したり焼損したりする事故を未然に防止することができる。なお、トッププレート5の割れ検知手段450から異常信号が検知された場合は、そのまま使用開始した場合、危険である可能性もあり、調理装置自体では割れを修復するような是正処理は出来ないので、直ちに異常表示(ST−14)を行なって電源200を遮断する(ST−15)。
(異常処理ステップ7)そして、通電制御回路200の不揮発性メモリー(図示せず)に、異常発生後、通電遮断までの上記経緯、異常な温度データ等を記憶させる。以上で異常処理が終了する。
次に、調理前異常監視処理を終えたあとに調理モードに移行した場合について、右加熱源6Rを使用した場合を例にして説明する。
(調理ステップ1)まず、前面操作部10の右操作ダイアル12Rを右か左へ回す(回した量に応じて火力が設定される)(ST−17)。
この加熱調理器における調理中の異常監視制御は、トッププレート5の割れ検知処理(ST−23)、異常加熱監視処理(ST−24)、異常電圧監視処理(ST−25)、異常電流監視処理(ST−26)の4つの監視段階を有している。
また、調理中の異常電流監視処理は、上記したように誘導加熱に不適当な鍋などが用いられた場合や何らかの事故などによって正規の電流値に比較して過少電流や過大電流が検出された場合を監視するものであり、この異常の対処方法のひとつは、通電制御回路200により駆動回路228を介してIGBT225を制御し、瞬時に誘導加熱コイル220の通電を停止することである。
調理中の加熱源異常監視は、右加熱源6Rの異常監視、左加熱源6Lの異常監視、中央加熱源7の異常監視、グリル調理等を行なう加熱室19の異常監視からなる。
なお、通常画面に自動的に復帰せず、使用者が十分異常内容を確認し、確認のキー操作を行なった場合にのみ画面が元の状態に戻るようにしても良い。
(是正指令1)右加熱源6Rの右加熱コイル220Rを空冷している冷却用ファン263と、その上流側にある冷却用ファン261の回転数を増加させるため、その通電量を平常運転時に比較して(例えば5%)増大させ、冷却風量を増加させる。この状態を1分間継続しても改善の効果が現れない場合は、次に
(是正指令2)右加熱源の火力(電力)を(使用者が設定したものから)下げる。例えば、1段階下の火力、300W下の火力、又は10%の火力、の3者の内で、最大の火力までダウンさせる(3KW火力で使用していた場合は、2.7KWに下げる)。この場合表示エリアC2では火力を自動的に下げることを予告表示する。
但し、冷却用ファン263からの異常電流が検出される等、冷却用ファン自体の故障であることが判明した場合は、その冷却用ファンへの通電も同時に停止する。また、この運転継続時間は、通電停止までの温度上昇の様子や室内気温、加熱源の運転火力大小等の条件に対応して通電制御回路200が予め決められた算式や数値テーブルから決定する。
これにより、冷却用ファン262からの送風停止直後から右加熱源6Rの温度が急激に上昇するというオーバーシュート問題も未然に防ぐことができる。また、中央表示・入力部80の温度が高くなるという弊害も防ぐことができる。なお、トッププレート5の割れ検知手段450から異常信号が検知された場合は、冷却用ファン262、263の通電が直ちに停止される。これはそのまま継続運転した場合、トッププレート5の割れの程度によってはその下方、つまり調理装置本体1の内部に調理物の液体等が滴下、浸入して電気通電部分等に触れる危険があるからである。
何故ならば、中央加熱源7はラジアントヒータ等が使用され通電開始後短時間で高温になることが特長であるので、その加熱源7の周囲の空気を冷却していないと、上方空間275の後部やトッププレート5が高温になるからである。
また、使用した高温のてんぷら鍋がそのままトッププレート5上に置かれている場合もその高温の鍋(200℃近くある)からの熱を受ける。また、中央加熱源7の通電時には、その温度は300℃以上にもなる。断熱カバー7Aがあるものの、真上のトッププレート5が高温度になることやその上に置かれる鍋底からの反射熱を液晶基板280は受ける。
トッププレート5の温度が上昇すると、制御基板292、294や電気部品群293、298も熱的影響を受けることになるが、上記したように冷却用ファン265、266から吹き出された風が流れ、周囲の雰囲気が停滞しないから異常温度上昇が防止される。
当然ながらこのような一連の空気の流れにより、トッププレート5はその下面が冷却されるので、トッププレート5の上面(表面)の温度上昇も抑制され、使用者がトッププレート5に触れても火傷などの事故が防止される。
なお、画像表示器60が一般のテレビ放送を受信して放映している場合には、例えば、スーパーインポーズ回路手段を経由して通電制御回路200や駆動回路244からの表示情報を画像表示器60に送れば、テレビ番組を視聴しながら、その画面の一部に加熱調理器の調理条件情報や調理進捗情報、異常警報等を報知することが可能となる。
本体上面にトッププレートを設け、
このトッププレートの下方に複数の加熱源を配置した加熱調理装置において、
前記本体には、各加熱源の加熱条件が本体のトッププレート上方から視認可能な統合表示手段と、
各加熱源の通電を制御する通電制御回路と、
この回路から加熱源への電源投入条件を制御する入力手段とを設け、
前記通電制御回路は、前記入力手段からの操作指令信号で加熱条件を設定でき、
通電制御回路は、加熱源の通電条件や前記本体の動作状態を前記統合表示手段に表示し、
前記統合表示手段は、
加熱源の通電条件を表示する表示画面基板と、
前記加熱源の通電状態を光により表示する発光素子と、
この発光素子及び前記表示画面基板を収容したケースと、
を備えたので、多種類の調理に対応できる加熱調理装置において、煩わしい調理条件の確認や調理実行の状況が本体1に設けた共通の液晶画面280を見ながら実行できる。
また、加熱調理装置が異常加熱等の状況にあることを、前記した共通の表示画面において使用者に報知し、異常状態での使用を避け、無用な混乱を招かないようにすることができる。
(1)トッププレート5の下方空間274に左加熱源6Lおよび右加熱源6Rを配し、この間に別の中央加熱源(中央ラジエントヒータ等)7を配置し、下方空間274において左加熱源6Lおよび右加熱源6Rを冷却した冷却風が、中央加熱源7を冷却して本体1後部の右排気口74から排気されるように構成し、中央加熱源7の両側には、ファンケース323、325の案内面323C、325C同士、保護カバー324R、324Lの左右の案内面324B同士で、風路が区画形成されているので、それぞれの加熱源6L、6R、7を冷却した後の排気流をスムーズに左排気口75まで案内することができる。
図12は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理装置を示すものであって、本体の中央表示・入力部と上面操作部の構造を示す平面図、図13は図12に示す加熱調理装置本体の上面操作部と中央表示・入力部周辺を示す要部平面図である。
加熱源6Lの対応エリアA1、A2と、
中央加熱源7の対応エリアB1、B2と、
右加熱源6Rの対応エリアC1、C2と、
グリルやオーブン調理用の加熱源110A、110Bの対応エリアDと、
使用者に各種調理における注意や参考情報を表示するガイドエリアEと、
各種調理条件等を直接入力可能な機能を有する、互いに独立した6つの表示キー84、100、101、102、103、104を表示するキー表示エリアFと、
Tips表示エリアGと、
をそれぞれ備えている。
これらの入力キー484、500、501、502、503、504は、使用者が指などを触れることで静電容量が変化する接触式キーを採用しており、使用者がキー表面に軽く触れることで入力信号が発生するものである。
しかも、アクティブ状況(キー操作すれば、通電制御回路200の動作を定める制御プログラムに対し、有効な操作指令信号になること)にあるキーを区別することができる。
Claims (14)
- 本体上面にトッププレートを設け、
このトッププレートの下方に複数の加熱源を配置した加熱調理装置において、
前記本体には、各加熱源の加熱条件が本体のトッププレート上方から視認可能な統合表示手段と、
各加熱源の通電を制御する通電制御回路と、
この回路から加熱源への電源投入条件を制御する入力手段とを設け、
前記通電制御回路は、前記入力手段からの操作指令信号で加熱条件を設定でき、
通電制御回路は、加熱源の通電条件や前記本体の動作状態を前記統合表示手段に表示し、
前記統合表示手段は、
加熱源の通電条件を表示する表示画面基板と、
前記加熱源の通電状態を光により表示する発光素子と、
この発光素子及び前記表示画面基板を収容したケースと、
を備えてなる加熱調理装置。 - 前記ケースは熱伝導性材料から形成された下ケースと、この下ケースの上面開口を塞ぐ断熱性材料から形成された上ケースとを備え、かつケースの外側には冷却用の風が流れる風路が形成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 調理の加熱条件等を表示する表示画面は液晶表示基板から形成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 前記統合表示手段は、前記ケース内の温度を検出し、所定温度に達した場合、前記加熱源の加熱出力を低減又は停止させ、統合表示手段自身の過熱を防止する温度センサーを備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 前記発光素子が本体前方から見て前記表示画面基板の後方位置に配置されるとともに、当該発光素子の近傍に前記温度センサーを設けていることを特徴とする請求項4記載の加熱調理装置。
- 通電制御回路は、加熱源の通電が停止されてから、加熱源と統合表示手段の温度が所定値以下になった場合、統合表示手段の電源を遮断することを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 通電制御回路は、加熱源の通電が停止されてから、加熱源、統合表示手段及びその他の電気部品の温度がそれぞれの所定値以下になった場合、統合表示手段の電源を遮断することを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
- 前記加熱源は、トッププレートの右側下方に設置した加熱源と、
トッププレートの左側下方に設置した加熱源と、
トッププレートの左右中央部下方に設置した加熱源と、
を備え、
前記発光素子は、中央加熱源の火力を表示するものであり、
前記左右の各加熱源の火力は前記表示画面基板で表示させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。 - 本体上面にトッププレートを設け、
このトッププレートの下方に複数の加熱源を配置した加熱調理装置において、
前記本体には、各加熱源の加熱条件が本体のトッププレート上方から視認可能な統合表示手段と、
各加熱源の通電を制御する通電制御回路と、
この回路から加熱源への電源投入条件を制御する入力手段とを設け、
前記通電制御回路は、前記入力手段からの操作指令信号で加熱条件を設定でき、
通電制御回路は、加熱源の通電条件や前記本体の動作状態を前記統合表示手段に表示し、
前記統合表示手段は、
加熱源の通電条件を表示する表示画面基板と、
前記加熱源の通電状態を光により表示する発光素子と、
前記本体の温度や動作の異常状態を知らせる報知素子と、
この報知素子、前記発光素子及び前記表示画面基板を収容したケースと、
を備えてなる加熱調理装置。 - 前記ケースは熱伝導性材料から形成された下ケースと、この下ケースの上面開口を塞ぐ断熱性材料から形成された上ケースとを備え、かつケースの外側には冷却用の風が流れる風路が形成されていることを特徴とする請求項9記載の加熱調理装置。
- 調理の加熱条件等を表示する表示画面基盤は液晶表示基板から形成されていることを特徴とする請求項9記載の加熱調理装置。
- 前記統合表示手段は、前記ケース内の温度を検出し、所定温度に達した場合、前記加熱源の加熱出力を低減又は停止させ、統合表示手段自身の過熱を防止する温度センサーを備えたことを特徴とする請求項9記載の加熱調理装置。
- 前記発光素子が本体前方から見て前記表示画面基板の後方位置に配置されるとともに、当該発光素子の近傍に前記温度センサーを設けていることを特徴とする請求項12記載の加熱調理装置。
- 前記通電制御回路は、前記温度センサー子からの異常信号を受けた場合、前記表示画面基盤に文字や記号などの手段で異常発生を表示することを特徴とする請求項12記載の加熱調理装置。
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