JP2011061417A - 圧電振動デバイス及びその圧電振動デバイスの製造方法 - Google Patents

圧電振動デバイス及びその圧電振動デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ウエハ及び金属ボールの静電気を除去する圧電振動デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】 圧電振動デバイスの製造方法は、励振電極を有する振動片を有する圧電フレームが複数形成された圧電ウエハと、封止材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔と1貫通孔(41)及び第2貫通孔(43)に形成された第1貫通孔電極(41EL)及び第2貫通孔電極(43EL)とを有するベース(40)が複数形成されたベースウエハ(400)とを接合して、圧電振動デバイス(100)を製造する。また、製造方法は、ベースの第1貫通孔電極とベース(40)に隣接する別のベース(40)の第1貫通孔電極(41EL)又は第2貫通孔電極(43EL)のいずれか一方に接続する接続配線(48,49)をベースウエハ(400)に形成する工程を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特に貫通孔を封止材で封止する圧電振動デバイスに関する。
従来、圧電振動デバイスはパッケージ内部に圧電振動片を収容し、圧電振動片はパッケージ内の電極部に接合されている。通常パッケージは、ガラス、水晶あるいはセラミックスを部材として形成されている。このパッケージ底部には、パッケージ内部と底部とに貫通するスルーホールが形成されており、パッケージ内部に設置した圧電振動片と外部端子とを接続可能にしている。このスルーホールには高温ハンダなどの導電性材料を充填させ、圧電振動片と外部端子とを電気的に接続している。
例えば、パッケージにスルーホールを形成した圧電振動デバイスは特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1では、スルーホールに導電性材料(封止材)を充填させ圧電振動デバイスの小型化と高性能化を実現している。
特開平06-350376号公報
しかしながら、スルーホールを充填させるために用いる球状の封止材(以下金属ボールと称する)は、各々のスルーホールに配置させる必要がある。そのため数百から数千のスルーホールを形成したウエハに数百から数千の金属ボールが所定位置に配置される。この際に非導電性で形成されたウエハ自体が処理過程において静電気により帯電している場合には、金属ボールが所望の位置へ配置できないことがある。また、金属ボール自体が静電気により帯電し、金属ボール同士がクーロン力により引き合いくっついてしまうことがある。このため、静電気の問題を回避するためには専用の静電気除去装置を設置する必要があり、製造コストが上昇する問題がある。
本発明の目的は、専用の静電気除去装置を設置することなくウエハ及び金属ボールの静電気を除去する圧電振動デバイスの製造方法及び圧電振動デバイスを提供することである。
第1の観点の圧電振動デバイスの製造方法は、励振電極を有する振動片を有する圧電フレームが複数形成された圧電ウエハと、封止材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔と第1貫通孔及び第2貫通孔に形成された第1貫通孔電極及び第2貫通孔電極とを有するベースが複数形成されたベースウエハとを接合して、圧電振動デバイスを製造する。また、製造方法は、ベースの第1貫通孔電極とベースに隣接する別のベースの第1貫通孔電極又は第2貫通孔電極のいずれか一方に接続する接続配線をベースウエハに形成する工程を備える。
第2の観点の圧電振動デバイスの製造方法は、第1の観点に示された製造方法の接続配線を形成する工程において、第1貫通孔電極又は第2貫通孔電極を形成する際に同時に行われる。
第3の観点の圧電振動デバイスの製造方法は、第1の観点及び第2の観点に示された製造方法の接続配線の幅は、第1貫通孔又は第2貫通孔の径よりも狭く形成される。
第4の観点の圧電振動デバイスの製造方法は、第1の観点から第3の観点のいずれか一項に記載の製造方法において、接続配線を接地(アース)する接地工程と、接地工程の後に、第1貫通孔電極又は第2貫通孔電極に封止材を配置する工程と、封止材を溶融して第1貫通孔及び第2貫通孔を封止する工程とを備える。
第5の観点の圧電振動デバイスの製造方法は、第4の観点に示された封止の工程の後に、第1貫通孔を覆う第1外部電極及び第2貫通孔を覆う第2外部電極を形成する工程と、ベースウエハから個々のベースに切断する工程とを備える。
第6観点の圧電振動デバイスは、第1の観点から第5の観点のいずれか一項に記載の製造方法で形成され、ベースの底面に接続配線が形成されていることを備える。
本発明の圧電振動デバイスの製造方法は、ベースウエハ又は封止材の静電気による帯電を特別な静電気除去装置を設置することなく除去することができるため、製造コストの上昇を招くことなく製造することができる。
(a)は、第1水晶振動子100の断面での構成を示す。 (b)は、第1リッド20の底面(下面)図である。 (c)は、水晶フレーム50の上面図である。 (d)は、第1ベース40の上面図である。 (a)は、第1ベース40の底面側を示した図である。 (b)は、(a)のB−B断面を示した図である。 (c)は(a)から第1外部電極45及び第2外部電極46を取り除いた図である。 第1リッドウエハ200、水晶ウエハ500及び第1ベースウエハ400を下面から見た図である。 封止工程前の第1ベースウエハ400の底面(下面)を示した図である。 (a)は、第1外部電極45及び第2外部電極46が形成されていない第1ベース40を示した図である。 (b)は、(a)のC―C断面を示し、金属ボール60の配置を示した図である。 第1水晶振動子100にかかる製造方法を示すフローチャートである。 (a)は、第2水晶振動子110の断面での構成を示す。 (b)は、第2リッド20Wの底面(下面)図である。 (c)は、金属膜54が形成されていない水晶フレーム50の上面図である。 (d)は、第2ベース40Wの上面図である。 第2水晶振動子110にかかる製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明について図面を参照して説明する。
<第1実施形態:第1水晶振動子100の構成>
図1は、第1実施形態にかかる第1水晶振動子100の概略図を示している。
図1(a)は、(c)のA−A断面における第1水晶振動子100の構成を示し、(b)は、第1リッド20の内面図であり、(c)は、水晶フレーム50の上面図であり、(d)は、第1ベース40の上面図である。
図1(a)において、第1水晶振動子100は、音叉型水晶振動片30を備えた水晶フレーム50を中心として、その水晶フレーム50の下に第1ベース40が接合され、水晶フレーム50の上に第1リッド20が接合されている。第1リッド20及び第1ベース40は例えばガラスで形成され、第1リッド20はリッド側凹部27を水晶フレーム50側の片面に有している。また、第1ベース40はベース側凹部47を水晶フレーム50側の片面に有している。水晶フレーム50は、エッチングにより形成された音叉型水晶振動片30を有している。
図1(b)に示すように、第1リッド20はガラスを材料とし、エッチングによりリッド側凹部27が形成されている。
図1(c)に示すように、水晶フレーム50は同じ厚さで一体に形成されている水晶基板である。水晶フレーム50はその中央部にいわゆる音叉型水晶振動片30とその周囲を囲む外枠部51とを有しており、音叉型水晶振動片30と外枠部51との間には空間部52が形成されている。また、音叉型水晶振動片30と外枠部51とは支持腕53で接続されている。音叉型水晶振動片30の外形を規定する空間部52は水晶エッチングにより形成されている。音叉型水晶振動片30は、基部31と基部31から伸びる一対の振動腕32とを有している。音叉型水晶振動片30と支持腕53と外枠部51とは一体に形成されている。基部31から外枠部51にかけ第1主面に第1基部電極33と第2基部電極34とが形成され、第2主面にも同様に第1基部電極33と第2基部電極34とが形成されている。
音叉型水晶振動片30の振動腕32には溝部37が形成され、第1主面及び第2主面に第1励振電極35及び第2励振電極36が形成されている。第1励振電極35は、基部31から外枠部51に形成された第1基部電極33につながっており、第2励振電極36は、基部31から外枠部51に形成された第2基部電極34につながっている。また、音叉型水晶振動片30の振動腕32の先端には、錘部38が形成されている。第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部38は、同時にフォトリソグラフィ工程で形成される。これらに電圧が加えられると音叉型水晶振動片30は所定の周波数で振動する。錘部38は音叉型水晶振動片30の振動腕32が振動し易くなるための錘であり且つ周波数調整のために設けられる。
音叉型水晶振動片30の第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部38は、スパッタリング若しくは真空蒸着をして金属膜を形成しフォトリソグラフィ工程を経て形成される。具体的には、基部電極は、下地としてクロム(Cr)、ニッケル(Ni)又はチタン(Ti)などをスパッタリングで形成し、その上に金層(Au)又は銀層(Ag)を重ねた金属膜を使用する。
また、外枠部51の表面及び裏面には金属膜54が形成されている。金属膜54は、スパッタリング若しくは真空蒸着などの手法により形成する。金属膜54はアルミニュウム(Al)層から構成され、アルミニュウム層の厚みは1000Å〜1500Å程度とする。
図1(d)に示すように、第1ベース40はガラスを材料とし、エッチングによりベース側凹部47を設ける際、同時に第1スルーホール41及び第2スルーホール43が形成される。第1ベース40の表面には、第1接続電極42並びに第2接続電極44を備えている。
第1スルーホール41及び第2スルーホール43には、その内面から底面にかけて第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43ELが形成される。それら第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43ELは、第1接続電極42及び第2接続電極44と同時にスパッタリング若しくは真空蒸着をしてその後フォトリソグラフィ工程で形成される。第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43EL(図2(c)を参照)は、クロム(Cr)又はニッケル(Ni)の下地層の上に、金(Au)層又は銀(Ag)層が形成される。
図2(a)は図1(d)の第1ベース40の底面側を示した図である。図2(b)は(a)のB−B断面を示した図である。図2(c)は(a)から第1外部電極45及び第2外部電極46を取り除いた図である。
図2(a)に示されるように、第1ベース40の底面にメタライジングされた第1外部電極45及び第2外部電極46を備える。図2(b)に示されるように、図1(d)で示された第1接続電極42は、第1スルーホール41を通じて第1ベース40の底面に設けた第1接続配線48に接続する。同様に、図1(d)で示された第2接続電極44は、第2スルーホール43を通じて第1ベース40の底面に設けた第2接続配線49に接続する。第1接続配線48及び第2接続配線49も第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43ELと同時にスパッタリング若しくは真空蒸着をしてその後フォトリソグラフィ工程で形成される。
第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、封止材である金属ボール60(図5を参照)が溶融されて封止されている。第1接続配線48及び溶融された金属ボール60を覆うように、第1外部電極45がメタライジングされる。また第2接続配線49及び溶融された金属ボール60(図5を参照)を覆うように、第2外部電極46がメタライジングされる。
図2(c)は、第1接続配線48及び第2接続配線49を示すためには第1外部電極45及び第2外部電極46を取り除いた図である。第1スルーホール41及び第2スルーホール43の内面から底面にかけて第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43ELが形成されている。また第1貫通孔電極41ELには第1接続配線48が導通している。第2貫通孔電極43ELには第2接続配線49が導通している。第1接続配線48は隣り合う第1水晶振動子100(不図示)の第1接続配線48と導通している。第2接続配線49も隣り合う第1水晶振動子100(不図示)の第2接続配線49と導通している。第1接続配線48と第2接続配線49とは導通していない。第1接続配線48と第2接続配線49の線幅は、第1スルーホール41又は第2スルーホール43よりも狭く、導通できる限りにおいてできるだけ細いことが好ましい。
<ウエハの構成>
図1及び図2では1個の第1水晶振動子100の構成を示したが、実際にはウエハ単位で、第1リッド20、水晶フレーム50及び第1ベース40を形成し、その後にウエハ単位で接合される。そして、最後に接合された第1リッド20、水晶フレーム50及び第1ベース40がダイシングされ1個ごとに分割される。以下はウエハ単位における第1水晶振動子の構成を示す。
図3は第1リッド20、水晶フレーム50及び第1ベース40のそれぞれを構成する第1リッドウエハ200、水晶ウエハ500及び第1ベースウエハ400を下面から見た図である。第1リッドウエハ200、水晶ウエハ500及び第1ベースウエハ400は接合しているが、図3では説明のためそれらウエハは分割して描かれている。なお、説明の都合上各ウエハには5×9個の第1リッド20と水晶フレーム50と第1ベース40とがそれぞれ描かれているが、実際には各ウエハに数百から数千もの第1リッド20、水晶フレーム50及び第1ベース40が形成される。
第1リッドウエハ200では下面を図示しているため、エッチングにより形成された複数のリッド側凹部27を確認することができる。また、第1ベースウエハ400ではメタライジングされた複数の第1外部電極45及び第2外部電極46を確認することができる。
第1リッドウエハ200、水晶ウエハ500及び第1ベースウエハ400は同じ大きさで形成され、第1リッドウエハ200、水晶ウエハ500及び第1ベースウエハ400の周辺部の一部には、オリエンテーションフラットOFが形成されている。水晶ウエハ500においてのオリエンテーションフラットOFは水晶の結晶方向を特定している。オリエンテーションフラットOFが形成されていることで、所定の位置で正確に3枚を重ね合わせて接合することで、第1リッド20、水晶フレーム50及び第1ベース40が正確に重なる。
図3で示される破線はダイシング工程の際の切取り線65を示し、この破線に沿ってダイシングされる。ダイシング工程では第1リッドウエハ200と水晶ウエハ500と第1ベースウエハ400との接合工程、スルーホールの封止工程及び第1外部電極45及び第2外部電極46のメタライジング工程が終了したウエハがダイシングされる。これにより第1水晶振動子100が1個1個に切り出される。
<接合工程>
本実施形態でのウエハの接合には陽極接合を行う。第1リッドウエハ200及び第1ベースウエハ400は、パイレックス(登録商標)ガラス、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなどを材料としており、これらはナトリウムイオンなどの金属イオンを含有するガラスである。水晶ウエハ500に形成される水晶フレーム50の外枠部51には、表面及び裏面にアルミニュウムで形成された金属膜54を備え、水晶ウエハ500を中心として、リッド側凹部27を備えた第1リッドウエハ200及びベース側凹部47を備えた第1ベースウエハ400を重ねる。なお、金属膜54はアルミニュウム以外に、下地のクロム層に金層を重ねた金属膜であってもよい。
例えば、陽極接合技術は、加熱しながら加圧し、第1リッドウエハ200及び第1ベースウエハ400の上面をマイナス電位に、水晶ウエハ500の表面及び裏面の金属膜54をプラス電位にて、直流電圧を印加して接合を行う。このように、陽極接合させるときには、金属膜を陽極とし、ガラス部材の接合面に対向する面に陰極を配置し、これらの間に電界を印加する。このことにより、ガラスに含まれているナトリウムなどの金属イオンが陰極側に移動し、この結果接合界面においてガラス部材に接触している金属膜が酸化され、両者が接合した状態が得られる。なお、本実施形態では、アルミニュウムなどの所定の金属と所定の誘電体を接触させて加熱(200°C〜400°C程度)し、500V〜1kV程度の電圧を印加させて接合させている。
なお、接合の際には第1ベースウエハ400に示された第1外部電極45及び第2外部電極46が形成されていない。また第1スルーホール41及び第2スルーホール43は、金属ボール60(図5を参照)で封止されていない。第1リッドウエハ200、水晶ウエハ500及び第1ベースウエハ400が接合された後、封止工程に移り、第1スルーホール41及び第2スルーホール43が封止され、その後、第1外部電極45及び第2外部電極46がメタライジングされる。
図4は封止工程前の第1ベースウエハ400の下面を示した図である。第1ベースウエハ400には1個の第1ベース40対して第1スルーホール41と第2スルーホール43とが形成され、第1スルーホール41又は第2スルーホール43に接続する第1接続配線48又は第2接続配線49も形成されている。第1接続配線48と第2接続配線49とは同一の第1ベース40内で交差又は接続されていない。つまり、同じ第1ベース40内の第1スルーホール41と第2スルーホール43とが導通することのないよう形成されている。
第1接続配線48は隣り合う第1ベース40の第1接続配線48と接続され、第1ベースウエハ400の全面に形成されている。第2接続配線49は隣り合う第1ベース40の第2接続配線49と接続され、第1ベースウエハ400の全面に形成されている。第1接続配線48及び第2接続配線49は、第1ベースウエハ400の周縁部まで伸びている。不図示のアース端子は、第1ベースウエハ400の周縁部まで伸びた第1接続配線48及び第2接続配線49と接続し、第1接続配線48及び第2接続配線49を接地(アース)する。また、第1接続配線48は可能な限り細く形成した方が好ましい。第1接続配線48を細く形成することは、ダイシング工程の際に切断刃の磨耗、目詰まり及び破損を防ぐことができる。
この状態の第1ベースウエハ400と水晶ウエハ500及び第1リッドウエハ200とが陽極接合される。接合された第1ベースウエハ400の第2スルーホール43に対して金属ボール60を配置させる。
<封止工程>
図5(a)は図4で示された第1ベースウエハ400の第1外部電極45及び第2外部電極46が形成されていない第1ベース40を示した図である。図5(b)は(a)のC―C断面を示し、金属ボール60の配置を示した図である。
封止工程の際には、第1スルーホール41又は第2スルーホール43に対して公知の振り込みジグ又は吸着ジグなどの装置を使用して金属ボール60を所定の位置への配列を行う。図5(a)及び(b)の左側は第1ベースウエハ400が接地(アース)されていない例で、右側は第1ベースウエハ400が接地(アース)されている例である。
第1ベースウエハ400、水晶ウエハ500及び第1リッドウエハ200が様々な工程を経過することでそれらウエハに電荷が溜まる。図5(b)の左側の第1接続配線48で示されるように、第1接続配線48が接地(アース)されていない状態で金属ボール60を投入すると、第1ベースウエハ400などに溜まった電荷の影響を受けて金属ボール60が所定の位置に配置することができない。例えば、金属ボール60にも溜まった電荷により第1ベース40に貼り付いて金属ボール60を第1スルーホール41又は第1貫通孔電極41ELまで動かせない場合がある。一方、図5(b)の右側の第2接続配線49で示されるように、第2接続配線49が接地(アース)されていると、スルーホール43の周囲の電荷又は静電気が除去される。このため、静電気などの影響を受けずに金属ボール60が正確にスルーホール43に配置される。また、第2接続配線49と接触する第1ベースウエハ400、水晶ウエハ500及び第1リッドウエハ200の電荷も除去される。
第1接続配線48及び第2接続端子49が第1ベースウエハ400の全体に配線されているため、ウエハの周縁に伸びた第1接続配線48及び第2接続端子49にアース端子(不図示)を接続すればよい。
本実施形態では封止材として金属ボール60を用いる。金属ボール60は共晶合金の金シリコン(Au3.15Si)合金、金ゲルマニューム(Au12Ge)合金、又は金スズ(Au20Sn)合金で形成され、第1ベース40の第1スルーホール41及び第2スルーホール43に配置させる。封止工程では配置後に真空中若しくは不活性ガス中の高温槽に保持して封止材を溶融させる。これにより、第1水晶振動子100の内部が真空あるいは不活性ガスで満たされる。なお、金シリコン合金の融点が363°Cであり、金ゲルマニューム合金の融点が356°Cであり、金スズ(Au20Sn)合金の融点が280°Cである。
封止材として金シリコン合金又は金ゲルマニューム合金の金属ボール60を使用する場合には、高温槽の温度は約380〜420°Cとする。封止材として金スズ合金を使用する場合には、高温槽の温度は約300〜320°Cとする。これにより、第1水晶振動子100の内部が真空になった又は不活性ガスで満たされる。なお、封止材にこれらの合金を使用することで、第1水晶振動子100を回路基板に実装する場合において、表面実装時に用いるハンダペーストの融点の方が低いために、封止材が溶融し気密を損なうことはない。
<ダイシング工程>
機械的なダイシング工程では、例えば切断用ブレードの刃幅が狭いブレードを用いてウエハの切断を行う。切断用ブレードの刃幅が狭いため、切削抵抗が大きい場合又は切削抵抗の変化が大きい場合は、ブレードの破損、ウエハのチッピング及びダイシングストリートの蛇行などが発生する。
図4で示されたように第1ベースウエハ400のX軸方向及びY軸方向に図示された切取り線65に沿ってダイシングされる。切取り線65は第1接続配線48及び第2接続配線49と交差しているため、第1接続配線48及び第2接続配線49をダイシングする際に切断刃の磨耗、目詰まり及び破損が起き易い。本実施形態では交差部位での切削抵抗を小さくするため、第1接続配線48及び第2接続配線49の配線幅はできるだけ細く形成される。
フェムト秒レーザーを使用したダイシング工程では、切断刃の磨耗、目詰まり及び破損などの問題が生じない。しかし、コスト低減のため第1接続配線48及び第2接続配線49の配線幅はできるだけ細く形成される。
<第1水晶振動子100の製造工程のフローチャート>
図6は、第1水晶振動子100にかかる製造方法を示すフローチャートである。フローチャートでは製造工程を説明しやすいように、ステップS01からステップS02には第1リッドウエハ200の製造工程、ステップS03からステップS06には水晶ウエハ500の製造工程、ステップS07からステップS09には第1ベースウエハ400の製造工程として、異なる製造ラインで形成される製造工程を並列なフローチャートで示している。
ステップS01は、第1リッドウエハ200の製造工程を示している。第1リッドウエハ200はパイレックス(登録商標)ガラス、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなど金属イオンを含むガラスを材料としている。
ステップS02では、エッチングにより第1リッドウエハ200に複数のリッド側凹部27を形成する。
ステップS03は、水晶ウエハ500の製造工程を示している。水晶ウエハ500は水晶フレーム50を形成するに適切な厚みでカットされた水晶板である。
ステップS04では、ウェットエッチングにより複数の空間部52が形成され、音叉型水晶振動片30が形成される。そして水晶ウエハ500に複数の水晶フレーム50が形成される。
ステップS05では、真空蒸着(又はスパッタリング)の工程及びフォトリソグラフィ工程により音叉型水晶振動片30、支持腕53及び外枠部51に、第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部38が同時に形成される。
ステップS06では、真空蒸着(又はスパッタリング)の工程及びフォトリソグラフィ工程により水晶フレーム50の外枠部51に陽極接合用の金属膜54が形成される。
ステップS07は、第1ベースウエハ400の製造工程を示している。第1ベースウエハ400はパイレックス(登録商標)ガラス、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなど金属イオンを含むガラスを材料としている。
ステップS08では、エッチングにより第1ベースウエハ400に複数のベース側凹部47、第1スル−ホール41及び第2スル−ホール43が形成される。
ステップS09では、真空蒸着(又はスパッタリング)の工程及びフォトリソグラフィ工程によりスルーホール内面から底面にかけて第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43ELが形成され、第1ベースウエハ400の表裏面に第1接続電極42、第2接続電極44、第1接続配線48及び第2接続配線49が同時に形成される。
ステップS10では、ステップS06で形成された水晶ウエハ500を中心として、ステップS02で形成された第1リッドウエハ200と、ステップS09で形成された第1ベースウエハ400とが重ねられる。そして250°Cから400°Cでそれらが加圧されながら陽極接合される。
ステップS11では、第1ベースウエハ400の底面が上を向くように配置させ、第1スル−ホール41及び第2スル−ホール43に金属ボール60が配置されるようにする。封止材である金属ボール60の配置に際して、第1ベースウエハ400に形成された第1接続配線48及び第2接続配線49が接地(アース)される。これにより、第1ベースウエハ400が帯電しておらず、金属ボール60が第1スル−ホール41及び第2スル−ホール43に配置される。
ステップS12では、封止材である金属ボール60が溶融される。ステップS11で第1スル−ホール41及び第2スル−ホール43に金属ボール60が配置された状態で、接合した第1リッドウエハ200と水晶ウエハ500と第1ベースウエハ400とがリフロー炉に投入される。リフロー炉は真空又は不活性ガスで満たされ280℃から400℃の温度である。なお、封止材の溶融にはレーザー光を照射させて溶融させる方法でもよい。
ステップS13では、封止が行われた第1スル−ホール41及び第2スル−ホール43の上部に第1外部電極45及び第2外部電極46がメタライジングされる。第1外部電極45及び第2外部電極46は第1接続配線48及び第2接続配線49の大半も覆う。
ステップS14では、接合された3層のウエハがダイシングされることで、複数の第1水晶振動子100として分割される。その際に隣り合う第1水晶振動子100でつながった第1外部電極45及び第2外部電極46が切断される。
<第2実施形態:第2水晶振動子の構成>
第1実施形態では水晶ウエハ500を中心としてガラスで形成された第1リッドウエハ200と第1ベースウエハ400とで陽極接合することで第1水晶振動子100を形成していた。しかし、第2水晶振動子110はリッド及びベースを水晶ウエハで形成している。
水晶ウエハで形成したリッドの構成は図3で示されるように第2リッドウエハ200Wとし、水晶ウエハで形成したベースの構成は第2ベースウエハ400Wで示される。第2リッドウエハ200W及び第2ベースウエハ400Wは、第1実施形態で示された形状及び構成と同様である。また、第2ベースウエハ400Wにおいては図4で示されたように第1接続配線48及び第2接続配線49が形成されている。
図7は、水晶ウエハ500を中心として第2リッドウエハ200Wと第2ベースウエハ400Wとで接合して形成される第2水晶振動子110の構成を示す。第2水晶振動子110は、第1実施形態に示された第1水晶振動子100の構成及び製造方法がほぼ同様なため、以下にその相違点について説明する。なお、第1実施形態で用いた同じ符号についての説明は省く。
図7は第2実施形態にかかる個片化された第2水晶振動子110の構成を示した図である。図7(a)は、第2水晶振動子110の断面での構成を示す。(b)は、第2リッド20W下面図であり、(c)は、水晶フレーム50の上面図であり、(d)は第2ベース40Wの上面図である。
図7(a)において、第2水晶振動子110は、最上部の第2リッド20W、最下部の第2ベース40W及び中央の水晶フレーム50から構成される。第2リッド20W、第2ベース40W及び中央の水晶フレーム50は水晶材料から形成される。第2リッド20Wはエッチングにより形成されたリッド側凹部27Wを水晶フレーム50側の片面に有している。
第2水晶振動子110は、水晶フレーム50を中心として、その水晶フレーム50の下に第2ベース40Wが接合され、水晶フレーム50の上に第2リッド20Wが接合されている。つまり、第2リッド20Wは水晶フレーム50に、第2ベース40Wは水晶フレーム50にシロキサン結合(Si−O−Si)技術により接合した構成になっている。第2リッド20W及び水晶フレーム50並びに第2ベース40Wはシロキサン結合技術により接合するため、接合のための金属膜は不要である。
図7(c)に示すように、水晶フレーム50は、第1実施形態で示されたように、その中央部に音叉型水晶振動片30とその周囲を囲む外枠部51とを配置する。音叉型水晶振動片30及び外枠部51に形成される各電極もフォトリソグラフィ工程などで形成される。
図7(d)に示すように、第2ベース40Wは、エッチングにより形成されたベース側凹部47Wを水晶フレーム50側の片面に有している。第2ベース40Wは、エッチングによりベース側凹部47Wを設ける際、同時に第1スルーホール41W及び第2スルーホール43Wが形成される。第2ベース40Wは、第1接続電極42W及び第2接続電極44Wを備えている。なお、第2ベース40Wの底面部は図5で示されたように第1実施形態で説明された第1接続配線48W及び第2接続配線49Wが形成されている。
上記のような第2リッド20W、第2ベース40W及び水晶フレーム50はシロキサン結合によって接合される。シロキサン結合は、水晶フレーム50を中心として、ベース側凹部47Wが設けられた第2ベース40W及びリッド側凹部27Wを設けた第2リッド20Wの接面を清浄な状態にして重ね合わせ、100°Cから250°Cに保持された高温槽で加圧しながら加熱されることによって接合が行われパッケージングされる。なお、実際にはウエハ単位でシロキサン結合される。
<第2水晶振動子110の製造工程>
図8は第2水晶振動子110の製造工程を示したフローチャートである。
ステップS21は、第2リッドウエハ200Wの製造工程を示している。第2リッドウエハ200Wは水晶材料である。
ステップS22では、エッチングにより第2リッドウエハ200Wに複数のリッド側凹部27を形成する。
ステップS23は、水晶ウエハ500の製造工程を示している。水晶ウエハ500は水晶フレーム50を形成するに適切な厚みでカットされた水晶板である。
ステップS24では、ウェットエッチングにより複数の空間部52が形成され、音叉型水晶振動片30が形成される。そして水晶ウエハ500に複数の水晶フレーム50が形成される。
ステップS25では、真空蒸着(又はスパッタリング)の工程及びフォトリソグラフィ工程により音叉型水晶振動片30、支持腕53及び外枠部51に、第1基部電極33及び第2基部電極34、第1励振電極35及び第2励振電極36並びに錘部38が同時に形成される。
ステップS26は、第2ベースウエハ400Wの製造工程を示している。第2ベースウエハ400Wは水晶材料である。
ステップS27では、エッチングにより第2ベースウエハ400Wに複数のベース側凹部47W、第1スル−ホール41W及び第2スル−ホール43Wが形成される。
ステップS28では、真空蒸着(又はスパッタリング)の工程及びフォトリソグラフィ工程によりスルーホール内面に第1貫通孔電極41EL及び第2貫通孔電極43ELが形成され、第2ベースウエハ400Wの表裏面に第1接続電極42W、第2接続電極44W、第1接続配線48W及び第2接続配線49Wが形成される。
ステップS29では、水晶ウエハ500を中心として、第2リッドウエハ200Wと第2ベースウエハ400Wとの接合面が洗浄され重ねられる。そして100°Cから250°Cでそれらが加圧されながらシロキサン結合される。
ステップS30では、第2ベースウエハ400Wの底面が上を向くように配置させ、第1スル−ホール41W及び第2スル−ホール43Wに金属ボール60が配置されるようにする。封止材である金属ボール60の配置に際して、第2ベースウエハ400に形成された第1接続配線48W及び第2接続配線49Wが接地(アース)される。第2ベースウエハ400に帯電した静電気などが放電する。
ステップS31では、封止材である金属ボール60が溶融される。
ステップS32では、封止が行われた第2スル−ホール41W及び第2スル−ホール43Wの上部に第1外部電極45W及び第2外部電極46Wがメタライジングされる。
ステップS33では、接合された3層のウエハがダイシングされ、複数の第2水晶振動子110として分割される。
上記に示された第1実施形態及び第2実施形態で示された水晶振動子の製造手順は一例でありこの限りでない。また、第1実施形態及び第2実施形態では支持腕53を持つ音叉型水晶振動片30の水晶フレーム50で説明したが、支持腕53を持たない音叉型水晶振動片30でもよい。さらに、厚みすべり振動を用いたATカット水晶板を使用しても同様な効果がある。
20 … 第1リッド、20W… 第2リッド
27、27W … リッド側凹部
30 … 音叉型水晶振動片
31 … 基部
32 … 振動腕
33 … 第1基部電極
34 … 第2基部電極
35 … 第1励振電極
36 … 第2励振電極
37 … 溝部
38 … 錘部
40 … 第1ベース、40W… 第2ベース
41、41W … 第1スルーホール
41EL … 第1貫通孔電極
42、42W … 第1接続電極
43、43W … 第2スルーホール
43EL … 第2貫通孔電極
44、44W … 第2接続電極
45、45W … 第1外部電極
46、46W … 第2外部電極
47、47W … ベース側凹部
48、48W … 第1接続配線
49、49W … 第1接続配線
50 … 水晶フレーム
51 … 外枠部
52 … 空間部
53 … 支持腕
54 … 金属膜
60 … 金属ボール
65 … 切取り線
100 … 第1水晶振動子、110 … 第2水晶振動子
200 … 第1リッドウエハ、200W … 第2リッドウエハ
400 … 第1ベースウエハ、400W … 第2ベースウエハ
500 … 水晶ウエハ
OF … オリエンテーションフラット

Claims (6)

  1. 励振電極を有する振動片を有する圧電フレームが複数形成された圧電ウエハと、封止材が挿入される第1貫通孔及び第2貫通孔と前記第1貫通孔及び第2貫通孔に形成された第1貫通孔電極及び第2貫通孔電極とを有するベースが複数形成されたベースウエハとを接合して、圧電振動デバイスを製造する方法において、
    前記ベースの第1貫通孔電極と前記ベースに隣接する別のベースの前記第1貫通孔電極又は前記第2貫通孔電極のいずれか一方に接続する接続配線を前記ベースウエハに形成する工程を備える圧電振動デバイスを製造する方法。
  2. 前記接続配線を形成する工程は、前記第1貫通孔電極又は前記第2貫通孔電極を形成する際に同時に行われる請求項1に記載の圧電振動デバイスを製造する方法。
  3. 前記接続配線の幅は、前記第1貫通孔又は前記第2貫通孔の径よりも狭く形成される請求項1又は請求項2に記載の圧電振動デバイスを製造する方法。
  4. 前記接続配線を接地(アース)する接地工程と、
    前記接地工程の後に、前記第1貫通孔電極又は前記第2貫通孔電極に前記封止材を配置する工程と、
    前記封止材を溶融して前記第1貫通孔及び第2貫通孔を封止する工程と、
    を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧電振動デバイスを製造する方法。
  5. 前記封止の工程の後に、前記第1貫通孔を覆う第1外部電極及び前記第2貫通孔を覆う第2外部電極を形成する工程と、
    前記ベースウエハから個々のベースに切断する工程と、
    を備える請求項4に記載の圧電振動デバイスを製造する方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項の圧電振動デバイスを製造する方法で形成され、前記ベースの底面に前記接続配線が形成されている圧電振動デバイス。
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