JP2003193655A - 照明付き手摺 - Google Patents

照明付き手摺

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JP2003193655A
JP2003193655A JP2001401156A JP2001401156A JP2003193655A JP 2003193655 A JP2003193655 A JP 2003193655A JP 2001401156 A JP2001401156 A JP 2001401156A JP 2001401156 A JP2001401156 A JP 2001401156A JP 2003193655 A JP2003193655 A JP 2003193655A
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JP
Japan
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handrail
peltier element
illuminated
illumination
electromotive force
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JP2001401156A
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English (en)
Inventor
Mamoru Hashimoto
衛 橋本
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/18Balustrades; Handrails
    • E04F2011/1868Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for
    • E04F2011/1872Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for illuminated

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者が容易かつ安全に照明を確保することが
できるとともに、ランニングコストが低廉な照明付き手
摺を提供する。 【解決手段】手摺本体1の外周にペルチェ素子2が一面
を外部に剥き出しにして埋め込まれている。ペルチェ素
子2と反対側の外周にはLED3が径外方向に突出して
設けられている。LED3はスーパーキャパシタ4を介
してペルチェ素子2に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明付き手摺に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、手摺とは別にその手摺の近傍に照
明装置を備えることが行なわれている。こうであれば、
照明装置によって手摺近辺が照明されることから、夜間
の歩行が便宜となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手摺の近傍に
照明装置を備えたとしても、夜間に照明装置のスイッチ
を手探りで探すのは困難であるとともに、危険を伴うこ
ともある。
【0004】また、手摺近傍に備えられた照明装置は全
て外部電源から電力が供給されて駆動されている。この
ため、電気の使用量が増大し、ランニングコストの高騰
化を招来していた。
【0005】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであり、使用者が容易かつ安全に照明を確保でき
るとともに、ランニングコストが低廉な照明付き手摺を
提供することを解決すべき課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の照明付き手摺
は、人の手と外気との温度差で起電力を生じるペルチェ
素子と、該ペルチェ素子に接続され、該起電力によって
発光可能な照明装置とを備えていることを特徴とする。
【0007】この照明付き手摺では、使用者が照明付き
手摺に備えられたペルチェ素子を手で触れれば、そのペ
ルチェ素子は人の手と外気との温度差で起電力が生じ、
この起電力によって照明装置が発光する。このため、使
用者は夜間であっても照明装置のスイッチを手探りで探
す必要がなく、照明の確保が容易であるとともに、落下
事故等の危険性を回避することもできる。
【0008】また、この照明付き手摺では、照明装置に
必要な電力が外部電源から供給される電力だけに限られ
ないことになる。
【0009】したがって、第1発明の照明付き手摺は、
使用者が容易かつ安全に照明を確保することができると
ともに、ランニングコストの低廉化を実現することが可
能である。
【0010】第2発明の照明付き手摺は、人の手と外気
との温度差で起電力を生じるペルチェ素子と、該ペルチ
ェ素子に接続され、該起電力によって発光可能な照明装
置とを備える手摺ブロックが複数個連結して構成されて
いることを特徴とする。
【0011】第2発明の照明付き手摺は手摺ブロックが
複数個連結して構成されている。このため、使用者が手
摺ブロックに備えられたペルチェ素子を手で触れれば、
そのペルチェ素子は人の手と外気との温度差で起電力が
生じ、この起電力によって照明装置が発光する。このた
め、この照明付き手摺においても、第1発明の照明付き
手摺と同様、使用者が容易かつ安全に照明を確保するこ
とができるとともに、ランニングコストの低廉化を実現
することが可能である。
【0012】また、この照明付き手摺では、手摺ブロッ
クを連結する数を替えることにより、全体の長さを調節
できる。このため、設置場所に応じて長さの異なる照明
付き手摺を用意する必要はなく、ひいては製造コストの
低廉化が可能となる。
【0013】手摺ブロックは長尺状部材にはめ込み可能
とすることができる。こうであれば、手摺ブロックを連
結する作業を容易に行うことができ、ひいては照明付き
手摺の製造コストの低廉化が可能となる。
【0014】第1、2発明の照明付き手摺は、ペルチェ
素子と照明装置との間に蓄電装置が設けられていること
が好ましい。こうであれば、照明が必要とされない昼間
において、ペルチェ素子によって発生した起電力を蓄電
しておき、照明が必要とされる夜間において、蓄電され
た起電力によって照明装置を駆動することが可能とな
る。
【0015】また、照明装置と蓄電装置との間に発振回
路を設けることも好ましい。こうであれば、発振回路か
ら発生する間欠的な電流によって、照明装置を点滅させ
ることが可能となる。このため、照明装置を連続して点
灯させた場合よりも消費電力を小さくすることができ、
蓄電量の不足により光度が低下したり、発光しなくなっ
たりすることを防止することができる。また、使用者に
歩行の注意を喚起することができる。
【0016】さらに、照明装置は使用者の足元又は使用
者の進行方向に向かって照明可能とすることもできる。
こうであれば、使用者は足元又は進行方向を確認しやす
く、安全に歩行することができる。
【0017】照明装置としては、通常の白熱電球等を採
用することもできるが、LEDを採用することが好まし
い。LEDは電気から光へのエネルギーの変換効率が優
れているため、ペルチェ素子による起電力によって、大
きな光度が得られることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態1、2を図面を参照しつつ説明する。
【0019】(実施形態1)実施形態1の照明付き手摺
は、図1及び図2に示すように、鋼、木材又はプラスチ
ックからなる長尺管状の手摺本体1を備えている。手摺
本体1の外周には、複数個のアーチ形状のペルチェ素子
2が一面を外部に剥き出しにして、等間隔で埋め込まれ
ている。ペルチェ素子2と反対側の外周には、照明装置
としてのLED3がペルチェ素子2と同じ数だけ径外方
向に突出して設けられている。
【0020】手摺本体1の内部には、図2に示すよう
に、蓄電装置としてのスーパーキャパシタ4と発振回路
5とが取り付けられている。図3に示すように、ペルチ
ェ素子2はスーパーキャパシタ4に接続され、発振回路
5はスーパーキャパシタ4に接続され、LED3は発振
回路5に接続されている。発振回路5はスーパーキャパ
シタ4から電力の供給を受け、LED3へ間欠的な駆動
電流を出力するようにされている。
【0021】この照明付き手摺は、図4に示すように、
保持部材6によって階段横の壁に固定されている。
【0022】以上のように構成された実施形態1の照明
付き手摺では、使用者が照明付き手摺に備えられたペル
チェ素子2を手で触れれば、使用者の手の体温がペルチ
ェ素子2の一面に伝わり、ペルチェ素子2の一面の温度
が上昇する。一方、ペルチェ素子2の他面は、図2に示
すように、手摺本体1を介して外気と接していることか
ら、外気の温度とされている。
【0023】このため、ペルチェ素子2の一面と他面と
の間で温度差が生じ、ペルチェ素子2に起電力が発生す
る。この起電力が図3に示すスーパーキャパシタ4に蓄
電され、さらに発振回路5に供給される。このため、発
振回路5はLED3へ間欠的な駆動電流を出力し、LE
D3は点滅を繰り返すこととなる。
【0024】このため、この照明付き手摺では、夜間で
あっても照明装置のスイッチを手探りで探す必要がな
く、照明の確保が容易であるとともに、階段からの落下
の危険性を回避することもできる。
【0025】また、この照明付き手摺では、照明装置に
必要な電力が外部電源から供給される電力だけに限られ
ないことになる。
【0026】したがって、本発明の照明付き手摺は、使
用者が容易に照明を確保することができるとともに、安
全に使用することができ、ランニングコストの低廉化が
実現できる。
【0027】また、この照明付き手摺では、LED3が
使用者の足元に向かって照明可能とされているため、使
用者は足元を確認しやすく、安全に歩行したり、体を支
えたりすることができる。
【0028】さらに、この照明付き手摺では、照明装置
として電気から光へのエネルギーの変換効率に優れたL
ED3を用いているため、ペルチェ素子2による起電力
によって、大きな光度が得られることとなる。
【0029】また、この照明付き手摺では、LED3は
発振回路5から出力される間欠的な電流によって点滅す
るため、LED3を連続して点灯させる場合よりも消費
電力を小さくすることができる。このため、スーパーキ
ャパシタ4の蓄電量の不足により、光度が低下したり、
発光しなくなったりすることを防止することができる。
また、使用者に歩行の注意を喚起することができる。
【0030】さらに、この照明付き手摺では、LED3
を発光させる必要のない日中は、ペルチェ素子2によっ
て発生した起電力をスーパーキャパシタ4に蓄電してお
き、LED3を発光させることが必要とされる夜間にお
いて、LED3を点滅させることもできる。
【0031】(実施形態2)実施形態2の照明付き手摺
は、図5及び図6に示す手摺ブロック10が図7に示す
長尺状部材16に複数個嵌め込まれている。こうして、
図8に示すように、手摺ブロック10が直線状に複数個
連結され、保持部材17によって階段横の壁に固定され
ている。
【0032】各手摺ブロック10は、図5及び図6に示
すように、鋼等からなる管状の手摺ブロック本体11を
備えている。手摺ブロック本体11の外周には、複数個
のアーチ形状のペルチェ素子12が一面を外部に剥き出
しにして埋め込まれている。ペルチェ素子12と反対側
の外周には、照明装置としてのLED13が径外方向に
突出して設けられている。
【0033】手摺ブロック本体11内には、図6に示す
ように、ペルチェ素子12の反対側で径内方向に突出す
る突起11aが設けられている。また、手摺ブロック本
体11内には、スーパーキャパシタ14と発振回路15
とが取り付けられている。ペルチェ素子12、スーパー
キャパシタ14、発振回路15及びLED13は、実施
形態1と同様に構成され、同様に接続されている。
【0034】図7に示す長尺状部材16は略管形状とさ
れており、その外径は手摺ブロック10の内径とほぼ等
しくされている。また、長尺状部材16の外周には軸方
向に溝16aが形成されており、手摺ブロック本体11
の突起11aを収納可能としている。こうして、各手摺
ブロック10は長尺状部材16に嵌め込み可能とされて
いる。
【0035】以上のように構成された実施形態2の照明
付き手摺では、各手摺ブロック10の各突起11aを長
尺状部材16の溝16aに収納しつつ嵌め込むことによ
り、各手摺ブロック10が連結される。このため、各手
摺ブロック10を容易に連結することができ、ひいては
製造コストの低廉化が実現できる。
【0036】また、手摺ブロック本体11の突起11a
は長尺状部材16の溝16aに収納されるため、各手摺
ブロック10の軸心周りの回転が突起11aによって阻
止される。このため、使用者が手摺ブロック10を手で
掴んでも、手摺ブロック10が回転することなく、安全
に使用者を支えることとなる。
【0037】さらに、この照明付き手摺では、手摺ブロ
ック10が複数個連結して照明付き手摺を構成してい
る。このため、手摺ブロック10を連結する数を替える
ことにより、全体の長さを調節できる。このため、設置
場所に応じて長さの異なる照明付き手摺を用意する必要
はなく、ひいては製造コストの低廉化が実現できる。他
の作用効果は実施形態1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の照明付き手摺の一部側面図であ
る。
【図2】実施形態1の照明付き手摺の断面図である。
【図3】実施形態1に係るペルチェ素子等のブロック図
である。
【図4】実施形態1の照明付き手摺を階段に設置した場
合の斜視図である。
【図5】実施形態2に係る手摺ブロックの側面図であ
る。
【図6】実施形態2に係る手摺ブロックの断面図であ
る。
【図7】実施形態2に係る長尺状部材の斜視図である
【図8】実施形態2の照明付き手摺を階段に設置した場
合の斜視図である。
【符号の説明】
2、12…ペルチェ素子 3、13…照明装置(LED) 10…手摺ブロック 16…長尺状部材 4、14…蓄電装置(スーパーキャパシタ) 5、15…発振回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の手と外気との温度差で起電力を生じる
    ペルチェ素子と、該ペルチェ素子に接続され、該起電力
    によって発光可能な照明装置とを備えていることを特徴
    とする照明付き手摺。
  2. 【請求項2】人の手と外気との温度差で起電力を生じる
    ペルチェ素子と、該ペルチェ素子に接続され、該起電力
    によって発光可能な照明装置とを備える手摺ブロックが
    複数個連結して構成されていることを特徴とする照明付
    き手摺。
  3. 【請求項3】手摺ブロックは長尺状部材にはめ込み可能
    とされていることを特徴とする請求項2記載の照明付き
    手摺。
  4. 【請求項4】ペルチェ素子と照明装置との間には蓄電装
    置が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の照明付き手摺。
  5. 【請求項5】照明装置と蓄電装置との間には発振回路が
    設けられていることを特徴とする請求項4記載の照明付
    き手摺。
  6. 【請求項6】照明装置は使用者の足元又は該使用者の進
    行方向に向かって照明可能とされていることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5記載の照明付き手摺。
  7. 【請求項7】照明装置はLEDであることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5又は6記載の照明付き手摺。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083942A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Konica Minolta Business Technologies Inc 接触履歴記録システム、接触履歴記録方法、および画像処理装置
KR101448654B1 (ko) 2009-08-12 2014-10-08 엘지전자 주식회사 발광 시스템

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