JP2019039640A - コンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】天板の上面部に操作部が設けられたコンロにおいて、操作部上に高温の調理容器が載置された際の熱負荷に起因する操作部の異常を未然に防止するコンロを提供する。【解決手段】器具本体の上面を構成する天板11と、天板11の上面部111に載置される調理容器を加熱する加熱手段13と、天板11の上面部111に設けられ、加熱手段13の出力を操作する操作部11Tとを備えたコンロであって、操作部11Tの動作を制御する操作基板に単数又は複数の温度検出手段22が設けられ、加熱手段13が作動していない状態のときに、温度検出手段22の検出温度T1が所定温度Ts以上になった場合に、操作基板の過熱を外部に報知出力させる制御構成としたこと。【選択図】図1

Description

本発明は、天板の上面部に操作部が設けられたコンロに関する。
従来、加熱コイルやバーナ等の加熱手段を備えたコンロにおいて、加熱手段の使用中に、加熱手段から発せられる熱の影響を受けて温度変化する箇所の温度を温度検出手段によって検出し、その検出温度が所定温度以上になった場合に、加熱手段の出力を制限する出力制限機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
特開平4−137389号公報 特開2002−75617号公報
ところで、近年、操作性や表示視認性、デザイン性等を考慮して、天板の上面部に加熱手段の出力を操作する操作部を配したコンロが提案されている。しかしながら、この種のコンロでは、加熱手段が作動していない不使用状態のときに、鍋ややかんなどの高温の調理容器が不用意に操作部上に載置される場合がある。この場合、上記のような出力制限機能を有していても、操作部の動作を制御する操作基板が調理容器の熱によって過熱状態となり、操作部の動作不良や故障などの異常を招く虞があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、天板の上面部に操作部が設けられたコンロにおいて、加熱手段が不使用の状態であっても、操作部上に高温の調理容器が載置された際の熱負荷に起因する操作部の異常を未然に防止することにある。
本発明は、器具本体の上面を構成する天板と、天板の上面部に載置される調理容器を加熱する加熱手段と、天板の上面部に設けられ、加熱手段の出力を操作する操作部とを備えたコンロであって、操作部の動作を制御する操作基板に単数又は複数の温度検出手段が設けられ、加熱手段が作動していない状態のときに、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になった場合に、操作基板の過熱を外部に報知出力させる制御構成を有するものである。
このものでは、加熱手段が作動していない不使用状態のときに、操作部上に高温の調理容器が載置され、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になった場合は、操作基板が過熱状態であることを外部に報知するから、操作部上からの調理容器の排除を使用者に促すことができる。
好ましくは、上記コンロにおいて、さらに加熱手段が作動している状態のときに、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になった場合に、加熱手段の出力を一定以下に制限すると共に、操作基板の過熱を外部に報知出力させる制御構成を有する。
このものでは、加熱手段が作動していない不使用状態のときだけでなく、加熱手段が作動している使用状態のときにも、操作部上に高温の調理容器が載置され、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になれば、操作基板が過熱状態であることを外部に報知するから、操作部上からの調理容器の排除を使用者に促すことができる。また、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になれば、加熱手段の出力を一定以下に制限するから、調理容器の熱に加えて、加熱手段から放出される熱によって操作基板が加熱されるのも抑制できる。
以上のように、本発明によれば、操作上に高温の調理容器が載置されても、操作基板が過熱状態であることを速やかに外部に報知して、操作部上からの調理容器の排除を使用者に促すことができるから、調理容器からの熱負荷に起因する操作部の異常を未然に防止することが可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンロの概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るコンロの操作部周辺の概略縦断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るコンロの待機状態における操作部の正常時の表示形態を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るコンロの起動状態における操作部の正常時の表示形態を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るコンロの加熱手段を作動させた状態における操作部の正常時の表示形態を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係るコンロによる操作基板の過熱時の制御動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係るコンロの待機状態における操作部の過熱時の表示形態を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係るコンロの起動状態における操作部の過熱時の表示形態を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るコンロの加熱手段を作動させた状態における操作部の過熱時の表示形態を示す図である。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1および図2に示すように、本発明の実施の形態に係るコンロ1は、キッチンのカウンタトップKに開設された取付口K1に落とし込み状態で装着される所謂ビルトインコンロであり、上面開放箱状の本体ケース10と、本体ケース10の上面開口部100を上方から覆う天板11とで外郭が構成されている。尚、本明細書では、カウンタトップKの前縁側に面する本体ケース10の外側面(以下、「本体前面」という)101をコンロ1の正面とし、コンロ1を正面側から見たときの本体ケース10の奥行き方向を前後方向、幅方向を左右方向、高さ方向を上下方向という。
天板11は、耐熱性および耐衝撃性の高いガラス板で形成されている。天板11の上面部(以下、「天板上面」という)111には、鍋ややかんなどの調理容器を下方から支持する五徳12が載置されている。また、天板上面111には、五徳12上に載置された調理容器を加熱する加熱手段として単数或いは複数(ここでは、2つ)のコンロバーナ13が設けられている。
本実施の形態では、天板上面111の左右間の略中央位置に二つのコンロバーナ13が前後縦並びで配設されており、前側のコンロバーナ(以下、「前バーナ」という)13Aには、後側のコンロバーナ(以下、「後バーナ」という)13Bより最小火力が小さい弱火調理用のバーナが用いられている。
前バーナ13Aおよび後バーナ13Bはそれぞれ、本体ケース10内に組み込まれており、天板11に設けられた図示しないバーナ用開口から略円筒状のバーナボディ130を上方へ突出させた状態で配設されている。
天板上面111における前バーナ13Aの前方位置には、五徳12やコンロバーナ13が配されていない平面領域11Tが確保されている。天板11の下面部(以下、「天板下面」という)112で且つ上記平面領域11Tの下方位置には、コンロバーナ13の動作を指示する操作機能と、コンロ1の動作状態を表示する表示機能とを兼備する操作表示ユニット14が組み込まれている。
操作表示ユニット14は、使用者が上記平面領域11Tの所定位置に触れたことを検出する複数の静電センサ、平面領域11Tの所定位置に設定火力やエラーコードを表示させる複数の発光素子、静電センサや発光素子の動作を制御する操作表示制御回路等からなる操作基板としての操作表示基板20を備えており、上記平面領域(以下、「操作表示部」という)11Tがコンロバーナ13の出力を操作するための操作部として静電式のタッチパネルになっている。
操作表示基板20は、厚みの小さい略矩形箱状の電装ケース21内に収容されており、天板下面112と操作表示基板20との間には、所定の間隙Sが画成されている(図2参照)。従って、操作表示部11Tの上面に高温の調理容器が載置されても、調理容器の熱は、操作表示基板20に直接伝達され難い。
操作表示基板20は、図示しない電力供給源に接続されており、コンロ1の主電源がオフの状態(待機状態)のとき、上記電力供給源から供給される待機電力によって、操作表示部11Tには、図3に示すように、コンロ1の主電源をオンオフさせるための擬似操作キーとなる電源キー31のみが表示される。
主電源がオフの状態のときに電源キー31が押されると、上記電力供給源から操作表示基板20に起動電力が供給され、コンロ1の主電源がオンの状態(起動状態)になる。主電源がオンの状態になると、操作表示部11Tには、図4に示すように、電源キー21に加え、各コンロバーナ13を点火および消火させるための擬似操作キーとなる点消火キー32と、各コンロバーナ13のタイマ調理モードの設定および設定解除を切り替えるための擬似操作キーとなるタイマ設定キー33とを表示させる。
主電源がオンの状態のときに所定の点消火キー32(例えば、図4に示す左側の点消火キー32)が押されると、図示しないガス供給源から対応するコンロバーナ13にガスを供給し、点火させる。コンロバーナ13が点火された状態になると、操作表示部11Tには、図5に示すように、電源キー31、点消火キー32、およびタイマ設定キー33に加え、点火されたコンロバーナ13の火力を大小調整するための擬似操作キーとなるアップダウンキー34と、点火されたコンロバーナ13の設定火力を示す火力インジケータ35とを表示させる。
尚、本実施の形態では、操作表示部11Tの右寄りの位置に、前バーナ13Aに対応する点消火キー32、タイマ設定キー33、アップダウンキー34、および火力インジケータ35が表示され、操作表示部11Tの左寄りの位置に、後バーナ13Bに対応する点消火キー32、タイマ設定キー33、アップダウンキー34、および火力インジケータ35が表示される。
図1および図2に示すように、操作表示基板20の上面部201、即ち、電装ケース21内における天板下面112と操作表示基板20との間隙Sには、操作表示基板20の温度を検出するための単数又は複数(ここでは、3つ)の温度検出手段としての表示部温度センサ22が設けられている。
尚、本実施の形態では、操作表示基板20の後ろ寄りの位置に、左右横並びで等間隔に3つ設けられ、そのうち中央の表示部温度センサ22が操作表示基板20の左右間の中央位置に設けられているが、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置されたことを確実に検知可能であれば、表示部温度センサ22は、操作表示基板20の左右間の中央位置に1つのみ設けられたものとしてもよいし、操作表示基板20の左右間の中央を挟んで左右位置に2つ設けられたものとしてもよい。また、操作表示基板20の前後方向に複数並設されたものとしてもよい。
操作表示基板20の図示しない操作表示制御回路は、操作表示部11Tに表示される各操作キー31〜34が操作されたか否かを監視する操作監視部、電源キー31のオンオフ操作に応じてコンロ1の主電源をオンオフさせる電源制御部、点消火キー32のオンオフ操作に応じて対応するコンロバーナ13を点火および消火させる点消火制御部、タイマ設定キー33のオンオフ操作に応じて対応するコンロバーナ13のタイマ調理モードをオンオフさせる調理モード制御部、アップダウンキー34の操作に応じて対応するコンロバーナ13の火力を大小させる火力制御部、点消火キー32やタイマ設定キー33、アップダウンキー34、火力インジケータ35等の表示および非表示を切り替える表示制御部等の回路構成を有している。
さらに、上記操作表示制御回路は、コンロバーナ13が点火された使用状態であるか否かを判定する点消火判定部、表示部温度センサ22の検出温度が所定温度以上になったか否かを監視する基板温度判定部、表示部温度センサ22の検出温度が所定温度以上になった場合に、操作表示基板20が過熱状態であることを操作表示部11Tや図示しない音声出力部から報知出力させる報知制御部の回路構成を有している。
上記コンロ1による操作表示基板20の過熱時の制御動作を、図6のフローチャートに従って説明する。
コンロ1の主電源がオフ状態のとき(ST1のステップでNo)、表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts(ここでは、85℃)未満であれば(ST2のステップでNo)、操作表示部11Tの表示を、図3に示した待機時の表示形態で維持する。
その後、例えば、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置され、調理容器の温度が天板11を介して表示部温度センサ22に伝達された結果、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になった場合は(ST2のステップでYes)、操作表示基板20が過熱状態であることを音声および表示にて報知出力させる(ST3〜ST4)。具体的には、ブザー音の後、「鍋を操作部から移動させてください」等の音声メッセージを図示しない音声出力部から出力させると共に、操作表示基板20が過熱状態であることを示すエラーコード36を操作表示部11Tに点滅表示させる(図7参照)。
ST4のステップにて操作表示基板20の過熱が報知出力された後、電源キー31が押された場合は(ST5のステップでYes)、コンロ1の主電源をオンの状態にすると共に、上記過熱の報知出力を停止させ(ST6〜ST7)、ST1のステップに戻る。このとき、操作表示部11Tの表示は、図4に示した起動時の表示形態に変更される。
尚、図示しないが、コンロ1の主電源がオン状態のときに(ST1のステップでYes)、何れかの点消火キー32が押された場合、即ち、特定のコンロバーナ13の点火操作がなされた場合は、対応するコンロバーナ13を点火させると共に、操作表示部11Tの表示を、図5に示した点火時の表示形態に変更する。
コンロ1の主電源がオンにされた後(ST1のステップでYes)、何れのコンロバーナ13も点火されていない状態のときに、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置された結果、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になった場合は(ST8のステップでYes、ST9のステップでNo)、ST3およびST4のステップと同様、操作表示基板20の過熱を報知出力させる(ST10〜ST11)。具体的には、ブザー音の後、「鍋を操作部から移動させてください」等の音声メッセージを図示しない音声出力部から出力させると共に、操作表示基板20が過熱状態であることを示すエラーコード36を操作表示部11Tに点滅表示させる。
さらにこのとき、タイマ調理モードのオンオフの切り替え操作がされないよう、操作表示部11Tからタイマ設定キー33の表示を消去させる(図8参照)。
ST11のステップにて操作表示基板20の過熱が報知出力された後、電源キー31が押された場合は(ST12のステップでYes)、コンロ1の主電源をオフの状態に戻すと共に、上記過熱の報知出力を停止させ(ST13〜ST14)、ST1のステップに戻る。このとき、操作表示部11Tの表示は、図3に示した待機時の表示形態に変更される。
一方、コンロ1の主電源がオンにされた後(ST1のステップでYes)、コンロバーナ13が点火された状態のときに、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置された結果、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になった場合は(ST8のステップでYes、ST9のステップでYes)、全てのコンロバーナ13の火力を一定以下に制限(ここでは、消火)すると共に、操作表示基板20の過熱を報知出力させる(ST15〜ST17)。具体的には、点火されていた全てのコンロバーナ13を自動消火させると共にブザー音を図示しない音声出力部から出力させ、さらにその後、「鍋を操作部から移動させてください」等の音声メッセージを図示しない音声出力部から出力させる。また、操作表示基板20が過熱状態であることを示すエラーコード36を操作表示部11Tに点滅表示させると共に、点火されていたコンロバーナ13に対応する点消火キー32および火力インジケータ35を点滅させる(図9参照)。
さらにこのとき、タイマ調理モードのオンオフの切り替え操作や、点火されていたコンロバーナ13の火力調整操作がされないよう、操作表示部11Tからタイマ設定キー33およびアップダウンキー34の表示を消去させる(図9参照)。
ST17のステップにて操作表示基板20の過熱が報知出力された後、火力制限(自動消火)されたコンロバーナ13に対応する点消火キー32が押された場合は(ST19のステップでYes)、上記過熱の報知出力を停止させ(ST20)、ST1のステップに戻る。このとき、操作表示部11Tの表示は、図4に示した起動時の表示形態に変更される。
一方、ST17のステップにて操作表示基板20の過熱が報知出力された後、電源キー31が押された場合は(ST18のステップでYes)、コンロ1の主電源をオフの状態にすると共に、上記過熱の報知出力を停止させ(ST13〜ST14)、ST1のステップに戻る。このとき、操作表示部11Tの表示は、図3に示した待機時の表示形態に変更される。
このように、上記コンロ1によれば、コンロバーナ13が点火されていない不使用状態のときに、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置され、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になった場合は、操作表示基板20が過熱状態であることを速やかに外部に報知して、操作表示部11T上からの調理容器の排除を使用者に促すことができるから、調理容器からの熱負荷に起因する操作表示部11Tの動作不良や故障などの異常を未然に防止することが可能である。
しかも、このものでは、コンロバーナ13が点火されていない不使用状態のときだけでなく、コンロバーナ13が点火された使用状態のときにも、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置され、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、操作表示基板20が過熱状態であることを速やかに外部に報知して、操作表示部11T上からの調理容器の排除を使用者に促すことができるから、調理容器からの熱負荷に起因する操作表示部11Tの異常をより確実に防止することが可能である。
さらに、このものでは、コンロバーナ13が点火された使用状態のときに、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、速やかにコンロバーナ13の火力を一定以下に制限(ここでは、消火)するから、調理容器の熱に加えて、コンロバーナ13から放出される熱によって操作表示基板20がさらに加熱されるのも抑制できる。これにより、操作表示部11Tの過熱に伴う異常をより確実に防止することが可能となる。
尚、上記実施の形態では、コンロバーナ13が点火された使用状態のときに、表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、コンロバーナ13を自動消火させるように構成されたものを説明したが、表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、コンロバーナ13を消火させずに、火力を所定の弱火力(例えば、最小火力)に制限するように構成されたものとしてもよい。
また、上記実施の形態では、コンロバーナ13が点火された使用状態のときに、表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、全てのコンロバーナ13の火力を一定以下に制限するように構成されたものを説明したが、表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、操作表示部11Tに近接設置されたコンロバーナ13(前バーナ13A)の火力のみ一定以下に制限するように構成されたものとしてもよい。このように構成すれば、操作制御基板20が過熱状態になっても、操作制御基板20の温度に影響の少ないコンロバーナ13(後バーナ13B)にて調理を続けることが可能であるから、使い勝手を損なわない。
また、上記実施の形態では、複数の表示部温度センサ22を有し、コンロバーナ13が点火された使用状態のときに、何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になれば、操作表示基板20の過熱を報知するように構成されたものを説明したが、全ての表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上になった場合に、操作表示基板20の過熱を報知するように構成されたものとしてもよいし、少なくとも何れか一つの表示部温度センサ22の検出温度T1が所定温度Ts以上であり、且つ、各表示部温度センサ22の検出温度T1の温度差が所定未満である場合に、操作表示基板20の過熱を報知するように構成されたものとしてもよい。
上記実施形態のような構成のコンロ1では、操作表示部11Tに高温の調理容器が載置されると、調理容器の熱によって電装ケース21内の温度(天板下面112と操作表示基板20との間隙Sの温度)も上昇する。そのため、一つの表示部温度センサ22の検出温度T1のみ上昇し、他の表示部温度センサ22の検出温度T1は上昇しないといった状態になり難い。従って、上記のように全ての表示部温度センサ22の検出温度T1の変化に基づいて操作表示基板20の過熱を判定する構成とすれば、操作表示部11Tに載置された調理容器からの熱負荷に起因する操作表示基板20の過熱をより正確に検出することができる。
上記実施の形態では、天板11上の調理容器を加熱する加熱手段として、ガスの燃焼排ガスを熱源とするバーナが用いられたものを説明したが、本発明は、加熱手段として、電熱部からの輻射熱や伝導熱により調理容器を加熱する電熱ヒータが用いられたコンロにも適用できるし、電磁誘導により調理容器を加熱する電磁誘導ヒータが用いられたコンロにも適用できる。また、加熱手段として、ガスバーナや電熱ヒータ、電磁誘導ヒータが組み合わせて用いられたコンロにも適用できる。
また、本発明は、キッチンのカウンタトップKに埋設して使用されるビルトインコンロに限らず、キッチンのテーブルに載置して使用されるテーブルコンロにも適用できるし、本体ケース10の内部に被加熱物を収容して加熱調理するためのグリル庫を備えたコンロにも適用できる。
1 コンロ
11 天板
111 天板上面(上面部)
11T 操作表示部(操作部)
13 コンロバーナ(加熱手段)
20 操作表示基板(操作基板)
22 表示部温度センサ(温度検出手段)

Claims (2)

  1. 器具本体の上面を構成する天板と、天板の上面部に載置される調理容器を加熱する加熱手段と、天板の上面部に設けられ、加熱手段の出力を操作する操作部とを備えたコンロであって、
    操作部の動作を制御する操作基板に単数又は複数の温度検出手段が設けられ、
    加熱手段が作動していない状態のときに、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になった場合に、操作基板の過熱を外部に報知出力させる制御構成を有する、コンロ。
  2. 請求項1に記載のコンロにおいて、
    さらに加熱手段が作動している状態のときに、温度検出手段の検出温度が所定温度以上になった場合に、加熱手段の出力を一定以下に制限すると共に、操作基板の過熱を外部に報知出力させる制御構成を有する、コンロ。
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