JP2011069190A - 車両ドアラッチ装置用アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンチセフトレバーの切替を簡単な機構で正確に行う。
【解決手段】ギアレバー20は中立位置からロック方向に回転するとアンチセフトレバー34のアンチセフト側への変位を規制しつつ内部ロックレバー24をロック位置に変位させ、その後、ギアレバー20がリターンバネ18の弾力で中立位置に復帰すると、アンチセフトレバー34はギアレバー20による規制が解除されてアンチセフト側に変位してギアレバー20の回転軌跡上に臨み、ギアレバー20が中立位置から再度ロック方向に回転するとアンチセフトレバー34はギアレバー20との当接により内部ロックレバー24をアンチセフト状態に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両ドアラッチ装置用アクチュエータに関するものであり、特に、ダブルロック、デッドロック、スーパーロック等と称されるアンチセフト機構を備えたアクチュエータに関するものである。
従来の車両ドアラッチ装置には、ドアの内側ロックノブやモータの動力でロック位置とアンロック位置とに切り替わるロックレバーが設けられているが、前記ロックレバーは、ロックレバー自体やロックノブに対する不正アクセスにより比較的容易にアンロックされてしまうことがあるため、近年の車両ドアラッチ装置には、不正アクセスに対抗するアンチセフト機構が設けられる傾向にある。
前記アンチセフト機構には、クラッチ式(空振式)とブロック式とが存在する。クラッチ式機構は、内側ロックノブからロックレバーに至る連結経路中に、内側ロックノブとロックレバーとを連結状態(非アンチセフト状態)と非連結状態(アンチセフト状態)とに切り替えるクラッチ機構を備え、ロックレバーを内側ロックノブに対する不正アクセスから遮断する機構である(特許文献1、2参照)。
これに対し、前記ブロック式機構は、ロックレバーに対して機械的に当接可能のブロック体を備え、ブロック体とロックレバーとの機械的当接によりロックレバーのロック位置からアンロック位置への変位を規制する機構である(特許文献3、4参照)。
また、前記ドアラッチ装置は、ロックレバーの切替とアンチセフト機構の切替を1個のモータで処理するものと(特許文献1、3)、ロックレバーの切替とアンチセフト機構の切替をそれぞれ別のモータで処理するものとがある(特許文献2、4)。
特開平8−74455号公報 特開平8−277668号公報 特開2001−107617号公報 特開2000−345751号公報 特開2001−241243号公報
前記クラッチ式機構では、アンチセフト状態においては、内側ロックノブはロックレバーに対して独立して変位できるため、ロックレバーがロック位置にあっても内側ロックノブはアンロック位置にあるという、両者の不一致状態が生じる。不一致状態のままモータの動力でアンチセフト機構を作動させると、メカロックが起きることがある。この問題は、特に、ロック状態とアンロック状態の切替及びアンチセフト状態とアンチセフト解除状態との切替を1個のモータで行えるようにしたドアラッチ装置において発生する。
これに対して、ブロック式機構では、内側ロックノブとロックレバーとは常時連結状態にあるため、両者の不一致状態は発生しない。しかし、両者が常時連結されているため、過剰な力で内側ロックノブに対して不正アクセスが行われると、内側ロックノブからロックレバーに至る連結経路が損傷を受けることがある。
なお、ブロック式機構において、内側ロックノブとロックレバーとをバネ弾力を介して連結させ、内側ロックノブに対して不正アクセスが行われても、連結経路にダメージが加われないようにした改良型ブロック機構も提案されているが(特許文献4)、これはモータを2個使用したもので高価である。
よって、本発明は、1個のモータでロックレバーの切替とブロック式アンチセフト機構の切替を行えるものにおいて、内側ロックノブに対する不正アクセスが行われても、連結経路が損傷を受けないようにしたものである。
また、本発明は、ブロック式アンチセフト機構が安定して継続的に作動するようにしたものである。
よって、本発明は、出力軸22を中心にモータ14によりロック方向及びアンロック方向に回転すると共に前記モータ14がオフになるとリターンバネ18の弾力により中立位置に復帰するギアレバー20と、前記出力軸22を中心に回転し前記ギアレバー20が前記ロック方向に回転するとロック位置に切り替り前記アンロック方向に回転するとアンロック位置に切り替る内部ロックレバー24と、前記ギアレバー20の前記ロック方向の回転により前記内部ロックレバー24をアンチセフト状態に切り替え得るアンチセフトレバー34とを有し、前記内部ロックレバー24が前記アンロック位置にあるときに前記ギアレバー20が前記中立位置から前記ロック方向に回転すると前記ギアレバー20は前記アンチセフトレバー34のアンチセフト側への変位を規制しつつ前記内部ロックレバー24を押圧して前記ロック位置に変位させ、前記ギアレバー20が前記内部ロックレバー24を前記ロック位置に変位させた後に前記リターンバネ18の弾力で前記中立位置に復帰すると、前記アンチセフトレバー34は前記ギアレバー20による前記規制が解除されて前記アンチセフト側に変位して前記ギアレバー20の回転軌跡上に臨み、前記ギアレバー20が前記中立位置から再度前記ロック方向に回転すると前記アンチセフトレバー34は前記ギアレバー20との当接により前記内部ロックレバー24をアンチセフト状態に切り替える車両ドアラッチ装置用アクチュエータとしたものである。
本発明によれば、1個のモータでロックレバーの切替とブロック式アンチセフト機構の切替を行えるものにおいて、アンチセフト状態で、内側ロックノブ27(外部入力レバー26)に対して不正なアンロックアクセスが行われても、外部入力レバー26は連結バネ28の弾力に抗して外部出力レバー25とは独立して回転するだけであるから、ロックレバー11のアンロックは防止されると共に、各機構部に無理な外力が及ぶことも防止されるから、機構部が損傷することも防止される。加えて、不正なアンロックアクセスから解放された後は、外部入力レバー26は連結バネ28の弾力で設定位置に復帰するから、内側ロックノブ27とロックレバー11の位置が不一致となることも防止される。
また、本発明のアンチセフト機構32は、オーバーセンターバネ41で付勢したホルダーレバー35にアンチセフトレバー34を装着するすることで、アンチセフトレバー34を安定した作動で第1位置から第3位置まで切り替えることができ、また、バネ部材の使用が少ないため設計が容易であり、更には、全体に組立の容易となる。
本発明の実施例を図面を参照して説明する。本発明によるドアラッチ装置10は、ラッチ装置をロック状態とアンロック状態とに切り替える周知のロックレバー11と、ロックレバー11をモータ動力でロック位置とアンロック位置とに切り替えるアクチュエータ12とを備えている。
前記アクチュエータ12は、ハウジングケース13を備え、ハウジングケース13内にはモータ14が収納される。モータ14のモータ軸には円筒ウォーム15が固定され、円筒ウォーム15にはウォーム歯車16を噛合させる。ウォーム歯車16は軸17でハウジングケース13内に軸止され、軸17の外周にはウォーム歯車16を中立復帰させるリターンバネ18が設けられる。ウォーム歯車16はモータ14の回転でロック方向(反時計回転方向)及びアンロック方向(時計回転方向)に回転し、モータ14がオフになるとリターンバネ18の弾力で中立位置に復帰する。
前記ウォーム歯車16には小径歯車19が設けられ、小径歯車19にはギアレバー20(図3)のギアアーム21を噛合させる。ギアレバー20は出力軸22に回転自在に取付けられ、また、ギアアーム21とは略反対方向に伸びる作動アーム23を有する。
前記出力軸22は、好適には、内部ロックレバー24(図4)に一体的形成され、内部ロックレバー24と共に回転する。出力軸22の先端は前記ハウジングケース13を貫通して外部に突出させ、その突出部には、外部出力レバー25(図5)と外部入力レバー26(図6)とを取付ける。外部出力レバー25は出力軸22と一体回転し、前記ロックレバー11に直接又は間接的にロストモーション無く連結される。従って、内部ロックレバー24はロックレバー11に対して常に一体的に変位する。外部入力レバー26は出力軸22に回転自在に取付けられ、車両ドアの内側ロックノブ27に直接又は間接的にロストモーション無く連結される。
前記外部出力レバー25と前記外部入力レバー26との間には連結バネ28が設けられ、外部出力レバー25は反時計回転方向に外部入力レバー26は時計回転方向にそれぞれ付勢され、通常は、図示のように約90度の状態で互いに当接した状態に保持される。外部入力レバー26は、外部出力レバー25(内部ロックレバー24)が後述するアンチセフト機構の機能によりロック位置からアンロック位置への変位が規制された状態で、内側ロックノブ27がアンロック操作されると、連結バネ28を拡幅させながら反時計回転する。
前記ギアレバー20の作動アーム23には前記内部ロックレバー24に形成した突起29と当接可能のロック面30とアンロック面31とが形成される。図9はアンロック状態を示しており、前記ロックレバー11と一体的に変位する内部ロックレバー24の突起29はアンロック位置を示す直線上に位置している。ロック面30は、アンロック状態では突起29と近接する位置にあり、モータ14のロック回転でウォーム歯車16を介してギアレバー20が時計回転すると、ロック面30は突起29を押圧して内部ロックレバー24を時計回転させ(図10参照)、外部出力レバー25を介してロックレバー11をロック位置に変位させる。このとき、外部出力レバー25に連結バネ28の弾力で連結された外部入力レバー26も時計回転して内側ロックノブ27をロック位置に移動させる。
図11は、図10の状態からギアレバー20が中立復帰したときのロック状態を示しており、この状態では、前記ロック面30は突起29から離間し、代わって前記アンロック面31が突起29に近接する。ロック状態でモータ14のアンロック回転によりウォーム歯車16を介してギアレバー20を反時計回転させると、アンロック面31は突起29を押圧して内部ロックレバー24を反時計回転させ、外部出力レバー25を介してロックレバー11をアンロック位置に変位させる(図9参照)。このとき、外部出力レバー25の反時計回転は連結バネ28を介さずに機械的に外部入力レバー26に伝達され、外部入力レバー26を反時計回転させ、内側ロックノブ27をアンロック位置に移動させる。
次に本発明のブロック式アンチセフト機構32について説明する。アンチセフト機構32は軸33でハウジングケース13内に軸止されたアンチセフトレバー34(図7)と、軸33に軸止されたホルダーレバー35(図8)とを有する。ホルダーレバー35は略三角形状で、底辺側の両側にブロック式のアンチセフトレバー34と当接可能の第1ストッパー36と第2ストッパー37とがそれぞれ形成される。また、ホルダーレバー35はオーバーセンターバネ41により図9〜図11に示された待機位置と、図12、13に示された作動位置との一方に保持される。実施例のオーバーセンターバネ41は通常の圧縮コイルバネ42とその先端に取付けた滑りキャップ43とから構成している。
前記アンチセフトレバー34は第1ストッパー36と第2ストッパー37との間に配設され、アンチセフトレバー34とホルダーレバー35との間には付勢バネ38が設けられ、アンチセフトレバー34は付勢バネ38の弾力で第2ストッパー37に向かって軸33を中心に反時計回転方向に付勢される。
図9を参照すると、アンチセフトレバー34は付勢バネ38により反時計回転方向に付勢されているにも拘らず、アンチセフトレバー34は第2ストッパー37とは当接せずに第1ストッパー36側に位置している。これは、アンチセフトレバー34の先端円弧面39が前記内部ロックレバー24の先端円弧面40に当接していることにより、アンチセフトレバー34の反時計回転が規制されているためである。このときのアンチセフトレバー34の位置を第1位置と称し、第1位置においてはアンチセフトレバー34の先端円弧面39は出力軸22を中心とする円弧面となる。
前記ギアレバー20の作動アーム23には、前記アンチセフトレバー34の先端円弧面39と当接することでアンチセフトレバー34の反時計回転を規制する当接部44が形成される。図9のアンロック状態で、モータ14のロック回転によりギアレバー20を時計回転させると、ロック面30が突起29を押圧して内部ロックレバー24を時計回転させ、内部ロックレバー24の先端円弧面40とアンチセフトレバー34の先端円弧面39との当接は解除されるが、この解除前に当接部44はアンチセフトレバー34の先端円弧面39に当接し、図10のように、アンチセフトレバー34の反時計回転を規制する。当接部44によるアンチセフトレバー34の回転規制は、ロックレバー11のロック位置への切替が完了してギアレバー20(ウォーム歯車16)が中立位置に復帰すると解除され(図11参照)、これにより、アンチセフトレバー34は反時計回転してホルダーレバー35の第2ストッパー37に当接する。このときのアンチセフトレバー34の位置を第2位置と称する。
図11に示したように、前記アンチセフトレバー34の第1ストッパー36側の側面は第2ストッパー37側の側面に対して長く形成され、第1ストッパー36側の側面の先端には凸部45を形成する。凸部45は、第2位置においては、図11に示したように、出力軸22に近接し、これにより、前記ギアレバー20の当接部44の側方に当接可能に対峙する。このため、図11において、ギアレバー20がロック回転(時計回転)すると、当接部44はアンチセフトレバー34を押圧して軸33を中心に反時計回転させる。すると、アンチセフトレバー34は第2ストッパー37との当接によりホルダーレバー35をオーバーセンターバネ41の死点を越えて反時計回転させ、ホルダーレバー35は作動位置に切り替る(図12、図13参照)。
前記ホルダーレバー35が作動位置に切り替るとき、図12のように、凸部45は内部ロックレバー24の側面に当接し、このため、アンチセフトレバー34は第2ストッパー37から離間して再び第1ストッパー36と近接することになる。このときのアンチセフトレバー34の位置を第3位置と称する。
前記ギアレバー20の作動アーム23にはキャンセル面46を形成する。キャンセル面46は、ギアレバー20が中立位置でアンチセフトレバー34が第3位置にあるとき、アンチセフトレバー34の凸部45と近接対峙し、ギアレバー20が中立位置からアンロック回転(反時計回転)するとキャンセル面46はアンチセフトレバー34を押圧して時計回転させる。
次に作用を述べる
図9のアンロック状態では、アンチセフトレバー34は内部ロックレバー24の先端円弧面40との当接により第1位置に保持されており、モータ14の回転によりギアレバー20がロック回転(時計回転)すると、ギアレバー20のロック面30が内部ロックレバー24の突起29を押圧して内部ロックレバー24をロック回転させる。すると、先端円弧面40は内部ロックレバー24から離間するが、先端円弧面40が内部ロックレバー24から離間する前に、作動アーム23の当接部44がアンチセフトレバー34の先端円弧面39に当接するため、アンチセフトレバー34は第1位置に保持されたまま外部出力レバー25(ロックレバー11)はロック位置に変位する(図10参照)。このとき、外部出力レバー25に連結バネ28の弾力で連結された外部入力レバー26も時計回転して内側ロックノブ27をロック位置に移動させる。
ロック状態への切替が完了すると、モータ14はオフとなってギアレバー20はリターンバネ18の弾力で中立復帰し、図11の状態となり、アンチセフトレバー34は当接部44の規制から解放させて付勢バネ38の弾力で反時計回転し、ホルダーレバー35の第2ストッパー37に当接し、第2位置に変位する。
アンチセフト状態に切り替えるときは、一旦図11のロック状態にした後、再度モータ14によりギアレバー20をロック回転させる。すると、第2位置にあるアンチセフトレバー34の凸部45にギアレバー20の当接部44が当接してアンチセフトレバー34を軸33を中心に反時計回転させ、アンチセフトレバー34は第2ストッパー37との当接によりホルダーレバー35をオーバーセンターバネ41の死点を越えて反時計回転させ、ホルダーレバー35を作動位置に切り替る(図12参照)。このとき、図12のように、凸部45は内部ロックレバー24の側面に当接するため、アンチセフトレバー34は第2ストッパー37から離間して再び第1ストッパー36と近接し、第3位置に保持される。
アンチセフトレバー34が第3位置に切り替ったらモータ14はオフとなってギアレバー20はリターンバネ18の弾力で中立復帰し、図13のアンチセフト状態が完成する。
アンチセフト状態になると、アンチセフトレバー34は内部ロックレバー24の側面に当接し、アンチセフトレバー34のアンロック回転(反時計回転)は機械的に防止され、このため、ロックレバー11(外部出力レバー25)に対する不正なアンロックアクセスが行われても、ロックレバー11はアンロックされることが防止される。
また、アンチセフト状態で、内側ロックノブ27(外部入力レバー26)に対して不正なアンロックアクセスが行われても、外部入力レバー26は連結バネ28の弾力に抗して外部出力レバー25とは独立して回転するだけであるから、ロックレバー11のアンロックは防止されると共に、各機構部に無理な外力が及ぶことも防止されるから、機構部が損傷することも防止される。加えて、不正なアンロックアクセスから解放された後は、外部入力レバー26は連結バネ28の弾力で設定位置に復帰するから、内側ロックノブ27とロックレバー11の位置が不一致となることも防止される。
図13のアンチセフト状態を解除するときは、モータ14によりギアレバー20をアンロック回転(反時計回転)させる。すると、ギアレバー20のアンロック面31が内部ロックレバー24の突起29に当接する前に、キャンセル面46がアンチセフトレバー34の凸部45に当接してアンチセフトレバー34を時計回転させる。従って、内部ロックレバー24とアンチセフトレバー34との間には、僅かな間隙が形成され、これにより内部ロックレバー24はアンロック面31との当接により円滑にアンロック位置に復帰できる。
以上において、本発明のアンチセフト機構32は、オーバーセンターバネ41で付勢したホルダーレバー35にアンチセフトレバー34を装着するすることで、アンチセフトレバー34を安定した作動で第1位置から第3位置まで切り替えることができ、また、バネ部材の使用が少ないため設計が容易であり、更には、全体に組立の容易となる。
本発明によるドアラッチ装置の正面図。 本発明のアクチュエータの断面図。 前記アクチュエータのギアレバーの正面図。 前記アクチュエータの内部ロックレバーの正面図。 前記アクチュエータの外部出力レバーの正面図。 前記アクチュエータの外部入力レバーの正面図。 前記アクチュエータのアンチセフトレバーの正面図。 前記アクチュエータのホルダーレバーの正面図。 前記アクチュエータのアンロック状態を示す正面図。 前記アクチュエータのギアレバーをロック回転させた状態を示す正面図。 前記アクチュエータのロック状態を示す正面図。 前記アクチュエータのロック状態においてギアレバーをロック回転させた状態を示す正面図。 前記アクチュエータのアンチセフト状態を示す正面図。
10…ドアラッチ装置、11…ロックレバー、12…アクチュエータ、13…ハウジングケース、14…モータ、15…円筒ウォーム、16…ウォーム歯車、17…軸、18…リターンバネ、19…小径歯車、20…ギアレバー、21…ギアアーム、22…出力軸、23…作動アーム、24…内部ロックレバー、25…外部出力レバー、26…外部入力レバー、27…内側ロックノブ、28…連結バネ、29…突起、30…ロック面、31…アンロック面、32…アンチセフト機構、33…軸、34…アンチセフトレバー、35…ホルダーレバー、36…第1ストッパー、37…第2ストッパー、38…付勢バネ、39…先端円弧面、40…先端円弧面、41…オーバーセンターバネ、42…圧縮コイルバネ、43…滑りキャップ、44…当接部、45…凸部、46…キャンセル面。

Claims (3)

  1. 出力軸22を中心にモータ14によりロック方向及びアンロック方向に回転すると共に前記モータ14がオフになるとリターンバネ18の弾力により中立位置に復帰するギアレバー20と、前記出力軸22を中心に回転し前記ギアレバー20が前記ロック方向に回転するとロック位置に切り替り前記アンロック方向に回転するとアンロック位置に切り替る内部ロックレバー24と、前記ギアレバー20の前記ロック方向の回転により前記内部ロックレバー24をアンチセフト状態に切り替え得るアンチセフトレバー34とを有し、前記内部ロックレバー24が前記アンロック位置にあるときに前記ギアレバー20が前記中立位置から前記ロック方向に回転すると前記ギアレバー20は前記アンチセフトレバー34のアンチセフト側への変位を規制しつつ前記内部ロックレバー24を押圧して前記ロック位置に変位させ、前記ギアレバー20が前記内部ロックレバー24を前記ロック位置に変位させた後に前記リターンバネ18の弾力で前記中立位置に復帰すると、前記アンチセフトレバー34は前記ギアレバー20による前記規制が解除されて前記アンチセフト側に変位して前記ギアレバー20の回転軌跡上に臨み、前記ギアレバー20が前記中立位置から再度前記ロック方向に回転すると前記アンチセフトレバー34は前記ギアレバー20との当接により前記内部ロックレバー24をアンチセフト状態に切り替える車両ドアラッチ装置用アクチュエータ。
  2. 請求項1において、前記出力軸22にはドアラッチ装置10の外部ロックレバー11にロストモーション無く連結される外部出力レバー25を連結すると共に車両ドアの内側ロックノブ27にロストモーション無く連結される外部入力レバー26を回転自在に取付け、前記外部出力レバー25と前記外部入力レバー26とを連結バネ28により弾力的に連結し、前記内部ロックレバー24が前記アンチセフト状態にあるときは、前記連結バネ28の機能により前記外部入力レバー26が前記外部出力レバー25に対して独立して変位できるようにした車両ドアラッチ装置用アクチュエータ。
  3. 請求項1又は2において、前記内部ロックレバー24には前記アンロック位置にあるとき前記アンチセフトレバー34に当接して前記アンチセフトレバー34の前記アンチセフト側への変位を規制し前記ギアレバー20が前記ロック方向に回転すると前記アンチセフトレバー34に対する前記規制を解除する面40を設け、前記ギアレバー20には前記ロック方向に回転すると前記面40が前記規制を解除する前に前記アンチセフトレバー34と当接して前記アンチセフトレバー34に前記アンチセフト側への変位を規制する当接部44を設けた車両ドアラッチ装置用アクチュエータ。
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