JP2011063963A - 槽高を調節可能とした槽 - Google Patents
槽高を調節可能とした槽 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011063963A JP2011063963A JP2009214352A JP2009214352A JP2011063963A JP 2011063963 A JP2011063963 A JP 2011063963A JP 2009214352 A JP2009214352 A JP 2009214352A JP 2009214352 A JP2009214352 A JP 2009214352A JP 2011063963 A JP2011063963 A JP 2011063963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- height
- tank
- adjusting material
- storage space
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、本発明は、その高さをより自由に設定可能な槽の提案にある。
【解決手段】本願発明は、地下に埋設される槽であって、平盤と高さ調整材とからなり、平盤と高さ調整材は互いにその中心で契合可能とする契合部を有し、前記平盤と高さ調整材を両者に設けた契合部を介して所定の順に重ねて所定の高さの垂直柱部とし、当該垂直柱部を左右前後に前記平盤が互いに接するように配置することで貯留空間を形成し、当該貯留空間の周囲を透水性もしくは遮水性部材で覆って得られた槽高を調節可能とした槽である。
槽の高さを柔軟に変えた設計ができるよう高さ調節材を使用可能とした。
【選択図】図3
【解決手段】本願発明は、地下に埋設される槽であって、平盤と高さ調整材とからなり、平盤と高さ調整材は互いにその中心で契合可能とする契合部を有し、前記平盤と高さ調整材を両者に設けた契合部を介して所定の順に重ねて所定の高さの垂直柱部とし、当該垂直柱部を左右前後に前記平盤が互いに接するように配置することで貯留空間を形成し、当該貯留空間の周囲を透水性もしくは遮水性部材で覆って得られた槽高を調節可能とした槽である。
槽の高さを柔軟に変えた設計ができるよう高さ調節材を使用可能とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、雨水等の貯留浸透に関わる槽の構築技術に属する。
雨水の流出抑制あるいは有効利用を目的とする地下に埋設する貯留・浸透槽はプラスチックの単位部材を配列し、貯留空間を確保しその周囲を適切なシート類で覆ったもの、ボックスカルバートによるものあるいはコンクリート打ちのもの等各種のものが提案かつ使用されている。プラスチックの単位部材を使用する例は、特開平9-112792、特開平10-252108、特開平11-222886など各種提案されている。またコンクリート製のボックスカルバートを使用する貯留浸透槽は特開平07-166595に提案されている。
既に地下に埋設物が存在するような場所に埋設する槽にあっては、その埋設物の種類によってはその埋設深度が制限される。かかる場所で少しでもおおくの容量を有する槽を設置しようとするとその制限の中でギリギリの大きさの槽を設置する必要がある。プラスチック単位部材を使用する槽は、そのブロックの大きさを一単位とし、その倍数の大きさの槽しか設置できないがより柔軟にその槽の高さを変えて設計する要請がある。
既に地下に埋設物が存在するような場所に埋設する槽にあっては、その埋設物の種類によってはその埋設深度が制限される。かかる場所で少しでもおおくの容量を有する槽を設置しようとするとその制限の中でギリギリの大きさの槽を設置する必要がある。プラスチック単位部材を使用する槽は、そのブロックの大きさを一単位とし、その倍数の大きさの槽しか設置できないがより柔軟にその槽の高さを変えて設計する要請がある。
本発明は、その高さをより自由に設定可能な槽の提案にある。
本願発明は、地下に埋設される槽であって、平盤と高さ調整材とからなり、平盤と高さ調整材は互いにその中心で契合可能とする契合部を有し、前記平盤と高さ調整材を両者に設けた契合部を介して所定の順に重ねて所定の高さの垂直柱部とし、当該垂直柱部を左右前後に前記平盤が互いに接するように配置することで貯留空間を形成し、当該貯留空間の周囲を透水性もしくは遮水性部材で覆って得られた槽高を調節可能とした槽である。
槽の高さを柔軟に変えた設計ができるよう高さ調節材を使用可能とした。
槽の高さを柔軟に変えた設計ができるよう高さ調節材を使用可能とした。
本願発明は、平盤と高さ調整用材を適宜組み合わせて垂直柱部を構成し、当該垂直柱部を左右前後に配列して貯留空間を形成するようにしたため以下の効果がある。
・ 槽の高さを柔軟に変えることができる。
・ 平板の数を調節することで水平強度を変化させることができる。
・ 槽の高さを柔軟に変えることができる。
・ 平板の数を調節することで水平強度を変化させることができる。
以下本発明を、図を用いてより詳細に説明する。
図1は、本発明の槽に使用する平盤の平面図及びA-A’線での断面図である。
図に示すように平盤は、その裏表の中心にそれぞれ後述する高さ調節材との契合部を有している。図1aは、後述する垂直柱部の最下部及びその途中に使用するものである。図1bは、最上部を平坦とするために使用するためのものでその上部に契合部を有していない。
本平盤は正方形として示してあるが矩形、あるいは図2に示す矩形の各端部を切り欠いて十字形としたもの、八角形にしたものなど平盤同士が水平面で相接する配列できる形状であればよい。また、契合部も凹凸で示してあるが、既存の契合方法が使用可能である。
図1は、本発明の槽に使用する平盤の平面図及びA-A’線での断面図である。
図に示すように平盤は、その裏表の中心にそれぞれ後述する高さ調節材との契合部を有している。図1aは、後述する垂直柱部の最下部及びその途中に使用するものである。図1bは、最上部を平坦とするために使用するためのものでその上部に契合部を有していない。
本平盤は正方形として示してあるが矩形、あるいは図2に示す矩形の各端部を切り欠いて十字形としたもの、八角形にしたものなど平盤同士が水平面で相接する配列できる形状であればよい。また、契合部も凹凸で示してあるが、既存の契合方法が使用可能である。
図3は、高さ調節材が示されている。高さ調節材は、貯留空間を形成する際、その内容積を大きく取れるよう平板と比較すると小さく構成されている。
図に示すように、その表面及び裏面にそれぞれ前述の平盤と契合するための契合部が設けられている。
図に示すように、その表面及び裏面にそれぞれ前述の平盤と契合するための契合部が設けられている。
図4は、上記平盤と高さ調整材を組み合わせて垂直柱部を形成した状態を示している。図では平盤間に3枚の高さ調整材を挟むことで垂直柱部を形成しているが、間に挟む高さ調整材の数を変えることで、必要な高さに調製可能である。
同時に平盤間に挟む高さ調整材の数を少なくし、結果として平盤間の間隔を狭くすることで、水平強度が要求される場合にも対応可能となっている。
同時に平盤間に挟む高さ調整材の数を少なくし、結果として平盤間の間隔を狭くすることで、水平強度が要求される場合にも対応可能となっている。
図5は、垂直柱部を前後左右に配列し、貯留空間を形成した状態を示している。
本貯留空間を適当なシート類で包むことで雨水等の流出抑制あるいは有効利用のために使用される浸透槽あるいは貯留槽が形成される。透水シートで包めば透水槽が得られ、遮水シートで包めば貯留槽が形成される。
また、必要に応じて本貯留空間をコンクリート等で形成した壁あるいは容器内に配列してもよい。
本貯留空間を適当なシート類で包むことで雨水等の流出抑制あるいは有効利用のために使用される浸透槽あるいは貯留槽が形成される。透水シートで包めば透水槽が得られ、遮水シートで包めば貯留槽が形成される。
また、必要に応じて本貯留空間をコンクリート等で形成した壁あるいは容器内に配列してもよい。
図6は、上記貯留空間を地下に埋設し、透水シートで包に、槽の流入口に泥だめますを設け、溢流管を設けた浸透槽を示す概念図である。 また、本例に限らず、遮水シートで包み、オリフィスあるいはポンプをなどの付帯設備を設けることで貯留槽とすることも可能である。
雨水の流出抑制あるいは有効利用のための浸透槽あるいは貯留槽として利用可能である。
1 平盤
2 高さ調節材
3 契合部
4 垂直柱部
5 貯留空間
6 浸透槽
7 泥だめます
2 高さ調節材
3 契合部
4 垂直柱部
5 貯留空間
6 浸透槽
7 泥だめます
Claims (1)
- 地下に埋設される槽であって、平盤と高さ調整材とからなり、平盤と高さ調整材は互いにその中心で契合可能とする契合部を有し、前記平盤と高さ調整材を両者に設けた契合部を介して所定の順に重ねて所定の高さの垂直柱部とし、当該垂直柱部を左右前後に前記平盤が互いに接するように配置することで貯留空間を形成し、当該貯留空間の周囲を透水性もしくは遮水性部材で覆って得られた槽高を調節可能とした槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009214352A JP2011063963A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 槽高を調節可能とした槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009214352A JP2011063963A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 槽高を調節可能とした槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011063963A true JP2011063963A (ja) | 2011-03-31 |
Family
ID=43950477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009214352A Pending JP2011063963A (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 槽高を調節可能とした槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011063963A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012233321A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 空間構築物および雨水等の流出抑制施設 |
JP2016151136A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社 林物産発明研究所 | ユニット部材のアダプター |
-
2009
- 2009-09-16 JP JP2009214352A patent/JP2011063963A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012233321A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 空間構築物および雨水等の流出抑制施設 |
JP2016151136A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社 林物産発明研究所 | ユニット部材のアダプター |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008255767A (ja) | 補強を施した雨水等の貯留浸透施設 | |
JP5700742B2 (ja) | 構築物および構築物を用いた雨水等の流出抑制施設 | |
JP2011063963A (ja) | 槽高を調節可能とした槽 | |
JP2007332694A (ja) | 雨水等の貯留用空間 | |
JP2015055154A (ja) | 防波堤構造物 | |
JP5065361B2 (ja) | 雨水貯留施設用の補強部材および補強部材と骨格ブロックとの嵌合構造 | |
JP2016050423A (ja) | 雨水等の貯留槽 | |
JP5440824B2 (ja) | テーブル状単位部材およびそれを用いる雨水等の貯留浸透施設 | |
JP6186581B2 (ja) | 雨水等の地下式貯留・浸透槽 | |
JP2005330734A (ja) | 雨水浸透施設 | |
JP5252255B2 (ja) | 単位部材を離して配列した雨水等の貯留浸透施設 | |
JP2007284899A (ja) | 強度を有する材質で構成された側壁を有する槽 | |
JP6186582B2 (ja) | 雨水等の地下式貯留・浸透槽 | |
JP7222156B2 (ja) | 雨水の流出抑制用施設の貯留槽構築用の貯留空間 | |
JP2008308960A (ja) | 雨水貯留構造体及びその施工方法 | |
JP6765623B2 (ja) | 壁材で遮水シートを保護した貯留槽 | |
JP2009052373A (ja) | 雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システム | |
KR101857595B1 (ko) | 저류용량을 향상시킨 저류셀 및 이의 연결구조 | |
JP2011144579A (ja) | 蓋部材、組立体、及び、これを用いた地下貯水施設 | |
JP7190122B2 (ja) | 雨水の流出抑制用施設の貯留槽構築用の貯留空間 | |
JP2009150215A (ja) | 雨水貯留槽 | |
JP2017210849A (ja) | 雨水などの貯留浸透施設 | |
JP2022109013A (ja) | 骨格ブロック構造体、挿入ブロック体の製造方法及び骨格ブロック構造体の製造方法 | |
JP2002266335A (ja) | 成形体を組み立てた歪解消空間構築物 | |
JP2017166298A (ja) | 雨水等の貯留浸透施設 |