JP2009052373A - 雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システム - Google Patents

雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システム Download PDF

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Abstract

【課題】 剪断変形に対する抵抗力を十分に有し、当該部材の軽量化を図るとともに、組み立てた場合に大きい空間を確保できて保守点検が容易であり、点検孔からの上下の移動とあわせて水平方向の移動が容易な構造を有する雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システムを提供すること。
【解決手段】 縦部材1がその外側面の長さ方向に複数の溝状あるいは突起状の接合部Aを有し、横部材2がその両側面の長さ方向に溝状あるいは突起状の接合部Bを有するとともに、板状の一部に少なくとも1つの開口部2hを有し、接合部Aと接合部Bとが挿抜可能に嵌合して縦部材1と横部材2が接合することによって、三次元構造体10の内部に縦部材1と平行する空間Vを形成するとともに、1つあるいは隣接する2つの開口部2hによって縦部材1に垂直な通空部H(Ha〜Hd)を形成することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システムに関し、詳しくは、複数の棒状の縦部材と板状の横部材を組み立てて三次元構造体を形成し、その内部に空間を形成可能にする雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システムに関する。
近年、特に都市部で異常降雨や出水、あるいはその逆の異常乾燥といった問題が頻繁に生じており、その原因としてヒートアイランド現象が取り上げられている。かかる現象を緩和するため、雨水を利用する施設の構築が提案されており、雨水貯留構造物あるいは雨水貯留用充填材などの開発が進んでいる。
このような雨水貯留構造物として、例えば、地面にピットを堀り、その外表面に遮水シートを敷設して、その上面に複数の容器状部材を縦横および上下に積み上げ、さらに最上部に覆土などを施して被覆し、雨水を貯留する構造物が提案されている。具体的には、図8に示すように、地面101を掘下げてタンク部102を構成する。タンク部102の形状は平面四辺形を基本として造成し、側壁部102aは緩やかな傾斜面とする。このタンク部102の底部102bおよび側壁部102aには、コンクリート等は打設しない。このタンク部102の底部102bには、砂利を敷き詰め、砂利層103を構成し、その砂利層103上に箱形部材104,104・・・を連設配置する構造物が形成されている。ここで、109は被覆層、110は側溝、111は流出口を表す(例えば特許文献1参照)。
あるいは、中空体である複数の着脱自在支柱を、連結部材によって垂直に固定してなる雨水貯留用充填材であって、連結部材が着脱自在の連結桟および縁枠により一体的に連結する等して、運搬中における隅部での支柱の脱落を防止できるようにした構造物が提案されている。具体的には、図9に示すように、中空体である複数の着脱自在支柱231を連結部材211によって垂直に固定してなり、前記連結部材211は、着脱自在支柱231の端部を挿入固定する複数の支柱嵌合部212を有し、支柱嵌合部212を連結桟221及び縁枠226で一体に連結してなる。前記支柱嵌合部212は支柱端部を挿入する筒部213と内部に設けたストッパー214からなり、筒部213はストッパー214によって上面開口部213aと下面開口部213bに分割されている。隅部における下面開口部213bは、縁枠226の下端から下方に突出している(例えば特許文献2参照)。
特開昭63−268823号公報 特開2004−19205号公報
しかしながら、上記実施形態の雨水貯留構造物あるいは雨水貯留用充填材には、以下のような課題があった。
(i)容器状部材や着脱自在支柱と連結部材とからなる雨水貯留用充填材を使用しており、点検用の十分な広さの空間が形成されていないため、保守点検は実質上できず、永年の使用により土砂が蓄積して所定の機能を発揮し得なくなった場合にも、清掃作業は容易でなく、機能を復帰させることはできない。
(ii)また、雨水貯留浸透槽の内部を点検用としてマンホール等を設置するが、それはマンホールが槽の骨組み部材に接する開口部の内側(近傍)もしくは、有孔のマンホールを槽の底部まで設置し槽内の水位、水質を点検する程度であった。
(iii)さらに、容器状部材や充填材を構成する骨組み部材は、十分な強度を有し、広い空間を確保することとともに、雨水貯留浸透槽の内部全体の保守点検のために点検孔から槽内への上下移動とあわせて水平方向の移動が求められることがある。
(iv)また、上記従来技術の容器状部材や充填材を運搬する場合は、これらが雨水を貯留するための大きな空間を内蔵して嵩張るため、搬送量の割に輸送コストが高くかかるという問題がある。しかも、これらの容器状部材や充填材は形状が固定されているため、雨水貯留浸透槽の形状に対して柔軟に対応できないという問題もある。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の有する問題点に鑑みて、剪断変形に対する抵抗力を十分に有し、当該部材の軽量化を図るとともに、組み立てた場合に大きい空間を確保できて保守点検が容易であり、点検孔からの上下の移動とあわせて水平方向の移動が容易な構造を有する雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システムを提供することにある。しかも、個々の構成部材から組立を容易にして、現地での組立を可能にすることにより輸送コストを低減でき、かつ雨水貯留浸透槽の形状に対して柔軟に対応可能な雨水貯留システム用構造部材とこれを備えた雨水貯留浸透システムを提供することにある。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、以下に示す雨水貯留浸透システム用構造部材およびこれを用いた雨水貯留浸透システムによって、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、複数の棒状の縦部材と板状の横部材を組立てて三次元構造体を形成する雨水貯留浸透システム用構造部材において、
(1)前記縦部材が、その外側面の長さ方向に複数の溝状あるいは突起状の接合部Aを有し、
(2)前記横部材が、その両側面の長さ方向に溝状あるいは突起状の接合部Bを有するとともに、板状の一部に少なくとも1つの開口部を有し、
前記接合部Aと前記接合部Bとが挿抜可能に嵌合して前記縦部材と前記横部材が接合することによって、
前記三次元構造体の内部に縦部材と平行する空間を形成するとともに、1つあるいは隣接する2つの前記開口部によって縦部材に垂直な通空部を形成することを特徴とする。
この構成によれば、縦部材と横部材によって組立てられた三次元構造体において、各部材によって形成される縦方向の空間によって、上下方向の移動を可能にすると同時に、横部材に設けられた通空部によって形成される横方向の人が移動可能な大きさの空間によって水平方向の移動が可能となる。このとき、該通空部は、1つの開口部によって人が移動可能な大きさを形成することも可能であり、あるいは隣接する2つの横部材に形成された開口部が合体して1つの人が移動可能な大きさを形成することも可能である。また、縦部材と横部材は点ではなく線接合を行うことができることから、剪断変形に対する抵抗力が得られ、結果として耐震性能が格段に向上する。さらに、横部材に設けられた開口部によって、通空部の形成とともに三次元構造体全体の軽量化を図ることが可能となる。また、縦部材においてはその外側面の長さ方向に設けられ、横部材においてはその両側面の長さ方向に設けられた溝状あるいは突起状の接合部を用い、これらの部材を挿抜可能に嵌合して組立てることによって、個々の構成部材から組立を容易にして、現地での組立を可能にすることにより輸送コストを低減でき、かつ雨水貯留浸透槽の形状に対して柔軟に対応することが可能となる。このとき、例えば、縦部材に溝状の接合部が設けられていれば、横部材の突起状の接合部と嵌合するが、縦部材に溝状のみならず突起状の接合部を設けることも可能である。
その結果、剪断変形に対する抵抗力を十分に有し、当該部材の軽量化を図るとともに、組み立てた場合に大きい空間を確保できて保守点検が容易であり、点検孔からの上下の移動とあわせて水平方向の移動が容易な構造を有する雨水貯留浸透システム用構造部材を提供することが可能となり、しかも、個々の構成部材から組立を容易にして、現地での組立を可能にすることにより輸送コストを低減でき、かつ雨水貯留浸透槽の形状に対して柔軟に対応可能な雨水貯留システム用構造部材を提供することが可能となった。
本発明は、上記雨水貯留浸透システム用構造部材であって、前記開口部が、少なくとも一つの辺部を切欠くアーチ形状であることを特徴とする。
上記のように、横部材は、点検孔からの上下の移動とあわせて水平方向の移動を確保するという三次元構造体形成上重要な機能を果たすとともに、その強度を確保することも非常に重要である。本発明は、横部材に形成する開口部をアーチ形状にすることによって、上載荷重を効率よく分散させ所望の強度を確保することができるともに、該開口部によって横部材の軽量化を図ることができる。また、隣接する2つの横部材の各開口部を上下に組み合わせることにより所望の通空部面積を確保するとともに、開口部の開口を同方向に向けることによって通空部のない仕切りを形成することが可能であり、雨水貯留浸透システムにおける貯留水の量あるいは水平方向の移動を必要とする位置などを任意に設定することが可能となる。
なお、ここでいう「アーチ形状」とは、必ずしも半円形状に限定されず、楕円や放物線などの一部に近似される形状、あるいは一部にこれらと直線を有する形状など、広く曲線の一部を形成する形状をいうものとする。
本発明は、上記雨水貯留浸透システム用構造部材であって、前記接合部Aが、前記縦部材の中心軸から互いに垂直な4方向のうちの少なくとも2つの方向に設けられることを特徴とする。
縦部材と横部材によって組立てられた三次元構造体においては、縦方向の空間は、円筒状あるいは角柱状に形成されることが、上下方向の移動に好ましい。本発明は、縦部材に設けられる接合部Aを縦部材の中心軸から互いに垂直な4方向のうちの少なくとも2つの方向に設けることによって、横部材を直線方向あるいは垂直方向に配列することが可能となり、桝目状の強固な三次元構造体を形成することができる。
本発明は、上記雨水貯留浸透システム用構造部材であって、前記横部材の少なくとも一つの辺部の側面に溝状あるいは突起状の接合部Cを有し、前記三次元構造体を形成するときに、前記接合部Cに嵌合する中間部材を介して、隣接する横部材同士の接合を行うことを特徴とする。
上記のように、縦部材と横部材の線接合によって剪断変形に対する抵抗力を向上させることができる。本発明は、さらに、隣接する横部材においても同様の線接合を図ることによって、上方からの加重によるたわみに対するだけでなく、横方向あるいはねじれ方向からのたわみに対しても、横部材の強度が一層高まり、三次元構造体全体の強度をさらに向上させることができる。また、こうした縦部材と横部材の互いに線接合によって形成される三次元構造体は、例えば8個の部材によって形成される1つのユニットごとに非常に堅固な構造体を形成することから、施工時に作業者が組み立てる過程において、より安定した作業ができる。
本発明は、雨水貯留浸透システムであって、上記いずれかに記載の構造部材を用い、複数の前記横部材によって囲まれた縦方向の空間を形成可能にするとともに、前記切欠き部によって横方向に貫通する空間を形成可能にすることを特徴とする。
上記の構造部材を用いて形成される雨水貯留浸透システムは、大きい空間および通空部を確保できて保守点検が容易であり、しかも個々の構成部材から容易に組立てることができる。従って、現地での組立を可能にすることにより輸送コストを低減でき、かつ雨水貯留浸透槽の形状に対して柔軟に対応可能な雨水貯留浸透システム用構造部材を備えた雨水貯留浸透システムを提供することができる。
本発明に係る実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材>
本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材(以下「本構造部材」という)は、
外側面の長さ方向に複数の溝状あるいは突起状の接合部Aを有する棒状の縦部材と、
両側面の長さ方向に溝状あるいは突起状の接合部Bを有するとともに、一部に少なくとも1つの開口部を有する板状の横部材を、
接合部Aと接合部Bとが挿抜可能に嵌合して縦部材と横部材を接合し、これらを組立てて三次元構造体を形成することによって、
その内部に縦部材と平行する空間(以下「縦空間」という)を形成するとともに、1つあるいは隣接する2つの開口部によって、縦部材に垂直な通空部を形成することを特徴とするものである。
図1は、本構造部材の構成要素として使用する縦部材1と横部材2とを組み立てて形成された三次元構造体(以下「構造体」という)の単位ブロックの1つの実施態様例を斜視図として示す。4本の所定の長さを有する棒状の縦部材1と、所定の面積を有する板状の横部材2(具体的に図1においては2a〜2dが該当する)が組合せられ、縦空間Vが形成されるとともに、通空部Ha,Hcが形成される。また、図1においては、アーチ形状の開口部2hを有する横部材2bおよび2dを組合せて単位ブロックを構成し、通空部Ha,Hcを形成する場合を例示したが、仕様に応じて種々の変形が可能である。例えば、横部材2bおよび2dにおいて、通空部Ha,Hcと同様通空部を有し、4方向に通空部を有する単位ブロックを形成することも可能であり、その数量および位置関係、あるいは後述するように通空部の形状についても任意に設定することが可能である。
ここで、単位ブロックの大きさについては、樹脂の強度、要求仕様あるいは成形用機械の特性などを考慮して設定される。一般に、単位ブロックを大きくすれば、要求される強度を確保するために、縦部材1および横部材2の肉厚を大きくする必要があり、各部材の重量が大きくなり操作性・作業性が悪くなる。従って、一辺L=300〜1600mm程度の単位ブロックが好ましい。また、雨水貯留浸透槽の内部全体の保守点検のために、点検孔から槽内への上下移動と合せて水平方向の移動ができるように、例えば、一辺800mm以上の空間および開口、あるいは直径800mm以上の空間および開口を確保できる最小限度の大きさが好ましい。
〔縦部材1について〕
ここで、縦部材1は、図2(A)〜(C)に例示するように棒状体で形成され、仕様に合った任意の長さを設定することが可能であり、棒状体の断面は同一形状を有することが好ましい。また、複数を垂直に接続する場合には、縦部材1の一端部1aを他端部1bと嵌合しうる構造(図示せず)とし、隣接する縦部材1同士を接合することによって、任意の高さ(深さ)の構造体を形成することができる。あるいは、両端部1a,1bの加工をせずに、図2(B−1)および(B−2)に例示するように、縦部材1に中空部1cに支柱(図示せず)を挿入する方法や、別途接続部材(図示せず)を用いて両端部1a,1bを接合する方法も可能である。また、構造体を形成する場合、単位ブロックごとに1つの縦部材1を用いる方法や複数の単位ブロックを1つの縦部材1で形成する方法、あるいは1つの縦部材1で1つの縦の構造体を形成する方法が可能である。このとき、構造体が求められる強度および輸送面や組立時の作業性に対応して、縦部材1の形状(外径や肉厚あるいは長さ)や本数を設定することが好ましい。
縦部材1の材質は、構造体の強度および無害性が確保され、長期の雨水との接触によって変質・腐蝕されない材料であれば、特に制限されないが、接合部Aの加工性あるいは輸送や現場での組立作業の容易性などから軽量で成型が容易な樹脂製素材が好適である。具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を使用してもよいし、必要な強度が得られれば、各種の熱可塑性樹脂を使用することができる。また、樹脂製に代えてステンレス鋼などの金属製パイプとすることもでき、樹脂製パイプ状縦部材の内部にコンクリートを注入したり、あるいは鉄筋コンクリートを挿入したりして補強してもよい。
また、縦部材1は、その外側面1dの長さ方向に複数の溝状あるいは突起状の接合部Aを有している。図2(B)は、4つの溝状の接合部Aを有するタイプを例示するもので、円筒体の外側(外周)面1dに接合部Aを配設したタイプ(B−1)、円筒体の外周面1dに接合部Aを内設したタイプ(B−2)、および角柱体の外側面1dに接合部Aを内設したタイプ(B−3)を示している。また、図2(C)は、4つの突起状の接合部Aを有するタイプを例示するもので、円筒体の外周面1dに接合部Aを配設したタイプ(C−1)、角柱体の外側面1dに接合部Aを配設したタイプ(C−2)を示している。
接合部Aの形状は、接合部Bと挿抜可能に嵌合でき、強度を確保できる形状であれば特に制限されるものではなく、例えば、図2(B)や(C)のような断面形状以外に、図2(D)に例示する(D−1)〜(D−3)のような断面形状などを挙げることができる。
このとき、接合部Aが、図2(B)に示すように、縦部材1の中心軸1xから互いに垂直な4方向のうちの少なくとも2つの方向に設けられることが好ましい。図1のような単位ブロックを上下・縦横に拡張して任意の大きさの構造体を形成することが可能となる。このとき、各単位ブロックが縦部材1を共有しながら接合することによって、強固な構造体を形成することが可能となる。
〔横部材2について〕
横部材2は、図3(A)に例示するように板状体で形成され、両側面2e,2eは接合する縦部材1の長さによって規制され、辺部2f,2fは仕様に合った任意の長さを設定することが可能である。ここで、横部材2は、縦部材1と接合するために、その両側面の長さ方向に溝状あるいは突起状の接合部Bを有していることを特徴とする。具体的には、横部材2の平面図で例示すると、図3(B)のような突起状の接合部Bを有するタイプと、図3(C)のような溝状の接合部Bを有するタイプがある。前者は図2(B)のような溝状の接合部Aと挿抜可能に嵌合して接合し、後者は図2(C)のような突起状の接合部Aと挿抜可能に嵌合して接合することによって、堅牢で現地での組立が可能な構造体を作製することができる。接合部Bの形状は、接合部Aと挿抜可能に嵌合できる形状であることから、例えば、図2(D−1)〜(D−3)のような接合部Aの形状に合せて、図3(D−1)〜(D−3)のような断面形状などを挙げることができる。
また、横部材2は、板状体を形成することによって所望の強度を確保することができるが、図3(A)において二重線で表記するように、横部材2の各端部近傍および各端部を結ぶリブ2rを厚肉状に形成することによって、板状体中央部の厚みを薄くしても所望の強度を確保することができるとともに、さらに横部材2全体の軽量化を図ることが可能となる。また、横部材2の材質は、縦部材1と同様、樹脂製素材が好適であるが、上記のように種々の素材を用いた態様が可能である。
横部材2は、構造体の構成要素であるとともに、本構造部材においては、通空部Hを形成する重要な役割を担っている。具体的には、図3(A)に示すように、横部材2の中央に略円状の開口部2hが設けられ、空間あるいは開口の一辺あるいは直径を800mm以上とすることによって、人が移動可能な大きさの通空部Hを形成する構成例を挙げることができる。なお、通空部Hの形状は、人が移動可能であれば、略円状に限定されるものではなく、略楕円状や菱形状など種々の形状を用いることができる。図3(E)はその一例として、略正方形状あるいは略長方形状に形成することが可能である。このとき、通空部Hの角部と横部材2の外周端部の角部を結ぶリブ2rを厚肉状に形成することによって、横部材2の補強を行うことができる。また、通空部Hの形成は、こうした構成例に限定されるものではなく、以下に例示するようにいくつかの構成例を挙げることができる。
図3(F)は、図3(A)に示す構成例を2つに分割した構造を有する横部材2を例示する。横部材2は、その一つの辺部2gを切欠いて開口部2hを形成する。こうした構造を有する横部材2においては、1つには、図3(G)のように横部材2を2つ用い、その開口部2h同士を突き合せることによって、図3(A)と同形状の通空部Hを形成することができる。また、この横部材2は、図3(H)のように、開口部2hを同一方向に合せることによって、通空部のない仕切りを形成することが可能である。このとき、開口部2hをアーチ形状にすることが好ましい。アーチ形状にすることによって、図3(G)においては、略円形状の通空部Hを形成することができることから、通空部Hを形成する周端部2iを強化することができる。また、図3(H)においては、開口部2hを仕切る辺部2fによって梁が形成されるとともに、アーチ形状によって、上載荷重を効率よく分散させ所望の強度を確保することができる。なお、ここでいう「アーチ形状」とは、既述のように、必ずしも半円形状に限定されず、広く曲線の一部を形成する形状をいうものとする。
また、横部材2において、両側面2e,2eに設けた接合部Bと別に、図4(A)および(B)に示すように、辺部2f,2fあるいは2f,2gの少なくとも一つの辺部の側面に溝状あるいは突起状の接合部C,Cを設けることも好ましい。図4(C)に示すように、接合部C,Cに嵌合する中間部材Dを介して、隣接する2つの横部材2,2同士を嵌合状態で接合することができることから、構造体全体の強度をさらに向上させることができる。
図5(A)は、横部材2の1つ辺部2gのみならず他の辺部2gをも切欠いて開口部2h,2hを形成する構成例を例示する。図5(B)に示すような2つの横部材2,2を接合した状態と、図3(A)に示す横部材2を2つ接合した状態とを比較すると、中央部2jによって縦部材1を支える点において共通するとともに、本構成例においては、2つの辺部2fの機能を1つの中央部2jが果たすことによって、強度を殆ど変えずに、横部材2全体の空間占有率を最大にすることができる点において優れている。また、辺部2g,2gに両側面2e,2eと同様の接合部Bを設けた場合には、図5(C)に示すように、本構成例を90度回転することによって、通空部Hを形成しない横部材2として使用することも可能である。
〔構造体について〕
上記においては、主としてブロック単位に形成される構造体について述べたが、水貯留浸透システムを形成する構造体は、この単位ブロックを縦方向、横方向および高さ方向に接合して構成される。具体的には、図6(A)の平面図に例示するように、縦部材1を共有しながら4つの方向に横部材2を嵌合させながら繰り返し接合することによって、桝目状の単位ブロックを上下・縦横に拡張して任意の大きさの構造体を形成することが可能となる。また、図6(A)および上記構造部材の説明においては、縦空間を形成する構成のみについて述べたが、縦部材1の接合部分において、縦部材1と横部材2それぞれに垂直な板状体を挿入し、縦空間を遮断する構造あるいは通過不可能な構造を形成することが可能である。特に構造体に対する横方向および斜め方向からの力に対する強度を挙げることができる。
このとき、図3(C)に示す横部材2を用いた場合には、隣接する2つの横部材2の各開口部2hの方向を設定することによって、通空部Hあるいは通空部Hを形成しない液の流通が可能な壁部を形成することができる。具体的には、図6(B)の正面図に例示するように、下4段に2つの通空部Hを有し、上4段に辺部2fによる仕切りを有する構造体を形成することが可能となる。これによって、複数の縦空間を形成されるとともに、その縦空間のいくつかを任意に通空部Hによって移動可能に接続することができる構造体を形成することが可能となる。従って、こうした構造体を形成することによって、雨水貯留浸透システムにおける貯留水の量あるいは水平方向の移動を必要とする位置などを任意に設定することが可能となる。なお、構造体の大きさについては、<本発明に係る雨水貯留浸透システム>において後述する。
また、こうした縦部材1と横部材2が互いに線上おいて嵌合状態で接合することによって形成される構造体は、単位ブロックごとに堅固な構造体を形成することから、施工時に作業者が組み立てる過程において、より安定した作業ができるとともに、雨水貯留浸透システムに用いる構造体全体として非常に堅固な構造体を構成することができる。
<本発明に係る雨水貯留浸透システム>
本発明に係る雨水貯留浸透システム(以下「本システム」という)は、上記いずれかの構造部材を用い、複数の縦空間を形成可能にするとともに、通空部によって横方向に貫通する空間(以下「横空間」)を形成可能にすることを特徴とする。
図7は、本システムの1つの実施形態を例示するもので、以下、本構造部材を用いて本システムを組み立てた場合について説明する。
本システムを形成するに当たり、まず地面に1〜5m程度の地面凹部(以下、ピットということがある)を掘削・形成するとともに、ピット周囲に側溝11を形成し、ピットの底面に砕石、砂などを敷設・施工し平準化して基礎12を形成する。その表面に遮水材である遮水シート13を敷設した後、樹脂製の縦部材1と横部材2とから、図1に示す単位ブロックを形成しつつ、更に継ぎ足し拡張して、ピットの内容積に応じた構造体10を配置する。ピットの内容積が大きい場合にはピット内で構造体10を組み立ててもよいし、構造体10をピット外で組み立てた後、ピット内に配置するようにしてもよい。このようにして組み立てた構造体10は、樹脂製あるいは金属製などのベルトで締結・固定されることが好ましい。
ついで、ピット内に配置された構造体10の側面部14,14は、必要に応じて埋め戻しを行うとともに、側溝11よりピット内に雨水を流し込み可能に連通する配管15を敷設し、さらに、上面に遮水シート13を被覆し、その上から0.5〜2m程度の土砂を被覆して覆土16とする。これら、上面の遮水シート13、覆土16などは、被覆層を形成する。また、これら被覆層16の複数箇所には、点検孔が設けられていてもよい。なお、構造体10に遮水シート13を被覆する代わりに、透水性シートを被覆して雨水を浸透させるようにしてもよい。側溝11は、その底部に泥溜17が形成されるように、底部が幾分深くなっている。
ここで、構造体10の大きさについては、要求仕様によって任意に設定されるが、(i)必要とされる雨水貯留浸透槽の内部容積を確保すること、および(ii)その保守点検が可能な空間および開口を確保できること、に加え、(iii)積載される単位ブロックの自重および覆土16による圧縮に耐えうる強度を確保できること、が求められることから、例えば、樹脂製の構造体10については、図7における長さおよび奥行きを、数m〜数100m程度とし、高さを数m以下程度とすることが好ましい。
また、構造体10は、少なくとも108kN/m以上の圧縮強度を有することが好ましい。このようにすれば、最上部に覆土2m程度(負荷:約36kN/m)を施工したとしても、土圧の3倍以上となる十分な強度を有する。具体的には、長さ約80cmの縦部材1と長さ約80cmの横部材2を組み合わせる場合には、縦部材1は、1.56本/mとなり、少なくとも圧縮強度約69.2kN/本を有する縦部材1を用いることが好ましい。ただし、縦部材1と嵌合状態で接合する横部材2の補強機能によって、その1/2以下であっても十分な強度を確保することができる。
このようにすることにより、一旦雨水を貯留して、庭園などへの散水、洗浄水、非常用水など各種用途に利用したり、大量の雨水を徐々に放流できるような調整機能を備えさせたりすることができる。しかも、コンクリートで構成する場合に比べて、養生期間などが不要であることから、雨水貯留構造物の構築速度を格段に早くすることができる。
本発明に係る雨水貯留構造物は、雨水を貯留して利用するタンクとしての用途に止まらず、ビオトープ等として利用することもできる。
本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材の単位ブロックの1つの実施態様を例示する斜視図。 本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材を構成する縦部材を例示する説明図。 本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材を構成する1の横部材を例示する説明図。 本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材を構成する他の横部材を例示する説明図。 本発明に係る雨水貯留浸透システム用構造部材を構成する他の横部材を例示する説明図。 本発明に係る雨水貯留浸透システムに用いる構造体を例示する説明図。 本発明に係る雨水貯留浸透システムを例示する説明図。 従来技術に係る1の雨水貯留構造物を例示する説明図。 従来技術に係る他の雨水貯留構造物を例示する説明図。
符号の説明
1 縦部材
1a,1b, 端部
1c 中空部
1d 外周面
2、2a,2b,2c,2d 横部材
2e 側面
2f,2g 辺部
2h 開口部
2j 中央部
2r リブ
10 三次元構造体(構造体)
A,B,C 接合部
D 中間部材
H,Ha,Hc 通空部
V 縦空間

Claims (5)

  1. 複数の棒状の縦部材と板状の横部材を組立てて三次元構造体を形成する雨水貯留浸透システム用構造部材において、
    (1)前記縦部材が、その外側面の長さ方向に複数の溝状あるいは突起状の接合部Aを有し、
    (2)前記横部材が、その両側面の長さ方向に溝状あるいは突起状の接合部Bを有するとともに、板状の一部に少なくとも1つの開口部を有し、
    前記接合部Aと前記接合部Bとが挿抜可能に嵌合して前記縦部材と前記横部材が接合することによって、
    前記三次元構造体の内部に縦部材と平行する空間を形成するとともに、1つあるいは隣接する2つの前記開口部によって縦部材に垂直な通空部を形成することを特徴とする雨水貯留浸透システム用構造部材。
  2. 前記開口部が、少なくとも一つの辺部を切欠くアーチ形状であることを特徴とする請求項1記載の雨水貯留浸透システム用構造部材。
  3. 前記接合部Aが、前記縦部材の中心軸から互いに垂直な4方向のうちの少なくとも2つの方向に設けられることを特徴とする請求項1または2記載の雨水貯留浸透システム用構造部材。
  4. 前記横部材の少なくとも一つの辺部の側面に溝状あるいは突起状の接合部Cを有し、前記三次元構造体を形成するときに、前記接合部Cに嵌合する中間部材を介して、隣接する横部材同士の接合を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の雨水貯留浸透システム用構造部材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の構造部材を用い、複数の前記横部材によって囲まれた縦方向の空間を形成可能にするとともに、前記切欠き部によって横方向に貫通する空間を形成可能にすることを特徴とする雨水貯留浸透システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101067046B1 (ko) * 2010-11-03 2011-09-22 (사단법인) 한국복합신소재구조학회 빗물 저류침투시설을 위한 모듈
JP2012036714A (ja) * 2010-07-12 2012-02-23 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 空間形成物
KR101147512B1 (ko) * 2010-06-22 2012-05-21 주식회사 엠에스테크 평면부지의 직접배수방식 빗물처리 저류시설, 그 저류시설에 이용되는 직접배수방식 빗물처리 저류시설용 저류 블록 및 배수 블록

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