JP2011083942A - 接触履歴記録システム、接触履歴記録方法、および画像処理装置 - Google Patents

接触履歴記録システム、接触履歴記録方法、および画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】機器における接触検知の対象箇所毎に配線を引き回すことなく、配線レスで人に触られたことを検知しその接触履歴を記録することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】複合機10は、接触検知の対象箇所毎(部品毎)に取り付けられた複数の送信機24と、この複数の送信機24と通信する受信機22とを備える。送信機24と受信機22は、人体を通信路にして通信を行う人体通信技術、あるいは、RFIDなどの近距離無線通信技術を用いて通信するように構成する。送信機24は、対象箇所に取り付けられている当該送信機24が人に触られると、予め記憶されている個別IDを送信する。この送信機24から送信された個別IDを人体通信あるいは無線通信により受信機22で受信し記録することで、接触検知の対象箇所に対する接触履歴の記録を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、機器が人に触られた場合の接触履歴を記録する接触履歴記録システム、接触履歴記録方法、および画像処理装置に関する。
パーソナルコンピュータなどの電子機器においては、故障を診断・修理するサービスマンなどがユーザによる機器の分解を把握できるようにするために、分解履歴を記録できるようにしているものがある。
たとえば、特許文献1では、パーソナルコンピュータの底カバーが取り外されたことを検出部で検出してその検出履歴(分解履歴)をメモリに蓄積することで、ユーザによる底カバーの取り外しの有無をサービスマンが把握できるようにして故障の原因を特定する際に役立てられるようにしている。また検出部は、底カバーの着脱に応じて導通/非導通が切り替わる配線パターンや、オン/オフが切り替わるボタンスイッチなどで構成するようにしている。
特開2007−128199号公報
上記技術のように、配線パターンやボタンスイッチによる検出部によって機器を構成する部品の取り外しを検出する構成では、複数の部品に対して個別に検出部を設ける場合に、検出部毎に専用の配線を設ける必要があり、配線パターンの構造やスイッチ用の配線経路が複雑になり、検出部の設置スペースやレイアウト、検出部を設置可能な部品の数などで制約を受ける。さらに、多数の配線が必要になってコストアップも招く。そのため、ユーザがどの部品に触ったり取り外したりしたかといったきめ細かな接触履歴を取得することが困難であり、故障の原因を特定するための有効な情報が得られない問題がある。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、機器における接触検知の対象箇所毎に配線を引き回すことなく、配線レスで人に触られたことを検知しその接触履歴を記録することができる接触履歴記録システム、接触履歴記録方法、および画像処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]機器における接触検知の対象箇所毎に、人に触られた場合の接触履歴を記録する接触履歴記録システムであって、
前記対象箇所毎に取り付けられる複数の送信機と、
前記複数の送信機と通信する受信機と、
を備え、
前記複数の送信機における個々の送信機は、
当該送信機が取り付けられている対象箇所の個別識別情報が予め記憶された記憶部と、
当該送信機が取り付けられている対象箇所が人に触られると前記記憶部に記憶されている個別識別情報を送信する送信部と、
を有し、
前記受信機は、
前記送信機から送信された個別識別情報を受信する受信部と、
入力された個別識別情報を記録する記録部へ前記受信部で受信された個別識別情報を入力する制御部と、
を有する
ことを特徴とする接触履歴記録システム。
上記発明では、機器における接触検知の対象箇所毎に複数の送信機を取り付け、対象箇所が人に触られた場合には、その対象箇所に取り付けられている送信機が予め記憶されている当該対象箇所の個別識別情報を送信する。この個別識別情報を受信機によって受信し、制御部によって記録部へ入力することにより、対象箇所が人に触られた場合の接触履歴を記録する。これにより、機器における接触検知の対象箇所毎に、配線レスで人に触られたことを検知しその接触履歴を記録することができる。
そして、対象箇所毎の接触検知部としての機能を果たす複数の送信機を配線レスで配置できることにより、送信機(接触検知部)の設置スペースやレイアウト、接触検知の対象箇所の数などの自由度が高まり、ユーザなどがどの対象箇所に触ったり、どの対象箇所の部品を取り外したりしたかといったきめ細かな接触履歴を取得することができ、故障に関する有効な情報が得られるようになる。したがって、サービスマンによる故障の診断や原因究明を円滑(迅速かつ確実)に行うことができるようになり、修理や復旧に掛かる作業時間の短縮を図ることができる。
[2]前記制御部は、前記受信部で受信された個別識別情報の受信時刻を示す時刻情報を前記個別識別情報に対応付けて前記記録部へ入力する
ことを特徴とする[1]に記載の接触履歴記録システム。
上記発明では、対象箇所の接触履歴として、個別識別情報の受信時刻を示す時刻情報も記録することができる。この時刻情報は、対象箇所が人に触られた接触時刻を示す接触時刻情報となる。これにより、サービスマンはユーザなどによって触られた対象箇所毎にその接触時刻を把握することができ、故障の診断や原因究明が行いやすくなる。
[3]前記受信機は、前記人の個人識別情報を取得する取得部を有し、
前記制御部は、前記取得部で取得された個人識別情報も前記記録部へ入力する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の接触履歴記録システム。
上記発明では、対象箇所の接触履歴として、対象箇所に触った人(接触者)の個人識別情報も記録することができる。これにより、サービスマンは自分やユーザなどによって触られた対象箇所毎にその接触者を把握することができ、故障の診断や原因究明が行いやすくなる。
[4]前記対象箇所に触る人の人体における前記触る部位以外に接続される、前記受信部に繋がれた電極を備え、
前記送信機と前記受信機は、前記電極に接続された前記人体が前記対象箇所に接触されると該人体を含む通信路を相互の間に形成し、該通信路を通じて前記個別識別情報の送受信を行う
ことを特徴とする請求項[1]〜[3]のいずれか1項に記載の接触履歴記録システム。
上記発明では、送信機と受信機は、対象箇所に触った人の人体を通信路にして個別識別情報の送受信を行うように構成する。すなわち、受信部には、対象箇所に触る人の人体における、その対象箇所に触る部位以外に接続される電極(アンテナ)を繋ぎ、送信機と受信機は、電極に接続された人体が対象箇所に接触されると、その人体を含む通信路を相互の間に形成し、その通信路を通じて個別識別情報の送受信を行うように構成する。このような人体通信技術を用いることで、配線レスの送信機および受信機を構成することができる。
[5]前記送信機と前記受信機は、無線通信によって前記個別識別情報の送受信を行う
ことを特徴とする[1]〜[3]のいずれか1項に記載の接触履歴記録システム。
上記発明では、送信機と受信機は、個別識別情報の送受信を無線通信によって行うように構成する。このような無線通信技術を用いることで、配線レスの送信機および受信機を構成することができる。
[6]前記送信機は、前記対象箇所に配置され、人に触られると発電して前記送信部に給電する発電素子を有し、
前記送信部は、前記発電素子から前記給電を受けると前記個別識別情報を送信する
ことを特徴とする[1]〜[5]のいずれか1項に記載の接触履歴記録システム。
上記発明では、送信機に発電素子を設けて対象箇所に配置する。人が対象箇所に触ると、対象箇所に存在する発電素子が発電して送信部に給電する。送信部は、発電素子から給電を受けると、記憶部に記憶されている個別識別情報を送信する。このような発電素子を送信機に設けることで、人が対象箇所に触ったときのみ個別識別情報を送信する送信機を構成することができる。
[7]機器における接触検知の対象箇所毎に、人に触られた場合の接触履歴を記録する接触履歴記録方法であって、
前記対象箇所毎に取り付けられた複数の送信機のうち、人に触られた対象箇所に取り付けられている送信機が予め記憶されている当該対象箇所の個別識別情報を送信する送信工程と、
前記送信機から送信された個別識別情報を受信機によって受信する受信工程と、
前記受信機によって受信された個別識別情報を記録部に記録する記録工程と、
を有する
ことを特徴とする接触履歴記録方法。
上記発明では、対象箇所毎に取り付けられた複数の送信機のうち、人に触られた対象箇所に取り付けられている送信機は、予め記憶されている当該対象箇所の個別識別情報を送信する。この個別識別情報を受信機によって受信し、記録部に記録することにより、対象箇所が人に触られた場合の接触履歴を記録する。これにより、機器における接触検知の対象箇所毎に、配線レスで人に触られたことを検知しその接触履歴を記録することができる。
[8]前記記録工程では、前記受信工程で前記受信機によって受信された個別識別情報の受信時刻を示す時刻情報を該個別識別情報に対応付けて記録する
ことを特徴とする[7]に記載の接触履歴記録方法。
上記発明では、対象箇所の接触履歴として、個別識別情報の受信時刻を示す時刻情報が個別識別情報に対応付けられて記録される。この時刻情報は、対象箇所が人に触られた接触時刻を示す接触時刻情報となる。これにより、サービスマンはユーザなどによって触られた対象箇所毎にその接触時刻を把握することができ、故障の診断や原因究明が行いやすくなる。
[9]前記記録工程の前に実行される、前記人の個人識別情報を前記受信機によって取得する取得工程を有し、
前記記録工程では、前記受信機によって取得された個人識別情報を前記個別識別情報に対応付けて記録する
ことを特徴とする[7]または[8]に記載の接触履歴記録方法。
上記発明では、対象箇所の接触履歴として、対象箇所に触った人(接触者)の個人識別情報が個別識別情報に対応付けられて記録される。これにより、サービスマンは自分や他のユーザなどによって触られた対象箇所毎にその接触者を把握することができ、故障の診断や原因究明が行いやすくなる。
[10]画像データを使用した処理を実行する画像処理装置であって、
[1]〜[6]のいずれか1項に記載の接触履歴記録システムを備え、
前記対象箇所が当該画像処理装置を構成する部品に設けられている
ことを特徴とする画像処理装置。
上記発明では、画像処理装置を構成する部品(部品における接触検知の対象箇所)が人に触られた場合の接触履歴を配線レスの構成で記録することができる。たとえば、ユーザなどが画像処理装置におけるどの部品に触ったり取り外したりしたかといったきめ細かな接触履歴を取得することができ、故障に関する有効な情報が得られるようになる。
本発明によれば、機器における接触検知の対象箇所毎に配線を引き回すことなく、配線レスで人に触られたことを検知しその接触履歴を記録することができる。これにより、ユーザなどがどの対象箇所に触ったり、どの対象箇所の部品を取り外したりしたかといったきめ細かな接触履歴を取得することができ、故障に関する有効な情報が得られるようになる。したがって、サービスマンによる故障の診断や原因究明を円滑に行うことができるようになり、修理や復旧に掛かる作業時間の短縮を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る接触履歴記録システムを備えた画像処理装置としての複合機を示す外観図である。 本発明の第1の実施形態に係る複合機の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る接触履歴記録システムにおける受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る接触履歴記録システムにおける送信機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 複合機内の可動レバーに送信機を取り付ける場合の取付位置を示す外観図である。 複合機内のイメージングユニットに送信機を取り付ける場合の取付位置を示す外観図である。 複合機内の部品に取り付けられた送信機のID送信動作を示す流れ図である。 複合機における受信機のID受信動作を示す流れ図である。 受信機の記録部に記録されたログデータベースを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る複合機の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る接触履歴記録システムにおける受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る接触履歴記録システムにおける送信機の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る接触履歴記録システムにおける受信機の構成を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1および図2は、本発明の第1の実施形態に係る接触履歴記録システム5を備えた画像処理装置としての複合機10を示す図である。図1は複合機10の外観図であり、図2は複合機10の制御系の構成を示すブロック図である。
複合機10は、原稿の画像を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷して出力するコピー機能、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したりパーソナルコンピュータなどの情報処理端末へ送信したりするスキャン機能、情報処理端末から受信した印刷データに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリンタ機能、画像データを送受信するファクシミリ機能などを備えている。
複合機10では、上記の各種機能による動作で紙詰まりや他のエラーが発生した場合に、ユーザが複合機10の内部を触ってエラーの解除作業を行う場合がある。原因を容易に特定できないエラーであっても緊急の場合などには、ユーザがサービスマンを待たずに無理をして解除作業を行うような場合もある。このような原因を容易に特定できないエラーの場合やエラーの発生箇所が奥深い場合には、ユーザが複合機10内の多くの部品を触ったり、取り外したりする可能性がある。
複合機10の接触履歴記録システム5は、この複合機10内の複数の部品に対する接触履歴(分解履歴)を記録してサービスマンがエラー(故障)の原因を特定するための有効な情報を取得できるようにするシステムである。詳細には、接触履歴記録システム5は、複合機10における接触検知の対象箇所毎(部品毎)に、人(ユーザなど)に触られた場合の接触履歴を記録するシステムであり、対象箇所毎に取り付けられた複数の送信機24と、この複数の送信機24と通信する受信機22とを備えている。送信機24は、対象箇所に取り付けられている当該送信機24が人に触られると予め記憶されている個別識別情報(個別ID(Identification))を送信する。この送信機24から送信された個別識別情報を受信機22で受信し記録することで、接触検知の対象箇所に対する接触履歴を記録するようになっている。
また図1に示すように、サービスマンや管理者などの特定の者(特定者S)は個人識別用の端末装置50を所持しており、一般ユーザは端末装置50を所持していない。端末装置50は、当該端末装置50を所持する特定者Sの個人識別情報(個人ID)を予め記憶しており、受信機22と通信する機能を備えている。上記の接触検知の対象箇所に特定者Sが触った場合には、端末装置50内の個人識別情報を受信機22で受信し記録することで、その対象箇所に対する接触者(特定者S)の履歴も記録するようになっている。
本実施形態では、送信機24と受信機22、および、端末装置50と受信機22は、人体を通信路にして通信を行う人体通信技術を用いて上記の識別情報を送受信するようになっている。
人体通信とは、人体を通信路として利用し近距離のデータ通信を行う通信技術であり、電流方式や電界方式などの複数種類の方式がある。
電流方式は、人体に微弱な電流(交流)を流し、その電流にデータ(情報)をのせることで通信を行う方式である。端末装置を用いる場合は、たとえば、腕時計型などの端末装置を装着した手で、通信相手となる装置(電子機器)などの電極にタッチするだけで、両装置間でのデータ通信が可能になる。
電界方式は、人体の近傍に電界を発生させることで誘電体である人体が誘電分極し、人体全体が電界をまとった通信路になり、この人体の近傍(人体表面)に誘起させた電界の通信路を通じてデータ通信を行う方式であり、データ信号の媒体に電界を用いる方式である。
端末装置を用いる場合は、たとえば、端末装置の電極によって人体表面に電圧(交流電圧)を印加して微弱な電界を発生させ(誘起)、その電界が人体表面に広がり、人体表面が通信相手となる装置の電極に接触(または近接)することで電界に誘起されて電極に電位が発生する。この電界の変動(電界強度変化)に誘起されて電極に発生する電位変化を電界センサで検出し電気信号に変換するなどしてデータ通信を行う仕組みとなっている。本実施形態では、この電界方式を用いている。
端末装置は、カード型、腕時計型、鍵型など、端末装置の所持者が容易に携帯可能な種々の形状に構成することができる。たとえば、身分証明証などに組み込んだカード型に構成した場合には、図1に示すように、特定者Sはそのカード型の端末装置50をネックストラップ58に取り付けて首に掛けたり、衣服のポケットに入れたりして携帯することができる。腕時計型に構成した場合は腕に装着して携帯することができる。
図2に示すように、複合機10は、当該複合機10の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、ハードディスク装置14と、表示部15と、操作部16と、ネットワークI/F(Interface)部17と、読取部18と、画像処理部19と、画像形成部20と、入出力バッファ21と、受信機22とがバス23を介して接続されて構成される。また複合機10は、接触検知の対象箇所が予め決められており、この対象箇所毎に取り付けられた複数の送信機24を備えている。さらに複合機10は、受信機22のアンテナとしての機能を果たす電極シート25と、受信機22と電極シート25を接続する導電ケーブル26とを備えている。
本実施形態では、接触検知の対象箇所は部品単位となっており、複数の送信機24は接触検知の部品毎に取り付けられている。接触検知の対象となる部品は、複合機10の内部に配置されている部品(構成部品)の中で、ユーザが触ったり、取り外したりすることが可能で、かつ、その接触履歴(分解履歴)を記録する必要性の高い部品などである(図1参照)。また、本実施形態の複合機10が備える接触履歴記録システム5は、上記の複数の送信機24と受信機22の他に、電極シート25と導電ケーブル26を備えて構成されている。
CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに基づいて複合機10の動作を制御する。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するワークメモリとして使用されるほか、画像データを一時的に保存するための画像メモリなどにも使用される。
ハードディスク装置14は、各種の保存データなどを格納するほか、原稿の読み取りで取得された画像データや情報処理端末から受信した画像データ(印刷データ)なども保存する。
表示部15は、液晶ディスプレイなどで構成され、操作画面、設定画面、確認画面、通知画面などの各種の画面を表示する。操作部16は、スタートキー、ストップキー、テンキーなどの各種のボタン類と、液晶ディスプレイの表面に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルなどで構成され、ユーザが複合機10に対して行う各種の操作を受け付ける。
ネットワークI/F部17は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて情報処理端末やサーバなどと通信を行う際のインターフェースとしての機能を果たす。
読取部18は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する。読取部18は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
画像処理部19は、画像データに対して、画像補正、回転、拡大/縮小、圧縮/伸張など各種の画像処理を施す。
画像形成部20は、画像データに基づく画像を電子写真プロセスによって記録紙上に形成して出力する。画像形成部20は、たとえば、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、入力される画像データに応じて点灯制御されるLD(Laser Diode)と、LDから射出されたレーザ光を感光体ドラム上で走査させる走査ユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有する、いわゆるレーザープリンタとして構成されている。レーザ光に代えてLED(Light Emitting Diode)で感光体ドラムを照射するLEDプリンタのほか他の方式のプリンタであってもかまわない。
入出力バッファ21は、複合機10内の各部でデータがやり取りされるときの処理速度や転送速度の差を補うために、入力されたデータや出力するデータを一時的に記憶するバッファ機能を果たす。
電極シート25は、電界方式の人体通信を行うためのアンテナとしての機能を果たす。電極シート25は、たとえば、シート本体が導電性材料で形成され、シート本体の表面が絶縁性材料で形成された絶縁シートで覆われた構成となっている。
図1に示すように、電極シート25は、複合機10が設置されている設置エリアの前方に位置する所定エリアに配置されており、周囲の床材などとは絶縁されている。所定エリアとは、人が複合機10の前から内部に触る際に立つ位置を含むエリアである。たとえば、複合機10から前方へ所定距離(たとえば、数十センチメートル)だけ離れた位置を含む所定の大きさ(たとえば、人間一人が立った状態で少なくとも片足が乗る大きさ)のエリアなどが所定エリアとされる。
電界方式の人体通信では、電界の変動を信号として検出するので、アンテナ(電極)と人体が直接触れている必要はなく、信号経路の間に絶縁体が存在していても通信が成立する。たとえば、人体との間に衣服や靴などが介在していても通信可能である。さらには、カーペットや床材(フロアパネル)などが介在していても通信可能である。そのため、電極シート25は床上に配置する他に、カーペットや床材の下に埋設するようにしてもよい。
また、複合機10の前面には、開閉式の前カバー(前面パネル)27が設けられている。前カバー27は、下端部が複合機10のフレーム(または筐体など)に軸支されて回動可能に取り付けられている。前カバー27は、通常は複合機10の前面部分を構成する閉塞位置にラッチ機構やマグネットなどによって保持されており、上部側が手前に引っ張られると軸支部分を支点に前側に回動して図示のように開放される。
前カバー27が開放されると、前カバー27の内側に位置する複合機10の内部が露出される。この前カバー27の内側には、画像形成部20の感光体ドラムをユニット化したイメージングユニット29やその固定用の可動レバー28などが配置されている。本実施形態では、複合機10はカラーの画像形成に対応しており、複合機10の内部には図示のように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応する4つのイメージングユニット29が装填されている。各イメージングユニット29は、ユニット本体(ケーシング)の前面における一方の側端部(本例では右側端部)が複合機10内の対応箇所に設けられた可動レバー28に押さえられて装填位置に固定されている。
詳細には、可動レバー28は、レバー本体の下端部が複合機10のフレーム(または筐体など)に軸支されて回動可能に取り付けられており、図1に示す直立姿勢の固定位置と、固定位置からレバー本体の上部側が前側に倒された前倒姿勢の固定解除位置とに変位する(図6参照)。また、レバー本体の上部にはロック機構が設けられている。
可動レバー28は、固定位置では、イメージングユニット29の前面側端部をレバー本体により押さえた状態で、ロック機構により複合機10のフレームにロックされてその位置に保持され、イメージングユニット29を固定する。ロック機構によるロックが解除されて前倒し、固定解除位置へ変位すると、レバー本体による押さえを解いてイメージングユニット29を解放する。これにより、イメージングユニット29は前側に引き出し可能となり、ユニット本体の前面に設けられた持ち手部分を手で掴んで複合機10の内部から取り出すことができるようになっている(図7参照)。
送信機24は、この可動レバー28やイメージングユニット29に取り付けられている。具体的には、たとえば、可動レバー28ではロック解除時に手で操作されるロック機構の操作部付近などに取り付けられている。イメージングユニット29では取り出し時に手で掴まれるユニット本体前面の持ち手部分などに取り付けられている。
図3は、受信機22の概略構成を示すブロック図である。受信機22は、当該受信機22の動作を制御するCPU31と、電源32と、ID受信部33と、記録部34と、時計部35とがバス36を介して接続されて構成される。
電源32は、バッテリー(二次電池)で構成されており、受信機22の各部に動作用の電力を供給する。複合機10におけるエラー解除作業は、通常は安全確保のため複合機10の電源(主電源)が落とされ状態やコンセントが抜かれた状態で行われる。この複合機10の電源が遮断された状態であっても、受信機22は内蔵の電源32によって単独で動作するようになっている。この電源32は、たとえば充電式バッテリーとし、複合機10の電源オン時に機内の電源装置から電力を供給して充電できるように構成してもよい。
ID受信部33は、人体を通信路として送信機24や端末装置50とデータ通信を行う機能を果たす。端末装置50とデータ通信を行うこのID受信部33は、受信機22が端末装置50内の個人識別情報を取得する取得部としての機能も果たす。電界方式の人体通信を用いる場合には、ID受信部33は前述した電界センサを備えて構成され、その機能を有している。電界センサは、たとえば、電圧変化を光の強弱に置換して電気信号を検出する光学式電界センサ、または、電圧変化を磁気の強弱に置換して電気信号を検出するトライデント電界センサなどで構成される。
記録部34は、不揮発メモリで構成されており、複合機10における対象箇所の接触履歴データ(ログ)を記録する。また記録部34は、複合機10のバス23にも接続されている。複合機10では、電源オンによる動作中であれば、CPU11が記録部34にアクセスして、記録されている接触履歴データを読み出せるようになっている。
時計部35は、時刻を刻む。
図4は、送信機24の概略構成を示すブロック図である。送信機24は、ID記憶部41と、ID送信部42と、発電素子43とを備えて構成される。
ID記憶部41は、不揮発メモリで構成されており、当該送信機24が取り付けられる対象箇所(部品)の識別情報である個別IDが記憶される。個別IDは、たとえば、部品の管理番号や名称などによる部品ID(パーツID)としてもよい。ID送信部42は、人体を通信路として受信機22のID受信部33とデータ通信を行う機能を果たす。電界方式の人体通信を用いる場合には、ID受信部33と同様に電界センサを備えて構成され、その機能を有している。電界センサは、トライデント電界センサなどで構成される。
発電素子43は、人に触られると発電してID記憶部41およびID送信部42に給電する。発電素子43は、たとえば、人に触られることで受ける圧力による力学的エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を行う圧電素子、または、人に触られることで生じる温度変化による熱エネルギーを電気エネルギーに変換して発電を行う温度差発電素子などで構成される。この発電素子43は、ID記憶部41およびID送信部42を覆って送信機24の外周面を構成するように配置されている。また、ID送信部42に対しては電界センサにおける電極部分を露出させて発電素子43を配置するようにしてもよい。
送信機24は、対象箇所(部品)にテープなどで貼着できるよう小型に構成されている。そして、人が対象箇所に手で触り、送信機24の外周面を構成する発電素子43が人の手によって触られると、ID記憶部41およびID送信部42が発電素子43から供給された電力で動作し、ID送信部42がID記憶部41に記憶されている個別IDを読み出して送信するようになっている。すなわち、この送信機24は、人に触られたときのみ個別IDを送信するように構成されている。
図5は、端末装置50の概略構成を示すブロック図である。端末装置50は、当該端末装置50の動作を制御するCPU51と、ROM52と、RAM53と、記憶部54と、データ入力部55と、本体通信部56とがバス57を介して接続されて構成される。
ROM52には、CPU51によって実行される各種プログラムや各種の固定データが記憶されている。RAM53は、CPU51がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや送受信に係るデータを一時的に保存する通信バッファなどとして使用される。
記憶部54は、不揮発メモリで構成されており、当該端末装置50を所持する特定者Sの識別情報である個人IDなどのデータが記憶される。個人IDは、端末装置50の所持者がサービスマンである場合にはサービスマン用のユーザIDとしてもよい。端末装置50の所持者が管理者である場合には管理者用のユーザID(管理者ID)としてもよい。データ入力部55は、記憶部54に記憶されるデータを外部から入力するインターフェース部である。
本体通信部56は、人体を通信路として複合機10の受信機22とデータ通信を行う機能を果たす。電界方式の人体通信を用いる場合には、受信機22のID受信部33と同様に電界センサを備えて構成され、その機能を有している。電界センサは、光学式電界センサまたはトライデント電界センサなどで構成される。
また、本実施形態の端末装置50は、人体を通信路として受信機22と接続されたときに、受信機22から電力が供給されて動作するようになっている。なお、端末装置50に電源(バッテリー)を搭載して、受信機22からの給電を受けずに単体で動作するように構成してもよい。
次に、複合機10の動作について説明する。
複合機10では、前述したように、接触検知の対象となる部品(対象箇所)に送信機24が取り付けられている。たとえば、図6に示すように可動レバー28を対象とする場合には、ロックを解除する際に必ず手で触られる(摘まれる)ロック機構の上面28aもしくは下面28bに送信機24を貼り付ける。図7に示すようにイメージングユニット29を対象とする場合には、イメージングユニット29を取り出す際に必ず手で触られる持ち手の下面29a付近に送信機24を貼り付ける。さらに、イメージングユニット29を取り出す過程で触られる可能性の高いユニット本体の下面29bに送信機24を貼り付けるようにしてもよい。また、同一部品の複数箇所に送信機24を取り付ける場合には、各送信機24に異なる個別IDを割り当てるようにしてもよい。
上記の接触検知の対象となる部品(対象部品)に取り付けられている送信機24と複合機10内の受信機22は、電極シート25を足で踏んで電極シート25にその足が接続された人の手が対象部品の送信機24に接触されると、その人の人体を含む通信路を相互の間に形成する。詳細には、送信機24と電極シート25の間は、それらの間に介在する人体(絶縁体)によって電界的に静電結合状態となり、電極シート25が導電ケーブル26によって繋がれた受信機22と上記の送信機24の間は、それらの間に介在する複合機10内の部品(絶縁体)によって電界的に静電結合状態となり、1つの回路が形成される。この回路を形成した送信機24と受信機22は、回路内における人体側の通信路を通じて個別IDの送受信を行う。また、この人が端末装置50を携帯している特定者Sの場合には、端末装置50と受信機22は、電極シート25に接続されている特定者Sの人体を含む通信路を相互の間に形成し、その通信路を通じて個人IDの送受信を行う(図1参照)。
図8は、複合機10内の対象部品に取り付けられた送信機24のID送信動作の流れを示す図である。
送信機24は、人に触られなければ発電素子43による自己発電が行われず、ID記憶部41およびID送信部42には電力が供給されないため動作しない(ステップS101;No)。人に触られると、発電素子43は自己発電を行い、ID記憶部41およびID送信部42に電力を供給する(ステップS101;Yes)。電力が供給されたID送信部42は、ID記憶部41に記憶されている個別IDを読み出して送信し(ステップS102)、本動作を終了する(End)。
図9は、複合機10における受信機22のID受信動作の流れを示す図である。
受信機22は常に待機状態であり(ステップS111;No)、ID受信部33が個別IDを受信すると(ステップS111;Yes)、CPU31が個別IDの受信時刻を時計部35から取得して保持し、個人IDの要求を行う(ステップS112)。本要求は、CPU31がID受信部33を通じて通信可能な端末装置50に対して行う。
個人IDを受信せず(ステップS113;No)、所定時間が経過してタイムアウトとなった場合には(ステップS114;Yes)、CPU31は受信した個別IDと、その個別IDの受信時刻(保持している受信時刻)を示す受信時刻情報を対応付けて記録部34に入力し、接触履歴のデータとなるログの記録を行い(ステップS115)、本動作を終了する(End)。端末装置50を所持していない一般ユーザが送信機24に触った場合は、個人IDが受信されないため、個別IDと受信時刻情報のみが記録される。
タイムアウトとなる前に個人IDを受信した場合には(ステップS112→ステップS113;YesまたはステップS112→ステップS113;No→ステップS114;No→ステップS113;Yes
)、CPU31は受信した個別IDと、その個別IDの受信時刻を示す受信時刻情報と、受信した個人IDとを対応付けて記録部34に入力し、接触履歴のデータとなるログの記録を行い(ステップS115)、本動作を終了する(End)。端末装置50を携帯している管理者やサービスマンなどが送信機24に触った場合は、個別IDの受信後に個人IDが受信され、個別IDおよび受信時刻情報と個人IDが記録される。
図10は、受信機22の記録部34に記録された接触履歴のデータベースであるログデータベース60の一例を示す図である。ログデータベース60には、個別IDの受信時刻を示す受信時刻情報(「ID受信時刻」)と個別IDとが対応付けられて受信順(記録部34への入力順)に記録される。個人IDが存在する場合には、更に個人IDも対応付けられて記録される。
また複合機10は、電源オンの状態であれば所定の操作によって上記のログデータベース60の内容を表示部15に表示することができる。サービスマンは、この表示部15に表示されたログデータベース60の内容から、接触検知の対象となる部品への一般ユーザまたは管理者による接触あるいは取り外しを把握することができる。
なお、図10のログデータベース60では、個別IDを部品の管理番号によって示される部品ID(パーツID)とした例で示しているが、このログデータベース60の内容を表示部15に表示する際は、管理番号に加えてまたは代えて部品名称を表示するようにしてもよい。部品名称の表示は、たとえば、送信機24が送信する個別IDに部品名称を含ませてログデータベース60にその部品名称も記録する、あるいは、管理番号と部品名称を対応付けて登録した部品データベースを受信機22または複合機本体に予め記憶しておき、その部品データベースを用いて管理番号から部品名称を特定するなどにより実現できる。
このように、本実施形態に係る接触履歴記録システム5を備えた複合機10では、人体通信技術を用いた送信機24および受信機22により、接触検知の対象箇所毎に専用の配線を引き回すことなく、受信機22に電極シート25を繋ぐための導電ケーブル26(共通アンテナ用の共通配線)を除いた配線レスの構成で、人に触られたことを検知しその接触履歴を記録することができる。これにより、接触検知部としての機能を果たす送信機24の設置スペースやレイアウト、接触検知の対象となる部品の数などの自由度が高まり、ユーザなどがどの対象部品に触ったり、どの対象部品を取り外したりしたかといったきめ細かな接触履歴を取得することができ、故障に関する有効な情報が得られるようになる。したがって、サービスマンによる故障の診断や原因究明が円滑(迅速かつ確実)に行えるようになり、修理や復旧に掛かる作業時間の短縮を図ることができる。
たとえば、ユーザが多数の部品に触った際は、到着したサービスマンに触った部品を正しく説明することができず、症状を悪化させた場合には、サービスマンが修理に時間を要したり、根本原因を究明できなくなったりする可能性もあるが、そのようなことも解消できる。
また、接触履歴からは部品への接触時刻や接触者(管理者など)も把握することができるため、故障の診断や原因究明が行いやすくなる。たとえば、ユーザが多数の部品に触った際は、各部品への接触時刻から判明する接触順番から部品の取り外し状況なども把握できるため、故障の診断や原因究明に有効である。また、一般ユーザや管理者などとは区別して、サービスマンの作業記録としても接触履歴を記録できることにより、別のサービスマンが担当する際などに有用な情報を提供することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、接触履歴記録システムにおける送信機と受信機が人体通信技術を用いて通信する場合を説明したが、第2の実施形態では、無線通信技術を用いて通信する場合を説明する。ここでは、非接触による個体識別技術(RFID(Radio Frequency IDentification)技術)を用いた近距離無線通信を例に説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係る接触履歴記録システム7を備えた画像処理装置としての複合機70の制御系の構成を示すブロック図である。本実施形態は第1の実施形態に対して、受信機72と送信機74のみ構成が異なり、他は同じ構成となっている。ここでは、第1の実施形態と同じ構成の説明は省略し、受信機72と送信機74を含む接触履歴記録システム7についてのみ説明する。
接触履歴記録システム7は、複合機70における接触検知の対象箇所毎(部品毎)に取り付けられた複数の送信機74と、この複数の送信機74と通信する受信機72と、第1の実施形態で説明した電極シート25および導電ケーブル26を備えている。本実施形態の送信機74と受信機72は、RFIDによる無線通信機能を備えている。
図12は、受信機72の概略構成を示すブロック図である。受信機72は、第1の実施形態で説明したCPU31、電源32、ID受信部33、記録部34、時計部35に加え、RFIDによる無線通信用のアンテナとしての機能を有するID受信部73がバス36を介して接続されて構成される。ID受信部73は、RFIDセンサ(RFIDタグリーダ)で構成される。
図13は、送信機74の概略構成を示すブロック図である。送信機74は、第1の実施形態で説明したID記憶部41および発電素子43と、RFIDによる無線通信用のアンテナとしての機能を有するID送信部75と、送信制御などを行う図示しないIC(Integrated Circuit)チップとを備えたRFIDタグで構成される。RFIDタグは、情報記憶機能(データ記憶機能)と交信機能(無線通信機能)を備えた電子荷札である。また発電素子43は、人に触られると発電してID記憶部41、ID送信部75、ICチップに給電すると共に、それらを覆って送信機74の外周面を構成するように配置されている。このRFIDタグからなる送信機74も第1の実施形態の送信機24と同様に、対象箇所(部品)にテープなどで貼着できるよう小型に構成されている。
上記の接触履歴記録システム7を備えた複合機70では、対象箇所(対象部品)に取り付けられている送信機74が人に触られると、送信機74の外周面を構成する発電素子43が自己発電し、ID記憶部41、ID送信部75、ICチップに電力を供給する。この発電素子43から供給された電力でICチップが動作し、ID記憶部41に記憶されている個別IDを読み出してID送信部75から送信する。すなわち、この送信機74も第1の実施形態の送信機24と同様に、人に触られたときのみ個別IDを送信する。また受信機72は、送信機74から送信された個別IDをID受信部73で受信する他は、第1の実施形態で説明した受信機22と同様に動作する。
接触履歴記録システムにおける配線レスの送信機と受信機は、このようなRFIDなどの無線通信技術を用いて構成することもできる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、第2の実施形態で説明した受信機72における人体通信用のID受信部33を、外部とデータ通信を行うための外部接続部に置き換えた変形例を説明する。
図14は、本実施形態に係る受信機82の概略構成を示すブロック図である。受信機82は、第2の実施形態で説明した受信機72に対し、人体通信用のID受信部33が、外部記憶装置や外部端末(情報処理端末)との接続部としての機能を有する外部接続部83に置き換えられている。受信機82は、外部接続部83に接続された外部記憶装置や外部端末とデータ通信を行うことができるように構成されている。
これにより、たとえば、サービスマンや管理者などは、第1の実施形態で説明した人体通信による端末装置50を使用しなくても、自分の個人IDが記憶されたUSB(Universal Serial Bus)メモリなどを受信機82の外部接続部83に接続することで、個人IDを受信機82に入力し、接触履歴のデータベース(ログデータベース)に記録することができる。この場合の外部接続部83は、受信機22がUSBメモリ内の個人IDを取得するための取得部としての機能を果たす。また、この受信機82を備えた接触履歴記録システムでは、人体通信用の電極シート25や導電ケーブル26が不要となる。
またサービスマンは、携帯型パーソナルコンピュータなどを受信機82の外部接続部83に接続し、受信機82内の記録部34にアクセスすることで、記録部34に記録されているログデータベースの内容を閲覧したり、携帯型パーソナルコンピュータ内に保存したりすることもできる。
なお、上記の外部接続部83を第1の実施形態で説明した受信機22に備えるようにしてもよい。この場合も、外部記憶装置を用いた個人IDの入力および接触履歴への記録や、外部端末を用いた接触履歴の閲覧および保存などが可能になる。
以上、本発明の実施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施形態で説明した接触履歴記録システムでは、接触履歴を記録するための記録部を受信機に備えた構成としているが、この記録部は本システムの外部に設けるようにしてもよい。たとえば、第3の実施形態で説明した外部接続部を備えた受信機であれば、その外部接続部に接続された外部記憶装置を上記の記録部として用いるようにしてもよい。また、受信機をネットワークに接続できるように構成し、ネットワーク上のサーバなどを上記の記録部として用いるようにしてもよい。
第1の実施形態で説明した人体通信による接触履歴記録システムでは、送信機は発電素子による自己発電で動作する構成としているが、このような自己発電機能を持たず、受信機からの給電によって動作する構成としてもよい。
対象箇所(部品)に触る人の人体に接続される電極シートは、実施形態では人が足で踏んだときに履物を介して人体に接続される構成としているが、他の構成としてもよい。たとえば、人の腕や胴体などに装着して(衣服を介した装着も含む)接続されるようにしてもよい。
また実施形態では、接触検知の対象箇所に対する接触時刻(個別識別情報(個別ID)の受信時刻)を記録するようにしているが、接触している期間の長さ(接触期間/接触時間)を更に記憶するようにしてもよい。たとえば、接触開始時刻と接触終了時刻を記録する、あるいは送信機は給電されると1秒毎などの周期的に送信動作を行うようにし、受信機は1秒毎の受信時刻をすべて記録する。このように接触期間を記録することで、部品(対象箇所)に指などが単に触れただけなのか、取り外しなど何らかの作業が行われたのかを、記録された接触期間を示すデータから容易に区別することが可能になる。
また個人識別情報は、接触時(個別識別情報(個別ID)の受信時)に受信機が取得して記録するようにしているが、接触前に受信機が既に取得している個人識別情報を接触時に記録するようにしてもよい。
接触検知の対象箇所は、実施形態で説明した部品単位に限らない。たとえば、同一部品における複数の箇所を区別して接触検知の対象箇所とするようにしてもよい。また、対象となる部品は、可動部品や着脱可能な部品に限らず、固定された部品でもよい。
また、本発明に係る画像処理装置は実施形態で説明した複合機に限らず、複写機、プリンタ機、ファクシミリ機などの各種の画像処理装置を対象にすることができる。また、本発明に係る接触履歴記録システムは、画像処理装置に限らず各種の機器に備えることができる。各種の機器は、たとえば、電子機器や情報機器などの機器類の他に、電気装置や機械装置などの各種の装置、複数の部品で構成された器具なども含まれる。
5…接触履歴記録システム
7…接触履歴記録システム
10…複合機
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…ハードディスク装置
15…表示部
16…操作部
17…ネットワークI/F部
18…読取部
19…画像処理部
20…画像形成部
21…入出力バッファ
22…受信機
23…バス
24…送信機
25…電極シート
26…導電ケーブル
27…前カバー
28…可動レバー
28a…上面
28b…下面
29…イメージングユニット
29a…下面
29b…下面
31…CPU
32…電源
33…ID受信部
34…記録部
35…時計部
36…バス
41…ID記憶部
42…ID送信部
43…発電素子
50…端末装置
51…CPU
52…ROM
53…RAM
54…記憶部
55…データ入力部
56…本体通信部
57…バス
58…ネックストラップ
60…ログデータベース
70…複合機
72…受信機
73…ID受信部
74…送信機
75…ID送信部
82…受信機
83…外部接続部
S…特定者

Claims (10)

  1. 機器における接触検知の対象箇所毎に、人に触られた場合の接触履歴を記録する接触履歴記録システムであって、
    前記対象箇所毎に取り付けられる複数の送信機と、
    前記複数の送信機と通信する受信機と、
    を備え、
    前記複数の送信機における個々の送信機は、
    当該送信機が取り付けられている対象箇所の個別識別情報が予め記憶された記憶部と、
    当該送信機が取り付けられている対象箇所が人に触られると前記記憶部に記憶されている個別識別情報を送信する送信部と、
    を有し、
    前記受信機は、
    前記送信機から送信された個別識別情報を受信する受信部と、
    入力された個別識別情報を記録する記録部へ前記受信部で受信された個別識別情報を入力する制御部と、
    を有する
    ことを特徴とする接触履歴記録システム。
  2. 前記制御部は、前記受信部で受信された個別識別情報の受信時刻を示す時刻情報を前記個別識別情報に対応付けて前記記録部へ入力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の接触履歴記録システム。
  3. 前記受信機は、前記人の個人識別情報を取得する取得部を有し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された個人識別情報も前記記録部へ入力する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の接触履歴記録システム。
  4. 前記対象箇所に触る人の人体における前記触る部位以外に接続される、前記受信部に繋がれた電極を備え、
    前記送信機と前記受信機は、前記電極に接続された前記人体が前記対象箇所に接触されると該人体を含む通信路を相互の間に形成し、該通信路を通じて前記個別識別情報の送受信を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接触履歴記録システム。
  5. 前記送信機と前記受信機は、無線通信によって前記個別識別情報の送受信を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の接触履歴記録システム。
  6. 前記送信機は、前記対象箇所に配置され、人に触られると発電して前記送信部に給電する発電素子を有し、
    前記送信部は、前記発電素子から前記給電を受けると前記個別識別情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の接触履歴記録システム。
  7. 機器における接触検知の対象箇所毎に、人に触られた場合の接触履歴を記録する接触履歴記録方法であって、
    前記対象箇所毎に取り付けられた複数の送信機のうち、人に触られた対象箇所に取り付けられている送信機が予め記憶されている当該対象箇所の個別識別情報を送信する送信工程と、
    前記送信機から送信された個別識別情報を受信機によって受信する受信工程と、
    前記受信機によって受信された個別識別情報を記録部に記録する記録工程と、
    を有する
    ことを特徴とする接触履歴記録方法。
  8. 前記記録工程では、前記受信工程で前記受信機によって受信された個別識別情報の受信時刻を示す時刻情報を該個別識別情報に対応付けて記録する
    ことを特徴とする請求項7に記載の接触履歴記録方法。
  9. 前記記録工程の前に実行される、前記人の個人識別情報を前記受信機によって取得する取得工程を有し、
    前記記録工程では、前記受信機によって取得された個人識別情報を前記個別識別情報に対応付けて記録する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の接触履歴記録方法。
  10. 画像データを使用した処理を実行する画像処理装置であって、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の接触履歴記録システムを備え、
    前記対象箇所が当該画像処理装置を構成する部品に設けられている
    ことを特徴とする画像処理装置。
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