JP2022164575A - 組立式焚き火台 - Google Patents
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Abstract
Description
また、持ち運び、コンパクト収納についても、板形状のみの組立式焚き火台(文献7)は、コンパクトにはなるが、各部材を固定する機構がなく、収納袋やバッグなどを用意しないと持ち運びができない。
例えば、図1~5に示すように、本発明の組立式焚き火台は、本体部材1、2の左右両端に互いに支持する立設片1j、2jを設けて、互いの本体部材1、2を端部で支えあう構造としており、スリット1s、2sの突き当りまで差し込むことで位置決めを可能としている。
ここで、前記「立設片」は本体部材と一体に形成されていてもよいが、本体部材に着脱可能に別体として備えていてもよい。ここで、前記「左右両端」は、左右両端近傍の内側も含む。
例えば、図9~11に示すように、本体部材1、2を支持する立設片1j、2jの上端部形状の上端面1v、2vで、本体部材同士の開口角度を決めることができる。上端面の形状を変えることで、開口部の角度、クリアランスを調整することが可能である。
例えば、図2に示すように、本体部材1、2に、突起としてのダボ1r,2r、ブリッジ1g、2gと呼ばれるプレス成形を施すことにより、その突起は、本体部材1、2を差し込む際の案内ガイドとして差し込みをしやすくし、想定外の方向に差し込むことを防ぐ備えとなる。
また、これらの突起は、組立式焚き火台使用の際に発生する熱影響で、本体部材1、2が湾曲状に歪もうとすることを抑制し、火床装置全体の歪みを軽減でき、本体部材1、2の差し込み用孔に差し込まれた側板や五徳部材が、差し込み用孔から脱落を防ぐ役割も果たすものである。
例えば、図2に示すように、本体部材1、2に、突条としてのビード1w、2wと呼ばれるプレス成形を施すことにより、組立式焚き火台使用の際に発生する熱影響で、本体部材1、2が歪み・反りを軽減することができる。
例えば、図6~8に示すように、立設片1j、2jの上端部が内側に傾斜する傾斜面1p、2pを備えていることで、本体部材、2の挿通係合が容易となる。
例えば、図16、22、23に示すように、本体部材1、2に設けた差し込み用孔に上記各部材を差し込み固定することができる。本体部材1、2に側板部材3A、3Bが固定されることで本体部材1、2の開口部と火床が安定する。五徳部材5A、5Bには、調理器具を載置することができると共に、薪を立てて配置させることもでき、燃焼効率を上げる効果をもたらす。同様に底板部材(ロストル)4も火床の底面に空気層を形成することで、同効果をもたらす。
一対の前記本体部材には、水平方向に互いに挿通係合するためのスリットが形成され、該スリットの下方及び該スリットの延長線の下方であって、該本体部材の左右両端に立設した一対の上下方向に長尺の立設片を備え、一方の前記本体部材の立設片の上端面が、他方の該本体部材の外面端部に互いに当接して支持することにより自立可能であり、一方の前記本体部材の内面側において、前記スリットの延長線の直近上部に他方の前記本体部材の挿通をガイドする1又は2以上の突起を備え、前記スリット近辺の上部に水平方向に長尺な1又は2以上の突条を形成し、前記挿通係合を容易にするため、挿入される側の立設片の上端部が内側に傾斜する傾斜面を備えたことを特徴とする。
請求項7は、請求項1~5のすべての構成を備えているため、請求項1~5のすべての
作用効果を奏する。
例えば、図23~28に示すように、上記各部材を分解時に一括に収納可能とする締結用孔又は締結用溝を設け、締結具としての蝶ボルト6A、6Bで締結することで、コンパクトに収納可能を可能としている。また、本体部材1、2に取手用の長孔1y、2yを同芯上に設けることで、片手での携帯を可能とすることができる。
この実施の形態は組立式焚き火台の好ましい形態を示すが、本発明はこれに限定されない。
実施例1は、請求項1~5及び7記載のいずれの発明にも属する実施例であり、実施例2は、請求項6記載の発明に属する実施例であり、実施例3及び4は、請求項8記載の発明の実施例である。
この組立式焚き火台10の構成を図1~図15に基づいて説明する。材質は薄板の鉄板を仮定としている。図1は、組立式焚き火台10の組立状態の概略説明斜視図である。
一対の本体部材1、2には、図2に示すように、水平方向に互いに挿通係合するためのそれぞれスリット1s、2sが形成されている。
そして、スリット1sの下部及びスリット1sの延長線1seの下部であって、本体部材1の左右両端に立設した一対の上下方向に長尺の立設片1jを備えている。
同様に、スリット2sの下部及びスリット2sの延長線2seの下部であって、本体部材2の左右両端に内面側に立設した一対の上下方向に長尺の立設片2jを備えている。
こうして、一方の本体部材1の立設片1jの上端部が、他方の本体部材2の外面端部に当接して支持し、他方の本体部材2の立設片2jの上端部が、一方の本体部材1の外面端部に互いに当接して支持することにより自立可能となる。
この「上端部」は、他方の本体部材の外面端部に当接して支持することが可能であれば必ずしも平面状であることを要しないが、後述のように、他方の本体部材の外面端部に安定して当接するように平面状の「上端面」であることが好ましい。
ここで、立設片は、その上端部が、他方の本体部材の外面端部に当接して支持するものであれば、図に示された板状のものに限らず、角柱状、円柱状等であってもよい。
本体部材1、2を組立の際の両端部の状態を図6~8に示す。本体部材1、2をスリット1s、2sに差し込んでいくと、図6の状態から図7の状態へと進み、更に図9に示すように各々1j、2jの上端部まで到達する。
すなわち、図8(a)に示すように、本体部材2は、本体部材1の立設片1jに近づいて、同図(b)に示すように立設片1jの上端部の傾斜面1pに当接した後更に滑り上がり、同図(c)に示すように、立設片1jの上端面1vが本体部材2の外面端部2mに当接して、本体部材2を立設片1jで支持する。
同様に本体部材1も本体部材2の立設片2jの上端部の傾斜面2pに当接した後、更に滑り上がり、立設片2jの上端面2vが本体部材1の外面端部1mに当接して支持する。
すなわち、図10に示すように、本体部材1(2)の板面と立設片1j(2j)の上端面1v(2v)のなす角度αにより上端面1v(2v)が当接する外面端部2m(1m)の傾斜が決まることで本体部材1、2からなる開口角度θが決まる。
逆に、本体部材1(2)の板面と上端面1v(2v)のなす角度αを、より小さくすると、上端面1v(2v)が当接する外面端部2m(1m)の傾斜が小さくなり、本体部材1、2からなる開口角度θは、大きくすることができる。
他方の本体部材1の内面側においても、スリット1sの延長線1seの直近上部に一方の本体部材2の挿通をガイドする1又は2以上の突起1g、1rを備えていることが好ましい。
そこで、本体部材2(1)に施された突起2g、2r(1g、1r)を設けることで、図13(a)に示すように、焚き火の熱影響で、本体部材2(1)が前後方向内面側に反るのを抑制し、部材の変形を最小限にすることが可能となる。
具体的には、本体部材1、2のスリット1s、2s辺から熱影響により外面端部1m(2m)周辺部が内面側へ変形を始める。そのまま変形状態が続くと焚き火が終わって冷めた状態になっても、大きな歪みが残った状態になる。本発明は、突起(ダボ、ブリッジ)を歪みの発生する位置に施すことで、本体部材1、2が大きく反ることを抑制し、全体の歪みを抑制することができる。例えば、図13(b)に示すように、本体部材1に備えたブリッジ1gによって本体部材2が反るのを制止することができる。
一方、ブリッジ1g等の突起を備えていない場合には、同図(c)に示すような反りが生じやすい。
そこで、本体部材2(1)の内面側において、スリット2s(1s)近辺の上部に水平方向に長尺な1又は2以上の突条2w(1w)を形成していることが好ましい。
例えば、図14(b)に示すように、本体部材2に備えた突条(ビード)2w(1w)によって本体部材2が反るのを制止することができる。水平方向に長尺な突条がリブとしての役割を果たし、水平方向の反りを制止することができる。
一方、ビード2w(1w)等の突条を備えていない場合には、同図(c)に示すような反りが生じやすい。突条の大きさ、形成方法は特に限定されないが、本実施例1に係る突条2w(1w)もプレス成形によって形成することができる。
図16に示す本体部材25は、前記本体部材2に代えて、本体部材用板材2Aと本体部材用板材2Aに着脱可能の立設片7A、7Bを備えている。立設片7A、7Bの差し込み用爪7a、7bを、本体部材用板材2Aの差し込み用孔2o、2qに挿入して固定することができる。
また、図17に示すように、本体部材15は、本体部材用板材1Aと本体部材用板材1Aに着脱可能の立設片7A(不図示)、7Bを備えている。立設片7A、7Bの差し込み用爪7a、7bを、本体部材用板材1Aの差し込み用孔1o、1qに挿入して固定することができる。
こうして、立設片7A、7Bを装着した本体部材15、25をそれぞれに設けたスリットにより挿通係合して、組立式焚き火台50が形成される。
組立式焚き火台20は、図18及び図25に示すように、実施例1に係る組立式焚き火台10を構成する本体部材1、2に、更に側板部材3A、3B、底板部材4、五徳部材5A、5Bを備えている。なお、組立式焚き火台20に係る本体部材11、21は、実施例1の本体部材1、2に更に、側板部材3A、3B、底板部材4、五徳部材5A、5Bを装着するための種々の差し込み孔等を備えたものである。
ここで、組立式焚き火台としては、これらの3種類の部材すべてを備えている必要はなく、これら3種類のうちの1種類又は2種類を備えたものとすることもできる。例えば、本体部材1、2と側板部材3A、3Bのみの組み合わせであってもよい。
なお、組立式焚き火台20のうちの、本体部材11、21から構成される部分については、本体部材1、2から構成される組立式焚き火台10の構成、及び作用効果と同様であり、説明を省略する。
側板部材3A、3Bは、図18に示すように、交差して立設形成した本体部材11、21の左右端に固定される部材である。側板部材3A、3Bを備えることで、本体部材11、21をより安定して自立させ強度を維持することができる。
側板部材3A、3Bは、三角形状の枠体からなり、中央部には大きな三角形状の貫通孔を有している。この貫通孔により、通気性を維持できると共に、側面方向から薪等の燃料の補給もすることができる。
貫通孔の形状は特に限定されず、四角形状、円形状などとすることができる。
なお、側板部材3Aは貫通孔を有しない平面板状であってもよい。
側板部材3Bは、側板部材差し込み用爪3a、3b、3cを本体部材1に形成された側板部材差し込み用孔1n、1c、1dにそれぞれ挿入して固定し、側板部材差し込み用爪3d、3e、3fを本体部材2に形成された差し込み用爪孔2d、2c、2kにそれぞれ挿入して固定する。
以上の構成とすることで、側板部材3A、3Bのいずれについても、側板部材差し込み用爪3a、3b、3c、3d、3e、3fが、一定ピッチで配列され、それぞれの側板部材差し込み用爪に組付けた場合に平面視で同一直線上にある。こうすることで、本体部材1、2がずれることなく、開口部と火床も安定して設置できる。
なお、同一直線上に一定ピッチで配列するのは、一例であって、特定の位置の差し込み孔が、挿通による組立てにより特定の配列を形成することにより、相手部材の挿入位置を明確にし、受け入れ固定させることができればよい。
底板部材4は、交差して立設形成した本体部材1、2の内面底部に載置する部材である。底板部材4を備えることで、その上に燃料を載置でき、火床の底面に空気層を形成し、燃焼効率を上げることができる。
底板部材4は、長方形状からなり、複数の貫通孔を有している。この貫通孔により、通気性を維持でき燃焼効率を上げることができる。貫通孔の形状は特に限定されず、四角形状、円形状などとすることができる。なお、底板部材は貫通孔を有しない平面板状であってもよい。
底板部材4は、図25に示すように、周囲に4箇所に形成された底板部材差し込み用爪4aを本体部材11、21それぞれ2箇所に形成された底板部材差し込み用孔1f、2fに挿入して固定することができる。
五徳部材5A、5Bは、交差して立設形成した本体部材1、2の上部に載置する部材である。五徳部材5A、5Bを備えることで、その上に調理器具を載置することができる。こうして、コンロ機能付き焚き火台として使用することができる。
五徳部材5A、5Bは、それぞれ一対の縦長の長方形状の脚板とこの脚板に架設した横長の長方形状の載置板からなる。
五徳部材5A、5Bは、図25に示すように、脚板下部に形成された五徳部材差し込み用爪5a、5bを本体部材11、21それぞれ2箇所に形成された五徳部材差し込み用スリット切欠部爪孔1e、2eに挿入して固定することができる。
なお、前記の通り、側板部材3A、3Bを差し込むことで、本体部材11、21の上部においても、側板部材差し込み用孔1e、2eが、同一直線上に一定ピッチに並ぶことにより、五徳部材5A、5Bが設置できるようになる。本体部材に精度よく五徳部材を差し込めることで、ガタツキが極めて少なくなるため、ダッチオーブンのような重量のある大きな調理器具を安定して設置することが可能である。
また、五徳部材5A、5Bは、焚き火の際に薪を立てことを可能にするため、大変重宝な部材になりえる。なお、底板部材4においても同様である。
本実施例2においては五徳部材5A、5Bの2個の場合であるが、3個以上備えていてもよい。
詳細には、本体部材11は、蝶ボルト6A、6Bの一対の取付用ネジ孔1xと、側板3A、3Bのズレ防止用凸部1h4つを備えている。側板部材3A、3Bは、後述のU溝切欠部3uのみでは安定しがたいため、ズレ防止用凸部1hにより、水平方向のズレを防止することができる。
また、本体部材21は、蝶ボルト6A、6Bの一対の差し込み逃がし長孔2xを備えており、この差し込み逃がし長孔2xの上部に本体部材21の収納締付け用U溝切欠部2tを備えている。
そして、側板部材3A、3Bに更に収納締め付け用U溝切欠部3uを備えている。
また、底板部材4は、、収納締め付け用U溝切欠部4cを備えている。
また、五徳部材5A、51Bは、五徳部材5A、5Bに更に、収納締め付け用U溝切欠部5c、5dを備えている。
ここで、「取付用ネジ孔」が「締結用孔」であり、「収納締め付け用U溝切欠部」が「締結用溝」であり、「蝶ボルト」が「締結具」である。
次いで、底板部材41の差し込み逃がし長孔4c、五徳部材5A、5BのU溝切欠部5c、5dをそれぞれ蝶ボルト6A、6Bに挿通させる。
更に、本体部材22の差し込み逃がし長孔2xを蝶ボルト6A、6Bに挿通させ、更にU溝切欠部2tを蝶ボルト6A、6Bのネジ部に当接固定する。
そして、蝶ボルト6A、6Bの翼部を手指で締め付けることで、図26、図27に示すように、すべての部材を収納締付けすることができる。
こうすることで、薄くコンパクトに収納できると共に、取手用の長孔1y、2yを把手して持ち運ぶことができて便利である。
2、21、22、25 本体部材
1A、2A 本体部材用板材
3A、3B 側板部材
4 底板部材
5A、5B 五徳部材
6A、6B 締結具(蝶ボルト)
7A、7B 立設片
1g 本体部材1の突起(反り防止プレス成形ブリッジ)(2か所)
2g 本体部材2の突起(反り防止プレス成形ブリッジ)(2か所)
1r 本体部材1の突起(反り防止プレス成形ダボ)(2か所)
2r 本体部材2の突起(反り防止プレス成形ダボ)(2か所)
1s 本体部材1のスリット
2s 本体部材2のスリット
1j 本体部材1の立設片(折り曲げ加工部)
2j 本体部材2の立設片(折り曲げ加工部)
1m 本体部材1の外面端部
2m 本体部材2の外面端部
1v 本体部材1の立設片1jの上端面(本体部材2の外面端部2mの支
えに活用)
2v 本体部材2の立設片2jの上端面(本体部材1の外面端部1mの支
えに活用)
1p 本体部材1の1jの上端部の傾斜面(面取り加工部)
2p 本体部材2の2jの上端部の傾斜面(面取り加工部)
1w 本体部材1の突条(1m部分を熱変形による反りを防ぐ成形ビード
)
2w 本体部材2の突条(1m部分を熱変形による反りを防ぐ成形ビード
)
1o、1q 本体部材用板材1Aの差し込み用孔
2o、2q 本体部材用板材2Aの差し込み用孔
7a、7b 立設片7A、7Bの差し込み用爪
1a、1b、1c、1d、1k、1n 本体部材11の側板差し込み用孔
2a、2b、2c、2d、2k、2n 本体部材21の側板差し込み用孔
1e 本体部材11の五徳部材差し込み用スリット切欠部 (6か所)
2e 本体部材21の五徳部材差し込み用スリット切欠部 (6か所)
1f 本体部材11の底板部材差し込み用孔 (2か所)
2f 本体部材21の底板部材差し込み用孔 (2か所)
1x 本体部材11の締結用孔(蝶ボルト6A、6Bの取付用ネジ孔)
2x 本体部材21の蝶ボルト6A、6Bの差し込み逃がし長孔
2t 本体部材21の締結用溝(蝶ボルト収納締付け用のU溝切欠部)
1h 本体部材11に備えてある側板3A、3Bのズレ防止用凸部
1y 本体部材1、11の取手用の長孔
2y 本体部材2、21の取手用の長孔
1z 本体部材1、11の通気孔
2z 本体部材2、21の通気孔
3a、3b、3c、3d、3e、3f 側板部材3A、3Bに備えてある差し込み用爪
3u 側板部材3A、3Bの締結用溝(収納締め付け用U溝切欠部)
4a 底板部材4の差し込み用爪
4b 底板部材4の収納締め付け蝶ボルトの差し込み逃がし長孔
4c 底板部材4の締結用溝(収納締め付け用U溝切欠部)
5a、5b 五徳部材5の脚板下部に形成された五徳部材差し込み用爪
5c、5d 五徳部材5の締結用溝(収納締め付け用U溝切欠部)
10 実施例1に係る組立式焚き火台
20 実施例2に係る組立式焚き火台
30 実施例3に係る組立式焚き火台
40 実施例4に係る組立式焚き火台
50 実施例1の変形例に係る組立式焚き火台
Claims (8)
- 一対の平板状の本体部材を互いに交差して立設形成し、上部内面側を火床として用いる組立式焚き火台であって、
一対の前記本体部材には、水平方向に互いに挿通係合するためのスリットが形成され、該スリットの下方及び該スリットの延長線の下方であって、該本体部材の左右両端に立設した一対の上下方向に長尺の立設片を備え、
一方の前記本体部材の立設片の上端部が、他方の該本体部材の外面端部に互いに当接して支持することにより自立可能であることを特徴とする組立式焚き火台。 - 前記上端部は平面状の上端面であり、前記外面端部に平面的に当接することで、更に安定して自立可能な請求項1に記載の組立式焚き火台。
- 一方の前記本体部材の内面側において、前記スリットの延長線の直近上部に他方の前記本体部材の挿通をガイドする1又は2以上の突起を備えている請求項1又は2に記載の組立式焚き火台。
- 前記スリット近辺の上部に水平方向に長尺な1又は2以上の突条を形成し、前記本体部材の歪・反りを軽減する請求項1又は2に記載の組立式焚き火台。
- 前記挿通係合を容易にするため、挿入される側の立設片の上端部が内側に傾斜する傾斜面を備えた請求項1又は2に記載の組立式焚き火台。
- 前記立設形成した本体部材の、左右端に固定する一対の側板部材、内面底部に載置する底板部材、及び上部に載置する1又は2以上の五徳部材のうちの少なく1種以上を更に備え、
前記側板部材は、該本体部材に形成された側板部材差し込み用孔に該側板部材に形成された側板部材差し込み爪を差し込み固定するものであり、
前記底板部材は、該本体部材に形成された底板部材差し込み用孔に該底板部材に形成された底板部材差し込み爪を差し込み固定するものであり、
前記五徳部材は、該本体部材上端に形成された五徳部材差し込み用スリット切欠部に該五徳部材差し込み爪を差し込み固定するものである請求項1又は2に記載の組立式焚き火台。 - 一対の平板状の本体部材を互いに交差して立設形成し、上部内面側を火床として用いる組立式焚き火台であって、
一対の前記本体部材には、水平方向に互いに挿通係合するためのスリットが形成され、該スリットの下方及び該スリットの延長線の下方であって、該本体部材の左右両端に立設した一対の上下方向に長尺の立設片を備え、
一方の前記本体部材の立設片の上端面が、他方の該本体部材の外面端部に互いに当接して支持することにより自立可能であり、
一方の前記本体部材の内面側において、前記スリットの延長線の直近上部に他方の前記本体部材の挿通をガイドする1又は2以上の突起を備え、
前記スリット近辺の上部に水平方向に長尺な1又は2以上の突条を形成し、
前記挿通係合を容易にするため、挿入される側の立設片の上端部が内側に傾斜する傾斜面を備えたことを特徴とする組立式焚き火台。 - 一対の平板状の本体部材を互いに交差して立設形成する組立式焚き火台を構成する、複数の板状部材を積層した積層体を貫通する1又は2以上の締結用孔又は締結用溝が同軸をなすように形成され、重なる複数の前記1又は2以上の締結用孔又は締結用溝に対して締結具で締結収納を可能とした組立式焚き火台であって、
前記複数の板状部材は、一対の平板状の本体部材と、一対の側板部材と、底板部材と1又は2以上の五徳部材であることを特徴とする組立式焚き火台。
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