JP2011068024A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Shusuke Onishi
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Abstract

【課題】ワイヤレス入力部を利用する画像形成装置において、当該ワイヤレス入力部の位置状態を検出することにより、ワイヤレス入力部の位置状態に応じて動作を制御することにより、利用者にとって利便性の高い画像形成装置等を提供すること。
【解決手段】操作部1700と、無線により接続可能なワイヤレス入力部1800と、ワイヤレス入力部1800を収納する収納部とを有する画像形成装置において、ワイヤレス入力部1800が収納部に収納されていないと検出され、かつ、ワイヤレス入力部1800の未使用の時間が所定の判定時間を経過した場合には、ワイヤレス入力部1800(所在報知部1840)に報知信号を出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線によりワイヤレス入力部が接続された画像形成装置等に関する。
従来から、画像データに基づいて、記録用紙に画像を形成する画像形成装置が知られている。近年、画像形成装置は、画像読取部から読み取った画像を記録用紙に記録するだけでなく、例えば画像データとして記憶部に記憶したり、画像形成装置にLAN(Local Area Network)を介して接続された他の端末や、インターネット等の外部ネットワークを介して他の端末に画像データを送信したりと、いわゆる複合機と呼ばれる種々の機能が利用可能な画像形成装置が知られている。
ここで、複合機として利用される画像形成装置において、画像形成装置を操作するための操作部(本体操作部)として、スタートキーや、クリアキー、枚数キー等の各種機能が割り当てられた操作キーの他に、各種文字等が直接入力可能なキーボード等の入力装置を使用することが考えられる。キーボードを利用することにより、例えば画像データの送信先のアドレスを入力する場合や、画像形成装置の設定を行う場合等に利便性が向上することとなる。
ここで、キーボード等の入力装置と、操作するための装置を接続するためには、ケーブル(有線)を介して接続されるものと、無線を介して接続されるもの(ワイヤレス)がある(例えば、特許文献1参照)。ワイヤレスで接続されるキーボード(ワイヤレスキーボード)は、コンピュータにおいては従前から利用されており、キーボードを自由に設置し、レイアウトや利用する場所にこだわらず利用出来るといった利点があった。
特開2000−105661号公報
上述した特許文献1等において、ワイヤレスキーボード等と、コンピュータ等の本体装置との間では無線通信により、キーボードの状態が検出されている。しかし、ワイヤレスキーボードの所在や、本体装置に戻されたか否か等を検出することはなかった。
ここで、画像形成装置のように、ワイヤレスキーボード等のワイヤレス入力部の他に、画像形成装置に設けられた本体操作部を有する場合、どちらの操作入力を優先させて良いかに問題が生ずることがあった。
すなわち、ワイヤレス入力部が利用されている場合(画像形成装置から持ち出されている場合)、本体操作部においては操作することが出来ないとする。この場合、ワイヤレス入力部を本体に戻し忘れている場合には、本体操作部において操作ができないといった問題があった。
また、ワイヤレス入力部が利用されている場合に、本体操作部においても操作できることとすると、異なる利用者に操作されることとなり、適切な処理を行うことが出来ないといった問題があった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、ワイヤレス入力部を利用する画像形成装置において、当該ワイヤレス入力部の位置状態を検出することにより、ワイヤレス入力部の位置状態に応じて動作を制御することにより、利用者にとって利便性の高い画像形成装置等を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明の画像形成装置は、操作部と、無線により接続可能なワイヤレス入力部と、前記ワイヤレス入力部を収納する収納部とを有する画像形成装置において、前記ワイヤレス入力部が収納部に収納されているか否かを検出する検出部と、前記ワイヤレス入力部が未使用状態である時間を計時する計時部と、前記検出部により、前記ワイヤレス入力部が前記収納部に収納されていないと検出され、かつ、前記計時部により計時されている時間が所定の判定時間を経過した場合には、前記ワイヤレス入力部に報知信号を出力する報知信号出力部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、前記ワイヤレス入力部は、メッセージを表示するワイヤレス表示部を有しており、前記報知信号出力部は、前記計時部により計時されている時間が第1の判定時間を超えた場合に、前記ワイヤレス表示部に、前記ワイヤレス入力部からの入力を継続するか否かを利用者に確認するためのメッセージを報知信号に含めて出力することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記ワイヤレス入力部は、音、光、振動の少なくとも一つの手段により所在を報知するための所在報知部を備え、前記報知信号出力部は、前記計時部により計時されている時間が第1の判定時間より長い第2の判定時間を超えた場合に、前記所在報知部が前記ワイヤレス入力部の所在を報知する動作を行うための信号を出力することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、前記操作部は、前記検出部により、前記ワイヤレス入力部が前記収納部に収納されていると検出されている場合に、操作入力が可能であることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記計時部により計時されている時間が第2の判定時間を超え、前記報知信号出力部が、前記所在報知部に前記ワイヤレス入力部の所在を報知する動作を行うための信号を出力した場合には、前記ワイヤレス入力部の収納状態に関わらず、前記操作部は操作入力可能であることを特徴とする。
本発明のプログラムは、操作部と、無線により接続可能なワイヤレス入力部と、前記ワイヤレス入力部を収納する収納部とを有する画像形成装置において実行されるプログラムであって、前記ワイヤレス入力部が収納部に収納されているか否かを検出する検出ステップと、前記ワイヤレス入力部が未使用状態である時間を計時する計時ステップと、前記検出ステップにより、前記ワイヤレス入力部が前記収納部に収納されていないと検出され、かつ、前記計時ステップにより計時されている時間が所定の判定時間を経過した場合には、前記ワイヤレス入力部に報知信号を出力する報知信号出力ステップと、を実現させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、検出部により、ワイヤレス入力部が収納部に収納されていないと検出され、かつ、計時部により計時されている時間が所定の判定時間を経過した場合には、ワイヤレス入力部に報知信号を出力することとなる。したがって、画像形成装置に収納されていない状態で、かつ、所定の判定時間を経過した場合に、ワイヤレス入力部に報知信号を出力することにより、利用者や第三者に、ワイヤレス入力部を戻し忘れていることを知らせることが可能となる。
本実施形態における画像形成装置の装置構成を説明するための断面図である。 本実施形態における画像形成装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 本実施形態における判定時間テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態における画像形成装置の動作処理を説明するための動作フローである。 本実施形態における実施例を説明するための図である。 本実施形態における実施例を説明するための図である。 本実施形態における実施例を説明するための図である。 本実施形態における実施例を説明するための図である。 本実施形態における実施例を説明するための図である。 本実施形態における実施例を説明するための図である。 本実施形態における実施例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[1.装置構成]
図1は、本発明を適用した画像形成装置100の構成を示すための図(断面図)である。画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体110(画像形成部)と、自動原稿処理装置120とを備えて構成されている。また、装置本体110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81及び排紙トレイ91等を有して構成されている。
装置本体110の上部には、画像読取装置(画像入力部)に該当するものであり、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また原稿処理装置120は矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。
露光ユニット1を構成する光走査装置の構成は、後述して具体的に説明する。また露光ユニット1としては、この他発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いる手法も採用できる。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化するものである。またクリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。上記中間転写ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述の様に各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は中間転写ベルト61で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト61の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト61の接触位置に配置される転写ローラ10によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ10は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ10もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように設定されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体110の露光ユニット1の下側に設けられている。また手差し給紙カセット82にも画像形成に使用するシートを置くことができる。また、装置本体110の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
また装置本体110には、給紙カセット81及び手差し給紙カセット82のシートを転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81ないし手差し給紙カセット82から排紙トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d,レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7等が配されている。
搬送ローラ12a〜12dは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。また、ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。同様にまたピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
[2.機能構成]
続いて、画像形成装置100の機能構成について図2を用いて説明する。画像形成装置100は、制御部1000に、画像入力部1100と、画像形成部1200と、画像メモリ1300と、記憶部1400と、通信部1500と、表示部1600と、操作部1700と、ワイヤレス入力部1800と、検出部1900とがバスを介して接続されている。
制御部1000は、画像形成装置100を制御する機能部であり、例えばCPU等の処理装置により構成されている。制御部1000は、記憶部1400に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現することとなる。
また、制御部1000は、各動作間の時間を計測する計時機能を有することとする。例えば、ワイヤレス入力部1800が利用者により操作されていない(入力されていない)時間を計時することができる。
画像入力部1100は、記録用紙に記録されている原稿を読み取り、画像データを生成する機能部である。画像入力部1100において生成された画像データは、画像メモリ1300に一時記憶される。画像入力部1100は、例えばスキャナ装置等により構成されており、図1に示した画像読取装置に相当する。
画像形成部1200は、画像メモリ1300に記憶された画像データ等に基づいて、記録用紙に画像を形成するための機能部である。例えば、図1に示した装置本体110に相当する。
画像メモリ1300は、画像データを一時記憶するための領域である。画像入力部において入力された画像データや、通信部1500により受信された画像データが記憶される。
記憶部1400は、画像形成装置100の設定状態を記憶したり、画像メモリ1300において一時記憶された画像データを保存したりするための機能部である。ここで、記憶部1400は、例えば、半導体メモリ、ハードディスクドライブ、光学式ディスクドライブ等のいずれかの記憶装置により構成されている。また、画像形成装置100を動作させる為の各種データやプログラム等も記憶している。制御部1000は、記憶部1400に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより、各種制御処理を実行する。
また、記憶部1400は、判定時間テーブル1450が記憶されている。判定時間テーブル1450は、図3に示す用に、判定時間が記憶されており、本実施形態では第1判定時間(例えば、「20秒」)と、第2判定時間(例えば、「90秒」)とを記憶している。なお、本実施形態において判定時間は、判定時間テーブル1450に予め記憶されているが、利用者が設定出来るとしてもよいし、サービスマンのみが設定出来るとしてもよい。
通信部1500は、画像形成装置100をLAN(例えば、Ethernet(登録商標))等のネットワークや、電話回線(例えば、ISDN回線)等に接続するための機能部である。通信部1500からネットワークを介して他の端末装置から画像データを受信したり、送信したりする。
表示部1600は、利用者に対して各種情報を表示する機能部であり、操作部1700は、利用者からの操作入力を受け付ける機能部である。
ここで、表示部1600は、例えば液晶ディスプレイや、有機ELパネル等により構成されており、操作部1700は、例えば操作ボタン等により構成されている。また、表示部1600と、操作部1700とがタッチパネルとして一体に構成されていても良い。
ワイヤレス入力部1800は、画像形成装置とワイヤレス通信により接続されている操作部であり、利用者により画像形成装置100に対して各操作や指示が入力されることとなる。
ここで、ワイヤレス入力部1800は、タッチパネル1820と、所在報知部1840とを備えている。タッチパネル1820は、各種情報を表示する表示部と、タッチパネルによる操作部とが一体に構成されている機能部である。画像形成装置100からのメッセージを表示したり、利用者からの操作が入力されたりする。所在報知部1840は、画像形成装置100からの報知信号に基づいて、ワイヤレス入力部1800から、利用者に所在を報知するための音・光・振動等を出力する機能部である。
また、ワイヤレス通信の方法(プロトコル)としては、例えば赤外線通信(IrDA)やBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等の近距離間通信が用いられる。
検出部1900は、ワイヤレス入力部1800の位置を検出する機能部である。例えば、検出部1900により、ワイヤレス入力部1800が、画像形成装置から所定の位置にあるか否かを検出することが出来る。本実施形態においては、ワイヤレス入力部1800が、画像形成装置100に設けられた収納部に収納されているか否かを検出する。
検出方法としては種々の方法があるが、例えばワイヤレス入力部1800を収納する場所に機械式のスイッチを設け、スイッチの状態に基づいてワイヤレス入力部1800が収納されているか否かを検出しても良いし、ワイヤレス入力部と画像形成装置100との状態をセンサ(Felica(登録商標)を利用した非接触型のものや、赤外線センサによる収納状態を検出するもの等)を利用して検出しても良い。また、ワイヤレス入力部1800とのワイヤレスの受信強度に基づいて、ワイヤレス入力部1800の位置(収納状態)を検出してもよい。
[3.処理の流れ]
次に、画像形成装置における処理の流れについて、図4を用いて説明する。図4は、記憶部1400に記憶されているプログラムを、制御部1000が実行した場合における処理の流れについて説明した図である。
まず、ワイヤレス入力部1800が本体に設けられた収納部より取り出されたか否かを判定する(ステップS102)。例えば、画像形成装置100に設けられた収納部に設けられた検出部1900の検出状態により、ワイヤレス入力部1800が取り出されたか否かを判定する。ここで、ワイヤレス入力部1800が取り出されていない場合(ステップS102;No)、本体の操作部1700から操作入力を受け付ける(ステップS130)。
他方、ワイヤレス入力部1800が取り出された場合(ステップS102;Yes)、表示部1600に、ワイヤレス入力部から優先的に入力される旨のメッセージを表示する(ステップS104)。これにより、第三者に対してワイヤレス入力部1800が利用中であることを示すことができる。そして、ワイヤレス入力部1800から、入力を受け付ける(ステップS106)。
ここで、ワイヤレス入力部1800の入力受付が完了していない場合には(ステップS108;No)、ステップS106から処理を繰り返し実行し、入力受付が完了した場合には(ステップS108;Yes)、ワイヤレス入力部1800が収納されたか否かを判定する(ステップS110)。そして、ワイヤレス入力部1800が収納された場合は(ステップS110;Yes)、本体の操作部1700から入力を受け付ける(ステップS130)。
他方、ワイヤレス入力部1800が収納されていない場合(ステップS110;No)、ワイヤレス入力部1800の入力が完了してから、第1判定時間を経過しているか否かを判定する(ステップS112)。ワイヤレス入力部1800が、未入力状態(未使用状態)となってから、第1判定時間経過していない場合には(ステップS112;No)、処理がステップS106に戻り、だい1判定時間を経過している場合には(ステップS112;Yes)、ワイヤレス入力部1800の入力を継続するか否かの報知メッセージをタッチパネル1820に表示する(ステップS114)。他方、第1判定時間を経過していない場合には、ステップS106から処理を繰り返し実行する。
続いて、再度ワイヤレス入力部1800が収納された否かを判定する(ステップS116)。ここで、ワイヤレス入力部1800が収納された場合には、本体の操作部1700から操作入力を受け付ける(ステップS116;Yes→ステップS130)。
他方、ワイヤレス入力部1800が収納されていない場合(ステップS116;No)、ワイヤレス入力部1800から入力受付があるか否かを判定する(ステップS118)。入力受付があった場合には、利用者が操作を継続する意思があるとみなして、ステップS106から処理を繰り返し実行する(ステップS118;Yes→ステップS106)。
他方、入力受付がない場合(ステップS118;No)、第2判定時間を経過したか否かを判定する(ステップS120)。第2判定時間は、判定時間テーブル1450に記憶されている時間であり、ステップS108において、入力完了と判定されたときからの時間、すなわち、ワイヤレス入力部1800が未使用状態となっている時間について判定する。第2判定時間を経過していない場合には、ステップS116から処理を繰り返す(ステップS120;No→ステップS116)。
第2判定時間を経過した場合(ステップS120;Yes)、ワイヤレス入力部1800から入力途中のデータが入力バッファに格納されている場合には、記憶部1400に記憶する(ステップS122)。そして、ワイヤレス入力部1800が収納されていないことから、ワイヤレス入力部1800に対して、報知信号を送信する(ステップS124)。
ここで、報知信号は、ワイヤレス入力部1800に対して、所在を示すための報知動作を行わせる信号である。ワイヤレス入力部1800は、報知信号を受信するとタッチパネル1820に収納を促す表示を行ったり、所在報知部1840により所在報知動作(例えば、警告ランプを点灯したり、警告音を出力したり、振動動作を行ったりする動作)を行うこととなる。これにより、ワイヤレス入力部1800を利用していた利用者や、ワイヤレス入力部1800の近傍にいる第三者に対して、収納を促すことができる。
続いて、再度ワイヤレス入力部1800が収納された否かを判定する(ステップS126)。ここで、ワイヤレス入力部1800が収納された場合には、本体の操作部1700から操作入力を受け付ける(ステップS126;Yes→ステップS130)。
他方、ワイヤレス入力部1800が収納されていない場合(ステップS126;No)、本体の操作部から操作入力を受け付ける旨を表示部1600に表示し(ステップS128)、本体の操作部から操作入力を受け付ける(ステップS130)。なお、ステップS128において、ワイヤレス入力部1800(タッチパネル1820)に併せてその旨を表示することとしても良い。
[4.実施例]
続いて、実施例について図を用いて説明する。図5は、画像形成装置100の外観図(斜視図)であり、操作パネル(表示部1600及び操作部1700)と、その下部に設けられた収納部にワイヤレス入力部1800を収納した状態を示した図である。また、収納部には、検出部1900が設けてあり、ワイヤレス入力部1800が収納されているか否を検出することができる。
ワイヤレス入力部1800が、操作パネルの下部の収納部に収納されると、画像形成装置100に設けられた検出部1900により、収納状態が検出される。この状態においては、利用者は、操作部1700により操作入力をすることができる。
なお、図5では、ワイヤレス入力部1800は収納部に収納されているので、ワイヤレス入力部1800からの入力は出来ない状態となっている。
図6は、ワイヤレス入力部1800を、画像形成装置100の収納部から外し、入力可能な状態を示した図である。
ワイヤレス入力部1800を使用することで、画像形成装置100の前を占有して使用すること無く、さらに必要な資料を近くのデスク等に置いてその前でキー入力することが出来非常に使い勝手が良くなる。また、ワイヤレス入力部1800を利用することにより、操作部1700に比べて、より利便性の高い入力を行うことが出来る。
図7は、ワイヤレス入力部1800について示した図である。ワイヤレス入力部1800は、タッチパネル1820に、タッチパネルを利用したキーボードを表示画面W200として表示している。また、所在報知部1840として、ランプが設けてあり、報知信号を受信すると、ランプが点灯/点滅したり、スピーカ(不図示)より警告音/音声が出力されたりする。
しかし、ワイヤレス入力部1800を利用者が使ったまま、元に戻さず放置した場合、次の利用者が探さなくてはならないといった問題点を生ずる。そこで、持ち出された状態で所定時間、ワイヤレス入力部1800より操作入力がない場合、操作を継続するか確認を求め、さらに相当時間たっても応答がない時は戻し忘れであると判定し、周囲の第三者にもわかるように報知を行い、ワイヤレス入力部1800が放置状態に陥ることを未然に防ぐ。
図8は、ワイヤレス入力部1800が画像形成装置100から外された状態における画像形成装置100の本体部における表示部1600の表示画面W100の一例を示した図である。メッセージM100として「キーボード持ち出し中のためキーボード入力が優先されます」と表示されており、利用者に現在ワイヤレス入力部1800の入力が有効であること、すなわち操作部1700の入力操作ができないことを示している(図4のステップS104)。
図9は、図4のステップS114において、ワイヤレス入力部1800(タッチパネル1820)において表示される表示画面W210の一例を示した図である。メッセージM210として、「キーボード操作を継続しますか?」という内容が表示されている。
図10は、図4のステップS124において、ワイヤレス入力部1800が報知信号を受信した場合におけるタッチパネル1820において表示される表示画面W220の一例を示した図である。表示画面W220には、メッセージM220「キーボードを戻し忘れています!」というメッセージとともに、所在報知部1840のランプが点滅等することにより、ワイヤレス入力部1800の所在を利用者や、第三者に報知している。
図11は、図4のステップS128において、表示部1600において表示される表示画面W110の一例を示した図である。メッセージM110として、「本体キー入力受け付けます」「いずれかのキーを押して下さい」と表示されている。
このようなメッセージが表示部1600や、タッチパネル1820に表示されることにより、画像形成装置に設けられた操作部と、ワイヤレスで接続されたワイヤレス入力部と、2つの操作入力が可能な機能部を有する場合であっても、利用者や第三者にとって利便性の高い画像形成装置を提供することが可能となる。
また、未使用状態であっても検討中のためにキー操作が止まっている場合もあるため、操作を継続するかどうかを尋ね、これに対しても相当期間返答がない場合をもって放置状態にあると判定することで検討や思案中による保留状態と区別することができる。
さらに、ワイヤレス入力部を、収納部に収納し忘れたりした場合であっても、所定時間経過後にワイヤレス入力部の所在を利用者に報知したり、本体の操作部にて操作出来るように切り替えることにより、より利便性の高い画像形成装置を提供することが可能である。
また、ワイヤレス入力部が戻し忘れの状態であると判定されたならば、ワイヤレス入力部が収納部に戻っていなくても、本体側の操作部を受け付ける制御に切り替え、それを本体の表示部に表示することで、ワイヤレス入力部が戻っていなくても本体側で操作入力ができることがわかり、利便性が向上する。
また、ワイヤレス操作部が戻し忘れの状態であると判定された場合、ワイヤレス入力部の所在を示す表示と、ワイヤレス入力部を本体に戻すように促すメッセージ表示を行うことで、所在の表示に気づいた第三者がメッセージを読んで本体収納部へ戻すことができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態において、ワイヤレス入力部1800が、収納部に収納されることとして説明したが、所定位置にあることを検出部1900が検出してもよい。
例えば、画像形成装置100の上面に載っていたり、画像形成装置100の脇に置かれていたり等、きわめて近い位置にあれば良いとすることもできる。すなわち、ワイヤレス入力部1800が紛失したり、第三者が見失ったりするといったことを防止できる位置にあればよく、この場合収納部を画像形成装置100に設ける必要がなくなる。
100 画像形成装置
1 露光ユニット
2 現像器
3 感光体ドラム
4 クリーナユニット
5 帯電器
6 中間転写ベルトユニット
7 定着ユニット
10 転写ローラ
11a,11b ピックアップローラ
13 レジストローラ
61 中間転写ベルト
62 中間転写ベルト駆動ローラ
63 中間転写ベルト従動ローラ
64 中間転写ローラ
65 中間転写ベルトクリーニングユニット
81 給紙カセット
82 給紙カセット
91 排紙トレイ
92 原稿載置台
110 装置本体
120 原稿処理装置
1000 制御部
1100 画像入力部
1200 画像形成部
1300 画像メモリ
1400 記憶部
1450 判定時間テーブル
1500 通信部
1600 表示部
1700 操作部
1800 ワイヤレス入力部
1820 タッチパネル
1840 所在報知部
1900 検出部

Claims (6)

  1. 操作部と、無線により接続可能なワイヤレス入力部と、前記ワイヤレス入力部を収納する収納部とを有する画像形成装置において、
    前記ワイヤレス入力部が収納部に収納されているか否かを検出する検出部と、
    前記ワイヤレス入力部が未使用状態である時間を計時する計時部と、
    前記検出部により、前記ワイヤレス入力部が前記収納部に収納されていないと検出され、かつ、前記計時部により計時されている時間が所定の判定時間を経過した場合には、前記ワイヤレス入力部に報知信号を出力する報知信号出力部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ワイヤレス入力部は、メッセージを表示するワイヤレス表示部を有しており、
    前記報知信号出力部は、前記計時部により計時されている時間が第1の判定時間を超えた場合に、前記ワイヤレス表示部に、前記ワイヤレス入力部からの入力を継続するか否かを利用者に確認するためのメッセージを報知信号に含めて出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ワイヤレス入力部は、音、光、振動の少なくとも一つの手段により所在を報知するための所在報知部を備え、
    前記報知信号出力部は、前記計時部により計時されている時間が第1の判定時間より長い第2の判定時間を超えた場合に、前記所在報知部が前記ワイヤレス入力部の所在を報知する動作を行うための信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部は、前記検出部により、前記ワイヤレス入力部が前記収納部に収納されていると検出されている場合に、操作入力が可能であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記計時部により計時されている時間が第2の判定時間を超え、前記報知信号出力部が、前記所在報知部に前記ワイヤレス入力部の所在を報知する動作を行うための信号を出力した場合には、前記ワイヤレス入力部の収納状態に関わらず、前記操作部は操作入力可能であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 操作部と、無線により接続可能なワイヤレス入力部と、前記ワイヤレス入力部を収納する収納部とを有する画像形成装置において実行されるプログラムであって、
    前記ワイヤレス入力部が収納部に収納されているか否かを検出する検出ステップと、
    前記ワイヤレス入力部が未使用状態である時間を計時する計時ステップと、
    前記検出ステップにより、前記ワイヤレス入力部が前記収納部に収納されていないと検出され、かつ、前記計時ステップにより計時されている時間が所定の判定時間を経過した場合には、前記ワイヤレス入力部に報知信号を出力する報知信号出力ステップと、
    を実現させるためのプログラム。
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