JP2011092496A - リクライニング装置 - Google Patents

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Mitsunao Kawamura
光直 河村
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Abstract

【課題】荷重に耐えられる強度を確保しつつベースプレートを薄型化し、装置全体の軽量化につなげることができる車両用シートのリクライニング装置を提供すること。
【解決手段】リクライニング装置のシートクッション又はシートバックの何れか一方に固定される円形のベースプレート10に鋼板をプレス加工して設ける固定ガイド30の突出面31にリブ加工を施し、ロックギヤと可動ガイドの摺動方向に対して直角方向に向かう一直線上に凹溝32を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シートバックの傾斜角を調整する自動車用シートのリクライニング装置に関するものである。
従来より、リクライニング装置としては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1に記載されているリクライニング装置は、車両用シートにおけるシートクッション側に固定されるベースプレート10と、そのベースプレート10と回転可能に重ね合わされると共に車両用シートにおけるシートバック側に固定されるギヤプレート20と、ベースプレート10に形成され後述のロックギヤ40を挟持する固定ガイド30と、その固定ガイド30間を摺動すると共にギヤプレート20に形成された内歯21と噛合可能な外歯41を有するロックギヤ40と、ベースプレート10の略中心位置に配置され後述のセンターシャフト70を挿通されて回転し前記ロックギヤ40の移動を制御するカム50と、そのカム50を回転付勢してロックギヤ40がギヤプレート20の内歯21と噛合した状態に維持するスプリング60と、ベースプレート10及びギヤプレート20を同軸枢支するセンターシャフト70と、ロックギヤ40と固定ガイド30との間に摺動可能に設けられ各部材間の隙間をなくす可動ガイド100と、その可動ガイド100をベースプレート10の内方向へ付勢するスプリングと、ギヤプレート20の内歯21に対するロックギヤ40の噛合を解除するときにカム50と同時に回転して可動ガイド100を外方向に押し出しロックギヤ40を内方向へ引き込むリングプレート120を備えている。
乗員がセンターシャフト70に装着される操作レバー72を手動操作することで、ベースプレート10とギヤプレート20との間において挿通されたカム50及びリンクプレート120が同時回転して、ロックギヤ40のギヤプレート20に対する噛合及びその解除が行われることとなる。
特許第4305571号公報
上述したリクライニング装置のベースプレート10は、鋼板をプレス加工して構成され、その際に固定ガイド30が金型を押し出すことにより形成されるが、その固定ガイド30の強度をに確保するためには、固定ガイド30の肉厚を厚くする必要があり、ベースプレート10自体の板厚の厚くしなければならなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、強度を確保しつつベースプレート10を薄型化し、装置全体の軽量化につなげることができるリクライニング装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載のリクライニング装置においては、シートクッション又はシートバックの何れか一方に固定される円形のベースプレートと、当該ベースプレートに対して回転可能に組み付けられると共に、シートクッション又はシートバックの何れか他方に固定され内歯を有する円形のギヤプレートと、前記ベースプレートに金型で押し出すことにより、該ベースプレートの二箇所に一対ずつ突出させて形成される固定ガイドと、当該固定ガイド同士の間にそれぞれ配置され、固定ガイドに沿って摺動して前記ギヤプレートにおける内歯と係合可能な外歯を有するロックギヤと、当該ロックギヤの移動を制御して、ロックギヤをギヤプレートの内歯に噛合させるカムと、当該カムを回転駆動させ、ロックギヤとギヤプレートとの噛合を解除することが可能なセンターシャフトとを備えるリクライニング装置において、前記固定ガイドの突出した突出面にリブ加工を施していることを技術的特徴とする。
請求項1に記載のリクライニング装置によれば、固定ガイドの突出面にリブ加工を施すことで、固定ガイドの強度が向上されるため、固定ガイドの肉厚を薄くでき、ベースプレートの薄板化が可能となり、リクライニング装置の軽量化につなげることができる。
(a)本実施例に係るリクライニング装置であって、図bにおけるB−B断面図である。(b)は図aにおけるA−A断面図である。 (a)本実施例に係る固定ガイドの凹溝を示す図である。(b)図aにおける固定ガイドの断面図である。 他の実施例に係る固定ガイドの凹溝を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。本実施例に係るリクライニング装置200は、「ベースプレート10」と、「ギヤプレート20」と、「固定ガイド30」と、「ロックギヤ40」と、「カム50」と、「センターシャフト70」と、「可動ガイド100」と、「トーションスプリング110」と、「リンクプレート120」とを有するものである。以下、各構成毎に説明する。
「ベースプレート10」は、リクライニング装置200の基台を構成するものであって、車両用シートにおけるシートクッション又はシートバックに固定されるものである。このベースプレート鋼板にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に後述する固定ガイド30を構成している。
「ギヤプレート20」は、上記ベースプレート10に対して回転可能に組みつけられると共に、車両用シートにおけるシートバック又はシートクッションに固定されるものである。このギヤプレート20はシートバック又はシートクッションが固定される面とは反対側の内周に「内歯21」を形成している。この内歯21は後述するロックギヤ40の外歯41と噛合可能なものであり、ロックギヤ40の噛合により、シートバックの前後方向への傾動をロックするものである。このギヤプレート20は鋼板にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に内歯21を形成している。
「固定ガイド30」は、上記ベースプレート10における偏心の2箇所に一対ずつ一体的に設けられると共に、後述するロックギヤ40及び可動ガイド100をそれぞれ狭持するものである。この固定ガイド30は、鋼板をプレス加工してベースプレートを構成する際に金型で押し出すことにより突出させて構成するものとしている。また、本実施例では図2に示すように、突出させた固定ガイド30の突出面31において、ロックギヤ40と後述する可動ガイド100の摺動方向に対して直角方向に向かう一直線上に凹溝32が形成されるように、リブ加工用の金型によりプレス加工をして固定ガイド30を構成する。このリブ加工により、衝撃時にロックギヤ40と可動ガイド100から加わる荷重に耐えられる強度を固定ガイド30に持たせることができる。さらに、ここでは突出面31の凹部32をロックギヤ40と後述する可動ガイド100の摺動方向に対して直角方向に向かう一直線上に形成したが、それに限るものではなく、例えば図3に示すように、円周方向に向かう曲線状に凹溝32を形成するようにしてもよい。
「ロックギヤ40」は、その両側面を平行に形成して上記固定ガイド30の間を摺動可能とすると共に、当該両面同士を結ぶ一辺に「外歯41」を形成して上記ギヤプレート20の内歯21との噛合を可能とするものである。このロックギヤ40は、鋼板をプレス加工した後に焼入れをして構成するものとし、さらに後述するリンクプレート120との接合を可能とすべく、突起部42が設けられている。
「カム50」は、上記ベースプレート10の略中心位置に配置され後述のセンターシャフト70に挿通されて、そのセンターシャフト70と同時回転することよって、上記ロックギヤ40の移動を制御するものである。即ち、カム50の回転によって、当該ロックギヤ40のギヤプレート20に対する噛合及びその解除が行われ、ひいては、本リクライニング装置が装着されたシートバックの前後方向における傾動のロック及びその解除が行われる。また、カム50には、後述するセンターシャフト70の角柱部71を挿通可能な角穴52を穿設すると共に、後述するリンクプレート120との接合を可能とすべく2つの突起部51が設けられている。
「センターシャフト70」は、ベースプレート10及びギヤプレート20の中心部にそれぞれ穿設された貫通穴に挿通して、これらベースプレート10及びギヤプレート20を同軸枢支するものである。さらに、そのセンターシャフト70は、別部材に係る「操作レバー72」が装着されるものであり、乗員がその操作レバー72を手動操作した場合には、上記ベースプレート10とギヤプレート20の間において挿通されたカム50及び後述するリンクプレート120と同時回転して、上記ロックギヤ40のギヤプレート20に対する噛合及びその解除が行われることとなる。このセンターシャフト70の略中間部付近には、上記カム50及びリンクプレート120に形成した角穴121に挿通可能な角柱部71が設けられている。そして、センターシャフト70の一方の端部には操作レバー72を装着可能に構成すると共に、他方の端部には(図示しない)連結シャフトとの連結が可能なセレーション73を形成している。
「可動ガイド100」は、一方端から他方端に向けて漸次幅が狭くなるよう楔型に形成して、上記ロックギヤ40と固定ガイド30との間に摺動可能に介在させるものである。この可動ガイド100には後述のトーションスプリング110が係合されており、ベースプレート10の内方向へと付勢される。これにより、可動ガイド100は上記ロックギヤ40と固定ガイド30の間に常に食い込んだ状態となり、これら固定ガイド30とロックギヤ40と可動ガイド100とが相互に堅く合わさって、各部材間における隙間が消滅する。そのため、シートバックの前後方向におけるガタが解消されることとなる。
「トーションスプリング110」は、カム50と可動ガイド100とに係合され、カム50と可動ガイド100をセンターシャフト70を跨いで対角線上に引き込むものである。2本のトーションスプリング110により、カム50は2方向から均等に引き込まれて回転付勢されることとなる。
「リンクプレート120」は、上記カム50が回転することによりギヤプレート20の内歯21に対するロックギヤ40の噛合を解除するときに、カム50と同時回転してロックギヤ40を内方向に引き込むものである。このリンクプレート120は、薄鈑にて構成した円形の中心位置にシャフト角柱部71を挿通可能な角穴121を穿設し、カム50の突起部51を挿通可能な丸穴122を穿設し、ロックギヤ40の突起部42を挿通可能な長穴123を穿設してなるものである。
続いて、上記構成からなる本実施例に係るリクライニング装置200の動作について 説明する。
まず、本実施例に係るリクライニング装置200においてシートバックの前後方向における傾動をロックする場合、乗員は操作レバー72を開放することとなる。操作レバー72の開放時には、トーションスプリング110によって図面上時計回り方向に付勢されたカム50が回転し、ロックギヤ40が固定ガイド30に沿ってベースプレート10における外方向へと押し出されるように摺動し、当該ロックギヤ40の外歯41がギヤプレート20内周の内歯21へと噛合して、シートバックの前後方向における傾動がロックされることとなる。
一方、シートバックの前後方向における傾動のロックを解除する場合、乗員は操作レバー72を引き上げる(又は、押し下げる)こととなる。操作レバー72の回動時には、当該操作レバー72が装着されたセンターシャフト70が反時計回り方向に回転し、更には該センターシャフト70が挿通されたカム50及びリンクプレート80も同時に回転することとなる。カム50の回転によって当該カム50とロックギヤ40との間に空間が生じ得ることとなる。但し、前記リンクプレート120に係る長穴123の外側縁がロックギヤ40の突起部42に当接して当該ロックギヤ40が内方向に向けてスムースに引き込まれて、前記空間は埋まることとなる。前記ロックギヤ40が内方向に引き込まれることによって、シートバックの前後方向における傾動が可能な状態となる。
10 ベースプレート
20 ギヤプレート
30 固定ガイド
40 ロックギヤ
50 カム
70 センターシャフト
100 可動ガイド
110 トーションスプリング
120 リンクプレート
130 ブラケット
200 リクライニング装置

Claims (1)

  1. シートクッション又はシートバックの何れか一方に固定される円形のベースプレートと、
    当該ベースプレートに対して回転可能に組み付けられると共に、シートクッション又はシートバックの何れか他方に固定され内歯を有する円形のギヤプレートと、
    前記ベースプレートに金型で押し出すことにより、該ベースプレートの二箇所に一対ずつ突出させて形成される固定ガイドと、
    当該固定ガイド同士の間にそれぞれ配置され、固定ガイドに沿って摺動して前記ギヤプレートにおける内歯と係合可能な外歯を有するロックギヤと、
    当該ロックギヤの移動を制御して、ロックギヤをギヤプレートの内歯に噛合させるカムと、
    当該カムを回転駆動させ、ロックギヤとギヤプレートとの噛合を解除することが可能なセンターシャフトとを備えるリクライニング装置において、
    前記固定ガイドの突出した突出面に、リブ加工を施すことを特徴とするリクライニング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9672820B2 (en) 2013-09-19 2017-06-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Simultaneous speech processing apparatus and method

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