JP4612724B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機 Download PDF

Info

Publication number
JP4612724B2
JP4612724B2 JP2009001498A JP2009001498A JP4612724B2 JP 4612724 B2 JP4612724 B2 JP 4612724B2 JP 2009001498 A JP2009001498 A JP 2009001498A JP 2009001498 A JP2009001498 A JP 2009001498A JP 4612724 B2 JP4612724 B2 JP 4612724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basket
water
tableware
car support
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009001498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009066451A (ja
Inventor
忠明 纐纈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009001498A priority Critical patent/JP4612724B2/ja
Publication of JP2009066451A publication Critical patent/JP2009066451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4612724B2 publication Critical patent/JP4612724B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

本発明は、洗浄槽内に複数個の食器かごを備えた食器洗浄機に関する。
従来、家庭用の食器洗浄機においては、洗浄槽内に、食器を載置する食器かごが出し入れ可能に配置されている。その食器かごの数としては、上下2段の2個が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−157481号公報(図3、図4)
従来では、洗浄水を噴射する噴射ノズルは、洗浄槽の下部に配置されているため、上部に配置される食器かごに載置される食器に対する洗浄性能が低くなり易いという欠点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上部に配置される食器かごに載置される食器に対する洗浄性能を向上できる食器洗浄機を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の発明は、本体の内部に洗浄槽を備えた食器洗浄機において、前記洗浄槽内に少なくとも上下2段に配置される食器かごと、前記洗浄槽に洗浄用の水を前記洗浄槽の上部へ導くように設けられ、上部に給水口を有する上部ノズルと、前記食器かごのうち上部側に配置される食器かごに設けられ、前記給水口に着脱可能に接続される接続口、水を噴射する噴射口、及び前記給水口から前記接続口へ供給された水を前記噴射口に案内する水案内路を有したかご用水案内部と、前記給水口を開閉するように設けられ、前記接続口が前記給水口に接続された状態では前記給水口を開放し、前記接続口が前記給水口から離脱した状態では前記給水口を閉鎖する弁手段とを具備し、前記かご用水案内部の前記水案内路は、前記食器かごの本体部側に下面が開口するように設けられた溝部と、前記食器かごの本体部の下面側に配置され前記溝部の開口部を閉鎖するように設けられた蓋部材とから構成され、前記蓋部材には、下方に向かって開口した排水口が設けられ、前記蓋部材の内面は、前記排水口に向かって下降傾斜していることを特徴とする。
請求項1の食器洗浄機によれば、上部側の食器かごを洗浄槽内の上部に配置し、かご用水案内部の接続口を上部ノズルの給水口に接続すると、弁手段が開放状態となる。この状態で上部ノズルに水が供給されると、その水はかご用水案内部の水案内路を通して噴射口から噴射される。その噴射口から噴射される水が、上部側の食器かごに載置された食器に対して掛けられることで、上部の食器かごに載置される食器が良好に洗浄される。したがって、上部の食器かごに載置される食器に対する洗浄性能を向上できる。
本発明の一実施形態を示すもので、食器かごの配置状態を示す破断正面図 食器洗浄機全体の外観斜視図 扉体を開放し、かつ内部の食器かごを取り除いた状態で示す外観斜視図 食器かごを取り除いた状態で示す洗浄槽の破断正面図 食器かごの配置状態を示す縦断側面図 かご支えと食器かごを抜き出して示す縦断正面図 かご支え中と各食器かごとの係合部分を示す拡大縦断正面図 上食器かご左の接続口を給水口に接続した状態での縦断側面図 弁閉鎖状態での給水口部分の拡大縦断側面図 弁開放状態での給水口部分の拡大縦断側面図 かご支え左の斜視図 かご支え左の右側面図 かご支え右の斜視図 かご支え右の左側面図 かご支え中の左前方からの斜視図 かご支え中の右前方からの斜視図 かご支え中の左側面図 かご支え中の右側面図 上食器かご左の斜視図 上食器かご左の右側面図 上食器かご左の中央縦断側面図 蓋部材の上面側からの斜視図 手掛け部の飾り板の斜視図 (a)〜(d)は飾り板の取付手順を説明するための縦断側面図 手掛け部部分の裏面図 食器かご中の斜視図 食器かご中の右側面図 上食器かご右の斜視図 上食器かご右の右側面図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の食器洗浄機の外観を示す図2及び図3において、食器洗浄機の本体1は、前面に開口部2を有した矩形箱状をなしており、外殻が外箱3により形成され、前下部に前下部カバー4を有している。本体1の前面には、開口部2を開閉するための扉体5が設けられている。扉体5は、複数、この場合下部側の下扉体6と上部側の上扉体7との2個の扉体により構成されていて、これら下扉体6と上扉体7は、図示しないリンク機構によって連動するように連結されている。
このうち下扉体6は、下端部の左右両側で本体1に対して回動可能に軸支されており、下方への回動によって開口部2の下部を開放する構成となっている。この下扉体6の左右両側には、ロック手段を構成する係止爪8が設けられている。この係止爪8は、本体1側に設けられた図示しない被係止部に係止することにより、下扉体6を、本体1に対して閉鎖状態にロックするものである。下扉体6の前面部には、左右方向の中央部の上部に位置させて、左右方向に延びる開ボタン9が押圧操作可能に設けられている。上記係止爪8が被係止部に係止した状態で、上記開ボタン9が押圧操作されると、係止爪8による係止が解除されるようになっている。
また、下扉体6の前面部には、上記開ボタン9の下方に位置させて、窓部10が設けられている。この窓部10の前部を構成する透明部材11の奥側に、洗浄運転に係る設定を行うための複数の操作部12及び表示部13が設けられている。この場合、下扉体6の閉鎖状態で、外部から上記窓部10を通して本体1内の洗浄槽14内が透視可能となっている。
これに対して、上扉体7は、外箱3上部に摺動及び回動可能に支持されていて、当該上扉体7の左右両端部に設けられた支軸7a(図3参照)が、本体1の上部に形成されたガイド溝15に沿って摺動することにより、閉鎖状態から本体1上方へ移動して開放状態となる構成となっている。上扉体7のほぼ中央部には排気口16が設けられている。
また、下扉体6と上扉体7とを連結する上記リンク機構は、下扉体6及び上扉体7を開放する向きに図示しないばねによって付勢されている。ここで、扉体5の閉鎖状態で上記開ボタン9が押圧操作されると、前記係止爪8が被係止部から解放され、ばねの付勢力によって自動的に下扉体6は下方に向けて回動されると共に、上扉体7は支軸が摺動して上方へ移動する。そして、さらに下扉体6を押し下げることにより、両扉体6,7、したがって扉体5は開放状態となる。下扉体6は、開放状態でほぼ水平状態となる(図3参照)。
洗浄槽14の内部には、ステンレス製の槽飾り17が配置されている。この槽飾り17は、上面から見て前面が開口したコ字形をなしていて、洗浄槽14内の左右両側面と後面に配置されている。洗浄槽14内の下部の左右両側には、2個の噴射ノズル20,21が回転可能に配設されていて、各噴射ノズル20,21は複数の噴射口20a,21aを有している。また、洗浄槽14の後部の左側には、図4にも示すように、上部ノズル23が、前方から取付ねじ24により槽飾り17を介して取り付けられている。
この上部ノズル23は、内部を通水路としていて、上下方向に延びると共に、上部及び中間部に複数の分岐部23aを有している。分岐部23aのうち、上部の右側の分岐部23aは、洗浄槽13の右側面近くまで延びている。各分岐部23aには、噴射口25が設けられている。また、上部ノズル23の上部には、給水口26が設けられている。この上部ノズル23、及び上記噴射ノズル20,21は、洗浄槽14の底部に設けられた配管27(図1及び図4参照)に接続されている。配管27には、図示しないポンプから水が供給されるようになっていて、その供給された水が、それら上部ノズル23及び噴射ノズル20,21に分配されて供給されるようになっている。
ここで、噴射ノズル20,21は、ポンプから供給された洗浄水を噴射口20a,21aから上方に向けて噴射しながら回転し、その噴射した洗浄水で、後述する食器かごに載置された食器類の汚れを落とすためのものである。また、上部ノズル23は、同じくポンプから供給された洗浄水を噴射口25から前上方に向けて噴射し、その噴射した洗浄水で、後述する食器かごに載置された食器類の汚れを落とすためのものである。なお、図示はしないが、本体1の内部には、ヒータやファンも配設されている。ヒータは、洗浄行程及びすすぎ行程時の洗浄水の加熱に供すると共に、乾燥行程時に温度を上昇させ、ファンによって乾燥風を食器等に吹き付けて乾燥に供するものである。
上記給水口26部分について、主に図9を参照して説明する。給水口26は、上部ノズル23に設けられた円筒部30の外周部に、軸方向に移動可能に嵌合されている。給水口26には、円筒部30内に配設された弁手段を構成する弁部材31が、当該給水ノズル26と一体に移動可能に連結されている。円筒部30の内部には環状のばね受け部32が設けられていて、このばね受け部32と給水口26との間に、付勢手段を構成する圧縮コイルばね33が配設されている。弁部材31は、ばね受け部32の内側に形成された通水口34、ひいては給水口26を開閉する構成となっている。
給水口26が前方から押圧されていない状態では、図9に示すように、圧縮コイルばね32の付勢力により給水口26が前方へ移動すると共に、弁部材31が前方へ移動して通水口34を閉鎖している。この状態では給水口26は閉鎖され、上部ノズル23からの水は、給水口26からは出ない。後述するように、給水口26と共に弁部材31が後方へ押圧移動されると、通水口74が開放されるようになる(図8及び図10参照)。
上記洗浄槽14内の下部には、図1、図5に示すように、上記噴射ノズル20,21の上方に位置させて、下食器かご40がガイド部41を介して前後方向にスライド可能に配置されている。
そして、図1、図3、図4に示すように、洗浄槽14内の左側面の上部には、かご支え左42が取付ねじ43により取り付けられ、洗浄槽14内の右側面の上部には、かご支え右44が取付ねじ43により取り付けられ、さらに、洗浄槽14内の左右両側面間の上部の1箇所に、かご支え中45が取付ねじ43により取り付けられている。これら3個のかご支え42,44,45は、それぞれ取付ねじ43により、洗浄槽14の内部、特には前方から、槽飾り17と共に洗浄槽14に固定されている。この場合、かご支え左42とかご支え中45との間の幅寸法は、かご支え右44とかご支え中45との間の幅寸法よりもやや大きく設定されている。
これらのうち、まず、かご支え左42について、主に図11及び図12を参照して説明する。かご支え左42の右側面(かご支え中45側の面)には、前後方向に延びるかご支持部50が上下方向に3段設けられている。各かご支持部50は、右方向へ突出して前後方向に延びる横片部51と、横片部51から上方に向けて突出して前後方向に延びる突条部52を有する断面L字状をなしている。各かご支持部50の前部は開口され、また、各突条部52は、前後方向の中間部で途切れている。かご支え左42の側壁において、突条部52に対応する部分には開口部53が形成されている。横片部51の上面は、水が滞留することを防止するために左方向に下降傾斜している。また、各かご支持部50の前部には、窪み部54が形成されている。最上段のかご支持部50の横片部51における前部に、係合突起55が設けられている。
次に、かご支え右44について、主に図13及び図14を参照して説明する。かご支え右44の左側面(かご支え中45側の面)にも、かご支え左42と同様な前後方向に延びるかご支持部60が上下に2段設けられている。各かご支持部60は、左方向へ突出して前後方向に延びる横片部61と、横片部61から上方に向けて突出して前後方向に延びる突条部62を有する断面L字状をなしている。各かご支持部60の前部は開口され、また、各突条部62は、前後方向の中間部で途切れている。かご支え左44の側壁において、突条部62に対応する部分には開口部63が形成されている。横片部61の上面は、水が滞留することを防止するために右方向に下降傾斜している。また、各かご支持部60の前部には、窪み部64が形成されている。
次に、かご支え中45について、主に図15〜図18を参照して説明する。かご支え中45の左側面には、上記かご支え左42と同様に、前後方向に延びるかご支持部50が上下方向に3段設けられている。各かご支持部50は、左方向へ突出して前後方向に延びる横片部51と、横片部51から上方に向けて突出して前後方向に延びる突条部52を有する断面L字状をなしている。各かご支持部50の前部は開口され、また、各突条部52は、前後方向の中間部で途切れている。横片部51の上面は、水が滞留することを防止するために右方向に下降傾斜している。また、各かご支持部50の前部には、窪み部54が形成されている。最上段のかご支持部50の横片部51における前部に、係合突起55(図17参照)が設けられている。
かご支え45の右側面には、上記かご支え右44と同様に、前後方向に延びるかご支持部60が上下に2段設けられている。各かご支持部60は、右方向へ突出して前後方向に延びる横片部61と、横片部61から上方に向けて突出して前後方向に延びる突条部62を有する断面L字状をなしている。各かご支持部60の前部は開口され、また、各突条部62は、前後方向の中間部で途切れている。横片部61の上面は、水が滞留することを防止するために左方向に下降傾斜している。また、各かご支持部60の突条部62の前部には、窪み部64が形成されている。
ここで、かご支え中45において、左側面の3段のかご支持部50と、右側面の2段のかご支持部60とは、高さ方向に互い違いとなるように千鳥状に配置されている(図7参照)。また、このかご支え中45において、各かご支持部50,60に対応する部分に左右方向に連通する開口部53,63が形成されている。また、かご支え中45の上部にも、左右方向に連通する開口部66が形成されている。
そして、かご支え左42とかご支え中45との間には、上食器かご左70と、食器かご中71とが上下2段に配置されるようになっている。また、かご支え右44とかご支え中45との間には、上食器かご右72が配置されるようになっている。
これらのうち、まず、上食器かご左70について、主に図19〜図25を参照して説明する。上食器かご左70はほぼ矩形状をなしていて、左右両側部の上部に、下向きに突出する係合凸部75(図6、図7も参照)が設けられている。上食器かご左70は、これら左右の係合凸部75を、かご支え左42のかご支持部50の突条部52と、かご支え中45の左側面におけるかご支持部50の突条部52とに係合させることにより、かご支え左42とかご支え中45との間に前後方向にスライド可能な状態で配置されるようになっている。左右の係合凸部75の前部には、下方へ突出する係合突起76が設けられていると共に、前端部に閉塞部77が設けられている。
上食器かご左70の後部には、かご用水案内部80が設けられている。このかご用水案内部80は、上食器かご左70の後部の中央部に設けられた接続口81と、この接続口81から3本に分岐した水案内路82と、各水案内路82に設けられた複数の噴射口83とを備えている。このうち、接続口81の内面は、後方に向けてラッパ状に開口する接続案内部84となっていて、上食器かご左70を、かご支え左42とかご支え中45との間の最上段のかご支持部50に配置した状態で、接続口81が、前記上部ノズル23の給水口26に接続されるようになっている(図8参照)。
水案内路82は、上食器かご左70の本体部に下面が開口するように設けられた溝部85と、本体部の下面側に配置されて前記溝部85を下方から覆うように設けられた蓋部材86とから中空状に形成されている。蓋部材86には、後部側に位置させて下方に向かって開口した排水口87が設けられていて、蓋部材86の内面は、その排水口87に向かって下降傾斜している(図21参照)。
ここで、上食器かご左70を、かご支え左42とかご支え中45との間の最上段のかご支持部50に配置し、接続口81が、前記上部ノズル23の給水口26に接続されると、図8に示すように、給水口26が圧縮コイルばね33の付勢力に抗して後方へ移動すると共に、弁部材31が後方へ移動して通水口34が開放される。この状態で、水が上部ノズル23の給水口26へ供給されると、その水がかご用水案内部80の水案内路82を通り、各噴射口83から噴射されるようになる。
このとき、上食器かご左70の左右の係合突起76が、かご支持部50の係合突起55に係合することにより(図8参照)、上食器かご左70の前方への移動が規制される。ここで、これら上食器かご左70の係合突起76とかご支持部50の係合突起55により、上食器かご左70の前方への移動を規制するかご移動防止手段を構成している。
また、上食器かご左70の前部には、左右方向に渡って手掛け部90が一体に設けられている。この手掛け部90は、上部壁91を介して上食器かご左70の本体部に連なっていて、その上部壁91に、上下方向に連通する複数の開口部92が形成されている。手掛け部90の前面部には、左右方向に長い矩形状の飾り板93が装着されている。この飾り板93は、図23に示すように、長辺側の一辺である上辺部に、引掛け孔94を有する複数の引掛け片95を有すると共に、長辺側の他辺である下辺部に折曲げ片96を有していて、図24の(a)〜(d)に示すようにて取り付けられている。
すなわち、まず、上辺部の各引掛け片95を、手掛け部90に形成された挿入孔97に挿入して、引掛け孔94を、挿入孔97の奥に設けられた凸部98に係合させる。この後、下縁部の各折曲げ片96を、手掛け部90に形成された挿入孔99に挿入し、各折曲げ片96の先端部96aを上方に折り曲げる。このようにして、飾り板93が手掛け部90に取り付けられている。手掛け部90の内側には、図25に示すように、折曲げ片96の先端部96aの左右両側に位置するように、リブ100が設けられている。このリブ100は、手掛け部90に手指を掛けた際に、手指が折曲げ片96の先端部96aに触れ難くするためである。
次に、食器かご中71について、主に図26及び図27を参照して説明する。食器かご中71は、上食器かご左70よりも深い矩形状に形成されていて、左右両側部の上部に、下向きに突出する係合凸部105(図6、図7も参照)が設けられている。食器かご中71は、これら左右の係合凸部105を、かご支え左42のかご支持部50の突条部52と、かご支え中45の左側面におけるかご支持部50の突条部52とに係合させることにより、かご支え左42とかご支え中45との間に前後方向にスライド可能な状態で配置されるようになっている。左右の係合凸部105の前端部に、閉塞部106が設けられている。また、この食器かご中71の前部にも、上食器かご左70と同様な手掛け部90が設けられていると共に、開口部92が形成され、さらに、この手掛け部90に飾り板93が取り付けられている。
次に、上食器かご右72について、主に図28及び図29を参照して説明する。上食器かご右72は、上食器かご左70とほぼ同様な深さの矩形状をなしていて、左右両側部の下部に、下向きに突出する係合凸部110(図6、図7も参照)が設けられている。上食器かご右72は、これら左右の係合凸部110を、かご支え右44のかご支持部60の突条部62と、かご支え中45の右側面におけるかご支持部60の突条部62とに係合させることにより、かご支え右44とかご支え中45との間に前後方向にスライド可能な状態で配置されるようになっている。左右の係合凸部110の前端部にも閉塞部111が設けられている。また、この食器かご中72の前部にも、上食器かご左70と同様な手掛け部90が設けられていると共に、開口部92が形成され、さらに、この手掛け部90に飾り板93が取り付けられている。この場合、上食器かご右72の左右方向の幅寸法は、上食器かご左70及び食器かご中71の幅寸法よりもやや小さく設定されている。
上記した構成において、食器を洗浄する場合には、例えば図1に示すように、下食器かご40は洗浄槽14内の下部に配置し、上食器かご左70は、かご支え左42とかご支え中45の最上段のかご支持部50に支持させて配置し、食器かご中71は、かご支え左42とかご支え中45の最下段のかご支持部50に支持させて配置し、そして、上食器かご右72は、かご支え右44とかご支え中45の下段のかご支持部60に支持させて配置する。このうち、下食器かご40には皿や茶碗などを載置し、上食器かご左70及び上食器かご右72には湯飲みなどを載置し、食器かご中71には、湯飲みより高さが高いコップなどを載置する。
なお、上食器かご左70及び食器かご中71は、かご支え左42とかご支え中45のかご支持部50であればどの段にも配置でき、また、上食器かご右72は、かご支え右43とかご支え中45のかご支持部60であれば、どの段にも配置できる。
そして、ポンプにより洗浄水が、下部の噴水ノズル20,21に供給されると共に、上部ノズル23に供給されると、噴水ノズル20,21の噴射口20a,21aから洗浄水が噴射されると共に、上部ノズル23の噴射口25からも洗浄水が噴射され、この洗浄水により、各食器かご40,70,71,72に載置された食器類が洗浄される。また、このとき、上食器かご左70を、かご支え左42とかご支え中45の最上段のかご支持部50に支持させて配置している場合には、上部ノズル23内の洗浄水が、給水口26を通して上食器かご左70のかご用水案内部80へも供給され、各噴射口83からも噴射されるようになり、その洗浄水により主に上食器かご左70に載置された食器類が洗浄される。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
まず、洗浄槽14内の左右両側面にかご支え左42及び右44を設けると共に、これら左右両かご支え42,44間にかご支え中45を設けた構成となっているので、これらのかご支え42,44,45間に少なくとも2個の食器かご(本実施形態では3個の食器かご70,71,72)を配置することができると共に、洗浄槽14の下部に少なくとも1個の下食器かご40を配置することができ、したがって、少なくとも3個(本実施形態では4個)の食器かごを配置することができる。このため、食器かごを上下2段の2個のみの場合に比べて、洗浄槽14内に配置できる食器かごの数を多くすることができて、結果として一度に洗浄できる食器の量を多くできる。また、使用する食器かごの数や配置を変化させることで、使い勝手の向上も図ることができる。
かご支え左42とかご支え中45との間には、上食器かご左70と食器かご中71を上下2段に配置可能な構成としているので、食器かごの数を一層多くできて、一度に洗浄できる食器の量を一層多くできると共に、一層使い勝手も向上できる。しかも、上食器かご左70と食器かご中71は、深さを異ならせて形状を異ならせているので、食器の形状に適した食器かごを使用することで、使い勝手を一層向上できる。
各かご支え42,44,45のかご支持部50,60は、それぞれ前後方向に延びる突条部52,62を有すると共に、各突条部52,62の前部は開口されていて、これらかご支持部50,60に支持される食器かご70,71,72は、突条部52,62に係合する係合凸部75,105,110を有する構成となっているので、各食器かご70,71,72は、各突条部52,62の開口を通して出し入れが自在にできる。また、各かご支え42,44,45のかご支持部50,60における横片部51,61の上面には傾斜をつけているので、そこに水が滞留することを防止できる。
各食器かご70,71,72の係合凸部75,105,110の前部に閉塞部77,106,111を設けているので、それら閉塞部77,106,111は、各食器かご70,71,72の後方へのストッパになると共に、係合凸部75,105,110の補強にもなる。
各食器かご70,71,72の前部における手掛け部90の上部壁91に、上下方向に連通する開口部92を形成しているので、洗浄時に洗浄水がその開口部92を通して通り抜け易くなり、洗浄性能を向上できる。
かご支え中45は、左右両側面にかご支持部50,60を有する構成としているので、部品点数の増加を抑えることができる。また、かご支え中45の左右両側面のかご支持部50,60は、高さ方向に千鳥状に配置しているので、成形時の型抜きが容易にでき、成形し易い。さらに、かご支え中45には、左右方向に連通する開口部53,63,66を形成しているので、洗浄時に洗浄水がその開口部53,63,66を通して通り抜け易くなり、洗浄性能を向上できる。
各かご支え42,44,45は、洗浄槽14とは別部材で構成しているので、かご支え42,44,25の破損時に、破損したものだけを交換すればよく、修理が容易にできる。また、各かご支え42,44,45を洗浄槽11に取り付けるための取付ねじ43は、すべて洗浄槽14の内部から締付ける構成としているので、かご支え42,44,45を修理や交換をする際の作業が容易にできる。さらに、洗浄槽14内にはステンレス製の槽飾り17を配置し、洗浄槽14に対する槽飾り17の固定を、洗浄槽14に対する各かご支え42,44,45の固定と兼ねる構成としたので、ねじの数を少なくできると共に、ねじ締め箇所を少なくできる。
上食器かご左70をかご支え左42とかご支え中45の最上段のかご支持部50に支持させて配置し、この上食器かご左70の接続口81を上部ノズル23の給水口26に接続すると、弁部材31が開放状態となる。この状態で上部ノズル23に水が供給されると、その水はかご用水案内部80の水案内路82を通して噴射口83から噴射される。その噴射口83から噴射される水が、上食器かご左70に載置された食器に対して掛けられることで、食器が良好に洗浄される。したがって、洗浄槽14内の上部に配置された上食器かご左70に載置される食器に対する洗浄性能を向上できる。
給水口26に接続される接続口81は、上食器かご左70の後部の中央部に配置しているので、給水口26に対する接続口81の接続が行い易い。接続口81には、後方に向けてラッパ状に開口する接続案内部84を設けているので、給水口26に対する接続口81の接続が一層行い易くなる。なお、その接続案内部84は、接続口81に代えて、給水口26側に設けることもできる。
接続口81を給水口26に接続した状態で、上食器かご左70の左右の係合突起76が、かご支持部50の係合突起55に係合することにより、上食器かご左70の前方への移動が規制される構成となっているので、接続口81と給水口26との接続状態を良好に維持することができる。
上食器かご左70のかご用水案内部80における水案内路82は、上食器かご左70の本体部に設けられた溝部85と、この溝部85を下方から覆う蓋部材86とから構成したので、水案内路82を良好に形成することができる。蓋部材86には、下方に向かって開口した排水口87を形成しているので、水案内路82内の残水を排水口87から排出することができる。また、蓋部材86の内面は、排水口87に向かって下降傾斜しているので、水案内路82内の残水を一層効率よく排出することができる。
各食器かご70,71,72の手掛け部90に飾り板93を有していて、この飾り板93は、手掛け部90に対して、上辺部に設けられた引掛け片95を引っ掛けると共に、下辺部に設けられた折曲げ片96を折り曲げることにより取り付ける構成としているので、ねじなどの別部品を用いることなく容易に取り付けることができる。しかも、手掛け部90には、折曲げ片96の先端部96aの両側に位置するリブ100を設けたことにより、手掛け部90に手指を掛けた際に、手指が折曲げ片96の先端部96aに触れ難くできる。
上記した実施形態において、かご支え左42とかご支え中45との間の幅寸法と、かご支え右44とかご支え中45との間の幅寸法とを同じに設定し、左側に配置される食器かご70,71と、右側に配置される食器かご72とを左右に入れ替えて配置できる構成とすることもできる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
左右のかご支え42,44の間に配置されるかご支えは、1個に限られず、2個以上でも良い。2個以上の場合、それらのかご支え間にも食器かごを配置するようにしても良い。
図面中、1は本体、14は洗浄槽、17は槽飾り、23は上部ノズル、26は給水口、31は弁部材(弁手段)、40は下食器かご、42はかご支え左(かご支え)、43は取付ねじ、44はかご支え右(かご支え)、45はかご支え中(かご支え)、50はかご支持部、51は横片部、52は突条部、55は係合突起(かご移動防止手段)、60はかご支持部、62は突条部、53,63,66は開口部、70は上食器かご左(食器かご)、71は食器かご中(食器かご)、72は上食器かご右(食器かご)、75は係合凸部、76は係合突起(かご移動防止手段)、77は閉塞部、80はかご用水案内部、81は接続口、82は水案内路、83は噴射口、84は接続案内部、85は溝部、86は蓋部材、87は排水口、90は手掛け部、91は上部壁、92は開口部、93は飾り板、95は引掛け片、96は折曲げ片、100はリブ、105は係合凸部、106は閉塞部、110は係合凸部、111は閉塞部を示す。

Claims (1)

  1. 本体の内部に洗浄槽を備えた食器洗浄機において、
    前記洗浄槽内に少なくとも上下2段に配置される食器かごと、
    前記洗浄槽に洗浄用の水を前記洗浄槽の上部へ導くように設けられ、上部に給水口を有する上部ノズルと、
    前記食器かごのうち上部側に配置される食器かごに設けられ、前記給水口に着脱可能に接続される接続口、水を噴射する噴射口、及び前記給水口から前記接続口へ供給された水を前記噴射口に案内する水案内路を有したかご用水案内部と、
    前記給水口を開閉するように設けられ、前記接続口が前記給水口に接続された状態では前記給水口を開放し、前記接続口が前記給水口から離脱した状態では前記給水口を閉鎖する弁手段とを具備し
    前記かご用水案内部の前記水案内路は、前記食器かごの本体部側に下面が開口するように設けられた溝部と、前記食器かごの本体部の下面側に配置され前記溝部の開口部を閉鎖するように設けられた蓋部材とから構成され、
    前記蓋部材には、下方に向かって開口した排水口が設けられ、前記蓋部材の内面は、前記排水口に向かって下降傾斜していることを特徴とする食器洗浄機。
JP2009001498A 2009-01-07 2009-01-07 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP4612724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009001498A JP4612724B2 (ja) 2009-01-07 2009-01-07 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009001498A JP4612724B2 (ja) 2009-01-07 2009-01-07 食器洗浄機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004176985A Division JP4327664B2 (ja) 2004-06-15 2004-06-15 食器洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009066451A JP2009066451A (ja) 2009-04-02
JP4612724B2 true JP4612724B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=40603285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009001498A Expired - Fee Related JP4612724B2 (ja) 2009-01-07 2009-01-07 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4612724B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100918781B1 (ko) 2009-05-26 2009-09-23 허종목 자동 컵 세척장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154080A (ja) * 1991-12-05 1993-06-22 Toshiba Corp 食器洗浄機
JPH1199117A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Rinnai Corp 食器洗浄装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05154080A (ja) * 1991-12-05 1993-06-22 Toshiba Corp 食器洗浄機
JPH1199117A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Rinnai Corp 食器洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009066451A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI643593B (zh) 餐具清洗機
JP4508251B2 (ja) 食器洗い乾燥機
JP6405535B2 (ja) 食器洗い機
JP4612724B2 (ja) 食器洗浄機
JP2014204774A (ja) 食器洗い機
JP4327664B2 (ja) 食器洗浄機
KR20080010718A (ko) 식기 세척기
KR20070056279A (ko) 식기 세척기 및 식기 세척기의 히터부
JP2018175998A (ja) 食器洗い機
JP4945488B2 (ja) 食器洗浄機
KR101268686B1 (ko) 식기 세척기
KR101268821B1 (ko) 식기 세척기
JP7117600B2 (ja) 食器洗い機
JP4986810B2 (ja) 食器洗浄機
KR101257522B1 (ko) 식기 세척기
JP7065577B2 (ja) 洗浄機
KR20070078128A (ko) 식기 세척기
JP3656643B2 (ja) 食器洗浄機
JP2006136614A (ja) 食器洗浄機
JP2007020928A (ja) 食器洗浄機
KR20070008806A (ko) 식기 세척기
KR20220083340A (ko) 식기세척기
JP2023062222A (ja) 食器洗浄機
KR101178651B1 (ko) 식기 세척기
JP2016086971A (ja) 食器洗浄乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100921

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4612724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees