JP2011051472A - リクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組付性を向上させ、低コスト化し、軽量化をした車両用シートのリクライニング装置を提供する。
【解決手段】リクライニング装置200のセンターシャフト70は、ベースプレート10及びギアプレート20の中心部にそれぞれ穿設された貫通穴に挿通して、これらベースプレート10及びギアプレート20を同軸枢支するものであり、センターシャフト70に設けられた円環凸部74をリクライニング装置200のベースプレート10とシート側のブラケット90とで挟み込む事により、抜けを防止している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートのリクライニング装置に関するもので、特にその構成部材に関するものである。
従来より、リクライニング装置としては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1に記載されているリクライニング装置は、特許文献1の符号を用いて説明すると、リクライニング装置200は、「ベースプレート10」と「ギアプレート20」と「固定ガイド30」と「ロックギア40」と「カム50」と「バネ60」と「センターシャフト70」と「リンクプレート80」とを有するものである。以下、各構成要素毎に説明する。
まず「ベースプレート10」は、リクライニング装置200の基台を構成するものであって、車両用シートにおけるシートクッション又はシートバックの何れか一方に固定されるものである。このベースプレート10は、シートバックの荷重及び乗員の体重を支持可能な強度とする必要がある。従って、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって構成することが考えられる。なお、本実施例において当該ベースプレート10は、鋼鈑にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に後述する固定ガイド30を構成し、これをシートクッション側に固定されるものとしている。
次に「ギアプレート20」は、上記ベースプレート10に対して回転可能に組み付けられると共に、車両用シートにおけるシートクッション又はシートバックの(ベースプレート10が固定されていない)何れか他方に固定されるものである。このギアプレート20は、シートバック(又はシートクッション)が固定される面とは反対側の内周に「内歯21」を形成している。この内歯21は後述するロックギア40の外歯41と噛合可能なものであり、当該ロックギア40との噛合により、シートバックの前後方向への傾動をロックするものである。このギアプレート20は、シートバックの荷重及び乗員の体重を支持可能な強度とする必要がある。従って、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって構成することが考えられる。なお、本実施例において当該ギアプレート20は、鋼鈑にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に内歯21を構成し、これをシートバック側に固定されるものとしている。
また「固定ガイド30」は、上記ベースプレート10における偏心の2箇所に1対ずつ一体的に設けられると共に、後述するロックギア40をそれぞれ挟持するものである。この固定ガイド30には、シートバックの荷重及び乗員の体重が集中するため、これらの荷重を支持可能な強度とする必要がある。従って、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって構成することが考えられる。なお、本実施例において当該固定ガイド30は、鋼鈑をプレス加工してベースプレート10を構成する際に、裏側から金型で押し出すことにより突出させて構成するものとしている。
但し、本発明において当該固定ガイド30は、その機械強度を前記ギアプレート20及び後述のロックギア40よりも低く設定する必要がある。当該リクライニング装置200に大きな荷重が入力されたとき(非常時)には、ロックギア40によって当該固定ガイド30が押圧されて変形し、その外端部31がギアプレート20の内歯21に対して当接可能とするためである。
また当該固定ガイド30は、その外端部31とギアプレート20の内歯21の先端とを可能な限り近接させて設けることも考えられる。斯様に構成することにより、当該固定ガイド30の変形時には、その外端部31によるギアプレート20の内歯21への食い込みが一層確実となる。
更に当該固定ガイド30は、ベースプレート10とギアプレート20とを組み付けた際には、当該ギアプレート20と略密接状となる厚みにて形成することも考えられる。斯様に構成することにより、当該固定ガイド30の変形時には、その厚み方向への変形をギアプレート20で押さえ込むこととなり、該固定ガイド30の変形量の大半をギアプレート20の内歯21への食い込みに充てることができる。
「ロックギア40」は、その両側面を平行に形成して上記固定ガイド30の間を摺動可能とすると共に、当該両側面どうしを結ぶ一辺に「外歯41」を形成して上記ギアプレート20の内歯21との噛合を可能とするものである。このロックギア40は、その外歯41がギアプレート20の内歯21に噛合した際には、ギアプレート20からの荷重を第一次的に負担するため、このような荷重にも耐えられる強度にて構成する必要がある。従って当該ロックギア40は、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって母材を形成した後に焼入れを行うか、或いは、鍛造するなどして構成することが考えられる。なお、本実施例において当該ロックギア40は、鋼鈑をプレス加工した後に焼入れをして構成するものとし、更には、後述するリンクプレート80との接合を可能とすべく、突起部42が設けられている。
「カム50」は、上記ベースプレート10の略中心位置に配置され後述のシャフト70を挿通されて、当該シャフト70と同時回転することにより上記ロックギア40の移動(摺動)を制御するものである。即ち、当該カム50の回転によって、当該ロックギア40のギアプレート20に対する噛合及びその解除が行われ、ひいては、本リクライニング装置200が装着されたシートバックの前後方向における傾動のロック及びその解除が行われるのである。なお、本実施例において当該カム50には、後述するセンターシャフト70の角柱部71を挿通可能な角穴52を穿設すると共に、後述するリンクプレート80との接合を可能とすべく2つの突起部51が設けられている。
「バネ60」は、上記カム50を回転付勢して、上記ロックギア40がギアプレート20の内歯21に噛合した状態を維持するものである。本実施例において当該バネ60には渦巻きバネ60を採用し、その一端は上記カム50に係合させ、他端はベースプレート10に突設した係合突起に係合させるものとしている。なお、本発明は斯様な構成に限るものではなく、次述するセンターシャフト70にバネ60(図示しない)を装着することによって回転付勢するものとしてもよい。
そして「リンクプレート80」は、上記カム50が回転することによりギアプレート20の内歯21に対するロックギア40の噛合を解除するときに、前記カム50と同時回転してロックギア40を内方向に引き込むものである。なお、本実施例において当該リンクプレート80は、薄鈑にて構成した円形の中心位置に前記シャフト角柱部71を挿通可能な角穴81を穿設し、前記カム50の突起部51を挿通可能な丸穴82を穿設し、前記ロックギア40の突起部42を挿通可能な長穴83を穿設してなるものである。
「センターシャフト70」は、ベースプレート10及びギアプレート20の中心部にそれぞれ穿設された貫通穴に挿通して、これらベースプレート10及びギアプレート20を同軸枢支するものである。更に当該センターシャフト70は、別部材に係る「操作レバー72」が装着されるものであり、乗員が当該操作レバー72を手動操作した場合には、上記ベースプレート10とギアプレート20との間において挿通されたカム50及びリンクプレート80が同時回転して、上記ロックギア40のギアプレート20に対する噛合及びその解除が行われることとなる。なお、本実施例において当該センターシャフト70は、鋼材を切削加工することによって構成している。より具体的には、当該センターシャフト70の略中間部付近には、上記カム50及びリンクプレート80に形成した角穴81に挿通可能な角柱部71が設けられている。そして、該センターシャフト70における一方の端部には操作レバー72を装着可能に構成すると共に、他方の端部には(図示しない)連結シャフトとの連結が可能なセレーション73を形成している。何故なら、リクライニング装置200は車両用シートの左右両側の連結部に装着されるものであるところ、シート左側のリクライニング装置200におけるカム50の回転と、シート右側のリクライニング装置200におけるカム50の回転とを、連結シャフトを介して同期させる必要があるからである。
また、センターシャフト70は、図15にも図示されているように、リクライニング装置の中心部に挿通されており、ワッシャーにより抜け防止がされている。
特許第4305571号公報
しかしながら、上述したような構成では、センターシャフトの抜け防止にワッシャーが使用されており、この方法だと組付け工程が別途必要で、部品点数も多くなってしまい、搬送効率も落ちるので、コスト増加になってしまう可能性が考えられた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、組付性を向上させ、低コスト化し、軽量化をした車両用シートのリクライニング装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載のリクライニング装置においては、「乗員が着座するシートクッションと、
前記シートクッションに対して傾動可能なシートバックと、
前記シートバックに取り付けられるシートバックブラケットと、前記シートクッションに取り付けられるシートクッションブラケットに取り付けられ、前記シートクッションに対して前記シートバックを角度を持って固定できるリクライニング装置であって、
前記リクライニング装置を操作することができ、該リクライニング装置に挿通されるシャフトに、円環凸部が設けられており、
該円環凸部は、前記リクライニング装置と、前記シートバックブラケットまたは前記シートクッションブラケットのいずれか一方との間に挟み込むように配置されるようにした」ことを技術的特徴とする。
請求項1に記載のリクライニング装置によれば、リクライニング装置を操作するシャフトに円環凸部を設け、その円環凸部がリクライニング装置とシートバックブラケットまたはシートクッションブラケットのいずれか一方との間に挟み込むように配置されることで、シャフトは他の部材を使用することなく抜け止めとすることができ、部品点数の削減ひいてはコスト低減に結びつくものである。
本発明に掛かるリクライニング装置であって、(a)はリクライニング装置のリクライニングがロックされた状態であって、(b)におけるD−D断面図であり、(b)は(a)におけるC−C断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に掛かるリクライニング装置であって、(a)はリクライニング装置のリクライニングがロックされた状態であって、(b)におけるD−D断面図であり、(b)は(a)におけるC−C断面図である。本実施例に係るリクライニング装置200は、「ベースプレート10」と「ギアプレート20」と「固定ガイド30」と「ロックギア40」と「カム50」と「バネ60」と「センターシャフト70」と「リンクプレート80」とを有するものである。以下、各構成要素毎に説明する。
まず「ベースプレート10」は、リクライニング装置200の基台を構成するものであって、車両用シートにおけるシートクッション又はシートバックの何れか一方に固定されるものである。このベースプレート10は、シートバックの荷重及び乗員の体重を支持可能な強度とする必要がある。従って、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって構成することが考えられる。なお、本実施例において当該ベースプレート10は、鋼鈑にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に後述する固定ガイド30を構成し、これをシートクッション側に固定されるものとしている。
次に「ギアプレート20」は、上記ベースプレート10に対して回転可能に組み付けられると共に、車両用シートにおけるシートクッション又はシートバックの(ベースプレート10が固定されていない)何れか他方に固定されるものである。このギアプレート20は、シートバック(又はシートクッション)が固定される面とは反対側の内周に「内歯21」を形成している。この内歯21は後述するロックギア40の外歯41と噛合可能なものであり、当該ロックギア40との噛合により、シートバックの前後方向への傾動をロックするものである。このギアプレート20は、シートバックの荷重及び乗員の体重を支持可能な強度とする必要がある。従って、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって構成することが考えられる。なお、本実施例において当該ギアプレート20は、鋼鈑にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に内歯21を構成し、これをシートバック側に固定されるものとしている。
また「固定ガイド30」は、上記ベースプレート10における偏心の2箇所に1対ずつ一体的に設けられると共に、後述するロックギア40をそれぞれ挟持するものである。この固定ガイド30には、シートバックの荷重及び乗員の体重が集中するため、これらの荷重を支持可能な強度とする必要がある。従って、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって構成することが考えられる。なお、本実施例において当該固定ガイド30は、鋼鈑をプレス加工してベースプレート10を構成する際に、裏側から金型で押し出すことにより突出させて構成するものとしている。
但し、本発明において当該固定ガイド30は、その機械強度を前記ギアプレート20及び後述のロックギア40よりも低く設定する必要がある。当該リクライニング装置200に大きな荷重が入力されたとき(非常時)には、ロックギア40によって当該固定ガイド30が押圧されて変形し、その外端部31がギアプレート20の内歯21に対して当接可能とするためである。
また当該固定ガイド30は、その外端部31とギアプレート20の内歯21の先端とを可能な限り近接させて設けることも考えられる。斯様に構成することにより、当該固定ガイド30の変形時には、その外端部31によるギアプレート20の内歯21への食い込みが一層確実となる。
更に当該固定ガイド30は、ベースプレート10とギアプレート20とを組み付けた際には、当該ギアプレート20と略密接状となる厚みにて形成することも考えられる。斯様に構成することにより、当該固定ガイド30の変形時には、その厚み方向への変形をギアプレート20で押さえ込むこととなり、該固定ガイド30の変形量の大半をギアプレート20の内歯21への食い込みに充てることができる。
「ロックギア40」は、その両側面を平行に形成して上記固定ガイド30の間を摺動可能とすると共に、当該両側面どうしを結ぶ一辺に「外歯41」を形成して上記ギアプレート20の内歯21との噛合を可能とするものである。このロックギア40は、その外歯41がギアプレート20の内歯21に噛合した際には、ギアプレート20からの荷重を第一次的に負担するため、このような荷重にも耐えられる強度にて構成する必要がある。従って当該ロックギア40は、鋼鈑をプレス加工或いは切削加工することによって母材を形成した後に焼入れを行うか、或いは、鍛造するなどして構成することが考えられる。なお、本実施例において当該ロックギア40は、鋼鈑をプレス加工した後に焼入れをして構成するものとし、更には、後述するリンクプレート80との接合を可能とすべく、突起部42が設けられている。
「カム50」は、上記ベースプレート10の略中心位置に配置され後述のシャフト70を挿通されて、当該シャフト70と同時回転することにより上記ロックギア40の移動(摺動)を制御するものである。即ち、当該カム50の回転によって、当該ロックギア40のギアプレート20に対する噛合及びその解除が行われ、ひいては、本リクライニング装置200が装着されたシートバックの前後方向における傾動のロック及びその解除が行われるのである。なお、本実施例において当該カム50には、後述するセンターシャフト70の角柱部71を挿通可能な角穴52を穿設すると共に、後述するリンクプレート80との接合を可能とすべく2つの突起部51が設けられている。
「バネ60」は、上記カム50を回転付勢して、上記ロックギア40がギアプレート20の内歯21に噛合した状態を維持するものである。本実施例において当該バネ60には渦巻きバネ60を採用し、その一端は上記カム50に係合させ、他端はベースプレート10に突設した係合突起に係合させるものとしている。なお、本発明は斯様な構成に限るものではなく、次述するセンターシャフト70にバネ60(図示しない)を装着することによって回転付勢するものとしてもよい。
「センターシャフト70」は、ベースプレート10及びギアプレート20の中心部にそれぞれ穿設された貫通穴に挿通して、これらベースプレート10及びギアプレート20を同軸枢支するものである。更に当該センターシャフト70は、別部材に係る「操作レバー72」が装着されるものであり、乗員が当該操作レバー72を手動操作した場合には、上記ベースプレート10とギアプレート20との間において挿通されたカム50及びリンクプレート80が同時回転して、上記ロックギア40のギアプレート20に対する噛合及びその解除が行われることとなる。なお、本実施例において当該センターシャフト70は、鋼材を切削加工することによって構成している。より具体的には、当該センターシャフト70の略中間部付近には、上記カム50及びリンクプレート80に形成した角穴81に挿通可能な角柱部71が設けられている。そして、該センターシャフト70における一方の端部には操作レバー72を装着可能に構成すると共に、他方の端部には(図示しない)連結シャフトとの連結が可能なセレーション73を形成している。何故なら、リクライニング装置200は車両用シートの左右両側の連結部に装着されるものであるところ、シート左側のリクライニング装置200におけるカム50の回転と、シート右側のリクライニング装置200におけるカム50の回転とを、連結シャフトを介して同期させる必要があるからである。
また、センターシャフト70には円環凸部74が設けられており、該円環凸部74をリクライニング装置200のベースプレート10とシート側のブラケット90とで挟み込む事により、抜けを防止している。このようにすることで、ワッシャーを仕様せずにセンターシャフト70を取り付けることが可能となるのである。
そして「リンクプレート80」は、上記カム50が回転することによりギアプレート20の内歯21に対するロックギア40の噛合を解除するときに、前記カム50と同時回転してロックギア40を内方向に引き込むものである。なお、本実施例において当該リンクプレート80は、薄鈑にて構成した円形の中心位置に前記シャフト角柱部71を挿通可能な角穴81を穿設し、前記カム50の突起部51を挿通可能な丸穴82を穿設し、前記ロックギア40の突起部42を挿通可能な長穴83を穿設してなるものである。
続いて、上記構成からなる本実施例に係るリクライニング装置200の動作について 説明する。
まず、本実施例に係るリクライニング装置200においてシートバックの前後方向における傾動をロックする場合、乗員は操作レバー72を開放することとなる。操作レバー72の開放時には、バネ60によって図面上時計回り方向に付勢されたカム50が回転し、ロックギア40が固定ガイド30に沿ってベースプレート10における外方向へと押し出されるように摺動し、当該ロックギア40の外歯41がギアプレート20内周の内歯21へと噛合して、シートバックの前後方向における傾動がロックされることとなる。
一方、本実施例に係るリクライニング装置200においてシートバックの前後方向における傾動のロックを解除する場合、乗員は操作レバー72を引き上げる(又は、押し下げる)こととなる。操作レバー72の回動時には、当該操作レバー72が装着されたセンターシャフト70が反時計回り方向に回転し、更には該センターシャフト70が挿通されたカム50及びリンクプレート80も同時に回転することとなる。カム50の回転によって当該カム50とロックギア40との間に空間が生じ得ることとなる。但し、前記リンクプレート80に係る長穴83の外側縁がロックギア40の突起部42に当接して当該ロックギア40が内方向に向けてスムースに引き込まれて、前記空間は埋まることとなる。前記ロックギア40が内方向に引き込まれることによって、シートバックの前後方向における傾動が可能な状態となる。これら一連の動作を、ほぼ同時に行うこととなる。
10 ベースプレート
11 凸部
20 ギアプレート
21 内歯
30 固定ガイド
31 外端部
32 ガイドブロック
40 ロックギア
41 外歯
42 突起部
50 カム
51 突起部
52 角穴
60 バネ
70 センターシャフト
71 角柱部
72 操作レバー
73 セレーション
80 リンクプレート
81 角穴
82 丸穴
83 長穴
200 リクライニング装置

Claims (1)

  1. 乗員が着座するシートクッションと、
    前記シートクッションに対して傾動可能なシートバックと、
    前記シートバックに取り付けられるシートバックブラケットと、前記シートクッションに取り付けられるシートクッションブラケットに取り付けられ、前記シートクッションに対して前記シートバックを角度を持って固定できるリクライニング装置であって、
    前記リクライニング装置を操作することができ、該リクライニング装置に挿通されるシャフトに、円環凸部が設けられており、
    該円環凸部は、前記リクライニング装置と、前記シートバックブラケットまたは前記シートクッションブラケットのいずれか一方との間に挟み込むように配置されるようにしたことを特徴とするリクライニング装置。
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