JP2011068104A - 封止装置及び封止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】開発期間の短縮が可能であると共に、低コスト化が可能となる。
【解決手段】基板102を供給する基板供給部110A、基板供給部110Aから取り出された基板102を予備加熱する予備加熱部124、予備加熱された基板102を樹脂封止する金型132を有する樹脂封止部130、及び樹脂封止された基板102を収納する基板収納部110B、を少なくとも含む複数の機構部を有する封止装置100において、基板供給部110Aから取り出された基板102を予備加熱部124に搬送する手段と、予備加熱部124で加熱された基板102を樹脂封止部130に搬送する手段とが、少なくとも第1搬送機構170で兼用される構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体チップ等を配置した基板を樹脂で封止する封止装置及び封止方法の技術分野に関する。
例えば特許文献1に記載の封止装置1は、図20に示す如く、半導体チップ等を配置した基板(被成形品)を供給し、樹脂封止された基板を収納する基板供給収納部10、基板供給収納部10から取り出された基板を予備加熱する予備加熱部24及び予備加熱された基板を樹脂封止する金型32A、32Bを有する樹脂封止部30の複数の機構部を有する。そして、特許文献1で示される封止装置1においては、例えば基板供給収納部10から取り出された基板が予備加熱される際には、図示せぬ搬送手段(搬送ハンド)で予備加熱部24に送られる。予備加熱された基板は、再び当該搬送ハンドで移動させられ、今度は別の搬送手段(第1搬送機構)70により、金型32A、32Bに搬送される。
特開2008−302610号公報
しかしながら、特許文献1においては、被成形品の搬送のために、上述の如く、複数の搬送手段を用いているので、部品が多く、重量も重く、コスト高となっていた。同時に、各搬送手段には相応の移動速度や精度が必要であり、搬送手段の数に応じて設計作業もかかり、開発コストや開発期間も増大していた。組立てにおいても、配線数も多く、多数の工数を必要としていた。更には、各搬送手段において被成形品を保持するための冶具をそれぞれ専用に必要としたため、その点からも部品点数が多く、低コスト化が困難であった。
本発明は、前記問題点を解決すべくなされたもので、開発期間の短縮が可能であると共に、低コスト化が可能な封止装置及びその封止方法を提供することをその目的としている。
本発明は、被成形品を供給する供給部、該供給部から取り出された被成形品を予備加熱する予備加熱部、該予備加熱された被成形品を樹脂封止する金型を有する樹脂封止部、及び該樹脂封止された被成形品を収納する収納部、を少なくとも含む複数の機構部を有する封止装置において、前記供給部から取り出された前記被成形品を前記予備加熱部に搬送する手段と、該予備加熱部で加熱された該被成形品を前記樹脂封止部に搬送する手段とが、少なくとも第1搬送手段で兼用される構成であることで、上記課題を解決するものである。
本発明は、搬送精度の維持・向上や、高速化を実現することに対しては搬送手段の専用化をすべきであるという一般的な従来の概念にとらわれることなく、供給部から取り出された被成形品を予備加熱部に搬送する手段と、該予備加熱部で加熱された被成形品を樹脂封止部に搬送する手段とを、少なくとも兼用する構成としたものである。このため、搬送手段を別々に持つよりも、搬送手段の本体と被成形品を保持するための冶具とを低減できるので必要な部品点数を少なくすることができる。同時に、設計作業も短縮でき、開発コストや開発期間も低減することができる。そして、部品点数を少なくできることから、組立て工数も減少させることができる。又、移動精度を確保するための剛性についても搬送手段に関る部分だけに注意を払えばよいので、搬送手段の数を減らす分以上に重量を軽くすることができる。このため、封止装置の小型化も可能となる。
なお、予備加熱部を封止装置の機構部の一つとして有するので、上述の如く搬送する手段の兼用により、加熱ロスが少なく効率的に加熱された被成形品を確実に樹脂封止部(の金型)に搬送することができる。
又、前記樹脂封止部が、更に、原料樹脂を前記金型に供給する樹脂供給ユニットと、該樹脂供給ユニットで搭載された該原料樹脂を前記金型に搬送可能な第2搬送手段と、を備え、前記樹脂供給ユニットが前記原料樹脂を仮成形する仮成形手段を備え、前記金型が該樹脂供給ユニットよりも前記第1搬送手段側に近接して配置される場合には、第1搬送手段の制御状況、即ち第1搬送手段の姿勢や被成形品の位置並びに速度とは独立して、最適な樹脂封止が行われるように、原料樹脂を最適な状態で金型に搬送可能となる。即ち、第1搬送手段は、被成形品の大きさ・重量に合う速度で搬送する最適な構成とすることができ、一方、第2搬送手段も、最適な樹脂封止が行われるように、原料樹脂の状態や処理に合う速度で搬送する最適な構成とすることができる。同時に、金型のほうが第1搬送手段に近接しているので、第1搬送手段の搬送範囲を狭くできる。このため、第1搬送手段の大型化を回避できると共に、搬送範囲が狭い分、精度良く被成形品を金型に配置することができる。そして、前記樹脂供給ユニットが前記原料樹脂を仮成形する仮成形手段を備えていることで、原料樹脂を粉粒状態よりも高い熱伝導率の仮成形した状態で金型に投入することができる。このため、樹脂封止にかかる時間を短縮することができると共に、樹脂封止の際の樹脂流動を最小限にすることができる。同時に、金型に投入された原料樹脂を均一な厚みとすることで均一な溶融状態にできるので、品質の高い樹脂封止を実現することができる。
又、前記第2搬送手段が、前記原料樹脂を搭載する離型フィルムと、該離型フィルムを連続的に供給する供給ロールと、前記金型へ搬送された該離型フィルムを回収する回収ロールと、を備える場合には、原料樹脂を支持する専用冶具が必要とされないため、仮成形される原料樹脂の形状・大きさ・厚みが変更されても第2搬送手段はなんら変更せずに同一構成で金型に原料樹脂を搬送することができる。同時に、仮成形時の原料樹脂の仮成形手段からの剥離性も確保可能である。更に、離型フィルムを搬送するために大掛かりな部材を必要としないため、金型と仮成形手段の距離を短く配置できる。このため、樹脂封止部を小型にでき、原料樹脂の金型への搬送時間も短くすることができる。又、離型フィルムの供給と回収が容易となる。なお、樹脂供給ユニットが原料樹脂を仮成形する仮成形手段を備える場合には、原料樹脂の仮成形の際と樹脂封止の際の離型フィルムが兼用なので、高価な離型フィルムの消費量を低減することができる。即ち、仮成形の際と樹脂封止の際に離型フィルムを別々に使用する場合に比べて、ランニングコストの低減をすることができる。又、離型フィルムから仮成形された原料樹脂を剥離する必要がないので、従来予備成形樹脂(特許文献1)の剥離から保持・搬送において生じていた原料樹脂の割れや欠損を低減することができる。即ち、樹脂搬送において歩留りを改善することができる。同時に、仮成形された原料樹脂が薄くても、剥がすことによる原料樹脂の割れや欠けを防止できる。つまり、基板の樹脂封止厚みが薄くなるような場合であっても容易に対応することができ、原料樹脂の割れや欠けを防止できることから樹脂封止の際に必要とされる原料樹脂の量と実際に金型に供給される原料樹脂の量との差を最小限にすることが可能である。
又、更に、前記予備加熱部の前段に、前記供給部から取り出された前記被成形品を検査して前記樹脂封止に必要な樹脂量を決定する検査部を機構部として備える場合には、被成形品が個々に異なっても(例えば半導体チップを配置した基板を被成形品とするときにその半導体チップのチップ抜けがあっても)その変化に応じて樹脂封止に必要な樹脂量が決定されて樹脂封止がなされるので、樹脂封止後の成形品の厚みを一定とすることができ、樹脂量の過不足による不良品の発生を防止することができる。
又、前記第1搬送手段が、前記供給部から取り出された前記被成形品を前記検査部へ搬送する場合には、当該検査部に搬送する手段についても兼用化が図れることで、検査部を備えたとしても、被成形品を該検査部に搬送するための搬送手段に関る部品点数の増大やコストの増大を抑えることができる。
又、前記第1搬送手段を囲んで、2方向に前記機構部が配置されている場合、又は前記第1搬送手段を囲んで、放射状に前記機構部が配置されている場合には、第1搬送手段の搬送範囲を狭くすることができる。同時に、サイクルタイムも短縮することができる。又、第1搬送手段は、封止装置の中心に近い位置に配置されることとなるので、必然的に封止装置の剛性の高い位置に配置されることとなる。このため、第1搬送手段は精度の高い搬送制御を行うことができる。更に、第1搬送手段の封止装置内で占める面積を少なくできるので、封止装置自体を軽量化して小型にすることも可能となる。
又、前記第1搬送手段を囲んで、放射状に前記機構部が配置されている場合において、前記第1搬送手段の回転動作により、前記被成形品が前記機構部のうちの任意の機構部に搬送される場合には、第1搬送手段の搬送範囲を最も狭くすることができる。このため、第1搬送手段の封止装置内で占める面積を最小限にできるので、封止装置自体を更に軽量化して小型にすることも可能となる。
又、前記金型のいずれかの側面にはいずれの前記機構部も配置されない場合には、金型の交換や改修や掃除などを容易に行うことができる。このため、作業性(メンテナンス性)の確保に加え、金型の長寿命化や樹脂封止品質の長期維持を行うことを容易とすることができる。
又、前記樹脂封止部が前記第1搬送手段から等距離で複数備えられる場合には、第1搬送手段からいずれの樹脂封止部にも同一条件(時間や距離)で搬送することができる。このため、金型の位置の違いで生じる樹脂封止品質のばらつきを防止することができる。
又、前記第1搬送手段は1つ以上の回転動作により前記被成形品を任意の位置に搬送可能な多関節ロボットを備える場合には、被成形品を高精度に移動制御可能であり、且つ被成形品を高速に搬送可能である。このような多関節ロボットは産業用多関節ロボットとして低コストで入手が可能である。このため、第1搬送手段を低コスト及び補修・交換等も容易にすることが可能である。
又、本発明は、少なくとも供給部から被成形品を取り出す工程と、該取り出された被成形品を予備加熱する工程と、該予備加熱された被成形品を樹脂封止する工程と、を有する封止方法において、前記供給部から被成形品を取り出す工程、前記取り出された被成形品を予備加熱する工程、及び前記予備加熱された被成形品を樹脂封止する工程のそれぞれに移行するために、該被成形品を同一の第1搬送手段で搬送する工程を含むことを特徴とする封止方法とも捉えることができる。
本発明を適用することにより、封止装置の開発期間の短縮が可能であると共に、低コスト化が可能となる。
本発明の第1実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 同じく側面模式図 本発明の第2実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第3実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第4実施形態に係わる封止装置の一例を示す側面模式図 本発明の第5実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 同じく側面模式図 本発明の第6実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第7実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第8実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第9実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第10実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第11実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第12実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第13実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第14実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 同じく側面模式図 本発明の第15実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 本発明の第16実施形態に係わる封止装置の一例を示す上面模式図 従来例に係わる封止装置を示す上面模式図
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
最初に、本発明の第1実施形態に係わる封止装置の構成について図1、図2を用いて以下に説明する。最初に、封止装置の概略構成について説明する。
封止装置100は、図1に示す如く、被成形品である半導体チップが搭載された基板102を供給する基板供給部(供給部)110A、基板供給部110Aから取り出された基板102を予備加熱する予備加熱部124、予備加熱された基板102を樹脂封止する金型132を有する樹脂封止部130、及び樹脂封止された基板102を収納する基板収納部(収納部)110Bの複数の機構部を有する。なお、封止装置100は、更に、機構部として、予備加熱部124の前段に、基板供給部110Aから取り出された被成形品である基板102上の半導体チップ高さを測定することにより、半導体チップのチップ抜けを検査(被成形品の検査)して樹脂封止に必要な樹脂量を決定する基板検査部(検査部)120を有している。これらの機構部は、第1搬送手段である第1搬送機構170を中心にして、その周囲を囲んで、放射状に配置されている。このため、第1搬送機構170の回転動作により、基板102が各機構部のうちの任意の機構部に搬送が可能である。以下、各構成要素について説明する。
前記基板供給部110Aは、図2に示す如く、樹脂封止されていない状態の基板102が格納された供給マガジン112Aと供給マガジン112Aから取り出された基板102を支持するレール116Aとを有する。供給マガジン112Aからは押部材114Aにより格納された基板102が押し出されて、レール116A上に基板102が取り出される。なお、基板収納部110Bは、同様に収納マガジン112Bとレール116Bとを備える。そして、基板収納部110Bは、第1搬送機構170の回転方向であって、基板供給部110Aの左隣に配置されている。
前記基板検査部120は、具体的には基板102に搭載された半導体チップの有無やずれなどの配置異常を検査する。基板検査部120には、基板102を支持するレールが敷設されており、その上で基板102上の特定位置の高さが計測される。基板検査部120には、例えば2次元走査が可能とされたレーザセンサや光電センサやCCDカメラなどを使用することができる。基板検査部120は、第1搬送機構170の回転方向であって、基板供給部110Aの右隣に配置されている。なお、基板検査部120は、必ずしも必要とされていない。
前記予備加熱部124には、基板102を支持するレールが敷設されており、そのレール上に配置された基板102が予め加熱される構成とされている。加熱により、金型132での樹脂封止が迅速に促進される。予備加熱部124は、第1搬送機構170の回転方向であって、基板検査部120の右隣に配置されている。
前記樹脂封止部130は、金型132と樹脂供給ユニット140とを備える。樹脂封止部130は、更に、樹脂供給ユニット140で搭載された原料樹脂を金型132に搬送する第2搬送機構(第2搬送手段)162を備えている。第2搬送機構162は、原料樹脂を搭載する離型フィルム164と、離型フィルム164を連続的に樹脂供給ユニット140から金型132へ供給する供給ロール166と、離型フィルム164を金型132まで適切な張力を与えて搬送する複数のローラ167と、金型132へ搬送された離型フィルム164を回収する回収ロール168と、を備える(ここで、離型フィルム164の送り方向の軸を離型フィルムの送り軸Pとする)。なお、樹脂封止部130は、第1搬送機構170の回転方向であって、予備加熱部124の右隣に配置されている。又、金型132は、樹脂供給ユニット140よりも第1搬送機構側に近接して配置されている。
金型132は、ベース133上に配置された下型134と上型136とを有する。下型134と上型136は、図示せぬヒータを備えており、互いに接近・離間可能とされている。なお、離型フィルム164は、上型136に取り付けられる基板102と下型134との間を通過する。又、下型134には、図示せぬ吸着機構が設けられており、離型フィルム164を吸着・固定することができる。離型フィルム164を下型134に吸着・固定することで、原料樹脂の金型132への投入を完了する。
樹脂供給ユニット140は、原料樹脂を金型132に供給するためのものであり、ホッパ142とフィーダ144と樹脂トレイ146と仮成形手段である仮成形機構148とを備えている。ホッパ142は、下方が漏斗形状をしており、上方から粉粒体状の原料樹脂が投入される。ホッパ142を通過した原料樹脂はフィーダ144により計量される。計量された原料樹脂は、樹脂トレイ146に投下されて、そこから離型フィルム164上に所定の重量と範囲で均一に搭載される。ここで、ホッパ142は封止装置100の最外周に配置されているので、金型132に投入される基板102に粉粒体状の原料樹脂を付着させるおそれが少ない。そして、粉粒体状の原料樹脂の基板102への付着を完全に防止しようとしたときには、樹脂供給ユニット140を除いた内側にクリーンブースなどを設けてクリーンエリアを確保することも容易である。
仮成形機構148は、離型フィルム164上に搭載された原料樹脂を仮成形する。仮成形機構148の具体的な構成は、図2に示す如く、互いに接近・離間可能な下型150と上型152とを備えている。下型150と上型152には図示せぬヒータが設けられており、離型フィルム164上の原料樹脂を加熱軟化させる。原料樹脂の軟化時に下型150と上型152とで原料樹脂を挟持して均一の厚みに仮成形する。なお、仮成形機構148は、更に上離型フィルム供給機構を備えている。上離型フィルム供給機構は、図2に示す如く、上型152と原料樹脂との間に配置される上離型フィルム156と、上離型フィルム156を連続的に供給する供給ロール158と、上離型フィルム156に適切な張力を与えて搬送する複数のローラ159と、上型152を通過した上離型フィルム156を回収する回収ロール160と、を備える。このため、軟化状態の原料樹脂が下型150と上型152とで挟持されても、下型150及び上型152に直接原料樹脂が貼り付くことを防止することができる。又、仮成形機構148には、更に図示せぬ冷却板が設けられており、下型150と上型152とが離間後、上離型フィルム156の上側から上離型フィルム156に貼り付いた原料樹脂を冷却する。このため、冷却後には、上離型フィルム156の回収ロール160への送り移動により、原料樹脂から上離型フィルム156がスムースに剥離される。なお、樹脂封止部130の金型132の両側面には、他の機構部が配置されていないので、金型132の作業性を十分に確保することができる。
前記第1搬送機構170は、垂直方向を軸とする1つ以上の回転動作により基板102を任意の位置に搬送可能な水平多関節ロボットを備える。具体的な構成は、例えば図2に示す如く、ベース部分172とアーム部分174とハンド部分176とを備える。ベース部分172上のアーム部分174は複数の回転機構(図2では垂直方向を軸とするZ軸周りの回転)を有しており、各回転機構の回転角度を制御することで第1搬送機構170の中心軸Oを中心として図1のX、Y方向へ正確にハンド部分176を移動制御することができる。更にアーム部分174は、Z方向にもハンド部分176を正確に移動させることができる。本実施形態では、ハンド部分176は、上下に2つ設けられており、2つの基板102を(少なくともアーム部分174の機能の一部を2重に備えることで)非同期でも移動させることが可能である。このため、各機構部で処理の終了した基板102を取り出すと同時に、その機構部で処理のなされていない新たな基板102を配置するといったことが可能である。ただし、必ずしもハンド部分176が2つ設けられている必要はない。又、第1搬送手段は、水平多関節ロボットに限られず、溶接ロボットなどに応用される垂直多関節ロボットなどを含む産業用ロボットも使用可能である。なお、各機構部は、中心軸Oからほぼ同じ距離で配置されている。
次に、封止装置100の動作について、主に第1搬送機構170の動作を中心に説明する。
最初に、基板供給部110Aから基板102をレール116Aに取り出す。基板供給部110Aの角度に回転した第1搬送機構170は、アーム部分174を駆動して、ハンド部分176に基板102を保持する。保持された基板102がレール116Aにぶつからないような位置にまで、第1搬送機構170の中心軸側にハンド部分176が引き戻される。
次に、第1搬送機構170は、基板検査部120の角度に右回転して、アーム部分174を駆動して基板検査部120のレール上に基板102を配置させる。そして、基板102上の半導体チップの高さを検出することにより、樹脂封止に必要な樹脂量を決定する。その後、アーム部分174が再び基板102を保持する。保持された基板102が基板検査部120にぶつからないような位置にまで、第1搬送機構170の中心軸側にハンド部分176が引き戻される。
次に、基板102に対して、第1搬送機構170は、予備加熱部124の角度に更に右回転して、アーム部分174を駆動して予備加熱部124のレール上に基板102を配置させる。ここで、基板102が樹脂封止に適するように予備加熱される。加熱後、アーム部分174が再び基板102を保持する。保持された基板102が予備加熱部124にぶつからないような位置にまで、第1搬送機構170の中心軸側にハンド部分176が引き戻される。
次に、第1搬送機構170は、樹脂封止部130の角度に更に右回転して、アーム部分174を駆動して金型132の上型136に基板102を配置させる。一方、タイミングを合わせて、ホッパ142に投入された原料樹脂は離型フィルム164上で仮成形機構148により仮成形される。なお、仮成形される原料樹脂の量は基板検査部120で決定された樹脂量となる。そして、離型フィルム164に貼り付いたままの仮成形された原料樹脂を、第2搬送機構162を駆動して金型132に供給する。そして、基板102は金型132の型締めで所定の温度・圧力・時間で圧縮成形される。そして、型開き後、アーム部分174が樹脂封止された基板102を保持する。保持された基板102が樹脂封止部130にぶつからないような位置にまで、第1搬送機構170の中心軸側にハンド部分176が引き戻される。
次に、第1搬送機構170が基板収納部110Bの角度まで右回転して、アーム部分174を駆動してレール116B上に基板102を配置させる。配置された基板102は、収納マガジン112Bに収納される。ここまでは、1つの基板102の各機構部間の流れについて説明したが、第1搬送機構170がハンド部分176を2つ有していることから、金型132へ次に投入されるべき基板102は、すでに基板供給部110Aから取り出され、予備加熱部124に置かれている状態とすることができる。
このように、本実施形態では、第1搬送機構170の回転動作を右回転のみとすることができるので、回転がたが少なく、各機構部において基板102を高い精度で配置することができる。
又、本実施形態は、各機構部間の搬送を第1搬送機構170で行っている、言い換えれば基板供給部110Aから取り出された基板102を予備加熱部124に搬送する機構と、予備加熱部124で加熱された基板102を樹脂封止部130に搬送する機構とを、第1搬送機構170で兼用する構成としている。このため、搬送機構を別々に持つよりも、搬送機構の本体と基板102を保持するための冶具も低減できるので必要な部品点数を少なくすることができる。同時に、設計作業も短縮でき、開発コストや開発期間も低減することができる。そして、部品点数を少なくできることから、組立て工数も減少させることができる。又、移動精度を確保するための剛性についても搬送機構に関る部分だけに注意を払えばよいので、搬送機構の数を減らす分以上に重量を少なくすることができる。このため、封止装置100の小型化も可能となる。
なお、予備加熱部124を封止装置100の機構部の一つとして有するので、予備加熱部がない場合に比べて、基板102を加熱していることで樹脂封止工程をより高速化することが可能である。又、予備加熱部を別に有する場合に比べて金型132に基板102が搬送された時点での基板102の温度ばらつきと温度低下を低減できる。特に、本実施形態では予備加熱部124が樹脂封止部130の近隣に位置しているので、その効果が大きく、成形品の歩留りを向上させることができる。更に、上述の如く搬送する手段の兼用により、加熱ロスが少なく効率的に加熱された基板102を確実に樹脂封止部130の金型132に搬送することができる。
又、樹脂封止部130が、更に、原料樹脂を金型132に供給する樹脂供給ユニット140と、樹脂供給ユニット140で搭載された原料樹脂を金型132に搬送可能な第2搬送機構162と、を備え、金型132が樹脂供給ユニット140よりも第1搬送機構側に近接して配置されているので、第1搬送機構170の制御状況、即ち第1搬送機構170の姿勢や基板102の位置並びに速度とは独立して、最適な樹脂封止が行われるように、原料樹脂を最適な状態で金型132に搬送可能となる。即ち、第1搬送機構170は、基板102の大きさ・重量に合う速度で搬送する最適な構成とすることができ、一方、第2搬送機構162も、最適な樹脂封止が行われるように、原料樹脂の状態や処理に合う速度で搬送する最適な構成とすることができる。同時に、金型132のほうが樹脂供給ユニット140よりも第1搬送機構170に近接しているので、第1搬送機構170の搬送範囲を狭くできる。このため、第1搬送機構170の大型化を回避できると共に、搬送範囲が狭い分、精度良く基板102を金型132に配置することができる。
又、樹脂供給ユニット140が、原料樹脂を仮成形する仮成形機構148を備えているので、原料樹脂を粉粒状態よりも高い熱伝導率の仮成形した状態で金型132に投入することができる。このため、樹脂封止にかかる時間を短縮することができると共に、樹脂封止の際の樹脂流動を最小限にすることができる。同時に、金型132に投入された原料樹脂を均一な厚みとすることで均一な溶融状態にできるので、品質の高い樹脂封止を実現することができる。
又、第2搬送機構162が、原料樹脂を搭載する離型フィルム164と、離型フィルム164を連続的に供給する供給ロール166と、金型132へ搬送された離型フィルム164を回収する回収ロール168と、を備えるので、搬送時に原料樹脂を支持する専用冶具を必要とされないため、仮成形される原料樹脂の形状・大きさ・厚みが変更されても、第2搬送機構162はなんら変更せずに同一構成で金型132に原料樹脂を搬送することができる。同時に、仮成形時の原料樹脂の下型150のからの剥離性も確保可能である(上離型フィルム156との併用で金型132からの剥離性が確保されている)。更に、離型フィルム164を搬送するために大掛かりな部材を必要としないため、金型132と仮成形機構148との距離も短くできるので、樹脂封止部130を小型にでき、原料樹脂の金型132への搬送時間も短くすることができる。又、離型フィルム164の供給と回収が容易となる。又、樹脂供給ユニット140が原料樹脂を仮成形する仮成形機構148を備えており、原料樹脂の仮成形の際と樹脂封止の際の離型フィルム164が兼用なので、高価な離型フィルム164の消費量を低減することができる。即ち、仮成形の際と樹脂封止の際に離型フィルム164を別々に使用する場合に比べて、ランニングコストの低減をすることができる。又、離型フィルム164から仮成形された原料樹脂を剥離する必要がないので、従来の予備成形樹脂(特許文献1)の剥離から保持・搬送において生じていた原料樹脂の割れや欠損を低減することができる。即ち、樹脂搬送において歩留りを改善することができる。同時に、仮成形された原料樹脂が薄くても、剥がすことによる原料樹脂の割れや欠けを防止できる。つまり、基板102の樹脂封止厚みが薄くなるような場合であっても容易に対応することができ、原料樹脂の割れや欠けを防止できることから樹脂封止の際に必要とされる原料樹脂の量と実際に金型に供給される原料樹脂の量との差を最小限にすることが可能である。
又、更に、予備加熱部124の前段に、基板供給部110Aから取り出された基板102を検査して、樹脂封止に必要な樹脂量を決定する基板検査部120を機構部として備えているので、基板102から半導体チップのチップ抜けがあってもその変化に応じて樹脂封止に必要な樹脂量が決定されて樹脂封止がなされるので、樹脂封止後の成形品の厚みを一定にすることができ、樹脂量の過不足による不良品の発生を防止することができる。
又、第1搬送機構170が、基板供給部110Aから取り出された基板102を基板検査部120へ搬送するので、当該基板検査部120に搬送する搬送機構についても兼用化が図れることで、基板検査部120を備えたとしても、基板102を基板検査部120に搬送するための搬送機構に関る部品点数の増大やコストの増大を抑えることができる。
又、第1搬送機構170を囲んで、放射状に全ての機構部が配置されているので、第1搬送機構170の搬送範囲を狭くすることができる。同時に、サイクルタイムも短縮することができる。又、第1搬送機構170は、封止装置100の中心に近い位置に配置されることとなるので、必然的に封止装置100の剛性の高い位置に配置されることとなる。このため、第1搬送機構170は精度の高い搬送制御を行うことができる。更に、第1搬送機構170の封止装置100内で占める面積を少なくできるので、封止装置100自体を軽量化して小型にすることも可能となる。
又、第1搬送機構170の回転動作により、基板102が機構部のうちの任意の機構部に搬送可能とされているので、第1搬送機構170の搬送範囲を最も狭くすることができる。このため、第1搬送機構170の封止装置100内で占める面積を最小限にできるので、封止装置100自体を更に軽量化して小型にすることが可能となる。
又、金型132の両側面にはいずれの機構部も配置されていないので、金型132の交換や改修や掃除などを容易に行うことができる。このため、作業性の確保に加え、金型132の長寿命化や樹脂封止品質の長期維持を行うことを容易とすることができる。
又、第1搬送機構170は1つ以上の回転動作により基板102を任意の位置に搬送可能な多関節ロボットを備えるので、基板102を高精度に移動制御可能であり、且つ基板102を高速に搬送可能である。このような多関節ロボットは産業用多関節ロボットとして低コストで入手が可能である。このため、第1搬送機構170を低コスト及び補修・交換等も容易にすることが可能である。
即ち、本実施形態においては、封止装置100の開発期間の短縮が可能であると共に、低コスト化が可能となる。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態とは、2つの樹脂封止部131A、131Bを備えることが異なり、それ以外は同一であるので、符号下1桁に原則1を加算して、説明を省略する。
本実施形態では、2つの樹脂封止部131A、131Bを備えるので、第1実施形態よりも生産性を向上させることができる。又、樹脂封止部131A、131Bが第1搬送機構171から等距離で2つ備えられているので、第1搬送機構171からいずれの樹脂封止部131A、131Bにも同一条件(時間や距離)で基板103を搬送することができる。このため、金型133A、133Bの配置の違いで生じる樹脂封止品質のばらつきを防止することができる。又、2つの樹脂封止部131A、131Bが第1搬送機構171の回転周方向で近接しているので、1つの樹脂封止部を備える第1実施形態の封止装置100に比べて、封止装置101をさほどY方向に大きくせずに、生産性を向上させることができる。なお、ホッパ143A、143Bは互いに封止装置101の最外周の1辺に配置されているので、金型133A、133Bに投入される基板103に粉粒体状の原料樹脂を付着させるおそれが少ない。そして、その付着を完全に防止しようとしたときには、樹脂供給ユニット141A、141Bを除いた内側にクリーンブースなどを設けてクリーンエリアを確保することも容易である。
なお、本実施形態では、基板供給部111Aのレール部分に基板検査部121を配置している。このため、封止装置101では、樹脂封止部131A、131Bの配置と相まって、Y方向への封止装置101の拡大を最小限としている。
次に、本発明の第3実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態とは、基板供給部210Aと基板収納部210Bとが離されて、その間に基板検査部220と予備加熱部224とが配置されていることが異なり、それ以外は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態では、第1実施形態とほぼ同様の作用効果を奏するが、図4に示す如く、樹脂封止部230の位置に近接して基板供給部210Aを配置し、更に基板収納部210Bの方向が離型フィルム264の送り軸Pに対して若干角度を有して配置されている。このため、第1実施形態の封止装置100に比べて、X方向の長さを短縮することができる。
次に、本発明の第4実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態は、第3実施形態とは、仮成形機構348の構成において上離型フィルム供給機構を持たないことが異なり、それ以外は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
仮成形機構348は、下型350と上型352とを備えるが、離型フィルム364に対峙する上型352の面には軟化した原料樹脂に対して剥離性のよい板351が設けられている。板351としては、例えば、フッ素樹脂系の膜やセラミック系の膜で表面コーティングした金属板(若しくはセラミックそのもの)などを採用することができる。このため、下型350と上型352で原料樹脂を挟持して加熱しても、軟化した原料樹脂の上型352への貼り付きを防止することができる。このため、第1、第3実施形態で使用された冷却板と高価な上離型フィルムとその供給機構を不要とすることができ、更なる封止装置300の低コスト化とランニングコストの低廉化を実現することができる。
本実施形態では、上型352に剥離性のよい板351を用いたが、本発明はこれに限られない。例えば、加熱軟化した原料樹脂を冷却するような冷却板を離型フィルム364に対峙する上型352の面に設けてもよいし、上型も用いずに下型の加熱で軟化した原料樹脂の表面に対して非接触で圧力や振動を与えて原料樹脂の樹脂粒子同士の融着を促進させる、或いは単に下型で加熱するだけで原料樹脂の樹脂粒子同士を融着させるといったことで原料樹脂を仮成形してもよい。上離型フィルムを不要にするだけでも、ランニングコストにおいて、大きなコストメリットが得られる。
次に、本発明の第5実施形態について、図6、図7を用いて説明する。
本実施形態は、第4実施形態とは、2つの樹脂封止部430A、430Bを備えることが異なり、それ以外は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態では、2つの樹脂封止部430A、430Bを備えるので、第2実施形態を除き、上記いずれの封止装置よりも生産性を向上させることができる。又、樹脂封止部430A、430Bが第1搬送機構470から等距離で2つ備えられているので、第1搬送機構470からいずれの樹脂封止部430A、430Bにも同一条件(時間や距離)で搬送することができる。このため、金型432A、432Bの配置の違いで生じる樹脂封止品質のばらつきを防止することができる。又、更に、樹脂封止部430A、430Bが第1搬送機構470に対して、互いに点対称に配置されているので、封止装置400の設計が容易であり、設計期間から組立てを短期間とすることができる。又、組立て後には、メンテナンスも容易とすることができる。更に、離型フィルム464A、464Bの送り軸P1、P2が第1搬送機構470の中心軸Oを挟んでX方向で一直線上に配置されているので、封止装置400をY方向で幅を短くすることができる。同時に、2つの金型432A、432Bの側面が他の機構部に遮られずに封止装置400の一方の面に並んでいるので、金型432A、432Bのメンテナンスが容易である。なお、ホッパ442A、442Bは互いに封止装置400の最外周に配置されているので、金型432A、432Bに投入される基板402に粉粒体状の原料樹脂を付着させるおそれが少ない。そして、粉粒体状の原料樹脂の基板402への付着を完全に防止しようとしたときには、樹脂供給ユニット440A、440Bを除いた内側にクリーンブースなどを設けてクリーンエリアを確保することも容易である。
次に、本発明の第6実施形態について、図8を用いて説明する。
本実施形態は、第5実施形態とは、2つの離型フィルム564A、564Bの送り軸P1、P2が直交する配置とされていることが異なり、それ以外は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、第5実施形態と同様の作用効果を有するが、2つの樹脂封止部530A、530Bの方向が直交する配置であることから、第5実施形態と比べて封止装置500の配置スペースとしてX方向、Y方向のいずれかに偏った長さを必要としない。
次に、本発明の第7実施形態について、図9を用いて説明する。
本実施形態は、第5、第6実施形態とは、基板102の短手方向を第1搬送機構670の半径方向に合わせて移動させることに起因して全体配置が異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態では、図9に示す如く、第1搬送機構670が基板602の短手方向を半径方向における搬送方向とするので、離型フィルム664A、664Bの送り軸P1、P2が互いに平行で、且ついずれの軸P1、P2も第1搬送機構670の中心軸Oを通らない配置とされている。即ち、第1搬送機構670に、金型632A、632Bの基板602の長手方向に相当する側面が正対する。このため、封止装置600の大きさを規定している樹脂供給ユニット640A、640Bの外端部までを、第5、第6実施形態の封止装置400、500よりも短くすることができる。即ち、第5、第6実施形態の封止装置400、500よりも封止装置600を大幅に小型にすることができる。なお、基板602の供給と収納を行う基板供給収納部610にはマガジンエレベータ611を採用することで、図9の平面視で、供給マガジンと収納マガジンとを上下に重ねて配置している。このため、更に封止装置600の占有する面積の効率化を図ることができる。又、ホッパ642A、642Bは互いに封止装置100の外周の一辺に配置されているので、金型632A、632Bに投入される基板602に粉粒体状の原料樹脂を付着させるおそれが更に少ない。そして、粉粒体状の原料樹脂の基板602への付着を完全に防止しようとしたときには、封止装置600の一辺に集められた樹脂供給ユニット640A、640B(特にホッパ642A、642B)を除いた内側にクリーンブースなどを設けてクリーンエリアを確保することもより容易である。
なお、図9に示す如く、本実施形態では、第1搬送機構670のアーム部分の移動量に比べて基板602の短手方向の長さが短いので、第1搬送機構670と金型632Aとの間にレール616を配置することができる。同様に、基板検査部620と予備加熱部624も、図9の平面視で、上下に重ねて配置している。このため、第5、第6実施形態に比べて、封止装置600は占有面積を少なくできより小型化することが可能である。
次に、本発明の第8実施形態について、図10を用いて説明する。
本実施形態は、第7実施形態とは、基板供給収納部710の配置が異なり、それ以外は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態では、基板供給収納部710のレール716を金型732A、732Bと第1搬送機構770との間ではなく、離型フィルム764A、764Bの送り軸P1、P2とは直交に近い方向(90度プラス角度θ)で配置されている。このため、図10で示す如く、金型732Aへのアクセスのために白抜き矢印方向の空間を確保することができる。
次に、本発明の第9実施形態について、図11を用いて説明する。
本実施形態は、第8実施形態とは、主に樹脂封止部830A、830Bが第1搬送機構870に対して点対称に配置されていることが異なり、それ以外は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、更に、第8実施形態とは、基板供給収納部810が離型フィルム864A、864Bの送り軸P1、P2とは直交方向に配置されている。このため、本実施形態は、第8実施形態に比べて、設計や組立てが容易である。
次に、本発明の第10実施形態について、図12を用いて説明する。
本実施形態は、第7実施形態とは、樹脂封止部930A、930Bにおける金型932A、932Bと仮成形機構948A、948Bの配置が異なり、それ以外は上記いずれかの実施形態の構成と同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、基板902の長手方向を第1搬送機構970の半径方向における搬送方向とする第1、第3〜第6実施形態の第1搬送機構と同一である。又、本実施形態の基板供給部910A、基板収納部910B、基板検査部920、予備加熱部924の機能とレイアウトは、第3〜第5実施形態と同一である。しかし、第2搬送機構の離型フィルム964A、964Bの送り軸P1、P2が(基板902の短手方向に適合する)仮成形機構948A、948Bの短手方向から金型932A、932Bの短手方向とされている。このため、上記いずれの実施形態と比べても樹脂封止部930A、930B自体の長さを短くできるので、更に封止装置900の小型化を実現することができる。
次に、本発明の第11実施形態について、図13を用いて説明する。
本実施形態は、第5実施形態とは、第1搬送機構1070の直進動作により、基板1002が機構部に搬送されることが異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、第1搬送機構1070のアーム部分を支える本体部分をY方向に移動可能とするレール1071を備えている。このためレール1071に沿って、基板供給部1010A、基板検査部1020、予備加熱部1024、基板収納部1010Bを順に並べ、レール1071に対してそれらの反対側に樹脂封止部1030A、1030Bを並べて配置している。即ち、本実施形態は、上記実施形態の如く第1搬送機構1070を囲んで放射状に配置されてはいないが、第1搬送機構1070を囲んで2方向に機構部が配置されている。このため、上記実施形態と同様に、第1搬送機構1070の搬送範囲を狭くすることができる。同時に、サイクルタイムも短縮することができる。又、第1搬送機構1070は、封止装置1000の中心に近い位置に配置されることとなるので、必然的に封止装置1000の剛性の高い位置に配置されることとなる。このため、第1搬送機構1070は精度の高い搬送制御を行うことができる。更に、第1搬送機構1070の封止装置内で占める面積を少なくできるので、封止装置1000自体を軽量化して小型にすることも可能となる。加えて、粉粒体状の原料樹脂が投入されるホッパ1042A、1042Bは互いに封止装置1000の外周の一辺に配置されているので、粉粒体状の原料樹脂の付着による樹脂封止不良をより確実に防止することができる。このため、クリーンブースなどを設けてクリーンエリアを確保することもより容易である。なお、この場合であっても、金型1032A、1032Bの一方の側面には他の機構部が配置されていないので、金型1032A、1032Bへの作業性を良好に確保することができる。
次に、本発明の第12実施形態について、図14を用いて説明する。
本実施形態は、第6実施形態とは、樹脂封止部1130A、1130B、1130Cが3つに増えたことで異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、第6実施形態より更に、樹脂封止部1130A、1130B、1130Cが増えたことで、生産性を更に向上させることができる。
次に、本発明の第13実施形態について、図15を用いて説明する。
本実施形態は、第9実施形態とは、樹脂封止部1230A、1230B、1230Cが3つに増えたことが異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、第9実施形態より更に、樹脂封止部1230A、1230B、1230Cが増えたことで、生産性を更に向上させることができる。そして、離型フィルム1264A、1264B、1264Cの送り軸P1、P2、P3は互いに直交して、金型1232A、1232B、1232Cの1つの側面がそれぞれ封止装置1200の外周に来るので、金型1232A、1232B、1232Cの作業性を良好に確保することができる。なお、樹脂封止部の増加により、基板検査部1220と予備加熱部1224は、レール1216と第1搬送機構1270との間に配置されている。
次に、本発明の第14実施形態について、図16、図17を用いて説明する。
本実施形態は、第11実施形態とは、樹脂封止部1330A、1330B、1330C、1330Dが4つに増えたこと、第1搬送機構1370のレール1371に対して一方の側に全ての機構部が並べて配置されていること、及び基板供給収納部1310には基板エレベータが用いられて、そのレールに基板検査部1320が設けられていることが異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態では、樹脂封止部1330A、1330B、1330C、1330Dが4つに増えたことにより、上記いずれの実施形態よりも更に生産性を向上させることができる。又、本実施形態では、第1搬送機構1370が機構部に囲まれておらず、且ついくつかの金型で全ての側面に他の機構部が配置されている。しかし、全てのホッパが封止装置1300の外周の一辺に配置されているので、金型に投入される基板に粉粒体状の原料樹脂を付着させるおそれが更に少ない。そして、粉粒体状の原料樹脂の基板1302への付着を完全に防止しようとしたときには、封止装置1300の一辺に集められた樹脂供給ユニット(特にホッパ)を除いた内側にクリーンブースなどを設けてクリーンエリアを確保することもより容易である。なお、図17に示す如く、第2搬送機構1362Aの回収ロール1368Aは、レール1371の下側に空隙を設けてそこに配置させている。このため、回収ロール1368Aを封止装置1300の外周に近く配置できるので回収ロール1368Aの交換が容易となっている。
次に、本発明の第15実施形態について、図18を用いて説明する。
本実施形態は、第14実施形態とは、第1搬送機構1470のレール1471に対して樹脂封止部1430A〜1430Dの反対側に、基板供給収納部1410と基板検査部1420と予備加熱部1424とが設けられていることが異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、第11実施形態と同様に、第1搬送機構1470が機構部で2方向から囲まれる態様をなしていることから、第14実施形態に比べて第1搬送機構1470の搬送範囲を狭くすることができる。同時に、サイクルタイムも短縮することができる。又、第1搬送機構1470は、封止装置1400の中心に近い位置に配置されることとなるので、必然的に封止装置1400の剛性の高い位置に配置されることとなる。このため、第1搬送機構1470は精度の高い搬送制御を行うことができる。更に、第1搬送機構1470の封止装置内で占める面積を少なくできるので、封止装置1400自体を軽量化して小型にすることも可能となる。
次に、本発明の第16実施形態について、図19を用いて説明する。
本実施形態は、第5実施形態とは、第1搬送機構1570のハンド部分が同時に2つの基板1502を保持可能とされたことに伴い、各機構部を全て2つで一対構成としたことが異なり、それ以外の構成要素は同一であるので、符号下2桁を同一として、説明を省略する。
本実施形態は、図19で示す如く、結果的には4つの樹脂封止部1530A、1530Bを備えるので、第5実施形態に比べれば格段に生産性を向上させることができる。又、第14、第15実施形態と同じく4つの樹脂封止部であるが、本実施形態では金型1対でホッパ1542A、1542Bや離型フィルム1564A、1564Bなどの構成要素の兼用を図ることができるので、第14、第15実施形態に比べて部品点数を低減してより低コスト化を実現可能である。なお、本実施形態では、機構部が全て一対構成となったことで、基板検査部1520、予備加熱部1524は、第1搬送機構1570に対して基板供給部1510A、基板収納部1510Bの反対側に配置されている。
本発明について上記実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでも無い。即ち、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、いずれの実施形態で説明された構成要素や機能を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態においては、第2搬送機構を第1搬送機構と別に設けていたが、本発明はこれに限定されず、第2搬送機構の機能を第1搬送機構で持たせてもよい。その場合には、更に部品点数を低減でき、より封止装置を低コストにすることが可能である。
又、上記実施形態においては、仮成形機構を備えていたが、本発明はこれに限定されず、仮成形機構を備えなくてもよい。その場合には、仮成形機構がない分、更に部品点数を低減でき、より封止装置を軽量・小型化でき、併せて低コストにすることが可能である。
又、上記実施形態においては、第2搬送機構として原料樹脂を搭載する離型フィルムと、該離型フィルムを連続的に供給する供給ロールと、金型へ搬送された該離型フィルムを回収する回収ロールと、を備えていたが、本発明はこれに限定されない。離型フィルムを使用したとしても、短冊状に切断された離型フィルムを用いてもよい。その場合には、離型フィルムの原料樹脂の搭載されない余白な部分を少なくすることも可能である。又、上記実施形態では連続した離型フィルムを前提として説明していたので、いわゆる圧縮成形型の封止装置が対象であったが、第2搬送機構に連続した離型フィルムを用いなければ、いわゆるトランスファー型の封止装置に適用することもできる。
又、上記実施形態においては、基板検査部を備えていたが、本発明はこれに限定されずに、基板検査部を必ずしも必要としない。その場合には、更に部品点数を低減でき、より封止装置を軽量・小型化でき、併せて低コストにすることが可能である。
又、上記実施形態においては、樹脂封止部が複数備えられたとき、第1搬送機構から等距離で樹脂封止部が配置されていが、本発明はこれに限定されずに、樹脂封止部の位置が第1搬送機構から等距離でなくてもよい。
又、上記実施形態においては、第1搬送機構が水平多関節ロボットであったが、本発明はこれに限定されない。
又、上記実施形態においては、原料樹脂として特に説明をしなかったが、当該樹脂は粉状や、粒状であってもよいし、小径のタブレットでもよい。若しくはそれらの混合物であってもよい。
1、100、101、200〜1500…封止装置
10、610〜810、1210、1310…基板供給収納部
11、611〜811、1211…マガジンエレベータ
20、120、121、220、420〜1520…基板検査部
24、124、125、224、424〜1524…予備加熱部
32A、32B、132〜332、133A、432A〜1532A、133B、432B〜1232B、1532B、1132C、1232C…金型
40〜340、141A、440A〜1540A、141B、440B〜1240B、1540B、1140C、1240C…樹脂供給ユニット
62、162、362、462A、462B、1362A…第2搬送機構
70、170、171、270〜1570…第1搬送機構
102、103、202〜1502…基板
110A、111A、210A〜510A、910A〜1110A、1510A…基板供給部
110B、111B、210B、410B、510A、910A〜1110A、1510A…基板収納部
112A、113A…供給マガジン
112B、113B…収納マガジン
116A、116B、117B、616、716、816、1216…レール
130〜330、131A、430A〜1530A、131B、430B〜1530B、1130C〜1430C、1330D、1430D…樹脂封止部
134、150、350…下型
136、152、352…上型
142〜342、143A、442A〜1542A、143B、442B〜1242B、1542B、1142C、1242C…ホッパ
144〜344、145A、444A〜1544A、145B、444B〜1244B、1544B、1144C、1244C…フィーダ
146〜346、147A、446A〜1546A、147B、446B〜1246B、1546B、1146C、1246C…樹脂トレイ
148〜348、149A、448A〜1548A、149B、448B〜1248B、1548B、1148C、1248C…仮成形機構
156…上離型フィルム
158、166、1366A…供給ロール
159、167…ローラ
160、168、1368A…回収ロール
164〜364、165A、464A〜1564A、165B、464B〜1264B、1564B、1164C、1264C…離型フィルム
172、1372…ベース部分
174、175…アーム部分
176、177…ハンド部分

Claims (12)

  1. 被成形品を供給する供給部、該供給部から取り出された被成形品を予備加熱する予備加熱部、該予備加熱された被成形品を樹脂封止する金型を有する樹脂封止部、及び該樹脂封止された被成形品を収納する収納部、を少なくとも含む複数の機構部を有する封止装置において、
    前記供給部から取り出された前記被成形品を前記予備加熱部に搬送する手段と、該予備加熱部で加熱された該被成形品を前記樹脂封止部に搬送する手段とが、少なくとも第1搬送手段で兼用される構成である
    ことを特長とする封止装置。
  2. 請求項1において、
    前記樹脂封止部は、更に、原料樹脂を前記金型に供給する樹脂供給ユニットと、該樹脂供給ユニットで搭載された該原料樹脂を前記金型に搬送可能な第2搬送手段と、を備え、
    前記樹脂供給ユニットが前記原料樹脂を仮成形する仮成形手段を備え、
    前記金型が該樹脂供給ユニットよりも前記第1搬送手段側に近接して配置される
    ことを特徴とする封止装置。
  3. 請求項2において、
    前記第2搬送手段が、前記原料樹脂を搭載する離型フィルムと、該離型フィルムを連続的に供給する供給ロールと、前記金型へ搬送された該離型フィルムを回収する回収ロールと、を備える
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、更に、
    前記予備加熱部の前段に、前記供給部から取り出された前記被成形品を検査して前記樹脂封止に必要な樹脂量を決定する検査部を機構部として備える
    ことを特長とする封止装置。
  5. 請求項4において、
    前記第1搬送手段が、前記供給部から取り出された前記被成形品を前記検査部へ搬送する
    ことを特長とする封止装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記第1搬送手段を囲んで、2方向に前記機構部が配置されている
    ことを特徴とする封止装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記第1搬送手段を囲んで、放射状に前記機構部が配置されている
    ことを特徴とする封止装置。
  8. 請求項7において、
    前記第1搬送手段の回転動作により、前記被成形品が前記機構部のうちの任意の機構部に搬送される
    ことを特徴とする封止装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記金型のいずれかの側面にはいずれの前記機構部も配置されない
    ことを特徴とする封止装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記樹脂封止部が前記第1搬送手段から等距離で複数備えられる
    ことを特徴とする樹脂封止装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記第1搬送手段は1つ以上の回転動作により前記被成形品を任意の位置に搬送可能な多関節ロボットを備える
    ことを特長とする封止装置。
  12. 少なくとも供給部から被成形品を取り出す工程と、該取り出された被成形品を予備加熱する工程と、該予備加熱された被成形品を樹脂封止する工程と、を有する封止方法において、
    前記供給部から被成形品を取り出す工程、前記取り出された被成形品を予備加熱する工程、及び前記予備加熱された被成形品を樹脂封止する工程のそれぞれに移行するために、該被成形品を同一の第1搬送手段で搬送する工程を含む
    ことを特長とする封止方法。
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