JP3206545U - 電気による光る杖 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に夜間において、杖を使用する歩行者の他者からの視認性を高め、歩行中の安全性をより高めることのできる杖を提供する。【解決手段】透光部5、6を有するシャフト部2と、グリップ部3と、石突部4とを備える杖であって、使用者がグリップ部3を握って石突部4が歩行面に接地するよう杖を把持した状態で、使用者の膝近傍を発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に透光部5、6の少なくとも一つまたは一部が配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は杖に関し、特に、内蔵電源によって駆動する照明を有する杖に関する。
杖は、主に歩行者の身体を支え、歩行を補助する用途のために使用されている。一般に、杖を使用する歩行者は、杖を使用しない歩行者に比べて、視界が狭まる夜間の外出に不安を抱えていることが多い。
これまでに、杖を使用する歩行者が夜間に外出する際に足元を照らすなどの目的で、照明手段を備えた杖が開発されている。たとえば、杖の先端のすべり止め部分を光らせることのできる杖(特許文献1)、杖の握りの部分に照明器具を内蔵させて、前方を照らすことのできる杖(特許文献2)などが提案されている。
実登第3194352号 実開平6−81530号
従来の照明手段を備えた杖は、杖を使用する歩行者の足元や前方を照らして、歩行者から見た歩行路の明るさをある程度確保するものである。しかしながら、歩行路の明るさを確保するだけでなく、歩行者自身の体のより広い部分を照らすことによって、他者から見た歩行者の視認性を高め、歩行中の安全性を高めることのできる杖はこれまでに開示されていない。本考案は、特に夜間において、杖を使用する歩行者の他者からの視認性を高め、歩行中の安全性をより高めることのできる杖を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本考案者は鋭意検討の結果、透光部を有するシャフト部と、グリップ部と、石突部とを備える杖であって、使用者が前記グリップ部を握って前記石突部が歩行面に接地するよう前記杖を把持した状態で、前記使用者の膝近傍を前記発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に前記透光部の少なくとも一つまたは一部が配置されている杖により上記課題が解決されることを見出した。
すなわち、本考案は、これらに限定されるわけではないが、以下の構成を包含する。
[1] 上端部と下端部とを有するシャフト部と、前記シャフト部の上端部に接続したグリップ部と、前記シャフト部の下端部に接続した石突部とを備える杖であって、
ここで、前記シャフト部の外周面の少なくとも一部は透光性を有する素材で形成された透光部であり、
前記シャフト部はその内部に1または複数の発光ユニットと該発光ユニットに電力を供給する電源ユニットとを収容し、前記発光ユニットから照射された光が前記透光部を通じて前記シャフト部の内部から外部へと透過し、
使用者が前記グリップ部を握って前記石突部が歩行面に接地するよう前記杖を把持した状態で、前記使用者の膝近傍を前記発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に、前記透光部の少なくとも一つまたは一部が配置され、そして
前記グリップ部はその下部に1または複数の切替式操作スイッチを備え、前記切替式操作スイッチは前記発光ユニットの発光を制御する、
杖。
[2] 前記透光部が互いに離れた第1の透光部および第2の透光部からなり、
ここで第1の透光部は、使用者が前記グリップ部を握って前記石突部が歩行面に接地するよう前記杖を把持した状態で、前記使用者の膝近傍を前記発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に配置され、
第2の透光部は、前記石突部に隣接する位置に配置されている、[1]に記載の杖。
[3] 前記シャフト部の外周面の全部が透光部である、[2]に記載の杖。
[4] 前記透光部が、透光性を有する白色の素材で形成されている、[3]に記載の杖。
本考案によれば、使用者が杖を把持しているとき、杖から照射された光が使用者の膝近傍を照らすため、夜間や暗い場所でも、杖を使用する歩行者の脚の広い部分を明るく照らすことができる。それにより、自動車、自転車、他の通行人等の他者からの視認性が高まる。したがって、杖を使用する歩行者の歩行路の明るさを確保するだけでなく、他者からの視認性を高め、歩行中の安全性をより高めることができる。
また、本考案の杖は、杖のシャフト部全体を透光部とした杖とすることもできる。この場合、シャフト部内部から照射された光が、シャフト部全体を透過して周囲を照らすため、さらに歩行路の明るさを増すことができるうえ、他者からの視認性をより高めることができる。
さらに、本考案の杖は、シャフト部全体を透光部とし、その透光部を、透光性を有する白色の素材で形成することができる。このような杖は、他者からの視認性を高めた視覚障害者用の白杖として有用である。
図1は、本考案の一実施形態に係る杖の全体的な構成を示す図である。(第1実施形態) 図2は、本考案の一実施形態に係る杖の、第1の透光部の構成を示す縦断面図である。(第1実施形態) 図3は、本考案の一実施形態に係る杖の、第2の透光部の構成を示す縦断面図である。(第1実施形態) 図4は、本考案の一実施形態に係る杖の全体的な構成を示す図である。(第2実施形態)
以下、本考案の実施形態について図面を参照して説明する。なお、これらの実施形態は、例示であって制限的なものではない。本考案の範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内におけるすべての変更が含まれることが意図される。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る杖の全体的な構成を示す図であり、図2は、第1実施形態に係る杖の、第1の透光部の構成を示す縦断面図であり、図3は、第1実施形態に係る杖の、第2の透光部の構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る杖の杖本体1は、細長い棒状のシャフト部2と、シャフト部の上端部に接続しているグリップ部3と、シャフト部の下端部に接続した石突部4とを備える。
本考案の杖におけるシャフト部の素材は、杖の素材に適したものであれば特に制限はないが、天然樹脂、合成樹脂等のプラスチック;アルミニウム、アルミニウム合金等の軽量金属;カーボン繊維;木材、竹材等の天然植物原料;またはこれらの組み合わせ等が例示される。図1に示すように、杖本体1は、シャフト部2に杖長さ調節手段8を有するものであることができる。杖長さ調節手段8を用いて、内径の異なる複数のシャフトを互いに引き出すかあるいは収納して、任意の杖長さに固定することができる。シャフト部2の内部には、後述する発光ユニットおよび電源ユニットを収容するための空隙を設ける。シャフト部2の内部は、上端部から下端部まで連続した中空としてもよい。
シャフト部2の内部には、第1の発光ユニット51と、第2の発光ユニット61とを収容する。発光ユニット51および発光ユニット61に用いることができる発光ユニットとしては、シャフト部2の内部に収容することができれば特に制限はないが、白熱電球、発光ダイオード(LED)電球、蛍光灯、またはこれらの組み合わせと、その支持体とを組み合わせたユニット等が例示される。シャフト部2の内部には、第1の発光ユニット51および第2の発光ユニット61に電力を供給するための電源ユニット9を収容する。電源ユニット9は、図2に示すように、たとえば第1の発光ユニット51に近接して配置し、第2の発光ユニット61にも同時に電力を供給するものであってよい。必要に応じて、追加の電源ユニットをシャフト部2の内部に収容してもよい。電源ユニット9に用いることができる電源ユニットとしては、発光ユニット51および発光ユニット61に電力を供給することができれば特に制限はないが、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、リチウム乾電池等の乾電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の充電式電池、またはこれらの組み合わせと、それを収容するハウジングと、電力供給用コードとの組み合わせ等が例示される。
シャフト部2の外周面には、透光性を有する素材で形成された第1の透光部5と第2の透光部6とを設ける。第1の透光部5と第2の透光部6は、透光性を有する素材で、シャフト部2の周方向(軸方向と直行する方向)に円筒状に形成する。第1の透光部5は、使用者がグリップ部を握って石突部が歩行面に接地するよう杖本体1を把持した状態で、使用者の膝近傍を発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に配置する。ここで、使用者の膝近傍とは、少なくとも使用者の膝の全体が含まれる範囲を意味する。また、第2の透光部6は、石突部4に隣接する位置に配置する。このように第1の透光部5と第2の透光部6とを設けることにより、使用者の足元をより明るく照らすことができる上に、歩行者自身の体のより広い部分を照らすことによって、他者から見た歩行者の視認性を高め、歩行中の安全性を高めることができる。なお、透光性を有する素材としては、杖の強度を保ちつつ、シャフト部の内部に収容された発光ユニットから照射された光をシャフト部の外部へと透過することができる素材であれば特に制限はないが、無色透明、無色半透明、または色付き半透明のプラスチック等が例示される。
シャフト部2の上端部にはグリップ部3を接続する。グリップ部3の素材としては、一般に杖のグリップ部に用いられるものであれば特に制限はないが、プラスチック、木材、シリコーン、またはこれらの組み合わせ等を例示することができる。グリップ部3の下部には、切替式操作スイッチ7を備え、切替式操作スイッチ7は、前記発光ユニットの発光を制御する。図1に示すように、2つの切替式操作スイッチ7を設ける場合、第1の発光ユニット51と、第2の発光ユニット61とを、個別に操作することができる。1つの切替式操作スイッチで、複数の発光ユニットを同時に操作するよう構成してもよい。切替式操作スイッチを用いることで、たとえば目の不自由な使用者であっても、容易に発光ユニットのオンとオフを手元で確認することができる。
シャフト部2の下端部には、石突部4を接続する。石突部4は、シャフト部2の下端部を地面との接触による摩擦から保護する。石突部4の素材としては、一般に杖の石突部に用いられるものであれば特に制限はないが、ナイロン、ゴム、プラスチック、またはこれらの組み合わせを例示することができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態に係る杖の全体的な構成を示す図である。
図4に示すように、第2実施形態に係る杖の杖本体1は、細長い棒状のシャフト部2と、シャフト部の上端部に接続しているグリップ部3と、シャフト部の下端部に接続した石突部4とを備える。
第2実施形態に係る杖において、シャフト部2の外周面の全部が透光性を有する素材で形成された透光部である。このような構成とすることにより、杖のほぼ全体を光らせることができるため、歩行路の明るさをより高めることができるほか、他者からの歩行者の視認性を高めることができる。
第2実施形態に係る杖において、透光性を有する素材を、透光性を有する白色の素材とすることができる。このような杖は、視覚障害者用の白杖として有用である。本考案の白杖である杖を用いることにより、視覚障害者が夜間や暗がりを歩行する際にも、他者からの視認性を一層高め、安全性を高めることができる。
第2実施形態について、特に記載していない部分については、第1実施形態と同様に実施することができる。
1 杖本体
2 シャフト部
3 グリップ部
4 石突部
5 第1の透光部
5a 第1の透光部外周面
51 第1の発光ユニット
6 第2の透光部
6a 第2の透光部外周面
61 第2の発光ユニット
7 切替式操作スイッチ
8 杖長さ調節手段
9 電源ユニット

Claims (4)

  1. ] 上端部と下端部とを有するシャフト部と、前記シャフト部の上端部に接続したグリップ部と、前記シャフト部の下端部に接続した石突部とを備える杖であって、
    ここで、前記シャフト部の外周面の少なくとも一部は透光性を有する素材で形成された透光部であり、
    前記シャフト部はその内部に1または複数の発光ユニットと該発光ユニットに電力を供給する電源ユニットとを収容し、前記発光ユニットから照射された光が前記透光部を通じて前記シャフト部の内部から外部へと透過し、
    使用者が前記グリップ部を握って前記石突部が歩行面に接地するよう前記杖を把持した状態で、前記使用者の膝近傍を前記発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に、前記透光部の少なくとも一つまたは一部が配置され、そして
    前記グリップ部はその下部に1または複数の切替式操作スイッチを備え、前記切替式操作スイッチは前記発光ユニットの発光を制御する、
    杖。
  2. 前記透光部が互いに離れた第1の透光部および第2の透光部からなり、
    ここで第1の透光部は、使用者が前記グリップ部を握って前記石突部が歩行面に接地するよう前記杖を把持した状態で、前記使用者の膝近傍を前記発光ユニットから照射された光が照らしうる位置に配置され、
    第2の透光部は、前記石突部に隣接する位置に配置されている、
    請求項1に記載の杖。
  3. 前記シャフト部の外周面の全部が透光部である、請求項1に記載の杖。
  4. 前記透光部が、透光性を有する白色の素材で形成されている、請求項3に記載の杖。
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