JP2004035220A - シート材搬送装置、記録装置および記録システム - Google Patents

シート材搬送装置、記録装置および記録システム Download PDF

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Abstract

【課題】剛性の異なる被記録媒体等のシート材に傷をつけることなく、分離・搬送する。
【解決手段】第一の斜面を形成する第一斜面板14は、第二斜面板5より高い摩擦係数であり、底部3に対し、110°の角度で、第二斜面板より10°立っている。第一斜面板14が固定されたステイ15は、記録装置本体内に設けられており、斜面位置駆動モータ18の駆動力によりスライドガイド21に沿って直進移動可能に設けられている。ステイ15が給紙カセット1に近づいた位置では、第一斜面板14は第二斜面板5の全領域より前に出て、第二斜面板5が引っ込んだ状態になる。逆に、ステイ15が給紙カセット1から離れた位置では、第一斜面板14は第二斜面板5の全領域より引っ込んで、第二斜面板5が突き出た状態となる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚のシート材から1枚分離して搬送するシート材搬送装置、およびこのシート材搬送装置を備えた記録装置および記録システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、給紙トレイやカセットに格納された複数の被記録媒体から1枚だけ分離して給紙する機構として、媒体の経路内に設けた斜面を利用する斜面分離を備えた記録装置が知られている。
【0003】
この斜面分離は、媒体分離にあたり、複雑な機構が不要なので、比較的安価に構成できる利点がある。
【0004】
原理的には、斜面を媒体が上っていくときの抵抗力を以下のように設定することにより分離を行う。
【0005】
1枚目の媒体と2枚目の媒体間の摩擦力<媒体に与えられる抵抗力<1枚目の媒体に与えられる推進力
一方、インクジェットプリンタに代表される昨今のカラープリンタは普通紙に対するテキスト記録から、厚手光沢紙に対する写真調記録までを1台でまかなうものであり、使用される媒体の厚みも、0.1〜0.5mmと幅ひろく、剛性も異なる。また、インク受容層や光沢層を持つものも存在し、摩擦係数の幅もひろい。
【0006】
このように多様な媒体をすべて安定して分離するためには、全紙種で上述した大小関係を維持する必要があるが、固定した斜面では実質上不可能であった。
【0007】
そこで、特開平5−39136号公報では、斜面角度をレバーによって2段階に可変できる自動給紙装置が提案されている。
【0008】
また、特開平11−11719号公報では、比較的高摩擦係数の第一斜面と低摩擦係数の第二斜面を備え、第一斜面がラバー部材等でプレロードされ、第二斜面表面を越えて第一斜面表面のほうが突き出ている構成が提案されている。高剛性の媒体が、第一斜面表面にあたるとラバーがたわんでへこみ、第一斜面表面と第二斜面表面が面一になって、両方の斜面と係合する。低剛性の媒体の場合は第一斜面はへこまずに、位置を維持し、第一斜面表面と係合する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では以下のような欠点があった。
【0010】
特開平5−39136号公報の自動給紙装置においては、斜面の角度だけを切り換える。一般に、普通紙においては斜面角度を水平面に対し60°〜80°付近に設定し、厚紙においては40°〜60°に設定する。
【0011】
ところが、媒体が上側にカールした場合、媒体と斜面の相対角度が変化し、重送が多発してジャムが発生する。また、厚紙で下側にカールした場合には抵抗力が大きくなりすぎてピックアップローラと媒体間ですべりが生じ、不送りエラーが発生する。
【0012】
環境条件によっても、媒体の剛度や媒体間の摩擦係数は変化するため、角度変化のみで、様々な媒体を安定的に分離・給紙することは現実には不可能であった。
【0013】
特開平11−11719号公報のシート移動装置及びシートセパレータでは、高剛性の媒体がプレロードされた第一斜面を押して、第一斜面表面と第二斜面表面が面一になる。このとき、高摩擦係数の第一斜面との係合が完全になくなるわけではなく、抵抗力が2つの斜面に分散している状態であるに過ぎない。
【0014】
従って、第一の斜面と係合する媒体の端面によっては、ひっかかりが生じて不送りジャムが発生したり、あるいは分離できたとしても高摩擦係数を持つ斜面と擦れることにより、媒体端面に傷をつけてしまう場合があった。
【0015】
一般に用いられる高剛性の媒体は、写真調の記録を目的とする厚手の用紙であったり、ハガキであるため、このような媒体の傷は記録物としての品位を著しく落としてしまうことになる。
【0016】
また、低剛性の媒体の分離性能を上げるため、より摩擦係数の高い斜面にすると、さらに高剛性の媒体の傷付きの程度がひどくなるので、低剛性の媒体の分離性能と高剛性の媒体の不送りや傷付き防止を両立させることが非常に困難であった。
【0017】
そこで、本発明は、剛性の異なる被記録媒体等のシート材に傷をつけることなく、分離・搬送することができるシート材搬送装置、記録装置および記録システムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の複数のシート材を積載して格納するシート材格納部と、前記シート材格納部内のシート材の最上部のシート材に接触して前記最上部のシート材を送り出すピックアップローラとを有し、前記複数のシート材を1枚ずつ分離して搬送するシート材搬送装置において、前記最上部のシート材の搬送経路内で、かつ、シート材搬送方向の下流側に向けて前記ピックアップローラから離間して配置され、前記シート材格納部の下部から上部に向かうにつれ、前記ピックアップローラの回転中心から前記下流側に向けて離れるように形成され、シート材の搬送方向と略垂直なシート材幅方向に少なくとも1つ設けられている、シート材に対する摩擦係数が第一の摩擦係数である第一の斜面と、前記最上部のシート材の搬送経路内で、かつ前記ピックアップローラから前記下流側に向けて離間して配置され、前記下部から前記上部に向かうにつれ、前記回転中心から前記下流側に向けて離れるように形成され、前記シート材幅方向で前記第一の斜面が設けられていない領域に少なくとも1つ設けられている、シート材に対する摩擦係数が前記第一の摩擦係数より低い第二の摩擦係数である第二の斜面と、前記回転中心から前記第一の斜面までの距離、および前記回転中心から前記第二の斜面までの距離の少なくとも一方を可変する斜面位置可変手段とを有することを特徴とする。
【0019】
上記の通りの本発明のシート材搬送装置は、第一の摩擦係数の第一の斜面、あるいは第一の摩擦係数より低い第二の摩擦係数の第二の斜面に選択的にシート材を当接させてシート材に対する抵抗力を変えることができる。
【0020】
第2の発明においては、斜面位置可変手段により、第一の斜面、および第二の斜面の少なくとも一方を、シート材搬送方向に対して略平行に移動させることにより、斜面移動のストロークを小さくして、第一の斜面、あるいは第二の斜面に選択的にシート材を当接させてシート材に対する抵抗力を変えることができる。
【0021】
第3の発明においては、斜面位置可変手段により、第一の斜面、および第二の斜面の少なくとも一方を、回転軸を中心として回転移動させることにより、簡単な構成で、第一の斜面、あるいは第二の斜面に選択的にシート材を当接させてシート材に対する抵抗力を変えることができる。
【0022】
第4の発明においては、第一の斜面と、第二の斜面との、シート材表面に対する角度が互いに異なるようにすることで、摩擦係数に加え、角度によっても抵抗力を変えることができる。
【0023】
第5の発明においては、駆動源、駆動源から斜面位置可変手段に動力伝達する駆動伝達手段、および第一の斜面よりも第二の斜面のほうがピックアップローラに近接している第一の相対位置と、第二の斜面よりも第一の斜面のほうがピックアップローラに近接している第二の相対位置とのいずれか一方を選択するために、駆動源を制御する制御手段を有することにより、第一の斜面の位置あるいは第二の斜面の位置の少なくとも一方を自動的に制御して、第一の斜面あるいは第二の斜面に選択的にシート材を当接させ、シート材に対する抵抗力を変えることができる。
【0024】
第6の発明においては、シート材の種類を指定する媒体種指定手段を有し、制御手段が、媒体種指定手段によって指定されたシート材の種類に基づき駆動源を制御することにより、シート材の種類指定に応じて第一の斜面の位置または第二の斜面の位置の少なくとも一方を自動的に制御して、選択的に第一の斜面あるいは第二の斜面に選択的にシート材を当接させ、シート材に対する抵抗力を変えることができる。
【0025】
第7の発明においては、シート材格納部内のシート材の種類を検知するシート材種検知手段を有し、制御手段が、媒体種検知手段によって検知されたシート材の種類に基づき駆動源を制御することにより、シート材の種類検知の結果に応じて第一の斜面の位置または第二の斜面の位置の少なくとも一方を自動的に制御して、選択的に第一の斜面あるいは第二の斜面に選択的にシート材を当接させ、シート材に対する抵抗力を変えることができる。
【0026】
第8および第9の発明である記録装置は、インクを吐出するインクジェットヘッドを備え、被記録媒体であるシート材に記録手段により記録情報を記録する記録装置において、本発明のシート材搬送装置を有することを特徴とする。
【0027】
第10の発明である記録システムは、本発明の記録装置による記録媒体への記録を制御する記録システムであって、前記記録装置のドライバをインストールしたストレージ装置を備えたホストを有し、前記制御手段が、前記ホストから指定した被記録媒体の種類に基づき、前記駆動源を制御することを特徴とする。このため、ホスト上で指定した被記録媒体の種類に基づいて第一の斜面の位置または第二の斜面の位置の少なくとも一方を自動的に制御して、第一の斜面あるいは第二の斜面に選択的に被記録媒体を当接させ、被記録媒体に対する抵抗力を変えることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図6を用いて第1の実施形態に関し、説明する。本実施形態は、液体インクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に発明を適用した例である。
【0029】
図1は本実施形態に使用される給紙カセット1の斜視図である。
【0030】
図1において、樹脂製の給紙カセット1は、内部に複数枚の被記録媒体2を格納する。被記録媒体2としては、コピーに利用される普通紙や、写真調記録に使用する厚手の光沢紙、トラペンフィルム(OHPシート)、ハガキ、カード、封筒等をセット可能である。
【0031】
給紙カセット1は、底部3に対し、120°の角度をなす傾斜壁4を有する。傾斜壁4には第二の斜面(第一の斜面は後述)を形成するステンレス製の第二斜面板5が取り付けられる。この第二斜面板5の表面角度は傾斜壁4と同じく底部3に対し、120°の角度である。傾斜壁4には切り欠き部6が2箇所設けられており、後述する第一斜面が入り込む。第二斜面板5は被記録媒体との間に比較的低い摩擦係数を有し、厚手の紙に対し最適な分離条件を提供する。
【0032】
サイドガイド7は、媒体の幅に合わせて移動可能となっている。同じく移動可能な後端ガイド8は、媒体の長さに合わせた位置で固定可能となっている。各媒体サイズに合致した位置に固定すると、媒体後端とガイド間に約1mmの隙間が存在するようになっている。
【0033】
図2はこの給紙カセット1を記録装置100(図5参照)に挿入した状態における内部の様子を描いた斜視図で、外装等は省略してある。また、図3はこの斜視図2のピックアップローラ9の回転軸に垂直な面で切断した断面図である。図4は図2の状態から給紙カセット1を取り除いた、ローラアーム10、第一斜面板14、および透過型光センサ17の位置関係を示す斜視図である。
【0034】
図2〜4において、表面がゴム製のピックアップローラ9は、最上位の被記録媒体2の表面に接触、回転して被記録媒体2を傾斜壁4の方向に推進させる。ピックアップローラ9を回転支持するローラアーム10は、両端を不図示のフレームで支持されたアーム支持軸11を中心として旋廻自在となっている。モータ12は、ローラアーム10内部のギア列13を介してピックアップローラ9に駆動力を伝達する。ピックアップローラ9はモータ12を含めたローラアーム10自身の自重で被記録媒体2の表面に接触する。接触荷重は150gであり、ピックアップローラ9表面と媒体との摩擦係数は1.5〜2.2程度なので、推進力として、225g〜330gとなる。また、ピックアップローラ9と同軸上に不図示のワンウェイクラッチが搭載されており、ピックアップローラ9は、下流に媒体を送る回転方向には空転するようになっている。
【0035】
第一の斜面を形成する第一斜面板14は、媒体幅方向に2箇所設けられており、その表面はギザギザ状に加工され、第二斜面板5の表面に比較すると約2倍の摩擦係数を持つ。第一斜面板14表面の角度は底部3に対し、110°の角度で、第二斜面板より10°立っている。第一斜面板14が固定されたステイ15は、記録装置本体内に設けられており、スライドガイド21に沿って直進移動できる。ステイ15が給紙カセット1に近づいた位置(図2、図3の位置)では、第一斜面板14は第二斜面板5の全領域より前に出て、第二斜面板5が引っ込んだ状態になる。逆に、ステイ15が給紙カセット1から離れた位置では、第一斜面板14は第二斜面板5の全領域より引っ込んで、第二斜面板5が突き出た状態となる。ステイ15にはセンサフラグ16が設けられ、透過型光センサ17の光軸をセンサフラグ16で遮る位置で、第一斜面板14が第二斜面板5の全領域より引っ込んでいる位置を確定する。斜面位置駆動モータ18は、入力ステップ数で回転角を制御できるステッピングモータを使用している。斜面位置駆動モータ18の軸に圧入したピニオンギア19から、ステイ15と一体のラック20を介してステイ15を前後動させることができる。第一斜面板14を第二斜面板5の全領域より前に出すときには、透過型光センサ17の光軸をセンサフラグ16で遮る初期位置から所定のパルス数だけ斜面位置駆動モータ18に入力することで、正確な位置でステイ15、ひいては第一斜面板14を停止させることができる。
【0036】
このように、2つの斜面の相対位置を切り換えることにより、媒体と接触する斜面を2通りに使いわけることが可能となる。
【0037】
図5は給紙部より下流側のUターン搬送部及び記録部を併せて描いた斜視図であり、図6はこの斜視図5のピックアップローラ9の回転軸に垂直な面で切断した断面図である。
【0038】
図5〜6において、1枚だけ分離された媒体は、Uターン外ガイド30、およびUターン内ガイド31の両ガイド内を通過し、上ガイド32下部を経由して、紙送りローラ35と、ピンチローラガイド33に回転支持された8個のピンチローラ34のニップ部に挟まれる。挟まれる直前に不図示の媒体通過センサにて媒体の通過を検出する。挟まれた後には、不図示の紙送りモータとギア列によって駆動される紙送りローラ35が回転して、媒体がプラテン36上で間歇送りされつつ、キャリッジ40に搭載されたインクジェットヘッド41でインクを吐出して記録が行われる。キャリッジ40はガイドシャフト42とガイド板43で支持され、キャリッジモータ44に係合するキャリッジベルト45によって媒体送り方向と直角な方向(主走査方向)にスキャンする。このとき、ピックアップローラ9は停止し、上述したワンウェイクラッチの作用で連れ回りする。
【0039】
記録が終了した媒体は紙送りローラ35とベルト39で連結されて回転する2本の排紙ローラ37および拍車38に挟まれて不図示の排紙トレイ上に排紙される。
【0040】
図7は記録装置100に記録信号を送信するホストとしてのパーソナルコンピュータのプリント設定画面を表す図である。この画面50は被記録媒体種を設定する媒体種設定枠であり、三角ボタン51を押してプルダウンメニュー52を表示させ、この中から給紙カセット1内にセットした媒体を指定する。パーソナルコンピュータ内のメモリ装置には各媒体と斜面位置との関係を表すテーブルが格納されており、このテーブルに従って斜面位置駆動モータ18を駆動し、2つの位置のいずれかに第一斜面板14を停止する。なお、新しく媒体種を設定し直すまでは、第一斜面板14は以前の位置を維持する。
【0041】
次に、以上のような構成における記録動作に関し、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0042】
図8において、ステップ(以下、S)1で、電源がONされると、S2で、斜面位置センサをチェックする。透過型光センサ17をセンサフラグ16が遮蔽していると第一斜面板14が退避しており、遮蔽していないと給紙カセット1内に侵入していることになる。
【0043】
S3で、パーソナルコンピュータのプリント設定画面を使用してユ−ザが用紙種を変更したかどうかを判別し、変更した場合、S4でその用紙種に応じて斜面位置駆動モータ18を駆動し、第一斜面板14を移動する。指定した用紙種によっては移動が必要ないこともある。ユ−ザによる用紙変更が為されない場合は、S5に進む。
【0044】
S5で、パーソナルコンピュータからの記録信号を受信する。S6でピックアップローラ9が回転し、媒体をピックする。媒体は第一斜面板14あるいは第二斜面板5で1枚のみ分離される。媒体先端が紙送りローラ35に到達する以前に紙送りローラ35も回転し始める。S7で、媒体通過センサがONしたら、S8で、所定の頭出し位置まで媒体を送り、紙送りローラ35、ピックアップローラ9が停止する。媒体通過センサがONしなければ、給紙不良とみなし、エラーとする。
【0045】
S9で、キャリッジ40がスキャンし、1行分インク吐出して記録する。S10で、記録終了なら、S12で排紙する。記録終了でないなら、S11で1行分紙送りし、S9から繰り返す。排紙後、S13で次ペ−ジ記録がないならば、S14で電源オフし、動作終了となる。次ページ記録があれば、S6に飛び、ピックアップ動作から繰り返す。
【0046】
なお、上述の例では、給紙カセットを持ち、かつUターンパスの記録装置の例を説明したが、これに限ることなく、ストレートパスや、斜め上からJ字状に媒体を給紙するいわゆるJパス等、いかなる形態の記録装置にも本発明は適用可能である。
【0047】
また、第一斜面と第二斜面の位置に関しても、上述のような直線移動によるものに限らず、第一斜面が回転運動により移動してもよく、第二斜面との相対位置が変更できるものはすべて本発明に含まれる。
【0048】
加えて、媒体種の設定は必ずしもホスト上で行う必要はなく、記録装置に設けたボタン等で設定できるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図9は、本実施形態の記録装置における、レバーによる第一斜面板の移動方法を説明する斜視図であり、第1の実施形態の図4と同じく、外装とカセットを省略して、内部の様子がわかるようにした図である。
【0049】
図中、第1の実施形態と同じ番号を付けた部品は第1の実施形態と全く同じ機能を有するので、説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0050】
図9において、ピニオン軸60は、ラック20と噛み合うピニオンギアとそこから右に伸びる軸とが一体に形成されたものである。ピニオン軸60は不図示のフレームに固定した軸受けで回転支持される。レバー61はこのピニオン軸60の端部に圧入固定される。レバー61にはバネ掛け部65が一体に設けられる。このバネ掛け部にはトグルバネ63が掛けられ、トグルバネ63の下端フック部は不図示のフレームから突出したバネ掛け64に掛けられる。レバー61はピニオン軸60の軸芯を回転中心として回動可能であり、フレームに設けた不図示の2箇所のストッパに対し、図9の位置と、図9の位置から時計回りに60度回転した位置の2つのポジションで、トグルバネ63により押しつけられる。
【0051】
これらの構成により、ピニオン軸60は2つの角度位相で位置決めされる。ラック20およびラック20と一体のステイ15がスライドし、この2つの位置に対応した位置で停止する。第1の実施形態と同様に、ステイ15が給紙カセット1に近づいた位置では、第一斜面板14は第二斜面板5(図2参照)の全領域より前に出て、第二斜面板が引っ込んだ形になる。逆に、ステイ15が給紙カセット1から離れた位置では、第一斜面板14は第二斜面板5の全領域より引っ込んで、第二斜面板5が突き出た形となる。
【0052】
従って、ユーザが、被記録媒体に応じて、レバーを切り換えることにより、様々な媒体を確実に給紙できる。
【0053】
また、第1の実施形態のように、パーソナルコンピュータ上からの媒体指定に応じて自動的に斜面位置を変更することはできないものの、第一斜面駆動用のモータや位置検出用のセンサが必要なく、簡単かつ低コストの構成で、信頼性の高い給紙を実現可能となる利点がある。
(第3の実施形態)
図10に、本実施形態の記録装置における、被記録媒体種の判別のための光センサ部を示す。
【0054】
図中、第1の実施形態と同じ番号を付けた部品は第1の実施形態と全く同じ機能を有するので、説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0055】
図10において、不図示のフレームに固定されたセンサ支持台70の被記録媒体2に近い側には、被記録媒体2に対し光線を発射する発行素子71と、その紙面上での反射光を検知する受光素子72がと固定されている。被記録媒体2の表面性によって反射光量が異なるため、受光量を基に被記録媒体2の種類を特定できる。
【0056】
受光素子で受光した光量レベルによって、被記録媒体2は大きく2群に分けられる。比較的厚くて剛度の高い基材に光沢処理を施したいわゆる光沢紙は、表面での反射率が高いため、光量が大きくなる。コピー紙等の普通紙は反射率が光沢紙に比較すると小さいため、光量も小さくなる。
【0057】
従って、受光量を一定の基準光量と比較することにより、被記録媒体が普通紙か光沢紙かの判別が可能となる。
【0058】
この判別情報に基づき、斜面位置駆動モータ18と透過型光センサ17を利用して、第1の実施形態と同様にステイ15の位置を制御し、信頼性の高い分離をすることができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1の発明においては、第一の摩擦係数の第一の斜面、あるいは第一の摩擦係数より低い第二の摩擦係数の第二の斜面に選択的にシート材を当接させてシート材に対する抵抗力を変えることができる。これにより、比較的剛度の低いいわゆる普通紙と呼ばれる媒体においては、摩擦係数が相対的に高い第一の斜面に沿って分離を行い、高い抵抗力を確保することにより、重送なく確実に1枚だけ分離して搬送できる。また、比較的剛度の高い厚手光沢紙やフィルム等の媒体においては、摩擦係数が相対的に低い第二の斜面に沿って分離を行い、第一の斜面と媒体はまったく接触しないので、過剰な抵抗力が媒体に加えられることがなく、ピックアップローラと媒体がスリップして不送りが発生したり、媒体の先端が破損して媒体の品位を低下させてしまうことなく、確実に1枚だけ分離して搬送できる。
【0060】
第2の発明においては、斜面位置可変手段により、第一の斜面、および第二の斜面の少なくとも一方を、シート材搬送方向に対して略平行に移動させることにより、斜面移動のストロークを小さくて済み、斜面位置可変手段を小型化でき、コンパクトな装置とすることができる。
【0061】
第3の発明においては、斜面位置可変手段により、第一の斜面、および第二の斜面の少なくとも一方を、回転軸を中心として回転移動させることにより、機構的に簡単になり、装置の信頼性を高めることができる。
【0062】
第4の発明においては、第一の斜面と、第二の斜面との、シート材表面に対する角度が互いに異なるようにすることで、低剛度の媒体と高剛度の媒体それぞれにあわせて、より最適な分離条件を満足し、様々な媒体を確実に分離・給紙する信頼性を得ることができる。
【0063】
第5の発明においては、駆動源、駆動源から斜面位置可変手段に動力伝達する駆動伝達手段、および第一の斜面よりも第二の斜面のほうがピックアップローラに近接している第一の相対位置と、第二の斜面よりも第一の斜面のほうがピックアップローラに近接している第二の相対位置とのいずれか一方を選択するために、駆動源を制御する制御手段を有するので、自動的に斜面の位置を制御し、様々な媒体を確実に分離・給紙することができる。
【0064】
第6の発明においては、シート材の種類を指定する媒体種指定手段を有し、制御手段が、媒体種指定手段によって指定されたシート材の種類に基づき駆動源を制御するので、ユーザが媒体種を指定すると、自動的に第一の斜面と第二の斜面の相対位置が変化して、分離に最適な状態となる、操作性に優れるとともに、様々な被記録媒体を確実に分離・給紙する信頼性に優れた装置を実現できる。
【0065】
第7の発明においては、シート材格納部内のシート材の種類を検知するシート材種検知手段を有し、制御手段が、媒体種検知手段によって検知されたシート材の種類に基づき駆動源を制御するので、格納部にセットされた媒体種から判断して、自動的に斜面の位置を制御し、様々な媒体を確実に分離・給紙する操作性と信頼性に優れた装置を実現できる。
【0066】
第8および第9の発明である記録装置は、インクを吐出するインクジェットヘッドを備え、被記録媒体であるシート材に記録手段により記録情報を記録する記録装置において、本発明のシート材搬送装置を有することを特徴とする。よって、比較的剛度の低いいわゆる普通紙と言われる記録媒体においては、摩擦係数が相対的に高い第一の斜面に沿って分離を行い、高い抵抗力を確保することにより、重送なく確実に1枚だけ分離して給紙できるシート材搬送装置を備えた記録装置を実現できる。また、比較的剛度の高い厚手光沢紙やフィルム等の媒体においては、摩擦係数が相対的に低い第二の斜面に沿って分離を行い、第一の斜面と媒体はまったく接触しないので、過剰な抵抗力が媒体に加えられることがなく、ピックアップローラと媒体がスリップして不送りが発生したり、媒体の先端が破損して媒体の品位を低下させてしまうことなく、確実に1枚だけ分離して給紙できるシート材搬送装置を備えた記録装置を実現できる。
【0067】
第10の発明である記録システムは、本発明の記録装置による記録媒体への記録を制御する記録システムであって、記録装置のドライバをインストールしたストレージ装置を備えたホストを有し、制御手段が、ホストから指定した被記録媒体の種類に基づき、駆動源を制御するので、ユーザが媒体種を指定すると、自動的に第一の斜面と第二の斜面の相対位置が変化して、分離に最適な状態となる、操作性に優れるとともに、様々な被記録媒体を確実に分離・給紙することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態で用いられる給紙カセットの斜視図である。
【図2】図1に示す給紙カセットを記録装置本体に挿入した状態の斜視図である。
【図3】図1に示す給紙カセットを記録装置本体に挿入した状態の側断面図である。
【図4】図1に示すローラアーム、第一斜面板、および透過型光センサの配置関係を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の記録装置における、Uターン搬送部および記録部の斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の記録装置における、Uターン搬送部および記録部の側断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の記録装置に記録信号を送信するホストとしてのパーソナルコンピュータのプリント設定画面を表す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態の記録装置における動作フローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態の記録装置における、レバーによる第一斜面板の移動方法を説明する斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の記録装置における、被記録媒体種の判別のための光センサ部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1  給紙カセット
2  被記録媒体
3  底部
4  傾斜壁
5  第二斜面板
6  切り欠き部
7  サイドガイド
8  後端ガイド
9  ピックアップローラ
10  ローラアーム
11  アーム支持軸
12  モータ
13  ギア列
14  第一斜面板
15  ステイ
16  センサフラグ
17  透過型光センサ
18  斜面位置駆動モータ
19  ピニオンギア
20  ラック
21  スライドガイド
30  Uターン外ガイド
31  Uターン内ガイド
32  上ガイド
33  ピンチローラガイド
34  ピンチローラ
35  紙送りローラ
36  プラテン
37  排紙ローラ
38  拍車
39  ベルト
40  キャリッジ
41  インクジェットヘッド
42  ガイドシャフト
43  ガイド板
44  キャリッジモータ
45  キャリッジベルト
50  画面
51  三角ボタン
52  プルダウンメニュー
60  ピニオン軸
61  レバー
63  トグルバネ
64  バネ掛け
65  バネ掛け部
70  センサ支持台
71  発行素子
72  受光素子
100  記録装置

Claims (10)

  1. 複数のシート材を積載して格納するシート材格納部と、前記シート材格納部内のシート材の最上部のシート材に接触して前記最上部のシート材を送り出すピックアップローラとを有し、前記複数のシート材を1枚ずつ分離して搬送するシート材搬送装置において、
    前記最上部のシート材の搬送経路内で、かつ、シート材搬送方向の下流側に向けて前記ピックアップローラから離間して配置され、前記シート材格納部の下部から上部に向かうにつれ、前記ピックアップローラの回転中心から前記下流側に向けて離れるように形成され、シート材の搬送方向と略垂直なシート材幅方向に少なくとも1つ設けられている、シート材に対する摩擦係数が第一の摩擦係数である第一の斜面と、
    前記最上部のシート材の搬送経路内で、かつ前記ピックアップローラから前記下流側に向けて離間して配置され、前記下部から前記上部に向かうにつれ、前記回転中心から前記下流側に向けて離れるように形成され、前記シート材幅方向で前記第一の斜面が設けられていない領域に少なくとも1つ設けられている、シート材に対する摩擦係数が前記第一の摩擦係数より低い第二の摩擦係数である第二の斜面と、
    前記回転中心から前記第一の斜面までの距離、および前記回転中心から前記第二の斜面までの距離の少なくとも一方を可変する斜面位置可変手段とを有することを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 前記斜面位置可変手段は、前記第一の斜面、および前記第二の斜面の少なくとも一方を、前記シート材搬送方向に対して略平行に移動させる手段である、請求項1に記載のシート材搬送装置。
  3. 前記斜面位置可変手段は、前記第一の斜面、および前記第二の斜面の少なくとも一方を、回転軸を中心として回転移動させる手段である、請求項1に記載のシート材搬送装置。
  4. 前記第一の斜面と、前記第二の斜面との、前記シート材表面に対する角度が互いに異なる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート材搬送装置。
  5. 駆動源、前記駆動源から前記斜面位置可変手段に動力伝達する駆動伝達手段、および前記第一の斜面よりも前記第二の斜面のほうが前記ピックアップローラに近接している第一の相対位置と、前記第二の斜面よりも前記第一の斜面のほうが前記ピックアップローラに近接している第二の相対位置とのいずれか一方を選択するために、前記駆動源を制御する制御手段を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート材搬送装置。
  6. シート材の種類を指定する媒体種指定手段を有し、前記制御手段が、前記媒体種指定手段によって指定されたシート材の種類に基づき前記駆動源を制御する、請求項5に記載のシート材搬送置。
  7. 前記シート材格納部内のシート材の種類を検知するシート材種検知手段を有し、前記制御手段が、前記媒体種検知手段によって検知されたシート材の種類に基づき前記駆動源を制御する、請求項5に記載のシート材搬送置。
  8. インクを吐出するインクジェットヘッドを備え、被記録媒体であるシート材に記録手段により記録情報を記録する記録装置において、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート材搬送装置を有することを特徴とする記録装置。
  9. インクを吐出するインクジェットヘッドを備え、被記録媒体であるシート材に記録手段により記録情報を記録する記録装置において、
    請求項5〜6のいずれか1項に記載のシート材搬送装置を有することを特徴とする記録装置。
  10. 請求項9に記載の記録装置による記録媒体への記録を制御する記録システムであって、
    前記記録装置のドライバをインストールしたストレージ装置を備えたホストを有し、
    前記制御手段が、前記ホストから指定した被記録媒体の種類に基づき、前記駆動源を制御することを特徴とする記録システム。
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