JP2006173378A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウォーターマークの発生を抑制しつつ、基板を乾燥させることができる基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】 混合器21は、温水ユニット31により昇温された温純水に塩酸を混合して処理液を生成する。生成された処理液は、処理液管15と共通管13とを通じて、処理槽3内に供給される。この処理槽3内において、リフター1に保持された基板Wを処理液中に浸漬する。その後、リフター1を上昇させて、基板Wを処理液から引き上げる。このとき、基板Wに付着する液滴は酸性であるので、基板Wの酸化反応が抑制される。すなわち、基板Wが乾燥したときに、基板Wの酸化物が析出することがなく、ウォーターマークの発生を防止することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体ウエハや液晶表示用のガラス基板等の基板(以下、単に基板と称する)を処理する基板処理装置及び基板処理方法に係り、特に、乾燥処理を行う技術に関する。
基板に対して露光処理や現像処理やエッチング処理などが行われる度に、これらの処理に用いられた薬液等を基板から除去するために洗浄・乾燥処理を行う。
基板に対して乾燥処理を行う装置として、基板を高温に温調された純水(以下、適宜「温純水」と呼ぶ)中に浸漬して温め、その後基板を温純水から引き上げる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この温水引き上げ乾燥の原理は、基板に蓄えられた熱エネルギーを、引き上げた際に基板上に付着する液滴に与えることで乾燥させるものである。
基板を温純水から引き上げると、基板は周囲の雰囲気にさらされる。このとき、周囲の雰囲気に含まれる酸素が基板表面の液滴に溶解し、基板と液滴との界面に拡散する。基板表面において、この酸素は基板の酸化物生成反応を起こす。この結果、基板の酸化物が乾燥後に析出し、いわゆるウォーターマークが発生する。
そこで、引き上げられた基板の周囲の雰囲気を不活性ガスとする装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、ウォーターマークの発生を抑制することができる。
特開平1−130771号公報 特開2004−165624号公報
本発明者らは、さらに、ウォーターマークの生成メカニズムについて詳細に検討し、以下のような考察した。ここでは、具体的に化学式を用いて説明する都合上、基板はシリコンを含む材料からなるものとする。
<ステップ1> 温純水中に浸漬されている基板を温純水から引き上げる。基板は、周囲の雰囲気にさらされるとともに、基板上には液滴(温純水)が付着する。雰囲気中に存在する酸素は基板上の液滴に溶解し、基板と液滴との界面に拡散する。
<ステップ2> 基板表面では、化学式(1)と化学式(2)とに示す酸化物生成反応(以下では、単に「基板の酸化反応」と呼ぶ)が起こる。
Si + O2 + 4H2O → SiO2 + 4H+ + 4OH- …… (1)
Si + 2O2 + 2H2O → SiO2 + 2H+ + 2HO2 - …… (2)
化学式(1)と化学式(2)とに示されるように、基板の酸化反応に伴い、水素イオンを生成することがわかる。
なお、化学式(1)に示す基板の酸化反応は、化学式(3)と化学式(4)とに示す半反応式が並行して起こることによる。
Si + 2H2O → SiO2 + 4H+ + 4e- …… (3)
O2 + 2H2O + 4e- → 4OH- …… (4)
また、化学式(2)に示す酸化物生成反応は、化学式(3)と化学式(5)とに示す半反応式が並行して起こることによる。
2O2 + 2H2O + 4e- → 2HO2 - + 2OH- …… (5)
<ステップ3> 生成された酸化物である二酸化珪素(SiO2)は、水和してケイ酸を生ずる。その反応を化学式(6)に示す。
SiO2 + H2O → H2SiO3 …… (6)
<ステップ4> ケイ酸が水滴中に溶解し、拡散・解離する。その反応を化学式(7)と化学式(8)とに示す。
H2SiO3 → H+ + HSiO3 - …… (7)
HSiO3 - → H+ + SiO3 2- …… (8)
このケイ酸の拡散・解離により、再び酸化物の生成が促進されていく。
<ステップ5> この酸化物が乾燥後に析出物として基板表面に残り、ウォーターマークとなる。
そして、本発明者らは、化学式(1)と化学式(2)とに示される基板の酸化反応に着目し、これらの反応を抑制する観点から検討を重ねた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ウォーターマークの発生を抑制しつつ、基板を乾燥させることができる基板処理装置および基板処理方法を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板に対して処理を行う基板処理装置において、基板に対して処理を行う処理槽と、前記処理槽内に、温純水に水素イオンを添加した処理液を供給する処理液供給手段と、基板を保持し、前記処理槽内の処理位置と前記処理槽の上方にあたる待機位置との間を昇降する保持手段と、前記処理槽内に前記処理液を貯留するとともに、前記処理位置にある保持手段を前記待機位置まで上昇させて基板の乾燥処理を行うことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、温純水に水素イオンを添加することで、純水中に通常、電離している水素イオンの量に比べて、より多くの量の水素イオンが処理液中に存在している。すなわち、処理液は酸性である。このため、水素イオンの生成を伴う化学反応は、処理液の系の安定をさらに乱すものであるので、起こらない。また、処理位置にある保持手段により基板が処理液中に浸漬されることで、温純水を含む処理液から基板へ熱エネルギーが与えられる。基板はこの熱エネルギーを蓄積する。なお、「温純水」とは、高温の純水である。
保持手段を待機位置まで上昇させることで、基板は処理液から引き上げる。引き上げられた基板上には液滴が付着するとともに、基板は周囲の雰囲気にさらされる。周囲の雰囲気中には、基板の酸化反応に必要な酸素が存在している。しかし、基板の酸化反応は水素イオンの生成を伴うものである。そして、基板上に付着する液滴は処理液である。よって、基板の酸化反応が起こることなく、基板が蓄えた熱エネルギーに拠る基板の乾燥が進行する。基板の酸化物が生成されないので、基板の酸化物が析出することもない。したがって、基板の乾燥処理によって、ウォーターマークが発生することを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の基板処理装置において、前記処理液は、温純水に酸を添加したことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2に記載の発明によれば、温純水に酸を添加することで、酸は電離して、水素イオンを生じる。よって、好適に温純水に水素イオンを添加することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の基板処理装置において、前記酸は、強酸であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3に記載の発明によれば、強酸は、その大部分が電離し、より多くの水素イオンを生じる。よって、温純水に多量の水素イオンを添加することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の基板処理装置において、前記酸は、塩酸またはフッ酸であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4に記載の発明によれば、添加する酸を塩酸またはフッ酸とすることで、好適な処理液とすることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載の基板処理装置において、さらに、温純水に前記酸を添加する添加手段を備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項5に記載の発明によれば、添加手段を備えることで、温純水と酸とから処理液を生成することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、前記処理液の温度は摂氏80度以上摂氏100度未満であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項6に記載の発明によれば、処理液から基板に十分な熱エネルギーを与えることができるので、乾燥性能がよい。
また、請求項7に記載の発明は、基板に対して処理を行う基板処理方法において、温純水に水素イオンを添加した処理液中に基板を浸漬する過程と、処理液から基板を引き上げて乾燥処理を行う過程とを備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項7に記載の発明によれば、温純水に水素イオンを添加することで、純水中に通常、電離している水素イオンの量に比べて、より多くの量の水素イオンが処理液中に存在している。すなわち、処理液は酸性である。このため、水素イオンの生成を伴う化学反応は、処理液の系の安定をさらに乱すものであるので、起こらない。また、基板が処理液中に浸漬されることで、温純水を含む処理液から与えられる熱エネルギーを基板が蓄積する。
基板は処理液から引き上げると、引き上げられた基板上には液滴が付着するとともに、基板は周囲の雰囲気にさらされる。周囲の雰囲気中には、基板の酸化反応に必要な酸素が存在している。しかし、基板の酸化反応は水素イオンの生成を伴うものである。そして、基板上に付着する液滴は処理液である。よって、基板の酸化反応が起こることなく、基板が蓄えた熱エネルギーに拠る基板の乾燥が進行する。基板の酸化物が生成されないので、基板の酸化物が析出することもない。したがって、基板の乾燥処理によって、ウォーターマークが発生することを防止することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の基板処理方法において、前記処理液は、温純水に酸を添加したことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項8に記載の発明によれば、温純水に酸を添加することで、酸は電離して、水素イオンを生じる。よって、好適に温純水に水素イオンを添加することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の基板処理方法において、前記酸は、強酸であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項9に記載の発明によれば、強酸は、その大部分が電離し、より多くの水素イオンを生じる。よって、温純水に多量の水素イオンを添加することができる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の基板処理方法において、前記酸は、塩酸またはフッ酸であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項10に記載の発明によれば、添加する酸を塩酸またはフッ酸とすることで、好適な処理液とすることができる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項7から請求項10のいずれかに記載の基板処理方法において、前記処理液の温度は摂氏80度以上摂氏100度未満であることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項11に記載の発明によれば、処理液から基板に十分な熱エネルギーを与えることができるので、乾燥性能がよい。
なお、本明細書は、次のような基板処理装置に係る発明も開示している。
(1)洗浄処理が行われた基板に対して乾燥処理を行う基板処理装置において、処理槽と、前記処理槽内に温純水を含む処理液を供給する処理液供給手段と、基板を保持して、前記処理槽内と処理槽上方との間を昇降する昇降手段と、前記処理槽内に前記処理液を貯留するとともに、前記処理液中に浸漬されている基板を前記処理液から引き上げるように、前記処理液供給手段と前記昇降手段とを操作する制御手段とを備え、前記処理液は酸性であることを特徴とする基板処理装置。
前記(1)に記載の発明によれば、処理液が酸性であるので、純水中に通常、電離している水素イオンの量に比べて、より多くの量の水素イオンが処理液中に存在している。よって、請求項1に記載の発明と同様の作用を得ることができる。
この発明に係る基板処理装置によれば、温純水に水素イオンを添加した処理液中に浸漬している基板を引き上げるので、基板の酸化反応を抑制することができる。よって、基板の酸化物が析出してウォーターマークが基板上に発生することを防止することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施を説明する。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示した縦断面図である。
実施例に係る基板処理装置は、一群の基板(以下、単に「基板」という)Wに対して、薬液による洗浄処理と、その薬液を除去するために行う純水による洗浄処理と、基板Wに付着する純水を乾燥させるために行う乾燥処理とを行う。
本基板処理装置は、基板Wを保持するリフター1と基板Wに対して所定の処理を行う処理槽3とをチャンバ5内に備えている。
リフター1は、水平方向に延び出た3本の支持部材1aを備えている。この支持部材1aに基板Wの下縁を当接支持することで、リフター1は基板Wを垂直姿勢で保持する。また、リフター1は、図示省略の駆動機構により、処理槽3内の処理位置(図1において、リフター1が実線で示される位置)と処理槽3の上方にあたる待機位置(図1において、リフター1が点線で示される位置)との間を昇降可能に構成されている。リフター1は、この発明における保持手段に相当する。
処理槽3は、洗浄処理や乾燥処理を行うための薬液、純水、または純水を含む処理液などを貯留する。処理槽3の底部には、処理液等を処理槽3内に注入する注入管7が設けられている。処理槽3の上部の外周には、処理槽3から溢れ出た処理液などを回収する外槽9が設けられている。また、処理槽3の最底部には、処理槽3内の処理液などを排出する排出口11が設けられている。処理槽3は、この発明における処理槽に相当する。
注入管7には、共通管13の一端が連通接続されている。この共通管13の他端側には、処理液管15と純水管17と薬液管19とが並列して連通接続されている。これら処理液管15、純水管17、薬液管19には、それぞれ電磁開閉弁15a、17a、19aが設けられている。ここで、共通管13と処理液管15は、この発明における処理液供給手段に相当する。
処理液管15の他端側には、混合器21が連通接続されている。この混合器21には、流量調節弁23を介して塩酸供給源25と接続されているとともに、流量調節弁27及び温水ユニット31を介して純水供給源33と接続される。
温水ユニット31は、加熱器(図示省略)を有する。加熱器は、純水供給源33から供給された純水を所定の温度に昇温するように温調する。なお、温水ユニット31は、さらに脱器装置を備えて、温調された純水から気泡などを取り除く脱器処理を行うように構成してもよい。また、純水を貯留するタンクをさらに備えて、恒温槽を形成する構成としてもよい。
この温水ユニット31によって、所定の温度に加熱された、高温の純水(以下では、「高温の純水」を単に「温純水」と略記する)が得られる。本実施例では、純水の温度を摂氏85度となるように設定されている。なお、温純水の温度はこれに限られるものではなく、適宜に選択されるものである。ただし、基板Wの乾燥性能を考慮すると、温純水の温度は、摂氏80度以上摂氏100度未満であることが望ましい。
混合器21は、温水ユニット31から供給される温純水に塩酸を混合する。ここで、温純水に酸を添加した水溶液を、本明細書では「処理液」と呼ぶ。混合器21は、この発明における添加手段に相当する。
純水管17の他端にも、上述した純水供給源33が接続されている。
薬液管19の他端には、薬液供給源35が接続されている。本実施例では、1つの薬液供給源35を備える構成である。ただし、基板Wの処理目的に応じて、複数種類の薬液供給源35を備える構成に適宜に設計変更されるものである。
また、薬液の種類としては、APM(Ammonia-Hydrogen Peroxide Mixture)、HPM(Hydrochloricacid-Hydrogen Peroxide Mixture)、FPM(Hydrofluoricacid-Hydrogen Peroxide Mixture)、DHF(Diluted Hydrofluoric acid)、O3/DIW(オゾン水)などが例示され、適宜に選択される。
排出口11には、配管39に連通接続されている。この配管39には、電磁開閉弁39aが設けられている。この電磁開閉弁39aを開放することで、処理槽3内の液体が排出される。
また、外槽9の最低部に外槽排出口9aが形成されている。この外槽排出口9aにも、電磁開閉弁41aを有する配管41が連通接続されている。電磁開閉弁41aを開放することで、外槽9内の液体が排出される。
チャンバ5の上方側には、送風機構43が設置されている。この送風機構43は、扁平な箱状体であって、その側部は窒素供給源45と連通接続している。また、送風機構43の底面は、開口が形成されて、吹出面を構成している。そして、送風機構43は、この吹出面から均一な風速で窒素を流下させることができるような構造を有している。さらに、この吹出面には、ULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタ43aが設置されている。ULPAフィルタ43aは、窒素中の微細なパーティクルを除去する。
また、送風機構43は、軸Pを支点にして回動自在に構成されている。送風機構43の回動により、チャンバ5の上部が開放された状態(図1において、送風機構43が点線で示される位置にあるとき)で、基板Wの搬入、搬出が行われる。また、チャンバ5の上部が閉止された状態(図1において、送風機構43が実線で示される位置にあるとき)で、チャンバ5は密閉状態となるように構成されている。これにより、基板Wに対して好適に所定の処理を行うことができる。
制御部51は、基板処理装置の内部に設けられ、所定の処理条件に基づいて、基板Wの処理を統括的に制御する。具体的には、送風機構43とリフター1との駆動を操作して、基板Wの搬入、搬出と、基板Wの位置を制御する。また、各電磁開閉弁15a、17a、19aを操作して、共通管13に通じる液体を適宜に選択制御する。また、各電磁開閉弁39a、41aを操作して、処理槽3内、外槽9内の液体の排出制御を行う。また、温水ユニット31を操作して、得られる温純水の温度等を制御する。また、流量調節弁23、27を操作して、温純水に添加する塩酸の量(温純水と塩酸の比)を制御する。また、窒素供給源45を操作して、窒素の送風制御を行う。この制御部51は、基板処理のための各種演算処理を実行する中央演算処理装置(CPU)や、所定の処理条件や基板処理に必要な各種情報を記憶する記憶媒体等により構成される。
以上のように構成された基板処理装置の動作例を、図2を参照して説明する。図2は、実施例1に係る基板処理装置の動作を示すフローチャートである。なお、以下に示す各構成の動作は、特に断らない限り、制御部51の操作によるものである。
<ステップS1> 基板を搬入する
送風機構43が軸Pを支点として回動し、チャンバ5の上部が開放される。図示省略の基板搬送機構が基板処理装置内に基板Wを搬入すると、リフター1が基板搬送機構から基板Wを受け取る。基板搬送機構が退避した後、再び送風機構43が回動し、チャンバ5の上部を閉止する。これにより、チャンバ5内は密閉状態となる。
<ステップS2> 基板に対して純水洗浄処理を行う
基板Wを保持するリフター1が処理槽3内の処理位置まで下降する。このとき、処理槽3内には、既に純水が貯留されているものとする。よって、基板Wは純水中に浸漬される。
具体的には、電磁開閉弁17a及び41aのみが開放されている。これにより、純水供給源33から純水管17と共通管13と注入管7とを通じて処理槽3内に純水が供給されている。そして、処理槽3内に生じている水流によって、基板Wの表面に付着する薬液やパーティクル等は離脱し、純水中へと放出される。こうして汚染された純水は、処理槽3の上部から溢れだすことによって、処理槽3から排出され、外槽9に回収される。このように、基板Wの表面に付着する薬液等を処理槽3外に流し出すことによって洗浄処理を行う。なお、外槽9において回収された純水は、配管41を通じて排出される。
所定時間が経過すると、電磁開閉弁17aが閉止するともに電磁開閉弁39aを開放して、処理槽3内の純水を排出する。排出が完了すると電磁開閉弁39aを再び閉止し、純水洗浄処理を終了する。
<ステップS3> 基板に対して薬液洗浄処理を行う
続いて、電磁開閉弁19aを開放する。これにより、薬液供給源35から処理槽3内に薬液が供給される。基板Wは薬液中に浸漬されて、基板Wに対して薬液による洗浄処理が行われる。所定時間が経過すると、電磁開閉弁19aが閉止するともに電磁開閉弁39aを開放して、処理槽3内の薬液を排出する。排出が完了すると電磁開閉弁39aを再び閉止し、薬液洗浄処理を終了する。
<ステップS4> 基板に対して純水洗浄処理を行う
再び、ステップS2と同様の手順で、基板Wに対して純水洗浄処理を行う。
<ステップS5> 基板を温純水に塩酸を添加した処理液に浸漬する
流量調節弁23、27を所定の開度、開放するとともに、電磁開閉弁15aを開放する。これにより、塩酸供給源25から所定流量の塩酸が混合器21に供給される。また、温水ユニット31から所定流量の温純水が混合器21に供給される。なお、温純水は、温水ユニットにより、所定の温度(摂氏85度)に昇温されている。混合器21は、温純水に塩酸を混合して処理液を生成する。生成された処理液は、処理液管15、共通管13を通じて、処理槽3内に供給される。基板Wはこの処理液中に浸漬されて、基板Wには処理液から熱エネルギーが伝達される。基板Wはこの熱エネルギーを蓄積する。
このとき、基板Wが浸漬される処理液は、塩酸が温純水に添加されたものである。よって、純水中に通常、電離している水素イオンの量に比べて、より多くの量の水素イオンが処理液中に存在している。すなわち、処理液は酸性となっている。したがって、水素イオンの生成を伴う化学反応、つまり上述した化学式(1)及び化学式(2)のような化学反応は、処理液の系の安定をさらに乱すものであるので、抑制され、水素イオンは発生しない。
なお、塩酸は強酸であるので、処理液中で大部分が電離し、非常に多くの水素イオンを存在させることができる。
ここで、処理液に含まれる純水から水酸化イオンが電離する反応は、水素イオンの生成を伴うものであるので、抑制される。よって、純水の場合に比べて、処理液中の水酸化イオンのモル数は減少する。
この水酸化イオンは、基板W表面をアタックして基板Wをエッチングすることが知られている。よって、基板Wを処理液中に浸漬する際の基板Wのエッチング量を、温純水に浸漬する場合に比べて低減することができる。
<ステップS6> 基板を引き上げる
リフター1は、処理位置から待機位置まで上昇する。また、送風機構43からは窒素が流下する。
処理液から引き上げられた基板Wは周囲の雰囲気にさらされる。また、基板W上には処理液の液滴が付着している。この液滴は、基板Wが蓄えた熱エネルギーと窒素のダウンフローとにより、速やかに蒸発する。
このとき、基板W上に付着する液滴も処理液である。よって、液滴中においても、水素イオンの生成を伴う化学反応が抑制されている状態である。
ここで、基板Wの酸化反応は水素イオンの生成を伴う。したがって、基板Wの酸化反応も抑制される。なお、本実施例では、送風機構43により基板Wの周囲の雰囲気は窒素である。しかしながら、この雰囲気中に酸素が存在している場合であっても、基板Wの酸化反応は起こらず、基板Wの酸化物が生成されない。よって、液滴が蒸発するときに基板Wの酸化物が析出することがなく、ウォーターマークの発生を防止することができる。
基板Wが完全に乾燥すると、本ステップS7の処理を終了する。
<ステップS7> 基板を搬出する
送風機構43が軸Pを支点として回動し、チャンバ5の上部が開放される。リフター1が保持する基板Wを図示省略の基板搬送機構に受け渡して、基板処理装置外に搬出する。
このように、実施例1に係る基板処理装置によれば、温純水に酸を添加した処理液から基板Wを引き上げて基板Wの乾燥処理を行うときに、基板の酸化反応を抑制することができる。よって、基板Wにウォーターマークが発生しない。
また、添加する酸を塩酸(強酸)とすることによって、基板の酸化反応及びエッチングの抑制効果を高めることができる。
また、基板Wを処理液に浸漬しているときに、基板Wがエッチングされることも抑制することができる。
また、送風機構43から窒素を流下させることにより、基板Wの周囲の雰囲気を低酸素雰囲気とすることができる。よって、基板Wの酸化反応をさらに抑制することができる。
また、温水ユニットにより摂氏85度に昇温した温純水を用いることで、基板Wを処理液に浸漬しているときに、基板Wに十分な熱エネルギーを与えることができる。よって、基板Wの乾燥性能を高めることができる。
また、混合器21を備えることで、温純水と塩酸とから好適に処理液を生成することができる。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
図3は、実施例2に係る基板処理装置の概略構成を示した縦断面図である。
なお、実施例1と同じ構成については同符号をふすことで詳細な説明を省略する。
実施例2に係る基板処理装置は、基板Wに対して洗浄処理と乾燥処理とを行う。
処理槽3の底部に設けられる注入管7と外槽9に形成される外槽排出口9aとには、循環配管61が連通接続している。この循環配管61には、外槽排出口9a側から三方弁63と、循環ポンプ65と、温水ユニット32と、フィルタ67とが設けられている。三方弁63のその他の一端には、純水供給源33が連通接続されている。これにより、外槽9で回収した液体と純水供給源からの純水とを選択的に処理槽3内に供給することができる。また、外槽排出口9aと三方弁63との間の循環配管61には、循環される液体を排出するための枝配管が分岐接続されている。この枝配管には電磁開閉弁69が設けられている。循環配管61は、この発明における処理液供給手段に相当する。
温水ユニット32は、温調する対象が純水だけではなく処理液も含まれる点を除けば、実施例1の温水ユニット31と同様である。フィルタ67は処理液中のパーティクルを除去するものである。
外槽9には、処理液を補充する補充管71の先端部が導入されている。この補充管71には、電磁開閉弁73を介して処理液供給源75が連通接続されている。処理液供給源75が供給する処理液は、純水に所定量の塩酸を添加したものである。
制御部52は、基板処理装置の内部に設けられ、所定の処理条件に基づいて、基板Wの処理を統括的に制御する。具体的には、送風機構43とリフター1との駆動を操作して、基板Wの搬入、搬出と、基板Wの位置を制御する。また、電磁開閉弁39a、69を操作して、処理槽3内と外槽9内の液体の排出制御を行う。また、温水ユニット32を操作して、循環する処理液の温度等を制御する。また、電磁開閉弁73を操作して、循環させる処理液量を制御する。また、窒素供給源45を操作して、窒素の送風制御を行う。また、三方弁63を操作して、循環する液体を処理液と純水との間で切り替える。この制御部52は、基板処理のための各種演算処理を実行する中央演算処理装置(CPU)や、所定の基板Wの処理条件や基板処理に必要な各種情報を記憶する記憶媒体等により構成される。
以上のように構成された基板処理装置の動作例を説明する。なお、以下に示す各構成の動作は、特に断らない限り、制御部52の操作によるものである。
<ステップT1> 基板を搬入する
送風機構43を回動してチャンバ5の上部から搬入される基板Wを、リフター1が受け取って保持する。
<ステップT2> 基板に対して純水洗浄処理を行う
基板Wを保持するリフター1が処理槽3内の処理位置まで下降する。
このとき、処理槽3内には、既に純水が貯留されているものとする。よって、基板Wは純水中に浸漬される。
具体的には、三方弁63を純水供給源33側に切り替える。また、電磁開閉弁39a、73を閉止しているとともに、電磁開閉弁69のみを開放している。これにより、純水供給源33から循環ポンプ65と温水ユニット32とフィルタ67とを通じて純水が供給されている。処理槽3の上部から溢れだす純水は、外槽9に回収される。回収された純水は、循環されることなく、枝配管を通じて排出される。
所定時間が経過すると、循環ポンプ65を停止するとともに電磁開閉弁39aを開放して、処理槽3内の純水を排出する。排出が完了すると、電磁開閉弁39aを再び閉止し、純水洗浄処理を終了する。
<ステップT3> 処理液を補充する
三方弁63を外槽9側に切り替えて、電磁開閉弁69を閉止する。そして、電磁開閉弁73を開放する。これにより、処理液供給源75から外槽9に処理液が補充され、間接的に処理槽3に処理液を供給する。所定量の処理液が供給されると、電磁開閉弁73を閉止して、処理液の補充を終了する。
<ステップT4> 処理液を循環する
循環ポンプ65を起動して、外槽9から処理槽3へ処理液を循環させるとともに、温水ユニット32により処理液を所定の温度(摂氏85度)まで昇温する。
<ステップT5> 基板Wを処理液に浸漬させる
処理液の温度が所定の温度になると、リフター1を待機位置から処理位置に下降させる。これにより、リフター1に保持される基板Wは、処理槽3内の処理液中に浸漬される。そして、所定の時間をかけて、処理液の持つ熱エネルギーを基板Wに蓄積させる。
ここで、処理液は、純水に塩酸を添加したものである。よって、実施例1と同様に、基板Wのエッチング量は、低減させることができる。
<ステップT6> 基板を引き上げる
リフター1は、処理位置から待機位置まで上昇する。また、送風機構43からは窒素が流下する。これにより、基板Wが乾燥される。また、基板Wに付着する液滴は実施例1と同様に処理液であるので、ウォーターマークの発生を防止することができる。
<ステップT7> 基板を搬出する
送風機構43が軸Pを支点として回動し、チャンバ5の上部が開放される。リフター1が保持する基板Wを図示省略の基板搬送機構に受け渡して、基板処理装置外に搬出する。
このように、実施例2に係る基板処理装置によれば、実施例1と同様に、基板W上にウォーターマークの発生を防止することができる。また、基板Wのエッチング量も低減できる。
さらに、処理液供給源75を備えることで、実施例1で説明した混合器21を省いた構成とすることができる。
また、循環配管61等を備えることで、処理液の循環系を構成することができる。これにより、処理液の消費量を低減することができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、温純水に塩酸を添加したものを処理液として用いたが、これに限定されるものではない。たとえば、フッ酸などその他の酸を用いてもよい。また、処理液中に水素イオンを添加することができるものであれば、酸に限られない。
(2)上述した各実施例では、混合器21によって酸を添加する構成であったが、これに限定されるものはない。直接、処理槽3内に酸を滴下して、処理槽3内で温純水に酸を添加することとしてもよい。また、固体や気体の形態の酸を添加するときは、適宜、気液混合器等の好適な手法を採用することができる。
(3)上述した各実施例では、純水洗浄処理が行われた基板に対して、処理液を用いた乾燥処理を行う手順を説明した。しかし、乾燥処理の前に行われる処理は、純水洗浄処理に限定されるものではなく、基板Wの処理目的に応じて適宜に変更されるものである。
実施例1に係る基板処理装置の概略構成を示した縦断面図である。 実施例1に係る基板処理装置の動作を示すフローチャートである。 実施例2に係る基板処理装置の概略構成を示した縦断面図である。 実施例2に係る基板処理装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 …リフター
3 …処理槽
13 …共通管
15 …処理液管
21 …混合器
25 …塩酸供給源
27 …流量調節弁
31、32 …温水ユニット
51、52 …制御部
61 …循環配管
71 …補充管
75 …処理液供給源
W …基板

Claims (11)

  1. 基板に対して処理を行う基板処理装置において、
    基板に対して処理を行う処理槽と、
    前記処理槽内に、温純水に水素イオンを添加した処理液を供給する処理液供給手段と、
    基板を保持し、前記処理槽内の処理位置と前記処理槽の上方にあたる待機位置との間を昇降する保持手段と、
    前記処理槽内に前記処理液を貯留するとともに、前記処理位置にある保持手段を前記待機位置まで上昇させて基板の乾燥処理を行うことを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記処理液は、温純水に酸を添加したことを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項2に記載の基板処理装置において、
    前記酸は、強酸であることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項2に記載の基板処理装置において、
    前記酸は、塩酸またはフッ酸であることを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載の基板処理装置において、
    さらに、温純水に前記酸を添加する添加手段を備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記処理液の温度は摂氏80度以上摂氏100度未満であることを特徴とする基板処理装置。
  7. 基板に対して処理を行う基板処理方法において、
    温純水に水素イオンを添加した処理液中に基板を浸漬する過程と、
    処理液から基板を引き上げて乾燥処理を行う過程と
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  8. 請求項7に記載の基板処理方法において、
    前記処理液は、温純水に酸を添加したことを特徴とする基板処理方法。
  9. 請求項8に記載の基板処理方法において、
    前記酸は、強酸であることを特徴とする基板処理方法。
  10. 請求項8に記載の基板処理方法において、
    前記酸は、塩酸またはフッ酸であることを特徴とする基板処理方法。
  11. 請求項7から請求項10のいずれかに記載の基板処理方法において、
    前記処理液の温度は摂氏80度以上摂氏100度未満であることを特徴とする基板処理方法。
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