JP5188416B2 - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は電磁誘導加熱源を利用して調理を行う電磁誘導加熱調理器に関する。
従来の電磁誘導加熱調理器において、使い勝手を良くするため、左右の加熱コイルの他に、中央にも加熱コイルを設けた3口タイプのものがある(特許文献1参照)。
特開2008−59982号公報(第1頁、図3)
従来の電磁誘導加熱調理器では、中央部に発熱コイルである中央加熱源を設けたため、その発熱を冷却するファンが必要となり、そのためコストが上がってしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、ファンを削除しても中央加熱源を冷却することができ、低コスト化を図ることができる電磁誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明の電磁誘導加熱調理器は、グリル加熱室が形成されている本体ケースと、前記本体ケースの上面に設けられたトッププレートと、前記本体ケース内に区画され、終端部が外部空間に通ずる排気室と、前記本体ケース内をグリル加熱室の上面位置で上下に区画する仕切板と、前記本体ケース内を前記グリル加熱室の右側及び左側においてそれぞれ区画され、前後方向に伸び、かつ前記グリル加熱室とは隔絶された左右の冷却室と、前記本体ケース内で、仕切板の上方空間に配置された左右前方の2つの誘導加熱式加熱源及び中央後方の中央加熱源とを具備し、前記各冷却室には、内部に送風機を備え外気の吸込口と吹出口とを有したファンケースと、前記ファンケースから排出される冷却風が導入されるとともに前記誘導加熱式加熱源に高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板を収容した部品ケースとを設置し、前記部品ケースと前記中央加熱源の下方空間とを連通させる冷却ダクトを配置し、前記冷却ダクトには、前記部品ケースから供給された冷却風を前記中央加熱源に供給する噴出孔を設け、前記本体ケース内で、前記中央加熱源の下側に、前記冷却ダクトの噴出孔から噴出された冷却風を上方に案内する風向板を前記仕切板に設け、前記風向板によって案内されて前記中央加熱源を冷却した後の空気を前記排気室から前記本体ケースの外部へ放出させるようにしている。
本発明の電磁誘導加熱調理器においては、グリル加熱室が形成されている本体ケース内で、仕切板の上方空間に左右前方の2つの誘導加熱式加熱源及び中央後方の中央加熱源とを配置し、本体ケース内をグリル加熱室の右側及び左側に区画された冷却室に内部に送風機を備え外気の吸込口と吹出口とを有したファンケースと、ファンケースから排出される冷却風が導入されるとともに誘導加熱式加熱源に高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板を収容した部品ケースとを設置し、部品ケースと中央加熱源の下方空間とを連通させる冷却ダクトに部品ケースから供給された冷却風を中央加熱源に供給する噴出孔を設け、本体ケース内で、中央加熱源の下側に、冷却ダクトの噴出孔から噴出された冷却風を上方に案内する風向板を仕切板に設けたので、ファンがなくても新鮮な空気により中央加熱源を効果的に冷却することができ、低コスト化を図ることができるという効果がある。
本発明の実施の形態1に係る電磁誘導加熱調理器の一部を分解した状態の斜視図。 同電磁誘導加熱調理器の天板部を取り外した状態での中央加熱源を除いた本体部全体を示す斜視図。 同電磁誘導加熱調理器の水平仕切板を示す斜視図。 図3のIV−IV線断面図。 同電磁誘導加熱調理器の上下仕切板等の主要な構成部品を取り外した状態の分解斜視図。 図1のV−V線断面図。 図1のV1−V1線断面図。 同電磁誘導加熱調理器の天板部を取り外した状態での本体部全体を示す平面図。
図1は本発明の実施の形態に係る電磁誘導加熱調理器の一部を分解した状態の斜視図、図2は同電磁誘導加熱調理器の天板部を取り外した状態での本体部全体を示す斜視図、図3は同電磁誘導加熱調理器の水平仕切板を示す斜視図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は同電磁誘導加熱調理器の上下仕切板等の主要な構成部品を取り外した状態の分解斜視図、図6は図1のV−V線断面図、図7は図1のV1−V1線断面図、図8は同電磁誘導加熱調理器の天板部を取り外した状態での本体部全体を示す平面図である。
本発明の実施の形態の電磁誘導加熱調理器は、図1に示すように、略矩形の本体部Aを中心に構成されている。本体部Aの上面には天板部B(図中の符号20、21等)があり、本体部Aの上面以外の周囲は筐体部C(図中の符号2等)により囲まれている。
図1において、天板部Bは上枠(枠体ともいう)20と、上枠20の開口部に取り付けられるトッププレート21とで構成されている。
上枠20は、全体が非磁性ステンレス板又はアルミ板の金属製板から額縁状に形成され、本体ケース2の上面開口部を塞ぐような大きさを有している。上枠20はネジ等の固定具で本体ケース2に固定されている。
また、トッププレート21は、上枠20の中央に設けられた大きな開口部を覆うように重ね合わせて設置されている。このトッププレート21は、全体が耐熱強化ガラスや結晶化ガラスなどの赤外線を透過させる半透明な材料からなり、上枠20の開口部の形状に合わせて長方形又は正方形に形成されている。
さらに、図1において、20Bは上枠20の形成時にプレス機械で同時に打ち抜き形成された右通風口で後述する送風機30の吸気口となる。20Cは同じく上枠20の形成時に打ち抜き形成された中央通風口、20Dは同じく上枠20の形成時に打ち抜き形成された左通風口である。これら3つの通風口20B、20C、20Dの上には、上方全体を覆うように全体に亘り無数の小さな連通孔が形成された金属製平板状のカバー130が着脱自在に載せられている。
トッププレート21の上面には図1には、左右のIHコイル6LC、6RC,中央加熱源7のおおまかな位置を示す円形の案内マーク6LM、6RM、7Mが、それぞれ印刷等の方法で表示されている。
また、トッププレート21の左右方向の中央部で、前後方向の前側には、統合液晶表示部100が設けられ、その統合液晶表示部100の左右に液晶表示部44L、44Rが設けられている。
この統合液晶表示部100の下方に統合液晶表示装置101が配置され、液晶表示部444L、44Rの下方に液晶表示装置45L、45Rが配置されている。
その統合液晶表示装置101は、左右のIHコイル6LC,6RC、中央加熱源7及びグリル加熱室9のヒータ等の通電状態(火力や時間等)を入力したり、確認することができる。
また、左右の液晶表示装置45L、45Rは、タイマー調理の左右のIHコイル6LC,6RCにおけるタイマースイッチを操作すると、そのスタート時点からの経過時間が計測されて数字で表示される。
本体部Aの本体ケース2の内部には、トッププレート21に載置された金属製鍋等の被加熱物Nを誘導加熱するための誘導式加熱源である前方左右2つのIHコイル6LC、6RCと,電気輻射熱で加熱する後方中央の電気ヒータ、例えばラジエントヒータと呼ばれる中央加熱源7と、これらの加熱源の調理条件を制御する制御装置、該制御装置に調理条件を入力する操作手段と、該操作手段により入力された加熱手段の動作条件を表示する統合液晶表示装置101とを備えている。
図2に示すように、本体ケース2の内部は、大きく分けて前後方向に長く延びる右側冷却室8Rと左側冷却室8Lと、箱形のグリル加熱室9と、上部部品室10と、後部中央の排気室12が区画形成されている。これら各部屋は互いに完全に隔絶している訳でなく、例えば右側冷却室8R、左側冷却室8Lと上部部品室10及び排気室12が連通している。
グリル加熱室9は後述するドア13閉じられた状態では、略独立した密閉空間になっているが、排気ダクト14を介して本体ケース2の外部空間、つまり台所等の室内空間に連通している。
このグリル加熱室8の前面開口はドア13によって開閉自在に覆われ、ドア13は前後方向に移動自在になるようにグリル加熱室9に支持機構によって保持されている。また、ドア13の中央開口部13Aには耐熱ガラス製の窓板が設置され、グリル加熱室9の内部が外側から視認できるようになっている。ドア13の開閉操作は前方に突出した取っ手13Bによって行うことができる。
図2に示すように、24Rは、垂直に設置されている右側の上下仕切板であり、本体ケース2の内部で右側冷却室8Rとグリル加熱室9間を隔絶している仕切壁の役目となっている。24Lは同じく左側の上下仕切板であり、左側冷却室8Lとグリル加熱室9間を隔絶している仕切壁の役目となっている。なお、上下仕切板24R、24Lはグリル加熱室9の外側壁面と数mmの間隔を保って設置されている。
24Aは左右の上下仕切板24R、24Lにそれぞれ形成した切欠部で、後述する冷却ダクト42を水平に設置する際にそれと衝突しないように設けてある。
25は水平仕切板であり、左右の上下仕切板24L、24Rの間全体を上下2つの空間に区画する大きさを有しており、この水平仕切板25の上方が上部部品室10である。また、この水平仕切板25は、グリル加熱室9の天井面と数mmから1cm程度の所定の空隙26を持って設置されている。
尚、本実施の形態において、水平仕切板25は、本体ケース2の内部に水平に取り付けられているが、本体ケース2内をグリル加熱室の上面位置で上下に区画するものであれば、水平仕切板25の一部又は全部が本体ケース2に対して、傾斜して設けられてもよい。 28は上部部品室10と排気室12とを仕切る後部仕切板であり、下端部は水平仕切板25に、また上端部は上枠20に対する高さ寸法を有している。28Aは後部仕切板28に2箇所形成した排気穴で、上部部品室10に入った冷却風を排気するためのものである。
図2に示すように、左右の上下仕切板24L、24Rの間の空間全体を覆うように水平仕切板25が設置されているが、その水平仕切板25の上方空間が上部部品室10となっている。
図8に示すように、58は上部部品室10の右奥隅にあって一部は右側冷却室8Rの上方に入り出す形になっている電源基板であり、この電源基板58に対し本体ケース2の背面下部から100V又は200Vの商用電源が引き込まれている。この電源基板58には例えば商用電源を整流するブリッジ回路のための各種電気部品群が実装されている。
なお、上部部品室10の左奥隅にも、一部分が左側の冷却室8Lの上方に張り出す形になっている電源基板59が設置されており、この電源基板59は中央加熱源7とグリル加熱室9のヒータ22、23に電源を供給するものであり、電源基板58から電力が供給され、加熱容量(火力)制御のための各種電気部品等が実装されている。
これら二つの電源基板58,59は、水平仕切板25の上面から一定の空隙を保つようにして、その水平仕切板25にネジ等の固定手段で取り付けられている。その空隙は、後述する冷却ユニットCUからの冷却風を通り易くするためのものである。
さらに、上部部品室10には、前述した前方左右に2つのIHコイル6LC、6RCと,後方中央に中央加熱源7が設けられており、その中央加熱源7の直下には中央加熱源7を効率よく冷却するための風向板70が配置させられている(図2、図6〜図8参照)。その風向板70は取付板74を介して水平仕切板25にビス75で固定されている。
この風向板70は、手前から奥に立ち上がるように傾斜して風を上方に案内する風向板本体71と、風向板本体71の両側部で略真中から奥まで突設された風逃げ防止リブ72と、風向板本体71の奥に突設され、風を上昇させる整流リブ73とからなる。
そして、風向板本体71の上面は図7に示す中央部分と図4に示す側部から中央に向かう部分は円弧状に形成され、全体として略半球状に構成されている。
このように、風向板本体71が全体として略半球状に構成されているのは、風の流れをスムーズにするためである。
尚、本実施の形態では、中央加熱源7に効率よく冷却風を流すために、中央加熱源7の直下に風向板70が配置されているが、風向板70により中央加熱源7に冷却風を流すことができれば、中央加熱源7の下側であれば、風向板70を中央加熱源7の真下からずれた位置に配置してもよい。
図5に示すように、右側冷却室8Rと左側冷却室8Lにはそれぞれファンケース37と部品ケース34とが設置されている。ファンケース37には送風機30が内蔵され、部品ケース34にはIHコイル6に所定の高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板41が内蔵されている。なお、この回路基板41には、インバーター回路の部分と離して送風機30の駆動用モーターの駆動用の電源・駆動回路を一緒に実装している。
右側冷却室8Rと左側冷却室8Lのそれぞれに設置された送風機30は、左右のIHコイル6LC、6RC用の回路基板とそれらコイル自体を冷却するようになっている。
送風機30は、その駆動用モータの回転軸が水平になっているいわゆる横軸型であり、右側冷却室8Rの中に設置されたファンケース37の内部に収容されている。
送風機30の多数の回転翼30Fを囲むようにファンケース37内部には円形の送風空間が形成された送風室39が形成されている。37Cはファンケース37の一端部に形成した吹出口である。ファンケース37は吸気口である右通風口20B、左通風口20Dと連通している。
ファンケース37は、例えば2つのプラスチック製ケース37A、37Bを組み合わせてネジ等の固定具で結合されることで一体構造物として形成されている。この結合状態で冷却室8R,8Lにその上方から挿入され、適当な固定手段で移動しないように固定されている。
図5に示すように、部品ケース34は全体が横長長方形形状をしており、ファンケース37の吹出口37Dから排出される冷却風が導入されるようにファンケース37に密着状態に接続されている。そして、吹出口37Dに連通する導入口(図示せず)、後述する第1の排気口34A及び第2の排気口34Bの3箇所の部分だけを除いた部分全体が密閉されている。
部品ケース34の上面部には、送風機30からの冷却風の流れる方向に沿って第1の排気口34Aと第2の排気口34Bを2個離して形成している。
第2の排気口34Bは、部品ケース34において冷却風の流れの最も下流側にあり、また第1の排気口34Aよりも大きな開口面積(数倍の大きさの開口面積)を有している。なお、図6において、Y1からY5は送風機30により吸い込まれる空気と排出される空気の流れを示すものであり、Y1,Y2・・・Y5と順次冷却風は流れていく。
部品ケース34とファンケース37とは、いわゆる冷却ユニットCUを構成しており、その冷却ユニットCUが冷却室8R、8Lに上方から挿入されて固定されている。
また、図6に示すように、各部品ケース34と各IHコイル6RC、6LCとの間には冷却ダクト42が配置させられている。
この冷却ダクト42は例えばプラスチックの一体成形品である上ケース42Aと、同じくプラスチックの一体成形品である下ケース42Bとを重ねてネジで固定することで、その両者の間の内部に後述する3つの通風空間42F、42G、42Hが形成される。冷却ダクト42の部品ケース34側の一側縁部は方形で、残りの外周は円形になっている。
42CAは上ケース42Aの上面の後部に複数個(例えば7個)、通風空間42Fの周壁面を構成する上ケース42Aの背面側に複数個(例えば3個:これは図5では見えない位置にある)それぞれ形成した第1の噴出孔である。第1の噴出孔42CAは、送風機30からの冷却風を、主に冷却ダクト42の真後ろと斜め後方、即ち、電源基板58,59や中央加熱源7方向に供給するために形成されている。なお、各噴出孔42CAの口径は同じにしてあり、例えば、直径8mmの真円である。
42CBは、上ケース42Aの上面の全体に亘ってその壁面を貫通するよう多数形成した第2の噴出孔である。第2の噴出孔42CBは、送風機30からの冷却風を主に上方、即ちIHコイル6RC、6LC方向に供給するために形成されている。なお、各噴出孔42CBの口径は同じにしてあり、例えば、直径10mmの真円である。
42Dは、上ケース42Aの中に一体成形で直線又は曲線上に形成したリブ形状の仕切壁で、これにより部品ケース34の排気口34Aに一端が連通下通風空間42Fが区画形成される。
42Eは、同様に上ケース42Aの中に一体に形成した平面形状がコ字状の仕切壁で、これにより部品ケース34の排気口34Bに一端が連通した通風空間42Hが区画形成される。この通風空間42Hは仕切壁の一側部に形成した連通口42Jを介して最も広い通風空間42Gに連通している(図6参照)。
さらに、通風空間42Hの一側部(図5では部品ケース34に近い側)は、部品ケース34の第2の排気口34Bの真上になるように冷却ダクト42が設置される。
これにより、部品ケース34から吐き出される冷却風は、冷却ダクト42の通風空間42Hに入り、ここから通風区間42Gに展開して第2の噴出孔42CBから噴出される。なお、42Kは上ケース42Aの通風空間42Hに対応して形成した四角形の通風口で、これは後述する液晶表示装置45R、45Lを冷却する風を出すものである。
上ケース42Aの背面側に形成した3個の第1の噴出孔42CAの一部(例えば2個)は電源基板58又は電源基板59と向き合うようにし、また残りの一部(例えば1個)は中央加熱源7の右側又は左側に向き合うように形成してあり、冷却ユニットCUの第1の排気口34Aから通風空間42Fに送り込まれた新鮮な冷却風を電源基板58、電源基板59の方向及び中央加熱源7の側方に向けて噴き出すものである。
そして、中央加熱源7の直下には風向板70が設けられているので、風向板70に向かった冷却風は風向板70の全体として略半球状の風向板本体71によって上方に案内される。
このとき、風向板本体71上の風は、風向板本体71の両側部に設けられた風逃げ防止リブ72によって風向板本体71の両側部から逃げることはなく、風向板本体71の奥に達する。風向板本体71の奥に達した風は整流リブ73によって上昇させられ、風向板70の直上に位置する中央加熱源7を冷却する。
即ち、風向板70に向かった冷却風は風向板70で集められてから上方に向けられ、風向板70の直上に位置する中央加熱源7を冷却し、しかる後は、後部仕切り板28の排気孔28Aから排気室12に入り、トッププレート21の中央通風口20cから外部に排出される。
この実施の形態の加熱調理装置の操作手段は、前面操作部60とからなっている。
調理器本体1の左右両側の全面にプラスチック製の前面操作パネル62R、62Lが取り付けられており、この操作パネルが前面操作部60となっている。
この前面操作部60には、左右のIHコイル6、中央加熱源7及びシーズヒータ22、23の全ての電源を一斉に投入・遮断しうる主電源スイッチの操作ボタン63と、右のIHコイル6の通電とその通電量(火力)を制御する右操作ダイヤル64Rと、同じく左のIHコイル6の通電とその通電量(火力)を制御する左操作ダイヤル64Lとがそれぞれ設けられている。
図5に示すように、46は内部に各種電気・電子部品や誘導加熱調理時の火力を光で表示する発光素子57等が基板56上に固定されて収容された前部品ケースで、上面が開放した透明プラスチック製の下ダクト46Aと、この下ダクト46Aの上面開口を塞ぐように密閉する蓋となる透明プラスチック製の上ダクト46Bとから構成されている。
下ダクト46Aの右端部と左端部にはそれぞれ通風口46R、46Lが開口しており、中央の後部には通風を許容する切欠46Cが形成されている。46Hは下ダクト46Aの一体に形成された脚部で、この下ダクト46Aを水平仕切り板25の上面に支持する役目を有している。
上ダクト46Bの天井面には、中央に統合表示装置100が、また左右には液晶表示装置45R、45Lがそれぞれ設置されている。
送風機30の冷却風は、部品ケース34の第2の排気口34Bから冷却ダクト42の通風空間42Hに入り、ここから通風空間42Hに対応して形成した通風口42Kを通して液晶表示装置45R、45Lの下方から前部部品ケース46に入り、切欠き46Cから上部部品室12に排出されるものである。
これにより、液晶表示装置45R、45L、統合液晶表示装置100ともに常に送風機30からの冷却風で冷却される。特に、部品ケース34の第2の排気口34Bからの冷却風は、誘導加熱動作時に高温になる左右のIHコイル6LC、6RCを冷却した風でないから、その温度は低く、液晶表示装置45R、45L及び統合表示装置100とともに、冷却風の風量が少ないながらも効果的に温度上昇が抑制される。
なお、図6の矢印Y5に示す冷却風の流れで、下流側になる左右のIHコイル6LC、6RCの後部位置が冷えにくいため、この実施の形態では、通風空間42Fに第1の排気口34Aから低温の風が直接供給されるようにして、当該部分を冷やすようにしている。
図7に示すように、排気ダクト14には、その脱臭用触媒120寄り下流側において、一段階下方へ凹ませた形状の筒形底部14Bが形成されている。14Cはこの底部14Bに形成された通気孔である。
106はこの通気孔14Cに臨ませた補助排気用の軸流形送風機で、106Aはその回転翼、106Bはその回転翼を回転させる駆動用のモータであり、排気ダクト14に支持されている。
グリル加熱室9で調理中、そのグリル加熱室9は高温になるから、自然と内部気圧が上昇し、それに伴って高温の雰囲気が排出され、排気ダクト14を上昇してくるが、その送風機106を運転して矢印7で示すように本体部Aの内部の空気を排気ダクト14に取り入れることにより、その新鮮な空気にグリル加熱室9の高温空気は誘引され、温度が下がりながら排気ダクト14の上端部開口14Aから矢印Y8で示すように排気される。
なお、補助排気用の軸流形送風機106は、調理装置の運転中に常に運転されている訳でなく、運転されるのはグリル加熱室9で加熱調理が行われる場合である。この場合に、グリル加熱室9から排気ダクト14に高温の熱気が排出されるからである。
この実施の形態では、正常な運転環境下で冷却用送風機30が駆動された場合、外部の空気がファンケース37の吸込口37Cから、ファンケース37の内部に吸引される。吸引された空気はファンケース37の内部で高速回転している回転翼30Fにより、吹出口37Dから水平方向の前方に吐き出される。
吹出口37Dの前方位置にはファンケース37に密着状態に接続される部品ケース34があり、その空気導入口をファンケース37の吹出口37Dに密着状態で連通させているから、部品ケース34の内部は、その内部気圧(静圧)を上昇させるように送風機30から空気が送り込まれる。送り込まれた冷却風の一部は、部品ケース34の上面部で吹出口37Dに近い側に設けられた第1の排気口34Aから放出される。
第1の排気口34Aから放出された空気の温度は、途中で高温の発熱体や発熱性電気部品等を冷却していないから、吹出口37Dから出た直後の温度と殆ど同じであり、新鮮な空気のままである。第1の排気口34Aから冷却ダクト42の通風空間42Fに送りこまれた冷却用空気は、第1の噴出孔42CAから図6の矢印Y3で示すように上方へ噴出し、真上にある右IHコイル6RCの下面に衝突してそのコイルを効果的に冷却する。
なお、右IHコイル6RCの形状が、空冷用空気を一部で貫通させる空隙を有している場合はその空隙にも第1の排気口34Aからの冷却風が進入し、それを貫通するように上方に流れて冷却する。
また、通風空間42Fを構成する上ケース42Aの後部上面に7個、また背面側に3個形成された第1の噴出孔42CAからも、同時に新鮮な(室温と同等の低温の)冷却風が後方へ噴き出し、電源基板58と中央加熱源7の側方に向かって流れていくので、それらの雰囲気温度を下げることができる。なお、電源基板58と水平仕切り板25との間には空隙があるので、電源基板58は上面と下面の双方から温度上昇が抑制される。
また、図8に示すように、第1の噴出孔42CAからの噴出した冷却風が中央加熱源7の側方に向かって流すようにしたのは、中央加熱源7の直下に風向板70が配置され、風向板70に達した冷却風は風向板70で集められてから上方に向けられ、風向板70の直上に位置する中央加熱源7を冷却するためである。
中央加熱源7を冷却した冷却風は、後部仕切り板28の排気孔28Aから排気室12に入り、トッププレート21の中央通風口20cから外部に排出される。
このように、中央加熱源7の直下に風向板70を配置したのは、中央加熱源7が通電されたときそれが非常に高温になるので、その中央加熱源7を風向板70によって冷却風を流し、中央加熱源7の冷却を促進するようにしたものである。
一方、部品ケース34の内部に送風機30から送り込まれた冷却風は、回路基板41の表面には向けられず、また回路基板41の表面近くを流れる訳ではない。すなわち、冷却風は回路基板41の表面(一側面)に突出した構造物となっている放熱フィンの部分を中心に多数の熱交換フィン素子間を通るように構成されており、放熱フィンが主に冷却される。
さらに、部品ケース34の内部に吹出口37Dから押し込まれた冷却風の中で、最も速度が速い本流は、図6に矢印Y4で示すように吹出口37Dから前方に一直線状に流れ、部品ケース34において冷却風の流れの最も下流側位置にある第2の排気口34Bから噴出される。第2の排気口34Bは第1の排気口34Aよりも数倍大きな開口面積を有しているため、吹出口37Dから部品ケース34に押し込まれた冷却風の大部分はこの第2の排気口34Bから噴出する。
そして、噴出した冷却風は冷却ダクト42の空間42G、42Hの中に案内され、その大部分の冷却風は、上ケース42Aの上面に多数形成した噴き出し孔42CA、42CBから噴き出し、その真上にある右IHコイル6RCの下面に衝突してそのコイルを効果的に冷却する。
図6に示すように、冷却ダクト42の空間42Hの中に案内された冷却風の一部は、各種電気・電子部品や誘導加熱調理時の火力を光で表示する発光素子57等が収容された前部部品ケース46の中に導かれる。具体的には、送風機30の冷却風は、部品ケース34の第2の排気口34Bから冷却ダクト42の通風空間42Hに入り、ここから通風空間42Hに対応して形成した冷却ダクト42の通風口42Kを通り、その通風口42Kの真上に密着するように位置している下ダクト46Aの通風口46R、46Lに入る。
これにより前部部品ケース46に入った冷却風でまず液晶表示装置45R、45Lが下方から冷却されるとともに、その後、前部部品ケース46内を流れて最後に切欠き46Cから上部部品室10に排出される過程で順次内蔵部品が冷却される。これにより液晶表示装置45R、45L、統合表示装置101、各種電気・電子部品や誘導加熱調理時の火力を光で表示する発光素子57等は順次冷却風で冷却される。特に、前部部品ケース46の中に案内された冷却風は、誘導加熱動作時に高温になる左右IHコイル6LC、6RCを冷却した風でないから、その温度は低く、液晶表示装置45R、45L及び統合表示装置101等は、冷却風の風量が少ないながらも効果的に温度上昇が抑制されるように冷却され続ける。
10個程度設けられている第1の噴出孔42CAと、それ以上に多数設けられている第2の噴出孔42CBとから噴出された冷却風は、図2、図4、、図6、図8に示すように上部部品室10を後方に向かって矢印Y5、Y6のように流れる。この冷却風の流れに、切欠き46Cから上部部品室10に排出された冷却風も合流し、本体部Aの外部に連通している後部の排気室12に流れることで、最終的に排気室12から排出される。
次に、この右加熱源6Rによる加熱中、グリル加熱室9のヒータ22,23に通電した場合について説明する。
ヒータ22,23を同時又は個別に通電することでグリル加熱室9内部で各種調理ができるが、この調理に伴ってグリル加熱室9の内部には高温の熱気が発生する。このためグリル加熱室9の内部圧力は自然と高まり、図7に示すように、後部の排気口9Eから排気ダクト14の中を自然と上昇していく。その過程で通電され高温になっている脱臭用触媒120によって排気中の臭い成分が分解される。
一方、排気ダクト14の途中には補助排気用の軸流形送風機106が設けてあるため、排気ダクト14を上昇してくる熱気に対し、その送風機106を運転して矢印Y7で示すように本体部Aの内部の空気を排気ダクト14に取り入れることにより、その新鮮な空気にグリル加熱室9の高温空気は誘引され、温度が下がりながら排気ダクト14の上端部開口14Aから矢印Y8で示すように排気される。
なお、このように排気ダクト14の上端部開口14Aからの排気流により、その開口14Aと隣り合っている後部排気室12の中の空気も誘引されて外部へ排出される。つまり、本体内部のグリル加熱室9と水平仕切り板25との間の空隙26の空気や上部部品室10内部の空気も一緒に後部排気室12を経由して排出される。
2 本体ケース、6RC、6LC 誘導加熱式加熱源(IHコイル)、7 中央加熱源、8R、8L 冷却室、9 グリル加熱室、12 排気室、20 枠体、21 トッププレート、24L,24R 上下仕切板、25 水平仕切板、30 送風機、34 部品ケース、34A 第1の排気口、34B 第2の排気口、37 ファンケース、37C ファンケースの吸込口、37D ファンケースの吹出口、41 回路基板、42 冷却ダクト、42CA 第1の噴出口、42CB 第2の噴出口、58、59 電源基板、70 風向板、71 風向板本体、72 風逃げ防止リブ、73 整流リブ、74 取付板、75 ビス。

Claims (5)

  1. グリル加熱室が形成されている本体ケースと、
    前記本体ケースの上面に設けられたトッププレートと、
    前記本体ケース内に区画され、終端部が外部空間に通ずる排気室と、
    前記本体ケース内をグリル加熱室の上面位置で上下に区画する仕切板と、
    前記本体ケース内を前記グリル加熱室の右側及び左側においてそれぞれ区画され、前後方向に伸び、かつ前記グリル加熱室とは隔絶された左右の冷却室と、
    前記本体ケース内で、仕切板の上方空間に配置された左右前方の2つの誘導加熱式加熱源及び中央後方の中央加熱源とを具備し、
    前記各冷却室には、内部に送風機を備え外気の吸込口と吹出口とを有したファンケースと、前記ファンケースから排出される冷却風が導入されるとともに前記誘導加熱式加熱源に高周波電力を供給するインバータ回路が実装された回路基板を収容した部品ケースとを設置し、
    前記部品ケースと前記中央加熱源の下方空間とを連通させる冷却ダクトを配置し、
    前記冷却ダクトには、前記部品ケースから供給された冷却風を前記中央加熱源に供給する噴出孔を設け、
    前記本体ケース内で、前記中央加熱源の下側に、前記冷却ダクトの噴出孔から噴出された冷却風を上方に案内する風向板を前記仕切板に設け、
    前記風向板によって案内されて前記中央加熱源を冷却した後の空気を前記排気室から前記本体ケースの外部へ放出させることを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
  2. 前記風向板は、手前から奥に立ち上がるように傾斜して冷却風を上方に案内する風向板本体と、風向板本体の両側部に突設された風逃げ防止リブと、風向板本体の奥に突設され、冷却風を上昇させる整流リブとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁誘導加熱調理器。
  3. 前記風向板本体の上面は全体として略半球状面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁誘導加熱調理器。
  4. 前記冷却ダクトには、前記部品ケースから供給された冷却風を前記誘導加熱式加熱源に供給する誘導加熱式加熱源用噴出孔を設け、
    前記部品ケースには、排気口、及び冷却風の流れにおいて排気口より下流側にある下流排気口を設け、
    前記誘導加熱式加熱源用噴出孔には、前記下流排気口から冷却風供給され
    前記誘導加熱式加熱源を冷却した後の空気前記排気室から前記本体ケースの外部へ放出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電磁誘導加熱調理器。
  5. 前記本体ケース内で、前記仕切板の上方空間に前記誘導加熱式加熱源より後方に電源基板を配置し、
    前記冷却ダクトには、前記部品ケースから供給された冷却風を前記電源基板に供給する電源基板用噴出孔を設け、
    前記電源基板用噴出孔には、前記下流排気口から冷却風供給され
    前記電源基板を冷却した後の空気を前記排気室から前記本体ケースの外部へ放出させることを特徴とする請求項4に記載の電磁誘導加熱調理器。
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