JP2004141603A - 組立式バーベキューコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に分解・組立を行い得るように、炉本体の結合構造を単純化する。
【解決手段】コンロ1は、台箱2、炉本体3、ロストル4、調理板部材5及び脚部6を備えた分解・組立可能な構造で、分解して格納する時には、炉本体3、ロストル4及び脚部6を台箱2に入れ、調理板部材5で蓋をする。炉本体3は、固定炉壁板3A,3Bと可動炉壁板3C,3Dが結合した平面視正方形の筒状体で、台箱2に立設固定されている。固定炉壁板3A,3Bの両端寄りに上端から下方に延びる長溝状の第1係合溝32が形成され、可動炉壁板3C,3Dの両端寄りに下端から上方に延びる長溝状の第2係合溝35が形成され、第2係合溝35が第1係合溝32より下方部で各固定炉壁板3A,3Bに係合し、第1係合溝32が第2係合溝35より上方部で可動炉壁板3C,3Dに係合し、固定炉壁板3A,3Bと可動炉壁板3C,3Dが交差状で着脱可能に結合されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外での焼肉料理等に使用するバーベキューコンロに関し、詳細には、台箱、炉本体、ロストル、調理板部材等が分解・組立可能になった組立式バーベキューコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平9−140598号公報
【特許文献2】実用新案登録第3001695号公報
バーベキューコンロにおいて、平面視矩形の炉を形成する底部と炉本体、ロストル、灰受皿及び焼網、鉄板等の調理板部材等を備えたもの、さらに炉本体の熱損傷、汚損等を抑制するためにロストルに熱遮蔽枠を設けたもの等が知られている。これらのコンロについては、一部分が着脱可能であっても大部分が一体構造になっているため、非使用時の運搬や格納、使用後の洗浄等がし難いという問題点があつた。
【0003】
そこで、底部である台箱、炉本体、ロストル、灰受皿、調理板部材、熱遮蔽枠等の個々に分解可能で、炉本体が隣接する炉壁板を互いに着脱可能に結合してなる組立式バーベキューコンロ(以下、コンロという)が各種提案されている。例えば、特許文献1に開示のコンロは、炉本体の各炉壁板が台箱に起伏及び着脱可能に連結され、一方の対向する一対の炉壁板を起立させた時に両端に形成されたU字状溝が他方の対向する炉壁板の両端に形成されたU字状溝に係合し、隣接する炉壁板が互いに外方に倒れないように結合して炉本体が形成されている。そして、ロストルが台箱の側板から突出した支持片に載置され、焼網が炉本体の各炉壁板の上端にL字状に形成された網受に載置され、炉本体が内方に倒れないように所定形状に保持するようになっている。給気量を調整するために、台箱の側板の1つに通風孔と通風調整板が設けられている。また、コンロを設置支持する支持脚が台箱の外側に折畳み可能に取付けられ、非使用時にコンパクトに収納するようになっている。特許文献2に開示のコンロは、各炉壁板のL字状端部を三種のL字状金具を重ね合わせた支柱で連結して炉本体が形成され、炉本体の各炉壁板の内側に突出した下端に灰受皿が載置され、灰受皿が底部を兼ねている。炉本体内には炉本体と同様の組立構造の熱遮蔽枠とロストルが装着されている。そして、炉壁板の1つに空気口と空気調節板が設けられ、給気量を調整するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来のコンロについては、炉壁板相互の結合構造が単純であっても炉壁板の台箱への取付構造が複雑であったり、炉壁板と台箱との結合構造が単純であっても炉壁板相互の結合構造が複雑であるため、炉本体の組立・分解作業が煩雑になっている。熱遮蔽枠を備えたものについては、熱遮蔽板の結合構造が複雑で、その分解・組立作業が煩雑になっている。保管時には、各部材を分解してコンパクトにまとめ得るとしても、携行するには必ずしも十分とはいえない状況である。給気構造が複雑であり、また通常の火加減に調節するための給気量を確保し得るとしても、着火時や火勢を強めたい時に必要とされる給気量を確保し難い。等の問題点がある。
【0005】
本発明は、前記従来の問題点を解消すべくなされたもので、その課題は、容易に分解・組立ができ、各部材を台箱に一括収納して保管でき、着火時や火勢を強めたい時に必要な給気量を確保し得る、構造が簡単なコンロを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では、炉本体が、両端寄りに上端から下方に延びる長溝状の係合溝を有する一対の固定炉壁板を台箱に対向状で起伏又は着脱可能に設け、両端寄りに下端から上方に延びる長溝状の係合溝を有する一対の可動炉壁板をその係合溝が立設させた固定炉壁板の係合溝に交差状に合致するようにして下降させ、可動炉壁板と固定炉壁板とを互いにそれぞれの係合溝に係合させて結合させることにより形成されている。炉本体は、固定炉壁板と可動炉壁板が互いの係合溝にそれぞれ係合し、両者がいずれの方向にも移動しないように強固に結合される。その際、可動炉壁板が固定炉壁板に対して上下方向には移動可能であるため、炉本体を分解する際には、可動炉壁板を上方に移動することにより固定炉壁板との結合を簡単に解除し得る。
【0007】
本発明は、空気導入部材を有し、上方が開口した矩形箱状の台箱と、台箱に着脱可能に立設固定された矩形状の炉本体と、炉本体内に着脱可能に設けられたロストルと、炉本体の上方に着脱可能に設けられた調理板部材とを備えてなるコンロであって、炉本体は、両端寄りに形成された上端から下方に延びる長溝状の第1係合溝を有し、台箱に起伏又は着脱可能に設けられ、台箱の一方の対向する側板に沿ってそれぞれ設けられた一対の固定炉壁板と、両端寄りに形成された下端から上方に延びる長溝状の第2係合溝を有し、第2係合溝が第1係合溝より下方部において各固定炉壁板に係合し、第2係合溝より上方部において第1係合溝に係合し、台箱の他方の対向する側板に沿って設けられた一対の可動炉壁板とからなり、隣接する固定炉壁板と可動炉壁板が第1係合溝と第2係合溝により交差状で着脱可能に結合されていることを特徴としている。
【0008】
本発明は、台箱が一方の対向する側板に沿って形成された長溝状の固定炉壁板取付溝を有し、固定炉壁板が下端に形成されたL字状の取付突起を有し、取付突起を固定炉壁板取付溝に係合することにより台箱に着脱可能に立設固定されたものでもよい。固定炉壁板が下端に一体に形成された脚部を有し、脚部を台箱の下方に突出させて着脱可能に立設固定されたものでもよい。
【0009】
本発明は、ロストルが一方の対向する側縁から外側に突出して設けられたロストル取付突起を有し、ロストル取付突起を各固定炉壁板に形成されたロストル支持孔に装着することにより各固定炉壁板に着脱可能に架設して設けられたものでもよい。その際、ロストルに平面視矩形の熱遮蔽枠が着脱可能に立設固定されたものでもよい。熱遮蔽枠は、両端寄りに形成された上端から下方に延びる長溝状の第3係合溝を有し、ロストルに起伏又は着脱可能に設けられ、ロストルの一方の対向する側縁に沿ってそれぞれ設けられた一対の固定遮蔽板と、両端寄りに形成された下端から上方に延びる長溝状の第4係合溝を有し、第4係合溝が第3係合溝より下方部において各固定遮蔽板に係合し、第4係合溝より上方部において第3係合溝に係合し、ロストルの他方の対向する側縁に沿って設けられた一対の可動遮蔽板とからなり、隣接する固定遮蔽板と可動遮蔽板が第3係合溝と第4係合溝により交差状で着脱可能に結合されたものでもよい。また、熱遮蔽枠は、空気導入孔を有し、矩形板状体からなる底部遮蔽板と、底部遮蔽板の各側縁に一体に連結され、底部遮蔽板の側縁に沿って形成された折曲部において起伏可能な矩形板状体からなる側部遮蔽板とからなる矩形箱状のものでもよく、一方の対向する側部遮蔽板に形成された取付突起挿通孔がロストル取付突起に挿通され、ロストルに吊持されている。
【0010】
本発明は、台箱の開口面積より小寸法で矩形板状体からなり、各角部が台箱の各側板の上端に着脱可能に装着された灰受皿を備えたものでもよい。灰受皿は、直交する二方向に突出して形成された灰受皿取付突起を有し、台箱より小寸法の板状体からなり、各灰受皿取付突起が台箱の各側板の上端に着脱可能に装着されたものでもよい。
【0011】
本発明は、空気導入部材が台箱の底板に形成された空気導入孔を有するものでもよい。また、空気導入孔の中央に着脱可能に設けられ、下端に送風機器が着脱可能に連結される強制空気導入管を備えたものでもよい。灰受皿が設けられたものにおいては、灰受皿の上方に突出するように灰受皿の口金挿入孔を通して強制空気導入管に着脱可能に接続された給気口金を備え、給気口金の上端側が口金挿入孔よりも大きく形成されているものが好ましい。
【0012】
本発明は、調理板部材が台箱に対応した矩形箱蓋状で上面が開口したフレームと、フレームの開口部に張設された焼網とを備えたものでもよい。その際、台箱の縦又は横のいずれかの寸法が固定炉壁板、可動炉壁板、ロストル、灰受皿、熱遮蔽枠の遮蔽板等の構成部材のいずれの寸法よりも大きく設定されていることが好ましく、格納時には分解されたこれらの構成部材を台箱に入れ、調理板部材で蓋をすることにより、凹凸の少ない状態でコンパクトに収納でき、保管場所をとらず、また手軽に運搬・携行し得る。また、調理板部材は、矩形状の焼網と、焼網の1側に水平に突出して設けられたL字状の焼網支持係合部材と、対向する他側に水平に設けられた固定把手とを備え、焼網支持係合部材が一方の固定炉壁板に設けられた管状の焼網支持受部材に着脱可能で回転自在に装着されているものでもよい。その際、台箱の側板にも前記管状の焼網支持受部材が設けられていることが好ましく、台箱の寸法が前記と同様になっている場合には、台箱に各構成部材を入れた後に焼網支持係合部材を台箱の焼網支持受部材に装着することにより、調理板部材が台箱の蓋となる。
【0013】
本発明は、可動炉壁板の下端と台箱の側板の上端との間に介装し、可動炉壁板と台箱との間隙を調整する火加減調整具や、炉本体の固定炉壁板と可動炉壁板が交差状に結合している部位の外側を跨いで係合させる装着溝を有し、炉本体と調理板部材の間に介装して調理板部材の高さを調整する焼加減調整具を備えていてもよい。
【0014】
本発明は、炉本体の固定炉壁板及び可動炉壁板が平板状であってもよく、下部が内側にL字状に折曲されたものでもよい。可動炉壁板については、第2係合溝より短寸の長溝状の火加減調整係合溝が、第2係合溝の上方に形成されたものでもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1〜14は、第1実施の形態を概念的に示す説明図である。図1〜14に示すコンロ1は、台箱2、炉本体3、ロストル4、調理板部材5及び脚部6を備えた分解・組立可能な構造になっており、分解時には、それぞれに分解し、炉本体3、ロストル4及び脚部6を図14に示すように台箱2に入れ、調理板部材5で蓋をして収納するようになっている。なお、以下における前後左右は、図1における下側を前とし、上側を後とし、左側を左とし、右側を右としている。
【0016】
台箱2は、図5にも示すように、上部が開口した平面視正方形の箱状体からなり、底板20の中央に空気導入孔21が形成されている。空気導入孔21には、網状体(図示せず)が張設され、灰が台箱2の外に飛散することを抑制するようになっている。底板20の4隅には外側に向けて脚部取付部材22が設けられ、脚部6を脚部取付部材22に螺着して着脱可能に取付けるようになっている。なお、脚部6は、台箱2の縦横寸法よりも短く設定されており、格納時には図14に示すように、台箱2に収納し得るようになっている。
【0017】
炉本体3は、それぞれ各一対の固定炉壁板3A,3Bと可動炉壁板3C,3Dを結合した平面視正方形の筒状体であり、台箱2に立設固定されている。固定炉壁板3A,3Bは、図6及び図7に示すように、下方部において内側に直角に折り曲げられた後に上方に直角に折り曲げられたL字状の屈曲部を有し、第1係合溝32が左右両端寄りに形成されている。第1係合溝32は、上端から下方に延びる長溝状に形成され、溝幅が可動炉壁板3C,3Dの厚みより僅かに大きく設定され、溝長さが固定炉壁板3A,3Bの高さ寸法の2分の1に設定されている。固定炉壁板3A,3Bは、図4にも示すように、台箱2の前方及び後方の側板に蝶番23により取付けられ、起伏可能になっている。使用時には、図4に示す起立状態とし、格納時には図14に示す倒伏状態にし得る。
【0018】
可動炉壁板3C,3Dは、図8及び図9に示すように、固定炉壁板3A,3Bと同様に下方部が内側に折り曲げられたL字状の屈曲部を有し、第2係合溝35が前後両端寄りに形成されている。第2係合溝35は、下端から上方に延びる長溝状に形成され、溝幅が固定炉壁板3A,3Bの厚みより僅かに大きく設定され、溝長さが固定炉壁板3A,3Bの高さ寸法の2分の1に設定されている。使用時には、図10に示すように、可動炉壁板3C,3Dを第2係合溝35が固定炉壁板の第1係合溝32に交差する状態で下降させることにより、第2係合溝35が第1係合溝32より下方部において各固定炉壁板3A,3Bに係合し、第2係合溝35より上方部において第1係合溝32に係合し、隣接する固定炉壁板3A,3Bに交差状で着脱可能に結合されている。可動炉壁板3C,3Dは、高さ寸法が固定炉壁板3A,3Bより少し小さく設定されており、図4に示すように、上端が固定炉壁板3A,3Bより少し低い状態で結合されている。その際、可動炉壁板3C,3Dは、第2係合溝35の上端が第1係合溝32の下端に突当たるまで下降し、第1係合溝32の下端において固定炉壁板3A,3Bに支持され、可動炉壁板3C,3Dの下端が固定炉壁板3A,3Bの下端と同一高さになっている。そして、図4にも示すように、固定炉壁板3A,3Bの下端が蝶番23により台箱2の側板の上端と僅かな間隙が空くように取付けられていることから、同様になっている。
【0019】
第1係合溝32及び第2係合溝35の溝幅は、可動炉壁板3C,3D又は固定炉壁板3A,3Bをそれぞれ挿入して係合し得るように設定されていればよく、それぞれ対応する炉壁板3A,3B,3C,3Dの厚さと同一寸法以上であればよい。各溝長さは、可動炉壁板3C,3Dの上下方向における支持態様に応じてそれぞれ設定されていればよい。例えば、可動炉壁板3C,3Dを第1係合溝32の下端で支持するようになっている場合には、第2係合溝35の長さが固定炉壁3A,3Bの高さから第1係合溝32の長さを差引いた寸法に設定されていればよい。可動炉壁板3C、3Dが台箱2の側板の上端又は底板20で支持するようになっている場合には、第2係合溝35の長さが固定炉壁3A,3Bの高さから第1係合溝32の長さを差引いた寸法に、固定炉壁板3A,3Bの下端と台箱2の側板の上端又は底板20との間隙以上を加えた寸法に設定されていればよい。固定炉壁板3A,3B及び可動壁板3C,3Dの寸法は、台箱2の縦横寸法よりも短く設定されており、図14に示すように、格納時には固定炉壁板3A,3Bから分離させた可動炉壁板3C,3Dを台箱2内に収納し、固定炉壁板3A,3Bについては折畳んで台箱2内に収納し得る。
【0020】
固定炉壁板3A,3Bには、L字状の屈曲部よりも上方に左右一対のロストル支持孔33が形成されている。ロストル支持孔33は、水平部の下方に垂直部が形成された下向きのL字状で、左右のロストル支持孔33は対称になっている。ロストル4は、図11にも示すように、ロストル本体41が炉本体3よりも小寸法で平面視正方形の網状体からなり、ロストル本体41の一方の対向する側縁、すなわち前方及び後方の側縁にそれぞれ左右一対のロストル取付突起42が水平に突出して設けられている。ロストル取付突起42は、先端がロストル本体の前後の側縁に平行になるように折り曲げられた横向きのL字状であり、左右のロストル取付突起42は対称になっている。使用時には、炉本体3を組立てる際に予め炉本体3に取付けられ、各固定炉壁板3A,3Bを起立させた状態で前方の固定炉壁板のロストル支持孔33の水平部に前方のロストル取付突起42を挿入し、次いで後方のロストル取付突起42を同様にして後方の固定炉壁板のロストル支持孔33に挿入することにより取付けられる。その際、前後のロストル取付突起42は、ロストル支持孔33の水平部から垂直部に入るため、ロストル支持孔33から離脱しないように支持される。そのため、ロストル4は、各固定炉壁板3A,3Bに架設して装着されるとともに、各固定炉壁板3A,3Bが倒れないように支持することになる。そして、この状態で可動炉壁板3C,3Dを固定炉壁板3A,3Bに係合し、炉本体3を組立てることになる。なお、ロストル支持孔33は、水平部がロストル取付突起42の先端の折り曲げ部よりも幾分大きく形成され、ロストル取付突起42を挿入し易いようになっている。
【0021】
調理板部材5は、図12,13にも示すように、網状体からなる焼網51と、台箱2に対応した正方形の箱蓋状で上面の縁を残して開口したフレーム52とを備え、焼網51がフレーム52の開口部に張設された箱蓋状のフレーム付焼網からなっている。フレーム52の左方には、固定把手53が水平に突出して固定され、右方には可動把手54が水平位置から下方に回動可能に設けられている。使用時には、固定把手53と可動把手54を持って炉本体3の上部を覆うように被せる。調理板部材5は、図1,2、3及び4に示すように、フレーム52の上面の縁が炉本体の固定炉壁板3A,3Bの上端に載置され、安定して支持される。格納時には、図14に示すように、分解された固定炉壁板3A,3B、可動炉壁板3C,3D、ロストル4及び脚部6を台箱2に入れ又は載せた後に被せることにより、調理板部材5は台箱2の蓋となる。その際、可動把手54を下方に倒し、台箱2と調理板部材5を紐等で固定することにより、可動把手54の側を下にして立掛けて格納し、又は固定把手53を持って携行することもなし得る。
【0022】
第1実施の形態は、上記のように構成されており、コンロの組立作業、分解作業及び使用状態等について次に説明する。組立作業する際には、コンロ1が図14に示すように収納状態にあることから、調理板部材5を台箱2から分離し、ロストル4、可動炉壁板3C,3D及び脚部6を台箱2から取り出す。各構成部材3C,3D,6を取り出した後、台箱2の4隅の脚部取付部材22に脚部6を螺着して取付け、図1、図2及び図3に示すように台箱2を4本の脚部6で支持する。次ぎに固定炉壁板3A,3Bを起こして立て、ロストル取付突起42を各固定炉壁板3A,3Bに形成されたロストル支持孔33に挿入し、ロストル4を各固定炉壁板3A,3B間に架設して装着する。各固定炉壁板3A,3Bは、下端が蝶番23により固定され、下方部がロストル4により連結されることから、台箱2上にほぼ鉛直に立設される。この状態において、例えば右方の可動炉壁板3Cを各第2係合溝35が各固定炉壁板3A,3Bの右端部寄りの各第1係合溝32に交差状に対面させて下降する。第1係合溝32が第2係合溝35の上方部分における右方の可動炉壁板3Cに係合し、第2係合溝35が第1係合溝32の下方部分における固定炉壁板3A,3Bに係合し、第1係合溝32の下端に第2係合溝35の上端が突当たり、右方の可動炉壁板3Cが下降停止する。これにより、右方の可動炉壁板3Cを各固定炉壁3A,3Bの右方の端部寄りに結合させることになる。次いで、左方の可動炉壁板3Dを同様にして各固定炉壁板3A,3Bの左方の端部寄りに結合させ、平面視正方形の炉本体3に組立てる。なお、左右の可動炉壁板3C,3Dを同時に下降させて各固定炉壁板3A,3Bに結合させてもよい。炉本体3を組立てた後、調理板部材5を炉本体3上に載置し、図1、図2及び図3に示すようにコンロ1を組立てる。
【0023】
コンロ1の分解作業は、組立作業の逆の順序で行われ、分解された固定炉壁板3A,3B,可動炉壁板3C,3D、ロストル4及び脚部6を図14に示すように台箱2に一括して入れ、調理板部材5で蓋をして格納する。すなわち、台箱2の前後の側板側に脚部6を1本づつ入れ、それぞれの脚部6に隣接して可動炉壁板3C,3Dを並べ、台箱2の中央に脚部6を2本入れ、これらを覆うように固定炉壁板3A,3Bを内方に折畳み、折畳んだ固定炉壁板3A,3Bの上にロストル4を載置し、調理板部材5を被せて蓋をする。格納後、図14に示す状態で台箱2の底板を持って運搬してもよく、また台箱2と調理板部材5とが分離しないように、紐等で台箱2と調理板部材5を固定し、固定把手53を持って運搬してもよい。
【0024】
第1実施の形態のコンロ1は、後述する図17、図18及び図38に示す灰受皿7を備えていてもよく、灰のコンロ1外への飛散、調理中の食材から出る油等による台箱の底板21の汚損、台箱の底板への熱影響等を抑制し得る。後述する図19、図39及び図40に示す熱遮蔽8,100枠を備えていてもよく、炭火等の燃焼による炉本体3又は台箱の底板21への過加熱を抑制し、また調理中の食材から出る油等による炉本体3の汚損を抑制し得る。後述する図42に示す火加減調整具110を備えていてもよく、着火時、火力が弱っている時等に、調理板部材5を取除いて火加減調整具110を可動炉壁板3C,3Dと台箱2の側板との間に装着し、可動炉壁板3C,3Dを上げて台箱2の側板との間に間隙を設け、空気導入孔21に加え、この間隙からも自然通気により給気させ得る。また、後述する図43に示す焼加減調整具120を備えていてもよく、炉本体の固定炉壁板3A,3Bと可動炉壁板3C,3Dの端部が交差状に係合する4隅の外側に装着し、焼加減調整具120の上に調理板部材5を載置する。これにより、調理板部材5がロストル4上の燃料から遠くなり、肉等の食材に加わる熱が弱くなり、ゆっくりと焼き得る。
【0025】
図15〜19は、第2実施の形態を概念的に示す説明図である。第2実施の形態は、第1実施の形態の変形例に相当し、台箱2、炉本体3、ロストル4、調理板部材5、脚部6、灰受皿7、熱遮蔽枠、強制空気導入管25及び給気口金26を備えた分解・組立可能な構造になっており、分解時には、それぞれに分解し、炉本体3、ロストル4、脚部6、灰受皿7、熱遮蔽枠、強制空気導入管25及び給気口金26を図16に示すように台箱2に入れ、調理板部材5で蓋をして収納するようになっている。そして、平面視正方形の台箱2に組立・分解可能な炉本体3を立設固定し、炉本体3にロストル4を着脱可能に装着し、炉本体3上に箱蓋状のフレーム付焼網からなる調理板部材5を載置し、台箱2に脚部6を着脱可能に取付けてなるコンロである点については、第1実施の形態と基本的に同一であるが、灰受皿7、熱遮蔽枠8、強制空気導入管25、給気口金26等を備えている点において異なっている。以下において、第1実施の形態と異なる事項を中心に説明する。なお、図1〜15におけると同一の符号は、同一の機能部材を意味している。以下の実施の形態においても同様である。
【0026】
台箱の底板20の空気導入孔21の中央には空気導入管取付部材24が設けられ、空気導入管取付部材24の下部側に強制空気導入管25が螺着され、上部側に給気口金26が螺着され、強制空気導入管25に送風機、フイゴ等の送風機器(図示せず)が接続され、着火時、火力増強時等の多量の給気量が必要な時に強制的に給気するようになっている。なお、給気口金26は、灰等の異物の侵入を抑制するための網状体(図示せず)が上端の吐出口に設けられている。給気口金26は、後述する灰受皿7の口金挿入孔71を通して空気導入管取付部材24に螺着されるが、上端側が口金挿入孔71より大きく形成され、使用時における灰受皿7の上方への移動をも阻止するようになっている。強制空気導入管25及び給気口金26の大きさは、台箱2に収納し得る寸法に設定されている。
【0027】
灰受皿は、図17に示すように、台箱2の上面の開口部より小寸法の正方形の薄い板状体からなり、4つの角部が台箱2の各側板に形成された凹状の灰受皿支持受部27に着座して装着されており、上方から落下する灰、食材から出る油等を受け、台箱の底板21の汚損、熱影響等を抑制するようになっている。灰受皿7の中心には口金挿入口71が形成され、空気導入管取付部材24に螺着される給気口金26が口金挿入口71を通して灰受皿7の上方に突出している。灰受皿7の4つの角部には、ピン状の灰受皿固定具72が着脱可能に設けられ、灰受皿7がずれないように保持するようになっている。なお、灰受皿支持受部27は必ずしも設けられていなくてもよく、単に台箱2の側板の上端に載置するようになっていてもよい。
【0028】
灰受皿7は、図18に示すように、台箱2の上面の開口部より小寸法の正八角形の薄い板状体からなり、対向する2つの側辺及びこれらと直交する2つの側辺にそれぞれ突出して形成された灰受皿取付突起73を台箱2の各側板に形成された凹状の灰受皿支持受部27に着座して装着するようになったものでもよい。格納時には、90度回転した状態、すなわち各灰受皿取付突起73が台箱2の各隅に位置するようにして台箱2に収納し得る。また、図38に示すように、正方形の灰受皿7の対角線上で中央に空気導入孔75を、各側辺中央に半円の熱歪防止切欠76を、各熱歪防止切欠76を結ぶ線上に長溝状の熱歪防止スリット74を形成してなるものでもよく、中心にある空気導入孔75に給気口金26を挿通させることになる。
【0029】
熱遮蔽枠8は、炉本体3の炭火等の燃焼による熱影響、食材から飛散する油等による汚損等を抑制するもので、図19にも示すように、炉本体3と同様にしてそれぞれ一対の固定遮蔽板8A,8Bと可動遮蔽板8C,8Dを着脱可能に結合した平面視正方形の筒状体からなり、ロストル4に着脱可能に立設されている。固定遮蔽板8A,8Bは、両端寄りに上端から下方に延びる長溝状の第3係合溝82が形成され、中間の3個所に熱歪防止スリットが上下方向に平行に形成され、下端にロストル取付突起42に係合させる取付凹部86が形成されている。可動遮蔽板8C,8Dは、両端寄りに下端から上方に延びる長溝状の第4係合溝85が形成され、中間の3個所に熱歪防止スリットが上下方向に平行に形成され、固定遮蔽板8A,8Bと結合した時に上端が固定遮蔽板8A,8Bと同一高さとなるように高さ寸法が設定されている。第3係合溝82及び第4係合溝85の溝幅は、固定遮蔽板8A,8B及び可動遮蔽板8C,8Dをそれぞれ挿入して係合し得るように設定されていればよく、それぞれ対応する遮蔽板8A,8B,8C,8Dの厚さと同一寸法以上であればよい。各溝長さは、可動遮蔽板8C,8Dの下端がロストル本体41上に載置するようになっていればよい。
【0030】
熱遮蔽枠8の組立は、第1実施の形態における炉本体3の組立とほぼ同様にして行ってもよく、各固定遮蔽板8A,8Bを互いにほぼ平行に立設し、各可動遮蔽板の第4係合溝85が各固定遮蔽板の第3係合溝82に交差状に対面するようにして各可動遮蔽板8C,8Dを下降する。第3係合溝82が第4係合溝85の上方部分における可動遮蔽板8C,8Dに係合し、第4係合溝85が第3係合溝82の下方部分における固定遮蔽板8A,8Bに係合し、第3係合溝82の下端に第4係合溝85の上端が突当たり、可動遮蔽板8C,8Dの下降が停止する。これにより、各可動遮蔽板8C,8Dと各固定遮蔽板8A,8Bが結合し、平面視正方形の熱遮蔽枠8に組立てられる。隣接する固定遮蔽板8A,8Bと可動遮蔽板8C,8Dは、第3係合溝82と第4係合溝85により交差状で着脱可能に結合されることになる。組立てられた熱遮蔽枠8は、各固定遮蔽板8A,8Bを持って移動し、各固定遮蔽板の取付凹部86をロストル取付突起42に係合し、ロストル4上に立設する。なお、組立方法は、種々あり、一方の可動遮蔽板8C,8Dに各固定遮蔽板8A,8Bを結合した後に、他方の可動遮蔽板8C,8Dを各固定遮蔽板8A,8Bに結合させるようにしてもよい。また、後述する図39に示すもののように、固定遮蔽板8A,8Bがロストル本体41の枠に起伏可能に取付けられていてもよい。
【0031】
炉本体の可動炉壁板3C,3Dは、両端を除いてL字状に屈曲されており、両端が真直になっている。そのため、固定炉壁板3A,3Bの屈曲部の水平部に可動炉壁板3C,3Dの両端が挿通し得るように挿通孔(図示せず)が形成されている。ロストル取付突起42の一方、すなわち前方の固定炉壁板3A(図15における左側)に形成されたロストル支持孔33に装着されるロストル取付突起42は真直であり、他方は先端が下方に向いたL字状になっている。前方の固定炉壁板3Aに形成されたロストル支持孔33は垂直長穴で、後方の固定炉壁板3Bに形成したロストル支持孔33は、前方と同一の垂直長穴とL字状の屈曲部の水平部に円形穴が形成されている。ロストル4は、真直なロストル取付突起42が前方の固定炉壁板3Aの垂直長穴からなるロスト支持孔33に挿通して支持され、L字状のロストル取付突起42が後方の固定炉壁板3Bの垂直長穴からなるロストル支持孔33に挿通するとともに先端が円形穴からなるロストル支持孔33に係合して支持されている。分解時には、L字状のロストル取付突起42を持ち上げて先端を円形穴から抜き出し、ロストル4を後方の固定炉壁板3B側に移動して真直なロストルロストル取付突起42を前方の固定炉壁板3Aのロストル支持孔33から抜き出し、ロストル4を前方の固定炉壁板3A側に移動してL字状のロストル取付突起42を後方の固定炉壁板3B側から抜き出す。
【0032】
調理板部材5に設けられた可動把手54は、格納時に先端が台箱21の底部に当接するように下方に曲げられており、下方に折畳んだ時に簡単に動かない程度の摩擦力が働くように取付座に支持されている。固定把手53が設けられた側には締付け機構からなる施錠部材55が設けられ、台箱2の底部に施錠突起28が設けられている。調理板部材5で台箱2を閉じた時に、可動把手54を折畳んで先端を台箱2の底部に当接し、施錠部材55を施錠突起28に掛けて締付け、調理板部材5を台箱2に固定する。これにより、固定把手53を持って簡便に運ぶことができる。
【0033】
コンロ1の分解作業は、組立作業の逆の順序で行われ、分解された固定炉壁板3A,3B,可動炉壁板3C,3D、ロストル4、脚部6、灰受皿7、固定遮蔽板8A,8B、強制空気導入管25及び給気口金26を図16に示すように台箱2に一括して入れ、調理板部材5で蓋をして格納し、可動把手を折畳み、施錠部材55を施錠突起に掛けて締め付けて施錠する。
【0034】
図20〜21は、第3実施の形態を概念的に示す説明図である。第3実施の形態は、炉本体の固定炉壁板3A,3Bの取付構造に係り、固定炉壁板3A,3Bの下端に沿ってL字状の取付突起36を設け、台箱2の一方の対向する側板の上部に沿って水平に内方に突出する固定炉壁板取付部材29を設け、固定炉壁板取付部材29に台箱2の側板に平行な長溝状の固定炉壁板取付溝91を形成し、固定炉壁板の取付突起36を固定炉壁板取付溝91に係合して立設固定してなるものである。台箱2の開口部の寸法は、固定炉壁板,3A,3Bを取付ける側の寸法が可動炉壁板3C,3Dを取付ける側より長く、固定炉壁板3A,3Bの長さは、台箱2の対応する側の寸法より僅かに短く設定されている。固定炉壁板3A,3Bは、平板状であるが、第1実施の形態と同様の下方部が屈曲したものでもよい。可動炉壁板3C,3Dは、図示されていないが、固定炉壁板3A,3Bと同様の形状であってもよい。他の構成部材は、台箱2の寸法に合わせた大きさになるが、基本的には第1実施の形態におけると同様の構造になっている。
【0035】
図22〜25は、第4実施の形態を概念的に示す説明図である。第4実施の形態は、固定炉壁板3A,3B及び可動炉壁板3C,3Dの形状に係り、固定炉壁板3A,3Bが平板状で、下端が蝶番23で台箱2に起伏可能に取付けられている。可動炉壁板3C,3Dは、下部が両端を除いて外方に水平に折り曲げられ、可動炉壁板3C,3Dの外方の台箱2上部を閉じるようになっている。また、図25に示すように、可動炉壁板3C,3Dの上部が中間部より短く、すなわち図24に示すように、各固定炉壁板33の外面に沿うように形成されている。これにより、調理板部材5の寸法を台箱2の寸法に適切に対応して設定し得るようになっている。
【0036】
図26〜37は、第5実施の形態を概念的に示す説明図である。第5実施の形態は、炉本体3の台箱2への取付構造、調理板部材5の構造と炉本体3及び台箱2への取付構造等に係る。炉本体3は、固定炉壁板3A,3Bに脚部61が一体に形成され、台箱2の前後の側板に沿って形成された脚部装着孔92に各脚部61を挿入し、固定炉壁板3A、3Bの下端が台箱の底板20に当接した状態で固定炉壁板固定ボルト93を台箱のボルト挿入孔94を通して固定炉壁板固定ナット95に軽く螺着し、固定炉壁板3A,3Bを台箱2に取付ける。各固定炉壁板のロストル支持孔33にロストル取付突起42を挿入し、ロストル4を各固定炉壁板3A,3B間に架設し、固定炉壁板固定ボルト93を増し締めし、固定炉壁板3A,3Bを台箱2に強く固定する。各固定炉壁板3A,3Bは、互いに鉛直状に立接し、各可動炉壁板3C,3Dを第1実施の形態と同様にして各固定炉壁板3A,3Bに結合する。その際、可動炉壁板3C,3Bは、下端が台箱の底板20に当接している。固定炉壁板3A,3Bの長さは、脚部61の下端から固定炉壁板3A,3Bの上端までの高さ及び可動炉壁板3C,3Dの長さより大きく設定されている。台箱2の開口部の寸法は、固定炉壁板3A,3Bが取付けられる側の寸法が固定炉壁板3A,3Bの長さより大きく、可動炉壁板3C,3Dが取付けられる側の寸法が固定炉壁板3A,3Bの高さ及び可動炉壁板3C,3Dの長さより大きく、横長状で長方形になっている。これにより、分解した後に格納する時には、脚部61が一体の固定炉壁板3A,3B及び可動炉壁板3C,3Dを台箱2に支障なく収納し得る。なお、固定炉壁板3A,3Bは、脚部61と一体にプレス成形され、脚部61は図32にも示すように横断面が横向きのL字状に形成されている。可動炉壁板3C,3Dは、図34に示すように、両端が他よりも高く形成され、台箱2の側板に当たらないようになっている。また、可動炉壁板3C,3Dは、図35に示すように、第2係合溝35の上部側に火加減調整溝99が設けられたものでもよい。火加減調整溝99の長さは、第2係合溝35より小さく設定されており、着火時、火力を強めたい時等の多量の給気量が必要な時に、調理板部材5を取除いて可動炉壁板3C,3Dを抜取り、反転して火加減調整溝99を係合させて固定炉壁板3C,3Dに結合させる。可動炉壁板3C,3Dと台箱の底板20間に間隙が生じ、空気導入孔21に加えてこの間隙からも空気が導入され、多量の空気を供給し得る。火加減調整溝99は、他の実施の形態における可動炉壁板3C,3Dに設けられていてもよい。
【0037】
調理板部材5は、図37にも示すように、横長状で長方形の焼網51と、焼網51の前方側に水平に突出して設けられ、先端が同一方向に向いた一対のL字状の焼網支持係合部材56と、後方側に水平に設けられたコ字状の固定把手53とを備え、各焼網支持係合部材56が後方の固定炉壁板3Bに設けられた一対の管状の焼網支持受部材98に着脱可能で回転自在に装着されている。後方の固定炉壁板3Bの上端には第1保持凹部96が形成され、前方の固定炉壁板3Aの上端には第2保持凹部97が形成されている。調理板部材5を炉本体3上に載置した際に、焼網支持係合部材56が第1保持凹部96に係合し、固定把手53が第2保持凹部97に係合し、調理板部材5を横ズレしないように保持することになる。また、台箱2の後方の側板の外側に管状の焼網支持受部材98が設けられ、台箱2の後方の側板の上端に第1保持凹部96が、前方の側板の上端に第2保持凹部97が形成されている。分解して格納する際に、各構成部材を台箱2に収納し、焼網支持係合部材56を台箱の焼網支持受部材98に係合して台箱2を被うことにより、調理板部材5が台箱2の蓋となる。そして、焼網支持係合部材56が第1保持凹部96に係合し、固定把手53が第2保持凹部97に係合することから、調理板部材5がズレないように台箱2を被うことになる。固定把手53を台箱2に固定する部材を設けることにより、固定把手53を持って携行することもできる。
【0038】
図38は、灰受皿7の他例の説明図で、中央に空気導入口75を、各側辺中央に半円の熱歪防止切欠76を、各熱歪防止切欠76を結ぶ線上に長溝状の熱歪防止スリット74を形成してなるものである。
【0039】
図39は、熱遮蔽枠8の他例の説明図で、第1実施の形態におけるロストル4に適用したものである。固定遮蔽板8A,8Bは、ロストル取付突起42が設けられた側においてロストル本体41に蝶番からなる遮蔽板取付具により起伏可能に取付けられている。図において、82は固定遮蔽板8A,8Bに形成された第3係合溝、85は可動遮蔽板8C,8Dに形成された第4係合溝である。
【0040】
図40〜41は、第6実施の形態を概念的に示す説明図である。第6実施の形態は、図22〜25に示す第4実施の形態に矩形箱状の熱遮蔽枠100を設けたものである。熱遮蔽枠100は、空気導入孔103を有し、矩形板状体からなる底部遮蔽板101と、底部遮蔽板101の各側縁に一体に連結され、底部遮蔽板101の側縁に沿って形成された折曲用切込部105において起伏可能な矩形板状体からなる4つの側部遮蔽板104A,104B,104C,104Dとからなっている。前方及び後方の側部遮蔽板104A,104Bにはそれぞれ一対の取付突起挿通孔106が形成され、取付突起挿通孔106がロストル取付突起42に挿通されてロストル4に吊持されている。取付突起挿通孔106は、水平部から上方に垂直部が形成されたL字状で、前後の側部遮蔽板104A,104Bにおける各一対は互いに対称になっている。熱遮蔽枠100は、格納時には各側部遮蔽板104A,104B,104C,104Dを順に底部遮蔽板101の上に折畳み、台箱2に収納し得るようになっている。熱遮蔽枠100の素材は、薄手のステンレス板からなり、繰返し折り曲げることができる。他の実施の形態に設けられていてもよい。
【0041】
図42は、火加減調整具110の説明図である。火加減調整具110は、台箱2の側板に係合させる装着溝111と可動炉壁板の下端に係合させる装着溝112が上下に対向して設けられた角状C型部材からなり、着火時、火力が弱っている時等に、調理板部材5を取除いて可動炉壁板3C,3Dと台箱2の側板との間に装着し、可動炉壁板3C,3Dを上げて台箱2の側板との間に間隙を設けるようになっている。空気導入孔21に加え、この間隙からも自然通気により給気させ得る。
【0042】
図43は、焼加減調整具120の説明図である。使用焼加減調整具120は、調理板部材5の高さを変えて食材の焼加減を調整するもので、高さが異なる2つの装着溝121、122を備えた板状体からなっている。使用に際しては、炉本体の固定炉壁板3A,3Bと可動炉壁板3C,3Dの端部が交差状に係合する4隅の外側に一方の装着溝121,122を係合して焼加減調整具120を取付け、焼加減調整具120の上に調理板部材5を載置する。これにより、調理板部材5がロストル4上の燃料から遠くなり、肉等の食材に加わる熱が弱くなり、ゆっくりと焼くことができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、固定炉壁板と可動炉壁板が上下方向において互いに向きの異なる係合溝で結合するようになっていることから、炉本体を簡便に組立・分解し得るとともに、ロストルの炉本体への組付け、取外しも簡便に行うことができるコンロを得ることが可能になった。その結果、台箱に各構成部材を収納し、調理板部材で被って蓋をすることができ、簡便に、しかもコンパクトに格納し得るコンロを得ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を概念的に説明する説明図で、平面図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、右側面図である。
【図4】同じく、図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図5】同じく、要部である台箱の平面図である。
【図6】同じく、要部である固定炉壁板の正面図である。
【図7】同じく、要部である固定炉壁板の右側面図である。
【図8】同じく、要部である可動炉壁板の正面図である。
【図9】同じく、要部である可動炉壁板の右側面図である。
【図10】同じく、可動炉壁板と固定炉壁板の係合途中の状態を示す斜視図である。
【図11】同じく、要部であるロストルの平面図である。
【図12】同じく、要部である調理板部材の平面図である。
【図13】同じく、要部である調理板部材の正面図で、一部を断面で示す。
【図14】同じく、保管時における収納状態を示す一部拡大縦断面図である。
【図15】本発明の第2実施の形態を概念的に説明する説明図で、縦断面図である。
【図16】同じく、保管時における収納状態を示す断面図である。
【図17】同じく、図15のB−B線に沿う縮小断面図である。
【図18】同じく、図17に示す灰受皿の変形例の平面図である。
【図19】同じく、要部である熱遮蔽枠の組立途中の状態を示す斜視図である。
【図20】本発明の第3実施の形態を概念的に説明する説明図で、要部である固定炉壁板の取付け構造を示す斜視図である。
【図21】同じく、要部である固定炉壁板の取付状態を示す断面図である。
【図22】本発明の第4実施の形態を概念的に説明する説明図で、調理板部材を除去した状態における一部平面図である。
【図23】同じく、図22のC−C線に沿う断面図である。
【図24】同じく、図22のD−D線に沿う断面図である。
【図25】同じく、要部である可動炉壁板の一部正面図である。
【図26】本発明の第5実施の形態を概念的に説明する説明図で、平面図である。
【図27】同じく、正面図である。
【図28】同じく、右側面図である。
【図29】同じく、要部である台箱の平面図である。
【図30】同じく、要部である台箱の背面図である。
【図31】同じく、要部である前方の固定炉壁板の正面図である。
【図32】同じく、要部である前方の固定炉壁板の脚部の形状を示す右側面図である。
【図33】同じく、要部である後方の固定炉壁板の正面図である。
【図34】同じく、要部である可動炉壁板の正面図である。
【図35】同じく、図34に示す可動炉壁板の変形例の正面図である。
【図36】同じく、要部であるロストルの平面図である。
【図37】同じく、要部である調理板部材の平面図である。
【図38】熱歪防止構造を有する灰受皿の平面図である。
【図39】一方の対向する固定遮蔽板がロストルに起伏自在に取付けられた熱遮蔽枠の組立状態を示す斜視図である。
【図40】本発明の第6実施の形態を概念的に説明する説明図で、縦断面図である。
【図41】同じく、要部である箱状の熱遮蔽枠の展開図である。
【図42】火加減調整具の斜視図である。
【図43】焼加減調整具の斜視図である。
【符号の説明】
1 組立式バーベキューコンロ(コンロ)    2 台箱   3 炉本体
3A,3B 固定炉壁板   3C,3D 可動炉壁板
4 ロストル   5 調理板部材   6 脚部   7 灰受皿
8 熱遮蔽枠   21 空気導入孔   23 固定炉壁板取付具(蝶番)
24 空気導入管取付部材   25 強制空気導入管   26 給気口金
27 灰受皿支持受部   29 固定炉壁板取付部材
32 固定炉壁板の第1係合溝   33 ロストル支持孔
35 可動炉壁板の第2係合溝   36 固定炉壁板の取付突起
41 ロストル本体   42 ロストル取付突起
43 遮蔽板取付具   51 焼網   52 調理板部材のフレーム
53 調理板部材の固定把手   54 調理板部材の可動把手
56 焼網支持係合部材   61 脚部   72 灰受皿固定具
73 灰受皿取付突起   8A,8B 固定遮蔽板
8C,8D 可動遮蔽板   82 固定遮蔽板の第3係合溝
85 可動遮蔽板の第4係合溝   86 固定遮蔽板の取付凹部
91 固定炉壁板取付溝   92 脚部装着孔
93 固定炉壁板固定ボルト   95 固定炉壁板固定ナット
98 焼網支持受部材   99 火加減調整係合溝
100 熱遮蔽枠   101 底部遮蔽板
102 熱歪防止用スリット   103 空気導入孔
104A,104B,104C,104D 側部遮蔽板
105 折曲用切込部   106 ロストルの取付突起挿通孔
110 火加減調整具   120 焼加減調整具

Claims (15)

  1. 空気導入部材(21,24,25,26)を有し、上方が開口した矩形箱状の台箱(2)と、台箱(2)に着脱可能に立設固定された矩形状の炉本体(3)と、炉本体(3)内に着脱可能に設けられたロストル(4)と、炉本体(3)の上方に着脱可能に設けられた調理板部材(5)とを備えてなる組立式バーベキューコンロ(1)であって、炉本体(3)は、両端寄りに形成された上端から下方に延びる長溝状の第1係合溝(32)を有し、台箱(2)に起伏又は着脱可能に設けられ、台箱(2)の一方の対向する側板に沿ってそれぞれ設けられた一対の固定炉壁板(3A,3B)と、両端寄りに形成された下端から上方に延びる長溝状の第2係合溝(35)を有し、第2係合溝(35)が第1係合溝(32)より下方部において各固定炉壁板(3A,3B)に係合し、第2係合溝(35)より上方部において第1係合溝(32)に係合し、台箱(2)の他方の対向する側板に沿って設けられた一対の可動炉壁板(3C,3D)とからなり、隣接する固定炉壁板(3A,3B)と可動炉壁板(3C,3D)が第1係合溝(32)と第2係合溝(35)により交差状で着脱可能に結合されていることを特徴とする組立式バーベキューコンロ。
  2. 台箱(2)は、一方の対向する側板に沿って形成された長溝状の固定炉壁板取付溝(91)を有し、固定炉壁板(3A,3B)は、下端に形成されたL字状の取付突起(36)を有し、取付突起(36)を固定炉壁板取付溝(91)に係合することにより台箱(2)に着脱可能に立設固定されている請求項1記載の組立式バーベキューコンロ。
  3. 固定炉壁板(3A,3B)は、下端に一体に形成された脚部(61)を有し、脚部(61)を台箱(2)の下方に突出させて着脱可能に立設固定されている請求項1記載の組立式バーベキューコンロ。
  4. 可動炉壁板(3C,3D)は、第2係合溝(35)の上方に形成され、第2係合溝(35)より短寸の長溝状の火加減調整係合溝(99)を有している請求項1、2又は3記載の組立式バーベキューコンロ。
  5. ロストル(4)は、一方の対向する側縁から外方に突出して設けられたロストル取付突起(42)を有し、ロストル取付突起(42)を各固定炉壁板(3A,3B)に形成されたロストル支持孔(33)に装着することにより各固定炉壁板(3A,3B)に着脱可能に架設して設けられている請求項1乃至4のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  6. ロストル(4)には平面視矩形の熱遮蔽枠(8)が着脱可能に立設されており、熱遮蔽枠(8)は、両端寄りに形成された上端から下方に延びる長溝状の第3係合溝(82)を有し、ロストル(4)に起伏又は着脱可能に設けられ、ロストル(4)の一方の対向する側縁に沿ってそれぞれ設けられた一対の固定遮蔽板(8A,8B)と、両端寄りに形成された下端から上方に延びる長溝状の第4係合溝(85)を有し、第4係合溝(85)が第3係合溝(82)より下方部において各固定遮蔽板(8A,8B)に係合し、第4係合溝(85)より上方部において第3係合溝(82)に係合し、ロストル(4)の他方の対向する側縁に沿って設けられた一対の可動遮蔽板(8C,8D)とからなり、隣接する固定遮蔽板(8A,8B)と可動遮蔽板(8C,8D)が第3係合溝(82)と第2係合溝(85)により交差状で着脱可能に結合されている請求項5記載の組立式バーベキューコンロ。
  7. 空気導入孔(103)を有し、矩形板状体からなる底部遮蔽板(101)と、底部遮蔽板(101)の各側縁に一体に連結され、底部遮蔽板(101)の側縁に沿って形成された折曲部(105)において起伏可能な矩形板状体からなる側部遮蔽板(104A,104B,104C,104D)とからなる矩形箱状の熱遮蔽枠(100)を備え、一方の対向する側部遮蔽板(104A,104B)に形成された取付突起挿通孔(106)がロストル取付突起(42)に挿通され、ロストル(4)に吊持されている請求項5記載の組立式バーベキューコンロ。
  8. 台箱(2)の開口面積より小寸法で矩形板状体からなる灰受皿(7)を備え、灰受皿(7)は、各角部が台箱(2)の各側板の上端に着脱可能に装着されている請求項1,2,4,5又は6のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  9. 直交する二方向に突出して形成された灰受皿取付突起(73)を有し、台箱(2)より小寸法の板状体からなる灰受皿(7)を備え、灰受皿(7)は、各灰受皿取付突起(73)が台箱(2)の各側板の上端に着脱可能に装着されている請求項1,2,4,5又は6のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  10. 空気導入部材は、台箱の底板(20)に形成された空気導入孔(21)と、空気導入孔(21)の中央に着脱可能に設けられ、下端に送風機器が着脱可能に連結された強制空気導入管(25)とからなっている請求項1乃至9のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  11. 灰受皿(7)の上方に突出するように灰受皿(7)に形成された口金挿入孔(71)を通して強制空気導入管(25)に着脱可能に接続された給気口金(26)を備え、給気口金(26)は、上端側が口金挿入孔(71)よりも大きく形成されている請求項10記載の組立式バーベキューコンロ。
  12. 調理板部材(5)は、台箱(2)に対応した矩形箱蓋状で、上面が開口したフレーム(52)と、フレーム(52)の開口部に張設された焼網(51)とからなる請求項1乃至11のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  13. 調理板部材(5)は、矩形の焼網(51)と、焼網(51)の1側に水平に突出して設けられたL字状の焼網支持係合部(56)と、対向する他側に水平に設けられた固定把手(53)とを備え、焼網支持係合部材(56)が一方の固定炉壁板(3B)に設けられた管状の焼網支持受部材(98)に着脱可能で回転自在に装着されている請求項1乃至12のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  14. 可動炉壁板(3C,3D)の下端と台箱(2)の側板の上端との間に介装し、可動炉壁板(3C,3D)と台箱(2)との間隙を調整する火加減調整具(110)を備えている請求項1乃至13のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
  15. 炉本体(3)と調理板部材(5)の間に介装して調理板部材(5)の高さを調整する焼加減調整具(120)を備え、焼加減調整具(120)は炉本体(3)の固定炉壁板(3A,3B)と可動炉壁板(3A,3B)が交差状に結合している部位の外側を跨いで係合させる装着溝(121、122)を有している請求項1乃至14のいずれか1記載の組立式バーベキューコンロ。
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