JP2011048256A - 光コネクタ及び光トランシーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】光トランシーバに集光レンズ機能を搭載したものにあって、光トランシーバのリードフレームの位置より集光レンズの配置位置が離れすぎている場合にも、他の部品の設計変更を行うことなく適正な光通信を行うことができる光コネクタを提供する。
【解決手段】相手側光コネクタが嵌合されるコネクタハウジング2と、コネクタハウジング2内に収容され、光ファイバ30の先端面30aとの間で光信号の送受信を行う光トランシーバ20とを備え、光トランシーバ20は、リードフレーム21と、リードフレーム21上に配置されたセラミックス基板22と、セラミックス基板22上に配置された光電変換素子23と、光電変換素子23の上方位置に集光レンズ24aが一体に形成されると共にリードフレーム21、セラミックス基板22及び光電変換素子23の外周に配置され、光伝搬可能な樹脂材より形成された樹脂成形部24とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、相手側光コネクタと嵌合し、相手側光コネクタの光ファイバとの間で光信号の送受信を行う機能を備えた光コネクタ、及び、光コネクタに収容されて送受信機能を行う光トランシーバに関する。
例えば、自動車内の伝送情報の大容量化、高速化に対処するため、自動車内でも光ファイバケーブルによる光通信システムが採用されるようになってきている。このような光通信システムを構成する車載用光通信部品の一つとして、光トランシーバ(FOT:Fiber Optical Transceiver)を内蔵した光コネクタが用いられる。
この種の従来の光コネクタ50は、図5及び図6に示すように、相手側光コネクタ(図示せず)が嵌合されるコネクタハウジング51と、このコネクタハウジング51の外周を覆うシールドケース52と、コネクタハウジング51内に配置される一対のレンズスリーブ53と、同じくコネクタハウジング51内に配置される一対の光トランシーバ54とを備えている(特許文献1参照)。
コネクタハウジング51は、内部に嵌合先端壁60を有し、この嵌合先端壁60を境としてコネクタ嵌合室61と部品収容室62に仕切られている。コネクタ嵌合室61に相手側コネクタ(図示せず)が嵌合される。嵌合先端壁60のコネクタ嵌合室61側の面がコネクタ嵌合先端面60aとされる。嵌合先端壁60の二箇所には、コネクタ嵌合室61に向かって円筒状の光ファイバ位置決め部63が突出されている。相手側コネクタ(図示せず)が嵌合されると、相手側コネクタ(図示せず)の光ファイバ70の先端部が光ファイバ位置決め部63によって位置決めされる(図6参照)。各光ファイバ位置決め部63の内部は、部品収容室62に貫通されている。
各レンズスリーブ53は、先端に配置された集光レンズ53aとこの後端側に配置された導光路部53bとを有し、その集光レンズ53aが光位置決め部63の開口に臨むようにして部品収容室62に配置されている。
各光トランシーバ54は、各レンズスリーブ53の導光路部53bの後端位置で部品収容室62に配置されている。各光トランシーバ54は、リードフレーム54aとこのリードフレーム54a上に配置された光電変換素子55と、リードフレーム54a及び光電変換素子55の外周に配置され、これら部品を固定する樹脂成形部54cとを備えている。一対の光電変換素子55は、例えば一方が発光素子であり、他方が受光素子である。
上記構成において、光ファイバ70内を伝搬されて来た光は、その先端面70aより集光レンズ53aに向かって射出され、レンズスリーブ53内を通って受光用の光電変換素子55の位置で集束される。受光用の光電変換素子55は、受光した光信号を電気信号に変換する。又、送信側の電気信号に基づいて発光用の光電変換素子55が発光すると、その光がレンズスリーブ53内を通って集光レンズ53aでほぼ平行光となって光ファイバ70の先端面70aより光ファイバ70に入射される。
光コネクタ50内での光通信を適正に行うには、光ファイバ70の先端面70aと集光レンズ53aとの間の距離L1、及び、集光レンズ53aと光電変換素子55との間の距離L2(L2:焦点距離等によって変化)を適正な距離に保つ必要がある。ここで、相手側光コネクタ(図示せず)の嵌合時における光ファイバ70の先端面70aの位置は、コネクタハウジング51のコネクタ嵌合先端面60aを基準として特定されるため、光ファイバ70の先端面70aの位置を基準として集光レンズ53aと光電変換素子55の各位置が決定される。その特定された位置に集光レンズ53aと光電変換素子55がそれぞれ配置される。
ところで、本出願人は、光トランシーバ54に集光レンズ機能を搭載することによってレンズスリーブ53をなくし、部品点数の削減化を図ったものを提案した(特許文献2参照)。
集光レンズ機能を搭載した光トランシーバ54を採用する場合にあっても、光コネクタ50のサイズや、光トランシーバ54の内部部品であるリードフレーム54aの形態変更等をすることなく光トランシーバ54を設置したいという要請がある。
特開2006−215273号公報 特開2001−66469号公報
しかしながら、上記要請の下で集光レンズ53a及び光電変換素子55を光通信に適正な位置に配置しようとすると、次のような問題がある。つまり、光トランシーバ54の本体側(リードフレーム54aを有する箇所)は、コネクタ嵌合先端面60aより突出しない位置に配置する必要があるため、光トランシーバ54の本体側(リードフレーム54aを有する箇所)に対して十分に突出させた位置に集光レンズ53aを配置する必要がある。すると、各光電変換素子55の位置をリードフレーム54a上に配置したのでは、集光レンズ53aとの距離が離れすぎてしまい、適正な光通信を行うことができない。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、光トランシーバに集光レンズ機能を搭載したものにあって、光トランシーバのリードフレームの位置より集光レンズの配置位置が適正な光通信を可能とする距離よりも離れすぎている場合にも、他の部品の設計変更を行うことなく適正な光通信を行うことができる光コネクタを提供することを目的とする。また、他の本発明は、集光レンズ機能を搭載したものにあって、リードフレームの位置より集光レンズの配置位置が適正な光通信を可能とする距離よりも離れすぎている場合にも、他の部品の設計変更を行うことなく適正な光通信を可能とする光トランシーバを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、相手側光コネクタが嵌合されるコネクタ嵌合室を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジング内に収容され、前記光ファイバの先端面との間で光信号の送受信を行う光トランシーバとを備え、前記光トランシーバは、リードフレームと、前記リードフレーム上に配置された台座と、前記台座上に配置された光電変換素子と、前記光電変換素子の上方位置に集光レンズが一体に形成されると共に前記リードフレーム、前記台座及び前記光電変換素子の外周に配置され、光伝搬可能な樹脂材より形成された樹脂成形部とを備えたことを特徴とする光コネクタである。
請求項2の発明は、請求項1記載の光コネクタであって、前記台座は、上面に配置された表面導通部と底面に配置された表面導通部間を連通する内部導通部を有し、前記光電変換素子は、前記内部導通部を介する導通経路と、導通ワイヤーを介する導通経路によって前記リードフレームに電気的に接続されたことを特徴とする光コネクタである。
請求項3の発明は、請求項2記載の光コネクタであって、前記台座は、上面と底面の中間位置に段差面を有すると共に、前記上面と前記段差面とこれらの間の側面に亘って配置された補助表面導通部を有し、導通ワイヤーを介する導通経路は、前記光電変換素子と前記上面上の前記補助表面導通部との間、及び、前記段差面上の前記補助表面導通部と前記リードフレームとの間が導通ワイヤーでそれぞれ接続することによって構成されたことを特徴とする光コネクタである。
請求項4の発明は、リードフレームと、前記リードフレーム上に配置された台座と、前記台座上に配置された光電変換素子と、前記光電変換素子の上方位置に集光レンズが一体に形成されると共に前記リードフレーム、前記台座及び前記光電変換素子の外周に配置され、光伝搬可能な樹脂材より形成された樹脂成形部とを備えたことを特徴とする光トランシーバである。
請求項5の発明は、請求項4記載の光トランシーバであって、前記台座は、上面に配置された表面導通部と底面に配置された表面導通部間を連通する内部導通部を有し、前記光電変換素子は、前記内部導通部を介する導通経路と、導通ワイヤーを介する導通経路によって前記リードフレームに電気的に接続されたことを特徴とする光トランシーバである。
請求項6の発明は、請求項5記載の光トランシーバであって、前記台座は、上面と底面の中間位置に段差面を有すると共に、前記上面上の前記段差面とこれらの間の側面に亘って配置された補助表面導通部を有し、導通ワイヤーを介する導通経路は、前記光電変換素子と前記上面上の前記補助表面導通部との間、及び、前記段差面上の前記補助表面導通部と前記リードフレームとの間を導通ワイヤーでそれぞれ接続することによって構成されたことを特徴とする光トランシーバである。
請求項1の発明によれば、光トランシーバに集光レンズ機能を搭載したものにあって、光ファイバの先端面の位置との関係より集光レンズを光トランシーバのリードフレームに対して十分に離れた位置に配置する必要がある場合にあっても、リードフレーム上に台座を介して光電変換素子を配置したため、集光レンズに対して最適な光通信位置に光電変換素子を設置でき、他の部品(コネクタハウジング、リードフレーム等)の設計変更を行うことなく適正な光通信を行うことができる。
又、集光レンズに対する光電変換素子の位置を変更したい場合には、台座の高さを可変することによって簡単に変更できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、光電変換素子のリードフレームへの電気的接続をリードフレーム上に直接光電変換素子を配置した場合と同様に行うことができる。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、ワイヤーボンディング作業を狭スペースで行うことができると共にワイヤーボンディング作業の難易度が下がり、ワイヤーボンディングの信頼性が向上する。
請求項4の発明によれば、集光レンズ機能を搭載したものにあって、光ファイバの先端面の位置との関係より集光レンズをリードフレームに対して十分に離れた位置に配置する必要がある場合にあっても、リードフレーム上に台座を介して光電変換素子を配置したため、集光レンズに対して最適な光通信位置に光電変換素子を設置でき、他の部品(リードフレーム等)の設計変更を行うことなく適正な光通信を行うことができる。
又、集光レンズに対する光電変換素子の位置を変更したい場合には、台座の高さを可変することによって簡単に変更できる。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の効果に加え、光電変換素子のリードフレームへの電気的接続をリードフレーム上に直接光電変換素子を配置した場合と同様に行うことができる。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明の効果に加え、ワイヤーボンディング作業を狭スペースで行うことができると共にワイヤーボンディング作業の難易度が下がり、ワイヤーボンディングの信頼性が向上する。
本発明の一実施形態を示し、(a)は光コネクタの断面図、(b)は光トランシーバの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はセラミックス基板の斜視図、(b)はセラミックス基板の正面図である。 変形例の光トランシーバの断面図である。 (a)は変形例のセラミックス基板の斜視図、(b)は変形例のセラミックス基板の正面図である。 従来例の光コネクタの分解斜視図である。 従来例の光コネクタの断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1及び図2は本発明の一実施形態を示し、図1(a)は光コネクタ1の断面図、図1(b)は光トランシーバ20の断面図、図2(a)はセラミックス基板22の斜視図、図2(b)はセラミックス基板22の正面図である。
図1(a)に示すように、光コネクタ1は、相手側光コネクタ(図示せず)が嵌合されるコネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2の外周を覆うシールドケース10と、コネクタハウジング2内に配置される一対の光トランシーバ20(FOT:Fiber Optical Transceiver)とを備えている。
コネクタハウジング2は、方形枠状に囲まれた外壁3と、その先端側に配置された嵌合先端壁4とを有し、これらによって内部にコネクタ嵌合室5が設けられている。このコネクタ嵌合室5に相手側光コネクタ(図示せず)が嵌合される。嵌合先端壁4のコネクタ嵌合室側の面がコネクタ嵌合先端面4aである。相手側光コネクタ(図示せず)のコネクタハウジング(図示せず)がコネクタ嵌合先端面4aに突き当たる位置が適正な嵌合位置である。嵌合先端壁4の二箇所には、コネクタ嵌合室5に向かって円筒状の光ファイバ位置決め部6が突出されている。相手側コネクタ(図示せず)が嵌合されると、相手側コネクタ(図示せず)の光ファイバ30の先端部が光ファイバ位置決め部6によって位置決めされる。又、コネクタハウジング2は、嵌合先端壁4のコネクタ嵌合室5の反対側に光トランシーバ固定壁7を有する。
各光トランシーバ20は、光トランシーバ固定壁7に固定され、集光レンズ24aが光ファイバ位置決め部6の内部に突出された状態で配置されている。光コネクタ1は、一対の光トランシーバ20がインサート成形(一次成形)によって作製され、その後、一対の光トランシーバ20をインサート成形の内部部品としてコネクタハウジング2を二次成形することによって作製されている。
各光トランシーバ20は、図1(b)に詳しく示すように、リードフレーム21と、このリードフレーム21上に配置された台座であるセラミックス基板22と、このセラミックス基板22上に配置された光電変換素子23と、リードフレーム21、セラミックス基板22及び光電変換素子23の外周に配置され、これらの部材を固定する樹脂成形部24とを備えている。
リードフレーム21は、その一方端側がコネクタハウジング2より外側に突出されている。この突出したリードフレーム21の箇所が外部用端子21a(図1(a)に示す)とされている。外部用端子21aは、コネクタハウジング2より外側に突出した近傍で略直角方向に折曲され、これにより所望の向き及び位置に設定されている。
セラミックス基板22は、図2(a)、(b)に詳しく示すように、四角形のブロックである。セラミックス基板22の高さHは、光電変換素子23が下記する集光レンズ24aに対して適正な光通信を行うことができる距離L3となる寸法に設定されている。セラミックス基板22は、上面に配置された表面導通部22aと底面に配置された表面導通部22b間を連通する内部導通部22cを有する。双方の表面導通部22a,22b及び内部導通部22cは、例えば金属メッキによって作製される。
一対の光電変換素子23は、その一方が発光素子であり、他方が受光素子である。各光電変換素子23は、上面と下面に電極(図示せず)を有する。下面の電極(図示せず)は、セラミックス基板22の上面の表面導通部22a、内部導通部22c及び下面の表面導通部22cによって所定のリードフレーム21に導通されている。上面の電極(図示せず)は、導通ワイヤー25によって所定のリードフレーム21に導通されている。つまり、各光電変換素子23は、内部導通部22cを利用する導通経路と、導通ワイヤー25を利用する導通経路によって各リードフレーム21に電気的に接続されている。
樹脂成形部24は、光伝搬可能な樹脂材より、集光レンズ24aが一体に形成されている。これにより、光トランシーバ20に集光レンズ機能が搭載されている。集光レンズ24aは、嵌合された相手側光コネクタ(図示せず)の光ファイバ30の先端面30aの位置に対して所定の距離(従来例で説明したL1)になる位置に配置されている。この位置は、リードフレーム21の位置に対して十分に離れた位置である。
上記構成の光コネクタ1において、相手側光コネクタ(図示せず)が嵌合され、相手側光コネクタ(図示せず)の光ファイバ30内を伝搬されて来た光は、その先端面30aより集光レンズ24aに向かって射出され、樹脂成形部24内を通って受光用の光電変換素子23の位置で集束される。受光用の光電変換素子23は、受光した光信号を電気信号に変換する。又、送信側の電気信号に基づいて発光用の光電変換素子23が発光すると、その光が樹脂成形部24内を通って集光レンズ24aでほぼ平行光となって光ファイバ30の先端面30aより光ファイバ30に入射される。このようにして光コネクタ1内では光信号と電気信号の変換が行われる。
以上説明したように、集光レンズ24aが一体に形成された光トランシーバ20にあって、この光トランシーバ20のリードフレーム21上にセラミックス基板22を介して光電変換素子23が配置されている。従って、光トランシーバ20に集光レンズ機能を搭載したものにあって、本実施形態のように光ファイバ30の先端面30aの位置との関係より集光レンズ24aを光トランシーバ20のリードフレーム21に対して十分に離れた位置に配置する必要がある場合にあっても、集光レンズ24aに対して最適な光通信位置に光電変換素子23を設置でき、光コネクタ1の他部品(コネクタハウジング2、リードフレーム 21等)の設計変更を行うことなく適正な光通信を行うことができる。
又、集光レンズ24aに対する光電変換素子23の位置を変更したい場合には、セラミックス基板22の高さHを可変することによって簡単に変更できる。
セラミックス基板22は、線膨張係数が小さく、熱伝導率が高いため、周囲の温度変化や光電変換素子23自体の発熱による温度上昇の悪影響を極力受けず、光通信の信頼性を確保できる。
セラミックス基板22は、上面に配置された表面導通部22aと底面に配された表面導通部22b間を連通する内部導通部22cを有する。そして、光電変換素子23は、内部導通部22cを利用する導通経路と、導通ワイヤー25を介する導通経路によって各リードフレーム21に電気的に接続されている。従って、光電変換素子23のリードフレーム21への電気的接続をリードフレーム21上に光電変換素子23を直接配置した場合と同様に行うことができる。
(光トランシーバの変形例)
図3及び図4は光トランシーバ20Aの変形例を示し、図3は光トランシーバ20Aの断面図、図4(a)はセラミックス基板22Aの斜視図、図4(b)はセラミックス基板22Aの正面図である。
図3に示すように、光トランシーバ20Aは、前記実施形態のものと比較するに、台座であるセラミックス基板22Aの構成が主に相違する。つまり、セラミックス基板22Aは、上面と底面の中間位置に段差面22dを有する。セラミックス基板22Aは、前記実施形態と同様に、上面に配置された表面導通部22aと底面に配置された表面導通部22b間を連通する内部導通部22cを有する。その上、セラミックス基板22Aは、上面と段差面22dとこれらの間の側面に亘って配置された補助表面導通部26を別個に有する。そして、導通ワイヤーを利用する導通経路は、光電変換素子23と上面上の補助表面導通部26との間、及び、段差面22d上の補助表面導通部26とリードフレーム21との間を導通ワイヤー25a,25bでそれぞれ接続することによって構成されている。
他の構成は、前記実施形態と同様であるため、図面の同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
この変形例では、光電変換素子23と上面上の補助表面導通部26との間、及び、段差面22d上の補助表面導通部26とリードフレーム21との間が導通ワイヤー25a,25bでそれぞれ接続されている。従って、ワイヤーボンディング作業を狭スペースで行うことができると共にワイヤーボンディング作業の難易度が下がり、ワイヤーボンディングの信頼性が向上する。
つまり、ワイヤーボンディング作業を行う面に段差がある場合、その段差が大きければ大きいほどワイヤーボンディング作業を行うのに広いスペースが必要となる。極力狭いスペースでワイヤーボンディング作業を行おうとすると、セラミックス基板22の上面のエッジに導通ワイヤーが接触しないように十分な配慮が必要となり、ワイヤーボンディング作業の難易度が上がり、信頼性も低下する。これに対し、本変形例にようにすれば、ワイヤーボンディング作業が2本になるが、1本1本のワイヤーボンディング作業の段差が小さくなるために、ワイヤーボンディング作業を狭スペースで行うことができると共にワイヤーボンディング作業の難易度が下がり、ワイヤーボンディングの信頼性が向上する。
尚、前記実施形態及び変形例では、台座をセラミックス基板22にて形成したが、セラミックス基板以外の部材で形成しても良い。その部材は、セラミックス基板22と同様に、線膨張係数が小さく、熱伝導率が高い素材が好ましい。
尚、前記実施形態及び変形例では、光電変換素子23は、発光素子と受光素子であるが、受発光素子であっても良い。
1 光コネクタ
2 コネクタハウジング
4a コネクタ嵌合先端面
5 コネクタ嵌合室
20,20A 光トランシーバ
21 リードフレーム
22,22A セラミックス基板
22a,22b 表面導通部
22c 内部導通部
22d 段差面
23 光電変換素子
24 樹脂成形部
24a 集光レンズ
25,25a,25b 導通ワイヤ
26 補助表面導通部
30 光ファイバ
30a 先端面

Claims (6)

  1. 相手側光コネクタが嵌合されるコネクタ嵌合室を有するコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジング内に収容され、前記光ファイバの先端面との間で光信号の送受信を行う光トランシーバとを備え、
    前記光トランシーバは、リードフレームと、前記リードフレーム上に配置された台座と、前記台座上に配置された光電変換素子と、前記光電変換素子の上方位置に集光レンズが一体に形成されると共に前記リードフレーム、前記台座及び前記光電変換素子の外周に配置され、光伝搬可能な樹脂材より形成された樹脂成形部とを備えたことを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1記載の光コネクタであって、
    前記台座は、上面に配置された表面導通部と底面に配置された表面導通部間を連通する内部導通部を有し、前記光電変換素子は、前記内部導通部を介する導通経路と、導通ワイヤーを介する導通経路によって前記リードフレームに電気的に接続されたことを特徴とする光コネクタ。
  3. 請求項2記載の光コネクタであって、
    前記台座は、上面と底面の中間位置に段差面を有すると共に、前記上面と前記段差面とこれらの間の側面に亘って配置された補助表面導通部を有し、
    導通ワイヤーを介する導通経路は、前記光電変換素子と前記上面上の前記補助表面導通部との間、及び、前記段差面上の前記補助表面導通部と前記リードフレームとの間が導通ワイヤーでそれぞれ接続することによって構成されたことを特徴とする光コネクタ。
  4. リードフレームと、前記リードフレーム上に配置された台座と、前記台座上に配置された光電変換素子と、前記光電変換素子の上方位置に集光レンズが一体に形成されると共に前記リードフレーム、前記台座及び前記光電変換素子の外周に配置され、光伝搬可能な樹脂材より形成された樹脂成形部とを備えたことを特徴とする光トランシーバ。
  5. 請求項4記載の光トランシーバであって、
    前記台座は、上面に配置された表面導通部と底面に配置された表面導通部間を連通する内部導通部を有し、前記光電変換素子は、前記内部導通部を介する導通経路と、導通ワイヤーを介する導通経路によって前記リードフレームに電気的に接続されたことを特徴とする光トランシーバ。
  6. 請求項5記載の光トランシーバであって、
    前記台座は、上面と底面の中間位置に段差面を有すると共に、前記上面と前記段差面とこれらの間の側面に亘って配置された補助表面導通部を有し、
    導通ワイヤーを介する導通経路は、前記光電変換素子と前記上面上の前記補助表面導通部との間、及び、前記段差面上の前記補助表面導通部と前記リードフレームとの間が導通ワイヤーでそれぞれ接続することによって構成されたことを特徴とする光トランシーバ。
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