JP2011057346A - エレベータのドア駆動装置 - Google Patents

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【課題】保守や調整作業が容易にできるエレベータのドア駆動装置を提供すること。
【解決手段】水平方向に係合溝9が形成され、エレベータドアの間口範囲内および範囲外に跨って延長配置されるドアマシンベース2と、このドアマシンベース2の前記係合溝9に係合する複数個の係合具10と、これらの係合具10により前記ドアマシンベース2に取り付けられる、前記エレベータのドア駆動装置を構成する複数個の装置部品3、4、5、6と、これらの装置部品のうち、前記複数個の装置部品のうち、前記エレベータの間口範囲外のドアマシンベース部分に配置される装置部品が固定され、前記係合溝に前記係合具10を介して移動可能に係合される案内板15と、この案内板15に一端が結合し、他端は前記エレベータの間口範囲内に延長されるとともに、前記係合溝9に前記係合具10を介して固定される移動用腕13と、を備えることを特徴とするエレベータのドア駆動装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータのドア駆動装置に係り、特に、保守性を向上するドアマシンベースの改良に関するものである。
従来、エレベータのドア駆動装置は、かごと一体ではなく、かごの乗場側上部にボルトとナットで着脱可能に設置されていた。すなわち、ドア駆動装置は、長方形の鋼板であるドアマシンベースに丸穴もしくは長穴を設け、ドア駆動装置を構成する部品をボルトとナットなどの締め具で固定し、このドアマシンベースをエレベータかごの両側に固定された一対の支柱間に、同じく丸穴を介してボルトとナットなどの締め具で固定していた。
このような従来のエレベータのドア駆動装置には、ドア駆動モータなど保守・調整が必要な部品がいくつかあるが、これらの部品は乗場ドアの間口の範囲外に取り付けられているものも多い。したがって、これらの部品に対しては、乗場からの保守および調整作業を行うことができず、作業者は、かごの上面部に登って行う必要があり、手間や時間がかかって作業効率が悪く、また、作業者や部品などがかごの上面部から落下する危険性も伴っていた。
また、従来のドア駆動装置のエレベータかごへの固定方法も、丸穴を介してボルトとナットで固定しているため、センター出しや位置決めが困難であった。
そこで、本発明の目的は、上記の従来のエレベータドア駆動装置の問題点を改善し、エレベータのかご上での保守や調整作業を回避でき、安全かつ効率的に保守・調整作業が可能なエレベータのドア駆動装置を提供することにある。
本発明のエレベータのドア駆動装置は、水平方向に係合溝が形成され、エレベータドアの間口範囲内および範囲外に跨って延長配置されるドアマシンベースと、このドアマシンベースの前記係合溝に係合具を介して支持される、エレベータのドア駆動装置を構成する複数個の装置部品と、これらの装置部品のうち、前記エレベータの間口範囲内のドアマシンベース部分に配置される装置部品に設けられ、前記締め付け前記エレベータの間口範囲外のドアマシンベース部分に配置され、前記係合具を介して支持される装置部品を前記係合溝に対して締め付け固定する締め付け具と、前記複数個の装置部品のうち、前記エレベータの間口範囲外のドアマシンベース部分に配置される装置部品に一端が連結され、他端は前記エレベータの間口範囲内に延長されるとともに、前記係合溝に前記係合具および締め付け具を介して固定される移動用腕と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記係合溝は、前記ドアマシンベースの表面開口幅よりも肉厚内に形成される内部空間の幅の方が大きく、その断面形状が、前記内部空間の幅よりも狭い淵部を有する略C形を有していることを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記係合具は、前記係合溝の内部空間に嵌合する頭部と、前記装置部品を貫通するねじ部と、このねじ部に羅合するナットからなるボルトナットであることを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記締め付け具は、頭部と、前記装置部品を貫通するねじ部と、このねじ部に羅合する楕円形のナットからなるボルトナットであり、この楕円形のナットの長軸は前記ドアマシンベースの係合溝の開口幅よりも大きく、かつ、前記楕円形のナットの端軸は前記ドアマシンベースの係合溝の開口幅よりも小さいことを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記ドアマシンベースは、前記エレベータのかごの両側に固定された一対の支柱間に懸架して固定されることを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、一対の支柱間にガイドプレートが懸架固定され、前記ドアマシンベースには前記係合溝が形成されている面に対して反対側の面に、水平方向に第2の係合溝が形成され、この第2の係合溝に、前記ガイドプレートを係合させることにより、前記ドアマシンベースを前記一対の支柱間に水平方向の位置の調整が可能に懸架されることを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記ガイドプレートの前記ドアマシンベースとの密着面に防振材を張り合わせたことを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記第2の係合溝を形成する内部空間は、前記淵部より下部が上部より深く形成されていることを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記ドアマシンベースの前記第2の係合溝の裏側であって、前記エレベータの間口範囲内における箇所に設けたねじ穴を介してボルトを螺入し、前記ガイドプレートを前記ドアマシンベースの第2の係合溝の淵側に押し付け、前記ドアマシンベースを前記ガイドプレートに固定することを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記ドアマシンベースの第2の係合溝の裏側であって、前記エレベータドアの間口範囲内における箇所に設けた長穴および前記ガイドプレートに形成したねじ穴にボルトを挿入し、前記ガイドプレートを前記第2の係合溝の内部空間側の壁面に引き付けて固定することを特徴とするものである。
さらに、本発明のエレベータのドア駆動装置においては、前記ドアマシンベースの両面側から締め付け部材で締め付けることによって、前記ドアマシンベースの前記第2の係合溝の内部空間側の壁面に前記ガイドプレートを挟み込んで固定させることを特徴とするものである。
本発明によれば、簡単な構造でドアマシンベースに取り付けられた部品の固定および移動ができるようになり、また、エレベータドアの間口の範囲外にある部品を間口の範囲内に移動できるため、間口の範囲外にある部品の保守および調整作業を、かご上面部に乗って行う必要がなくなり、その結果、作業者や部品などがかごの上面部から落下する危険性が完全になくなる。
さらに、ドア駆動装置用の各種部品が固定されるドアマシンベース自体も、エレベータドアの間口の範囲内においてエレべータのかご上部に装着し、或いは取り外すことができるとともに、ドア駆動装置のセンター出しあるいは位置決めなどの作業も容易となるため、保守点検や調整などの作業もより容易になり作業効率も著しく向上させることができる。
本発明の実施形態に係るエレベータのドア駆動装置の概略構成を示す正面図である。 図1のドアマシンベースの一部を拡大して斜視図である。 図1のドアマシンベースの係合溝にドア駆動装置の装置部品を取り付けた状態を示す部分断面図である。 図1のドアマシンベースの係合溝にドア駆動装置の装置部品を取り付けた状態を示す正面図で、同図(A)は、ドア駆動モータがエレベータドアの間口の範囲外の右端部に位置している状態を示し、(B)は、ドア駆動モータがエレベータドアの間口の範囲内に位置している状態を示している。 図4のドア駆動モータをドアマシンベースの係合溝に係合させるためのガイド板の構成を示す斜視図である。 図5のガイド板をドアマシンベースの係合溝に係合するためのボルトの斜視図である。 図1のドアマシンベースをエレベータのかご上部に懸架されたガイドプレートに装着する状態を示す斜視図である。 図7の要部を示す部分拡大図である。 図7の要部を示す部分拡大斜視図である。 図7の要部を示す部分拡大斜視図である。 図7の要部を示す部分拡大断面図である。 図7の要部を示す部分拡大断面図である。 図7の要部を示す部分拡大断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
[実施形態1]
本発明による実施形態1に係るドア駆動装置を図1乃至図6について説明する。
図1は、本発明によるドア駆動装置の概略を示した正面図で、ドア駆動装置1は、ドアマシンベース2、ドア駆動モータ3、ハンガーレール4、ベルトシーブ5、および戸開センサー6などの各種部品から構成されていて、ドア7がハンガーレール4上をスライドして開閉するようになっている。
図2は、ドアマシンベース2の斜視図で、このドアマシンベース2は、丸穴(不図示)と長穴(不図示)の代わりに、狭まった淵部8を有する略C形の係合溝9が表裏両面に有し、押出し材で成形されている。この係合溝9は、ドアマシンベース2は、エレベータドアの間口範囲内および範囲外に跨って延長配置されるほぼ長方形の金属板であり、係合溝9は、ドアマシンベース2の長手方向全長に亘って水平方向に形成されている。この係合溝9は、ドアマシンベース2の表面に開口する淵部8と、この淵部8よりも大きな幅の内部空間が肉厚内に形成されている。
図3は、図1のドア駆動装置の取り付け部の概略を示す部分拡大断面図である。同図において、係合溝9の中に、ボルト10の頭部10Aと座金11Aとをドアマシンベース2の端部から挿入し、さらに、ボルト10のネジ部を戸開センサー6などの各種部品にあけた丸穴(不図示)や長穴(不図示)に通し、座金11Bを挟みナット12で締め付け、部品3をドアマシンベース2に固定させた状態が示されている。
図4は、図1に示すドア駆動装置におけるドア駆動モータ3のドアマシンベース2上における取り付け位置を示した図で、(A)は、ドア駆動モータ3が右端部に位置している状態を示した正面図、(B)は、ドア駆動モータ3が間口の範囲内に位置している状態を示した正面図で、両図とも、腕13が後記する(図5)ガイド板に結合され、その左端(図面に対して)は、ボルト14が係合溝9に挿入された状態になっている。
図5は、図1に示すガイド板15の構成例を示す斜視図で、表面にドア駆動モータ3が4個のボルト16により固定されている。これらの4個のボルト16のねじ部はドアマシンベース2の裏面に突出され、これらにガイドナット17が螺合されている。
図6は、図5に示したボルト16の斜視図で、頭部16−1、ねじ部16−2およびガイドナット17から構成されている。このガイドナット17は楕円形に形成されており、その長径は係合溝9を構成する淵部8の幅すなわち、開口部の幅より大きく、短径はい開口部の幅より小さくなるように形成されている。
このような構成において、ガイドナット17をその長径が係合溝9の開口部に平行になるように回転させることによって、係合溝9内に挿入した後、ガイドナット17をその短径が係合溝9の開口部に平行となるように90度回転させることによって係合溝9に係合する。また、ボルト16が係合状態にあるとき、ガイドナット17をその長径が係合溝9の開口部に平行になるように回転させることによって、係合溝9の開口部から抜き取ることができる。この結果、ガイド板15はドアマシンベース2に対して、エレベータのドアの間口範囲内においても、取り付け或いは取り外しができるが、取り付けられた状態においてもガイドナット17を緩めることにより、ガイド板15は係合溝9に沿って左右に移動可能に取り付けられる。
その際、図4(A)に示すように、さらに、ガイド板15に移動用腕13の一端を連結し、その他端は図3に示すように、ボルトナット14により、係合溝9に固定される。このボルトナット14を緩めることにより、移動用腕13はガイド板15とともに、係合溝9に沿って移動が可能となる。したがって、エレベータのドアの間口範囲内に位置する移動用腕13を保守担当者が把持して移動することにより、間口範囲外にあるガイド板15を間口範囲内に引き出し、ドア駆動モータ3を図4(A)の位置から図4(B)の間口範囲内の位置に移動させることができる。
次いで、保守や調整作業を終了した後、腕13を右方向(図面に対して)に押し戻すことにより、図4(B)の位置から図4(A)の位置、すなわち、元の位置に戻すことができる。
このように、ガイド板15に装置部品を取り付ければ、ドア駆動モータ3に限らず、ハンガーレール4(図1)やベルトシーブ5(図1)、およびその他間口の範囲外に存在する全ての部品を間口の範囲内に引き出して保守を行うことができる。
[実施形態2]
本発明の実施形態2に係るドア駆動装置を図7乃至図8について説明する。
図7は、本発明によるドア駆動装置を2枚両開きドアに適用した状態を斜め後ろから見た斜視図、図8は係合溝部を拡大して示す部分拡大図、図9は図7に示されるガイドプレートを拡大して示す部分拡大斜視図である。
なお、図7において、図1と同一構成部分には、同一符号を付して記し、その部分の詳細な説明は省略し、以下では、図1と相違する構成部分についてのみ、主として、説明する。
図7に示すように、ドアマシンベース18の裏側、すなわち、エレベータのかご(図示せず)側の面に第2の係合溝19がドアマシンベース18の長手(水平)方向に沿って複数本が形成されている。この第2の係合溝19は、図8に示すように、ドアマシンベース18の肉厚内に形成された中空部19−1の垂直方向の幅よりも狭い幅の淵部20を有する、略C形の形状に成形されている。そして中空部19−1の垂直方向の幅は、情報より下方部分のほうが大きく形成されている。すなわち、中空部19−1の下半分の部分の深さは、その上半分の部分よりも深く形成されている。
また、ドアマシンベース18は、エレベータのかご(図示せず)の両側垂直方向に固定された一対の支柱21が設けられ、これらの支柱21間に、図9に示すような細長い長方形のガイドプレート22が複数本、例えば2本が懸架固定されている。この実施形態においては、ドアマシンベース18は、その裏面に形成された第2の係合溝19に、ガイドプレート22を係合することにより、一対の支柱21間に懸架固定される。
この場合、ガイドプレート22の垂直方向の幅は第2の係合溝19の淵部20の垂直方向の幅、すなわち、開口部の垂直方向の幅よりも広いが、第2の係合溝19は下半分部が上半分部よりも深く形成されているため、図8に示すように、ドアマシンベース18を傾けてガイドプレート22の下端から第2の係合溝19に挿入することができる。
挿入後は、ドアマシンベース18の自重で、第2の係合溝19の中空部上面をガイドプレート22の上端面で支えられ、仮に上下にずれた場合でも、ガイドプレート22の上端面が第2の係合溝19の淵部20上部に係止されるため、簡単に外れることはない。
このように取り付けられたドアマシンベース18は、第2の係合溝19に係合するガイドプレート22に沿って左右に移動が可能になり、ドアマシンベース18の水平方向の位置の調整が可能になる。
[実施形態3]
図10は、実施形態3に係るドア駆動装置における、ガイドプレートの他の実施形態を拡大して示す斜視図である。このガイドプレートはその全面に防振ゴム23が接着されている。このガイドプレート24は、これをドアマシンベース18の第2の係合溝19(図8)に係合させたとき、防振ゴム23が第2の係合溝19の中空部内壁面に密着する。この結果、ドアマシンベース18からかご側に伝わる騒音や振動を抑制すると共に、ドアマシンベース18(図8)との摩擦力を高めることができ、後記するボルト(図11)とナット(図12)などの締め具で締めつける際により強く固定することができる。
[実施形態4]
図11は、本発明の実施形態4に係るドア駆動装置における、ドアマシンベースとガイドプレートとの係合部の構成を示す部分拡大断面図である。なお、図11において、図8および図10と同一構成部分には、同一符号を付して記し、この部分の詳細な説明は省略し、以下では、図8および図10と相違する部分についてのみ説明する。
ドアマシンベース18の第2の係合溝19の裏側であって、エレベータの扉の間口範囲内における箇所に設けたねじ穴25を介してボルト26を螺入し、ガイドプレート24をドアマシンベース18の第2の係合溝19の淵部20側に押し付け、ドアマシンベース18をガイドプレート24に固定する。
このような構成において、先ず、ドアマシンベース18の水平方向位置を調整し、調整した後、ボルト26でネジ穴25を締めることにより、ガイドプレート18は第2の係合溝19の淵部20側に押し付けられ、ガイドプレート24に強く固定されることになる。
[実施形態5]
図12は、本発明の実施形態5に係るドア駆動装置における、ドアマシンベースとガイドプレートとの係合部の他の構成を示す部分拡大断面図である。
なお、図12において、図8および図10と同一構成部分には、同一符号を付して記し、この部分の詳細な説明は省略し、以下では、図8および図10と相違する部分についてのみ説明する。
この実施形態においては、ドアマシンベース18をガイドプレート24に固定する場合に、ガイドプレート24の間口範囲内に相当する箇所にネジ穴25があけられ、また、ガイドプレート24に貼られている防振ゴム23には、ネジ穴25の位置に相当する箇所に、丸穴27があけられている。さらに、ドアマシンベース18には、ネジ穴25と丸穴27とが移動し得る範囲の大きさの長穴28があけられている。
このような構成において、先ず、ドアマシンベース18の水平方向位置を調整し、その後ドアマシンベース18の長穴28、防振ゴム23の丸穴27、次いで、ガイドプレート18のネジ穴25の順にボルト26を通し、ネジ穴25に螺合させて締めつけることにより、ガイドプレート18と防振ゴム23とが、ドアマシンベース18の空洞部奥壁面に引き付けられ、ドアマシンベース18は防振ゴム23を介してガイドプレート18に強く固定される。
[実施形態6]
図13は、本発明の実施形態6に係るドア駆動装置における、ドアマシンベースとガイドプレートとの係合部の他の構成を示す部分拡大断面図である。
なお、図13において、図8および図10と同一構成部分には、同一符号を付して記し、この部分の詳細な説明は省略し、以下では、図8および図10と相違する部分についてのみ説明する。
図13に示されるように、ドアマシンベース18の第2の係合溝19に対応した表面と、防振ゴム23が貼られているガイドプレート24とを、クランプ材30で挟み込み固定している。
このクランプ材30による挟み込み固定は、実施形態5の場合と同様に、ドアマシンベース18の固定位置を調整した後、行われる。
1 ドア駆動装置
2,18 ドアマシンベース
3 部品(ドア駆動モータ)
4 ハンガーレール
5 ベルトシーブ
6 戸開センサー
7 ドア
8、20 淵部
9 第1の係合溝
10,14,16,26 ボルト
11A,11B 座金
12、17,29 ナット
13 移動用腕
15 ガイド板
19 第2の係合溝
21 支柱
22,24 ガイドプレート
23 防振ゴム
25 ネジ穴
27 丸穴
28 長穴
30 クランプ材

Claims (11)

  1. 水平方向に係合溝が形成され、エレベータドアの間口範囲内および範囲外に跨って延長配置されるドアマシンベースと、このドアマシンベースの前記係合溝に係合する複数個の係合具と、これらの係合具により前記ドアマシンベースに取り付けられる、前記エレベータのドア駆動装置を構成する複数個の装置部品と、これらの装置部品のうち、前記複数個の装置部品のうち、前記エレベータの間口範囲外のドアマシンベース部分に配置される装置部品が固定され、前記係合溝に前記係合具を介して移動可能に係合される案内板と、この案内板に一端が結合し、他端は前記エレベータの間口範囲内に延長されるとともに、前記係合溝に前記係合具を介して固定される移動用腕と、を備えることを特徴とするエレベータのドア駆動装置。
  2. 前記係合溝は、前記ドアマシンベースの表面開口幅よりも肉厚内に形成される内部空間の幅の方が大きく、その断面形状が、前記内部空間の幅よりも狭い淵部を有する略C形を有していることを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア駆動装置。
  3. 前記係合具は、前記係合溝の内部空間に嵌合する頭部と、前記装置部品を貫通するねじ部と、このねじ部に羅合するナットからなるボルトナットであることを特徴とする請求項2記載のエレベータのドア駆動装置。
  4. 前記締め付け具は、頭部と、前記装置部品を貫通するねじ部と、このねじ部に羅合する楕円形のナットからなるボルトナットであり、この楕円形のナットの長軸は前記ドアマシンベースの係合溝の開口幅よりも大きく、かつ、前記楕円形のナットの端軸は前記ドアマシンベースの係合溝の開口幅よりも小さいことを特徴とする請求項3記載のエレベータのドア駆動装置。
  5. 前記ドアマシンベースは、前記エレベータのかごの両側に固定された一対の支柱間に懸架して固定されることを特徴とする請求項4記載のエレベータのドア駆動装置。
  6. 一対の支柱間にガイドプレートが懸架固定され、前記ドアマシンベースには前記係合溝が形成されている面に対して反対側の面に、水平方向に第2の係合溝が形成され、この第2の係合溝に、前記ガイドプレートを係合させることにより、前記ドアマシンベースを前記一対の支柱間に水平方向の位置の調整が可能に懸架されることを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア駆動装置。
  7. 前記ガイドプレートの前記ドアマシンベースとの密着面に防振材を張り合わせたことを特徴とする請求項6記載のエレベータのドア駆動装置。
  8. 前記第2の係合溝を形成する内部空間は、前記淵部より下部が上部より深く形成されていることを特徴とする請求項6記載のエレベータのドア駆動装置。
  9. 前記ドアマシンベースの前記第2の係合溝の裏側であって、前記エレベータの間口範囲内における箇所に設けたねじ穴を介してボルトを螺入し、前記ガイドプレートを前記ドアマシンベースの第2の係合溝の淵側に押し付け、前記ドアマシンベースを前記ガイドプレートに固定することを特徴とする請求項6記載のエレベータのドア駆動装置。
  10. 前記ドアマシンベースの第2の係合溝の裏側であって、前記エレベータドアの間口範囲内における箇所に設けた長穴および前記ガイドプレートに形成したねじ穴にボルトを挿入し、前記ガイドプレートを前記第2の係合溝の内部空間側の壁面に引き付けて固定することを特徴とする請求項6記載のエレベータのドア駆動装置。
  11. 前記ドアマシンベースの両面側から締め付け部材で締め付けることによって、前記ドアマシンベースの前記第2の係合溝の内部空間側の壁面に前記ガイドプレートを挟み込んで固定させることを特徴とする請求項6記載のエレベータのドア駆動装置。
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