JP3656643B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器洗浄機に関するものである。
従来、この種の食器洗浄機には、図10や図11に示すようなものが一般的であり、食器等の被洗浄物を洗浄槽に収納し、本体1に設けた開口部2を扉体3により閉塞してから、洗浄ポンプが洗浄水を噴射することにより、被洗浄物の洗浄およびすすぎ工程を行うようになっていた。図10に示した食器洗浄機は、本体1の前面に開口部2を設け、扉体3は下方に回動して開口部2を開放する構成であり、図11に示した食器洗浄機は、上面に開口部2を設け、扉体3は上方に回動して開放する構成であった。また、図12に示した食器洗浄機は、扉体を2分割して、上下方向に開閉する構成としている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭50−26356号公報
しかしながら、図10に示した従来の食器洗浄機では、一個の扉体3を下方に開成するため、扉体3の回動に必要な空間が大きく、本体1の床面積と扉体3の面積との合計分の設置面積が必要となり、食器洗浄機の設置性が悪くなるという課題を有していた。また、扉体3の前方への突出長さが長いことから、前方からの被洗浄物の出し入れが困難になるという課題も有していた。一方、図11に示した食器洗浄機では、上方に開放するため、本体寸法以外の設置面積をほとんど必要としないが、開口部2を大きくとるために、本体自体の床面積が大きくなってしまい、結果的に設置性が悪くなってしまう。また、上方に大きく開成するため、扉開閉に伴う最大高さが高くなり、設置場所の高さの制限から本装置を設置できない場合があった。
最近は、日本の狭い厨房での設置性を高めるため、装置自体の床面積を小さくして設置性を高めたものが主流となってきており、床面積を小さくした分、内容量を確保するためには、本体1の高さを高くする必要があり、扉体3の開閉方法次第では、高さの制限から設置できない場合が多くなっている。つまり、設置面積が小さく、かつ高さの低い機器を提供することが課題である。
また、高さの高い扉体の開閉に対応したものとしては、図12に示すようにしたものがあり、各扉体3a、3bの長さが短くなり、設置面積および設置高さを低く抑えられるようになっていた。また、上方に開成する扉体3bは、扉体3bの上端部を支点として回動するようになっており、扉体の分割に関わらず、上方への突出高さが大きくなり、設置高さの制限から、設置できない可能性が高くなる。また、開成時の高さを低くするためには、扉体3bを本体の頂部から前方に突出した状態で止める必要があり、流し台の天面に本装置を設置した場合、この開成位置の扉体3bは、ちょうど目の高さのやや下方となるため、洗浄槽2の内部が確認しずらく、被洗浄物の出し入れが困難であるという課題があった。
欧米では50%以上の普及率であるにもかかわらず、我が国では10%以下という低い普及率にとどまっている大きな要因は、厨房空間が欧米に比べて狭いことであり、設置したくても設置できない場合が非常に多い。したがって、多くの消費者に豊さを提供するためには、少しでもコンパクトで設置性の優れた装置を提供することが必要である。
本発明は上記課題を解決するために、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽の前面に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を移動自在に支持する支持手段とを備え、前記支持手段は、前記扉体を前記本体から離れる方向に移動させるスライド部を有し、前記扉体を開くときは、前記扉体を前記本体から前方へ離れる方向に移動してから前記本体外の上方空間へ移動させる構成としたものである。
支持手段は、本体の前面開口部を閉塞する扉体を本体の上方空間に移動するものであり、扉体を上方に開放する構成であるにも関わらず、扉体の開閉軌跡の高さを低くすることができ、開成状態における扉体の前方への突出長さを小さくすることができる。卓上型の食器洗浄機は、システムキッチンや流し台等のワークトップ上に設置する場合が多いが、その上方空間には吊り戸棚や水切り棚等が設置されていることが多く、設置高さに制限がある。本発明の食器洗浄機では、設置に必要な高さを小さくできることから、本食器洗浄機を設置できる可能性が高くなり、設置したくても設置できないという要望に答えることができる。また、開成状態における扉体の前方への突出長さも小さいことから、洗浄槽の内部が確認やすく、被洗浄物の出し入れが容易な機器を提供できる。また、扉体と本体とのシールを容易に、かつ確実に行うことができる。
本発明の食器洗浄機は、扉体の開閉軌跡の高さを低くすることができ、開成状態における扉体の前方への突出長さを小さくすることができるとともに、扉体と本体とのシールを容易に、かつ確実に行うことができる。
第1の発明は、本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽の前面に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を移動自在に支持する支持手段とを備え、前記支持手段は、前記扉体を前記本体から離れる方向に移動させるスライド部を有し、前記扉体を開くときは、前記扉体を前記本体から前方へ離れる方向に移動してから前記本体外の上方空間へ移動させる構成としたことにより、扉体を上方に開放する構成であるにも関わらず、扉体の開閉軌跡の最大高さを低くでき、かつ開成状態における扉体の前方へ突出長さを小さくできる。卓上型の食器洗浄機は、システムキッチンや流し台等のワークトップ上に設置する場合が多いが、その上方空間には吊り戸棚や水切り棚等が設置されていることが多く、設置高さに制限がある。本発明の食器洗浄機では、設置に必要な高さを小さくできることから、本食器洗浄機を設置できる可能性が高くなり、設置したくても設置できないという要望に答えることができる。また、開成状態における扉体の前方への突出長さも小さいことから、洗浄槽の内部が確認やすく、被洗浄物の出し入れが容易な機器を提供できる。また、扉体と本体とのシールを容易に、かつ確実に行うことができる。
第2の発明は、本体は、前面の上部を後退させて傾斜させたことにより、小さい操作力で確実にシールでき、かつ高耐久なシール構造を実現できる。
の発明は、扉体は、上扉体と下扉体を有し、前記上扉体を本体外の上方空間へ移動させる構成としたことにより、扉体の開閉軌跡の最大高さを低くでき、かつ開成状態における扉体の前方へ突出長さを小さくすることができる。
の発明は、上扉体と下扉体の開閉動作を連動する連動手段を設けたことにより、1回の操作で全ての扉体を開閉させることが可能であり、装置の使い勝手が飛躍的に向上する。また、扉体同士間のシールも行う必要があるが、そのシールを確実に行うためには、扉体の開閉順序を規定する必要があり、連動手段を用いることで順序通りの開閉を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の食器洗浄機の側面図、図2は同断面図、図3は同厨房装置の概略図である。
図1、図2において、本体1内に設けた洗浄槽5があり、食器等の被洗浄物6は洗浄かご7にセットされ、洗浄槽5内に収納されている。洗浄槽5に洗浄水を供給する給水弁8、洗浄水を加圧する洗浄ポンプ9があり、洗浄水を噴射する洗浄ノズル10には噴射孔11が複数個設けられている。また、洗浄槽5内には残菜を収集するフィルタ12と加熱用の発熱体13があり、洗浄槽の温度を検知する温度センサ14を備えている。また、洗浄水を排出する排水ポンプ14aと、洗浄槽5に空気を送る送風機15を備えており、送風機15により送風された空気を洗浄槽5に導く送風経路16を設け、その排気を排出する排気口17を設けている。
また、洗浄槽5の開口部2を閉塞する扉体18を設けており、扉体18を本体1の上方空間に移動自在に支持する支持手段19として扉体18に固定した支持アーム20と回転支点21を設置している。この回転支点21は、扉体18から離れた位置に設置しており、開閉に伴う回転角度は約75°である。また、本体1の前面および扉体18は、その上部が後方に傾斜した形状としており、本体1を含む扉体18の開成軌跡の最大高さは700mm以下で収まるようになっている。
また、扉体18と本体1との間にはシール部材22を配しており、シール部材22は本体1側に固定されている。また、扉体18の閉操作を行うハンドル部23を設置し、扉体18の閉塞位置で扉体18と本体1とを係止するロック手段とロック手段の係止を検知するロック検知手段(いずれも図示せず)とを設け、さらに支持手段19には、扉体18を上方向に付勢する付勢手段として引っ張りバネ24を設けている。また、洗浄かご7は扉体18の開成状態で前方に引き出し可能となっている。
また、図3は、一般的な厨房装置を示しており、主にシンクを備えた流し台25と天井付近に設けた吊り戸棚26で構成され、吊り戸棚の下部には水切り棚27等が設けられている。そして、卓上型の食器洗浄機28は、図3のように流し台25のワークトップ天面29上に設置すれば、最も使い勝手がよい。ここで、食器洗浄機28は、本体1を含む扉体18の最大軌跡の最大高さは700mm以下としている。
次に動作、作用について説明するが、まず食器洗浄機の基本動作について説明すると、食器等の被洗浄物6を洗浄かご7にセットしてから洗浄槽5に収納し、洗剤を投入した後、扉体18により本体1の開口部2を閉塞し、装置の運転を開始する。被洗浄物6の汚れを落とす洗浄工程、付着した洗剤や残菜を流すすすぎ工程、そして被洗浄物6に付着している水適を乾燥させる乾燥工程の順に実行される。
まず、給水弁8が動作して所定量の洗浄水を洗浄槽5に供給し、続いて洗浄ポンプ9が洗浄水を加圧し、洗浄ノズル10から噴射する。この際、洗浄槽5内に設けたシーズヒータ等の発熱体13に通電しており、洗浄水を加温しながら洗浄工程は行われる。また、温度センサ14は洗浄槽5の温度を検知しており、所定温度以上になると発熱体13への通電を停止するようになっている。
所定時間の洗浄工程を終えると、汚れを含む洗浄水は排水ポンプ14aにより機外に排出され、新たに洗浄水が供給される。洗浄ポンプ9を運転し、洗浄ノズル10から再び洗浄水を噴射して、洗剤や残菜等の付着した被洗浄物6のすすぎを行う。所定時間運転した後、洗浄水を排出し、再び洗浄水を供給するという動作を繰り返し、このすすぎ工程は連続して3回程度行う。最後に、洗浄水を機外に排出して、すすぎ工程は終了する。
続いて乾燥工程が行われ、送風機15を動作させることにより、送風経路16を通って外気が洗浄槽5内に送風され、排気口17から排出される。この際、発熱体13には通電されており、送風と温度の両方の効果によって被洗浄物6に付着した水滴の蒸発は促進される。所定時間これらの乾燥工程を行い、運転を終了する。
また、回転支点21を扉体18から離れた位置に設置することで、扉体18を本体1の上方空間へ移動可能としている。図1のように扉体の頂部30に回転支点を設置した場合には、完全に扉体を開放するためには、A(2点鎖線)のように、本体1と扉体18の高さの合計だけの空間が必要となる。また、開成に伴う高さを低くするためには、Bのように扉体18を本体1の頂部から前方に突出した状態で止める必要がある。図3に示したように、卓上型の食器洗浄機は流し台の天面上あるいは専用台等に載せて使用するが、いずれの場合も洗浄機本体の斜め上方から洗浄槽5内を見る高さである。したがって、本体の頂部から前方に扉体18が突出した状態では、洗浄槽5の内部が確認しずらく、被洗浄物6の出し入れが困難となる。
つまり、設置性と使い勝手は相反する関係になっていた。そこで、扉体18をその頂部30から本体1の上方空間に向かって移動させることで、扉体18を本体1から直立させることなく本体1の上方空間(図1の実線)に移動できるため、扉体18の開閉軌跡の最大高さを低く、かつ開成状態における扉体18の前方へ突出長さを小さくでき、設置性と操作性の両立を図ることができる。
日本の狭い厨房に対応するために、薄型で背の高いタイプの食器洗浄機が主流となってきているが、この形状だと本体前面を開口部2とした方が大きな開口部が取れるため、最も有利である。そして、前面開口部2の設けた18扉体を、本体1の上方空間に移動させることで、装置の床面積が小さく、かつ設置高さも小さく済むため、本食器洗浄機を設置できる可能性は高くなり、設置したくても設置できないという要望に答えることができる。
また、扉体18と本体1との間のシールは、図1のように、扉体18の一端側を軸支した場合だと、シールする4辺のうち、軸部分の一辺と他の3辺は異なる構造とする必要があり、完全にシールするためにはシール構成が複雑化する。しかし、本実施の形態のように、扉体18の全辺が本体から離れて開閉する場合には、全辺を一様にシールすることができ、構成を簡素化できる。
なお、扉体18を本体1の上方ではなく、本体の内部に移動させる構成も考えられるが、その場合は、その覆いの分だけ高さが高くなってしまい、設置性が悪化する。
また、扉体18の開閉に伴う回転支点21の回転角度は約75°としており、90°以下に抑えていることから、扉体18の開閉過程において水滴や汚れ等の付着した扉体18の内面31が前方から見えることはない。本体1の上方に扉体18を開放するため、開成時には作業者の顔付近に位置することになるが、扉体18の内面31が見えないため、不快に感じることがない。また、衣類等が扉体18に接触することで、汚れ等が付着することを防止できる。なお、前面が垂直形状の場合、回転角度が90°以下であれば扉体の内部が前方から見えることはなく、前面が後方に傾斜している場合には、回転角度は90°以下である必要がある。
また、本体1の前面は、その上部32が後方に傾斜した形状としたものであり、扉体18と本体1天面との角度が90°以上(図では120°程度)となる。図4に概略図を示すが、図4(a)のように前面が垂直な場合には、扉体18の頂部近傍がシール部材に接触しながら横方向に滑るように移動するが、前面が傾斜している場合には、図4(b)のように、この横滑りがなく、シール部材22から離れる方向に扉体は移動する。
シール部材22を滑るように扉体が移動する場合には、操作力大きくなると同時に、シール部材22の磨耗や破損を生じる恐れがあり、望ましくない。なお、横滑りをなくすためには扉体18の開閉軌跡が大きくなってしまう。また、閉塞時にも同様の課題を生じる。このため、本体の前面上部32を後傾させることで、単純な回転支点21を用いた場合でも、小さい操作力で確実にシールでき、かつ高耐久なシール構造を実現できる。
なお、扉体18の形状が曲面である場合には、傾斜角度は明確ではないが、扉体頂部30の接線角度や扉体の上下端33、34を結ぶ角度等で代用できる。
また、扉体18自体を後方へ傾斜させた構造としたが、扉体18は垂直であっても、扉体18とシール部材22と接する部分の形状を後方に傾斜させたり、円弧形状とすることでも、同様の効果が得られる。
また、扉体18の開閉範囲の全域で、扉体内面の下端部33が上端部34よりも常に下方に位置する構成となっており、水滴は常に下方に集まることから下端部33側に集まり、本体1の天面に水滴や汚れが落下することを防止できる。また、扉体18の水滴を洗浄槽5内に落下する構成とすれば、装置外に水滴が落下することも防止できる。あるいは、水滴を受ける構成を扉体18の下端部33のみに設けることで、水滴の落下を防止できる。
また、本実施の形態では、食器洗浄機の本体を含む扉体の開成軌跡の最大高さを700mm以下としており、一般的なキッチンにおいて本食器洗浄機の設置が可能となる。一般的な厨房セットと想定すると、図3のように流し台25の天面29までの高さは850mm、吊り戸棚26の上部までの高さは2350mmが標準である。吊り戸棚26の高さは500、700、900mm等があり、シンク上方に吊り戸棚26のみ設置する場合は、高さ700mmの棚を設置する場合がほとんどである。この場合、流し台天面29と吊り戸棚26の下部との距離は800mm程度となる。
また、集合住宅や比較的小さいサイズの厨房セットでは、図3のように、吊り戸棚26の下部に水切り棚27を設けた場合が多く、一般には高さ500mm吊り戸棚に300mm程度の水切り棚があり、流し台の天面29と水切り棚27の下部との距離は約700mmとなる。したがって、扉体18の開放時の高さを700mm以下とすることで、個建住宅や集合住宅を問わず、一般的なキッチンであれば、本食器洗浄機を設置することができる。なお、当社調査結果によると、高さ700mm以下であれば、既存家庭の約75%では設置が可能となる。
なお、扉体18をその開成可能範囲内の複数箇所で停止可能とした場合など、少なくとも高さ700mm以下の位置で停止可能であれば、上記効果を得ることができる。
また、本発明では、本体1を含む扉体18の開成軌跡の最大高さを700mm以下としたが、650mm以下とすれば、高さ2300mmのシステムや施工等の都合により吊り戸棚26の設置高さが低い場合にも対応でき、設置可能率が増加し、ほとんどのメーカーのキッチンに対応できる。なお、この場合、当社調査では既存住宅の約85%の厨房に設置が可能となる。さらに、高さ600mm以下であれば、900mm高さの吊り戸棚26を設置した場合でも食器洗浄機43の設置が可能であり、既存の95%以上の家庭に設置が可能となる。
なお、特に記載していないが、高さの最小側の値は本体1の寸法以上であることは言うまでもない。
また、洗浄かご7は、扉体18の開成状態で前方に引出せる構成としておけば、洗浄かご7の奥部への被洗浄物6の出し入れを容易に行うことができ、前方に扉体18がやや突出した状態であっても、使用性を損なうことはない。
引っ張りバネ24は、扉体18を上方へ付勢するため、扉体18の重量が相殺され、扉体18の開閉操作力が小さくなり、操作性が向上する。また、扉体18が重力によって自由降下する際の衝撃力を低減でき、装置にかかる応力が小さくなることから、耐久性向上や装置の小型化につながる。また、扉体18引っ張りバネ24による付勢力をバランスさせれば、扉体18を任意の場所に停止させることも可能である。
なお、この例では、扉体18は1個としたが、複数個に分割し、1個の扉体18の長さを短くすることで、さらに設置性を向上できる。また、支持手段は回動支点21としたが、これを限定するものではなく、本体の上方へ移動できる構成であればよい。
また、本発明は扉体18の開閉構造に関するものであり、洗浄や乾燥の方式や構成、運転モード等を限定するものではない。実施例では、乾燥機能を有する食器洗い乾燥機の例を示したが、乾燥機能を伴わない食器洗浄機や乾燥のみを行なう食器乾燥機、あるいは収納装置等の他の機器にも、本発明の扉構造を利用できる。また、他の装置にも本扉構成なお、他の実施例についても同様である。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2の食器洗浄機の側面図であり、図1に示した実施の形態1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。図5に示すように、回転支点21および支持アーム20を含む支持手段19は、回転支点21を移動させるスライド部35を備えており、さらにガイド溝36とそれに係合するガイド部37とを各々本体1と支持アーム20に設置している。また、本体の上面38は前後に傾斜した形状としている。
次に、動作、作用について説明すると、扉体18を開放する時は、まずスライド部35によって回転支点21はCからDまでスライドし、次にEの点まで回動する。この際、ガイド溝36とガイド部35は係合しているため、開閉動作は一意的に行われる。また、この開放動作の初期段階では、CからDの移動に伴い、扉体18は本体1に対して略垂直の方向に移動するため、扉体1がシール部材22に接しながら横方向に滑ることはなく、小さい操作力で確実にシールでき、かつ高い耐久性を得ることができる。また、扉体18の閉塞時も同様に、小さい力で、確実にシールできる。図のように本体1の前面を後方に傾斜させていない形状であっても本体1の上方空間に扉体18を移動することができる。
また、本体1の上方空間は、扉体18が通過するため、物品を本体1の上面38に搭載した状態で扉体を開放すれば、物品を落下させる恐れがあるが、本体の上面38を傾斜させることで、物品を誤って載せてしまうことを防止し、物品の転倒や落下を防止する。なお、図では前後に傾斜させた構成としたが、前方あるいは後方のみに傾斜させたり、左右方向に傾斜させたり、あるいは曲面形状としたり、凹凸を設けるなど、物品の搭載が不可能であったり、搭載したときに不安定となる構成であればよい。また、文字で明記することも効果的である。
(実施の形態3)
図6、図7は本発明の実施の形態3の食器洗浄機の側面図および断面図であり、図1に示した実施の形態1と同じ構成要素には同一の符号を付与している。図6に示すように、本実施の形態では、扉体は2分割して下扉体39と上扉体40としており、上扉体40を移動自在に支持する支持手段19として2本の回転アーム41を用いている。なお、下扉体39の支持手段は回転支点42としている。さらに、2つの下扉体39と、上扉体40の開閉動作を連動する連動手段43を設けており、扉体の開閉操作を行うハンドル部23は下扉体39に設けている。
次に動作、作用について説明すると、回転アーム41は、上扉体40を開閉自在に支持しているが、回転支点による場合と異なり、移動軌跡は単純円弧ではなくなり、図の構成では、上扉体40は一点鎖線のように移動する。開放直後は上扉体40は本体1から略垂直方向に移動し、その後上方に旋回しながら移動し、最終的に図の実線の状態に移動する。上扉体40と本体1との間に設けたシール部材22に対して、上扉体40は略垂直方向に移動するため、開閉操作力は小さく、シール部材22に磨耗や破損を生じにくい。つまり、2本の回転アーム41を用いることで、確実で高耐久なシール構造を実現しつつ、上扉体40を本体1の上方へ移動でき実施例1と同様の効果が得られる。
また、扉体は2分割しており、1個の扉体の長さが短いため、本体1の上方および前方への突出長さがさらに小さくなる。また、設計的にも余裕ができるため、シール構造もより確実なものとなる。また、1個の扉体では、上扉体40は前方に突出した場合であっても、2分割以上とすることで、完全に本体1の上方空間に収めることもでき、洗浄槽5の内部がより見やすく、被洗浄物6の出し入れを容易に行える。あるいは、本体上面の後方部まで上扉体40を開成しない場合には、上面32後方部を物置場所として利用できる。
また、下扉体39は下方に回動する構成であるが、下扉体39の長さが短いため、設置面積は小さく済み、設置の支障になりにくい。また、上扉体40や引き出した洗浄かご7等から落下する水滴や汚れを受けることができ、装置外にそれらが落下することを防止できる。特に図のように上扉体40の開閉軌跡を下扉体39の先端より後方で収まるようにしておけば、水滴等の落下を完全に防止できる。また、食器等を洗浄かご7に収納する際に、残汁や残菜が開口部2の前方に落下することも防止できる。つまり、薄型で前面開口を有する本体1において、設置性が高く、出し入れ等の使い勝手がよく、かつ装置外への水滴や汚れの落下を防止できる。
また、図7のように、洗浄かご7は、扉体の開成状態で前方に引出せる構成とした場合には、洗浄かご7の奥部への被洗浄物6の出し入れを容易に行うことができ、下扉体39の上方に洗浄かご7を引き出せることから、洗浄かご7を引き出した際に水滴や汚れが装置外に落下することを防止できる。
また、下扉体39と上扉体40の開閉動作を連動する連動手段43を設けており、下扉体39に設けたハンドル部23を持って開放すれば、下扉体39と上扉体40が1つの動作で開閉ができ、装置の使い勝手が飛躍的に向上する。また、連動手段43は、下扉体39と上扉体40の開閉順序を一意的に規制できることから、下扉体39から先に開き、その先端が上扉体40よりも常に前方に位置するように設定しておけば、確実に水滴等が装置外に落下することを防止できる。
また、作業者は扉体の開閉順序を考慮する必要がなくなる。具体的には、下扉体39の回転支点42の反対側に略直線上に延長した位置に支点44を設け、回転アーム41上の支点45と前記支点44とを連動手段43で連結することで、下扉体39が先に開く構成とすることができる。また、実施の形態1の支持手段19であっても、同様に連動させることができる。
また、連動手段43はリンク構造としたため、開放時、閉塞時ともに連動動作を一意的に規制できるため、いかなる扉体の動作に対しても、確実に連動開閉動作が行える。また、上扉体40を動作させた場合でも、下扉体39は連動して動くことから、操作する扉体を問わない。なお、連動手段43はリンク構造に限定するものではなく、ワイヤで連結したり、歯車やベルト、チェーン等で連動させるなど、他の構成であっても同様の効果が得られる。また、図に示した構成であれば連結手段43が本体の外側にはみ出すことはなく、良好な外観が得られる。
また、図6では、分かりやすいように、回転アーム41等の支持手段19は、本体1の側面に設置している如く示したが、図8のように、本体1の側壁46内部に収めることができる。上扉体40の閉塞状態では、支持手段19は外側へ露出しないため、良好な外観が得られる。
また、開閉動作中も、本体1に手を添えながら扉体40を操作しても安全である。また、シール部材22は、支持手段19より内側部分に設置することで、支持手段19には洗浄槽5内とは完全にシールされた状態となり、金属製であっても、錆や腐食を防止できるなど、耐久性が向上する。また、側壁46の強度を確保し、かつ幅を小型化するためには、本体から出入りする部材は薄い方がよく、連結手段43が本体1の外側にはみ出さないような上記構成だと、本体1から出入りする部材は回転アーム41のみで済むことから、幅方向の小型化につながる。また、他の実施の形態について同様のことが言える。
なお、本実施の形態では連動手段43を設けた場合の例を示したが、連動手段を用いずに、下扉体39と上扉体40を別々に開放できる構成であっても開口部2を開放することはできる。
なお、下扉体39と上扉体40の分割位置には扉間シール部材50を設置しており、扉体の長さを最小にできるため、設置性を阻害することなく、分割面を確実にシールできる。扉体の分割位置は自由端同士となり、熱変形や押圧等によってたわみやすくなるため、確実なシールは困難となるが、このたわみを吸収できる弾性を有する扉間シール部材50を用いることで、確実に下扉体39と上扉体40間のシール性を保ち、水漏れを防止できる。
また、本実施例では、下扉体39と上扉体40の開閉順序を定めた構成としており、開成時には下扉体39の開成後に上扉体40を開成する。この開閉順序に適応した扉間シール部材50の設置構成としており、扉間シール部材50に対して略垂直方向に加圧できることから、扉間シール部材50に損傷等を与えずに、かつ小さな操作力で確実にシールを行うことが可能である。また、下方に開成する下扉体39を最初に開成するため、上扉体40の開成に伴い落下する水滴を受けることができ、装置外部への水滴の落下を防止できる。
また、図示していないが、扉体の閉塞位置で下扉体39と上扉体40と本体1とを係止するロック手段を扉体の分割位置の近傍に設けておけば、分割位置の近傍は、開閉に伴う移動距離が最も大きい位置であり、最も小さい力で扉体を係止することができる。また、下扉体39と上扉体40同士を係合した場合でも扉体と本体1とをロックすることができなど、連動手段43も含めてどこか1ヶ所を係止すればいい。
なお、扉体は2分割としたが、1個の扉体40とし、回転アーム41で上方に回動する構成とすることもできる。また、卓上型で前面開口部2の場合の例を示したが、ビルトイン型であったり、あるいは上方に主たる開口部2を設けた場合であっても、本発明の扉体を適用することができる。
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4の食器洗浄機の側面図であり、図1や図6に示した実施の形態1または実施の形態3と同じ構成要素には同一の符号を付与している。図9に示すように、支持手段は、2つのスライド部35で構成しており、スライド部35はスライド溝47とそれに係合する係合部48で構成されている。また、開口部21は、洗浄槽上面49の一部を含む構成としている。
スライド部35を用いることで、扉体40の移動軌跡は任意に設定でき、開放直後の移動方向や、開成状態における扉体40の本体1からの突出量を設定でき、最適な状態が得られる。
また、図のように洗浄槽5の上面49の一部を開口部2とすることで、より広く使いやすい開口部2を得ることができるとともに、シール部を後方に傾斜しやすくなることからシールも容易に行える。また、側面の一部を開口部とすることもでき、側方向からも出し入れしやすい機器を提供できる。
本発明にかかる食器洗浄機は、扉体の開閉軌跡の高さを低くすることができ、開成状態における扉体の前方への突出長さを小さくすることができるとともに、扉体と本体とのシールを容易に、かつ確実に行うことが可能となるので、乾燥機能を有する食器洗い乾燥機や、乾燥機能を具備しない食器洗浄機、さらには乾燥のみを行う食器乾燥機等にも適用できる。
本発明の実施例1の食器洗浄機の側面図 同実施例1の食器洗浄機の断面図 同実施例1の厨房装置の概略図 (a)同実施例1おける本体前面が垂直の場合のシール部分の概略図(b)同実施例1おける本体前面が傾斜した場合のシール部分の概略図 本発明の実施例2の食器洗浄機の側面図 本発明の実施例3の食器洗浄機の側面図 同実施例3の食器洗浄機の断面図 同実施例3の食器洗浄機の部分斜視図 本発明の実施例4の食器洗浄機の側面図 従来の食器洗浄機の側面図 従来の食器洗浄機の側面図 従来の食器洗浄機の側面図
符号の説明
1 本体
2 開口部
4 扉体同士の分割位置
5 洗浄槽
18 扉体
19 支持手段
21 回転支点(支持手段)
31 扉体の内面
32 本体の上部
33 扉体の下端部
34 扉体の上端部
35 スライド部
38 本体の上面
39 下扉体
40 上扉体
41 回転アーム(支持手段)
43 連動手段
46 本体の側壁
49 洗浄槽の上面

Claims (4)

  1. 本体と、前記本体内に設けた洗浄槽と、前記洗浄槽の前面に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する扉体と、前記扉体を移動自在に支持する支持手段とを備え、前記支持手段は、前記扉体を前記本体から離れる方向に移動させるスライド部を有し、前記扉体を開くときは、前記扉体を前記本体から前方へ離れる方向に移動してから前記本体外の上方空間へ移動させる構成とした食器洗浄機。
  2. 本体は、前面の上部を後退させて傾斜させた請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 扉体は、上扉体と下扉体を有し、前記上扉体を本体外の上方空間へ移動させる構成とした請求項1または2記載の食器洗浄機。
  4. 上扉体と下扉体の開閉動作を連動する連動手段を設けた請求項記載の食器洗浄機。
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