JP2011079366A - 車両のフロア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車体のシートレールブラケットが目視可能になって外観が低下するのを防止しながら、シートレールブラケットの着脱作業が容易に行えるようにする。
【解決手段】 車両のフロアパネル12に敷設したフロアカーペット14上にシートレールブラケット17,18,21,22を固定し、シートレールブラケット17,18,21,22にシートレール15,18を介してシート15L,15Rを支持すると、シートレールブラケット18の一部が目視可能になって外観を低下させる場合があるが、そのシートレールブラケット18の目視可能な部分をフロアカーペット14と同じ材質のカバー部材31で覆ったことで、シートレールブラケット18の全体を目視不能にして外観を向上させることができる。しかもカバー部材31は着脱自在であるため、シートレールブラケット18の着脱時にカバー部材31を取り外すことで作業性を高めることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のフロアパネルに敷設したフロアカーペット上にシートレールブラケットを固定し、前記シートレールブラケットに固定したシートレールにシートを前後スライド自在に支持した車両のフロア構造に関する。
自動車のリヤシートのシートバックを折り畳むためのヒンジブラケットがフロアカーペットの端部から上方に目視可能に起立して外観を低下させるのを防止すべく、フロアカーペットの本体部の一部を後方に延長した延長部から立上がり部を上方に立ち上げ、この立上がり部でヒンジブラケットを側方から目視不能に覆い隠すものが、下記特許文献1により公知である。
特開2001−191833号公報
ところで上記従来のものは、フロアカーペットの延長部および立上がり部が本体部と一体に形成されているため、ヒンジブラケットの着脱作業を行う場合に前記延長部および立上がり部が作業の邪魔になり、作業性を低下させる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車体のシートレールブラケットが目視可能になって外観が低下するのを防止しながら、シートレールブラケットの着脱作業が容易に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車両のフロアパネルに敷設したフロアカーペット上にシートレールブラケットを固定し、前記シートレールブラケットに固定したシートレールにシートを前後スライド自在に支持した車両のフロア構造において、前記シートレールブラケットの少なくとも一部を前記フロアカーペットと同じ材質のカバー部材で着脱自在に覆ったことを特徴とする車両のフロア構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記カバー部材は、前記フロアカーペットを裁断するときの端材を利用して製造されることを特徴とする車両のフロア構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記カバー部材の一端は前記フロアカーペットの上面に回転可能に支持されることを特徴とする車両のフロア構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記カバー部材の少なくとも一部は面ファスナーによって前記フロアカーペットの上面に着脱自在に結合されることを特徴とする車両のフロア構造が提案される。
尚、実施の形態の運転席シート15Lおよび助手席シート15Rは本発明のシートに対応し、実施の形態の外側前部シートレールブラケット17、外側後部シートレールブラケット18、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22は本発明のシートレールブラケットに対応し、実施の形態の外側シートレール25および内側シートレール28は本発明のシートレールに対応する。
請求項1の構成によれば、車両のフロアパネルに敷設したフロアカーペット上にシートレールブラケットを固定し、シートレールブラケットに固定したシートレールにシートを前後スライド自在に支持した場合、シートの下に隠れたシートレールブラケットの一部が目視可能になって外観を低下させる場合があるが、シートレールブラケットの目視可能な部分をフロアカーペットと同じ材質のカバー部材で覆ったことで、シートレールブラケットの全体を目視不能にして外観を向上させることができる。しかもカバー部材は着脱自在であるため、シートレールブラケットの着脱時にカバー部材を取り外すことで作業性を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、フロアカーペットを裁断するときの端材を利用してカバー部材を製造するので、端材を有効利用してコストダウンを図ることができる。
また請求項3の構成によれば、カバー部材の一端をフロアカーペットの上面に回転可能に支持したので、シートレールブラケットを着脱する際にカバー部材をその一端を中心にして回転させるだけで邪魔にならなくなり、しかもカバー部材がフロアカーペットに連結されているので紛失する虞がない。
また請求項4の構成によれば、カバー部材の少なくとも一部を面ファスナーによってフロアカーペットの上面に着脱自在に結合したので、フロアカーペットに対してカバー部材を容易に着脱することができる。
車両の車室前部の平面図。 図1においてシートを取り外した状態を示す図。 図2の3部拡大図。 図3の4−4線断面図。 フロアカーペットとカバー部材との関係を説明する図。
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は自動車の車室前部を上方から見た平面図であって、左右のサイドシル11,11間を接続するフロアパネル12が左右のフロアフレーム13,13の上面を覆っており、このフロアパネル12の上面が更にフロアカーペット14で覆われる。運転席シート15Lおよび助手席シート15Rの間を前後方向に延びるフロアトンネル16は図示せぬセンターコンソールで覆われるため、その部分のフロアカーペット14には切り欠き14a,14b(図5参照)が形成される。
運転席シート15Lをフロアパネル12に支持すべく、フロアカーペット14の上から、外側前部シートレールブラケット17および外側後部シートレールブラケット18がそれぞれボルト19,20でフロアパネル12に固定されるとともに、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22がそれぞれボルト23,24でフロアパネル12に固定される。外側前部シートレールブラケット17および外側後部シートレールブラケット18には、前後方向に延びる外側シートレール25がボルト26,26;27,27で固定され、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22には、前後方向に延びる内側シートレール28がボルト29,29;30,30で固定される。
尚、外側前部シートレールブラケット17、外側後部シートレールブラケット18、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22がフロアパネル12に固定される部分において、フロアカーペット14には開口14c…(図5参照)が形成される。
図1から明らかなように、外側前部シートレールブラケット17、外側後部シートレールブラケット18、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22のうち、外側前部シートレールブラケット17、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22は運転席シート15Lの下に隠れて目視不能であるが、外側後部シートレールブラケット18の一部だけは運転席シート15Lとサイドシル11との間に露出して外観を低下させてしまう。
そこで、カバー部材31で前記外側後部シートレールブラケット18の目視可能な部分を覆って外観の向上が図られる。
図3および図4から明らかなように、フロアパネル12が下向きに窪んだ凹部12aの下面にスチフナ32が重ね合わされており、外側後部シートレールブラケット18、フロアパネル12およびスチフナ32を貫通する前記ボルト20をウエルドナット33に螺合することで、外側後部シートレールブラケット18がフロアパネル12に固定される。
フロアパネル12の凹部12aの後方に上向きに膨らんだ凸部12bが形成されており、この凸部12bおよびスチフナ32にリベット34でカバー部材31の一端が水平面内で回転自在に支持される。カバー部材31の他端の下面に面ファスナー35が縫製されており、この面ファスナー35が結合可能な面ファスナー36がフロアカーペット14の上面に縫製される。
図5に示すように、フロアカーペット14のセンターコンソールに対応する部分に切り欠き14a,14bを形成したことにより発生する端材14a′,14b′を利用してカバー部材31,31を製造することができる。これにより、材料の無駄をなくしてコストダウンに寄与することができるだけでなく、フロアカーペット14とカバー部材31,31とを完全に同一の材質として外観を高めることができる。
しかして、外側後部シートレールブラケット18、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22をフロアパネル12にボルト19,20,23,24で固定し、その外側前部シートレールブラケット17、外側後部シートレールブラケット18、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22に外側シートレール25および内側シートレール28をボルト26,26,27,27;29,29,30,30で固定し、更にその外側シートレール25および内側シートレール28に運転席シート15Lを支持した状態で、外側後部シートレールブラケット18の一部が運転席シート15Lおよびサイドシル11の隙間から目視可能になって外観が低下しても、その外側後部シートレールブラケット18の一部をフロアカーペット14と同じ材質のカバー部材31で覆うことで外観を高めることができる。
またカバー部材31はリベット34を支点として回転可能なので、シートレールブラケット、シートレールおよびシートの組付時には邪魔にならない位置に回転させておき(図3(B)参照)、外側後部シートレールブラケット18を覆うときに正規の位置に回転させて面ファスナー35,36で固定することができる(図3(A)参照)。しかも面ファスナー35,36を用いてカバー部材31をフロアカーペット14に固定するので、その着脱が容易である。更に、カバー部材31はリベット34を介してフロアカーペット14に連結されているので、カバー部材31がフロアカーペット14から分離して紛失するのを防止することができる。
以上、運転席シート15Lの側について説明したが、助手席シート15Rの側の構成および作用効果も同様である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では外側前部シートレールブラケット17、外側後部シートレールブラケット18、内側前部シートレールブラケット21および内側後部シートレールブラケット22のうち、外側後部シートレールブラケット18をカバー部材31で覆っているが、他の任意のシートレールブラケット18をカバー部材31で覆っても良い。
また実施の形態ではカバー部材31の一端をリベット34で枢支して他端を面ファスナー35,36で固定しているが、面ファスナーだけで固定しても良いし、スナップやクリップ等の他の手段で固定しても良い。
尚、本発明においてカバー部材31が着脱自在であるということは、カバー部材31がフロアカーペット14から分離可能であるということに限らず、カバー部材31がシートレールブラケット18を覆う位置と覆わない位置との間を移動可能であるということを含んでいる。
12 フロアパネル
14 フロアカーペット
14a′ 端材
14b′ 端材
15L 運転席シート(シート)
15R 助手席シート(シート)
17 外側前部シートレールブラケット(シートレールブラケット)
18 外側後部シートレールブラケット(シートレールブラケット)
21 内側前部シートレールブラケット(シートレールブラケット)
22 内側後部シートレールブラケット(シートレールブラケット)
25 外側シートレール(シートレール)
28 内側シートレール(シートレール)
31 カバー部材
35 面ファスナー
36 面ファスナー

Claims (4)

  1. 車両のフロアパネル(12)に敷設したフロアカーペット(14)上にシートレールブラケット(17,18,21,22)を固定し、前記シートレールブラケット(17,18,21,22)に固定したシートレール(25,28)にシート(15L,15R)を前後スライド自在に支持した車両のフロア構造において、
    前記シートレールブラケット(17,18,21,22)の少なくとも一部を前記フロアカーペット(14)と同じ材質のカバー部材(31)で着脱自在に覆ったことを特徴とする車両のフロア構造。
  2. 前記カバー部材(31)は、前記フロアカーペット(14)を裁断するときの端材(14a′,14b′)を利用して製造されることを特徴とする、請求項1に記載の車両のフロア構造。
  3. 前記カバー部材(31)の一端は前記フロアカーペット(14)の上面に回転可能に支持されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両のフロア構造。
  4. 前記カバー部材(31)の少なくとも一部は面ファスナー(35,36)によって前記フロアカーペット(14)の上面に着脱自在に結合されることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両のフロア構造。
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