JP2011088154A - レーザ加工ヘッド、及びレーザ肉盛方法 - Google Patents

レーザ加工ヘッド、及びレーザ肉盛方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工中に肉盛トラック幅を変化させながらレーザ粉末肉盛溶接を実施するレーザ肉盛方法及びレーザ加工ヘッドを提供する。
【解決手段】施工対象物にレーザを照射するレーザ出射部13と、レーザ出射部の外周に設置され、レーザ照射部に粉末材料を吐出する粉末供給部3を備えたレーザ加工ヘッドにおいて、前記粉末供給部がレーザ出射部に対して上下駆動を行う機構と、粉末の吹き出し角の可変機構と、各機構を外部信号により制御する機構を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉末を溶加材とするレーザ肉盛方法及び、レーザ肉盛用のレーザ加工ヘッドに関する。
近年、ニアネットシェイプの直接造形や耐摩耗性などの機能付与を目的とした表面処理技術等に粉末を溶加材としたレーザ肉盛が用いられている。このレーザ肉盛において肉盛部の形状は粉末材料の供給方法に依存するところが大きい。このため、施工方向に対する粉末供給方向の異方性をなくすために、レーザの外周からレーザ照射部に向けて粉末が集中するように粉末供給を行ったり、粉末供給量の安定性を高めたりするなど、高精度の肉盛部形成のために粉末供給に関するさまざまな工夫がなされている。
特開平2−258186号公報(特許文献1)には、レーザ光軸に対して粉末の流れが最も集中した位置(以下、粉末集中位置とする)を制御することが開示されている。レーザの外周からレーザ光軸上へ向けて粉末が集中するように、粉末をレーザ照射部またはその近傍へ供給するものであり、粉末の集中位置をレーザ光軸に対し、上下方向に調整することを可能としている。該レーザ肉盛装置はレーザ出射部とレーザ出射部の外周に設けられた粉末供給ノズルから構成され、レーザ出射部と粉末供給ノズルによって形成される空間を粉末の流路としている。レーザ出射部と粉末供給ノズルの下端の相対位置を上下方向に調整し、粉末の吹き出し角を変化させることで、粉末集中位置を調整することが可能である。
特開平2−258186号公報
特許文献1に記載されたレーザ肉盛装置では、粉末集中位置を調整すると同時に粉末の流れが最も集中した位置の直径(以下、粉末集中径とする)が変化する。粉末集中位置もしくは集中径のいずれかの調整を行うと、一方に伴い他方も変化するため、粉末集中位置と粉末集中径の調整を同時に達成するためには、レーザ出射部と粉末供給ノズルの下端の相対位置関係を変化させずにレーザ出射部と粉末供給ノズルをレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整する必要がある。その結果、肉盛トラック幅の変更の度に施工を中断し、粉末集中位置と粉末集中径の調整を行う必要があり、さらに粉末集中位置と粉末集中径の調整を行う度に、レーザ出射部先端と施工対象物の表面までの距離が変化してしまう。その結果、施工部を大気から保護するシールドガスをレーザ出射部の内側から流す場合には、粉末集中位置および集中径の調整の度にシールド性が変化してしまうこととなる。
そこで本発明は、施工中に肉盛トラック幅を任意に変更し、健全なレーザ肉盛溶接を達成することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、施工対象物にレーザを照射するレーザ出射部と、レーザ出射部の外周に設置され、レーザ照射部に溶加材粉末を吐出する粉末供給部を備え、前記粉末供給部をレーザ出射部に対してレーザ光軸の上下方向に駆動させる機構と、粉末の吹き出し角の可変機構と、各機構を外部信号により制御する機構を備えたレーザ加工ヘッドにある。
また、他の本発明は、施工対象物にレーザ出射部からレーザを照射し、施工中に施工面に対するレーザの焦点位置と粉末の流れが最も集中した位置を独立にレーザ光軸に対し上下方向に変化させながら、そのレーザ照射部にレーザ出射部の外周に設けられた粉末供給部からレーザの光軸上で集中するように粉末を供給して肉盛部を形成するレーザ肉盛方法にある。
上記の構成によれば、施工中に粉末の集中位置や集中径を調整し、肉盛トラック幅を任意に制御することができる。さらに前記調整を行っても安定したシールド性を保ったままレーザ肉盛溶接を達成できる。
レーザ加工ヘッドの断面図である。 シールドガスノズルの動作説明図である。 肉盛トラック幅の制御方法を表す説明図である。 粉末供給小ノズルの配置図である。 レーザ加工ヘッドの断面図である。 肉盛トラック幅の制御方法を表す説明図である。 レーザ加工ヘッドの断面図である。 肉盛トラック幅の制御方法を表す説明図である。
以下、本発明の詳細を説明する。
粉末を溶加材に用い、レーザ肉盛溶接を行う場合、その肉盛形状は粉末の供給に大きく依存する。特に所望のトラック幅を得るためには、レーザ照射条件だけでなく、粉末の集中径を制御する必要がある。粉末の集中径を制御し、所望の肉盛トラック幅を肉盛方向によらず安定して形成することは、肉盛溶接の結果に大きな影響を与える。
また、粉末の集中径,レーザの焦点位置を制御する際、施工対象物との距離を変化させることが容易である。ただし、シールドガスの状態(シールド性)が変化する可能性がある。
粉末の集中径、レーザの焦点位置を制御するためには、レーザ加工ヘッドの先端と施工対象物との距離を変化させる手段が容易である。ただし、施工部を大気から保護するためのシールドガスを吐出する機能を有するレーザ加工ヘッドの場合、シールドガスの状態(シールド性)が変化する可能性がある。
上記の目的のため、本発明者らは、レーザ焦点位置と粉末集中位置の独立した位置制御を可能とする検討を行った。さらに、肉盛溶接を実行しながら位置制御を可能とする検討を行った。
第一の形態は、溶加材に粉末を用いたレーザ肉盛溶接用のレーザ加工ヘッドであり、レーザ出射部と、レーザ出射部から出射されるレーザ光軸を中心とする同心円上に粉末を吹き出す粉末供給部を有する。粉末供給部は、レーザ光軸に対して粉末の吹き出し角を制御する機構を有し、外部信号により制御できるようにした。また、粉末供給部をレーザ光軸の上下方向に駆動する位置調整機構を有し、外部信号により制御可能とした。このような構成により、施工中に肉盛トラック幅を任意に制御することができる。
粉末供給部は、複数の管状部材で構成されており、レーザ光軸を中心とした同心円上から、レーザ光軸に向かって粉末が吹き出すようになっている。粉末の吹き出し角を制御するため、管状部品のレーザ光軸に対する角度を調整する。
また、管状部材にテーパーを設けた円錐台状の内ノズルと、内ノズルの外周に設けられた外ノズルを設け、いずれのノズルもレーザ光軸と同一の中心軸とし、内ノズルと外ノズルの間を粉末の流路とした粉末供給部形状とする。レーザ光軸に対し、上下方向に内ノズルと外ノズルの位置調整を行い、内ノズルと外ノズルの下端の相対位置を調整することで粉末の吹き出し角を制御する。内外のノズルの位置調整を行う位置調整機構を外部より制御することにより、施工中に肉盛トラック幅を任意に制御することができる。
粉末供給部の外側に、ガスノズルを設けてもよい。ガスノズルより供給されるガスの方向を外部から制御することにより、粉末供給部から吹き出される粉末の吹き出し角を調整することができる。ガスノズルを円錐台状とし、ガスノズルと粉末供給部との間からガス流路とする場合、ガスノズルの下端と、粉末供給部のノズルの下端との位置関係を上下方向に調整する機構を有し、施工中に外部からの相対位置の調整により粉末の吹き出し角を制御する。
また、粉末供給部の内側に、レーザ光軸と同一の中心軸を有する円筒状部品を設け、円筒状部品の内側をガス流路とし、円筒状部品の先端位置と施工対象物との距離を調整することで、シールド性を安定して保つシールドガス流調整機構を設けてもよい。
上記のようなレーザ加工ヘッドを使用することにより、施工中に肉盛トラック幅を変更したい場合にも、レーザ焦点位置,粉末集中径を制御することによって、所望の肉盛トラック幅を得ることができる。また、シールドガスによる施工部のシールド性を安定して保つことが可能となる。
レーザ肉盛方法は、施工対象物にレーザ出射部からレーザを照射し、そのレーザ照射部にレーザ出射部の外周に設けられた粉末供給部からレーザの光軸上で集中するように粉末を供給して肉盛部を形成する。そこで、その施工中に施工面に対するレーザの焦点位置と粉末の流れが最も集中した位置を独立にレーザ光軸に対し、上下方向に変化させる。または、施工対象物にレーザ出射部からレーザを照射し、そのレーザ照射部にレーザ出射部の外周に設けられた粉末供給部からレーザ光軸上で集中するように粉末を供給して肉盛部を形成するレーザ肉盛方法において、施工中に粉末の流れが最も集中した位置での径を変化させる。もしくは、施工中に施工面に対するレーザの焦点位置と粉末の流れが最も集中した位置を独立にレーザ光軸に対し、上下方向に変化させると共に、前記粉末の流れが最も集中した位置での径を変化させる。施工面に対するレーザの焦点位置と、粉末の流れが最も集中した位置は、レーザ出射部と粉末供給部の位置をレーザ光軸方向に対し、上下方向に変化させることにより調整することができる。
粉末の流れは、粉末供給部から供給される粉末の吹き出しの角度を制御することにより調整できる。例えば、粉末供給部を同心円状に配置された複数の管状部品で形成し、前記管状部品の角度を変えて粉末の吹き出し角度を制御する。また、粉末供給部を先端が円錐台状の内ノズルと外ノズルで形成し、内ノズルと外ノズルの間を粉末の流路とし、内ノズルと外ノズルの位置をレーザ光軸に対して、上下方向に調整し、内ノズルと外ノズルの下端の相対位置を変化させ、粉末の吹き出し角度を制御する。粉末供給部の外周に円錐台状のガスノズルを設け、外ノズルとガスノズルの間をガス供給路とし、外ノズルとガスノズルをレーザ光軸に対し、上下方向に位置を調整し、外ノズルとガスノズルの下端の相対位置を変化させることでガス流の角度を変化させ、ガス流の流れによって粉末の吹き出し角度を制御することもできる。
レーザ肉盛は、粉末供給部の内側に設けられた円筒状部品の下端位置と施工対象物の表面との距離を一定に保ちながら、ガスを前記円筒状部品から粉末流の内側を流れるように施工対象物表面に吹き付けながら行うことが好ましい。このような構成により、シールド性を安定して保つことが可能となる。
また、レーザ肉盛に使用するレーザ加工ヘッドに、施工対象物にレーザを照射するレーザ出射部と、レーザ出射部の外周に設置され、レーザ照射部に粉末を吐出する粉末供給部を備え、前記粉末供給部をレーザ出射部に対してレーザ光軸の上下方向に駆動させる機構と、粉末の吹き出し角の可変機構と、各機構を外部信号により制御する機構を備えた。
レーザ出射部の外周に設けられた粉末供給部が、レーザ光軸を中心とした同心円上にレーザ光軸に向かって粉末が吹き出すように配置された複数の管状部品から構成され、前記管状部品のレーザ光軸に対する角度を調整する機構を備えることが好ましい。そのとき、複数の管状部品を出口形状が異なるものとすることができる。さらに、複数の前記管状部品の中から粉末を供給する管状部品の選択機構を有し、前記選択機構を外部信号により制御する機構を備えることが好ましい。
また、粉末供給部がレーザ光軸と同一の中心軸を有し、先端が円錐台状の内ノズルと、同じくレーザ光軸と同一の中心軸を有し、前記内ノズルの外周に設けられた先端が円錐台状の外ノズルから成り、内ノズルと外ノズルの間を粉末の流路とし、内ノズルと外ノズルがレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、内ノズルと外ノズルの下端の相対位置を調整する機構を備えることが好ましい。さらに、粉末供給部の外周にレーザ光軸と同一の中心軸を有し、先端が円錐台状のガスノズルを備え、前記外ノズルと前記ガスノズルの間をガス流路とし、前記ガスノズルが粉末供給部の前記外ノズルに対して上下方向に位置調整を行い、外ノズルとガスノズルの下端の相対位置を調整する機構を備えることが好ましい。
また、粉末供給部の内側にレーザ光軸と同一の中心軸を有する円筒状部品を備え、前記円筒状部品の内側をガス流路とし、前記円筒状部品の下端位置と施工対象部の表面との距離を一定に保つ機構を有し、前記機構を外部信号により制御する機構を備えることが好ましい。
以下、図面を用いた実施例によりさらに詳細を説明する。
図1に実施例1のレーザ加工ヘッドの断面図を示す。
1はレーザ発振器、11は光ファイバ、12はレーザ集光部、13はレーザ出射部、2は粉末供給源、21は粉末供給管、22は粉末供給切換え機構、23は粉末供給切換え信号線、3は粉末供給部、4は粉末、5はレーザ、6は施工対象物、7はガス供給源、71はガス供給管、8はシールドガス流、9は制御部、91は上下駆動部制御信号線、92は粉末供給部上下位置決め機構、93は粉末供給部上下駆動部、94は角度調整部上下位置決め機構、95は角度調整部上下駆動部、96はシールドガスノズル位置決め機構、97はシールドガスノズル、99は角度調整部、10はアーム、101は角度調整部材、110はホルダ、111は粉末供給小ノズルを示している。
レーザ発振器1で発振されたレーザ5は光ファイバ11を通じてレーザ集光部12に伝送され、レーザ集光部12で集光されたレーザ5はレーザ出射部13を通じて施工対象物6に照射される。粉末供給源2に溶加材粉末が充填され、肉盛溶接時に供給される。粉末供給源2から送給された粉末4は粉末供給管21を通じて、複数の粉末供給小ノズル111に送られ、レーザ照射部に向かって吐出される。粉末供給小ノズル111の下端はホルダ110によりレーザ光軸に対し、等角に保持されている。従って、各粉末供給ノズル111から吐出された粉末4はレーザ光軸上で合流するように供給される。
レーザ集光部12に接続されたレーザ出射部13にはガス供給管71及びシールドガスノズル97が設けられており、シールドガスノズル97から施工対象物6に対し、シールドガス流8を吹き付けることができる。またシールドガスノズル97に設けられたシールドガスノズル位置決め機構96によって、シールドガスノズル97の先端の位置を上下に調整し、施工対象物6表面との距離(以下、スタンドオフとする)を制御することが可能である。本実施例ではシールドガスノズル位置決め機構96に電動アクチュエータを用いた。またシールドガスノズル位置決め機構96は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中にシールドガスノズル97の上下位置調整が可能である。
図2にスタンドオフ調整方法の概略図を示す。図2(a)はレーザ焦点位置51を施工対象物6表面に合わせ、スタンドオフをLとした場合のシールドガスノズル97と施工対象物6の位置関係を示している。図2(b)はレーザ焦点位置を施工対象物6表面から所定の距離を上方向に移動した場合のシールドガスノズル97と施工対象物6の位置関係を示している。図2(c),(d)は図2(a),(b)のレーザ照射部近傍の拡大図を示している。レーザスポット径Wsを変化させる場合には図2(b)に示すようにレーザ焦点位置51を上下方向に変化させると同時に、シールドガスノズル位置決め機構96によりスタンドオフが一定の距離Lを保つようにシールドガスノズル97の下端位置を調整する。上記操作を行うことで、常にスタンドオフを一定に保つことができ、安定したシールド性を得ることが可能となる。
一方、図1に示すようにレーザ出射部13の外周に設置された粉末供給部3は粉末供給部上下駆動部93と、粉末供給部上下駆動部93の外周に設置された角度調整部99と角度調整部99に連結した粉末供給小ノズル111と粉末供給部上下駆動部93の下端に接続されたホルダ110で構成されている。
粉末供給部3は粉末供給部上下駆動部93の上部に取り付けられた粉末供給部上下位置決め機構92によって粉末供給部3の先端の位置を上下に調整し、粉末集中位置を制御することが可能である。本実施例では粉末供給部上下位置決め機構92に電動アクチュエータを用いた。また粉末供給部上下位置決め機構92は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中に粉末供給部3の上下位置調整が可能である。
また粉末供給部3は粉末供給小ノズル111に連結した角度調整部99により粉末の吹き出し角を制御することが可能である。角度調整部99は粉末供給部上下駆動部93の外周に設置された角度調整部上下駆動部95と、アーム10と角度調整部材101から構成されている。角度調整部上下駆動部95の上部には角度調整部上下位置決め機構94が取り付けられ、角度調整部上下駆動部95をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことが可能である。アーム10と角度調整部材101はピンにより連結されており、角度調整部上下駆動部95が上下移動することでアーム10と角度調整部材101の成す角度が変化する構造となっている。また粉末供給小ノズル111は角度調整部材101と連結されている。従って、角度調整部上下駆動部95を上下方向に位置調整を行うとアーム10と角度調整部材101との角度が変化し、レーザ光軸に対する粉末供給小ノズル111の角度も変化するので、粉末の吹き出し角を調整することができる。その結果、粉末集中径を制御することが可能となる。本実施例では角度調整部上下位置決め機構94に電動アクチュエータを用いた。また角度調整部上下位置決め機構94は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中に角度調整部上下駆動部材95の上下方向の位置調整が可能である。
図3に本実施1レーザ加工ヘッドにおける肉盛トラック幅の制御方法の概略図を示す。図3(a)は肉盛トラック幅がW1の場合における各部品の位置関係を表している。図3(b)は肉盛トラック幅をW2に変更後の各部品の位置関係を表している。肉盛トラック幅をW1からW2に変更するためには、レーザスポット径及び粉末集中径を変更後の肉盛トラック幅W2と同程度にする必要がある。レーザ焦点位置をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、レーザスポット径を変化させると共に、スタンドオフが一定の距離Lを保つように図1に記載のシールドガスノズル位置決め機構96によってシールドガスノズル97の下端位置を調整する。さらに図1に記載の角度調整部上下駆動部95をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、粉末供給小ノズル111のレーザ光軸に対する角度をθ1からθ2に変化させ、粉末の吹き出し角を調整し、粉末集中径をW2に合わせる。加えて図2に記載の粉末供給部上下駆動部93をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、粉末集中位置を施工対象物6表面に合わせる。ただし最適な粉末集中位置は施工面に限定されるものではない。上記操作を外部信号により同時に制御することで、施工中に任意の肉盛トラック幅に調整することが可能である。したがって本実施例のレーザ肉盛装置では、肉盛トラック幅を変化させたい場合にも、ノズルの調整をその都度、施工を中断して実施する必要がない。
図4に実施例1における粉末供給ノズルの配置図を示す。本実施例では1mmの内径を有する粉末供給ノズル111Aと2mmの内径を有する粉末供給ノズル111Bをレーザ光軸に向かって等間隔に4本ずつ交互に配置した。各粉末供給ノズル111は図1に示すように粉末供給管21によって粉末供給切換え機構22に接続されている。前記粉末供給切換え機構22は各粉末供給ノズル111の中から粉末供給を行うノズルの員数,内径を選択できる。本実施例では内径が1mmの粉末供給ノズル111Aを選択した。また粉末供給切換え機構22は制御部9からの外部信号によって制御されているので施工中の粉末供給ノズル111の選択ができ、ノズルの内径や員数による粉末供給の調整が可能である。
本実施例においては粉末供給部上下位置決め機構92及び角度調整部上下位置決め機構94及びシールドガスノズル位置決め機構96は電動アクチュエータを採用したが、この構成に限定されるものではない。本実施例においては粉末供給ノズル111の内径を1mmと2mmを各4本ずつ使用したが、粉末供給ノズル111の員数,内径は上記の内容に限定されるものではない。
図5に実施例2のレーザ加工ヘッドの断面図を示す。1はレーザ発振器、11は光ファイバ、12はレーザ集光部、13はレーザ出射部、2は粉末供給源、21は粉末供給管、22は粉末供給切換え機構、23は粉末供給切換え信号線、3は粉末供給部、31は内ノズル、32は外ノズル、4は粉末、41は粉末の流路、5はレーザ、6は施工対象物、7はガス供給源、71はガス供給管、8はシールドガス流、9は制御部、91は上下駆動部制御信号線、92は粉末供給部上下位置決め機構、96はシールドガスノズル位置決め機構、97はシールドガスノズル、98は外ノズル上下位置決め機構を示している。レーザ発振器1で発振されたレーザ5は光ファイバ11を通じてレーザ集光部12に伝送され、レーザ集光部12で集光されたレーザ5はレーザ出射部13を通じて施工対象物6に照射される。粉末供給源2から送給された粉末4は粉末供給管21を通じて、内ノズル31と外ノズル32によって形成される粉末の流路41に運ばれ、レーザ照射部に集中するように供給される。
レーザ集光部12に接続されたレーザ出射部13にはガス供給管71及びシールドガスノズル97が設けられており、シールドガスノズル97から施工対象物6に対し、シールドガス流8を吹き付けることができる。またシールドガスノズル97に設けられたシールドガスノズル位置決め機構96によって、シールドガスノズル97の先端の位置を上下に調整し、施工対象物6表面との距離(以下、スタンドオフとする)を制御することが可能である。本実施例ではシールドガスノズル位置決め機構96に電動アクチュエータを用いた。またシールドガスノズル位置決め機構96は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中にシールドガスノズル97の上下位置調整が可能である。
スタンドオフ調整方法は実施例1と同様である。
一方、図5に示すようにレーザ出射部13の外周に設けられた粉末供給部3は先端が円錐台状の内ノズル31および先端が円錐台状の外ノズル32から構成されている。内ノズル31はレーザ光軸と同一の中心軸を有し、レーザ出射部13の外周に、同じく外ノズル32はレーザ光軸と同一の中心軸を有し、内ノズル31の外周に装着されている。内ノズル31と外ノズル32の間は粉末供給源2から送給された粉末の流路41となっており、粉末4はレーザ光軸上の所定の位置で集中するように供給される。
内ノズル31の上部には粉末供給部位置決め機構92が設置されており、内ノズル31をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことが可能である。内ノズル31と外ノズル32は連結しているので、内ノズル31の上下移動に伴い、外ノズル32も上下移動する。その結果、粉末供給部3の先端の位置が上下方向に変化するため、粉末集中位置を調整することが可能である。本実施例では粉末供給部位置決め機構92に電動アクチュエータを用いた。また前記粉末供給部位置決め機構92は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中に粉末供給部3の上下位置調整が可能である。
外ノズル32の上部には外ノズル上下位置決め機構98が設置されており、外ノズル32をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことが可能である。従って、外ノズル32の上下位置が変化すると、内ノズル31と外ノズル32の下端位置の相対関係が変化し、粉末吹き出し角を調整することができ、粉末集中径を制御することが可能である。本実施例では外ノズル上下位置決め機構98に電動アクチュエータを用いた。また外ノズル上下位置決め機構98は制御部9からの外部信号によって制御されているので、施工中に粉末集中径の調整が可能である。
図6に本実施1のレーザ加工ヘッドによる肉盛トラック幅の制御方法の概略を示す。図6(a)は肉盛トラック幅がW1の場合の各部品の位置関係を表しており、図6(b)は肉盛トラック幅がW2に変更後の各部品の位置関係を表している。肉盛トラック幅をW1からW2に変更するためには、レーザスポット径及び粉末集中径を変更後の肉盛トラック幅W2と同程度とする必要がある。レーザ焦点位置をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、レーザスポット径を変化させると共に、スタンドオフが一定の距離Lを保つように図5に記載のシールドガスノズル位置決め機構96によってシールドガスノズル97の下端位置を調整する。さらに、図5に記載の外ノズル上下位置決め機構98により外ノズル32をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことで、内ノズル31と外ノズル32の相対位置を調整し、粉末の吹き出し角を変化させ、粉末集中径をW2に合わせる。加えて、図5に記載の粉末供給部上下駆動部材93により粉末供給部3をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、粉末集中位置を施工対象物6表面に合わせる。ただし、最適な粉末集中位置は施工面に限定されるものではない。上記操作を外部信号により同時に制御することで、施工中に任意に肉盛トラック幅を制御することが可能である。
本実施例では内ノズル31,外ノズル32の形状によって粉末の流路41が定まるが、内ノズル31と外ノズル32の形状は本実施例に限定されるものではない。また本実施例では内ノズル31と外ノズル32を連結させ、内ノズル31の上下移動に伴い、外ノズル32も上下移動する構造を用いたが、各ノズルを連結させず、独立に上下移動させて、各ノズルの下端の相対位置の調整を行い、粉末集中径の調整を行うことも可能である。本実施例においては粉末供給部上下位置決め機構92及びシールドガスノズル位置決め機構96は電動アクチュエータを採用したが、この構成に限定されるものではない。
図7に実施例3のレーザ加工ヘッドの断面図を示す。1はレーザ発振器、11は光ファイバ、12はレーザ集光部、13はレーザ出射部、2は粉末供給源、21は粉末供給管、22は粉末供給切換え機構、23は粉末供給切換え信号線、3は粉末供給部、31は内ノズル、32は外ノズル、4は粉末、41は粉末の流路、5はレーザ、6は施工対象物、7はガス供給源、71はガス供給管、8はシールドガス流、9は制御部、91は上下駆動部制御信号線、92は粉末供給部上下位置決め機構、96はシールドガスノズル位置決め機構、97はシールドガスノズル、98は外ノズル上下位置決め機構、120はガスノズル上下位置決め機構、121はガスノズル、122はガス流、123はガスの流路を示している。レーザ発振器1で発振されたレーザ5は光ファイバ11を通じてレーザ集光部12に伝送され、レーザ集光部12で集光されたレーザ5はレーザ出射部13を通じて施工対象物6に照射される。粉末供給源2から送給された粉末4は粉末供給管21を通じて、内ノズル31と外ノズル32によって形成される粉末の流路41に運ばれ、レーザ照射部に集中するように供給される。
レーザ集光部12に接続されたレーザ出射部13にはガス供給管71及びシールドガスノズル97が設けられており、シールドガスノズル97から施工対象物6に対し、シールドガス流8を吹き付けることができる。またシールドガスノズル97に設けられたシールドガスノズル位置決め機構96によって、シールドガスノズル97の先端の位置を上下に調整し、施工対象物6表面との距離(以下、スタンドオフとする)を制御することが可能である。本実施例ではシールドガスノズル位置決め機構96に電動アクチュエータを用いた。またシールドガスノズル位置決め機構96は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中にシールドガスノズル97の上下位置調整が可能である。
スタンドオフ調整方法は実施例1と同様である。
一方、図7に示すようにレーザ出射部13の外周に設けられた粉末供給部3は内ノズル31,外ノズル32,ガスノズル121から構成されている。前記各ノズルは先端が円錐台状の形状を有し、内ノズル31はレーザ光軸と同一の中心軸を有し、レーザ出射部13の外周に、同様に外ノズル32はレーザ光軸と同一の中心軸を有し、内ノズル31の外周に、同様にガスノズル121はレーザ光軸と同一の中心軸を有し、外ノズル32の外周に装着されている。内ノズル31と外ノズル32の間は粉末供給源2から送給された粉末の流路41となっている。外ノズル32とガスノズル121の間はガス供給源7から供給されたガスの流路123となっており、粉末4はレーザ光軸上の所定の位置に集中するように供給される。
内ノズル31の上部には粉末供給部位置決め機構92が設置されており、内ノズル31をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことが可能である。内ノズル31と外ノズル32は連結しているので、内ノズル31の上下移動に伴い、外ノズル32も上下移動する。その結果、粉末供給部3の先端の位置が上下方向に変化するため、粉末集中位置を調整することが可能である。本実施例では粉末供給部位置決め機構92に電動アクチュエータを用いた。また前記粉末供給部位置決め機構92は制御部9からの外部信号によって制御されており、施工中に粉末供給部の上下位置調整が可能である。
外ノズル32の上部には外ノズル上下位置決め機構98が設置されており、外ノズル32をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことが可能である。外ノズル32の上下位置が変化すると、内ノズル31と外ノズル32の下端の相対位置が変化し、粉末吹き出し角を調整することができ、粉末集中径を制御することが可能である。本実施例では外ノズル上下位置決め機構98に電動アクチュエータを用いた。また外ノズル上下位置決め機構98は制御部9からの外部信号によって制御されているので、施工中に粉末集中径の調整が可能である。
またガスノズル121の上部にはガスノズル上下位置決め機構120が設置されており、ガスノズル121をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことが可能である。ガスノズル121の上下位置が変化すると、外ノズル32とガスノズル121の下端の位置関係が変化し、ガス流122の吹き出し角を変化させることができる。ガス流122の吹き出し角によって粉末の吹き出し角を制御することができるので、粉末集中径を調整することが可能である。さらに粉末の外周を流れるガスは粉末の流れをガイドする効果を有しており、粉末集中位置における粉末の集中度を高め、粉末集中径の制御が容易となる利点を有する。本実施例ではガスノズル上下位置決め機構120に電動アクチュエータを用いた。またガスノズル上下位置決め機構120は制御部9からの外部信号によって制御されているので、施工中に粉末集中径の調整が可能である。
図8に本実施形態のレーザ加工ヘッドによる肉盛トラック幅可変方法の概略を示す。図8(a)は肉盛トラック幅がW1の場合の各部品の位置関係を表しており、図8(b)は肉盛トラック幅がW2に変更後の各部品の位置関係を表している。肉盛トラック幅をW1からW2に変更するためには、変更後の肉盛トラック幅W2と同程度となるようにレーザスポット径及び粉末集中径を変化させる必要がある。レーザ焦点位置をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、レーザスポット径をW2に変化させると共に、スタンドオフが一定の距離Lを保つように図7に記載のシールドガスノズル位置決め機構96によってシールドガスノズル97の下端位置を調整する。さらに、図7に記載の外ノズル上下位置決め機構98により外ノズル32をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことで、内ノズル31と外ノズル32の下端の位置関係を変化させ、粉末の吹き出し角を変化させる。また図7に記載のガスノズル上下位置決め機構120によりガスノズル121をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行うことで、外ノズル32とガスノズル121の下端の相対位置を変化させ、ガスの吹き出し角を変化させ、粉末の吹き出し角を変化させ、粉末集中径を変化させる。加えて、図7に記載の粉末供給部上下位置決め機構92により内ノズル31をレーザ光軸に対し、上下方向に位置調整を行い、粉末集中位置を施工対象物6表面に合わせる。ただし、最適な粉末集中位置は施工面に限定されるものではない。
上記操作を外部信号により同時に制御することで、施工中に任意に肉盛トラック幅を制御することが可能である。
本実施例では内ノズル31,外ノズル32,ガスノズル121の形状によって粉末の流路41及びガス流路123が定まるが、前記各ノズルの形状は本実施例の形状に限定されるものではない。また本実施例では外ノズル32を内ノズル31に装着させ、ガスノズル121を外ノズル32に装着させ、外ノズル32とガスノズル121の上下位置調整を連動させたが、各ノズルを連結させず、独立に位置調整を行い、粉末供給の調整を行うことも可能である。本実施例においては粉末供給部上下位置決め機構92及びシールドガスノズル位置決め機構96は電動アクチュエータを採用したが、この構成に限定されるものではない。また本実施例では内ノズル31と外ノズル32の下端の相対位置の制御と外ノズル32とガスノズル121の下端の相対位置の制御により粉末の吹き出し角を制御し、粉末集中径を調整したが、外ノズル32とガスノズル121の下端の相対位置の制御だけでも粉末集中径の制御は可能である。またガス流量を調整することで粉末の吹き出し角を制御し、粉末集中径を調整することも可能である。
1 レーザ発振器
2 粉末供給源
3 粉末供給部
4 粉末
5 レーザ
6 施工対象物
7 ガス供給源
8 シールドガス流
9 信号制御機構
10 アーム
11 光ファイバ
12 レーザ集光部
13 レーザ出射部
21 粉末供給管
22 粉末供給切換え機構
23 粉末供給切換え信号線
31 内ノズル
32 外ノズル
41 粉末の流路
51 レーザ焦点位置
71 ガス供給管
91 上下駆動部制御信号線
92 粉末供給部上下位置決め機構
93 粉末供給部上下駆動部
94 角度調整部上下位置決め機構
95 角度調整部上下駆動部
96 シールドガスノズル位置決め機構
97 シールドガスノズル
98 外ノズル上下位置決め機構
99 角度調整部
101 角度調整部材
110 ホルダ
111 粉末供給小ノズル
111A 内径1mmの粉末供給小ノズル
111B 内径2mmの粉末供給小ノズル
120 ガスノズル上下位置決め機構
121 ガスノズル
122 ガス流
123 ガスの流路
Ws レーザスポット径
W1,W2 肉盛トラック幅
L シールドガスノズルの下端と施工対象物表面との距離

Claims (20)

  1. 施工対象物にレーザを照射するレーザ出射部と、レーザ出射部の外周部に設置され、施工対象物に向けて溶加材の粉末を吐出する粉末供給部とを備えたレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記粉末供給部は、供給される粉末の集中する位置を調整する位置調整機構と、供給される粉末の集中径を調整する粉末集中径調整機構とを備え、
    前記位置調整機構と、前記粉末集中径調整機構を制御する制御部を備えたことを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記位置調整機構は、粉末供給部と施工対象物との距離を調整する機構であり、前記粉末集中径調整機構は、粉末の吹き出し角を調整する機構であることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  3. 請求項1に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記粉末供給部は、レーザ光軸を中心とした同心円上に前記粉末を吐出するよう配置された複数の管状部品から構成されており、
    前記粉末集中径調整機構は、前記管状部品のレーザ光軸に対する角度を調整する機構であることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  4. 請求項3に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記複数の管状部品は、少なくとも二種の形状を有する管状部品を備えることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  5. 請求項3に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記粉末供給部は、粉末供給を行う管状部品を選択する粉末供給切換え機構を有することを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  6. 請求項1に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記粉末供給部は、レーザ光軸の外周に設けられた先端が円錐台状の内ノズルと、前記内ノズルの外周に設けられた先端が円錐台状の外ノズルを備え、前記内ノズルと外ノズルの間に粉末の流路が設けられており、
    前記粉末集中径調整機構は、前記内ノズル及び外ノズルの先端部の相対位置を調整することを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  7. 請求項6に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記粉末供給部の外周に先端が円錐台状のガスノズルを備え、前記外ノズルとガスノズルの間にガス流路が設けられており、
    前記ガスノズル及び前記外ノズルの先端部の相対位置を調整するガス流調整機構を有することを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  8. 請求項1に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記粉末供給部の内側に、レーザ光軸と同一の中心軸を有する円筒状部品を備え、前記円筒状部品の内側をガス流路とし、前記円筒状部品の先端位置と施工対象物との距離を調整するシールドガス流調整機構を有することを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  9. 請求項1に記載のレーザ加工ヘッドにおいて、
    前記位置調整機構は、レーザ光軸方向に対し粉末供給部の位置を上下方向に変える機構であることを特徴とするレーザ加工ヘッド。
  10. 施工対象物にレーザを照射し、前記施工対象物上のレーザ照射部に溶加材粉末を供給し、レーザ肉盛部を形成するレーザ肉盛方法において、
    前記レーザの焦点位置と、前記供給される粉末の流れの最も集中する位置は、いずれもレーザ光軸上に設定されており、
    前記レーザの焦点位置と、前記粉末の集中位置とを施工中に独立して制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  11. 施工対象物にレーザを照射し、前記施工対象物上のレーザ照射部に溶加材粉末を供給し、レーザ肉盛部を形成するレーザ肉盛方法において、
    前記レーザの焦点位置と、前記供給される粉末の流れの最も集中する位置は、いずれもレーザ光軸上に設定されており、
    前記粉末の流れの最も集中した位置での集中径を施工中に制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  12. 請求項10に記載されたレーザ肉盛方法において、
    前記粉末の流れの最も集中した位置での集中径を施工中に制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  13. 請求項10または12のレーザ肉盛方法において、
    粉末供給部のレーザ光軸方向の移動により前記粉末の流れの最も集中する位置を制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  14. 請求項11または12のレーザ肉盛方法において、
    前記粉末の流れの最も集中した位置での集中径は、供給される粉末の吹き出しの角度の変更により制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  15. 請求項10または12のレーザ肉盛方法において、
    前記粉末は複数の管状部品よりなる粉末の流路より供給され、
    粉末供給部のレーザ光軸方向の移動により前記粉末の流れの最も集中する位置を制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  16. 請求項10ないし12のいずれかに記載されたレーザ肉盛方法において、
    前記粉末は、同心円状に配置された複数の管状部品で形成された粉末の流路より供給され、
    前記管状部品のレーザ光軸に対する角度を変えて粉末の吹き出し角度を制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  17. 請求項10ないし12のいずれかに記載されたレーザ肉盛方法において、
    先端が円錐台状の内ノズルと外ノズルとで形成された間隙を流路として前記粉末を供給し、
    レーザ光軸方向に前記内ノズルおよび外ノズルの先端の位置を調整して相対位置を変化させ、前記粉末の吹き出し角度を制御することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  18. 請求項10ないし12のいずれかに記載されたレーザ肉盛方法において、
    前記供給される粉末の流れの外側に設けられたガス流により、前記粉末の流れを調整することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  19. 請求項18に記載されたレーザ肉盛方法において、
    外ノズルとガスノズルの先端の位置を調整して相対位置を変化させ、ガス流の角度を変更することで粉末の流れを調整することを特徴とするレーザ肉盛方法。
  20. 請求項10ないし12のいずれかに記載されたレーザ肉盛方法において、粉末供給部の内側に設けられた円筒状部品の下端位置と施工対象物の表面との距離を一定に保ちながら、ガスを前記円筒状部品から粉末流の内側を流れるように施工対象物表面に吹き付けることを特徴とするレーザ肉盛方法。
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