JP2017228924A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内空間部に排紙部を設けた画像形成装置において、排紙された用紙の取り残しを防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】イメージスキャナ300と、プリンタ部200と、イメージスキャナ300とプリンタ部200との間の装置内空間部500に設けられた排紙部50と、排紙部50の一部を覆うように装置本体の前面に設けられた操作パネル500と、排紙部50に用紙Sが排紙された際、用紙Sが排紙されたことをユーザに報知する報知部を備え、報知部は、操作パネル500に、排紙部50に画像が形成された用紙Sが排紙されましたという表示600を表示させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像読取部と画像形成部との間の装置内空間部と、該装置内空間部に設けられた排紙部とを有し、排紙部の前面に操作パネルが設けられた画像形成装置、及び該画像形成装置を用いた画像形成方法に関する。
近年、画像形成装置は、オフィス環境における省スペース化の要請に伴い、平面サイズをコンパクトにした縦型に設計され、排紙トレイを装置本体の側面に設けないで装置本体の平面サイズ内に設けた装置が主流となっている。
このような画像形成装置では、画像形成部の上部に平面図上矩形の画像読取部が配置され、該画像読取部を奥側辺及び右側辺で片持ち支持することによって画像形成部と画像読取部との間に装置内空間部を設け、該装置内空間部に排紙トレイが形成されている。また、操作パネルとしての、例えば、液晶ディスプレイは、装置内空間部の一部を覆うように装置本体の前面に配置されており、排紙トレイ上に排紙された用紙の視認性を確保するために、なるべく小さいタイプの操作パネルが適用されていた。
一方、近年の画像形成装置は、構造が複雑化し、かつ機能が多様化しており、これに対応して操作パネルが大型化し、液晶ディスプレイとして、例えば、ワイドサイズのものを適用してユーザービリティの向上が図られている。特に、一般消費者向け及びオフィス向けの装置では、ワイドサイズの液晶ディスプレイが適用される傾向が強くなっている。
また、最近では、ユニバーサルデザイン対応の画像形成装置として、装置本体の前面に設けられた操作パネルの取付け角度を自由に変更することができるチルト式の操作パネルを備えた画像形成装置が提供されている(特許文献1)。この画像形成装置によれば、装置本体の前面に立った姿勢で、及び又は、身障者のように車椅子に座った姿勢でも容易に操作できるという利点がある。
特開2013−38690号公報
しかしながら、装置内空間部の前面にワイドサイズの操作パネルを取り付けると、装置内空間部が覆い隠されるために排紙部に排紙された用紙の視認性が低下するという問題が発生する。排紙用紙の視認性が低下すると、ユーザは、用紙が排紙されていることに気がつかなかったり、用紙が取り出しにくくなるために用紙の取り残しが発生する原因にもなる。また、上記従来装置では、ユーザは、しゃがんで装置内空間内を覗き込み、排紙状況を確認しながら用紙の取り出し操作を行う必要があった。このため、特に、搬送方向の長さが短い小サイズの用紙が排紙された場合は、用紙取出し操作が煩雑となり、必ずしも操作性が良い装置とは言えなかった。
一方、排紙部に排紙された用紙の視認性を確保するために、操作パネルを装置本体の右側に配置すると、装置本体から出張った操作パネルにユーザがぶつかったり、ジャム処理時に必要な空間部を確保できなくなるなど、新たな問題が発生することにもなる。
本発明は、装置内空間部に排紙部を設けた画像形成装置において、排紙された用紙の取り残しを防止することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置は、画像読取部と、画像形成部と、前記画像読取部と前記画像形成部との間の装置内空間部に設けられた排紙部と、前記排紙部の一部を覆うように装置本体の前面に設けられた操作パネルと、前記排紙部に用紙が排紙された際、用紙が排紙されたことを報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、排紙部に用紙が排紙された際、ユーザに用紙が排紙されたことを報知する報知手段を設けたので、ユーザによる用紙の取り残しを防止することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の斜視図である。 図1の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置の操作パネルを示す図である。 図1の画像形成装置で実行されるコピー処理の手順を示すフローチャートである。 画像が形成された用紙Sが排紙部50に排紙される状態を示す斜視図である。 操作パネルに表示されたメッセージを示す図である。 操作パネルを制御するための制御構成を示すブロック図である。 操作パネルと手差し給紙トレイとの位置関係を示す図である。 操作パネルとジャム処理用の扉との位置関係を示す図である。 操作パネルと画像形成装置に隣接する空間部との位置関係を示す図である。 第2の実施の形態に係る画像形成装置で実行されるコピー処理の手順を示すフローチャートである。 操作パネルに表示されたランプ点灯表示を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る画像形成装置の斜視図、図2は、図1の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
図1において、画像形成装置100は、画像形成部としてのプリンタ部200と、該プリンタ部200の上部に配置された画像読取部としてのイメージスキャナ300と、該イメージスキャナ300の前面に設けられた操作パネル500を備えている。イメージスキャナ300は、平面図上矩形を呈しており、図1中、イメージスキャナ300の向かって右側と奥側の2辺に沿った支持部によってプリンタ部200上に片持ち支持されている。イメージスキャナ300の向かって左側と、前面側の下方は開放されており、イメージスキャナ300とプリンタ部200との間は空間部となっている。以下、この空間部を装置内空間部400という。装置内空間部400に、プリンタ部200の成果物である画像形成後の用紙Sを排紙するための排紙部50が形成されている。排紙部50の一部を覆うように装置本体の前面に操作パネル500が配置されている。
図2において、画像形成装置100は、4ドラムフルカラー方式の画像形成装置である。画像形成装置100のプリンタ部200は、画像形成部10と、転写部13と、転写部13へ用紙Sを給送する用紙給送部20と、用紙Sに転写された画像を定着させる定着部30と、定着後の用紙Sを排紙部50に排紙する排紙搬送部40とを備えている。
画像形成部10は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10Kを着脱自在に備えている。プロセスカートリッジ10Y〜10Kは、感光体ドラム11Y〜11K、感光体ドラム11Y〜11Kに所定の電圧を印加して帯電させる帯電装置(図示省略)、帯電後の感光体ドラム11Y〜11K上に潜像を形成するレーザスキャナ12Y〜12Kを備えている。
プロセスカートリッジ10Y〜10Kは、また、感光体ドラム11Y〜11K上に形成された潜像にトナーを供給して現像する現像装置(図示省略)、及び感光体ドラム11Y〜11K上に残留するトナーをそれぞれ回収するクリーナ(図示省略)を備えている。
画像形成部10の上部には、中間転写ユニット13が設けられている。すなわち、画像形成部10の上部には、プロセスカートリッジ10Y〜10Kの感光体ドラム11Y〜11Kとそれぞれ摺接するように回転する中間転写ベルト13aが配置されている。中間転写ベルト13aは、駆動ローラ13b、テンションローラ13c、アイドラローラ13e及び13fによって回動自在に張架されている。中間転写ベルト13aは、フィルム状の部材で構成されており、駆動ローラ13bの駆動力により図2中、矢印方向に回転する。
中間転写ベルト13aを介して感光体ドラム11Y〜11Kとそれぞれ当接するように1次転写ローラ13dY、13dM、13dC、13dKが配置されている。1次転写ローラ13dY〜13dKと感光体ドラム11Y〜11Kとの当接部が1次転写部となる。1次転写部の1次転写ローラ13dY〜13dKにそれぞれ所定の転写バイアスが印加されることにより、感光体ドラム11Y〜11K上の各色のトナー画像が順次中間転写ベルト13aに多重転写され、フルカラーのトナー画像を形成する。
また、中間転写ベルト13aを介して駆動ローラ13bと対向するように2次転写外ローラ24が配置されている。駆動ローラ13bと2次転写外ローラ24との当接部が2次転写部Teとなる。中間転写ベルト13aに転写されたトナー画像は、2次転写部Teの2次転写外ローラ24に所定の転写バイアスが印加されることにより、該2次転写部Teまで搬送された用紙Sに転写される。
中間転写ユニット13の上方には、フレッシュトナーを貯蔵するトナー貯蔵部TY,TM、TC、TKが配置されている。トナー貯蔵部TY、TM、TC、TKは、それぞれ対応するプロセスカートリッジ10Y〜10Kの現像装置に対応するフレッシュトナーを供給する。
画像形成部10の下方には、用紙給送部20の給紙カセット21が配置されている。給紙カセット21の上部にピックアップローラ22が設けられており、ピックアップローラ22から2次転写部Teを経て定着部30に到る用紙搬送路23が設けられている。定着部30の下流側に排紙搬送部40が設けられている。排紙搬送部40は、排紙路44、排紙ローラ対41、両面反転路42、及び反転ローラ対43を備えている。定着部30で転写画像が定着された用紙Sは、排紙搬送部40によって搬送され、装置内空間部400に設けられた排紙部50に排紙される。
図3は、図1の画像形成装置100に設けられた操作パネルを示す図である。図3において、操作パネル500には、メインメニューとして、コピー、スキャンして送信、ファックス、スキャンして保存、ウェブブラウザ、セキュアプリント等のボタンが表示されている。ユーザは、これらのボタンを用いて所望の動作を選択する。例えば、コピーを選択した場合、ユーザは、続いて操作パネル500を用いて複写枚数、拡大、縮小、濃度、両面/片面、カラー/白黒、給紙するカセット、及び用紙サイズ等の選択を行う。各種選択を行った後、ユーザがスタートボタンを押下すると、所定の画像形成動作が開始される。
次に、このような構成の画像形成装置100の動作について説明する。
ユーザが、イメージスキャナ300に原稿をセットし、操作パネル500を用いて複写するモードを入力してスタートボタンを押すと、イメージスキャナ300は、原稿画像を読み取り、読み取った画像情報を制御装置(図示省略)に送信する。
プリンタ部200の画像形成部10における帯電装置(図示省略)は、感光体ドラム11Y〜11Kの表面をそれぞれ所定の極性・電位に一様に帯電させる。その後、レーザスキャナ12Y〜12Kが、制御装置に保存された画像情報に基づいてレーザ光を出射し、対応する感光体ドラム11Y〜11K上を走査して当該感光体ドラム11Y〜11K上にそれぞれ静電潜像を形成する。この後、フレッシュトナー貯蔵部TY〜TKからそれぞれフレッシュトナーが供給された現像装置(図示省略)が、対応する感光体ドラム11Y〜11K上の静電潜像にトナーを供給して可視化し、トナー画像を形成する。
感光体ドラム11Y〜11K上に形成されたトナー画像は、当該感光体ドラム11Y〜11Kの回転に伴って1次転写部まで移動し、1次転写ローラ13dY〜13dKに印加された1次転写バイアスによって中間転写ベルト13aに転写される。中間転写ベルト13aに転写され、重ね合された各色のトナー画像は、フルカラーのトナー画像となる。
一方、このような画像形成動作と並行して、給紙カセット21からピックアップローラ22によって用紙Sが取り出され、用紙搬送路23を経て搬送される。用紙Sは、用紙搬送路23に設けられた図示省略したレジストレーションローラによって斜行補正された後、中間転写ベルト13a上のトナー画像とタイミングを合わせるように、2次転写部Teまで搬送される。
用紙Sが2次転写部Teまで搬送された後、2次転写外ローラ24に2次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト13a上のトナー画像が用紙Sに転写される。トナー画像が転写された用紙Sは、駆動ローラ13bの駆動力によって搬送され、定着部30としての定着装置に搬入される。
定着装置に搬入された用紙Sに対し、熱と圧力が加えられ、各色のトナーが溶融してカラー画像が用紙Sに定着される。カラー画像が定着された用紙Sは、排紙搬送部40に送られ、排紙路44を経て排紙ローラ対41によって排出され、例えば、トナー画像面を下にして排紙部50に排紙される。
図4は、図1の画像形成装置100で実行されるコピー処理の手順を示すフローチャートである。このコピー処理は、画像形成装置100のCPUがROMに格納されたコピー処理プログラムに従って実行する。
図4において、CPU701は、先ず、操作パネル500を用いてユーザによってコピーモードが設定されたことを確認し(ステップS401)、その後、スタートボタンが押下されたことを確認する(ステップS402)。次いで、CPU701は、ユーザの設定に基づいて画像形成動作を実行させ、画像が形成された用紙Sを排紙部50に排出する(ステップS403)。次いで、CPU701は、全ての画像形成処理が終了したか否か判定し、画像形成処理が終了するまで画像形成動作を継続する(ステップS404)。
図5は、画像が形成された用紙Sが排紙部50に排紙される状態を示す斜視図である。図5において、画像が形成された用紙Sがイメージスキャナ300とプリンタ部200との間の装置内空間部400に設けられた排紙部50に排紙されている。
ところで、操作パネル500のアイコンやテンキーをタッチする場合の操作性を向上させるために操作パネル自体を大きくすると、操作パネル500が排紙部50を覆う面積が広くなるために、用紙Sに対するユーザの視認性が低下する。このため、ユーザは、しゃがみ込んで排紙部50内を覗き込まないと用紙Sが排紙されたことに気が付かない場合がある。特に、搬送方向に沿った長さが短い、例えば、B5サイズの用紙Sが排紙された場合に、ユーザが用紙Sが排紙されたことに気が付かないことが多くなる。
そこで、本実施の形態では、一連の画像形成動作が終了し、排紙部50に画像が形成された用紙Sが排紙された場合は、ユーザに対し、用紙Sが排紙された旨の報知を行う。すなわち、ステップS404における判定の結果、画像形成処理が終了した場合(ステップS404で「YES」)、CPU701は、用紙Sが排紙部50に排紙された旨をユーザに報知するためのメッセージを操作パネル500に表示する(ステップS405)。
図6は、操作パネル500に表示されたメッセージを示す図である。図6おいて、操作パネル500の下部にトナーボトルの交換や、アラーム表示をする場所があり、用紙Sが排紙された時はこの部分に、例えば、「用紙が排紙されました」というメッセージ表示600が表示される。
通常、画像形成装置の用紙搬送路には所定の時間に所定位置に用紙Sが到達したことを検出するためのセンサが設けられており、このセンサを利用することによって用紙Sの長さを検出することもできる。従って、操作パネル500の陰になり、視認性が低下する所定サイズ以下の小サイズの用紙Sが排紙される場合だけ、上記メッセージを表示するようにしてもよい。所定サイズ以下の小サイズの用紙としては、例えば、B5用紙が挙げられる。また、A4サイズの用紙が、長手方向が排紙方向と直交するようにA4Rとして排紙される場合に、上記メッセージが表示されるようにすることもできる。
図7は、操作パネル500を制御するための制御構成を示すブロック図である。図7において、操作パネル500を制御するCPU701は、操作パネル500、画像形成部10、並びにROM702及びRAM703とそれぞれ接続されている。CPU701は、ROM702に格納されたプログラムに基づいてコピー処理を実行させる。このとき、CPU701は、操作パネル500からの入力信号に基づいて画像形成部10を制御して画像形成動作を実行させ、画像形成処理が終了した後、操作パネル500に用紙Sを排紙した旨のメッセージを表示する。
図4に戻り、操作パネル500に用紙Sを排紙した旨のメッセージを表示した後、CPU701は、ユーザが操作パネルを操作して新たな指示をしたか否か判定する(ステップS406)。ステップS406の判定の結果、ユーザによって操作パネル500が操作されなかった場合(ステップS406で「NO」)、CPU701は、メッセージ表示後、所定時間、例えば60秒が経過したか否か判定する(ステップS407)。ステップS407の判定の結果、所定時間が経過していた場合(ステップS407で「YES」)、CPU701は、操作パネル500の表示を消去し(ステップS408)、本コピー処理を終了する。
一方、ステップS406の判定の結果、ユーザによって操作パネル500が操作され、新たな指示がなされた場合(ステップS406で「YES」)、CPU701は、処理をステップS408に進め、操作パネル500の用紙排紙表示を消去する。また、ステップS407の判定の結果、メッセージ表示600を表示した後、所定時間が経過していなかった場合(ステップS407で「NO」)、CPU701は、処理をステップS405に戻し、排紙部50に用紙Sが排紙された旨のメッセージを表示し続ける。
図4の処理によれば、一連の画像形成処理が終了した後(ステップS404)、排紙部50に画像が形成された用紙Sが排紙された旨のメッセージ表示600を操作パネル500に表示してユーザに用紙Sの取出しを喚起する(ステップS405)。これによって、ユーザは、装置内空間部400に設けられた排紙部50が操作パネル500によってその一部が覆われていたとしても、画像が形成された用紙Sを取り出すことができ、取り残しを防止することができる。
本実施の形態において、ユーザが次のコピー動作を支持するために操作パネル500を操作した場合(ステップS406で「YES」)、CPU701は、メッセージの表示を取り消す。この場合は、ユーザは、用紙Sが排紙された旨のメッセージ表示600を確認した後、当該その後の操作を行ったと考えられるから、メッセージ表示600を消去しても問題にならない。また、メッセージ表示後、所定時間、例えば60秒が経過した場合(ステップS407で「YES」)、CPU701は、メッセージ表示600を消去する。所定時間が経過すれば、ユーザは、用紙Sが排紙された旨のメッセージ表示600を確認したと考えられるから、メッセージ表示を消去しても問題にならない。
本実施の形態において、一連の画像形成動作が終了した場合に、ユーザに対し、用紙Sが排紙された旨の報知を行うようにしたが、画像が形成された用紙Sが排紙部50に排紙される度に、用紙Sが排紙された旨の報知を行うように設定することもできる。
本実施の形態において、用紙Sが排紙された旨のメッセージ表示600を操作パネル500に表示した後、ユーザが用紙Sを取り除いた場合、CPU701は、用紙Sが排紙された旨のメッセージ表示600を消去することが好ましい。これによって、無用な表示が引き続いて表示されることを防止することができる。
本実施の形態において、操作パネル500を水平方向に移動自在の構成とすることが好ましい。これによって、用紙Sを排紙部50から取り出す場合は、操作パネル500を図1中右側に移動させることによって、用紙の取出しが容易になる。この場合、操作パネル500右側部が画像形成装置100の右側面からはみ出してもよい。また、装置本体の右側面に設けられた手差し給紙トレイ又はジャム処理用の扉にアクセスする場合は、操作パネル500を図1中左側に移動させることによって、操作性を確保することができる。この場合、操作パネル500の右側部は画像形成装置100の右側面からはみ出さない位置になる。
図8A、図8B及び図8Cは、それぞれ本実施の形態における変形例を示す図であり、図8Aは、操作パネル500と手差し給紙トレイ801との位置関係を示す図、図8Bは、操作パネル500とジャム処理用の扉802との位置関係を示す図である。また、図8Cは、操作パネル500と画像形成装置100に隣接する装置本体近傍の空間部803との位置関係を示す図である。
操作パネル500は、図8Aの(a)に示すデフォルト位置から右方向に、例えば90mm平行移動することが可能に構成されている。図8Aの(a)、図8Bの(c)、図8Cの(e)は、それぞれ操作パネル500がデフォルト位置にある状態を示し、図8Aの(b)、図8Bの(d)、図8Cの(f)は、それぞれ操作パネル500を図中、右側に移動させた状態を示す。
図8Aの(a)、(b)に示すように、手差し給紙トレイ801に用紙Sをセットする場合は、操作パネル500が右側にあると操作用の空間が狭くなって用紙Sをセットしにくくなる。従って、この場合は、操作パネル500は左側にあったほうがよいことが分かる。また、図8Bの(c)、(d)に示すように、装置本体の右側に設けられたジャム処理用の扉802を開いてジャム紙を取り除く場合も、操作パネル500が右側にあるとジャム処理用の扉802の把手がつかみにくくなる。従って、この場合は、操作パネル500は左側にあったほうがよいことが分かる。さらに、図8Cの(e)、(f)に示すように、画像形成装置100の右側に、例えば、ユーザが通過するための通路用の装置本体近傍の空間部803を確保したい場合は、操作パネル500が右側にあると、通行の邪魔になる場合がある。従って、この場合は、操作パネル500は左側に移動させておくことが好ましい。
一方、操作パネル500が左側にあると、装置内空間部400に設けられた排紙部50の排出口部分が当該操作パネル500で覆われるので、排紙された用紙Sは、ユーザによって確認されにくくなる。従って、通常の画像形成処理が実行される場合は、操作パネル500は、右側に移動させておくことが好ましい。操作パネル500が右側にあれば、当該操作パネル500によって覆われる排紙部50の領域が狭くなる。従って、特に、搬送方向の長さが短い小サイズの用紙Sが排紙された場合であっても、ユーザは、しゃがみ込むことなく用紙Sを目視で確認することができ、取り残しを防止することができる。
本実施の形態において、操作パネル500は、イメージスキャナ300の前面に対し、操作面の角度を変更可能にその1辺で枢着されていることが好ましい。これによって、ユーザは、必要に応じて操作面の角度を変更することができるので、操作性が向上する。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態に係る画像形成装置のハード構成は、図1の画像形成装置100と同様である。
図9は、第2の実施の形態に係る画像形成装置で実行されるコピー処理の手順を示すフローチャートである。このコピー処理は、画像形成装置100のCPU701がROM702に格納されたコピー処理プログラムに従って実行する。以下、図9の処理について、図4の処理との相違点を中心に説明する。
図9において、図4の処理と異なる点は、画像形成処理が終了した後(ステップS404、S409)、図4の処理では、操作パネル500に用紙Sを排紙した旨のメッセージを表示したが、本実施の形態では、操作パネル500にランプを点灯表示する。すなわち、ステップS904の判定の結果、画像形成処理が終了した場合(ステップS904で「YES」)、CPU701は、操作パネル500にランプを点灯させることによって、ユーザに対し、排紙部50に用紙Sが排紙されたことを報知する。
図10は、操作パネル500に表示されたランプ点灯表示を示す図である。図10おいて、操作パネル500の下側の枠体部に、複数、例えば、3つのランプ700が設けられており、排紙部50に用紙Sが排出された時は、3つのランプ700が点灯表示される。これによって、ユーザは、排紙部50に、画像が形成された用紙Sが排紙されたことを確認することができる。
また、本実施の形態においては、用紙Sが排紙された旨の表示、すなわちランプ700が点灯された後、所定時間、例えば、60秒が経過した場合(ステップS907で「YES」)、CPU701は、ランプ700を消灯させる(ステップS908)。
本実施の形態によれば、一連の画像形成処理が終了した後(ステップS904)、操作パネル500にランプ700を点灯させることによって、ユーザに対し、排紙部50に画像が形成された用紙Sが排紙されたことを報知する(ステップS905)。これによって、装置内空間部400に設けられた排紙部50が操作パネル500によってその一部が覆われていたとしても、ユーザは、用紙Sが排紙されたことを感知し、当該用紙Sを取り出すことができる。従って、用紙Sの取り残しを防止することができる。
本実施の形態において、排紙部50に用紙Sが排紙された旨を報知するためのランプ700を3つとしたが、これに限定されるものではなく、ランプの数は、1つ若しくは2つ、または4つ以上であってもよい。また、ランプを点灯させた後、ランプを消灯させるための所定の経過時間は、60秒に限定されるものではなく、60秒未満、または60秒を超えるように設定してもよい。
本実施の形態において、複数のランプを同時に点灯させて排紙部50に用紙Sが排紙された旨を報知したが、複数のランプを順次点灯又は順次消灯させることによって、ユーザに対し、排紙部50に用紙Sが排紙された旨を報知することもできる。
また、本実施の形態において、排紙部50に用紙Sの有無を検知する検知機構を設け、該検知機構によって、用紙Sが取り除かれたことが検知された場合に、排紙部50に用紙Sが排紙された旨を報知する報知状態を解除するようにしてもよい。これによって、無用な報知状態が継続されることを防止することができる。
また、本実施の形態において、画像形成処理が終了し、用紙Sが排紙部50に排紙された際、操作パネル500又はそれ以外の部分から、音声を発することによって、ユーザに対し、用紙Sが排紙部50に排紙されたことを報知するようにしてもよい。この場合、音声は、単なるサインとしての機械音等の他、例えば、「排紙部に用紙Sが排紙されました」という肉声が発せられるようにしてもよい。これによっても、ユーザに対して用紙Sが排紙部50に排紙されたことを報知することができるので、用紙Sの排紙部50からの取り忘れを防止することができる。
10 画像形成部
50 排紙部(排紙トレイ)
100 画像形成装置
200 画像形成部(プリンタ部)
300 画像読取部(イメージスキャナ)
400 装置内空間部
500 操作パネル
600 メッセージ表示
700 ランプ
801 手差し給紙トレイ
802 ジャム処理用の扉
803 装置本体近傍の空間部

Claims (12)

  1. 画像読取部と、
    画像形成部と、
    前記画像読取部と前記画像形成部との間の装置内空間部に設けられた排紙部と、
    前記排紙部の一部を覆うように装置本体の前面に設けられた操作パネルと、
    前記排紙部に用紙が排紙された際、用紙が排紙されたことを報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像読取部は、奥側の辺及び左右のいずれか1辺に沿った支持部によって前記画像形成部の上部に片持ち支持されており、前記装置内空間部は、前記画像読取部の下方かつ前記画像形成部の上方に、少なくとも装置本体の前面に開放するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記報知手段は、前記排紙部に所定サイズ以下の用紙が排紙された場合に、前記用紙が排紙された旨を報知することを特徴とする請求項1又は2記載の記載の画像形成装置。
  4. 前記報知手段は、前記用紙が排紙された旨を報知した後、所定時間が経過した場合、報知状態を解除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記載の画像形成装置。
  5. 前記報知手段は、前記用紙が排紙された旨を報知した後、ユーザが、前記操作パネルを操作して次の指示を行った場合、報知状態を解除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記載の画像形成装置。
  6. 前記報知手段は、前記用紙が排紙された旨を報知した後、前記排紙部から用紙が取り除かれた場合、報知状態を解除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記載の画像形成装置。
  7. 前記報知手段は、前記排紙部に用紙が排紙された際、前記操作パネルに用紙が排紙された旨の表示を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記報知手段は、前記排紙部に用紙が排紙された際、前記操作パネルにランプを点灯させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記報知手段は、前記排紙部に用紙が排紙された際、音を発して前記排紙部に用紙が排紙された旨を報知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記操作パネルは、前記画像読取部の前面に、水平方向に移動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記操作パネルは、前記画像読取部の前面に対し、操作面の角度を変更可能に枢着されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 原稿画像を読み取る画像読取工程と、
    前記画像読取工程で読み取った画像情報を用いて画像を形成する画像形成工程と、
    前記画像形成工程で形成した画像を用紙に転写する転写工程と、
    前記画像が転写された用紙を画像読取部と画像形成部との間の装置内空間部に設けられた排紙部に排紙する排紙工程と、
    前記排紙部に用紙が排紙された際、前記排紙部の一部を覆うように装置本体の前面に設けられた操作パネルを介して用紙が排紙されたことを報知する報知工程と、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
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