JP2011083628A - 両面焼きグリル、およびバーナカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】下火バーナを保護するバーナカバーを容易に着脱可能な両面焼グリル、およびバーナカバーを提供する。
【解決手段】
バーナカバー30は、支持部材11によって下側から支持されている。バーナカバー30を回転させて取り外す場合、バーナカバー30の他端部39を上方に移動させる。バーナカバー30は、基部36を中心に回転する。被ガイド部31は、他面38が支持部材11の支持部14の上面と当接した傾倒状態となる。傾倒状態となった被ガイド部31を、第一間隙18を通して第二間隙19から抜き取る。このようにして、バーナカバー30をグリル庫から簡単に取り外すことができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、焼網に被調理物を載せて、被調理物の上下両面を同時に加熱する両面焼グリル、およびバーナカバーに関する。
従来、焼網に魚類等の被調理物を載せて、その被調理物の上下両面を同時に加熱する両面焼グリルが知られている。両面焼グリルは、グリル庫内に、魚等の被調理物を載置する焼網を設けると共に、焼網の上下にバーナを夫々配置して、上下のバーナの燃焼により被調理物の上下両面を同時に加熱する。
このような両面焼きグリルでは、被調理物から生じる油脂や食片等が、焼網の下側に位置する下火バーナに落下すると、発火や油煙の発生のおそれや、炎孔の閉塞等のおそれがある。そこで、下火バーナと焼網との間に、炎孔部の上方を非接触で覆うカバー板をグリル庫に着脱可能に設置した両面焼グリルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種両面焼きグリルでは、グリル筐体内に設けた仕切り板の突起部と、カバー板の切欠部とを係合することにより、カバー板がグリル庫に着脱可能に装着される。この両面焼きグリルでは、下部加熱用バーナの上方にカバー板が設けられているので、油脂や食片等が下部加熱用バーナへ落下することを防止できる。また、カバー板は、グリル庫から着脱可能であるので、カバー板を定期的に取り外して掃除をすることができる。
特開2001−000338号公報
しかしながら、特許文献1に記載の両面焼きグリルでは、カバー板をグリル庫内に装着する際には、使用者は、狭いグリル庫内で、仕切り板の突起部とカバー板の切欠部とを係合させなくてはならない。そのため、カバーを取り付ける際の作業性が悪いうえに、取り付けの間違いが生じやすいという問題点がある。その結果、カバー板の掃除が怠りがちになり、カバー板に付着した油脂分や食片等が熱せられ、カバー板から火炎や油煙が生じることが懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、下火バーナを保護するバーナカバーを容易に着脱可能な両面焼グリル、およびバーナカバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の両面焼きグリルは、上壁、底壁、背壁、および左右の両側壁を備えるグリル庫と、前記グリル庫内に出し入れ可能に配置され、被調理物が載置される焼網と、前記グリル庫内において、前記焼網の上方に設けられた上火バーナと、前記グリル庫内において、前記焼網よりも下方で、かつ前記左右の両側壁に各々設けられ、前記グリル庫の前後方向に延設された下火バーナと、前記下火バーナの延設方向と同方向に延設され、かつ前記下火バーナを上方から覆うための板状のバーナカバーと、前記左右の両側壁に各々設けられ、前記下火バーナの上方において前記バーナカバーを載置して支持する支持部材とを備えた両面焼きグリルであって、前記バーナカバーは、前記側壁側から前記グリル庫の左右方向の中央側に向けて延設された板状の延設部と、前記延設部の前記側壁側の一端部から上方に延設された板状の垂直部とを備え、前記左右の両側壁には、前記垂直部の前記側壁側に向けられた外面とは反対側の内面に対向する対向部が各々設けられ、前記対向部の下端部と、前記支持部材の前記バーナカバーを載置する載置面との間には隙間が設けられ、前記延設部は、前記側壁側から前記隙間を通して前記グリル庫の前記中央側に延設されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の両面焼きグリルは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記対向部は、前記側壁に対して、前記垂直部の上下方向長さよりも長い離間距離をおいて対向し、前記バーナカバーの前記延設部を上方に移動させ、前記バーナカバーを前記垂直部と前記延設部とが交わる角部を基点に回転させることにより、前記垂直部が前記対向部と対向する起立状態から、前記垂直部が前記対向部から離間して傾倒する傾倒状態となり、前記傾倒状態の前記垂直部を、前記隙間から前記グリル庫の前記中央側に引き出すことにより、前記バーナカバーが前記対向部から取り外されることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の両面焼きグリルは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記支持部材は、前記延設部の下面に当接して前記バーナカバーを下方から支持し、前記支持部材の前記載置面には、下方に窪んだ凹部が設けられ、前記延設部の前記下面には、下方に突出し、前記凹部に嵌まる凸部が設けられている。
また、請求項4に係る発明の両面焼きグリルは、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記凹部は半球状に窪んで形成され、前記凸部は半球状に突出して形成されている。
また、請求項5に係る発明の両面焼きグリルは、請求項1から4の何れかに記載の発明の構成に加え、前記対向部は、板状に形成され、前記下火バーナの前記延設方向と同方向に延設されている。
また、請求項6に係る発明の両面焼きグリルは、請求項1から5の何れかに記載の発明の構成に加え、前記支持部材は、前記載置面を有する板状に形成され、前記グリル庫を前方から見た場合に、前記側壁側から前記グリル庫の前記左右方向の中央側に向けて斜め下方に傾斜している。
また、請求項7に係る発明のバーナカバーは、請求項1から6の何れかに記載の両面焼きグリルに装着されるバーナカバーであって、前記延設部と、前記垂直部とを備えている。
請求項1に係る両面焼きグリルでは、バーナカバーが支持部材によって下火バーナの上方において支持されている。対向部は、バーナカバーの垂直部の内面に対向している。バーナカバーをグリル庫から取り外す際は、バーナカバーを垂直部と延設部とが交わる角部を基点に回転させながら、対向部の下端部と支持部材の載置面との間の隙間から垂直部をグリル庫の中央側に向けて引き出す。故に、バーナカバーを対向部から容易に取り外すことができる。バーナカバーをグリル庫に取り付ける場合は、取り外す作業と反対の作業を行えばよい。つまり、バーナカバーの垂直部を、対向部の下端部と支持部材の載置面との間の隙間から挿入し、バーナカバーを前記角部を基点に逆方向に回転させ、支持部材の載置面に載置すれば、バーナカバーの取り付けを容易に行うことができる。
また、請求項2に係る両面焼きグリルでは、対向部は、側壁に対して、垂直部の上下方向長さよりも長い離間距離をおいて対向している。故に、バーナカバーの延設部を上方に移動させ、バーナカバーを垂直部と延設部とが交わる角部を基点に回転させることができる。
また、請求項3に係る両面焼きグリルでは、バーナカバーの延設部の下面に設けられた凸部が、支持部材の載置面に設けられた凹部に嵌ることによって、支持部材に対するバーナカバーの位置決めができる。
また、請求項4に係る両面焼きグリルでは、請求項3に記載の発明の効果に加え、バーナカバーが前記角部を基点に回転する際に、凹部は凸部を、自身の上面に沿って上方に案内することができる。よって、バーナカバーの基点を中心とした回転が補助される。バーナカバーの回転が補助されることによって、バーナカバーを取り外す際の作業性を向上させることができる。
また、請求項5に係る両面焼きグリルでは、請求項1から4の何れかに記載の発明の効果に加え、板状の対向部が下火バーナの延設方向と同方向に延設されている。故に、対向部は、バーナカバーをグリル庫内に出し入れする際に、バーナカバーの垂直部をグリル庫の前後方向にガイドできる。従って、バーナカバーを対向部に沿ってグリル庫の前方に引き出しつつ、角部を中心に回転させることによって、傾倒状態の垂直部を、対向部の下端部と支持部材の載置面との間の隙間からグリル庫の中央側に引き出すことができる。グリル庫内に手を入れなくてよいので油で手が汚れない。さらに、バーナカバーを引き出しつつ対向部から垂直部を取り外すことができるので、バーナカバーの取り外しの作業性をさらに向上できる。
また、請求項6に係る両面焼きグリルでは、請求項1から5の何れかに記載の発明の効果に加え、支持部材は、グリル庫の左右方向の中央側に向けて斜め下方に傾斜している。故に、支持部材に載置されたバーナカバーの上面に落下した油をグリル庫内に落下させることができる。バーナカバーの上面に油が溜まるのを防止できる。
また、請求項7に係るバーナカバーでは、請求項1から6の何れかに記載の発明の効果に加え、請求項1から6の何れかに記載の両面焼きグリルに装着されるものであって、延設部と、垂直部とを備えているので、請求項1から6に記載の効果を得ることができる。
ビルトインコンロ100の斜視図である。 両面焼きグリル1の正面から見た断面図である。 両面焼きグリル1の側面から見た断面図である。 図2におけるガイド支持機構10及びバーナカバー30の拡大図である。 支持部材11の斜視図である。 ガイド部材20の斜視図である。 掻出部材90の斜視図である。 ガイド支持機構10の分解斜視図である。 バーナカバー30の斜視図である。 バーナカバー30をガイド支持機構10に取り付けた状態の斜視図である。 バーナカバー30が焼網支持体50に当接し、スライドする状態を示す図である。 バーナカバー30がガイド支持機構10に対し、回転する状態を示す図である。 バーナカバー130をガイド支持機構110に取り付けた状態の斜視図である。 バーナカバー130がガイド支持機構110に対し、スライドする状態を示す図である。 バーナカバー130がガイド支持機構110に対し、回転する状態を示す図である。
以下、本発明の第一実施形態である両面焼きグリル1を備えたビルトインコンロ100について、図面を参照して説明する。はじめに、ビルトインコンロ100の全体構造について説明する。図1に示すように、ビルトインコンロ100は、略直方体状の筐体2を備えている。筐体2の内部に、本実施形態の両面焼きグリル1(図2参照)が組み込まれている。筐体2上面のトッププレート8には、3つのコンロバーナ5、6、7が各々設けられている。
筐体2の正面中央には、両面焼きグリル1が備えるグリル庫4(図2参照)から受皿9(図2参照)及び焼網3(図2参照)を出し入れするためのグリル開口74が設けられている。グリル開口74は、受皿9の前端部に略直交して設けられた板状のグリル扉85によって開閉される。グリル扉85の上半分には、グリル庫4内を視認するためのグリル窓78が設けられ、その下方には、受皿9及び焼網3を出し入れするための取手部80が設けられている。
次に、両面焼きグリル1の構造について、図2および図3を参照して説明する。以下の説明では、図2の紙面手前側を両面焼きグリル1の前方とし、紙面奥行側を両面焼きグリル1の後方とし、上側を両面焼きグリル1の上方とし、下側を両面焼きグリル1の下方とし、右側を両面焼きグリル1の右方とし、左側を両面焼きグリル1の左方として説明する。
この両面焼きグリル1は、図2及び図3に示すように、前部が開口する略箱状のグリル庫4を備える。グリル庫4は一対の側壁41、42と、上壁43と、底壁44と、背壁45とを備える。
上壁43には、燃料ガスを燃焼させて被調理物を加熱する上火バーナ61が設けられる。一対の側壁41、42の中段部には、燃料ガスを燃焼させて被調理物を加熱する下火バーナ62、63が設けられる。底壁44には、手前にスライドさせて引き出すことができる受皿9が載置される。受皿9には、焼網3を支持する焼網支持体50が載置される。焼網3は、下火バーナ62、63よりも上方に位置する。
また、グリル庫4の内部には、一対の下火バーナ62、63の上方をそれぞれ覆う一対のバーナカバー30、30と、一対のバーナカバー30、30をそれぞれ前後方向にガイドしつつ支持する一対のガイド支持機構10、10とが設けられる。一対のガイド支持機構10、10は、互いに同一部品により構成され、左右の側壁41、42にそれぞれ設けられ、グリル庫4を正面から見て左右対称に配置される。また、一対のバーナカバー30、30も、互いに同一部品により形成され、グリル庫4を正面から見て左右対称に配置される。
上火バーナ61は、被調理物の上面を主に加熱する。上火バーナ61は、燃焼に必要な空気のほとんどを一次空気として吸入する全一次空気式のバーナである。上火バーナ61は、平面視長方形状であって、多孔質セラミックスの平面プレートに多数の小炎口を貫通させた燃焼面を有する。被調理物の上側は、主に、上火バーナ61からの輻射熱と、燃焼排気の対流により加熱される。
下火バーナ62、63は、被調理物の下面を主に加熱する。下火バーナ62、63は、グリル庫4内の空気を二次空気として用いるブンゼン式のバーナである。下火バーナ62、63は、側壁41,42のグリル庫4の内側に、それぞれグリル庫4の前後方向に延設されている。被調理物の下側は、主に、下火バーナ62、63からの輻射熱と、燃焼排気の対流により加熱される。
受皿9は、被調理物から落下する油脂を受ける平面視長方形状の浅皿である。受皿9には焼網支持体50が載置され、焼網支持体50には焼網3が載置される。焼網支持体50は、折曲された金属棒から形成されている。
焼網支持体50は、図2に示すように、平面視略方形枠状の受皿固定枠51と、受皿固定枠51の4隅から上方に立設する4本の支持柱52と、4本の支持柱52の上端部を4隅とする平面視略方形枠状の焼網載置枠53とからなる。受皿固定枠51は、受皿9に載置される。焼網載置枠53には、焼網3が載置される。取手部80を手前に引き出すと、取手部80に固定された受皿9が、グリル庫4の底壁44の上面をスライドして前方に移動し、焼網3がグリル庫4の外部に引き出される。
次に、下火バーナ62,63の上方を覆うバーナカバー30及びバーナカバー30を支持するガイド支持機構10について、図4から図12を参照して説明する。
まず、ガイド支持機構10について、図4から図8を参照して説明する。なお、ここでは、グリル庫4の右側に配置されるガイド支持機構10についてのみ説明を行い、左側に配置されるガイド支持機構10の説明は省略する。
図4および図8に示すように、ガイド支持機構10は、バーナカバー30を下側から支持する支持部材11と、バーナカバー30の側壁側の一端部を前後方向にガイドするガイド部材20とを備える。
支持部材11の形状について、図5を参照して説明する。支持部材11は、長方形の鉄板を折曲して形成され、側面視長方形の固定部13と、固定部13の下端部からグリル庫4の内側に向けて延出する支持部14とを備えている。固定部13の上下方向中央の2か所には、貫通孔16、16が設けられる。支持部14の短手方向における中央よりも固定部13に近い側には、下方に向かって半球状に窪んだ凹部17,17が、長手方向に沿って並んで形成されている。
次に、ガイド部材20の形状について、図6を参照して説明する。ガイド部材20は、長方形の鉄板を折曲することにより形成され、長手方向に直交する断面が、開口下向きコの字状に形成されている。ガイド部材20は、側面視長方形状のガイド固定部21と、ガイド固定部21の上端からグリル庫4の内側に向けて延出する平面視長方形状のガイド延出部22と、ガイド延出部22のグリル庫4内側の一端部から下方に延出する側面視長方形状のカバーガイド部23とからなる。ガイド固定部21には、上下方向中央の2か所に、長手方向に沿って並んで形成された螺子孔25、25(図4参照)が設けられている。ガイド部材20の長手方向の寸法は、支持部材11の長手方向の寸法と等しい。
図6に示すように、カバーガイド部23のグリル庫4の内側に向く面の前端部には、掻出部材90が設けられている。図7に示すように、掻出部材90は、平面視略L字型であり、一枚の長方形状の鉄板の長手方向一端部が直角に折曲されて形成されている。掻出部材90は、カバーガイド部23に固定される固定部91と、固定部91の前端から、グリル庫4の内部に向かって延出された接触部92とを備えている。固定部91は、カバーガイド部23にスポット溶接されることにより、ガイド部材20に固定される。接触部92の下端はのこぎり歯状に形成されており、バーナカバー30との摺動面積を小さくして、付着物の掻出し時に、掻出部材90に大きな負荷がかからないようにしている。
次に、ガイド支持機構10の構成について、図4および図8を参照して説明する。なお、図4においては、理解を容易にするために、断面図では図示されない掻出部材90の位置関係についても2点鎖線を用いて図示している。図4に示すように、ガイド支持機構10が設けられる側壁41には、2つの貫通孔49、49が、前後方向に離間して設けられている。図8に示すように、ガイド支持機構10においては、支持部材11の固定部13のグリル庫4の内側に向く内側面67と、ガイド部材20のガイド固定部21のグリル庫4の外側に向かう外側面68とが当接している。側壁41の外側から、2つの螺子48、48が、貫通孔49、49、および貫通孔16、16を介して、螺子孔25、25に締結されることにより、側壁41とガイド部材20とによって、支持部材11が挟持されている。
図4に示すように、この状態においては、カバーガイド部23の下端部と、支持部14の上面との間には、バーナカバー30を形成する板体の厚さ寸法よりも大きい隙間寸法を有する第一間隙18が前後方向に沿って形成されている。また、カバーガイド部23のガイド固定部21と対向する内側面29と、側壁41の内側面との間には、第二間隙19が前後方向に沿って形成されている。カバーガイド部23の内側面29と側壁41の内側面との離間距離は、バーナカバー30の後述する被ガイド部31の高さ寸法よりも長い。また、掻出部材90の下端部と、支持部14の上面との間には、後述するバーナカバー30を形成する板体の厚さ寸法とほぼ同一寸法の隙間が形成されている。
次に、バーナカバー30の形状について、図9を参照して説明する。なお、グリル庫4の右側に配置されるバーナカバー30についてのみ説明を行い、左側に配置されるバーナカバー30の説明は省略する。
バーナカバー30は、1枚の長方形の鉄板を折曲し、表面にホーロー処理をして形成されている。バーナカバー30の長手方向の寸法は、支持部材11およびガイド部材20の長手方向の寸法よりも短い。バーナカバー30は、長手方向に直交する方向の一端部から他端部39に向けて、側面視長方形の被ガイド部31と、被ガイド部31の下端部である基部36からグリル庫4の内側に向けて延出するカバー部32と、カバー部32に連なり下側に湾曲する湾曲部33とを備えている。カバー部32の短手方向における中央よりも基部36に近い位置には、下方に向かって半球状に突出した凸部34、34が、長手方向に沿って並んで設けられている。凸部34、34の中心間距離は、上述した凹部17,17の中心間距離に等しい。凸部34、34の下面の曲率半径と上述した凹部17、17の上面の曲率半径とはほぼ等しい。
バーナカバー30の湾曲部33には、前後方向中央よりも後端側に、突出部材35が固定されている。突出部材35は、弾性特性を有する棒状の金属が略L字状に折曲して形成され、バーナカバー30の湾曲部33に溶着固定される固定部352(図4参照)と、固定部352からグリル庫4の内側に向けて突出する突出部351とを備えている。図2に示すように、バーナカバー30が、ガイド支持機構10に支持された状態において、突出部351は、焼網支持体50の支持柱52よりもグリル庫4の内側まで延設され、受皿9を引き出す際に、支持柱52と当接するように配置される。
ガイド支持機構10によるバーナカバー30の支持方法について、図4および図10を参照して説明する。図4に示すように、バーナカバー30の被ガイド部31は、第二間隙19に、被ガイド部31のグリル庫4の内側を向く一面37とカバーガイド部23の内側面29とが対向した状態で配置される。カバー部32は、第二間隙19内から第一間隙18を通してグリル庫4の内側にまで延出されている。カバー部32の下面は、支持部14の上面に載置されている。カバー部32に形成された凸部34、34は、支持部14に形成された凹部17,17にそれぞれ落着している。凸部34、34が、凹部17,17にそれぞれ落着することにより、バーナカバー30の支持部材11に対する位置決めがなされる。図10に示すように、バーナカバー30の前端は、掻出部材90よりも後方に位置する。
次に、バーナカバー30のガイド支持機構10への着脱方法について、図11を参照して説明する。なお、図11においては、理解を容易にするために、焼網支持体50に載置される焼網3を取り除いて示している。バーナカバー30をガイド支持機構10に着脱する場合、バーナカバー30をガイド支持機構10に対して前後方向にスライド移動させて着脱することができる。
はじめに、ガイド支持機構10に装着されているバーナカバー30をスライドさせて取り外す方法について説明する。このバーナカバー30は、使用者によってグリル庫4の外部に引き出されなくても、受皿9がグリル庫4の外部に引き出される際に連動して引き出される。使用者が、取手部80を引き出すと、受皿9と、受皿9に載置された焼網支持体50とが、後方から前方に移動して、グリル庫4の外部に引き出される。ここで、図2に示すように、バーナカバー30に固定された突出部材35の突出部351は、焼網支持体50の支持柱52よりもグリル庫4の内側まで延出している。そのため、図11に示すように、焼網支持体50が前方に移動すると、支持柱52に突出部材35の突出部351が当接して、バーナカバー30に前方向の力が加わる。ここで、第一間隙18(図4参照)および第二間隙19(図4参照)はそれぞれ前後方向に沿って形成されているので、バーナカバー30のカバー部32および被ガイド部31は、それぞれ第一間隙18および第二間隙19を後方から前方に移動可能である。よって、バーナカバー30は、カバーガイド部23によってガイドされつつ前方向にスライド移動し、グリル庫4(図2および図3参照)の外部に引き出される。
図2に示すように、バーナカバー30は、焼網3よりも下方に配置されているので、バーナカバー30の上面には、被調理物から落下した油脂などが付着する。バーナカバー30の上面に油脂などが付着したまま使用を続けると、グリル庫4内で油脂などが発火してしまう虞があるため、バーナカバー30の掃除を定期的に行う必要がある。本実施形態の両面焼きグリル1では、受皿9に連動してバーナカバー30がグリル庫4の外部に引き出されるので、使用者が定期的な掃除を忘れている場合でも、使用者はバーナカバー30の汚れに気づくことができる。汚れに気づいた使用者はバーナカバー30を掃除することができるため、グリル庫4内でバーナカバー30に付着した油脂等が発火することを防止できる。よって、両面焼きグリル1の安全性を高めることができる。
なお、図11に示すように、受皿に連動してバーナカバー30が引き出された状態において、使用者が、受皿9をグリル庫4に収納する場合、取手部80を把持してグリル庫4の後方に向けて押し込むと、グリル扉85が後方に移動し、グリル開口74(図1参照)よりも前方に突出しているバーナカバー30の前端に当接する。グリル扉85がさらに後方に移動すると、バーナカバー30は後方に向けて押し込まれる。バーナカバー30は、カバー部32の下面が支持部14の上面を摺動しつつ、被ガイド部31がカバーガイド部23によってガイドされて、前方から後方にスライド移動し、ガイド支持機構10に装着される。
このように、受皿9がグリル庫4に収納されると、連動してバーナカバー30がガイド支持機構10に装着される。よって、使用者がバーナカバー30をガイド支持機構10に装着しなくても、バーナカバー30を装着することができる。よって、使い勝手の良い両面焼きグリル1を提供できる。また、受皿9がグリル庫4に収納されると、連動してバーナカバー30がガイド支持機構10に装着されるので、バーナカバー30が装着されないまま調理が行われることを防止できる。よって、両面焼きグリルの安全性を高めることができる。
なお、このバーナカバー30は、受皿9に連動して着脱される場合のほか、使用者によって着脱されることも可能である。使用者は、バーナカバー30を自発的にガイド支持機構10から取り外す場合、カバー部32を把持し、前方向に引き抜く。すると、バーナカバー30は、カバーガイド部23によってガイドされつつ前方向にスライド移動する。このように、使用者が自発的にバーナカバー30を取り外す場合であっても、簡単に取り外すことができる。
また、使用者が自発的にバーナカバー30をガイド支持機構10に取り付ける場合、まず、グリル庫4(図2および図3参照参照)の前方において、被ガイド部31の後端を第二間隙19(図4参照)の前端に対向させ、カバー部32の後端を第一間隙18(図4参照)の前端に対向させる。そして、カバー部32及び被ガイド部31を、各々第一間隙18及び第二間隙19に挿入するように、バーナカバー30を後方に向けて移動させる。バーナカバー30は、カバー部32の下面が支持部14の上面を摺動しつつ、被ガイド部31がカバーガイド部23によってガイドされて、前方から後方にスライド移動する。バーナカバー30の後端部が、グリル庫4の背壁45(図3参照)に当接することにより、バーナカバー30の後方への移動は停止する。この状態において、カバー部32に形成された凸部34、34は、支持部14に形成された凹部17,17の上方にそれぞれ位置している。バーナカバー30の重力により、凸部34、34が、凹部17,17に落着し、バーナカバー30のガイド支持機構10への装着が完了する。
なお、使用者が、バーナカバー30をガイド支持機構10に取り付けた後に、受皿9をグリル庫4に収納する場合、受皿9が収納される過程で、焼網支持体50の支持柱52が、突出部材35の突出部351に当接する。突出部材35は、弾性を備えているので、支持柱52がさらに後方に移動し、突出部351に後ろ向きの力が加わると、突出部材35の突出部351は、固定部352(図4参照)と突出部351との折曲部分を基端として後方に撓む。支持柱52が、突出部351の面を摺動しつつ後方に移動し、突出部351から離れると、突出部351は元の形状に復帰する。このように、突出部材35は弾性変形するので、支持柱52が突出部材35に当接しても、受皿9を後方に移動させることができる。よって、バーナカバー30を装着した後でも受皿9をグリル庫4内に収納することができる。
このように、本実施形態の両面焼きグリル1では、受皿9に連動してバーナカバー30がグリル庫4の外部に引き出されるため、使用者がバーナカバー30の汚れに気付かないまま、バーナカバー30の使用が続けられることがない。また、使用者が必要性を感じた場合には、自発的にバーナカバー30を取り外して掃除をすることができる。よって、グリル庫4内において、バーナカバー30の汚れが発火することを防止でき、両面焼きグリル1の安全性を高めることができる。
また、カバーガイド部23に、掻出部材90が設けられているため、バーナカバー30が前後方向に移動する場合には、掻出部材90の接触部92の下端部がカバー部32の上面を摺動して、カバー部32の上面の汚れを掻き取ることができる。よって、使用者が掃除を怠った場合でも、カバー部32の上面に汚れが付着したまま使用が続けられることを防止できる。よって、両面焼きグリル1の安全性を高めることができる。
さらに、接触部92の下端部はのこぎり歯状に形成されているため、接触部92とカバー部32との接触面積を小さくして、両者の間に働く摩擦力を小さくすることができる。よって、バーナカバー30を着脱する際の作業性を良好に保ったまま、カバー部32の上面に汚れが付着したまま使用が続けられることを防止できる。
また、バーナカバー30の表面には、ホーロー処理がなされているため、接触部92とカバー部32との摩擦係数を小さくして、両者の間に働く摩擦力を小さくすることができる。よって、バーナカバー30を着脱する際の作業性を良好に保ったまま、カバー部32の上面に汚れが付着したまま使用が続けられることを防止できる。また、バーナカバー30を着脱する際の静音化を図ることができる。さらに、バーナカバー30に付着した汚れを容易に落とすことができる。
なお、上述したバーナカバー30を、スライド移動させてガイド支持機構10から引き抜く以外に、図12に示すように、基部36周りに回転させて、ガイド支持機構10から取り外すこともできる。バーナカバー30を回転させて取り外す場合、バーナカバー30の他端部39を上方に移動させる。すると、バーナカバー30は、基部36を中心にグリル庫4の正面から見て反時計回りに回転する。被ガイド部31は、一面37がカバーガイド部23に対向する起立状態から、他面38が支持部14の上面と当接した傾倒状態となる。傾倒状態となった被ガイド部31を、第一間隙18を通して第二間隙19から抜き取る。こうしてバーナカバー30の取り外しが完了する。
なお、バーナカバー30が、ガイド支持機構10に取り付けられている場合、バーナカバー30凸部34は、支持部材11の凹部17に落着している。この状態から、バーナカバー30の他端部39を上方に移動させると、バーナカバー30の凸部34の底面は、支持部14の凹部17の上面に沿って摺動する。凹部17は半球状に下方に窪んでいるので、凸部34の底面は凹部17の面に沿って右上方に案内される。基部36よりも右下方に位置する凸部34が右上方に案内されることによって、バーナカバー30は、基部36を中心としてグリル庫4の正面から見て反時計回りに回転する方向に案内される。バーナカバー30が反時計回りに回転する方向に案内されることによって、バーナカバー30を取り外す際の作業性を向上させることができる。
また、取り外す場合と同様に、バーナカバー30を、ガイド支持機構10にスライド移動させて取り付けるほか、回転させて取り付けることもできる。バーナカバー30を回転させて取り付ける場合、まず、グリル庫4の内部において、被ガイド部31の一面37とは反対の他面38を下方に向けて、被ガイド部31の基部36とは反対側の一端部を第一間隙18に対向させる。そして、グリル庫4の内側から被ガイド部31を第一間隙18に挿入する。そして、バーナカバー30の他端部39を下方に下げると、バーナカバー30は基部36を中心に、グリル庫4の正面から見て時計回りに回転する。被ガイド部31の一面37が、カバーガイド部23の内側面29に対向し、カバー部32の下面が支持部14の上面に当接し、バーナカバー30のガイド支持機構10への装着が完了する。
このように、ガイド支持機構10は、バーナカバー30をスライド移動可能に支持するとともに、基部36を中心に回転移動可能に支持している。よって、使用者は好みに合わせ、バーナカバー30をスライドして着脱するか、回転、あるいは、スライドさせながら回転させることで、バーナカバー30を容易に着脱することができるので、使用性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の両面焼きグリル1では、バーナカバー30を下側から支持する支持部材11と、バーナカバー30を前後方向にガイドするガイド部材20とを備えている。バーナカバー30は、ガイド部材20によって前後方向にガイドされつつ、支持部材11の上面を前後方向にスライドする。よって、バーナカバー30をスライド移動させて着脱することができる。よって、バーナカバー30を簡単に着脱できる。
また、支持部材11とガイド部材20とは、それぞれ折曲された2枚の鉄板が、互いに固定されて形成されている。よって、簡単かつ安価にガイド支持機構10を形成することができる。
また、バーナカバー30には、グリル庫4の内部に向けて突出し、焼網支持体50の移動軌跡の途中に位置する突出部351を備えた突出部材35が設けられている。よって、使用者が、取手部80(図1参照)を前方に引き出すと、バーナカバー30が前方向にスライド移動して、グリル庫4の外部に引き出される。よって、使用者が定期的な掃除を忘れた場合でも、使用者はバーナカバー30の汚れに気づくことができる。使用者がバーナカバー30の汚れに気付かないまま、バーナカバー30の使用が続けられることがないので、バーナカバー30の汚れが発火することを防止して、両面焼きグリル1の安全性を高めることができる。
また、カバーガイド部23には、カバーガイド部23からグリル庫4の内部に延出する掻出部材90が設けられている。バーナカバー30が前後方向に移動する際に、掻出部材90の備える接触部92の下端がバーナカバー30のカバー部32の上面を摺動する。よって、接触部92によって、カバー部32の上面の汚れを掻き取ることができる。よって、カバー部32の上面に汚れが付着したまま使用が続けられることを防止して、両面焼きグリル1の安全性を高めることができる。
また、バーナカバー30には下方に向かって半球状に突出した凸部34、34が形成され、支持部14には、凸部34、34と同一形状の凹部17,17が形成されている。バーナカバー30の凸部34の下面が、凹部17の上面を摺動することによって、凸部34は凹部17に沿って円弧状に上方に案内される。凸部34が円弧状に上方に案内されることによって、バーナカバー30のカバー部32の基部36を中心とした反時計回りの回転が補助される。バーナカバー30の回転が補助されることによって、バーナカバー30を取り外す際の作業性を向上させることができる。
また、左右の側壁41,42に取り付けられる一対のガイド支持機構10,10は、互いに同一部品により構成されている。部品の種類を減らすことができるので、製造の過程において、部品管理を容易にすることができる。
また、一対のバーナカバー30は、同一部品により形成されている。よって、使用者が、バーナカバー30を取り付ける際に、グリル庫4の右側に取り付けるバーナカバー30と、左側に取り付けるバーナカバー30とを区別する必要がない。よって、取り付けの作業性を向上させることができる。
次に、本発明の第二実施形態の両面焼きグリルについて、図13から図15を参照して説明する。第二実施形態の両面焼きグリルでは、バーナカバー130に突出部材35が設けられていない点、ガイド支持機構110に掻出部材90が設けられていない点、およびガイド支持機構110の備える支持部材111の形状が第一実施形態とは異なる。以下では、第一実施形態とは異なるバーナカバー130およびガイド支持機構110について重点的に説明し、第一実施形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、又は簡略化するものとする。
図13に示すように、第二実施形態におけるガイド支持機構110は、支持部材111とガイド部材20とを備える。支持部材111は、長方形の鉄板が折曲されて形成され、長手方向に直交する方向の一端部から他端部にかけて、側面視長方形の固定部113と、固定部113の下端部からグリル庫4の内側に向けて延出する支持部114と、支持部114に連なり下方に湾曲する湾曲部115とを備える。ガイド部材20は、第一実施形態と同様の形状であるので、説明を省略する。
図13に示すように、第二実施形態におけるバーナカバー130は、第一実施形態と同様に、一枚の長方形の鉄板を折曲し、表面をホーロー処理して形成され、被ガイド部131とカバー部134と湾曲部133とを備える。バーナカバー130の長手方向の寸法は、支持部材111の長手方向の寸法、およびガイド部材20の長手方向の寸法と同一である。
第二実施形態の両面焼きグリルによれば、図14に示すように、バーナカバー130を把持して前方に移動させることにより、バーナカバー130をガイド支持機構110から引き抜くことができる。また、バーナカバー130の後端部を各々第一間隙18(図15参照)及び第二間隙19(図15参照)に前方から挿入し、後方に移動させることにより、バーナカバー130をガイド支持機構110に取り付けることができる。なお、図14に示すように、第一実施形態と同様に、バーナカバー130の後端部を各々第一間隙18(図15参照)及び第二間隙19(図15参照)に挿入しておけば、受皿9がグリル庫4に収納される際に、バーナカバー130はグリル扉85に当接してガイド支持機構110に装着される。また、図15に示すように、第一実施形態と同様に、バーナカバー130を基部36周りに回転させて、ガイド支持機構110から取り外すこともできる。このように、第二実施形態の両面焼きグリルにおいても、使用者は好みに合わせ、スライドして着脱するか、回転、あるいはスライドさせながら回転させることで、バーナカバー130を容易に着脱することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、各種の変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、支持部材11とガイド部材20とは別々の部材で構成されていたが、支持部材11とガイド部材20とは、一体成型されていても良い。
また、凹部17、凸部34の位置や数についても種々の変更が可能である。
また、第一実施形態における突出部材35の形状、位置、数についても、種々の変更が可能である。たとえば、突出部材をバーナカバー30のグリル庫4の内側の端部から上方に突出するように設けて、焼網3に当接させても良い。この場合には、使用者が、取手部80を引き出すと、受皿9に連動して引き出される焼網3に突出部が当接して、バーナカバー30がグリル庫4(図2および図3参照)の外部に引き出される。この場合にも、バーナカバー30を受皿9に連動してグリル庫4の外部に引き出すことができる。
尚、本実施形態における凸部34、34が「カバー側凸部」に相当し、凹部17,17が「支持側凹部」に相当し、基部36が「基点」に相当する。
1 両面焼きグリル
10、110 ガイド支持機構
11、111 支持部材
14、114 支持部
18 第一間隙
19 第二間隙
20 ガイド部材
23 カバーガイド部
30、130 バーナカバー
31 被ガイド部
32 カバー部
35 突出部材
36 基部
41,42 側壁
50 焼網支持体
61 上火バーナ
62 下火バーナ
90 掻出部材
92 接触部
100 ビルトインコンロ

Claims (7)

  1. 上壁、底壁、背壁、および左右の両側壁を備えるグリル庫と、
    前記グリル庫内に出し入れ可能に配置され、被調理物が載置される焼網と、
    前記グリル庫内において、前記焼網の上方に設けられた上火バーナと、
    前記グリル庫内において、前記焼網よりも下方で、かつ前記左右の両側壁に各々設けられ、前記グリル庫の前後方向に延設された下火バーナと、
    前記下火バーナの延設方向と同方向に延設され、かつ前記下火バーナを上方から覆うための板状のバーナカバーと、
    前記左右の両側壁に各々設けられ、前記下火バーナの上方において前記バーナカバーを載置して支持する支持部材と
    を備えた両面焼きグリルであって、
    前記バーナカバーは、
    前記側壁側から前記グリル庫の左右方向の中央側に向けて延設された板状の延設部と、
    前記延設部の前記側壁側の一端部から上方に延設された板状の垂直部と
    を備え、
    前記左右の両側壁には、前記垂直部の前記側壁側に向けられた外面とは反対側の内面に対向する対向部が各々設けられ、
    前記対向部の下端部と、前記支持部材の前記バーナカバーを載置する載置面との間には隙間が設けられ、
    前記延設部は、前記側壁側から前記隙間を通して前記グリル庫の前記中央側に延設されていることを特徴とする両面焼きグリル。
  2. 前記対向部は、前記側壁に対して、前記垂直部の上下方向長さよりも長い離間距離をおいて対向し、
    前記バーナカバーの前記延設部を上方に移動させ、前記バーナカバーを前記垂直部と前記延設部とが交わる角部を基点に回転させることにより、前記垂直部が前記対向部と対向する起立状態から、前記垂直部が前記対向部から離間して傾倒する傾倒状態となり、前記傾倒状態の前記垂直部を、前記隙間から前記グリル庫の前記中央側に引き出すことにより、前記バーナカバーが前記対向部から取り外されることを特徴とする請求項1に記載の両面焼きグリル。
  3. 前記支持部材は、前記延設部の下面に当接して前記バーナカバーを下方から支持し、
    前記支持部材の前記載置面には、下方に窪んだ凹部が設けられ、
    前記延設部の前記下面には、下方に突出し、前記凹部に嵌まる凸部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の両面焼きグリル。
  4. 前記凹部は半球状に窪んで形成され、
    前記凸部は半球状に突出して形成されていることを特徴とする請求項3に記載の両面焼きグリル。
  5. 前記対向部は、板状に形成され、前記下火バーナの前記延設方向と同方向に延設されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の両面焼きグリル。
  6. 前記支持部材は、前記載置面を有する板状に形成され、
    前記グリル庫を前方から見た場合に、前記側壁側から前記グリル庫の前記左右方向の中央側に向けて斜め下方に傾斜していることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の両面焼きグリル。
  7. 請求項1から6の何れかに記載の両面焼きグリルに装着されるバーナカバーであって、前記延設部と、前記垂直部とを備えたことを特徴とするバーナカバー。
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