JP2011069273A - エンジンの制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクコンバータ50の増幅効果が発進時と再加速時とで異なっていても、概ね同じような加速感が得られるようにエンジンEを制御する。
【解決手段】車両の乗員によるブレーキ操作が解除され(ステップS2)、発進或いは再加速が予測されるときには予めEGR率を低下させて、その後の発進或いは再加速時に速やかにエンジン出力が立ち上がるようにする(S7〜S9)。そうして発進或いは再加速が始まるのを待つ間、目標EGR制御は、車速が高いほど低くなるように補正する(S8)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トルクコンバータを備える自動変速機と共に車両に搭載されたエンジンの制御に関連し、特に、吸気系に排気の一部を還流させる所謂EGRの制御に係る。
従来より、吸気系へ排気の一部を還流させる(EGR)ようにしたエンジンにおいて、車両の停止状態でもEGRを行って、アイドル運転中もエンジンの排気エミッションの低減を図ることは知られている。
また、特許文献1には、そうして車両の停止状態でEGRを行っているときに、乗員による制動操作が解除されれば、これを車両の発進への予備的操作とみなして予めEGRを低減することが開示されている。こうして実際の発進前に予めEGRを低減しておけば、その後の発進操作に応じて速やかにエンジン出力が立ち上がり、良好な発進性能が得られるようになる。
一方、特許文献2には、車両の減速時に排気の還流を行って、燃料カットが行われる直前の既燃ガスを排気の還流経路に留めておき、その後に加速状態へ移行したとき直ちに既燃ガスを気筒内に供給できるようにすることが開示されている。こうすれば、減速後の再加速の開始直後からEGRの実効が得られ、NOxの生成を抑制できる。
特開2002−013421号公報 特開2007−291974号公報
ところで、車両にトルクコンバータを備える自動変速機が搭載されている場合に、その発進時や加速時にトルクコンバータの滑りによるトルクの増幅効果が得られることは周知であり、この効果はトルクコンバータの滑りが大きいとき、即ち入出力軸の回転数差が大きいときほど、高くなることも知られている。
このようなトルクコンバータの特性によって、前記従来例のように車両が減速或いは停止状態から再加速、発進するときには、その直前の車両の速度が低いときほど、換言すれば停止からの発進時に最もトルク増幅効果が大きくなり、加速の際の車速が高いときほどトルク増幅効果は小さくなる。
そのため、例えば渋滞路のように車両が停止や発進、低速走行を断続的に行うような状況下で停止からの発進と低速走行からの再加速とが交互に繰り返されると、それらの加速性の差を感じやすいことから乗員は、アクセル操作に対する加速感の違いに違和感を覚えるようになる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トルクコンバータを備える自動変速機が接続されたエンジンの制御において、前記のようにトルクコンバータの増幅効果が発進時と再加速時とで異なっていても、概ね同じような加速感が得られるようにすることにある。
前記の目的を達成すべく本発明では、加速の開始を予測したときのトルクコンバータの滑り具合いに対応して排気の還流割合を補正することにより、トルク増幅効果の違いを相殺するようにエンジン出力の立ち上がり具合を変化させるようにしている。
具体的に請求項1の発明は、車両の乗員による制動操作が解除されたときに、エンジンの吸気系へ還流させる排気の割合を減少させるようにした制御方法であって、その車両には、入出力軸の回転数差に応じて増幅作用が変化するトルクコンバータを備えた自動変速機が搭載されている場合に、少なくとも前記自動変速機が前進レンジにあるときに、前記排気の還流割合を車速に応じて補正する排気還流補正工程を有することを特徴とする。
前記の方法により、車両の乗員による制動操作が解除されたときには、従来例(特許文献1)と同様に車両の発進或いは再加速が行われることを予測して、エンジンの吸気系へ還流させる排気の割合を減少させるようにしているので、その後の発進或いは再加速時に速やかにエンジン出力が立ち上がるようになる。
また、少なくとも自動変速機が前進レンジにあり、トルクコンバータの出力側が車輪側に繋がっていて、その出力回転数が車速により変化するような状態では、車速が低いほどトルクコンバータの滑りが大きくなって、トルク増幅効果が大きくなるので、これに対応づけて排気の還流割合を補正し、発進或いは再加速の際のエンジン出力の立ち上がり具合を変化させる。こうすれば、トルクコンバータの増幅効果が異なっていても概ね同じような加速感が得られるようになる。
具体的には車速の高いときほど、即ち車速とエンジン回転数との偏差が小さくて、トルク増幅効果が小さいときほど、排気の還流割合が小さくなるようにして、エンジン出力の立ち上がりを早めればよい(請求項3)。そうして排気の還流割合を補正するのはエンジンのアイドル運転中が好ましい(請求項2)。
また、好ましいのは、制動操作が解除されてから所定時間が経過するまでは、前記のように排気の還流割合を補正する一方、所定時間が経過して発進或いは再加速に移行しないと考えられるようになれば、補正を終了することである(請求項4)。排気の還流割合を小さくなるように補正することは、エミッションの悪化を招く虞れがあるからである。
さらに、そうして排気の還流割合を補正する時間は、車両の走行路が渋滞中である場合には、そうでないときに比べて短くするのが好ましい(請求項5)。渋滞中であれば通常、より短い時間で発進或いは再加速に移行するからである。
上述した本発明のエンジン制御はガソリンエンジンにも適用可能であるが、排気の還流割合が加速性能に及ぼす影響の大きなディーゼルエンジンにおいて、より有効なものと考えられる(請求項6)。
別の観点から本発明は、エンジンの排気の一部を吸気系に還流させる排気還流手段と、車両の乗員による制動操作が解除されたことを検知する制動操作検知手段と、を備え、その制動操作の解除が検知されたときに、前記排気還流手段による吸気への排気の還流割合を減少させるようにした制御装置が対象である。
そして、前記車両に、入出力軸の回転数差に応じて増幅作用が変化するトルクコンバータを備えた自動変速機が搭載されている場合に、前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、前記自動変速機が前進レンジにあることを検出するレンジ検出手段と、少なくとも、エンジンのアイドル運転時に前記自動変速機が前進レンジにあるとき、前記排気還流手段による吸気への排気の還流割合を車速に応じて補正する排気還流補正手段を備えることを特徴とする(請求項7)。
このエンジン制御装置によると前記した請求項1、2の発明に係る制御方法を容易且つ確実に実現でき、その作用効果が得られる。
以上、説明したように本発明に係るエンジンの制御方法等によると、トルクコンバータを備えた自動変速機が接続されている場合に、車両の乗員による制動操作が解除されて、発進或いは再加速が行われると考えられるときに予め吸気系への排気の還流割合を減少させることにより、その後の発進或いは再加速時に速やかにエンジン出力が立ち上がるようになる。しかも、その際の排気の還流割合を車速に応じて補正することによって、トルクコンバータの増幅効果が異なる発進時と再加速時とにおいて乗員は、アクセル操作に対して概ね同じような加速感が得られるようになる。
実施形態に係るエンジン制御装置の概略構成図。 車両の前部に搭載されたエンジン及び自動変速機を模式的に示す説明図。 一般的なエンジン制御における、(a)アクセルやブレーキの操作に対する、(b)エンジン出力、(c)車速、(d)トルクコンバータの作動、(e)タービン出力軸トルク、(f)車両加速度の各々の変化を、車両の停止からの発進とノロノロ運転からの再加速とで対比して示すタイムチャート図。 アイドル運転時のEGR制御の手順を示すフローチャート図。 実施形態に係る制御を行った場合の図3相当図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−エンジン制御装置の概略構成−
図1は、本発明の実施形態に係るエンジンの制御装置Aの全体構成を示し、この例ではエンジンEは直噴式のディーゼルエンジンである。このエンジンEは、本体部1の内部に複数の気筒2,2,…(1つのみ図示する)が形成され、その各気筒2内に往復動可能にピストン3が嵌挿されていて、このピストン3の頂面により燃焼室4の床部が区画されている。一方、ピストン3の頂面に対向する燃焼室4の天井部には、先端部を燃焼室4に臨ませてインジェクタ5が配設されており、この先端部から高圧の燃料を噴射するようになっている。
また、インジェクタ5の基端部は、各気筒2,2,…に共通のコモンレール6に対して分岐管6a,6a,…(1つのみ図示する)により個別に接続されている。コモンレール6には燃圧センサ7が配設されており、また、燃料供給管8によって高圧供給ポンプ9が接続されている。この高圧供給ポンプ9からコモンレール6への燃料の供給量が燃圧センサ7による燃料圧力の検出値に応じて制御されることで、コモンレール6内の燃料が所定の高圧状態に保持されるようになる。
また、エンジンEのクランクケース内には、コネクティングロッドによってピストン3に駆動連結されたクランク軸10が配設され、これと一体に回転する被検出用プレートの回転角度、即ちクランク角を検出する電磁ピックアップ式のクランク角センサ11も配設されている。尚、符号13は、ウオータジャケットに臨んで配設され、エンジンEの冷却水温度を検出するエンジン水温センサである。
また、図では右側に示すエンジンEの一側には、各気筒2の燃焼室4にエアクリーナ15で濾過した空気を供給する吸気通路16が設けられている。この吸気通路16の下流端部にはサージタンク17が設けられ、このサージタンク17から分岐した各通路がそれぞれ吸気ポートにより各気筒2の燃焼室4に連通している。サージタンク17には吸気の圧力状態を検出する吸気圧センサ18が設けられている。
前記吸気通路16には上流側から下流側に向かって順に、外部からエンジンEに吸入される空気(新気)の流量を検出するホットフィルム式エアフローセンサ19と、後述のタービン27により駆動されて吸気を圧縮するブロワ20と、このブロワ20により圧縮した吸気を冷却するインタークーラ21と、吸気シャッター弁22とが設けられている。図の例では吸気シャッター弁22は、ダイヤフラム23に作用する負圧の大きさが電磁弁24により調節されることによって、全閉から全開までの間に位置づけられる。
一方、図では左側に示すエンジンEの他側には、各気筒2の燃焼室4からそれぞれ既燃ガスを排出するように排気通路26が設けられている。この排気通路26の上流端部は各気筒2毎に分岐して、それぞれ排気ポートにより燃焼室4に連通する排気マニホルドであり、該排気マニホルドよりも下流の排気通路26には上流側から下流側に向かって順に、排気流を受けて回転されるタービン27と、排気中の有害成分を浄化可能な触媒コンバータ28とが配設されている。
前記タービン27と上述したブロワ20とからなるターボ過給機30は、タービン27の全周を囲むように複数の可動式フラップ31,31,…が設けられ、これらのフラップ31によりタービン27への排気の流通断面積(ノズル断面積)を変化させるようにした可変ターボ(以下VGTという)である。図の例ではフラップ31は、ダイヤフラム32に作用する負圧の大きさが電磁弁33により調節されることによって回動されるようになっている。
さらに、排気通路26におけるタービン27よりも排気上流側の部位には、排気の一部を吸気側に還流させる排気還流通路(以下EGR通路という)34の上流端が分岐接続されている。このEGR通路34の下流端は吸気シャッター弁22及びサージタンク17の間の吸気通路16に接続されていて、排気通路26から取り出された排気の一部を吸気通路16に還流させる。また、EGR通路34の途中の下流側には、開度調節可能な排気還流量調節弁(以下EGR弁という)35が配置されている。
図の例ではEGR弁35は、前記した吸気シャッター弁22やVGT30のフラップ31と同様に、ダイヤフラムに作用する負圧の大きさが電磁弁36により調節されることによって作動し、EGR通路34の通路断面積を連続的に変化させて吸気通路16に還流される排気の流量を調節する。つまり、EGR通路34及びEGR弁35によって、エンジンEの排気の一部を吸気系に還流させる排気還流手段が構成されている。
前記インジェクタ5、高圧供給ポンプ9、吸気シャッター弁22、VGT30、EGR弁35等は、いずれもコントロールユニット(Electronic Contorol Unit:以下ECUという)40からの制御信号を受けて作動する。一方、このECU40には、前記した燃圧センサ7、クランク角センサ11、エンジン水温センサ13、吸気圧センサ18、エアフローセンサ19等からの出力信号が各々入力されるようになっている。
また、図2にも示すようにECU40には、アクセルペダル38の踏み操作量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ41、ブレーキペダル39の踏み操作の有無を検出するブレーキスイッチ42(ブレーキSW:制動操作検知手段を構成)、自動変速機ATのシフト操作部材の位置を検出するシフト位置センサ43(レンジ検出手段を構成)、この自動変速機ATのトルクコンバータ50のタービン軸の回転数を検出するタービン回転数センサ44、自動変速機ATの出力回転数を検出する出力回転数センサ45(車両の走行速度を検出する車速検出手段に相当)等からも各々出力信号が入力されるようになっている。
すなわち、この実施形態ではエンジンEは、図2に示すように車両のエンジンルームに横置きに搭載されていて、その出力がトルクコンバータ50と変速歯車機構51とを備えた自動変速機ATを介して、左右の前輪W,Wに伝達されるようになっている。周知の如くトルクコンバータ50は、エンジンEのクランク軸10に連結されたケースと一体に回転するポンプと、このポンプの回転により作動油を介して回転駆動されるタービンと、これらポンプ及びタービンの間に配設されて、トルク増幅作用を行うステータと、を備えており、出力軸であるタービン軸が変速歯車機構51側に連結されている。
そして、前記ポンプ及びタービンの回転差、即ちトルクコンバータ50の滑り具合に応じて、換言すればトルクコンバータ50の入出力軸(ポンプ軸及びタービン軸)の回転数差に応じて、トルク増幅作用が変化するものである。ここで入力回転数は、エンジンEの回転数であり、クランク角センサ11の信号に基づいて求められる。この意味でクランク角センサ11はエンジン回転数検出手段に相当する。一方、トルクコンバータ50の出力回転数はタービン軸の回転数であり、これはタービン回転数センサ44によって検出される。
尚、図の例では、自動変速機ATのタービン回転数センサ44や出力回転数センサ45からの信号もECU40に入力されるようになっており、このECU40には一体的に、自動変速機ATの油圧制御回路52を介して制御要素の作動を行う変速機コントロール部が設けられているが、この変速機制御部を別体の変速機制御ユニットとして構成することもできる。
−制御の概要−
前記ECU40によるエンジンEの制御は、インジェクタ5による燃料の噴射供給量、噴射タイミング、噴射態様を制御するとともに、高圧供給ポンプ9により燃量噴射圧力を制御する。また、吸気シャッター弁22及びEGR弁35の制御によって直接的及び間接的に吸気量を調整し、さらに、VGT30の制御によって吸気の過給状態を調整する。
概略的に燃料噴射量は、アクセル開度及びエンジン回転数に基づいて求められる要求トルク(エンジン負荷を表す)と、エアフローセンサ19によって計測された新気量とエンジン回転数とに基づいて演算される。また、その目標トルク及びエンジン回転数、つまりエンジンEの運転状態に基づいて燃料噴射の時期や噴射回数等の噴射態様が決定され、これに燃圧も加味して燃料噴射制御が行われる。
また、前記目標トルク及びエンジン回転数に基づき、予め設定されるマップを参照して目標空燃比を決定し、これに目標燃料噴射量を乗算して必要な新気の量、即ち目標新気量を演算する。そして、エアフローセンサ出力に基づいて求められる実際の吸気量と目標新気量との偏差に基づいて、この偏差が小さくなるように吸気シャッター弁22及びEGR弁35の開度を制御する。
つまり、この実施形態においてEGR弁35は、気筒2毎の排気の還流量を調節することにより燃焼室4への新気の吸入量を変化させて、気筒内燃焼室4の平均的な空燃比を目標値になるように制御するためのものである。そして、アイドルを含む低回転低負荷の運転領域では、所要量の排気を還流し得るように吸気シャッター弁22を閉じて、吸気通路16に負圧を発生させるようにしている。
尚、VGT30の制御は、相対的に排気流量の少ないエンジンEの低回転域においてフラップ31を閉じ、タービン27への排気流速及び圧力を高めて過給効率を向上させる一方、高回転域で排気流量が多くなればフラップ31を開いて、排気抵抗の増大を抑制するものである。
−アイドル運転時の制御−
次に、例えば車両の停止中やノロノロ運転(低速走行)時、或いは減速時等におけるエンジンEのアイドル運転について説明する。所謂無負荷状態であるアイドル運転時には、エンジン回転数をアイドル回転数に維持するために必要な分量の燃料をパイロット噴射と主噴射とに分割して供給する。こうしてパイロット噴射を行うとともに適度なEGRも行うことで、排気エミッションの低減が図られるとともに、吸気シャッター弁22は閉じることによって、振動や騒音の軽減も図られる。
そうしてアイドル運転状態でEGRを行っているときに、車両の乗員によるブレーキペダル39の踏み操作が解除されれば、所定時間内にアクセルペダル38が踏み込まれて、車両の停止中であれば発進することが、また、ノロノロ運転時や減速時であれば再加速することが予測される。そこで、このときには予めEGR率(排気の還流割合)を低減してその分、吸気流量を増大させる。こうすれば、発進或いは加速操作に対応して速やかにエンジン出力が立ち上がるようになる。
ところで、この実施形態のようにエンジンEの出力がトルクコンバータ50を介して車輪Wに伝達されるようになっていると、前記のような発進時や再加速時にトルクコンバータ50の滑りによるトルク増幅効果が得られるが、自動変速機ATがDレンジ(前進レンジ)にあって、トルクコンバータ50の出力軸(タービン軸)が車輪W側に繋がっているときには、この出力回転数が車速によって変化することになり、車速によってトルクコンバータ50の滑り具合が変化し、トルクの増幅効果が異なるものになってしまう。
詳しくは、図3を参照して以下に説明すると、例えば車両の発進時において、同図(a)に実線のグラフで示すようにブレーキ操作を解除し、直ちにアクセルを操作するときと、破線のようにブレーキ操作を解除してから少し遅れてアクセルを操作するときとを比較する。
そうすると、実線のグラフのように直ちにアクセルを操作するときには、同図(b)のようにエンジントルク、回転数が立ち上がるのに対応して同図(c)のように車速も立ち上がるようになり、一方、アクセル操作を遅らせたときは(破線で示す)、同図(c)のようにクリープによって車速が緩やかに上昇した後に、アクセルの踏み操作に応じて立ち上がるようになる。尚、図(b)において仮想線で示すエンジントルクは、仮にEGRを行わない場合のものである。
そのような車両の発進時におけるトルクコンバータ50の作動状態は同図(d)に示すようになり、入力回転数に対する出力回転数の比(T/C回転比)は、実線のグラフでは略零からアクセル操作の時点で立ち上がり、速やかに上昇する一方、破線のグラフでは、ブレーキの解除と同時に前記した車速の上昇に伴い速やかに上昇しており、アクセル操作の時点では既にかなり高くなっている。
つまり、ブレーキ解除後に直ちにアクセルを操作する場合は、このアクセル操作の時点でトルクコンバータ50の入出力軸の回転数差が大きく、その滑りも大きいことから、大きなトルク増幅効果が得られる(トルク比が大きい)。一方、破線のようにアクセル操作を遅らせると、このアクセル操作の時点で既に入出力軸の回転数差(滑り)が小さくなっていることから、トルク増幅効果が小さくなってしまうのである。
その一方でエンジントルクは、ブレーキ解除後に直ちにアクセルを操作しても、また、アクセル操作を遅らせても変わりなく、前記の図(b)に示すようにアクセル操作の時点から立ち上がる。よって、前記したトルクコンバータ50の増幅効果の違いがそのまま反映されて、図(e)のようにタービン軸からの出力トルク(T/C出力軸トルク)は、ブレーキ解除後に直ちにアクセルを操作したとき(実線)の方が、アクセル操作を遅らせたとき(破線)に比べて一段、高くなるのである。
この結果、同図(f)に示すように車両に生じる加速度も、ブレーキ解除後に直ちにアクセルを操作したとき(実線)の方がアクセル操作を遅らせたとき(破線)よりも一段、高くなってしまい、例えば渋滞路のように停止からの発進とノロノロ運転からの再加速とが交互に繰り返されるような状況では、乗員が自らのアクセル操作に対する加速感の違いを感じやすく、違和感を覚えるようになるのである。
そこで、この実施形態では、前記のようにトルクコンバータ50の増幅効果がその滑りに応じて、即ちアクセル操作を始めるときの車速によって異なるものになることに着目し、このトルク増幅効果の違いを相殺するようにエンジン出力の立ち上がり具合を変化させて、概ね同じような加速感が得られるようにしたものである。
以下に、アイドル運転時に予め目標EGR率を補正することによって、その後の発進の際のエンジン出力の立ち上がり具合を変化させるようにした制御の手順を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
図示のフローは、例えばアクセル開度が零であって且つエンジン回転数が所定回転以下のとき(即ちアイドル運転時)にスタートし、ステップS1では自動変速機ATがDレンジ(前進レンジ)にあるか否か判定する。この判定がYESでDレンジにあれば、自動変速機ATにおいてトルクコンバータ50の出力側(タービン軸)が車輪W側に繋がっており、その回転数が車速によって変化するようになる。このことは、車速によってトルクコンバータ50の滑り具合が変化し、トルク増幅効果が変化するということである。
ステップS2ではブレーキ操作が解除されたかどうか判定し、解除されていなければ(NO)リターンする一方、解除されれば(YES)ステップS3に進んでブレーキ解除後の時間経過を計測するためのタイマーをスタートさせる。続くステップS4では車両の走行路が渋滞中かどうか判定する。これは、周知の如く過去の所定時間における車速の履歴から判定することができ、渋滞中であれば(YES)ステップS5に進んで渋滞時用の発進待ち時間を設定する一方、渋滞中でなければ(NO)ステップS6に進んで通常の発進待ち時間を設定する。
この発進待ち時間は、渋滞中とそうでない通常のものとがそれぞれ予め設定されて、ECU40のメモリに記憶されている。渋滞中であればそうでないときに比べて短い時間で、発進或いは再加速に移行するから、渋滞中の発進待ち時間はそうでないときよりも短く設定されている。但し、渋滞中の発進待ち時間をそうでないときと同じにしたり、或いはより長く設定することも可能である。
前記ステップS5,S6に続いてステップS7では、タイマーにより計測中のブレーキ解除後の時間経過が、前記のように設定した発進待ち時間以内かどうか判定する。この判定がYESで発進待ち時間の経過前であればステップS8に進んで、車速に対応して予め設定されているテーブルから目標EGR率を読み込み、続くステップS9においてその目標EGR率になるようにEGR弁35の電磁弁36に制御信号を出力する。
前記のテーブルにおいて目標EGR率は、車速の高いときほどEGR率が低くなるように設定されており、これは、車速の高いときほどトルクコンバータ50の滑りが小さくなって、トルク増幅効果が低くなることに対応して、エンジントルクの立ち上がりが速くなるようにEGR率を低く設定したものである。一方、ステップS7の判定がNOで発進待ち時間の経過後であればステップS10に進み、アイドル運転時の目標EGR率に固定して、前記ステップS9に進む。
つまり、本来はEGR率の固定されるアイドル運転状態において、前記の発進待ち時間が経過するまでは例外的に、EGR率を車速に応じて補正するようにしており、こうすることで、発進時や再加速時にトルクコンバータ50のトルク増幅効果の違いを相殺して、概ね同じような加速間が得られるようにしている。
最後にステップS11においてアクセル開度センサ41からの信号によりアクセル操作がなされていないか確認して(アクセル開?)、アクセル操作がなされていなければ(NO)リターンする一方、YESでアクセル操作がなされていれば制御を終了して(エンド)、アイドル運転時以外のEGR制御に移行する。
前記したフローのステップS8,9は、エンジンEのアイドル運転中にブレーキ操作が解除されたときEGR率を減少させるとともに、自動変速機ATがDレンジにあれば車速に応じて目標EGR率を、車速の高いときほどEGR率が低くなるように補正する排気還流補正工程に対応している。
この実施形態では、前記排気還流補正工程を、ブレーキ操作が解除されてから所定の発進待ち時間が経過するまでの間、実行するようにしており(ステップS7)、且つその待ち時間を渋滞中か否かで変更するようにしている(ステップS4〜S6)。
換言すれば、前記のような制御フローを実行するECU8は、自動変速機ATがDレンジにあることを検出するレンジ検出手段(ステップS1)と、乗員によるブレーキ操作の解除を検知する制動操作検知手段(S2)と、そのブレーキ操作の解除から所定の発進待ち時間が経過するまでの間、目標EGR率を低下させるとともに、これを車速に応じて補正する排気還流補正手段(S8,9)とを、それぞれソフトウエアの態様で備えている、ということができる。
したがって、この実施形態に係るエンジン制御によれば、図5(a)に示すように車両の発進時に、ブレーキ操作を解除して直ちにアクセル操作をするとき(実線)と、少し遅れてアクセル操作をするとき(破線)とでは、前記した図3(d)と同じくトルクコンバータ50の作動状態が変化し、同図に破線で示されているようにノロノロ運転からの再加速時には、アクセル操作の時点で既に滑りが少なくなっていて、トルク増幅効果が小さくなってしまう。
その一方で、この実施形態では図5(b)に破線で示すようにブレーキ操作の解除に対応してEGR率が減少補正されることから、同図(c)に示すようにアクセル操作に対応するエンジントルクの立ち上がりがオーバーシュート気味に一段、高くなる。
そして、このエンジントルクの一段、高い立ち上がりが、前記のようにトルクコンバータ50の増幅効果が低いことを相殺して、同図(d)に破線で示すようにトルクコンバータ50からの出力トルク(T/C出力軸トルク)は、ノロノロ運転からの再加速時であっても、実線で示す停止状態からの発進時と概ね同じように増大するようになる。
この結果、同図(e)に示すように車両の加速度は、トルクコンバータ50の増幅効果が高い発進時であっても、それが低いノロノロ運転からの再加速時であっても同様のものとなり、車両の乗員は、自らのアクセル操作に対して概ね同じような加速感が得られることから、例えば渋滞路のように停止や発進、低速走行を断続的に行うような状況下においても違和感を覚えることはない。
また、この実施形態では、そうして発進、再加速を待つ時間が経過して、発進或いは再加速に移行しないと考えられるようになれば、補正を終了してEGR率を本来の目標値に戻すようにしており、アイドル運転中のEGR率の低下によるエミッションの悪化は最小限に抑制される。
尚、本発明の構成は上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。例えば前記の実施形態ではエンジンEのアイドル運転中に車速に応じて目標EGR率を補正するようにしているが、これは、例えば減速時、燃料カット時等であってもよく、暫くしたら再加速が行われるような種々の状況が考えられる。
また、EGR率の補正は、前記のように車速の高いときほど、目標EGR率が低くなるように連続的に補正するのではなく、例えば車速零の停車中とそれ以外のときとの2段階で補正するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態においてエンジンは、 ターボ過給機を備えた直噴式のディーゼルエンジンであるが、これに限ることはなく本発明は、ターボ過給機を備えていないディーゼルエンジンにも、また、ガソリンエンジンにも適用可能である。
以上、説明したように本発明によると、発進時とノロノロ運転からの再加速時とでトルクコンバータの増幅効果が異なっていても、アクセル操作に対して同じような加速感が得られることから、特に自動車用エンジンに好適である。
E エンジン
AT 自動変速機
11 クランク角センサ(エンジン回転数検出手段)
16 吸気通路(吸気系)
34 EGR通路(排気還流手段)
35 EGR弁(排気還流手段)
40 ECU(レンジ検出手段、制動操作検知手段、排気還流補正手段)
42 ブレーキSW(制動操作検知手段)
43 シフト位置センサ(レンジ検出手段)
45 出力回転数センサ(車速検出手段)
50 トルクコンバータ

Claims (7)

  1. 車両の乗員による制動操作が解除されたときに、エンジンの吸気系へ還流させる排気の割合を減少させるようにしたエンジンの制御方法であって、
    前記車両には、入出力軸の回転数差に応じて増幅作用が変化するトルクコンバータを備えた自動変速機が搭載され、
    少なくとも前記自動変速機が前進レンジにあるときに、前記排気の還流割合を車速に応じて補正する排気還流補正工程を有する、ことを特徴とするエンジンの制御方法。
  2. 前記排気還流補正工程をエンジンのアイドル運転中に実行する、請求項1に記載のエンジンの制御方法。
  3. 前記排気還流補正工程では排気の還流割合を、車速の高いときほど、排気の還流割合が小さくなるように補正する、請求項1又は2のいずれかに記載のエンジンの制御方法。
  4. 前記排気還流補正工程を、制動操作が解除されてから所定時間が経過するまで行う、請求項1〜3のいずれか1つに記載のエンジンの制御方法。
  5. 車両の走行路が渋滞中であることを判定する工程をさらに有し、
    前記渋滞の判定時には、非判定時に比べて前記排気還流補正工程を行う時間を短くする、請求項4に記載のエンジンの制御方法。
  6. エンジンがディーゼルエンジンである、請求項1〜5のいずれか1つに記載のエンジンの制御方法。
  7. エンジンの排気の一部を吸気系に還流させる排気還流手段と、
    車両の乗員による制動操作が解除されたことを検知する制動操作検知手段と、を備え、
    前記制動操作の解除が検知されたときに、前記排気還流手段による吸気への排気の還流割合を減少させるようにしたエンジンの制御装置であって、
    前記車両には、入出力軸の回転数差に応じて増幅作用が変化するトルクコンバータを備えた自動変速機が搭載され、
    前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
    前記自動変速機が前進レンジにあることを検出するレンジ検出手段と、
    少なくとも、エンジンのアイドル運転時に前記自動変速機が前進レンジにあるとき、前記排気還流手段による吸気への排気の還流割合を車速に応じて補正する排気還流補正手段を備えている
    ことを特徴とするエンジンの制御装置。
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