JP2010207877A - 溶接装置および半田付け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、粉末材料噴射口と被加工物の間隔が変化しても、粉末材料噴射ノズル交換の必要がない溶接装置あるいは半田付け装置を提供する。
【解決手段】ガスを用いて少なくとも2方向から交わるように金属粉末や半田粉末の粉末を溶接部位に供給する送給手段としての金属粉末送給外筒3と金属粉末噴射ノズル4を用い、溶接部位への粉末の送給角度を同期して可変させたことを特徴とし、この構成によれば、粉末の送給角度を調整することにより、送給手段と被加工物の距離が変化しても、粉末が集中する位置を被加工物上に調整することが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】ガスを用いて少なくとも2方向から交わるように金属粉末や半田粉末の粉末を溶接部位に供給する送給手段としての金属粉末送給外筒3と金属粉末噴射ノズル4を用い、溶接部位への粉末の送給角度を同期して可変させたことを特徴とし、この構成によれば、粉末の送給角度を調整することにより、送給手段と被加工物の距離が変化しても、粉末が集中する位置を被加工物上に調整することが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は、被加工物上に供給した金属粉末や半田粉末などの粉末材料を熱エネルギーにより溶融して溶接および半田付けを行う溶接装置および半田付け装置に関する。
熱エネルギーで粉末状の材料を溶融させて被加工物の溶接を行う装置としては、熱源にレーザ光を用い、このレーザ光照射ノズルの外周に、これと同軸に溶接金属粉末の噴射ノズルを設け、被加工物に対するレーザ光の照射点の溶融域の近傍へ、前記噴射ノズルから溶接金属粉末を噴射して溶接を行うものがあった(たとえば特許文献1参照)。
特開平4−84684号公報
しかし、上記従来の装置においては、溶接金属粉末の送給角度が固定されているため、噴射口と溶接金属粉末の集中部分の距離が決まっており、溶接金属粉末の集中部分を被加工物の表面と一致させた場合、噴射口と被加工物の間隔も一定となる。
基本的に噴射口と被加工物の間隔は短いほど溶接金属粉末の溶融域に対する離散は少なくなり有効に溶融金属粉末を利用できるが、隅肉溶接等の条件においては被加工物と噴射ノズルを近づけすぎると干渉してしまう問題がある。そのため溶接条件によって、噴射口と被溶接物の間隔を変える必要があるが、そのためには溶接金属粉末の送給角度を変える必要があり、噴射ノズル自体を交換する必要があった。
本発明は、上記従来の課題を解決しようとするものであり、噴射口と被加工物の間隔が変化しても、噴射ノズル交換の必要がない溶接装置あるいは半田付け装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の溶接装置および半田付け装置は、ガスを用いて少なくとも2方向から交わるように金属粉末や半田粉末の粉末を溶接部位に供給する送給手段と、前記溶接部位に熱エネルギーを供給する熱源を備え、前記供給手段に前記溶接部位への粉末の送給角度を同期して可変する金属粉末噴射ノズルを設け、前記金属粉末噴射ノズルとして、前記溶接部位に金属粉末を導くガイド部と、前記ガイド部に接続して前記ガイド部の角度を可変するジョイント部を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、粉末の送給角度を調整することにより、送給手段と被加工物の距離が変化しても、粉末が集中する位置を被加工物上に調整することが出来る。
以上のように本発明によると、被加工物に供給する粉末の集中部の位置の変更が容易になり粉末を有効活用できるとともに、粉末の送給手段と被加工物の距離が変化する条件においても送給手段を交換することなく対応でき、作業工数および取り付け工数を削減できるという効果を有する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1、図2を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態1について、図1、図2を用いて説明する。
図1、図2に示す本発明の実施の形態1の溶接装置は、溶接部位に熱エネルギーを供給する熱源として図示しないレーザ発信器からのレーザ光6を入力するレーザヘッド1、レンズなどの集光手段2、金属粉末送給外筒3、金属粉末噴射ノズル4、金属粉末噴射ノズル4のジョイント部4a、金属粉末噴射ノズル4のガイド部4b、被加工物5、レーザ光6、金属粉末噴射ノズル4から噴射された金属粉末の流れ7、金属粉末供給装置8、金属粉末ホッパー9、キャリアガス配管10、シールド用不活性ガス配管11、金属粉末供給管12、シールド用不活性ガス供給管13を備えている。
そして、レーザヘッド1の内部にはレーザ光を集光する集光手段2を設けている。このレーザヘッド1の外周先端には、同軸上に金属粉末送給外筒3を取り付けており、この金属粉末送給外筒3の先端には、金属粉末送給外筒3すなわちレーザヘッド1に対して角度調整可能な金属粉末噴射ノズル4を接続している。
このガスを用いて少なくとも2方向から交わるように金属粉末や半田粉末の粉末を溶接部位に供給する送給手段としての金属粉末送給外筒3と金属粉末噴射ノズル4の接続の構造は、図4に示すような構造にしている。
すなわち、金属粉末送給外筒3の先端には球状の溝を設け、一方、金属粉末噴射ノズル4の金属粉末送給外筒3との接続部分は球状に膨らませて、いわゆるフラスコ形状の底が貫通したような形状のジョイント部4aを形成し、金属粉末送給外筒3の球状の溝と金属粉末噴射ノズル4のジョイント部4aの球状の膨らみ部分を嵌め合わせて角度調整可能に接続している。さらに、この金属粉末噴射ノズル4は、ジョイント部4aから延出する形に管状のガイド部4bを形成しており、このガイド部4bを介して溶接部位に金属粉末を導くように構成している。
また、金属粉末送給外筒3には金属粉末供給管12を接続しており、この金属粉末供給管12は金属粉末供給装置8に接続している。この金属粉末供給装置8には金属粉末ホッパー9を設けており、金属粉末送給外筒3に供給する金属粉末を蓄えている。この金属粉末供給装置8にはキャリアガス配管10を接続して、キャリアガスを用いて金属粉末供給管12を介して金属粉末送給外筒3に金属粉末を送給する。
また、金属粉末供給装置8にはシールド用不活性ガス配管11を接続し、シールド用不活性ガス供給管13を介してレーザヘッド1にシールド用不活性ガスを送給している。
そして、レーザ溶接時にレーザヘッド1から溶接部位にシールド用不活性ガスを吹き付けながら溶接するようにしている。
以上のように構成された溶接装置について説明する。
レーザヘッド1には図では示していないがレーザ発振器からレーザ光6が供給され、集光手段2により集光されたレーザ光6が被加工物5に集光照射される。レーザヘッド1にはシールドガス用不活性ガス供給管13によってシールド用不活性ガスが供給されており、溶接部のシールドに用いられ、金属粉末供給装置8により、シールド用不活性ガス配管11から送られるシールドガスの制御を行う。
金属粉末送給外筒3には金属粉末送給管12によって金属粉末供給装置8に接続されている。金属粉末供給装置8は金属粉末ホッパー9から落下する金属粉末を、内蔵される回転円板上に受け、これをキャリアガス配管10から供給されるガスの圧力により、金属粉末供給管12から金属粉末送給外筒3へ供給するように構成されている。
金属粉末供給装置8は前記の回転円板の回転数を制御し、金属粉末の供給量を調整すると共に、キャリアガス配管10から送られるキャリアガスの制御を行う。金属粉末送給外筒3に供給された金属粉末は金属粉末噴射ノズル4から溶融部位に噴射され溶接が行われる。
金属粉末噴射ノズル4の送給角度Aを変化させた場合の金属粉末噴射ノズル4と被加工物5の位置関係は図2のようになる。
図2(b)は図2(a)の送給角度A1を小さくした場合(A2)を示しており、送給角度A2に対応して金属粉末噴射ノズル4と被加工物5の間隔WD2がWD1よりも長くなることを示している。
このように、金属粉末噴射ノズル4と被加工物5の間隔WDが変化しても送給角度Aを変えることで被加工物5上に金属粉末を集中させることができるので、金属粉末を有効に利用できるとともに、金属粉末噴射ノズル4と被加工物5の距離が変化する条件においても、金属粉末噴射ノズル4を交換する必要がないため、作業工数および取り付け工数を削減できる。
(実施の形態2)
次に実施の形態2について図3を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に実施の形態2について図3を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示す本発明の実施の形態2の溶接装置において実施の形態1と異なるのは、金属粉末噴射ノズル20であり、金属粉末送給外筒3とのジョイント部20aに蛇腹状の管を用いた点である。
以上のように構成された溶接装置について説明する。
金属粉末送給外筒3に供給された金属粉末は金属粉末噴射ノズル20から溶融部位に噴射され、レーザ光6により溶接が行われる。
金属粉末送給外筒3と金属粉末噴射ノズル20のジョイント部20aが実施の形態1で示したような構造の場合、図4に示すように送給角度A1(図4(a))がA2(図4(b))に変化すると金属粉末送給外筒3と金属粉末噴射ノズル4のジョイント部4aの流路断面積C(斜線部)が図4(c)に示す斜線部のものから図4(d)に示す斜線部のものに大きく変化する。このため送給角度Aにより流路抵抗が異なり、一定量の金属粉末を供給することが困難となる。
本実施の形態においては、金属粉末送給外筒3と金属粉末噴射ノズル20のジョイント部20aに蛇腹上の管を用いるため、送給角度Aを変化させても流路断面積は変わらないため、ほぼ流路抵抗が一定となり、一定量の金属粉末の供給が容易になり、均一な溶接性能を得ることができる。
(実施の形態3)
次に実施の形態3を図5、図6を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に実施の形態3を図5、図6を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示す本発明の実施の形態3の溶接装置において実施の形態1、2と異なるのは、として複数の金属粉末噴射ノズル4の代わりに二重可変ノズルの構造の金属粉末噴射ノズル30を備えた点であり、金属粉末噴射ノズル30の一方の構造は、図6に示すように、複数の板からなるガイド部30bと、各ガイド部30b間に設けた折りたたみ構造のジョイント部30aから構成され、ジョイント部30aを折りたたんだ状態(図6(a))のノズル口径D1とジョイント部30aを広げた状態(図6(b))のノズル口径D2を可変できる構造としている。
そして、二重可変ノズルの構造の金属粉末噴射ノズル30は、同じ構造のジョイント部30aとガイド部30bを同心状に対向配置して、その間に金属粉末を送給するように構成している。
以上のように構成された溶接装置について説明する。
金属粉末送給外筒3に供給された金属粉末は、金属粉末噴射ノズル30から溶融部位に噴射され、レーザ光6により溶接が行われる。
金属粉末の送給角度Aは金属粉末噴射ノズル30の金属粉末出口径Dを可変させることで調整を行う。
このように、金属粉末噴射ノズル30と被加工物5の間隔WDが変化しても送給角度Aを変えることで被加工物5上に金属粉末を集中させることができるので、金属粉末を有効に利用できるとともに、金属粉末噴射ノズル30と被加工物5の距離が変化する条件においても、ノズルを交換する必要がないため、作業工数および取り付け工数を削減できる。
また、金属粉末は二重ノズルにより噴射されるため径方向の金属粉末供給量が均一であり、溶接方向に関わらず均一な溶接性能を得ることが可能である。
(実施の形態4)
次に実施の形態4を図7を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2、3と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に実施の形態4を図7を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2、3と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7に示す本発明の実施の形態4の溶接装置において実施の形態1、2、3と異なるのは、集光手段2を上下方向に移動させる集光手段の移動手段40、金属粉末噴射ノズル4の送給角度を調整するノズル金属粉末噴射ノズル41、集光手段の移動手段40とノズル金属粉末噴射ノズル41を同期制御するための制御装置42を設けたことである。
以上のように構成された溶接装置について説明する。
金属粉末送給外筒3に供給された金属粉末は金属粉末噴射ノズル4から溶融部位に噴射され、レーザ光6により溶接が行われる。
集光手段の移動手段40およびノズル金属粉末噴射ノズル41はサーボモータ等の駆動装置を内蔵しており、制御装置42により制御される。
図7(b)、図7(c)は、図7(a)よりも金属粉末噴射ノズル4と被加工物5の間隔WDを広げた場合の図であり、送給角度Aに対応して集光手段2の位置を制御することにより、レーザ光の焦点位置と金属粉末の集中部が常に一致するように制御される。
このように、レーザ光の焦点位置と金属粉末の集中部が常に一致するように制御することにより、被加工物との間隔WD毎の、集光手段2の位置調整と金属粉末の送給角度の調整を省くことが可能であり、作業工数を大幅に削減することが可能である。
(実施の形態5)
次に実施の形態例5を図8を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2、3、4と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に実施の形態例5を図8を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2、3、4と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示す本発明の実施の形態5の溶接装置は、金属粉末噴射ノズル4と被加工物5の距離を検出する距離検出手段50、距離検出手段50からの検出信号により、集光手段の移動手段40およびノズル金属粉末噴射ノズル41を制御する制御装置51を備え、実施の形態4と異なるのは、レーザヘッド1に距離検出手段50の検出信号により集光手段の移動手段40とノズル金属粉末噴射ノズル41を制御する点である。
以上のように構成された溶接装置について説明する。
金属粉末送給外筒3に供給された金属粉末は金属粉末噴射ノズル4から溶融部位に噴射され、レーザ光6により溶接が行われる。
集光手段の移動手段40およびノズル金属粉末噴射ノズル41はサーボモータ等の駆動装置を内蔵しており、制御装置51により制御され、距離検出手段50からの検出信号に対応した位置および角度に調整される。
このように、被加工物との間隔WDによらず、レーザ光の焦点位置と金属粉末の集中部が被加工物5上で常に一致するため、ロボット等で教示を行う場合、溶接箇所さえ指定すれば、距離検出手段50により制御装置51が被加工物5との距離によって最適なレーザ光の焦点位置と金属粉末の集中部が常に一致するように制御することができ、作業工数を大幅に削減することが可能である。
(実施の形態6)
次に実施の形態例6を図9を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2、3、4、5と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
次に実施の形態例6を図9を用いて説明する。なお、本実施の形態において実施の形態1、2、3、4、5と同様の箇所については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示す本発明の実施の形態6の溶接装置は、金属粉末送給外筒3の外周に設けた、シールド用不活性ガスを供給するための外周ノズル60を備えており、実施の形態1〜5と異なるのは、この点である。
以上のように構成された溶接装置について説明する。
金属粉末送給外筒3に供給された金属粉末は金属粉末噴射ノズル4から溶融部位に噴射され、レーザ光6により溶接が行われる。
本実施の形態においては、金属粉末送給外筒3の更に外周にシールド用不活性ガス供給用の外周ノズル60を設けることにより、溶接部位に対するシールド範囲を広げることができるため、溶接部位の酸化をより防止することができ、溶接品質が向上する。
なお、実施の形態1〜6において、金属粉末を送給するキャリアガスにシールド用不活性ガスを用いれば溶接部位の酸化をより防止することができ、溶接品質が向上する。
なお、実施の形態1〜6においては、レーザ光6を熱源とした場合を説明したが熱源はアーク熱源やその他、別の種類の熱源としてもよい。
なお、実施の形態1、2、4、5、6においては、金属噴射ノズル4が2方向の場合を説明したが、金属粉末送給外筒3に2つ以上備わっていてもよい。
なお、実施の形態1〜6においては、レーザ光の焦点位置と金属粉末集中部が被加工物5上で一致しているが、溶接条件により溶接に必要なエネルギー密度は変化するため、被加工物上で必ずしもレーザ光の焦点を結ぶ必要はない。
なお、実施の形態4、5においては、送給角度Aに対応して集光手段2が上下方向に移動する構成について説明したが、送給角度Aに対応して金属粉末送給外筒3が上下方向に移動する構成であってもよい。
なお、実施の形態4〜6においては、実施の形態1における金属粉末噴射ノズル4を用いて説明したが、噴射ノズルには実施の形態2の金属粉末噴射ノズル20あるいは実施の形態3の金属粉末噴射ノズル30を用いてもよい。
なお、実施の形態5においては、距離検出手段50をレーザヘッド1先端に備えた場合を説明したが、距離検出手段50は、どこに設置されていてもよい。
なお、実施の形態6においては、シールド用不活性ガスは外周ノズル60のみから供給されてもよいし、外周ノズル60とレーザヘッド1両方から供給されてもよい。
なお、実施の形態1〜5においては、被加工物5を溶接する場合について説明したが、金属粉末を半田粉末にすれば、印刷配線板の半田付けにも適用できる。ただし、この場合、半田付け装置にはシールド用不活性ガスを用いる必要はないので、その構成を割愛することが可能となる。
本発明の溶接装置および半田付け装置は、被加工物に供給する粉末の集中部の位置の変更が送給手段を交換することなく対応でき、作業工数および取り付け工数を削減できる溶接装置および半田付け装置として有用である。
1 レーザヘッド
2 集光手段
3 金属粉末送給外筒
4、20、30 金属粉末噴射ノズル
4a、20a、30a ジョイント部
4b、20b、30b ガイド部
5 被加工物
6 レーザ光
7 金属粉末の流れ
8 金属粉末供給装置
9 金属粉末ホッパー
10 キャリアガス配管
11 シールド用不活性ガス配管
12 金属粉末供給管
13 シールド用不活性ガス供給管
40 集光手段の移動手段
41 ノズル金属粉末噴射ノズル
42 制御装置
50 距離検出手段
51 制御装置
60 外周ノズル
2 集光手段
3 金属粉末送給外筒
4、20、30 金属粉末噴射ノズル
4a、20a、30a ジョイント部
4b、20b、30b ガイド部
5 被加工物
6 レーザ光
7 金属粉末の流れ
8 金属粉末供給装置
9 金属粉末ホッパー
10 キャリアガス配管
11 シールド用不活性ガス配管
12 金属粉末供給管
13 シールド用不活性ガス供給管
40 集光手段の移動手段
41 ノズル金属粉末噴射ノズル
42 制御装置
50 距離検出手段
51 制御装置
60 外周ノズル
Claims (15)
- ガスを用いて少なくとも2方向から交わるように金属粉末を溶接部位に供給する送給手段と、前記溶接部位に熱エネルギーを供給する熱源を備え、前記金属粉末の互いの送給角度を同期して可変する金属粉末噴射ノズルを前記送給手段に設け、前記金属粉末噴射ノズルとして、前記溶接部位に金属粉末を導くガイド部と、前記ガイド部に接続して前記ガイド部の角度を可変するジョイント部を設けた溶接装置。
- 前記ジョイント部として、蛇腹状の管を用いた請求項1記載の溶接装置。
- 前記金属粉末噴射ノズルは、複数の板からなるガイド部と各ガイド部間に設けた折りたたみ構造のジョイント部を同心状に対向配置した請求項1記載の溶接装置。
- 前記熱源として、少なくともレーザ発振器と、前記レーザ発振器から出るレーザ光を集光する集光手段を備え、前記集光手段の焦点調整に同期して前記金属粉末噴射ノズルで送給角度を可変する請求項1から3の何れかに記載の溶接装置。
- 前記ガスとして、シールド用不活性ガスを用いる請求項1から4の何れかに記載の溶接装置。
- 前記溶接部位と送給手段の距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段からの信号に応じて前記金属粉末噴射ノズルを制御する制御手段を設けた請求項1から5の何れかに記載の溶接装置。
- 前記制御手段が前記距離検出手段からの信号に応じて前記集光手段の焦点を調整する請求項6記載の溶接装置。
- 前記金属粉末供給手段の外周にシールド用不活性ガスを供給する手段を設けた請求項1〜7の何れかに記載の溶接装置。
- ガスを用いて少なくとも2方向から交わるように半田粉末を半田付け部位に供給する送給手段と、前記半田付け部位に熱エネルギーを供給する熱源を備え、前記半田粉末の互いの送給角度を同期して可変する金属粉末噴射ノズルを前記送給手段に設け、前記金属粉末噴射ノズルとして、前記溶接部位に金属粉末を導くガイド部と、前記ガイド部に接続して前記ガイド部の角度を可変するジョイント部を設けた半田付け装置。
- 前記ジョイント部として、蛇腹状の管を用いた請求項9記載の半田付け装置。
- 前記金属粉末噴射ノズルは、複数の板からなるガイド部と各ガイド部間に設けた折りたたみ構造のジョイント部を同心状に対向配置した請求項9記載の半田付け装置。
- 前記熱源として、少なくともレーザ発振器と、前記レーザ発振器から出るレーザ光を集光する集光手段を備え、前記集光手段の焦点調整に同期して前記金属粉末噴射ノズルで送給角度を可変する請求項9から11の何れかに記載の半田付け装置。
- 前記ガスとして、圧縮空気を用いる請求項9から12の何れかに記載の半田付け装置。
- 前記半田付け部位と前記送給手段の距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段からの信号に応じて前記金属粉末噴射ノズルを制御する制御手段を設けた請求項9から13の何れかに記載の半田付け装置。
- 前記制御手段が前記距離検出手段からの信号に応じて前記集光光学手段の焦点を調整する請求項14記載の半田付け装置。
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