JP2011050732A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブースタを洗浄機本体の機械室に内蔵して設置場所の自由度を増すことができ、洗浄機本体とブースタとをつなぐ配管や電気ケーブルが外部に露出せず、且つメンテナンスの作業性向上並びに運転操作性向上を図り得る食器洗浄機を提供する。
【解決手段】機械室4に、濯ぎノズルへ温水を供給するためのブースタ5と、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックス10とを内蔵すると共に、該コントロールボックス10を開閉扉式として、前記外装パネルを取り外した状態で前記コントロールボックス10を、前記機械室4内部に収容される格納位置と、該機械室4前面側に張り出すメンテナンス位置との間で回動可能となるよう構成する。
【選択図】図8
【解決手段】機械室4に、濯ぎノズルへ温水を供給するためのブースタ5と、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックス10とを内蔵すると共に、該コントロールボックス10を開閉扉式として、前記外装パネルを取り外した状態で前記コントロールボックス10を、前記機械室4内部に収容される格納位置と、該機械室4前面側に張り出すメンテナンス位置との間で回動可能となるよう構成する。
【選択図】図8
Description
本発明は、食器洗浄機に関するものである。
一般に、レストランや会社の社員食堂等で用いられる業務用の食器洗浄機は、図12〜図14に示される如く、縦長の箱形の洗浄機本体1の上部に、洗浄ノズル(図示せず)から噴射される洗浄水及び濯ぎノズル(図示せず)から噴射される濯ぎ水により食器類の洗浄及び濯ぎが行われる洗浄室2を形成すると共に、前記洗浄機本体1の下部に、着脱自在な外装パネル3で覆われる機械室4を形成し、該機械室4の側方に、前記濯ぎノズルへ温水を供給するためのブースタ5を設置してなる構成を有している。
前記洗浄室2は、開閉レバー6の操作により昇降自在なボックスドア7にて開閉されるようになっている。
又、前記ブースタ5は、図12〜図14に示される例の場合、可燃ガスの燃焼熱により温水を得るガスブースタであり、該ブースタ5の背面側には、前記可燃ガスを燃焼させた排ガスを排出するための排気ダクト8が上方へ延びるよう接続されている。尚、前記ブースタ5としては、ガスブースタの代わりに、電気ヒータの熱により温水を得る電気ブースタが用いられることもある。
一方、前記機械室4の内部には、前記洗浄ノズルへ洗浄水を供給するための洗浄ポンプ(図示せず)と、前記ブースタ5により85〜90[℃]程度に昇温された濯ぎ水を前記濯ぎノズルへ供給するための濯ぎポンプ(図示せず)とが設置されると共に、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックス(図示せず)が設置されている。
尚、前述の如き食器洗浄機と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
しかしながら、前述の如き従来の食器洗浄機においては、前記ブースタ5が洗浄機本体1の機械室4外部に別置きされているため、広い設置スペースが必要となり、排気ダクト8も外部に張り出す形で上方へ長く延びていることから設置場所の制約が大きくなると共に、前記洗浄機本体1とブースタ5とをつなぐ配管や電気ケーブルの接続作業が繁雑で且つそれらが外部に露出するという欠点を有していた。
又、前記制御部品の点検や交換といったメンテナンスを行う際には、前記外装パネル3を取り外した状態で、前記コントロールボックスをその取付ネジ等を緩めて機械室4から引き出す必要があり、更に、前記メンテナンス完了後には、前記コントロールボックスを元の位置に設置し直す必要があり、作業が面倒で非常に手間がかかっていた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、ブースタを洗浄機本体の機械室に内蔵して設置場所の自由度を増すことができ、洗浄機本体とブースタとをつなぐ配管や電気ケーブルが外部に露出せず、且つメンテナンスの作業性向上並びに運転操作性向上を図り得る食器洗浄機を提供しようとするものである。
本発明は、洗浄ノズルから噴射される洗浄水及び濯ぎノズルから噴射される濯ぎ水により食器類の洗浄及び濯ぎが行われる洗浄室と、該洗浄室の下に配置され且つ着脱自在な外装パネルで覆われる機械室とを有する洗浄機本体を備えた食器洗浄機において、
前記機械室に、濯ぎノズルへ温水を供給するためのブースタと、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックスとを内蔵すると共に、該コントロールボックスを開閉扉式として、前記外装パネルを取り外した状態で前記コントロールボックスを、前記機械室内部に収容される格納位置と、該機械室前面側に張り出すメンテナンス位置との間で回動可能となるよう構成したことを特徴とする食器洗浄機にかかるものである。
前記機械室に、濯ぎノズルへ温水を供給するためのブースタと、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックスとを内蔵すると共に、該コントロールボックスを開閉扉式として、前記外装パネルを取り外した状態で前記コントロールボックスを、前記機械室内部に収容される格納位置と、該機械室前面側に張り出すメンテナンス位置との間で回動可能となるよう構成したことを特徴とする食器洗浄機にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く構成すると、従来の食器洗浄機のようにブースタが洗浄機本体の機械室外部に別置きされなくなるため、広い設置スペースを必要とせず、設置場所の制約が小さくなる。
又、コントロールボックス内の制御部品の点検や交換といったメンテナンスを行う際には、外装パネルを取り外した状態で、前記コントロールボックスを格納位置からメンテナンス位置に回動させ、前記メンテナンス完了後には、前記コントロールボックスをメンテナンス位置から格納位置に回動させて戻すだけで良く、従来のように、取付ネジ等を緩めて機械室からコントロールボックスを引き出したり、前記メンテナンス完了後に前記コントロールボックスを元の位置に設置し直すという面倒な作業が不要となり、作業性を向上させることが可能となる。
前記食器洗浄機においては、前記ブースタは、可燃ガスの燃焼熱により温水を得るガスブースタであり、前記可燃ガスを燃焼させた排ガスを排出するための排気ダクトは、外部に張り出さずに洗浄機本体の背面に沿うよう一体化する形で上方へ延ばすことができる。
又、前記食器洗浄機においては、前記ブースタは、電気ヒータの熱により温水を得る電気ブースタとすることができる。
更に又、前記食器洗浄機においては、前記洗浄機本体の設置位置に応じて、該洗浄機本体に対する運転操作用のワイヤードリモコンの取付位置を変更可能とすることができ、このようにすると、食器類を洗浄室に運び入れて洗浄をスタートさせる一連の運転操作の作業動線を考慮した上で、前記ワイヤードリモコンを取り付けることが可能となるため、運転操作を円滑に行うことが可能となる。
一方、前記食器洗浄機においては、前記洗浄室を、開閉レバーの操作により昇降自在なボックスドアにて開閉するよう構成し、該ボックスドアの内面に断熱材を設けることができ、このようにすると、運転時に内面側に洗浄水及び濯ぎ水が触れるボックスドアの表面温度が従来に比べ大幅に低下し、厨房で働く作業者への熱的影響を少なくすることが可能となる。
又、前記食器洗浄機においては、前記ボックスドアを下降させて前記洗浄室を閉じた際に、ボックスドアの下端縁が係合することにより、食器洗浄時に発生する湯気の外部への流出を阻止するシール板を、前記洗浄室の下部に形成され且つ前記洗浄水及び濯ぎ水を受けるタンク部内面に取り付けると共に、前記ボックスドアの天井面後部に、前記湯気を洗浄機本体の後方へ排出する湯気抜き口を形成することができ、このようにすると、前記ボックスドアを下降させて前記洗浄室を閉じた際には、前記タンク部内面に取り付けられたシール板に対し、前記ボックスドアの下端縁が係合するため、食器洗浄時に発生する湯気が洗浄機本体の前面や左右両側面から外部へ流出することが阻止されると共に、前記湯気は、ボックスドアの天井面後部に形成された湯気抜き口から洗浄機本体の後方へ排出される。
本発明の食器洗浄機によれば、ブースタを洗浄機本体の機械室に内蔵して設置場所の自由度を増すことができ、洗浄機本体とブースタとをつなぐ配管や電気ケーブルが外部に露出せず、且つメンテナンスの作業性向上並びに運転操作性向上を図り得るという優れた効果を奏し得る。
更に、本発明の食器洗浄機によれば、ボックスドアの内面に設けた断熱材により、ボックスドアの表面温度を従来に比べ大幅に低下させることができ、しかも、タンク部内面に取り付けたシール板並びにボックスドアの天井面後部に形成した湯気抜き口により、洗浄機本体の前面側への湯気の流出を抑制し得、厨房で働く作業者への熱的影響を低減し得るという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図8は本発明の食器洗浄機の第一実施例であって、図中、図12〜図14と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図12〜図14に示す従来のものと同様であるが、本第一実施例の特徴とするところは、図1〜図8に示す如く、機械室4に、濯ぎノズル9へ温水を供給するためのブースタ5と、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックス10とを内蔵すると共に、該コントロールボックス10を開閉扉式として、前記外装パネル3を取り外した状態で前記コントロールボックス10を、前記機械室4内部に収容される格納位置(図6参照)と、該機械室4前面側に張り出すメンテナンス位置(図7及び図8参照)との間で回動可能となるよう構成した点にある。
本第一実施例の場合、前記ブースタ5は、図4に示す如く、止水機能を有するボールタップ11が内部に設けられ且つ水が供給されるブースタ本体12と、ガスボンベ13から供給される可燃ガスを燃焼させるバーナユニット14と、該バーナユニット14で可燃ガスを燃焼させた際に生じる燃焼熱により前記ブースタ本体12内の水を加熱する熱交換器15とを備え、前記ブースタ5で昇温させた温水を、図5に示す如く、濯ぎポンプ16の作動により濯ぎ水として水平旋回される濯ぎノズル9から洗浄室2内に噴射するようにし、又、前記可燃ガスを燃焼させた排ガスを排出するための排気ダクト8は、外部に張り出さずに洗浄機本体1の背面に沿うよう一体化する形で上方へ延ばしてある。尚、前記ブースタ5は、前述の如く可燃ガスの燃焼熱により温水を得るガスブースタとせずに、電気ヒータの熱により温水を得る電気ブースタとして前記機械室4に内蔵するようにしても良く、該電気ブースタとした場合には、排気ダクトは不要となる。又、図5中、17は前記濯ぎノズル9と同軸を中心に水平旋回自在に配設された洗浄ノズルであり、該洗浄ノズル17には、図6及び図7に示される濯ぎポンプ16と並設された洗浄ポンプ18が接続されており、該洗浄ポンプ18の作動により洗浄水を洗浄ノズル17から洗浄室2内に噴射するようにしてある。更に又、前記ブースタ5前面側のパネルを外すことにより、該ブースタ5内に設けられる前記ボールタップ11の脱着を行えるようにしてある。
一方、前記洗浄機本体1の設置位置に応じて、該洗浄機本体1に対する運転操作用のワイヤードリモコン19(図1及び図6参照)の取付位置は変更可能としてある。
尚、図1、図6及び図8中、20はボックスドア7の前面に設けられた覗き窓であり、該覗き窓20から洗浄室2内部の状況を見ることができるようになっている。
次に、上記第一実施例の作用を説明する。
前述の如く構成すると、従来の食器洗浄機のようにブースタ5が洗浄機本体1の機械室4外部に別置きされなくなるため、広い設置スペースを必要とせず、排気ダクト8も外部に張り出さずに洗浄機本体1の背面に沿うよう一体化される形で上方へ延びていることから設置場所の制約が小さくなる。因みに、前記洗浄機本体1は、およそ600[mm]×600[mm]の床面積があれば設置可能となり、前記洗浄室2内には、500[mm]×500[mm]以下の食器収納用ラックを配置することが可能となる。
又、コントロールボックス10内の制御部品の点検や交換といったメンテナンスを行う際には、外装パネル3を取り外した状態で、前記コントロールボックス10を格納位置(図6参照)からメンテナンス位置(図7及び図8参照)に回動させ、前記メンテナンス完了後には、前記コントロールボックス10をメンテナンス位置から格納位置に回動させて戻すだけで良く、従来のように、取付ネジ等を緩めて機械室4からコントロールボックス10を引き出したり、前記メンテナンス完了後に前記コントロールボックス10を元の位置に設置し直すという面倒な作業が不要となり、作業性を向上させることが可能となる。しかも、前記ブースタ5前面側のパネルを外せば、該ブースタ5内に設けられるボールタップ11の脱着が容易に行えるようになっている。
更に又、前記洗浄機本体1の設置位置に応じて、該洗浄機本体1に対する運転操作用のワイヤードリモコン19の取付位置を変更可能としてあるため、食器類を洗浄室2に運び入れて洗浄をスタートさせる一連の運転操作の作業動線を考慮した上で、前記ワイヤードリモコン19を取り付けることが可能となるため、運転操作を円滑に行うことが可能となる。
こうして、ブースタ5を洗浄機本体1の機械室4に内蔵して設置場所の自由度を増すことができ、洗浄機本体1とブースタ5とをつなぐ配管や電気ケーブルが外部に露出せず、且つメンテナンスの作業性向上並びに運転操作性向上を図り得る。
図9〜図11は本発明の食器洗浄機の第二実施例であって、図中、図1〜図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図1〜図8に示す第一実施例と同様であるが、本第二実施例の特徴とするところは、図9〜図11に示す如く、ボックスドア7の内面に断熱材21を設けた点にある。
本第二実施例の場合、前記ボックスドア7は、前面、左右両側面、天井面の計四面で形成され、洗浄機本体1の背面壁22に沿って上下方向へスライドさせることにより、洗浄室2を開閉するようになっているため、前記断熱材21は、ボックスドア7の前面、左右両側面、天井面における各内面に取り付けるようにしてある。尚、前記ボックスドア7の前面には、図1、図6及び図8に示すような覗き窓20は設けておらず、該ボックスドア7の前面における内面全体に前記断熱材21を設けるようにしてある。
更に、前記ボックスドア7を下降させて前記洗浄室2を閉じた際に、ボックスドア7の下端縁が係合することにより、食器洗浄時に発生する湯気の外部への流出を阻止するシール板23を、前記洗浄室2の下部に形成され且つ前記洗浄水及び濯ぎ水を受けるタンク部24内面に取り付けると共に、前記ボックスドア7の天井面後部に、前記湯気を洗浄機本体1の後方へ排出する湯気抜き口25を形成してある。
前記シール板23は、前記タンク部24内面における前面(図10参照)と左右両側面(図11参照)とに断面L字型の薄板を固着し、断面が直角に上方へ折り返されるよう屈曲形成された前記ボックスドア7の下端縁を受けるように構成してある。
又、前記湯気抜き口25は、図9に示す如く、前記ボックスドア7の天井面後部に幅方向へ延びるよう形成し、該湯気抜き口25の内面側前後縁部には、図10に示す如く、湯気が直接外部へ排出されることを防ぎ且つ開口部分の補強を兼ねるバッフルプレート25a,25bを設けると共に、前記湯気抜き口25の外面側前縁部には、湯気を後方へ向け斜め上方へ導くガイドフラップ25cを傾斜配置してある。
更に又、前記洗浄機本体1の下部に形成される機械室4の左右両側面に対し、外装パネル3´を着脱自在に設けるようにしてある。
次に、上記第二実施例の作用を説明する。
前述の如く、ボックスドア7の内面に断熱材21を設けたことにより、運転時に内面側に洗浄水及び濯ぎ水が触れるボックスドア7の表面温度が従来に比べ大幅に低下し、厨房で働く作業者への熱的影響を少なくすることが可能となる。
因みに、洗浄水温度が約63[℃]、仕上げの濯ぎ水温度が約80[℃]、室温が約10[℃]であって、洗浄45秒→休止5秒→濯ぎ10秒→終了ブザー3秒→ボックスドア開放17秒という運転サイクルを三回行い、その終了時点で前記ボックスドア7の前面の温度を測定したところ、断熱材21を設けていない場合、約58[℃]であったのに対し、断熱材21を設けた場合には、約22.7[℃]に低下したことが確認されている。
一方、前記ボックスドア7を下降させて前記洗浄室2を閉じた際には、前記タンク部24内面における前面と左右両側面とに断面L字型の薄板を固着してなるシール板23に対し、図10(b)及び図11(b)に示す如く、断面が直角に上方へ折り返されるよう屈曲形成された前記ボックスドア7の下端縁が係合するため、食器洗浄時に発生する湯気が洗浄機本体1の前面や左右両側面から外部へ流出することが阻止されると共に、前記湯気は、湯気抜き口25の開口部分の補強を兼ねるバッフルプレート25a,25bにより、勢い良く直接外部へ排出されることが防止されつつ、図10(b)に示す如く、湯気抜き口25からガイドフラップ25cに沿って後方へ向け斜め上方へ導かれるように排出される。
尚、前記ボックスドア7は、前面、左右両側面、天井面の計四面で形成され、洗浄機本体1の背面壁22に沿って上下方向へスライドさせることにより、洗浄室2を開閉するようになっており、食器洗浄運転完了時に、図10(a)及び図11(a)に示す如く、前記ボックスドア7を上昇させて洗浄室2を開いた際には、図10(a)に示す如く、前記背面壁22の上方が大きく開かれるため、洗浄室2内に残存する湯気は、大部分が背面壁22の上方から洗浄機本体1の後方へ排出され、該洗浄機本体1の前面側には出にくくなり、ボックスドア7を開いた作業者に湯気がかかりにくくなる。
更に、前記洗浄機本体1の下部に形成される機械室4の左右両側面に対しては、外装パネル3´を着脱自在に設けるようにしてあるため、通常時には、該外装パネル3´が機械室4の左右両側面を覆い、濯ぎポンプ16や洗浄ポンプ18が見えなくなり、外観を向上させる上で有効となる一方、前記濯ぎポンプ16や洗浄ポンプ18のメンテナンスを行う際には、前記外装パネル3´を取り外すことが可能となる。
こうして、第二実施例においては、第一実施例と同様、ブースタ5を洗浄機本体1の機械室4に内蔵して設置場所の自由度を増すことができ、洗浄機本体1とブースタ5とをつなぐ配管や電気ケーブルが外部に露出せず、且つメンテナンスの作業性向上並びに運転操作性向上を図り得ることに加え、更に、ボックスドア7の表面温度を従来に比べ大幅に低下させることができ、しかも、洗浄機本体1の前面側への湯気の流出を抑制し得、厨房で働く作業者への熱的影響を低減し得る。
尚、本発明の食器洗浄機は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 洗浄機本体
2 洗浄室
3 外装パネル
3´ 外装パネル
4 機械室
5 ブースタ
6 開閉レバー
7 ボックスドア
9 濯ぎノズル
10 コントロールボックス
17 洗浄ノズル
19 ワイヤードリモコン
21 断熱材
23 シール板
24 タンク部
25 湯気抜き口
2 洗浄室
3 外装パネル
3´ 外装パネル
4 機械室
5 ブースタ
6 開閉レバー
7 ボックスドア
9 濯ぎノズル
10 コントロールボックス
17 洗浄ノズル
19 ワイヤードリモコン
21 断熱材
23 シール板
24 タンク部
25 湯気抜き口
Claims (6)
- 洗浄ノズルから噴射される洗浄水及び濯ぎノズルから噴射される濯ぎ水により食器類の洗浄及び濯ぎが行われる洗浄室と、該洗浄室の下に配置され且つ着脱自在な外装パネルで覆われる機械室とを有する洗浄機本体を備えた食器洗浄機において、
前記機械室に、濯ぎノズルへ温水を供給するためのブースタと、食器類の洗浄及び濯ぎ動作を制御するための制御部品が収容されたコントロールボックスとを内蔵すると共に、該コントロールボックスを開閉扉式として、前記外装パネルを取り外した状態で前記コントロールボックスを、前記機械室内部に収容される格納位置と、該機械室前面側に張り出すメンテナンス位置との間で回動可能となるよう構成したことを特徴とする食器洗浄機。 - 前記ブースタは、可燃ガスの燃焼熱により温水を得るガスブースタであり、前記可燃ガスを燃焼させた排ガスを排出するための排気ダクトは、外部に張り出さずに洗浄機本体の背面に沿うよう一体化する形で上方へ延ばした請求項1記載の食器洗浄機。
- 前記ブースタは、電気ヒータの熱により温水を得る電気ブースタである請求項1記載の食器洗浄機。
- 前記洗浄機本体の設置位置に応じて、該洗浄機本体に対する運転操作用のワイヤードリモコンの取付位置を変更可能とした請求項1〜3のいずれか一つに記載の食器洗浄機。
- 前記洗浄室を、開閉レバーの操作により昇降自在なボックスドアにて開閉するよう構成し、該ボックスドアの内面に断熱材を設けた請求項1〜4のいずれか一つに記載の食器洗浄機。
- 前記ボックスドアを下降させて前記洗浄室を閉じた際に、ボックスドアの下端縁が係合することにより、食器洗浄時に発生する湯気の外部への流出を阻止するシール板を、前記洗浄室の下部に形成され且つ前記洗浄水及び濯ぎ水を受けるタンク部内面に取り付けると共に、前記ボックスドアの天井面後部に、前記湯気を洗浄機本体の後方へ排出する湯気抜き口を形成した請求項5に記載の食器洗浄機。
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011050732A true JP2011050732A (ja) | 2011-03-17 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
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KR101304973B1 (ko) * | 2012-04-30 | 2013-09-06 | 린나이코리아 주식회사 | 연도를 통한 응축수 유입 방지기능을 갖는 온수기 내장형 식기세척기 |
JP2019136453A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 株式会社パロマ | 食器洗浄機用ブースター |
JP2019141254A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | 株式会社パロマ | 食器洗浄機用ブースター |
-
2010
- 2010-06-24 JP JP2010143431A patent/JP2011050732A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
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KR101304973B1 (ko) * | 2012-04-30 | 2013-09-06 | 린나이코리아 주식회사 | 연도를 통한 응축수 유입 방지기능을 갖는 온수기 내장형 식기세척기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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