JP2011074777A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明による内燃機関の制御装置は、内燃機関の所定の負荷パラメータが所定の基準値に対して大小関係が反転するまでの区間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の基準値との偏差の積算値の演算に基づいて、酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
センサの劣化診断の精度を向上させるようにした酸素センサ劣化診断装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
の負荷パラメータの変化量を指標として内燃機関の運転状態を検知するようにしているので、酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼさない運転状態を、反転周期に影響を及ぼす運転状態であると高頻度で誤検知して酸素センサの劣化診断を禁止してしまうため、酸素センサの劣化診断の頻度が低下し劣化診断成立性が確保できないという課題があった。
内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあることを検知する反転周期影響運転状態検知手段とを備えた内燃機関の制御装置であって、
前記反転周期影響運転状態検知手段は、前記内燃機関の所定の負荷パラメータが所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値の演算に基づいて前記反転周期影響運転状態を検知する構成を備え、
前記反転周期影響運転状態検知手段が前記反転周期影響運転状態を検知したとき、その検知結果を前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定に反映させることを特徴とするものである。
内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を禁止する劣化診断禁止手段とを備え、
前記劣化診断禁止手段は、
前記内燃機関の所定の負荷パラメータを算出する負荷パラメータ算出手段と、
所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、
前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、
前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、
前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記判定周期計測手段による前記反転周期の計測を禁止する反転周期計測禁止手段と、を備えたことを特徴とするものである。
内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を無効とする劣化判定無効化手段とを備え、
前記劣化判定無効化手段は、
前記内燃機関の所定の負荷パラメータを算出する負荷パラメータ算出手段と、
所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、
前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、
前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、
前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を無効とする判定無効化手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき前記酸素センサ劣化診断装置に酸素センサ正常と判定させる反転周期影響運転時判定手段とを備え、
前記反転周期影響運転時判定手段は、
前記内燃機関の所定の負荷パラメータを算出する負荷パラメータ算出手段と、
所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、
前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、
前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、
前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記劣化判定基準周期の値を、前記酸素センサが劣化したと判定されない値に変更する劣化判定基準周期変更手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
精度に検知し、酸素センサの出力の反転周期に影響を及ぼさない運転状態を酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態であると誤検知することによる劣化診断頻度低下の改善を図り、酸素センサの劣化診断成立性と劣化診断の精度の向上の両立を図り得る内燃機関の制御装置を提供することができる。
て大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記劣化判定基準周期の値を、前記酸素センサが劣化したと判定されない値に変更する劣化判定基準周期変更手段とを備えているので、酸素センサの出力の反転周期に影響を及ぼす運転状態を高精度に検知すると共に、その検知時に、酸素センサ劣化診断手段により酸素センサが劣化していると判定されないので、酸素センサの出力の反転周期に影響を及ぼさない運転状態を酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態であると誤検知することによる劣化診断頻度低下の改善を図り、酸素センサの劣化診断成立性と劣化診断の精度の向上の両立を図り得る内燃機関の制御装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態1による内燃機関の制御装置を図に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による内燃機関の制御装置の構成を示す構成図である。 図1に於いて、自動車等の車両に搭載される内燃機関1は、吸気管2からインテークマニホールド部7を介して供給された空気と燃料との混合気を、燃焼室(図示せず)内に於い
て燃焼させ、その燃焼エネルギーによりクランク軸(図示せず)を回転させる。
管9から大気中に放出される。排気管9には、排気ガスを浄化する三元触媒10と、この三元触媒10の上流側で排気管9に設置された酸素センサ11が設けられている。酸素センサ11は、排気ガス中の酸素濃度を検出し、その検出した酸素濃度に対応する出力信号V1Sを出力する。ここでは、出力信号V1Sは電圧信号により構成されている。
U14に入力される。ECU14は、これらの入力された信号に基づき、インジェクタ8等を駆動し、内燃機関1を制御する。
9eと、反転周期影響運転状態検知手段09fと、反転周期計測禁止手段09iとを備える。これらの手段は、劣化診断禁止手段14cに於ける夫々の機能に対応するものであり
、これらの手段の相互関連は、劣化診断禁止手段に於ける機能のフローに対応している。
燃機関1の運転状態から、負荷パラメータを算出する。基準値算出手段09bは、運転状態検出手段14aにより検出された内燃機関1の運転状態から、反転基準値を算出する。
積算値算出手段09cは、負荷パラメータ算出手段09aにより算出された負荷パラメータと基準値算出手段09bにより算出された反転基準値との偏差を積算する。積算時間算出手段09dは、積算値算出手段09cによる偏差の積算時間を算出するもので、後述するように積算時間カウンタにより構成されている。反転確認手段09eは、負荷パラメータと反転基準値との大小関係の反転を監視しその反転を確認する。
料噴射量は一定である。この期間では、酸素センサの出力信号の反転周期Tsは、内燃機関の運転状態に何ら影響を及ぼされることはない。
ンク角センサ12からの内燃機関1の回転速度信号NESと、吸気管圧力センサ6からの
吸気管圧力信号PMSと、水温センサ13からの冷却水温信号WTSとを検出すると共に、空燃比フィードバック制御実行の有無、及び酸素センサ11の活性状況等を検出し、内燃機関1の運転状態を検出する。
、酸素センサ劣化診断のためのモニタ条件成立の有無について判定する。この判定は、検出した回転速度信号NESに基づく内燃機関1の回転速度NEが所定の範囲内にあるか否か、検出した吸気管圧力信号PMSに基づく吸気管圧力PMが所定の範囲内にあるか否か、又、検出した冷却水温信号WTSに基づく冷却水音WTが所定値以上であるか否か等を判定することにより行なわれる。ステップS204に於ける判定の結果、酸素センサ劣化診断のためのモニタ条件が成立していれば(Yes)、ステップS205へ進み、不成立の場合(No)は、ステップS210へ進む。
説明する。図5は、この発明の実施の形態1による内燃機関の制御装置に於ける劣化診断禁止手段の動作を説明するフローチャートである。図5に示すフローチャートのルーチンの処理は、所定の周期ΔTa、例えば10[msec]毎に繰り返し実行されるものである。又、この発明の実施の形態1による内燃機関の制御装置では、酸素センサ11の出力信号V1Sの反転周期に影響を及ぼす運転状態の検知に用いる負荷パラメータとして、吸気管圧力信号PMSに基づく吸気管圧力意PMを用い、反転基準値として吸気管圧力PMのなまし値PMFを用いた場合について説明する。
PMF=PM×(1−k)+PMF(n−1)×k・・・・式(1)
但し、PMは図4のステップS202にて検出した今回の処理ルーチンに於ける吸気管圧力、PMF(n−1)はステップS301より算出した前回の処理ルーチンに於ける吸気管圧力PMのなまし値、kはなまし係数で、例えば[0.98]を設定している。
(1) PM(n−1)−PMF(n−1)≧0、且つ、PM−PMF<0
(2) PM(n−1)−PMF(n−1)<0、且つ、PM−PMF≧0
但し、PM(n−1)、PMF(n−1)は前回の処理ルーチンでの吸気管圧力と吸気管圧力なまし値であり、PMとPMFは今回の処理ルーチンでの吸気管圧力と吸気管圧力なまし値である。
、処理を終了する。ステップS313での処理は、ΔPM積算時間演算に相当する。
ΔPM=|PM−PMF|・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
ΔPM積算値ΣΔPM=ΣΔPM(n−1)+ΔPM・・・・・・・・・・式(3)
ΔPM積算時間カウンタ=ΔPM積算時間カウンタ(n−1)+ΔTa・・・式(4)
但し、ΣΔPM(n−1)は、前回の処理ルーチンでのΔPM積算値、ΔPM積算時間カウンタ(n−1)は、前回の処理ルーチンでのΔPM積算時間である。
MS(N−1)との積算値比を次式(5)により算出する。
ΔPM積算値比=ΔPM積算値DPMS(N−1)/ΔPM積算値DPMS・・式(5)
但し、前回のΔPM積算値DPMS(N−1)は、図5のステップS302に於いて、前回の吸気管圧力PMと吸気管圧力のなまし値PMFの大小関係が反転したときに記憶した値である。
止条件が成立して(i)に示す相似判定成立フラグが「1」となる(P6G)。このとき、モニタ条件継続時間タイマと反転周期積算値が初期化される。
劣化診断装置を適用した場合について述べる。図12は、この発明の実施の形態1による内燃機関の制御装置の効果を説明するためのタイムチャート(その2)であり、その時間軸(横軸)は図11の時間軸(横軸)に一致している。図12に於いて、(d)はモニタ条件継続タイマの値、(e)及び(f)は、夫々特許文献1に示された実施の形態に於け
る吸気管圧力偏差及び繰り返しカウンタのカウント値を示す。
期での負荷パラメータの変化量として、例えば、500[msec]周期のインテークマニホールドの吸気管圧力偏差を指標とし、この吸気管圧力偏差のピーク検出タイミング毎に、吸気管圧力偏差のピーク値が所定範囲内にある状態が連続して3回継続された場合に
反転周期に影響を及ぼす運転状態であると判断するように構成されている。
ンサの劣化診断成立性と劣化診断精度の両立が困難であった。
題を解消することができる。図13は、この発明の実施の形態1による内燃機関の制御装置の効果を説明するためのタイムチャート(その3)であり、(g)、(h)、及び(i)は、夫々この発明の実施の形態1による劣化診断装置に於けるΔPM積算値、ΔPM積算時間、及び繰り返しカウンタのカウント値を示している。
前述の実施の形態1による内燃機関の制御装置では、酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態を検知したとき、劣化診断禁止手段により反転周期計測を禁止して劣化診断を禁止することで酸素センサの劣化診断に於ける誤診断を回避することとしたが、実施の形態2による内燃機関の制御装置では、劣化診断禁止手段に変えて劣化判定無効化手段を設け、酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態を検知したとき、劣化判定無効化手段により劣化判定結果を無効として酸素センサの劣化診断に於ける誤診断を回避するようにしたものである。
於けるECU14内の劣化診断禁止手段14cに代えて劣化判定無効化手段を備え、この劣化判定無効化手段が酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態を検知したとき、酸素センサ劣化診断手段14gによる酸素センサの劣化判定結果を無効化するように構成する。
実施の形態3による内燃機関の制御装置は、運転状態検出手段により検出された内燃機関の運転状態が酸素センサから発生された出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき、酸素センサ劣化診断装置に酸素センサ正常と判定させる反転周期影響運転時判定手段を備えたもので、酸素センサの出力信号の反転周期に影響を及ぼす運転状態を検知したとき、反転周期影響運転時判定手段により、酸素センサ劣化診断装置による判定を酸素センサ正常と判定させ、酸素センサの劣化診断に於ける誤診断を回避するようにしたものである。
(1)この発明による内燃機関の制御装置は、内燃機関の所定の負荷パラメータが所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値の演算に基づいて反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段を備えている。このように構成したこの発明による内燃機関の制御装置によれば、運転状態の検知の為の負荷パラメータとしてインテークマニホールドの吸気管圧力を用い、又、反転基準値としてその吸気管圧力のなまし値を用い、吸気管圧力のなまし値を大きく設定しておけば、負荷(吸気管圧力)の変動周期が短いものや負荷(吸気管圧力)の変動幅の小さい場合については吸気管圧力と吸気管圧力のなまし値の大小関係が反転しにくくなる。その結果、酸素センサの反転周期に影響を及ぼさない運転状態で且つ特許文献1に開示された従来の装置の運転状態検知手段に於いて反転周期に影響を及ぼす運転状態と誤検知しやすい運転状態、例えば、一般の走行時における速度調整のためのスロットル操作に伴う周期的でない負荷変動時に於いて、運転状態検知頻度が低下し、劣化診断禁止頻度も低下するため劣化診断成立性が確保できる。
及ぼす運転状態の判定の指標に、吸気管圧力等の負荷パラメータと吸気管圧力のなまし値等の反転基準値との大小関係の反転から反転までに要した時間、つまり、吸気管圧力と吸気管圧力偏差の積算時間を条件に追加して、積算時間が所定の条件を満足していなければ運転状態検知を行わないとすることができる。その結果、一般の走行時における速度調整のためのスロットル操作に伴う周期的でない負荷変動時に於いて、負荷(吸気管圧力)の変動周期が短いにも関わらず吸気管圧力と吸気管圧力のなまし値の大小関係が反転してしまう運転状態でも、反転周期に影響を及ぼす運転状態であると誤検知することを回避し、反転周期に影響を与える運転状態の検知精度を向上することが出来る。
ータを算出する負荷パラメータ算出手段と、所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、前記積算値を算出する積算時間を算出する積算時間算出手段と、前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記判定周期計測手段による前記反転周期の計測を禁止する反転周期計測禁止手段とを備えている。このように構成したこの発明による内燃機関の制御装置に於いては、運転状態検出手段により検出された内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあることを簡単な構成で確実に検知することができ、その検知時に酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を禁止することで、酸素センサの劣化診断成立性と劣化診断の精度の向上の両立を図り得る内燃機関の制御装置を提供することができる。
の制御装置に於いては、運転状態検出手段により検出された内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあることを簡単な構成で確実に検知することができ、その検知時に酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を酸素センサ正常と判定することで、酸素センサの劣化診断成立性と劣化診断の精度の向上の両立を図り得る内燃機関の制御装置を提供することができる。
3 エアークリーナ 4 スロットルセンサ
5 スロットル弁 6 吸気管圧力センサ
7 インテークマニホールド 8 インジェクタ
9 排気管 10 三元触媒
11 酸素センサ 12 クランク角センサ
13 水温センサ 14 ECU
14a 運転状態検出手段 14b 空燃比制御手段
14c 劣化診断禁止手段 09a 負荷パラメータ算出手段
09b 基準値算出手段 09c 積算値算出手段
09d 積算時間算出手段 09e 反転確認手段
09f 反転周期影響運転状態検知手段 09g 繰り返し判定手段
09h 積算値相似判定手段 14d 反転周期計測手段
14e 反転周期積算手段 14f 反転周期平均値演算手段
14g 酸素センサ劣化診断手段 14h 警告ランプ点灯手段
15 警告ランプ
Claims (10)
- 内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあることを検知する反転周期影響運転状態検知手段とを備えた内燃機関の制御装置であって、
前記反転周期影響運転状態検知手段は、前記内燃機関の所定の負荷パラメータが所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値の演算に基づいて前記反転周期影響運転状態を検知する構成を備え、
前記反転周期影響運転状態検知手段が前記反転周期影響運転状態を検知したとき、その検知結果を前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定に反映させることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記偏差の積算値の演算は、前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間毎に行なわれ、
前記反転周期影響運転状態検知手段は、前記時間毎の演算による前記偏差の積算値が第1の所定積算値範囲内にあることが所定回数継続したときに、前記内燃機関の運転状態が前記反転周期影響運転状態にあると判定する第1の判定手段を備え、前記第1の判定手段による判定に基づいて前記反転周期影響運転状態を検知することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記反転周期影響運転状態検知手段は、前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間が第1の所定時間範囲内にあるとき、前記第1の判定手段による前記判定を行なうことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記偏差の積算値の演算は、前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間毎に行なわれ、
前記反転周期影響運転状態検知手段は、前記偏差の積算値が第2の所定積算値範囲内にあり、且つ前記演算による今回の積算値と前回の積算値との比が所定範囲内にあるとき、前記内燃機関の運転状態が前記反転周期影響運転状態にあると判定する第2の判定手段を備え、前記第2の判定手段による判定に基づいて前記反転周期影響運転状態を検知することを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか一項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記反転周期影響運転状態検知手段は、前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間が第2の所定時間範囲内にあるとき、前記第2の判定手段による前記判定を行なうことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間は、前記偏差の積算値を得る積算時間に基づいて検出されることを特徴とする請求項3又は5に記載の内燃機関の制御装置。
- 内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を禁止する劣化診断禁止手段とを備え、
前記劣化診断禁止手段は、
前記内燃機関の所定の負荷パラメータを算出する負荷パラメータ算出手段と、
所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、
前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、
前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、
前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記判定周期計測手段による前記反転周期の計測を禁止する反転周期計測禁止手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を無効とする劣化判定無効化手段とを備え、
前記劣化判定無効化手段は、
前記内燃機関の所定の負荷パラメータを算出する負荷パラメータ算出手段と、
所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、
前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、
前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出
された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、
前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記酸素センサ劣化診断手段による前記酸素センサの劣化判定を無効とする判定無効化手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の排気系に設けられ前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度を検出してその酸素濃度に対応する出力信号を発生する酸素センサと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号と前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態とに基づいて前記内燃機関に供給する混合気の空燃比を制御する空燃比制御手段と、前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期を計測する反転周期計測手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が所定の運転状態にあるとき前記反転周期計測手段により計測された前記反転周期と予め設定された劣化判定基準周期とを比較して前記酸素センサの劣化判定を行う酸素センサ劣化診断手段と、前記運転状態検出手段により検出された前記内燃機関の運転状態が前記酸素センサから発生された前記出力信号の反転周期に影響を及ぼす反転周期影響運転状態にあるとき前記酸素センサ劣化診断装置に酸素センサ正常と判定させる反転周期影響運転時判定手段とを備え、
前記反転周期影響運転時判定手段は、
前記内燃機関の所定の負荷パラメータを算出する負荷パラメータ算出手段と、
所定の反転基準値を算出する基準値算出手段と、
前記所定の負荷パラメータが前記所定の反転基準値に対して大小関係が反転した時点から次に前記大小関係が反転する時点までの時間に於ける前記所定の負荷パラメータと前記所定の反転基準値との偏差の積算値を算出する積算値算出手段と、
前記積算値の算出に要する積算時間を算出する積算時間算出手段と、
前記積算時間算出手段により算出された前記積算値と前記積算時間算出手段により算出された前記積算時間とに基づいて、前記反転周期影響運転状態を検知する反転周期影響運転状態検知手段と、
前記反転周期影響運転状態検知手段により前記反転周期影響運転状態が検知されたとき、前記劣化判定基準周期の値を、前記酸素センサが劣化したと判定されない値に変更する劣化判定基準周期変更手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記所定の反転基準値は、前記所定の負荷パラメータのなまし値により構成されることを特徴とする請求項1乃至9のうち何れか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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