JP2011071172A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】純水の表面張力を低減することにより、微細パターン倒れを防止する基板処理装置及び基板処理方法を提供する。
【解決手段】制御部59は、処理槽1に疎水化溶液を供給させて、処理槽1内の純水を置換させるとともに、疎水化溶液により基板Wの改質処理を行わせる。改質処理により基板Wの表面全体が疎水化される。制御部59は、純水を処理槽1に供給させて基板Wをリンス処理させた後、保持機構39を上方位置に移動させるが、基板Wは疎水化されているので、純水の液残りを少なくすることができるともに、純水により基板Wの微細パターンにかかる表面張力を非常に小さくできる。したがって、純水から上方へ基板Wを持ち上げても、基板Wの微細パターンが純水の表面張力により受ける力を低減でき、基板Wの微細パターンが倒れるのを防止できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエハや液晶表示装置のガラス基板(以下、単に基板と称する)に対して処理液により処理を行う基板処理装置及び基板処理方法に関する。
従来、この種の装置として、処理液を貯留し、基板を収容する処理槽と、処理槽を囲い、処理槽の上部空間にIPA(イソプロピルアルコール)蒸気を供給するノズルと、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この装置では、処理槽に純水を貯留した状態で、基板を純水に浸漬させて洗浄を行う。次に、溶剤蒸気として、例えば、IPA蒸気を上部空間に供給して乾燥雰囲気を形成し、基板を純水から乾燥雰囲気へと引き上げる。これにより、基板に付着している純水が水溶性のIPA蒸気によって置換される。したがって、基板に付着していた純水の乾燥が促進される。
また、溶剤として、IPAよりもさらに表面張力が低い溶剤を用いる場合もある。この溶剤としては、例えば、非水溶性のHFE(ハイドロフルオロエーテル)が挙げられ、一般的には水溶性のIPAを少量(例えば5%)だけ混合した溶剤を用いている。
特開平10−22257号公報
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、たとえ表面張力が低い溶剤を用いたとしても、処理槽から乾燥雰囲気に基板を移動させる際に、基板が純水を持ち上げることになる。例えば、基板の表面に微細パターンが形成されていると、微細パターン間に純水が入り込んだ状態のままで乾燥雰囲気にまで基板が持ち上げられる。したがって、微細パターン間の純水が乾燥雰囲気において溶剤蒸気で置換されて、乾燥が促進されたとしても、純水の表面張力により基板の微細パターンに負荷がかかる。その結果、微細パターンが倒壊することがあるという問題がある。
上記のように微細パターンが倒壊すると、基板に形成されたデバイスが不良となるので、歩留まりが悪化することになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、純水の表面張力を低減することにより、微細パターン倒れを防止する基板処理装置及び基板処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板を処理液で処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容可能な処理槽と、基板を保持し、前記処理槽の内部に相当する処理位置と前記処理槽の上方に相当する上方位置とにわたって移動可能な保持機構と、前記処理槽に純水を供給する第1供給手段と、フッ素系溶剤と、親水性溶剤と、シリル化剤とを含む疎水化溶液を前記処理槽に供給する第2供給手段と、前記保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、前記第1供給手段から前記処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせ、前記第2供給手段から前記処理槽へ疎水化溶液を供給させて、前記処理槽内を純水から疎水化溶液へ置換させるとともに、疎水化溶液によって基板の改質処理を行わせ、前記第1供給手段から前記処理槽へ純水を供給させて基板をリンス処理させた後、前記保持機構を上方位置に移動させる制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、制御手段は、第1供給手段から処理槽に純水を供給させて、基板に対して純水洗浄処理を行わせる。そして、第2供給手段から処理槽に疎水化溶液を供給させて、処理槽内の純水を置換させるとともに、疎水化溶液により基板の改質処理を行わせる。疎水化溶液には、シリル化剤が含まれているので、改質処理により基板が疎水化される。制御手段は、第1供給手段から純水を処理槽に供給させて基板をリンス処理させた後、保持機構を上方位置に移動させるが、基板は疎水化されているので、純水の液残りを少なくできるともに、純水により基板の微細パターンにかかる表面張力を非常に小さくできる。したがって、純水から上方へ基板を持ち上げても、基板の微細パターンが純水の表面張力により受ける力を低減でき、基板の微細パターンが倒れるのを防止できる。
なお、ここでいう「フッ素系溶剤」としては、HFE(ハイドロフルオロエーテル)、HFC(ハイドロフルオロカーボン)、ペルフルオロカーボンなどが挙げられる。
また、ここでいう「シリル化剤」としては、ジメチルシリルジメチルアミン、ジメチルシリルジエチレンアミン、ジメチルアミノジメチルジシラザン、ヘキサメチルジシラザン、テトラメチルジシラザン、ビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラン、N,N´−ジメチルアミノトリメチルシラン、トリメチルクロロシラン、ジメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、ジエチルクロロシラン、トリイソプロピルクロロシラン、t−ブチルジメチルクロロシラン、t−ブチルジフェニクルクロロシラン等が挙げられる。
また、ここでいう「親水性溶剤」は、フッ素系溶剤と混和しうる親水性溶剤であればよく、例えば、アルコール、ケトン、エーテル、エステル、カルボン酸、極性非プロトン性溶剤などが挙げられる。また、「アルコール」としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−ブタノール等が挙げられ、「ケトン」としては、アセトン、メチルエチルケトンなどが挙げられ、「エーテル」としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテルや、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテルなどが挙げられる。また、「エステル」としては、酢酸エチル、乳酸エチルなどが挙げられ、カルボン酸としては、酢酸、乳酸などが挙げられ、「極性非プロトン性溶剤」としてはジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアルデヒド(DMF)、ピリジン、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)などが挙げられる。
また、本発明において、希釈したフッ化水素酸である希フッ酸を前記処理槽に供給する第3供給手段と、希釈した塩酸である希塩酸を前記処理槽に供給する第4供給手段とを備え、前記制御手段は、前記純水洗浄処理の前に、前記第3供給手段から前記処理槽に希フッ酸を供給させ、前記改質処理の前に、前記第4供給手段から前記処理槽に希塩酸を供給させることが好ましい(請求項2)。制御手段が第3供給手段を介して希フッ酸を供給させることで、基板に形成されていることがある自然酸化膜等を除去して、純水洗浄処理を基板自体に施すことができ、その後の純水洗浄処理を適切に施すことができる。また、制御手段が第4供給手段を介して希塩酸を供給させることで、基板に付着している金属不純物等を除去して清浄化することができ、その後の改質処理を好適に施すことができる。
また、本発明において、前記処理槽は、基板を収容する内槽と、前記内槽から溢れた処理液を回収する外槽とを備えているとともに、前記内槽と前記外槽とを連通接続する循環配管と、前記循環排管に設けられた循環ポンプと、を備え、前記制御手段は、前記改質処理の際に、前記循環ポンプを作動させて疎水化溶液を循環させることが好ましい(請求項3)。疎水化溶液を循環させることにより、活性な疎水化溶液を常時基板に供給することができるので、疎水化処理を好適に施すことができる。
また、本発明において、前記第2供給手段は、前記処理槽の底部から疎水化溶液を供給することが好ましい(請求項4)。疎水化溶液は、フッ素系溶剤を含むので、純水よりも比重が大きくなる。したがって、純水より比重が大きな疎水化溶液を処理槽の底部から供給することにより、純水と疎水化溶液との界面を保ったまま疎水化溶液を供給することができる。その結果、純水の置換を効率的に行うことができるとともに、疎水化処理を効率的に行うことができる。
また、本発明において、前記処理槽の上方から前記処理槽に純水を供給する第5供給手段と、前記処理槽の底部から処理液を排出する排出手段と、前記排出手段から排出された処理液を回収する回収タンクと、を備え、前記制御手段は、前記改質処理の後、前記リンス処理の際に純水を供給させる際には、前記第5供給手段から純水を供給させつつ、前記排出手段から疎水化溶液を前記回収タンクに回収することが好ましい(請求項5)。改質処理の後、リンス処理の際に純水を供給させる際には、制御手段が第5供給手段から純水を供給させるが、疎水化溶液よりも比重が軽い純水を上方から供給するので、排出手段から疎水化溶液を回収タンクに効率的に回収することができる。
また、本発明において、前記処理槽を囲うチャンバと、前記チャンバ内に溶剤蒸気を供給する第6供給手段とを備え、前記制御手段は、前記リンス処理の後、前記保持機構を上方位置へ移動させる前に、前記第6供給手段から加熱した不活性ガスを供給させて前記チャンバ内に乾燥雰囲気を形成させることが好ましい(請求項6)。制御手段が第6供給手段で加熱した不活性ガスを供給し、チャンバ内に乾燥雰囲気を形成することにより、上方位置へ引き上げた基板に付着している純水の乾燥を促進させることができる。
また、請求項7に記載の発明は、基板を処理液で処理する基板処理方法において、基板を処理槽内の処理位置に移動させた状態で、処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせる過程と、フッ素系溶剤と、親水性溶剤と、シリル化剤とを含む疎水化溶液を処理槽へ供給させて、処理槽内を純水から疎水化溶液へ置換させるとともに、疎水化溶液によって基板の改質処理を行わせる過程と、処理槽へ純水を供給させて基板をリンス処理させた後、基板を処理槽の上方位置に移動させる過程と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項7に記載の発明によれば、処理槽に純水を供給させて、基板に対して純水洗浄処理を行わせた後、処理槽に疎水化溶液を供給させて、処理槽内の純水を置換させるとともに、疎水化溶液により基板の改質処理を行わせる。疎水化溶液には、シリル化剤が含まれているので、改質処理により基板が疎水化される。次に、純水を処理槽に供給させて基板をリンス処理させた後、基板を上方位置に移動させるが、基板は疎水化されているので、純水の液残りを少なくすることができるともに、純水により基板の微細パターンにかかる表面張力を非常に小さくすることができる。したがって、純水から上方へ基板を持ち上げても、基板の微細パターンが純水の表面張力により受ける力を低減することができ、基板の微細パターンが倒れるのを防止することができる。
また、本発明において、前記純水洗浄処理の前に、処理槽に希フッ酸を供給させる過程と、前記改質処理の前に、処理槽に希塩酸を供給させる過程と、を備えていることが好ましく、(請求項8)また、前記リンス処理の後、処理槽の上方位置へ基板を移動させる前に、加熱した不活性ガスを供給させて、処理槽を囲ったチャンバ内に乾燥雰囲気を形成させることが好ましい(請求項9)。
本発明に係る基板処理装置によれば、制御手段は、第1供給手段から処理槽に純水を供給させて、基板に対して純水洗浄処理を行わせる。そして、第2供給手段から処理槽に疎水化溶液を供給させて、処理槽内の純水を置換させるとともに、疎水化溶液により基板の改質処理を行わせる。疎水化溶液には、シリル化剤が含まれているので、改質処理により基板が疎水化される。制御手段は、第1供給手段から純水を処理槽に供給させて基板をリンス処理させた後、保持機構を上方位置に移動させるが、基板は疎水化されているので、純水により基板の微細パターンにかかる表面張力が非常に小さくされている。したがって、純水から上方へ基板を持ち上げても、基板の微細パターンが純水の表面張力により受ける力を低減でき、基板の微細パターンが倒れるのを防止できる。
微細パターンの倒壊に係るメカニズムを説明するための模式図である。 本発明を適用した状態を示す模式図である。 実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。 処理の説明に供する模式図であり、(a)は保持機構が上方位置にある状態を示し、(b)はDHFリンス処理の状態を示す。 処理の説明に供する模式図であり、(a)はDHFを純水で置換している状態を示し、(b)は純水リンス処理の状態を示す。 処理の説明に供する模式図であり、(a)は純水を希塩酸で置換している状態を示し、(b)は希塩酸リンス処理の状態を示す。 処理の説明に供する模式図であり、(a)は希塩酸を純水で置換している状態を示し、(b)は純水リンス処理の状態を示す。 処理の説明に供する模式図であり、(a)は純水を疎水化溶液で置換している状態を示し、(b)は疎水化処理の状態を示す。 処理の説明に供する模式図であり、(a)は疎水化溶液を純水で置換している状態を示し、(b)は純水リンス処理の状態を示す。 処理の説明に供する模式図であり、(a)は乾燥雰囲気を形成している状態を示し、(b)は乾燥処理の状態を示す。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明のメカニズムについて説明する。なお、図1は、微細パターンの倒壊に係るメカニズムを説明するための模式図であり、図2は、本発明を適用した状態を示す模式図である。
例えば、図1に示すように、基板Wには、ある微細パターンmpが形成されており、例えば、この基板Wを純水中に浸漬させて純水洗浄処理を行う。その後、基板Wを純水から引き上げた状態を例にとって説明する。ある微細パターンmp1について着目した場合、図1中の符号γ(γ1,γ2)が微細パターンmp1に対して作用する表面張力である。微細パターンmp1の両側に作用する表面張力γ1,γ2が異なる大きさであったり、それぞれの表面張力γ1,γ2の作用点が異なったりすると、微細パターンmp1に加わるトータルの表面張力が一方側だけに作用する力となり、微細パターンmp1が倒壊する。また、全ての微細パターンmpにおける乾燥速度が均一になることはなく、ある程度のバラツキがあるので、作用点が下がる速度も異なることになり、これも微細パターンmpが倒壊する原因となっている。
微細パターンmp1の倒壊に作用する最大の力ΣMAXは、次の式で表すことができる。なお、式中における各符号の意味は次の通りである。
D:微細パターンの間隔、H:微細パターンの高さ、wd:微細パターンの幅、θ:接触角、γ:表面張力
Figure 2011071172
上記の力ΣMAXを小さくするには、次の3つが考えられる。
(1):表面張力をゼロに近づける。
(2):接触角cosθをゼロに近づける。
(3):力が作用する時間をゼロに近づける。
上記の(1)、(3)は非常に困難であるが、(2)は比較的容易であることに着目し、それを実現するための具体的な手法として、基板Wの表面全体を疎水化(撥水化)するための疎水化溶液を用いることを見出した。
具体的には、疎水化を図ることにより、図2に示すように、微細パターンmpに作用する表面張力の方向を反重力の方向にすることができる。これにより微細パターンに作用する力を小さくして、倒壊を防止できる。また、処理液から基板Wを引き上げる際に基板Wに残る液滴を極めて少なくできる。
次に、上述した処理を実施する装置として、基板Wを洗浄乾燥する基板処理装置を例に採って説明する。なお、図3は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。
処理槽1は、内槽3と外槽5とを備えている。内槽3は、基板Wを収容可能に構成されている。内槽3の底部には、一対の注入管7が取り付けられている。一対の注入管7には、循環配管9の一端側が連通接続されている。循環配管9の他端側には、内槽3から溢れた処理液を回収する外槽5の底部に連通接続されている。
循環配管9には、上流側から、分岐部11と、循環ポンプ13と、インラインヒータ15と、フィルタ17と、ミキシングバルブ19とがその順に取り付けられている。分岐部11には、排液管21の一端側が連通接続されている。排液管21には、開閉弁23が取り付けられている。排液管21の他端側は、廃液設備(不図示)に連通接続されている。循環ポンプ13は、循環配管9内の処理液を循環させる。インラインヒータ15は、循環配管9内の処理液を所定温度に加熱する。フィルタ17は、処理液中のパーティクル等を除去する。
ミキシングバルブ19は、例えば、5つの供給管25〜29の一端側が連通接続されている。供給管25の他端側は、例えば、純水供給源(図中にはDIW供給源と表記)に連通接続され、供給管26の他端側は、例えば、フッ化水素酸供給源(図中にはHF供給源と表記)に連通接続され、供給管27の他端側は、例えば、HCLなどの酸を供給する酸供給源に連通接続され、供給管28の他端側は、例えば、HFEなどの溶剤を供給する溶剤供給源に連通接続されている。また、供給管29の他端側は、例えば、疎水化溶液ユニット31に連通接続されている。疎水化溶液ユニット31は、例えば、フッ素系溶剤としてのHFE(ハイドロフルオロエーテル)と、親水性溶剤としてのIPA(イソプロピルアルコール)と、シリル化剤としてのHMDS(ヘキサメチルジシラザン)とを含む疎水化溶液を貯留している。その割合は、例えば、3%のHMDSと、5%のIPAと、92%のHFEである。IPAは防爆の点から5%以下3%程度が好ましい。各供給管25〜29には、流量を調整可能な流量調整弁33〜37が取り付けられている。なお、溶剤供給源は、例えば、水溶性の溶剤であるIPAと、非水溶性の溶剤であるHFEとを、例えば5:95の割合で混合された溶剤として貯留している。
なお、供給管25、ミキシングバルブ19、循環配管9、注入管7が本発明における「第1供給手段」に相当し、供給管29、ミキシングバルブ19、循環配管9、注入管7が本発明における「第2供給手段」に相当する。また、供給管25,26、ミキシングバルブ19、循環配管9、注入管7が本発明における「第3供給手段」に相当し、供給管25,27、ミキシングバルブ19、循環配管9、注入管7が本発明における「第4供給手段」に相当する。
処理槽1に対して、上下方向に移動する保持機構39が設けられている。この保持機構39は、複数枚の基板Wを起立姿勢で保持する。保持機構39は、内槽3の内部に示す「処理位置」(図1中に実線で示す)と、処理槽1の上方にあたる「上方位置」(図1中に二点鎖線で示す)とにわたって昇降可能である。
処理槽1は、その全体がチャンバ41によって囲われている。チャンバ41の天井近くの両側壁には、一対のノズル43が取り付けられている。ノズル43には、気体供給源が連通接続されており、加熱されて乾燥された不活性ガスとして、例えば、ドライホットNガスを供給する。
なお、ノズル43が本発明における「第6供給手段」に相当する。
また、内槽3の上方には、内槽3に純水を供給する供給ノズル45が配置されている。この供給ノズル45には、供給管47の一端側が連通接続されている。供給管47の他端側は純水供給源(図中にはDIW供給源と表記)に連通接続されている。供給管47には、流量を制御可能な流調整弁49が取り付けられている。
なお、供給ノズル45、供給管45、流量調整弁49が本発明における「第5供給手段」に相当する。
また、内槽3の底部中央には、排出口51が形成されている。この排出口51には、排出管53の一端側が連通され、他端側が廃液設備(不図示)に連通されている。排出管53には開閉弁55が取り付けられている。また、排出管53は、その接続先が状況によって、廃液設備と回収タンク57とに適宜に切り換えられる。
上述した保持機構39は、昇降駆動部57によって直接的に昇降動作が行われる。
上述した循環ポンプ13、インラインヒータ15、開閉弁23、流量調整弁33〜37、ノズル43、流量調整弁49、開閉弁55、昇降駆動部57は、排出管53の排出先切り換え等は、制御部59によって統括的に制御される。
なお、制御部59が本発明における「制御手段」に相当する。
次に、図4〜図10を参照して、上述した装置による処理例について説明する。なお、図4〜図10は、処理の説明に供する模式図であり、図4(a)は保持機構が上方位置にある状態を示し、図4(b)はDHFリンス処理の状態を示し、図5(a)はDHFを純水で置換している状態を示し、図5(b)は純水リンス処理の状態を示し、図6(a)は純水を希硫酸で置換している状態を示し、図6(b)は希塩酸リンス処理の状態を示し、図7(a)は希塩酸を純水で置換している状態を示し、図7(b)は純水リンス処理の状態を示し、は、図8(a)は純水を疎水化溶液で置換している状態を示し、図8(b)は疎水化処理の状態を示し、図9(a)は疎水化溶液を純水で置換している状態を示し、図9(b)は純水リンス処理の状態を示し、図10(a)は乾燥雰囲気を形成している状態を示し、図10(b)は乾燥処理の状態を示す。
まず、制御部59は、開閉弁23,55を閉止した状態で、流量調整弁33,34を所定流量となるように開放する。これにより、注入管7から所定濃度の希フッ酸(図中ではDHFと表記)を内槽3内に供給して、内槽3に希フッ酸を貯留させる(図4(a))。内槽3に希フッ酸が貯留された状態で、制御部59は、基板Wを保持して上方位置に待機している保持機構39を処理位置に下降させる(図4(b))。この状態を所定時間(例えば5分間)だけ維持する。これにより、基板Wに形成されていることがある自然酸化膜等を除去して、後述する処理を基板W自体に施すことができ、その後の処理を適切に施すことができる。
次に、制御部59は、開閉弁23を開放し、流量調整弁34を閉止し、流量調整弁33を所定流量で開放する。これにより、注入管7から純水だけが内槽3に供給される(図5(a))。したがって、内槽3内の希フッ酸が排液管21を通して排液され、最終的に内槽3が純水だけにされる(図5(b))。これを所定時間(例えば15分間)だけ維持して、基板Wを純水でリンス処理する。
次に、制御部59は、流量調整弁33,35を所定流量となるように開放する。これにより、注入管7から所定濃度の希塩酸を内槽3内に供給して、純水を排出させつつ内槽3に希塩酸を貯留させる(図6(a))。この状態を所定時間(例えば、5分間)だけ維持する(図6(b))。これにより、基板Wに付着している恐れがある金属不純物等を除去して清浄化することができ、その後の改質処理を好適に施すことができる。
制御部59は、流量調整弁35を閉止し、流量調整弁33を所定流量で開放する。これにより、注入管7から純水だけが内槽3に供給される(図7(a))。したがって、内槽3内の希塩酸が外槽5、循環配管9及び排液管21を通して排液され、最終的に内槽3が純水だけにされる(図7(b))。これを所定時間(例えば15分間)だけ維持して、基板Wを純水で洗浄処理する。
次に、制御部59は、流量調整弁33を閉止し、流量調整弁37を所定流量で開放する。これにより、注入管7から疎水化溶液だけが内槽3に供給される(図8(a))。このとき、流量は、内槽3の純水と疎水化溶液の界面が維持されたまま純水が持ち上げられるように、小流量とするのが好ましい。このようにすることで、疎水化溶液と純水との混合を避けて効率的に純水を排出することができる。純水を排出し、内槽3が疎水化溶液だけになった後、制御部59は、循環ポンプ13及びインラインヒータ15を作動させる。これにより、所定温度(疎水化溶液の沸点以下の温度であり、例えば、54℃以下、または45℃以下)に加熱した状態で循環させる(図8(b))。これを所定時間(例えば、1分間以上、好ましくは5分間以上)維持して、基板Wに対して疎水化の改質処理を行う。
次に、制御部59は、流量調整弁33を閉止するとともに、流量調整弁49を開放し、所定流量で純水を内槽3の上方から供給する。さらに、開閉弁55を開放して、排液を回収ユニット57に連通させる(図9(a))。これにより、比重が純水よりも重く、コストが高い疎水化溶液を回収ユニット57で回収して、再利用できるので、ランニングコストを低減できる。内槽3内の疎水化溶液が全て排出された後、開閉弁55を閉止し、溢れた純水を外槽5を介して排液する。この状態を所定時間(例えば15分間)だけ維持して、基板Wに対して純水洗浄処理を行う(図9(b))。
次に、制御部59は、流量調整弁49を閉止するとともに、流量調整弁33を所定流量で開放し、内槽3に注入管7から純水を供給させる。さらに、ノズル43から加熱した窒素ガス(N)をチャンバ41に供給し、チャンバ41の上部空間に乾燥雰囲気を形成させる(図10(a))。その後、制御部59は、昇降駆動部57を操作して、処理位置にある基板Wを保持機構39ごと上方位置へと上昇させる(図10(b))。これにより基板Wに対して乾燥処理が行われるが、既に基板Wには疎水化処理が行われているので、純水から基板Wが引き上げられた時点でほとんどの純水が基板Wから離脱する。基板Wに残留している純水があったとしても、基板Wの微細パターンmpに作用する力が極力小さくされているので、微細パターンmpの倒壊が防止できる。
本実施例装置によると、制御部59は、処理槽1に純水を供給させて、基板Wに対して純水洗浄処理を行わせ、処理槽1に疎水化溶液を供給させて、処理槽1内の純水を置換させるとともに、疎水化溶液により基板Wの改質処理を行わせる。疎水化溶液には、シリル化剤としてHMDSが含まれているので、改質処理により基板Wの表面全体が疎水化される。制御部59は、純水を処理槽1に供給させて基板Wをリンス処理させた後、保持機構39を上方位置に移動させるが、基板Wは疎水化されているので、純水の液残りを少なくすることができるともに、純水により基板Wの微細パターンにかかる表面張力を非常に小さくすることができる。したがって、純水から上方へ基板Wを持ち上げても、基板Wの微細パターンが純水の表面張力により受ける力を低減でき、基板Wの微細パターンが倒れるのを防止できる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施できる。
(1)上述した実施例では、基板Wを引き上げる際には純水に浸漬させているが、これに代えて流量調整弁36を開放して、HFEとIPAの混合液を貯留させ、溶剤に浸漬させるようにしてもよい。HFEは純水よりの表面張力が小さいので、より表面張力の影響を抑制できる。
(2)上述した実施例では、乾燥雰囲気の形成に加熱した窒素ガスを用いているが、これに代えて溶剤蒸気により乾燥雰囲気を形成するようにしてもよい。これにより基板Wに付着している液滴を置換して乾燥を促進できる。
(3)上述した実施例では、フッ素系溶剤としてHFEを用いているが、これに代えてHFC(ハイドロフルオロカーボン)、ペルフルオロカーボンなどを用いてもよい。
(4)上述した実施例では、シリル化剤としてHMDSを用いているが、これに代えてジメチルシリルジメチルアミン、ジメチルシリルジエチレンアミン、ジメチルアミノジメチルジシラザン、ヘキサメチルジシラザン、テトラメチルジシラザン、ビス(ジメチルアミノ)ジメチルシラン、N,N´−ジメチルアミノトリメチルシラン、トリメチルクロロシラン、ジメチルクロロシラン、トリエチルクロロシラン、ジエチルクロロシラン、トリイソプロピルクロロシラン、t−ブチルジメチルクロロシラン、t−ブチルジフェニクルクロロシラン等を用いてもよい。
(5)上述した実施例では、親水性溶剤としてIPAを用いているが、親水性溶剤はフッ素系溶剤と混和しうる親水性溶剤であればよい。例えば、アルコール、ケトン、エーテル、エステル、カルボン酸、極性非プロトン性溶剤などが挙げられる。また、「アルコール」としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−ブタノール等が挙げられ、「ケトン」としては、アセトン、メチルエチルケトンなどが挙げられ、「エーテル」としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールエーテルや、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテルなどが挙げられる。また、「エステル」としては、酢酸エチル、乳酸エチルなどが挙げられ、カルボン酸としては、酢酸、乳酸などが挙げられ、「極性非プロトン性溶剤」としてはジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアルデヒド(DMF)、ピリジン、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)などが挙げられる。
(6)上述した実施例では、純水洗浄処理の前に希フッ酸による処理を行っているが、基板Wの状態によってはこれを省略してもよい。また、改質処理の前に希塩酸による処理を行っているが、基板Wの状態によってはこれを省略してもよい。これにより、スループットを向上できるとともに、装置構成を簡略化できる。
W … 基板
mp、mp1 … 微細パターン
γ、γ1、γ2 … 表面張力
1 … 処理槽
3 … 内槽
5 … 外槽
7 … 注入管
9 … 循環配管
13 … 循環ポンプ
15 … インラインヒータ
19 … ミキシングバルブ
25〜29 … 供給管
31 … 疎水化溶液ユニット
33〜37 … 流量調整弁
39 … 保持機構
41 … チャンバ
43 … ノズル
45 … 供給ノズル
51 … 排出口
57 … 昇降駆動部
59 … 制御部

Claims (9)

  1. 基板を処理液で処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容可能な処理槽と、
    基板を保持し、前記処理槽の内部に相当する処理位置と前記処理槽の上方に相当する上方位置とにわたって移動可能な保持機構と、
    前記処理槽に純水を供給する第1供給手段と、
    フッ素系溶剤と、親水性溶剤と、シリル化剤とを含む疎水化溶液を前記処理槽に供給する第2供給手段と、
    前記保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、前記第1供給手段から前記処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせ、前記第2供給手段から前記処理槽へ疎水化溶液を供給させて、前記処理槽内を純水から疎水化溶液へ置換させるとともに、疎水化溶液によって基板の改質処理を行わせ、前記第1供給手段から前記処理槽へ純水を供給させて基板をリンス処理させた後、前記保持機構を上方位置に移動させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    希釈したフッ化水素酸である希フッ酸を前記処理槽に供給する第3供給手段と、
    希釈した塩酸である希塩酸を前記処理槽に供給する第4供給手段とを備え、
    前記制御手段は、前記純水洗浄処理の前に、前記第3供給手段から前記処理槽に希フッ酸を供給させ、前記改質処理の前に、前記第4供給手段から前記処理槽に希塩酸を供給させることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置において、
    前記処理槽は、基板を収容する内槽と、前記内槽から溢れた処理液を回収する外槽とを備えているとともに、
    前記内槽と前記外槽とを連通接続する循環配管と、
    前記循環排管に設けられた循環ポンプと、を備え、
    前記制御手段は、前記改質処理の際に、前記循環ポンプを作動させて疎水化溶液を循環させることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記第2供給手段は、前記処理槽の底部から疎水化溶液を供給することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記処理槽の上方から前記処理槽に純水を供給する第5供給手段と、
    前記処理槽の底部から処理液を排出する排出手段と、
    前記排出手段から排出された処理液を回収する回収タンクと、を備え、
    前記制御手段は、前記改質処理の後、前記リンス処理の際に純水を供給させる際には、前記第5供給手段から純水を供給させつつ、前記排出手段から疎水化溶液を前記回収タンクに回収することを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記処理槽を囲うチャンバと、
    前記チャンバ内に加熱した不活性ガスを供給する第6供給手段とを備え、
    前記制御手段は、前記リンス処理の後、前記保持機構を上方位置へ移動させる前に、前記第6供給手段から不活性ガスを供給させて前記チャンバ内に乾燥雰囲気を形成させることを特徴とする基板処理装置。
  7. 基板を処理液で処理する基板処理方法において、
    基板を処理槽内の処理位置に移動させた状態で、処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせる過程と、
    フッ素系溶剤と、親水性溶剤と、シリル化剤とを含む疎水化溶液を処理槽へ供給させて、処理槽内を純水から疎水化溶液へ置換させるとともに、疎水化溶液によって基板の改質処理を行わせる過程と、
    処理槽へ純水を供給させて基板をリンス処理させた後、基板を処理槽の上方位置に移動させる過程と、
    を備えていることを特徴とする基板処理方法。
  8. 請求項7に記載の基板処理方法において、
    前記純水洗浄処理の前に、処理槽に希フッ酸を供給させる過程と、
    前記改質処理の前に、処理槽に希塩酸を供給させる過程と、
    を備えていることを特徴とする基板処理方法。
  9. 請求項7または8に記載の基板処理方法において、
    前記リンス処理の後、処理槽の上方位置へ基板を移動させる前に、加熱した不活性を供給させて、処理槽を囲ったチャンバ内に乾燥雰囲気を形成させることを特徴とする基板処理方法。
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