JP2011090529A - 真空処理装置、グラフ線表示方法 - Google Patents

真空処理装置、グラフ線表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測定値の一部を抽出し、グラフ化して抽出した測定値同士を簡単に比較できるようにする。
【解決手段】多量の測定値を読み込んで画面100上に一次グラフとして表示させ、始点を指示して比較対象となる測定値を抽出し、抽出した測定値を二次グラフ134a、134bで表示する。二次グラフ134a、134bが重ね合わされていないときは、第一、第二のメジャー線101、102によってグラフ134a、134bのずれ量を測定し、ずれている二次グラフ134a、134bの一方を移動させ、重ね合わせることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、真空処理装置の技術分野に係り、特に、真空処理装置を用いた量産技術に関する。
真空処理技術は、スパッタリング方法、CVD方法、蒸着方法等の成膜技術や、エッチング技術、表面改質技術、不純物注入技術、真空乾燥技術等があり、広い分野で用いられている。
真空処理技術によって同一品種の製品を量産する場合、同一規格の処理対象物に同じ真空処理を行うが、品質にバラツキが発生する。
品質のバラツキが生じた原因を確認する場合や、バラツキが不良品を発生させないように製造工程を管理する場合、動作中の真空処理装置の状態を測定し、測定結果をロット間で比較、検証することが行われている。
特に、真空処理装置内の機器の動作電流量、温度、圧力等の差違をロット間や真空処理装置間で定量的に確認しようとする場合、製造工程中に測定して測定値を記憶しておき、検査装置によって測定値をグラフ化し、その形の比較を行っていた。
しかしながら、真空処理装置内の測定対象の機器が増加し、また、測定する項目である物理量の種類も増え、大量の測定値をグラフ化して比較することが困難になっている。
特に、測定値の重要な部分をグラフ化して比較することは重要であるが、多量の測定データから見たい部分を抽出する作業は繁雑であり、抽出データ同士を比較することも困難である。
特開2009−80844号公報
本発明は上記従来技術の問題点を解決する技術を提供することを課題としており、本発明によれば、多種多量の測定値から見たい部分を簡単、正確に抽出し、抽出した測定値毎にグラフ化して比較することができるので、真空処理の分析を簡単に正確に行うことができる。
本発明は、真空槽内に配置された処理対象物を真空処理する真空処理部と、前記真空処理部から送信された複数の測定値を、前記測定値が発生した測定時刻と共に前記真空処理と対応付けて記憶する記憶装置と、前記測定値を演算する演算装置と、前記演算装置の演算結果を表示する表示装置とを有し、前記演算装置により、前記記憶装置内に記憶された複数の前記測定値が読み込まれ、読み込まれた前記測定値の前記測定時刻が、所定の基準時刻からの時刻に換算されたX軸上換算時刻が求められ、前記基準時刻はX−Y座標のX軸上の所定位置に対応されて、前記X軸上換算時刻から前記測定値の前記X軸上の位置が求められ、前記測定値の大きさからY軸上の位置が求められ、連続した複数の前記測定値の前記X軸上の位置と前記Y軸上の位置とから第一次グラフが生成され、前記第一次グラフは前記X−Y座標と共に表示装置に表示され、表示された前記第一次グラフの前記測定値の前記X軸上換算時刻の一つが始点として指定され、前記測定値の一部が抽出され、前記始点の前記X軸上換算時刻を前記X軸上の所定位置に対応させ、抽出された前記測定値によって前記X−Y座標上に第二次グラフが表示されるデータ解析プログラムである。
また、本発明は、前記測定値から複数の前記第一次グラフを生成して表示し、表示された前記第一次グラフから前記第二次グラフを生成するデータ解析プログラムである。
また、本発明は、表示された前記第二次グラフのうち、選択された前記第二次グラフは、前記X軸と平行に移動できるように構成されたデータ解析プログラムである。
また、本発明は、移動された前記第二次グラフの前記測定値に対応された前記X軸上換算時刻は、前記第二次グラフの前記X軸上の移動量修正されるデータ解析プログラムである。
また、本発明は、前記真空処理を行う装置を動作させる動作信号と、動作を停止させる停止信号とが含まれる制御信号が、前記動作を開始する開始時刻と前記動作の停止を開始する停止時刻と共に、前記真空処理に対応付けて前記記憶装置に記憶されたデータ解析プログラムであって、前記演算装置により、前記測定値と共に前記記憶装置内に記憶された前記制御信号が前記開始時刻と前記停止時刻と共に読み込まれ、前記開始時刻と前記停止時刻が前記基準時刻からの時刻に換算された時間軸上換算時刻が求められ、前記表示装置上で前記X軸と離間した位置に時間軸が前記X軸と平行に表示され、前記基準時刻は前記時間軸上の所定位置に対応され、前記Y軸と平行な一直線が前記X軸と前記時間軸とに交叉した交点がそれぞれ示す前記X軸上換算時刻と前記時間軸上換算時刻は同じ時刻になるようにされて前記制御信号の前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上換算時刻から、前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上の位置が求められ、前記動作信号と前記停止信号を示す横線分には前記時間軸からの高さに差が設けられ、前記横線分と、前記横線分の端部同士を結ぶ縦線分とを有する折線で前記制御信号が表示され、前記折線の立上り又は立下りの前記時間軸上時刻を前記始点として指定できるように構成されたデータ解析プログラムである。
また、本発明は、前記折線の、前記始点よりも遅い時刻の前記立上り又は前記立下りの前記時間軸上時刻を終点として、前記始点と前記終点間の前記X軸上換算時刻に対応した前記測定値を抽出して前記第二次グラフが生成されるデータ解析プログラムである。
また、本発明は、真空槽内に処理対象物を配置し前記処理対象物を真空処理する真空処理部が測定値を送信し、前記測定値を生成した測定時刻と共に前記真空処理に対応させて記憶装置に記憶し、前記記憶装置内に記憶された複数の前記測定値を読み込み、読み込んだ組の前記測定値の前記測定時刻を、所定の基準時刻からの時刻に換算してX軸上換算時刻を求め、前記基準時刻をX−Y座標のX軸上の所定位置に対応させ、前記X軸上換算時刻から前記測定値の前記X軸上の位置を求め、前記測定値の大きさからY軸上の位置を求め、連続した複数の前記測定値の前記X軸上の位置と前記Y軸上の位置とから第一次グラフを生成し、前記第一次グラフを前記X−Y座標と共に表示装置に表示し、表示された前記第一次グラフの前記測定値の前記X軸上換算時刻の一つが始点として指定されると、前記測定値の一部を抽出し、前記始点の前記X軸上換算時刻を前記X軸上の所定位置に対応させ、抽出された前記測定値によって前記X−Y座標上に第二次グラフを生成して前記表示装置に表示させるグラフデータの分析方法である。
また、本発明は、前記第一次グラフを前記測定値から複数個生成し、各前記第一次グラフから前記第二次グラフを生成して表示させるグラフデータの分析方法である。
また、本発明は、表示された前記第二次グラフのうちの所望個数を選択し、選択した前記第二次グラフを、前記X軸と平行に移動させるグラフデータの分析方法である。
また、本発明は、移動された前記第二次グラフの前記測定値に対応された前記X軸上換算時刻を、前記第二次グラフの前記X軸上の移動量に応じて修正するグラフデータの分析方法である。
また、本発明は、前記真空処理を行う装置を動作させる動作信号と、動作を停止させる停止信号とが含まれる制御信号を、前記動作を開始する開始時刻と前記動作の停止を開始する停止時刻と共に、前記真空処理に対応付けて前記記憶装置に記憶させ、前記演算装置により、前記測定値と共に前記記憶装置内に記憶された前記制御信号を、前記開始時刻と前記停止時刻と共に読み込み、前記開始時刻と前記停止時刻を前記基準時刻からの時刻に換算した時間軸上換算時刻を求め、前記表示装置上で前記X軸と離間した位置に時間軸を前記X軸と平行に表示し、前記基準時刻を前記時間軸上の所定位置に対応させ、前記Y軸と平行な一直線が前記X軸と前記時間軸とに交叉した交点がそれぞれ示す前記X軸上換算時刻と前記時間軸上換算時刻は同じ時刻になるようにし、前記制御信号の前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上換算時刻から、前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上の位置を求め、前記動作信号と前記停止信号を示す横線分には前記時間軸からの高さに差を設け、前記横線分と、前記横線分の端部同士を結ぶ縦線分とを有する折線で前記制御信号を表示し、前記折線の立上り又は立下りの前記時間軸上時刻を前記始点として指定できるようにしたグラフデータの分析方法である。
また、本発明は、前記折線の、前記始点よりも遅い時刻の前記立上り又は前記立下りの前記時間軸上時刻を終点として指定でき、前記始点と前記終点が指摘されると、前記始点と前記終点間の前記X軸上換算時刻に対応した前記測定値を抽出して前記第二次グラフを生成するグラフデータの分析方法である。
真空処理を行った測定値の所望の部分を抽出してグラフ化できるので、真空処理間の比較分析を容易に行うことができる。
制御信号に基づいて抽出することができるので、比較するグラフデータの作業の時刻を一致させやすい。
画面上で見ながら抽出できるので制御信号中のノイズを見ることができ、ノイズによる誤った抽出を防止することができる。
また、抽出した測定値によるグラフの所望のものを移動できるので、ピーク位置などを同じX座標に位置させて正確にグラフを重ね合わせて分析することができる。
本発明の真空処理装置を説明するためのブロック図 本発明の真空処理の分析方法を説明するための表示装置の画面(1) 本発明の真空処理の分析方法を説明するための表示装置の画面(2) 本発明の真空処理の分析方法を説明するための表示装置の画面(3) 本発明の真空処理の分析方法を説明するための表示装置の画面(4) 本発明の真空処理の分析方法を説明するための表示装置の画面(5) 本発明の真空処理の分析方法を説明するための表示装置の画面(6)
図1の符号1は、本発明の真空処理装置の一例であり、真空処理部20を有している。
真空処理部20は、真空槽11を有している。
真空槽11の内部には、処理対象物である基板の真空処理を行う処理機器群23が配置されている。
処理機器群23は、複数の処理機器を有しており、ここでは処理機器には、真空槽11の底面に配置された蒸着源34と、蒸着源34に電子線を照射するEBガン33と、蒸着源34の上方に配置された保持装置31と、保持装置31の内部に配置されたヒータ32とが含まれる。
図1の符号15は、処理対象物である基板であり、成膜面を蒸着源34に向けて保持装置31に保持されている。
真空槽11の外部には周辺機器群24と制御部21とが配置されている。
周辺機器群24は、複数の周辺機器を有しており、ここでは周辺機器には、真空排気系36と、ガス導入系37と、ヒータ用電源38と、蒸着用電源39とが含まれている。
真空排気系36とガス導入系37は真空槽11に接続されており、真空排気系36を動作させて真空槽11の内部を真空排気することができ、ガス導入系37を動作させて真空槽11の内部にガス導入系37から反応性ガス等のガスを導入でき、例えば反応性蒸着を行うことができる。
ヒータ用電源38と蒸着用電源39は、ヒータ32とEBガン33にそれぞれ接続されており、ヒータ用電源38と蒸着用電源39からヒータ32とEBガン33にそれぞれ電力を供給する。
ヒータ32は供給された電力で発熱し、保持装置31を昇温させて真空雰囲気中で基板15を加熱する。EBガン33は供給された電力で蒸着源34に電子ビームを照射し、蒸着源34内に配置された蒸着材料を加熱し、真空槽11内の真空雰囲気中に蒸着材料の蒸気を放出させる。
この蒸気は真空雰囲気や反応ガス雰囲気中で基板15に到達し、その成膜面に薄膜を形成する。
周辺機器群24には、処理機器群23に含まれる処理機器にセンサ部分が取り付けられ、温度測定や圧力測定などの物理量の測定を行う測定装置も含まれており、また、ヒータ用電源38や蒸着用電源39等の内部に配置され、電流や電圧等の物理量を測定する測定装置も含まれている。
周辺機器群24では、周辺機器群24に含まれる周辺機器が測定した真空槽11内の圧力、基板15の温度、ガス導入量、ヒータ32へ流れた電流量、EBガン33に供給した電力等の測定値が生成されており、測定値は、測定値と測定値の発生時刻とが対応されて、周辺機器群24から制御部21に入力されている。
制御部21には、シーケンサ41とコンピュータ40とが配置されており、周辺機器群24から入力された測定値と測定時刻は、シーケンサ41を介してコンピュータ40に入力される。
コンピュータ40のデータ解析プログラム45は、演算装置42と、記憶装置43と、表示装置44とを有しており、入力された測定値は、測定時刻と共に記憶装置43に記憶される。
真空槽11では、真空処理がされた基板15は真空槽11の外部に搬出され、未処理の基板が搬入され、真空処理が行われる。
所定枚数の基板は連続して処理する基板ごとにロット番号が付与されており、測定値のロット番号が分かるように、測定値を記憶装置43に記憶させる。ファイル名称には、ロット番号やロット名称等、ロットを区別できる表示が含まれており、また、一つのロット内でも、異なる真空処理は区別できるように、真空処理番号等の真空処理が区別できる表示もふくまれており、従って、測定値は、そのファイル名称から、ロットと真空処理に対応付けされていることになる。
他方、シーケンサ41には、真空処理部20を動作させる手順が記憶されており、シーケンサ41からは、周辺機器群24や処理機器群23に対して、周辺機器群24や処理機器群23を制御しながら動作させて真空処理を行うための制御信号が出力されている。この制御信号には、周辺機器群24や処理機器群23を動作させる動作信号と、動作を停止させる停止信号とが少なくとも含まれている。
制御信号は、周辺機器群24に含まれる周辺機器36〜39や処理機器群23に含まれる処理機器31〜34に出力されると共に、コンピュータ40にも出力されている。また、シーケンサ41からコンピュータ40には、制御信号と共に、動作信号の出力が開始された開始時刻と、停止信号の出力が開始された停止時刻とが、動作信号と停止信号に対応付けて出力されており、制御信号は、制御信号によって行われた真空処理のロット番号や真空処理番号等が付され、ロットと真空処理に対応付けられ、開始時刻と停止時刻と共に記憶される。
この真空処理装置1では、複数ロットの基板の真空処理が行われ、記憶装置43に複数ロットの真空処理の測定値と、測定値に対応した測定時刻と、その真空処理を制御した制御信号と、制御信号中の開始時刻と停止時刻とが記憶されているものとし、複数の真空処理の測定結果を比較して分析するための、コンピュータ40の操作手順について説明する。
記憶装置43には、真空処理の分析を行うプログラムが記憶されており、このプログラムを起動し、複数の真空処理に対応する測定値を、測定値が生成された測定時刻と共に、演算処理を行うメモリ等に読み込む。
測定値が生成されたロット番号や真空処理番号等のロットと真空処理は、測定値のファイル名称によって区別できる。
分析する測定値は、ここでは、同じ処理機器31〜34又は周辺機器36〜39の測定結果であり、同じ物理量であり、測定時刻の間隔は、一真空処理中で一定であり、真空処理間でも一定値であるようにされている。
また、読み込む測定値が生成されたときの真空処理を制御していた制御信号も、読み込む。開始時刻と停止時刻は、例えば、測定時刻中に含まれる時刻にすることができる。制御信号のロットや真空処理との対応関係は、制御信号のファイルの名称で分かるものとする。
図2の符号100は、コンピュータ40に接続された表示装置44の画面を示している。コンピュータ40とLAN等の手段によって交信する他のコンピュータの表示装置の画面であっても良い。
画面100には、読み込みを行った測定値と、その測定値に対応する制御信号を特定するために、測定値特定欄110と、制御信号特定欄120とが設けられており、測定値の変化と、制御信号の変化を対応して視認できるように、測定値のグラフを表示するグラフ表示領域130と、制御信号を表示するタイミングチャート表示領域140とに区分けされている。タイミングチャート表示領域140では、動作信号と停止信号を区別でき、開始時刻と停止時刻の位置が分かるように制御信号が表示される。
測定値は、ロットと真空処理に加え、そのファイル名称151で、測定値の種類(例えば、電流値、電圧、圧力等)を特定できるようにされており、測定値特定欄110には、読み込みを行った各測定値のファイル名称151(名称1〜6)を縦一列に表示する名称表示列111が設けられている。
また、測定値特定欄110には、読み込みを行った測定値のうち、グラフ表示をする測定値を指示するための表示指示列114が設けられている。
表示するX−Y座標は、Y軸を左側と右側の二本有しており、測定値を左側のY軸の目盛か、右側のY軸の目盛のいずれかに対応させてグラフを表示することができ、測定値特定欄110には、Y軸を選択するためのY軸指示列115が設けられており、また、後述するメジャー線の表示を指示をするメジャー指示列113とが設けられている。
表示指示列114に縦一列に表示されるチェックボックス154にチェックすると、チェックを付された測定値がグラフ表示領域130にグラフ表示され、Y軸指示列115にそれぞれ縦一列に表示された左側のY軸のチェックボックス156と、右側のY軸のチェックボックス155のいずれか一方にチェックを付すことで、測定値を対応させるY軸が左か右かを選択され、メジャー指示列113に縦一列に配置されるチェックボックス153に一本用のマーク又は二本用のマークを付すことで、所望のメジャー線が表示される。
また、測定値特定欄110には、グラフの色を指示するための色指示列112が設けられており、色指示列112に縦一列に表示される色サンプル152の色を変更することで、表示されるグラフの色を変更することができる。
各列111〜114のチェックボックス等の表示内容は、表示内容と測定値の名称151との対応が見やすいように、表示内容と名称151は同一高さに表示されている。
制御信号特定欄120についても、Y軸指示列115以外は、測定値特定欄110と同様にされており、名称表示列121と、色指示列122と、メジャー指示列123と、表示指示列124とが設けられている。
メジャー指示列123で指示されたメジャー線と制御信号のグラフ(折線)との交点は、交点の制御信号が動作信号であるか停止信号であるかの信号状態を、ハイを示す数値かローを示す数値を制御信号の信号値として画面100に表示する。交点が動作信号であるか停止信号であるかの信号状態は、記号や図形など、他の方法で示しても良い。
図中、符号161はロットや真空処理が特定できる制御信号の名称(名称11〜16)を示し、符号162は色サンプル、符号163、164は、チェックボックスを示している。
測定値特定欄110と制御信号特定欄120のチェックボックス153〜156、163、164を使用し、チェックを記載して読み込んだ測定値のうちの表示する測定値を選択する。
ここでは、多量の測定値からなる一連の測定値が一ファイル読み込まれており、それが選択され、図3に示すように、グラフ表示領域130には読み込んだ測定値から生成された第一次グラフ132が表示されている。この第一次グラフ132は、X−Y座標131と一緒に表示されている。
タイミングチャート表示領域140には、読み込んだ測定値に対応した制御信号から折線142が作製され、時間軸141と一緒に表示されている。時間軸141は、画面100上でX−Y座標131のX軸の真下に位置し、X軸と平行である。
測定値に対応した測定時刻と、制御信号の動作開始と停止開始とにそれぞれ対応した開始時刻と停止時刻は、一日を24時間とし、午前零時を始点とした時刻であり、西暦及び月日付も付随して、同一時刻でも西暦、月、又は日付のうちの一つが異なれば、異なる時刻になるようにされている。
異なる時刻である基準時刻が真空処理毎に設定されており、本例でも、読み込んだ一種類の測定値に対応された測定時刻を、その測定値が測定された真空処理の基準時刻からの時間であるX軸上換算時刻に換算し、測定値と対応付けてメモリや記憶装置43に記憶する。
基準時刻は、測定値が測定された真空処理を行った周辺機器群24や処理機器群23を制御した制御信号に含まれる開始時刻や停止時刻などを用いることができる。
ここでは、読み込まれる測定値の真空処理を行った制御信号に含まれる最初の開始時刻を基準時刻として設定しており、動作信号と停止信号の組の設定された個数分、画面100上に第一次グラフ132と折線142とが表示されるようになっている。
この場合、X軸の単位長さ当たりの時間は、キーボードから入力され、又は、読み込む測定値の時間などから算出されており、測定値のX座標は、基準時刻のX軸上の位置と、X軸の単位長さ当たりの時間とにより、測定値に対応した各測定値のX軸上換算時刻をX軸上の位置に換算することで求められている。ここではX軸と選択された左側Y軸の交点がX−Y座標の原点であり、基準時刻の位置は、原点よりも右側のX軸上の所定位置に配置されている。基準時刻は測定値が対応付けられた測定時刻である。
同じ周辺機器36〜39又は処理機器31〜34が測定して生成する測定値は、一定の時間間隔で測定されており、従って、測定時刻の間隔は、一定時間になっており、真空処理同士の間でも同じ時間にされている。従って、複数のファイルを読み込んで、ファイル毎に異なる基準時刻でX軸上換算時刻を生成させると、一個のX軸上換算時刻に複数の測定値が対応されることになる。
左右のY軸のうち、Y軸指示列115によって指定されたY軸上の単位長さ当たりの値と、Y軸上の基準点(ここではX軸と選択されたY軸との交点)の値は、入力され、又は測定値の大きさから求められている。
従って、Y軸とX軸の交点の値とY軸の単位長さ当たりの時間により、各測定値の選択されたY軸上の位置であるY座標は、測定値の値から求められている。
このように、読み込んだ測定値のX座標とY座標が求められ、測定値の座標が示す点を線分で結んで一本のグラフ化する。最小二乗法等の曲線を生成する方法でグラフ化することもできる。
図3に示すように、読み込んだ測定値の表示指示列114内のチェックボックス154へチェックが付され、読み込んだ測定値が第一次グラフ132として表示されている。
開始時刻と停止時刻は、測定値と同じ基準時刻を基準とし、基準時刻からの時間軸141上の時間である時間軸上換算時刻に換算されている。
時間軸141の原点は、X−Y座標131の左側のY軸の延長線が時間軸141と交叉する点であり、時間軸141上の基準時刻の位置は、X軸上の基準時刻を通るX軸に対する垂線が時間軸141と交叉する点にされている。時間軸の単位長さ当たりの時間は決められており、従って、開始時刻と停止時刻は、その時間軸上換算時刻の値に応じた時間軸141上の位置になる。
本例では、時間軸の単位長さ当たりの時間は、X軸の単位長さ当たりの時間と同じにされており、従って、X軸と時間軸141とに垂直に交叉する直線は、同じ値のX軸上換算時刻と時間軸上換算時刻を通るようになっている。
制御信号に含まれる動作信号と停止信号は、時間軸141と平行で、高さが異なる横線分で表示されており、開始時刻を換算した時間軸上時刻では、一つの停止信号の終点と次の動作信号の始点との間と、一つの動作信号の終点と、次の停止信号の始点とが、垂直な縦線分で結ばれて形成された折線142によって制御信号が表示されている。
縦線分は、開始時刻と停止時刻を換算した時間軸上時刻に位置している。
本例では、図3に示すように、グラフ表示領域130とタイミングチャート表示領域140には、一本の第一次グラフ132と、その第一次グラフ132に対応した折線142がそれぞれ表示されている。
各測定値に対する制御信号中には複数の開始時刻が含まれており、それらの開始時刻のうち、最初の開始時刻が基準時刻とされている。
制御信号の折線142には複数の停止時刻も含まれており、動作信号の横線と停止信号の横線の高さは異なるため、各開始時刻と各停止時刻に対応して、第一次グラフ132中に凹凸が見られる。
第一次グラフ132中のこれらの凹凸の一部を選択し、拡大して他の測定値と比較するために、第一次グラフ132の一部を特定し、その部分を構成する測定値を抽出する。重要な部分を抽出すると、抽出した部分の比較によって真空処理の相違を明らかにすることができる。
第一次グラフ132の測定値からの抽出を開始する始点と、抽出を終了させる終点とを、画面に表示されたX軸上換算時刻や時間軸上換算時刻で指定することができる。また、第一次グラフ132上やX軸上の任意の点をマウスポインタ等で指定して始点や終点にすることもできる。
ここでは、制御信号に対応して記憶された複数の開始時刻と停止時刻のうち、基準時刻から並べたときの基準時刻の順番を指定して始点とし、始点からの経過時間によって終点を指定するようになっている。
図3では、制御信号中の開始時刻を示す縦棒が立上り148、停止時刻を示す縦棒が立下り149として表示されている。
第一次グラフ132から、第一次グラフ132の一部である凸状部分133を抽出するために、5個目の立上り148が始点として指定され、始点からの時間として入力した範囲の終点までが抽出される。
抽出された測定値によって形成されるグラフを大きく表示させるために、抽出に用いた始点の測定値の測定時刻がX軸の所定位置に対応する基準時刻にされ、基準時刻から測定時刻までの時間であるX軸上換算時刻が再計算される。
X軸の単位長さ当たりの時間も再設定され、抽出された測定値に対応する再計算のX軸上換算時刻によって、抽出された測定値のX軸上の位置であるX座標が求められる。
Y軸上の単位長さ当たりの値も再設定され、Y軸のX軸との交点位置の値も再設定されるから、抽出された測定値のX軸、Y軸上の位置は再計算され、画面100上には、図4に示すように、拡大されたグラフ(第二次グラフ134)が表示される。
時間軸141の基準時刻も始点となった測定値の測定時刻にされ、時間軸141の単位長さ当たりの時間はX軸と同じ単位長さ当たりの時間に変更されている。
従って、始点と終点の間に位置する開始時刻と停止時刻の時間軸上時刻は、再計算され、開始時刻と停止時刻の時間軸上の位置が求められ、一部が拡大された折線144が表示される。
異なる真空処理毎に測定値の一部を抽出し、抽出された測定値を真空処理間で比較する場合は、複数の真空処理毎に多量の測定値を読み込み、各真空処理間には同じ基準で始点と終点を設定し、複数の真空処理毎に測定値の一部を抽出し、図5に示すように、複数(ここでは二個)の第二次グラフ134a、134bが同一のX−Y座標131上に表示される。
図5では、時間軸141上では、抽出された測定値に対応する部分の制御信号によって、複数の折線144a、144bが表示されている。
ここでは表示された折線144a、144bは、表示された第二次グラフ134a、134bに対応しており、複数の折線144a、144bの制御信号のうち、一の制御信号では、動作信号の立上りである開始時刻を基準時刻にして測定値を抽出しているが、他の制御信号では、制御信号に含まれるノイズ147の立上りが基準時刻とされて測定値が抽出されてしまっている。従って、それらの制御信号に対応する第二次グラフ134a、134bは画面100上で重なり合っていない。
先ず、メジャー線と補助メジャー線の移動を説明すると、このプログラムでは、グラフ表示領域130には、X軸と垂直な複数(本例では二本)のメジャー線を表示させることができ、また、タイミングチャート表示領域140にも、時間軸141に垂直な複数(本例では二本)の補助メジャー線を表示させることができる。
メジャー線と補助メジャー線をそれぞれ表示させる場合は、メジャー指示列113、123のチェックボックス153、163にマークを付ける。
本例では、メジャー線と補助メジャー線は、一本ずつ又は二本ずつ表示されるように構成されており、本例では、図6に示すように、第二次グラフ134a、134bのピーク位置をそれぞれ通るように、第一、第二のメジャー線101、102が表示されている。
また、本例では、タイミングチャート表示領域140には、第一、第二のメジャー線101、102が位置するX軸上換算時刻と同時刻の時間軸上に、第一、第二の補助メジャー線103、104がそれぞれ時間軸と垂直に表示されるようになっている。
第一、第二のメジャー線101、102と第一、第二の補助メジャー線103、104は、いずれも時刻や移動時間を入力することや、マウスやカーソルで動かすことで移動させることができる。
第一、第二のメジャー線101、102を移動させる場合、移動先のX軸上換算時刻は測定値と対応される時刻である必要があり、移動のために入力されたX軸上換算時刻や、マウスで指示された移動先のX軸上換算時刻に、グラフが表示されている測定値中に対応された測定値が無い場合は、グラフが表示された測定値中で、移動先とされたX軸上換算時刻に最も近く、測定値と対応付けられているX軸上換算時刻が移動先となり、第一、第二のメジャー線101、102は、その時刻に移動される。
第一、第2の補助メジャー線103、104は、第一、第二のメジャー線101、102が移動されたX軸上換算時刻と同じ時刻である時間軸上換算時刻にそれぞれ移動される。
逆に、第一、第二の補助メジャー線103、104を移動させることにより、移動された第一、第二の補助メジャー線103、104の時間軸上換算時刻と同時刻のX軸上換算時刻に第一、第二ののメジャー線101、102をそれぞれ移動させることができる。
第一、第二の補助メジャー線103、104の移動によって第一、第二のメジャー線101、102が移動されるとき、第一、第二のメジャー線101、102の移動先のX軸上換算時刻に測定値が対応されていた場合は、第一、第二のメジャー線101、102がそのX軸上換算時刻に移動され、第一、第二の補助メジャー線103、104は、そのX軸上換算時刻と同時刻の時間軸上換算時刻に移動されるが、移動先のX軸上換算時刻に測定値が対応されていなかった場合は、グラフが表示されている測定値の中で、移動先とされたX軸上換算時刻に最も近く、測定値が対応付けられているX軸上換算時刻が移動先にされ、そのX軸上換算時刻と、それと同時刻の時間軸上換算時刻に、第一又は第二のメジャー線101、102と第一又は第二の補助メジャー線103、104とがそれぞれ移動される。
第一、第二のメジャー線101、102が位置するX軸上換算時刻を第一、第二の時刻とし、表示されている第二次グラフの測定値中で、第一、第二の時刻に対応付けられている測定値を第一、第二の測定値と呼ぶとすると、第一、第二の時刻は、その位置が分かるように時刻を示す数値と、第一、第二の時刻間の差である時間差とが画面100に表示されている。
また、第一、第二の測定値は、第一、第二のメジャー線101、102と第二次グラフ134a、134bとの交点を区別する記号P1〜P4と共に画面100に表示されており、異なる第二次グラフ134a、134b間の第一の測定値同士の差と、第二の測定値同士の差も表示されており、更に、同一の第二次グラフ134a、134bの測定値の中での、第一の測定値と第二の測定値との差も画面100に表示される。
次に、第二次グラフ134a、134bの移動について説明すると、本発明では、表示された複数の第二次グラフ134a、134bのうち、一以上の所望個数の第二次グラフ134a、134bを選択して移動できるように構成されており、所望の第二次グラフ134a、134bをマウスやキーボードからの入力などによって選択すると共に、移動時間をキーボードから入力したり、又は、移動先のX軸上換算時刻の入力、マウスのポインタによる指示等の手段によって、選択した所望の第二次グラフ134a、134bをX軸と平行に移動させることができる。
上述したように、測定値の測定時間は等間隔であり、従って、測定値に対応するX軸上換算時刻も等間隔になっている。一つの第二次グラフ134a又は134b中の一個の測定値に対応されたX軸上換算時刻には、他の第二次グラフ134a又は134b中の測定値も対応されており、第二次グラフ134a、134bの移動量は、隣接するX軸上換算時刻間の時間を単位時間として、単位時間の整数倍にされている。
第二次グラフ134a、134bの移動量として指定された移動時間や、移動先として指定されたX軸上換算時刻から求められた移動時間は、四捨五入、切り上げ、切り捨てなどによって単位時間の整数倍の移動時間に変換され、各測定点のX軸上換算時刻は、変換された移動時間に基づいて変更され、その測定値の第二次グラフ134a、134bも移動後のX軸上換算時刻に基づいて書き換えられる。
このとき、選択された第二次グラフ134a、134bに関連する制御信号、例えば、選択された第二次グラフ134a、134bの真空処理を行った制御信号は、開始時刻と停止時刻の時間軸上変換時刻がX軸上換算時刻を変更する移動時間と同時間変更され、折線144a、144bも、第二次グラフ134a、134bの移動時間と同時間、同方向に時間軸141と平行に移動される。
タイミングチャート表示領域140に表示された折線144a、144bの所望のものを選択し、キーボードでの入力、移動先のX軸上換算時刻の指定、マウスのポインタの移動と共に移動、カーソルでの移動等、第二次グラフ134a、134bを移動させるときと同じ手段によって移動させ、移動させる制御信号に関連した測定値の第二次グラフ134a、134b、例えば、選択した折線144a、144bの制御信号が制御した真空処理の際に測定された測定値の第二次グラフ134a、134bを一緒に移動させてもよい。
この場合も、隣接する測定値のX軸上換算時刻間の時間を単位時間とすると、移動量は単位時間の整数倍であり、入力された時間や、移動先の時間軸上換算時刻は、上記と同様に、四捨五入、切り上げ、切り捨てなどによって単位時間の整数倍である移動時間に変換され、移動される制御信号の時間軸上変換時刻や、移動される測定値のX軸上換算時刻は、変換された移動時間に基づいて計算され、表示される。
図6では第一、第二のメジャー線101、102が第二次グラフ134a、134bのピーク位置にそれぞれ配置されている。
従って、重なり合っていない二個の第二次グラフ134a、134bのピークの時間差は、第一、第二のメジャー線101、102の間の時間差として画面100に表示されており、移動させた後の画面100に表示される時間差がゼロになるようにすればピークが同じX軸上換算時刻に配置されることになるから、一方の第二次グラフ134a又は134bを選択し、重なり合うように符号を付して表示された時間差を入力することができる。
また、第一、第二の補助メジャー線103、104を、時間軸141上の開始時刻の位置に配置し、折線144a、144bの開始時刻の時間差を画面100上に表示させると、第二次グラフ134a又は134bを移動させて開始時刻が同じ時間軸上換算時刻に位置するようにすることができる。
図7は、移動して第二次グラフ134a、134bを重ね合わせた状態の画面100である。
移動された第二次グラフ134a又は134bの測定値に対応するX軸上換算時刻は、移動した時間の分修正される。
第一又は第二のメジャー線101、102や第二次グラフ134a、134bが移動した後は、画面100には移動後の第一、第二の時刻や第一、第二の測定値、それらの差が表示される。
なお、第一、第二の測定値は、測定時刻が修正後のX軸上換算時刻に等しい測定値になる。従って、指定された第一次グラフ132の第一の測定値の差は、移動しなかった第一次グラフ132の第一の測定値と、移動後の第一次グラフ132の第一の測定値の差となる。
1……真空処理装置
11……真空槽
15……処理対象物
20……真空処理部
21……制御部
23……処理機器群
24……周辺機器群
31〜34……処理機器
36〜39……周辺機器
40……コンピュータ
42……演算装置
43……記憶装置
44……表示装置
45……データ解析プログラム
131……X−Y座標
132……第一次グラフ
134、134a、134b……第二次グラフ
141……時間軸
144a、144b……折線

Claims (12)

  1. 真空槽内に配置された処理対象物を真空処理する真空処理部と、
    前記真空処理部から送信された複数の測定値を、前記測定値が発生した測定時刻と共に前記真空処理と対応付けて記憶する記憶装置と、
    前記測定値を演算する演算装置と、
    前記演算装置の演算結果を表示する表示装置とを有し、
    前記演算装置により、前記記憶装置内に記憶された複数の前記測定値が読み込まれ、
    読み込まれた前記測定値の前記測定時刻が、所定の基準時刻からの時刻に換算されたX軸上換算時刻が求められ、
    前記基準時刻はX−Y座標のX軸上の所定位置に対応されて、前記X軸上換算時刻から前記測定値の前記X軸上の位置が求められ、前記測定値の大きさからY軸上の位置が求められ、連続した複数の前記測定値の前記X軸上の位置と前記Y軸上の位置とから第一次グラフが生成され、
    前記第一次グラフは前記X−Y座標と共に表示装置に表示され、
    表示された前記第一次グラフの前記測定値の前記X軸上換算時刻の一つが始点として指定され、前記測定値の一部が抽出され、
    前記始点の前記X軸上換算時刻を前記X軸上の所定位置に対応させ、抽出された前記測定値によって前記X−Y座標上に第二次グラフが表示されるデータ解析プログラム。
  2. 前記測定値から複数の前記第一次グラフを生成して表示し、
    表示された前記第一次グラフから前記第二次グラフを生成する請求項1記載のデータ解析プログラム。
  3. 表示された前記第二次グラフのうち、選択された前記第二次グラフは、前記X軸と平行に移動できるように構成された請求項2記載のデータ解析プログラム。
  4. 移動された前記第二次グラフの前記測定値に対応された前記X軸上換算時刻は、前記第二次グラフの前記X軸上の移動量修正される請求項3記載のデータ解析プログラム。
  5. 前記真空処理を行う装置を動作させる動作信号と、動作を停止させる停止信号とが含まれる制御信号が、前記動作を開始する開始時刻と前記動作の停止を開始する停止時刻と共に、前記真空処理に対応付けて前記記憶装置に記憶されたデータ解析プログラムであって、
    前記演算装置により、前記測定値と共に前記記憶装置内に記憶された前記制御信号が前記開始時刻と前記停止時刻と共に読み込まれ、前記開始時刻と前記停止時刻が前記基準時刻からの時刻に換算された時間軸上換算時刻が求められ、
    前記表示装置上で前記X軸と離間した位置に時間軸が前記X軸と平行に表示され、
    前記基準時刻は前記時間軸上の所定位置に対応され、前記Y軸と平行な一直線が前記X軸と前記時間軸とに交叉した交点がそれぞれ示す前記X軸上換算時刻と前記時間軸上換算時刻は同じ時刻になるようにされて前記制御信号の前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上換算時刻から、前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上の位置が求められ、
    前記動作信号と前記停止信号を示す横線分には前記時間軸からの高さに差が設けられ、前記横線分と、前記横線分の端部同士を結ぶ縦線分とを有する折線で前記制御信号が表示され、
    前記折線の立上り又は立下りの前記時間軸上時刻を前記始点として指定できるように構成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のデータ解析プログラム。
  6. 前記折線の、前記始点よりも遅い時刻の前記立上り又は前記立下りの前記時間軸上時刻を終点として、前記始点と前記終点間の前記X軸上換算時刻に対応した前記測定値を抽出して前記第二次グラフが生成される請求項5記載のデータ解析プログラム。
  7. 真空槽内に処理対象物を配置し前記処理対象物を真空処理する真空処理部が測定値を送信し、前記測定値を生成した測定時刻と共に前記真空処理に対応させて記憶装置に記憶し、
    前記記憶装置内に記憶された複数の前記測定値を読み込み、
    読み込んだ組の前記測定値の前記測定時刻を、所定の基準時刻からの時刻に換算してX軸上換算時刻を求め、
    前記基準時刻をX−Y座標のX軸上の所定位置に対応させ、前記X軸上換算時刻から前記測定値の前記X軸上の位置を求め、前記測定値の大きさからY軸上の位置を求め、連続した複数の前記測定値の前記X軸上の位置と前記Y軸上の位置とから第一次グラフを生成し、前記第一次グラフを前記X−Y座標と共に表示装置に表示し、
    表示された前記第一次グラフの前記測定値の前記X軸上換算時刻の一つが始点として指定されると、前記測定値の一部を抽出し、
    前記始点の前記X軸上換算時刻を前記X軸上の所定位置に対応させ、抽出された前記測定値によって前記X−Y座標上に第二次グラフを生成して前記表示装置に表示させるグラフデータの分析方法。
  8. 前記第一次グラフを前記測定値から複数個生成し、各前記第一次グラフから前記第二次グラフを生成して表示させる請求項7記載のグラフデータの分析方法。
  9. 表示された前記第二次グラフのうちの所望個数を選択し、選択した前記第二次グラフを、前記X軸と平行に移動させる請求項8記載のグラフデータの分析方法。
  10. 移動された前記第二次グラフの前記測定値に対応された前記X軸上換算時刻を、前記第二次グラフの前記X軸上の移動量に応じて修正する請求項8記載のグラフデータの分析方法。
  11. 前記真空処理を行う装置を動作させる動作信号と、動作を停止させる停止信号とが含まれる制御信号を、前記動作を開始する開始時刻と前記動作の停止を開始する停止時刻と共に、前記真空処理に対応付けて前記記憶装置に記憶させ、
    前記演算装置により、前記測定値と共に前記記憶装置内に記憶された前記制御信号を、前記開始時刻と前記停止時刻と共に読み込み、
    前記開始時刻と前記停止時刻を前記基準時刻からの時刻に換算した時間軸上換算時刻を求め、
    前記表示装置上で前記X軸と離間した位置に時間軸を前記X軸と平行に表示し、
    前記基準時刻を前記時間軸上の所定位置に対応させ、前記Y軸と平行な一直線が前記X軸と前記時間軸とに交叉した交点がそれぞれ示す前記X軸上換算時刻と前記時間軸上換算時刻は同じ時刻になるようにし、前記制御信号の前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上換算時刻から、前記開始時刻と前記停止時刻の前記時間軸上の位置を求め、
    前記動作信号と前記停止信号を示す横線分には前記時間軸からの高さに差を設け、前記横線分と、前記横線分の端部同士を結ぶ縦線分とを有する折線で前記制御信号を表示し、
    前記折線の立上り又は立下りの前記時間軸上時刻を前記始点として指定できるようにした請求項7乃至請求項9のいずれか1項記載のグラフデータの分析方法。
  12. 前記折線の、前記始点よりも遅い時刻の前記立上り又は前記立下りの前記時間軸上時刻を終点として指定でき、前記始点と前記終点が指摘されると、前記始点と前記終点間の前記X軸上換算時刻に対応した前記測定値を抽出して前記第二次グラフを生成する請求項11記載のグラフデータの分析方法。
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