JP2011130981A - リクライニング装置 - Google Patents

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Mitsunao Kawamura
光直 河村
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Abstract

【課題】ロックギヤのギヤプレートの内歯との噛合強度を確保しつつ、ロックギヤを軽量化して、装置全体の軽量化につなげることができる車両用シートのリクライニング装置を提供する。
【解決手段】ロックギヤ40のリンクプレート120との対向面に長穴43を穿設し、長穴43の内周縁において内方向に突き出た一つの突出部を押圧することで突起部42を形成し、リングプレート120上に設けた長穴123に挿通するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートバックの傾斜角を調整する自動車用シートのリクライニング装置に関するものである。
従来より、リクライニング装置としては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1に記載されているリクライニング装置は、車両用シートにおけるシートクッション側に固定されるベースプレート10と、そのベースプレート10と回転可能に重ね合わされると共に車両用シートにおけるシートバック側に固定されるギヤプレート20と、ベースプレート10に形成され後述のロックギヤ40を挟持する固定ガイド30と、その固定ガイド30間を摺動すると共にギヤプレート20に形成された内歯21と噛合可能な外歯41を有するロックギヤ40と、ベースプレート10の略中心位置に配置され後述のセンターシャフト70を挿通されて回転し前記ロックギヤ40の移動を制御するカム50と、そのカム50を回転付勢してロックギヤ40がギヤプレート20の内歯21と噛合した状態に維持するスプリング60と、ベースプレート10及びギヤプレート20を同軸枢支するセンターシャフト70と、ロックギヤ40と固定ガイド30との間に摺動可能に設けられ各部材間の隙間をなくす可動ガイド100と、その可動ガイド100をベースプレート10の内方向へ付勢するスプリングと、ギヤプレート20の内歯21に対するロックギヤ40の噛合を解除するときにカム50と同時に回転して可動ガイド100を外方向に押し出しロックギヤ40を内方向へ引き込むリングプレート120を備えている。
乗員がセンターシャフト70に装着される操作レバー72を手動操作することで、ベースプレート10とギヤプレート20との間において挿通されたカム50及びリンクプレート120が同時回転して、ロックギヤ40のギヤプレート20に対する噛合及びその解除が行われることとなる。
特許第4305571号公報
上述したリクライニング装置のロックギヤ40は、ギヤプレート20の内歯21との噛合強度を確保するために板厚を厚くする必要があり、それがリクライニング装置の重量増加につながっていた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ロックギヤ40を軽量化し、装置全体の軽量化につなげることができるリクライニング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載のリクライニング装置においては、シートクッション又はシートバックの何れか一方に固定される円形のベースプレートと、ベースプレートに対して回転可能に組み付けられると共に、シートクッション又はシートバックの何れか他方に固定され内歯を有する円形のギヤプレートと、ベースプレートに金型で押し出すことにより、ベースプレートの二箇所に一対ずつ突出させて形成される固定ガイドと、固定ガイド同士の間にそれぞれ配置され、固定ガイドに沿って摺動してギヤプレートにおける内歯と係合可能な外歯を有するロックギヤと、ロックギヤの径外方向への移動を制御して、ロックギヤをギヤプレートの内歯に噛合させるカムと、カムと同時回転して、ロックギヤの径内方向への移動を制御し、ギヤプレートの内歯との噛合を解除させるリングプレートと、カムを回転駆動させ、ロックギヤとギヤプレートとの噛合を解除することが可能なセンターシャフトとを備えるリクライニング装置において、ロックギヤのリングプレートとの対向面に長穴を形成し、リングプレート上に設けた長穴と挿通可能な突起部をロックギヤの一部を押圧して形成したことを特徴とするリクライニング装置。
請求項1に記載のリクライニング装置によれば、ロックギヤのリングプレートとの対向面に長穴を形成することで、ロックギヤの板厚を変えることなく、ロックギヤの軽量化が可能となり、またリンクプレートと接合させる突起部の加工が容易となる。
(a)本実施例に係るリクライニング装置であって、図bにおけるB−B断面図である。(b)は図aにおけるA−A断面図である。 (a)本実施例に係るロックギヤの形状を示す図である。(b)図aにおけるB−B断面図である。 (a)他の実施例に係るロックギヤの形状を示す図である。(b)図aにおけるC−C断面図である。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。本実施例に係るリクライニング装置200は、図1に示すように「ベースプレート10」と、「ギヤプレート20」と、「固定ガイド30」と、「ロックギヤ40」と、「カム50」と、「センターシャフト70」と、「トーションスプリング110」と、「リンクプレート120」とを有するものである。以下、各構成毎に説明する。
「ベースプレート10」は、リクライニング装置200の基台を構成するものであって、車両用シートにおけるシートクッション又はシートバックに固定されるものである。このベースプレート鋼板にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に後述する固定ガイド30を構成している。
「ギヤプレート20」は、上記ベースプレート10に対して回転可能に組みつけられると共に、車両用シートにおけるシートバック又はシートクッションに固定されるものである。このギヤプレート20はシートバック又はシートクッションが固定される面とは反対側の内周に「内歯21」を形成している。この内歯21は後述するロックギヤ40の外歯41と噛合可能なものであり、ロックギヤ40の噛合により、シートバックの前後方向への傾動をロックするものである。このギヤプレート20は鋼板にプレス加工を施すことによって外形を円形に構成すると共に内歯21を形成している。
「固定ガイド30」は、上記ベースプレート10における偏心の2箇所に一対ずつ一体的に設けられると共に、後述するロックギヤ40をそれぞれ狭持するものである。この固定ガイド30は、鋼板をプレス加工してベースプレートを構成する際に金型で押し出すことにより突出させて構成するものとしている。
「ロックギヤ40」は、その両側面を平行に形成して上記固定ガイド30の間を摺動可能とすると共に、当該両面同士を結ぶ一辺に「外歯41」を形成して上記ギヤプレート20の内歯21との噛合を可能とするものである。このロックギヤ40は鋼板をプレス加工して形成されるものであり、後述するリンクプレート120との対向面には長穴42が穿設され、長穴42の内周縁には内方向に突き出た一つの突出部が形成され、その突出部を押圧することで、図2に示すように、リンクプレート120との接合を可能とする突起部42が形成される。本実施例では、突起部42がリンクプレート120側に押圧したものをさらに外歯41とは反対側に曲げて形成されているが、図3に示すように、リンクプレート120側に押圧して曲げるだけで形成してもよい。この長穴43を形成したことで、ロックギヤ40の板厚を変えることなく、ロックギヤ40を軽量化させることができ、また突起部42の加工が容易となる。
「カム50」は、上記ベースプレート10の略中心位置に配置され後述のセンターシャフト70に挿通されて、そのセンターシャフト70と同時回転することよって、上記ロックギヤ40の移動を制御するものである。即ち、カム50の回転によって、当該ロックギヤ40のギヤプレート20に対する噛合及びその解除が行われ、ひいては、本リクライニング装置が装着されたシートバックの前後方向における傾動のロック及びその解除が行われる。また、カム50には、後述するセンターシャフト70の角柱部71を挿通可能な角穴52を穿設すると共に、後述するリンクプレート120との接合を可能とすべく2つの突起部51が設けられている。
「センターシャフト70」は、ベースプレート10及びギヤプレート20の中心部にそれぞれ穿設された貫通穴に挿通して、これらベースプレート10及びギヤプレート20を同軸枢支するものである。さらに、そのセンターシャフト70は、別部材に係る「操作レバー(図示しない)」が装着されるものであり、乗員がその操作レバーを手動操作した場合には、上記ベースプレート10とギヤプレート20の間において挿通されたカム50及び後述するリンクプレート120と同時回転して、上記ロックギヤ40のギヤプレート20に対する噛合及びその解除が行われることとなる。このセンターシャフト70の略中間部付近には、上記カム50及びリンクプレート120に形成した角穴121に挿通可能な角柱部71が設けられている。そして、センターシャフト70の一方の端部には操作レバーを装着可能に構成すると共に、他方の端部には(図示しない)連結シャフトとの連結が可能なセレーション73を形成している。
「トーションスプリング110」は、カム50と固定ガイド30とに係合され、カム50と固定ガイド300をセンターシャフト70を跨いで対角線上に引き込むものである。2本のトーションスプリング110により、カム50は2方向から均等に引き込まれて回転付勢されることとなる。
「リンクプレート120」は、上記カム50が回転することによりギヤプレート20の内歯21に対するロックギヤ40の噛合を解除するときに、カム50と同時回転してロックギヤ40を内方向に引き込むものである。このリンクプレート120は、薄鈑にて構成した円形の中心位置にシャフト角柱部71を挿通可能な角穴121を穿設し、カム50の突起部51を挿通可能な丸穴122を穿設し、ロックギヤ40の突起部42を挿通可能な長穴123を穿設してなるものである。
続いて、上記構成からなる本実施例に係るリクライニング装置200の動作について 説明する。
まず、本実施例に係るリクライニング装置200においてシートバックの前後方向における傾動をロックする場合、乗員は操作レバーを開放することとなる。操作レバーの開放時には、トーションスプリング110によって図面上時計回り方向に付勢されたカム50が回転し、ロックギヤ40が固定ガイド30に沿ってベースプレート10における外方向へと押し出されるように摺動し、当該ロックギヤ40の外歯41がギヤプレート20内周の内歯21へと噛合して、シートバックの前後方向における傾動がロックされることとなる。
一方、シートバックの前後方向における傾動のロックを解除する場合、乗員は操作レバーを引き上げる(又は、押し下げる)こととなる。操作レバーの回動時には、当該操作レバーが装着されたセンターシャフト70が反時計回り方向に回転し、更には該センターシャフト70が挿通されたカム50及びリンクプレート80も同時に回転することとなる。カム50の回転によって当該カム50とロックギヤ40との間に空間が生じ得ることとなる。但し、前記リンクプレート120に係る長穴123の外側縁がロックギヤ40の突起部42に当接して当該ロックギヤ40が内方向に向けてスムースに引き込まれて、前記空間は埋まることとなる。前記ロックギヤ40が内方向に引き込まれることによって、シートバックの前後方向における傾動が可能な状態となる。
10 ベースプレート
20 ギヤプレート
30 固定ガイド
40 ロックギヤ
50 カム
70 センターシャフト
110 トーションスプリング
120 リンクプレート
130 ブラケット
200 リクライニング装置

Claims (1)

  1. シートクッション又はシートバックの何れか一方に固定される円形のベースプレートと、
    当該ベースプレートに対して回転可能に組み付けられると共に、シートクッション又はシートバックの何れか他方に固定され内歯を有する円形のギヤプレートと、
    前記ベースプレートに金型で押し出すことにより、該ベースプレートの二箇所に一対ずつ突出させて形成される固定ガイドと、
    当該固定ガイド同士の間にそれぞれ配置され、固定ガイドに沿って摺動して前記ギヤプレートにおける内歯と係合可能な外歯を有するロックギヤと、
    当該ロックギヤの径外方向への移動を制御して、ロックギヤをギヤプレートの内歯に噛合させるカムと、
    当該カムと同時回転して、ロックギヤの径内方向への移動を制御し、ギヤプレートの内歯との噛合を解除させるリングプレートと、
    前記カムを回転駆動させ、ロックギヤとギヤプレートとの噛合を解除することが可能なセンターシャフトとを備えるリクライニング装置において、
    前記ロックギヤのリングプレートとの対向面に長穴を形成し、
    前記リングプレート上に設けた長穴と挿通可能な突起部を前記ロックギヤの一部を押圧して形成したことを特徴とするリクライニング装置。
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