JP2011046523A - 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給紙トレイ3をハウジングに対して挿入方向下流側端部(給紙可能位置)に移動させるとき、摺接部材56が乗り上げ面55aに乗り上げ摺接し、引きバネ58の付勢力に抗して傾斜分離板21が起立し、被記録媒体規制体50の規制面50aが傾斜分離板21における分離面21aよりも後退して没する。他方、給紙トレイ3をハウジング2に対して挿入方向上流側に引き出すと、摺接部材56が乗り上げ面55aから離反して、傾斜分離板21が低くなる方向に(挿入方向下流側に)傾動し、且つ被記録媒体規制体50の規制面50aが傾斜分離板21における分離面21aに対して突出する。
【選択図】図7
Description
図1に示すように、本発明の一実施形態である多機能型の画像記録装置としての多機能装置1におけるハウジング2(請求項でいう装置筐体に相当)の前側(図1において手前側)には開口部2aが開口されている。そして、その開口部2aには被記録媒体としての用紙Pを堆積状態で収容する上面開放状の給紙トレイ3がX軸線方向に沿って挿抜可能に装着されている。なお、給紙トレイ3に収容される被記録媒体は、以下便宜上用紙Pと述べることとするが、被記録媒体は普通紙のみならず、はがきや封筒等の厚紙や光沢紙等の特殊紙、さらには樹脂フィルム等も含む概念である。その給紙トレイ3の上面に排紙トレイ33が装着されている。以下、一例としての合成樹脂製のハウジング2の開口部2aがある側を前(手前)とし、これを基準に装置の後(奥、背面)、左右、とする。また、前述したように、多機能装置1の前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向とする。なお、この「挿抜」とは、給紙トレイ3がハウジング2に対して着脱可能なもののみならず、ハウジング2から給紙トレイ3の大部分を引出した状態でも、ハウジング2に対して給紙トレイ3が外れない(着脱不能な)ものも含む趣旨である。
記録部10(請求項にいう画像記録部)における記録ヘッド14が下面側に搭載されたキャリッジ13は、用紙P搬送方向(矢印A方向)の上流側の第1ガイド部材15及び下流側の第2ガイド部材16に跨がって摺動自在に支持(搭載)されており、図2の紙面に垂直な方向である主走査方向(Y軸方向)に往復移動可能となっている。
次に、給紙装置12の構成について詳述する。合成樹脂材の射出成形品である給紙トレイ3の収容部は、後収容部3bとこの後収容部3bに対して進退移動可能に連結された前収容部3dとからなる。後収容部3bに対して前収容部3dを後退させて全長(X軸方向の長さ)を長くした状態で、給紙トレイ3の収容部に収容可能な用紙Pの最大サイズはリーガルサイズである。この場合、リーガルサイズの用紙Pは、その長辺がX軸方向に沿い、短辺がY軸方向に沿うように後収容部3bと前収容部3dとにわたって、その内部に堆積収容される。また、A4サイズの用紙Pを堆積収容するときには、前収容部3dを後収容部3b内に押し込み、給紙トレイ3の長さ寸法を短くして使用する。給紙トレイ3内の用紙Pは、後述する給送手段20とUターン状の内外径の搬送路体22、23とを介して1枚ずつ記録部10に給送される。
次に、図2及び図3を参照しながら、給送手段(給紙ローラユニットともいう)20の構造について説明する。実施形態では、給送手段20における合成樹脂製のアーム体20cは傾斜分離板21に近づくように延びて駆動軸39を中心にして上下回動可能となっている。アーム体20cの先端部には、左右一対の給紙ローラ20aが配置されており、駆動軸39からアーム体20cに設けられた歯車伝達機構(不図示)を介して給紙ローラ20aを回転駆動する。歯車伝達機構は複数個の伝達用の歯車及び遊星歯車を備えている。なお、実施例における一対の給紙ローラ20aは、給紙トレイ3におけるY軸方向の中心線を挟んで左右対称位置に設けられている(図3参照)。
次に、給紙トレイ3をハウジング2に対して、略水平方向に挿抜するときに、アーム体20cと給紙ローラ20aである給送手段20が給紙トレイ3の先端部(傾斜分離板21)に衝突(干渉)して挿抜不能にならないようにするための退避手段について説明する。退避手段は、アーム体20cに設けられた作動体としてのカムフォロアと、挿抜する給紙トレイ3の少なくとも一側板3cの上面に形成されて上記カムフォロアが摺接する誘導体としてのカム部44とからなる。この構成は公知のものであり、例えば、特許文献3(特開2007−624965号等)に記載されている。
はみ出し防止手段は、ハウジング2(装置本体)への給紙トレイ3の挿抜時(特に挿入時)や、給紙トレイ3への用紙収納時に、用紙Pが不用意にずれ移動せず、特に、給紙トレイ3に堆積された用紙Pの給送方向下流側への迫り出し(はみ出し)を阻止するためのものである。
3 給紙トレイ
3a 底部
20 給送手段としての給紙ローラユニット
20a 給紙ローラ
20c アーム体
21 傾斜分離板
21a 分離面
50 被記録媒体規制体
50a 規制面
55 ガイド部材
55a 乗り上げ面
56 摺接部材
Claims (8)
- 装置筐体内に、被記録媒体を堆積させて収容可能な上面開放状の収容部を有する給紙トレイと、
当該給紙トレイに堆積された被記録媒体の最上層から一枚ずつ被記録媒体を所定の給送方向へと給紙するための給送手段とを有する給紙装置であって、
前記給紙トレイは、前記装置筐体に対して挿抜可能であり、被記録媒体を堆積する底板と、分離部材を有し、前記給紙トレイの給送方向下流側の位置に、上部側が下部側よりも前記給送方向下流側に位置して傾斜した傾斜分離板と、を備え、
前記傾斜分離板は、当該下部側を中心として回動可能であり、
前記給紙トレイには、被記録媒体の給送方向先端を規制する被記録媒体規制体が配置され、
前記給紙トレイの挿抜動に応じて前記傾斜分離板を回動させ、前記被記録媒体規制体を前記傾斜分離板における前記分離面に対して出没させる連係手段が備えられていることを特徴とする給紙記録装置。 - 前記給紙トレイが前記装置筐体に対して装着され、前記給送手段によって被記録媒体が給紙可能となる給紙位置にて、前記傾斜分離板の前記分離面は、前記被記録媒体規制体よりも被記録媒体側に位置し、
前記傾斜分離板が前記給送手段と対向する位置およびそれより前記給送方向上流側に給紙トレイがあるときは、前記給紙位置にあるときよりも、前記傾斜分離板の上部側が給送方向下流側に傾動し、前記被記録媒体規制体は、前記傾斜分離板の前記分離面よりも被記録媒体側に位置することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 前記連係手段は、前記装置筐体に設けられ、乗り上げ部を有したガイド部材と、前記傾斜分離板に設けられ、前記ガイド部材の乗り上げ部に摺接可能な摺接部材とを備え、
前記給紙トレイが前記装置筐体に対して挿入されるとき、前記摺接部材が前記乗り上げ部に乗り上げ摺接して前記傾斜分離板の上部側が前記給送方向下流側に傾動し、且つ被記録媒体規制体が前記傾斜分離板における分離面よりも被記録媒体側から退避する一方、前記給紙トレイが前記装置筐体に対して引きだされると、前記摺接部材が前記乗り上げ部から離反して、前記傾斜分離板の上部側が前記給送方向下流側に傾動し、且つ被記録媒体規制体が傾斜分離板における分離面に対して突出するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。 - 前記給送手段が前記給紙トレイの前記底板に対して昇降可能であり、前記傾斜分離板の上端の位置が、上昇位置における前記給送手段の下端より低い位置まで前記傾斜分離板が傾動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の給紙装置。
- 前記回動可能な傾斜分離板は、前記給紙トレイにおける前記被記録媒体の前記給送方向と直交する幅方向の一部に対応して設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の給紙装置。
- 前記被記録媒体規制体の前記被記録媒体との当接部は、前記傾斜分離板における前記分離面よりも摩擦抵抗が大きく形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の給紙装置。
- 前記回動可能な傾斜分離板を、前記上部側が前記給送方向下流側に倒れる方向に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の給紙装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載の給紙装置と、
前記給送手段により給紙された被記録媒体を搬送経路を介して搬送する搬送手段と、
当該搬送手段により搬送された被記録媒体上に画像を記録可能な画像記録部と、
を備えたことを特徴とする画像記録装置。
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