JP2011071271A - 基板移載方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板収容容器の搬送開始前に移載パラメータが正常であるかを自己診断し、異常が検出された場合に処理を中断することで搬送事故を防止する基板移載方法を提供する。
【解決手段】基板3を収納した基板収容容器4を移載棚12,17に搬送する工程と、前記基板収納容器から基板移載機構25により前記基板を取出し、基板保持具24へ搬送する工程とを有する基板移載方法であって、前記基板を前記基板保持具に搬送する工程の前に、前記基板収容容器の位置と前記基板収容容器の個数情報及び前記基板の枚数情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェーハ等の基板に、酸化処理、拡散処理、薄膜の生成等の処理を行う基板処理装置に於ける基板移載方法に関するものである。
半導体製造装置の処理工程の1つとして、シリコンウェーハ等の基板に酸化処理、拡散処理、薄膜の生成等の処理を行う基板処理工程があり、該基板処理工程を実行する装置として基板処理装置があり、又縦型処理炉を具備し、所定枚数の基板を一度に処理する縦型基板処理装置がある。
基板処理装置では、操作部やHOSTコンピュータ等の管理装置からの命令に従って、搬送制御部内に格納されたプログラムがポッドやカセット若しくはウェーハを搬送する際に使用するパラメータを作成し、前記ポッドやカセット若しくはウェーハは作成されたパラメータに従って搬送される。
然し乍ら、従来の基板処理装置では、搬送に使用するパラメータが何らかの要因で正しく作成されなかった場合には、誤ったパラメータに従って搬送処理が実行され、搬送事故を引き起す虞れがあった。
本発明は斯かる実情に鑑み、基板収容容器の搬送開始前に移載パラメータが正常であるかを自己診断し、異常が検出された場合に処理を中断することで搬送事故を防止する基板移載方法を提供するものである。
本発明は、基板を収納した基板収容容器を移載棚に搬送する工程と、前記基板収納容器から基板移載機構により前記基板を取出し、基板保持具へ搬送する工程とを有する基板移載方法であって、前記基板を前記基板保持具に搬送する工程の前に、前記基板収容容器の位置と前記基板収容容器の個数情報及び前記基板の枚数情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程を設けた基板移載方法に係るものである。
本発明によれば、基板を収納した基板収容容器を移載棚に搬送する工程と、前記基板収納容器から基板移載機構により前記基板を取出し、基板保持具へ搬送する工程とを有する基板移載方法であって、前記基板を前記基板保持具に搬送する工程の前に、前記基板収容容器の位置と前記基板収容容器の個数情報及び前記基板の枚数情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程を設けたので、実際に搬送処理が開始される前に前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報が正常であるかどうかを確認でき、異常が発見された場合には搬送処理を中止することで搬送事故を防止できるという優れた効果を発揮する。
本発明が実施される基板処理装置の概略縦断面図である。 本発明が実施される基板処理装置に於ける制御部を示すブロック図である。 該制御部の搬送制御部を示すブロック図である。 本発明に於ける第1移載パラメータの一例である。 本発明に於ける第2移載パラメータの一例である。 本発明に於けるパラメータの自己診断のフローチャートである。 本発明が適用される基板処理システムを示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1に於いて本発明が実施される基板処理装置1について概略を説明する。
図1中、2は筐体を示している。前記基板処理装置1へのウェーハ3の搬入搬出は、ウェーハ3が基板搬送容器に収納された状態で行われる。基板搬送容器としては、例えばポッド4が用いられ、該ポッド4にはウェーハ3が所定枚数、例えば25枚収納される。前記ポッド4は、開閉可能な蓋を具備する密閉容器であり、該ポッド4へのウェーハ3の装填、払出しは、前記蓋を開いて実行される。
前記基板処理装置1の前面には基板授受装置5が設けられ、前記ポッド4は図示しない外部搬送装置により前記基板授受装置5に対して搬入搬出が行われる。
前記筐体2の前記基板授受装置5に対峙する部分にはポッド搬入出口6が設けられ、該ポッド搬入出口6を開閉するフロントシャッタ7が設けられており、前記ポッド4が前記フロントシャッタ7を通して前記筐体2内部に搬入搬出される様になっている。
前記筐体2内の前部にはポッド搬送装置8が設けられ、該ポッド搬送装置8は前記ポッド4を保持可能なポッド移載アーム9を具備している。又、該ポッド移載アーム9は昇降、横行(紙面に対して垂直な方向)、進退(紙面の左右方向)可能であり、昇降、横行、進退の協働により前記ポッド4を任意な位置に搬送可能となっている。
前記ポッド搬送装置8に対向し、前記筐体2内の上部にはポッド格納部11が設けられている。該ポッド格納部11は間欠回転可能な複数のポッド収納棚12を有し、各ポッド収納棚12毎に複数の前記ポッド4を収納可能となっている。各ポッド収納棚12には、ポッド4の収納の有無を検知するポッド検出センサ(図示せず)、又ポッド4内のウェーハ3を検出する基板検出センサ(図示せず)が設けられている。
前記筐体2内の後部下方には、サブ筐体13が設けられ、該サブ筐体13は移載室14を画成する。
前記サブ筐体13の前壁15には、上下2段にポッドオープナ16,16が設けられる。該ポッドオープナ16はそれぞれ載置台17、蓋着脱機構18を具備し、前記載置台17上に前記ポッド4が載置され、前記前壁15に密着され、前記蓋着脱機構18によって蓋が開閉される様になっている。前記ポッド4の蓋が開放された状態では、該ポッド4の内部と前記移載室14が連通状態となる。
前記筐体2内の後部、前記サブ筐体13の上側には処理炉19が立設される。該処理炉19は処理室を気密に画成する反応管、該反応管の周囲に設けられたヒータを具備し、又、前記反応管にはガス供給ライン、排気ラインが連通されており、前記処理室を加熱すると共に所定の処理圧に維持して、処理ガスの給排を行う様になっている。
前記処理室は、下端に前記移載室14に連通する炉口部を有し、該炉口部は炉口シャッタ21によって開閉される。
前記移載室14には、前記処理炉19の下方にボートエレベータ22が設けられ、該ボートエレベータ22は前記炉口部を気密に閉塞可能なシールキャップ23を有し、該シールキャップ23にボート24が載置可能であり、前記ボートエレベータ22は前記シールキャップ23を昇降させることで、前記ボート24を前記処理室に装脱可能となっている。又、前記ボート24を前記処理室に装入した状態では、前記シールキャップ23が前記炉口部を気密に閉塞する。
前記移載室14には、前記ポッドオープナ16と前記ボートエレベータ22との間に基板移載機25が設けられ、該基板移載機25はウェーハ3を保持する複数の保持基板プレート(ツイーザ)26を具備している。該ツイーザ26は、例えば上下に等間隔で5枚配置され、上下の間隔(ピッチ)は前記ポッド4のウェーハ収納ピッチ、ボート24のウェーハ保持ピッチと同一となっている。
前記基板移載機25は、前記ツイーザ26を水平方向に進退可能であり、又昇降方向、垂直軸中心に回転可能とする構成を具備し、進退、回転、昇降の協働によって前記ツイーザ26にウェーハ3を保持し、所望の位置に移載可能となっている。
前記基板処理装置1は、制御装置27を具備しており、該制御装置27は、例えば前記基板処理装置1の前面に配置される。
次に、図2に於いて、前記基板処理装置1の作動を制御する制御装置27について説明する。
該制御装置27は、プロセス制御部28と、搬送制御部29と、主制御部31と、モニタ等の表示部32と、マウスやキーボード等の操作部33とで構成され、それぞれLAN等の通信手段によって接続されている。
前記プロセス制御部28はメモリやHDD等の記憶部34を有し、該記憶部34には後述する各制御部を駆動させる駆動制御プログラムやプロセス処理を実行する為のレシピが格納されている。前記プロセス制御部28は例えば図示しないヒータ等を駆動させて前記処理炉19の加熱制御を行う温度制御部や、図示しないポンプやバルブの開閉、流量制御器等の作動を制御して前記処理炉19への処理ガスの供給流量を制御する流量制御部や、前記処理炉19からのガスの排気を制御し、或は前記処理炉19の圧力を制御する圧力制御部等を具備している。
前記搬送制御部29はメモリやHDD等の記憶部35を有すると共に、該記憶部35に格納されたプログラムに従ってポッド搬送部36とウェーハ搬送部37とボート搬送部38を制御する機能を有しており、各搬送部は前記基板処理装置1の各搬送機構8,22,25を駆動させる様になっている。
前記表示部32及び前記操作部33は前記主制御部31と接続され、前記操作部33から入力された各種命令は前記主制御部31を介して前記プロセス制御部28、前記搬送制御部29に送信され、前記プロセス制御部28、前記搬送制御部29からの出力結果が前記主制御部31を介して前記表示部32に受信される様になっている。尚、前記表示部32をタッチパネルとし、該表示部32が前記操作部33を兼ねる様にしてもよい。
次に、図3に於いて、前記搬送制御部29の詳細について説明する。
該搬送制御部29は入出力部39、CPU41を有しており、前記記憶部35はデータ格納領域42を有すると共に、搬送処理を統括する搬送制御プログラム43と、該搬送制御プログラム43の下位プログラムとして各搬送部を制御する駆動制御プログラムを有している。又、該駆動制御プログラムの1つにポッド搬送装置駆動制御プログラム40があり、該ポッド搬送装置駆動制御プログラム40は第1移載パラメータ作成プログラム44、第2移載パラメータ作成プログラム45、パラメータ比較プログラム46を下位プログラムとして有しており、各プログラムは前記ポッド搬送装置8が駆動される際に順次立上がる様になっている。
尚、上記ではポッド搬送装置駆動制御プログラム40の下位プログラムとして3つを挙げたが、該ポッド搬送装置駆動制御プログラム40は他にも様々な下位プログラムを有しており、又他の駆動制御プログラムも同様に下位プログラムを有するのは言う迄もない。
前記搬送制御プログラム43は各搬送部を統括して制御するものであり、前記搬送制御プログラム43に従って、前記ポッド搬送部36が前記ポッド搬送装置駆動制御プログラム40によって前記ポッド搬送装置8を駆動させることでポッド4を前記基板処理装置1内に搬入し、更に前記ポッド格納部11に格納し、又前記ポッドオープナ16に搬送する。又、前記ウェーハ搬送部37が図示しないウェーハ搬送装置駆動制御プログラムによって前記基板移載機25を駆動させることでポッド4と前記ボート24間でウェーハ3を移載する。又、前記ボート搬送部38が図示しないボート搬送装置駆動制御プログラムによって前記ボートエレベータ22を駆動させることで前記ボート24を前記処理炉19にロード・アンロードする様になっている。
前記ポッド4を前記ポッド格納部11に格納し、前記ポッドオープナ16に搬送した際に、個々の前記ポッド収納棚12及び前記載置台17に設けられた図示しないセンサがポッド4の有無を検知し、ポッド4を検知した場合には該ポッド4の種類が認知される。又、該ポッド4内に収納されているウェーハ3の枚数を検知して前記ポッド搬送部36を介して前記搬送制御部29にフィードバックする。前記第1移載パラメータ作成プログラム44は、フィードバックされた検知結果を基に第1移載パラメータ47を作成し、作成した該第1移載パラメータ47を前記データ格納領域42に格納する機能を有している。
該第1移載パラメータ47は、例えば図4に示される様に、例えば15個ある前記ポッド収納棚12の内、aP1,aP2,aP3,aM1,SD1の5箇所にポッド4が収納されているというポッド4の有無情報、及び収納されたポッド4の内、aP1,aP2,aP3の3つはプロダクトウェーハが収納されるプロダクトポッドであり、aM1はモニタウェーハが収納されるモニタポッドであり、SD1はダミーウェーハが収納されるサイドダミーポッドであるというポッド4の種類情報、更に、プロダクトポッドにはそれぞれ25枚のウェーハ3が収納され、モニタポッドには5枚のウェーハ3が収納され、サイドダミーポッドには25枚のウェーハ3が収納されているというウェーハ3の枚数情報の、計3つの情報を具備している。
又、第2移載パラメータ作成プログラム45は、前記操作部33から送られた搬送開始命令を受信した際に、前記第1移載パラメータ47を基にウェーハ3を何処から(From情報)何処に(To情報)どの様な順番で移載するのか、という前記ポッド4に収納されたウェーハ3毎のFrom−To情報、即ち第2移載パラメータ48を作成する機能を有している。
該第2移載パラメータ48は、例えば図5に示される様に、1番目に前記ポッド収納棚12のaP1に収納されたポッド4のスロットNo.1から、前記ボート24のスロットNo.125へ移載し、2番目に前記ポッド収納棚12のaP3に収納されたポッド4のスロットNo.25から、前記ボート24のスロットNo.51に移載する、というウェーハ3毎のFrom−To情報をウェーハ3の枚数分だけ作成したものである。
前記パラメータ比較プログラム46は、全移載対象ポッド4が前記ポッド収納棚12上或は前記載置台17に存在するのか、全移載対象ウェーハ3が移載対象ポッド4内に存在するのか、搬入完了時のポッド4の個数と移載対象ポッド4の個数が一致するか、搬入完了時のウェーハ3の枚数と移載対象ウェーハ3の総枚数が一致するかどうかという4つの項目に於いて、前記データ格納領域42に格納された前記第1移載パラメータ47と前記第2移載パラメータ48を比較し、何れかの項目が一致しなかった場合に、その結果を前記入出力部39から前記主制御部31に送信する機能を有している。
前記操作部33から搬送開始命令が入力されると、前記主制御部31を介して前記入出力部39より前記搬送制御部29が命令を受信し、命令の受信によって前記搬送制御プログラム43が実行される。
該搬送制御プログラム43によって、先ず前記ポッド搬送部36が制御され、該ポッド搬送部36によって前記ポッド搬送装置8が前記ポッド搬送装置駆動制御プログラム40に従って駆動され、ポッド4が前記基板処理装置1内に搬入され、前記ポッド格納部11及び前記ポッドオープナ16に搬送される。
次に前記ウェーハ搬送部37が制御され、該ウェーハ搬送部37によって前記基板移載機25が図示しないウェーハ搬送装置駆動制御プログラムに従って駆動され、前記載置台17に載置されたポッド4内のウェーハ3が前記ボート24に移載される。
最後に前記ボート搬送部38が前記プロセス制御部28の前記記憶部34に格納されたレシピに従って制御され、該ボート搬送部38によって前記ボートエレベータ22が図示しないボート搬送装置駆動制御プログラムに従って駆動され、前記ボート24が前記処理炉19内に装入される。
前記ボート24装入後は、前記プロセス制御部28の前記記憶部34に格納されたレシピに従って所定のプロセス処理がなされ、プロセス処理終了後は、再び前記搬送制御プログラム43が立上がり、上記とは逆の工程を行うことで、処理済みのウェーハ3が収納されたポッド4が前記基板処理装置1外へと搬出される。
上記処理に於いて、前記ポッド搬送装置駆動制御プログラム40によって前記ポッド搬送装置8が駆動され、ポッド4の前記ポッド格納部11及び前記ポッドオープナ16への搬送が完了すると、前記第1移載パラメータ作成プログラム44が実行される。
先ず始めに、図示しないポッド検出センサが複数の前記ポッド収納棚12の内、どの該ポッド収納棚12にポッド4が収納されているのかを検知する。次に、ポッド収納棚12に割り当てられたパラメータにより、検知されたポッド4がどの様な種類のポッド(例えば、プロダクトポッドやモニタポッド等)であるのかを認識する。最後に、検知されたポッド4内に収納されているウェーハ3の枚数を、図示しない基板検出センサに基づいて算出し、前記ポッド搬送部36を介して前記搬送制御部29にフィードバックする。前記第1移載パラメータ作成プログラム44はフィードバックされた検知結果を基に、ポッド4の有無、ポッド4の種類、ウェーハ3の枚数という3つの情報を有する第1移載パラメータ47(図4参照)を作成し、作成した該第1移載パラメータ47を前記データ格納領域42に格納する。
前記第1移載パラメータ47作成後、前記第2移載パラメータ作成プログラム45が実行され、前記第1移載パラメータ47を基にして、何処の前記ポッド収納棚12のポッド4の何番目のスロットに収納されているウェーハ3を、前記ボート24の何番目のスロットに移載するというFrom−To情報を、全ポッド4に収納されているウェーハ3全てに対して作成し、ウェーハ3の総枚数(図4からであれば105枚)分のFrom−To情報を有する前記第2移載パラメータ48(図5参照)を作成する。
該第2移載パラメータ48作成後、前記データ格納領域42に格納されていた前記第1移載パラメータ47を破棄し、再度前記第1移載パラメータ作成プログラム44が実行されて前記第1移載パラメータ47′が作成され、前記データ格納領域42に格納される。
次に前記パラメータ比較プログラム46が実行され、再度作成された前記第1移載パラメータ47′と前記第2移載パラメータ48の比較を行う。前記パラメータ比較プログラム46は、先ず前記第2移載パラメータ48のFrom情報からポッド4の情報を抜出し、抜出したポッド4の情報が前記第1移載パラメータ47′のポッド4の有無情報と一致するかどうかを比較する。
次に、前記第2移載パラメータ48のFrom情報からポッド4の情報及び該ポッド4のスロット情報を抜出し、前記第1移載パラメータ47′の該当するスロットにウェーハ3が収納されているかどうか比較する。
次に、前記第2移載パラメータ48のFrom情報からポッド4の情報を抜出してポッド4の数を合計し、前記第1移載パラメータ47′内のポッド4の数と一致するかどうかを比較する。その際、前記第2移載パラメータ48内のポッド4の情報が重複した場合には、重複したもの全てを合わせて1つとカウントするものとする。
最後に、前記第2移載パラメータ48から移動回数、即ちウェーハ3の総枚数情報を抜出し、前記第1移載パラメータ47′のウェーハ3の総枚数と一致するかどうかを比較する。
上記4項目に於いて、前記第1移載パラメータ47′と前記第2移載パラメータ48が全て一致した場合には、ポッド4から前記基板移載機25によってウェーハ3を前記ボート24に移載する搬送処理が開始され、4項目の内どれか1つでも一致しなかった場合には、ハードウェア或はソフトウェア等に何らかの異常があると判断され、前記パラメータ比較プログラム46が異常信号を出力し、前記入出力部39を介して前記主制御部31に送信される。該主制御部31は、前記搬送制御部29から異常信号を受取ると、搬送処理中止命令を前記搬送制御部29に送信する。該搬送制御部29は、前記主制御部31から受取った搬送処理中止命令に従って各搬送部に搬送中止命令を出し、搬送処理が中止される。
次に、図6に示すフローチャートにより、前記搬送制御部29が搬送開始命令を受信し、ポッド4から前記基板移載機25によってウェーハ3が前記ボート24に移載される直前迄の内部処理について説明する。
STEP:01 前記操作部33より搬送開始命令が入力され、前記主制御部31を介して前記搬送制御部29が搬送開始命令を受信する。
STEP:02 該搬送制御部29は、受信した搬送開始命令に従って前記搬送制御プログラム43を実行する。前記ポッド搬送装置駆動制御プログラム40は前記搬送制御プログラム43に従って前記ポッド搬送装置8を駆動させ、ポッド4を前記基板処理装置1外から該基板処理装置1内に搬入し、前記ポッド収納棚12か、或は前記載置台17にポッド4を載置する。
STEP:03 前記ポッド収納棚12や前記載置台17には図示しないポッド検出センサや基板検出センサが取付けられており、該センサは前記ポッド収納棚12や前記載置台17上に置かれたポッド4の有無、ポッド4の種類、ポッド4に収納されたウェーハ3の枚数を検知し、検知結果を前記ポッド搬送部36を介して前記搬送制御部29にフィードバックする。前記第1移載パラメータ作成プログラム44は、フィードバックされた検知結果を基に前記第1移載パラメータ47を作成し、前記データ格納領域42に格納する。
STEP:04 前記第2移載パラメータ作成プログラム45は、作成された前記第1移載パラメータ47を基に各ウェーハ3毎のFrom−To情報を有する前記第2移載パラメータ48を作成し、該第2移載パラメータ48作成後に前記データ格納領域42に格納されていた前記第1移載パラメータ47を破棄する。
STEP:05 該第1移載パラメータ47破棄後、再度前記搬送制御部29にフィードバックされた検知結果を基に前記第1移載パラメータ47′を作成する。
STEP:06 該第1移載パラメータ47′作成後、前記パラメータ比較プログラム46が前記第2移載パラメータ48と前記第1移載パラメータ47′の比較を行う。
STEP:07 前記第2移載パラメータ48のFrom情報と前記第1移載パラメータ47′に関して、どの前記ポッド収納棚12或はどの前記載置台17にポッド4が載置されているかというポッド4の有無情報を比較し、一致しなければ異常信号が前記主制御部31に出力され、該主制御部31からの搬送中止命令によって搬送処理が中止される。
STEP:08 STEP:07で比較結果が一致した場合には、前記第2移載パラメータ48のFrom情報と前記第1移載パラメータ47′に関して同様のスロットにウェーハ3が存在するかというウェーハ3の有無情報を比較し、一致しなければ異常信号が前記主制御部31に出力され、該主制御部31からの搬送中止命令によって搬送処理が中止される。
STEP:09 STEP:08で比較結果が一致した場合には、前記第2移載パラメータ48に記載されたポッド4の記載回数を足合わせて算出したポッド4の個数と、前記第1移載パラメータ47′内のポッド4の個数が一致するかどうかを比較する。この時、前記第2移載パラメータ48に於いて複数回記載されているポッド4は1つのものとして扱われ、比較結果が一致しなければ異常信号が前記主制御部31に出力され、該主制御部31からの搬送中止命令によって搬送処理が中止される。
STEP:10 STEP:09で比較結果が一致した場合には、前記第2移載パラメータ48から移動回数、即ちウェーハ3の総枚数と前記第1移載パラメータ47′に関してウェーハ3の総枚数が一致するかどうかが比較される。一致しなければ異常信号が前記主制御部31に出力され、該主制御部31からの搬送中止命令によって搬送処理が中止され、一致した場合には以降の搬送処理が開始される。
上述の様に、前記第1移載パラメータ47から前記第2移載パラメータ48を作成した後、再度作成した前記第1移載パラメータ47′と前記第2移載パラメータ48をSTEP:07〜STEP:10の4項目で比較することで、該第2移載パラメータ48から作成中に、ハードウェア異常やソフトウェアのバグ等に起因して前記第1移載パラメータ47が書換わり、誤った該第1移載パラメータ47を基に作成された前記第2移載パラメータ48を基に搬送処理が行われることによる搬送事故を防止することができる。
又、前記搬送制御部29の全プログラムではなく、前記搬送制御プログラム43の下位プログラムである前記ポッド搬送装置駆動制御プログラム40のみの自己診断で異常を検出できるので、簡易に自己診断でき、自己診断に掛る時間を短縮することができる。
尚、図7に示す様に、前記基板処理装置1の前記制御装置27をLAN等の通信手段を用い、HUBやRouter等を介して管理装置50であるHOSTコンピュータに接続されており、該管理装置50はSECSメッセージサービスにより前記基板処理装置1のオンライン運用をコントロールすることが可能となっている。オンライン運用では、前記管理装置50から前記基板処理装置1に対して命令を入力することで、ポッド4の搬入搬出、プロセス条件指定、プロセス開始指定、プロセスデータ収集等、一連の処理が自動化により実行できる様になっている。
又、本実施例では、前記パラメータ比較プログラム46により前記第1移載パラメータ47′と前記第2移載パラメータ48の比較をポッド4の搬入完了時に行っているが、ウェーハ3の移載からプロセス処理迄全てレシピにより実行している場合には、レシピのステップ内にパラメータを比較してプログラムの異常の確認を行うステップを設けてもよい。
(付記)
又、本発明は以下の実施の態様を含む。
(付記1)基板を収納した基板収容容器を移載棚に搬送する工程と、前記基板収納容器から基板移載機構により前記基板を取出し、基板保持具へ搬送する工程とを有する基板移載方法であって、前記基板を前記基板保持具に搬送する工程の前に、前記基板収容容器の位置と前記基板収容容器の個数情報及び前記基板の枚数情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程を設けたことを特徴とする基板移載方法。
(付記2)基板を収納した基板収納容器を移載棚に搬送する工程と、前記基板収容容器から基板移載機構により前記基板を取出し、基板保持具へ搬送する工程と、前記基板が保持された基板保持具を反応炉内へ装入する工程と、前記基板を処理し、処理後前記基板保持具を前記反応炉から取出す工程とを有する半導体装置の製造方法であって、前記基板を前記基板保持具に搬送する工程の前に、前記移載棚の前記基板収容容器及び前記基板の情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程を設けたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記3)前記移載棚の前記基板収容容器及び前記基板の情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程に於いて、比較結果が異なっていた場合には、前記基板の搬送を停止する付記1の基板移載方法又は付記2の半導体装置の製造方法。
1 基板処理装置
3 ウェーハ
4 ポッド
8 ポッド搬送装置
11 ポッド格納部
12 ポッド収納棚
27 制御装置
29 搬送制御部
36 ポッド搬送部
44 第1移載パラメータ作成プログラム
45 第2移載パラメータ作成プログラム
46 パラメータ比較プログラム

Claims (1)

  1. 基板を収納した基板収容容器を移載棚に搬送する工程と、前記基板収納容器から基板移載機構により前記基板を取出し、基板保持具へ搬送する工程とを有する基板移載方法であって、前記基板を前記基板保持具に搬送する工程の前に、前記基板収容容器の位置と前記基板収容容器の個数情報及び前記基板の枚数情報と、前記基板収容容器の所定スロットから前記基板保持具の所定スロットに移載するか規定した情報とを比較する工程を設けたことを特徴とする基板移載方法。
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