JP2011045478A - 保温機能を備えた配膳カート及びそれを用いたクックチルシステム - Google Patents

保温機能を備えた配膳カート及びそれを用いたクックチルシステム Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも保温庫と加熱装置(必要に応じて、さらに冷却装置)を固定設置し、保温庫内で食品を所定温度に再加熱して提供するクックチルシステムに適する保温機能を備えた配膳カートを提供する。
【解決手段】配膳カートは、複数のトレイ9を水平な方向に複数列、垂直方向に複数段に配列保持可能であり、再加熱庫1の内部2a,2bに挿入されうると共に、再加熱庫1の内部から引き出されて移動可能な間仕切りフレーム10と、再加熱庫1の内部から引き出された状態で間仕切りフレーム10に装着可能であり、間仕切りフレームの矩形の底面と共に直方体状の保温庫を形成する保温カバー20を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵保存された食品を所定温度に再加熱して提供するクックチルシステム及びそのシステムに適する保温機能を備えた配膳カートに関するものである。
病院、老人保健施設、ホテル、学校などの施設において食事を提供するにあたって、配膳車や配膳カートが用いられているが、配膳に際して、あらかじめ調理された食品(食材も含む)を一旦3℃程度に冷蔵保存しておき、冷蔵保存された食品を安全温度である75℃まで再加熱してから配膳することが行われている。
ここで、配膳車とは、保温庫内にトレイを水平方向及び垂直方向に複数配列して収納すると共に、少なくとも保温庫内の温度を一定の範囲に維持するための加熱装置及び必要に応じて冷却装置を備えたものをいい、配膳カートとは、トレイを水平方向及び垂直方向に複数配列した状態で搬送するものであって、加熱装置や冷却装置を備えていないものをいうものとする。また、配膳カートには保温機能を備えたものと保温機能を備えていないものの両方が含まれる。
配膳される食品は加熱されたものだけでなく、低温状態に冷蔵されたものも含まれる。一方、上記病院などのように、短時間の内に大量の配膳を行う必要があるため、配膳に先立って、加熱処理された食品と加熱処理されていない食品をそれぞれ1つのトレイに並べ分けることは厨房業務運営上問題点となっている。そこで、あらかじめトレイを加熱される食品が搭載される加熱スペースと、加熱されない食品が搭載される非加熱スペースに区分し、加熱処理されるべき食品を加熱スペースに、加熱処理されない食品を非加熱スペースに、それぞれ振り分けて載置し、その状態で冷蔵保存しておき、配膳前に加熱スペースのみを局部的に加熱して、加熱スペースの食品のみを加熱調理することが提案されている(クックチル)。
特許文献1では、誘導加熱を利用して加熱スペースの食品を加熱しているが、誘導加熱に適した専用の食器を用意しなければならないこと、食器のサイズや配置が限定されること、及び食品の内部まで均一に加熱することが困難であるため、加熱処理可能なメニューが限定されるなどの問題点を有している。
そこで、本出願人は、特許文献2において、温蔵庫(兼再加熱庫)及び冷蔵庫を備え、温蔵庫に保管されている食品に対して120〜130℃の温風を吹き付けて再加熱するクックチル方式の配膳車を提案している。ところが、加熱装置及び冷却装置が移動式の配膳車に搭載されているため、固定式のものに比べて、どうしても加熱装置及び冷却装置の故障が多くなるという問題は避けられない。
図7は、加熱装置及び冷却装置50を固定し、保温庫を備えた配膳カート51を加熱装置及び冷却装置50に連結して保温庫内の食品を冷蔵及び再加熱するようにしたクックチルシステムを示している(未特許出願又は未公開)。このシステムによれば、加熱装置及び冷却装置を備えていない配膳カート51のみが移動するので、加熱装置及び冷却装置の故障の可能性が低減されるという有利性を有する。一方、図7に示すように、配膳カートの一方の扉を開いた状態で配膳カート51を加熱装置及び冷却装置50に連結されるので、配膳カート51内の全てのトレイ52上の食品が均一に加熱されるという保証はない。具体的には、トレイ52が水平方向に複数列配列されているときは、加熱装置に近い側のトレイ52a上の食品と加熱装置から遠い側のトレイ52b上の食品とを比較した場合に、加熱条件が異なるので、加熱ムラが生じる可能性が高い。
特開2003−219918号公報 特開2009−172173号公報
本発明は上記従来例の問題点を解決するためになされたものであり、少なくとも保温庫と加熱装置(必要に応じて、さらに冷却装置)を固定設置し、保温庫内で食品を所定温度に再加熱して提供するクックチルシステム及びそのシステムに適する保温機能を備えた配膳カートを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、配膳カートにおいて、複数のトレイを水平な第1方向に複数列、垂直方向に複数段に配列保持可能であり、再加熱庫の内部に挿入されうると共に、該再加熱庫の内部から引き出されて移動可能な間仕切りフレームと、前記再加熱庫の内部から引き出された状態で前記間仕切りフレームに装着可能であり、前記間仕切りフレームの矩形の底面と共に直方体状の保温庫を形成する保温カバーを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の配膳カートにおいて、前記保温カバーは、前記直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に平行な面を構成する2つの固定側壁と、前記2つの固定側壁の4つの垂直な辺にそれぞれ蝶番を介して回転可能に連結され、前記垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に直交する2つの面を構成する4つの開閉扉と、前記間仕切りフレームの天井部分に装着され、前記天井部分を覆う天板を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の配膳カートにおいて、前記保温カバーは2つの部分に分解可能であり、前記保温カバーの各部分は、前記2つの固定側壁のうちいずれか一方の固定側壁と、前記一方の固定側壁の垂直な2つの辺にそれぞれ蝶番を介して回転可能に連結された2つの開閉扉と、前記間仕切りフレームの天井部分に装着され、前記天井部分の略半分を覆う天板で構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2に記載の配膳カートにおいて、前記天板は、前記水平な第1方向に直交する水平な第2方向の中央部で蝶番を介して谷折り可能であり、前記2つの固定側壁は、それぞれ前記天板の前記水平な第2方向の両側部に、蝶番を介して山折り可能に連結されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の配膳カートにおいて、前記2つの固定側壁の下端部には、それぞれ2つの車輪が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1に記載の配膳カートにおいて、前記間仕切りフレームは、少なくとも前記底面の四隅に設けられた4本の垂直な支柱と、前記四本の支柱にそれぞれ蝶番を介して回転可能に連結され、前記直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に直交する2つの面を構成する4つの開閉扉を有し、前記保温カバーは、前記間仕切りフレームの天井部分に装着され、前記直方体状の保温庫の天井部分及び前記直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に平行な面を覆う断熱カーテンであることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載の配膳カートにおいて、前記開閉扉は、前記支柱に対して着脱可能であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の配膳カートにおいて、前記間仕切りフレームは、複数のトレイを水平方向に複数列、垂直方向に複数段に配列保持可能なフレーム本体部と、前記フレーム本体部の底部に着脱可能な台車で構成されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の配膳カートにおいて、前記トレイは、加熱される食品が搭載される加熱スペースと、加熱されない食品が搭載される非加熱スペースで構成され、前記加熱スペースと前記非加熱スペースは前記水平な第1方向に直交する水平な第2方向に配列されており、前記間仕切りフレームは、その中央部付近に設けられた垂直な断熱壁を有し、前記断熱壁には、前記トレイの前記加熱スペースと前記非加熱スペースの間の仕切り部分が挿入される水平な複数のスリット及び該スリットを塞ぐための垂直方向に変位する可動板が設けられていることを特徴とする。
請求項10の発明は、クックチルシステムにおいて、固定された状態で使用される再加熱庫と、前記再加熱庫に接続され、前記保温庫内の少なくとも食品の一部を所定温度に再加熱するための加熱装置と、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の配膳カートを備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、クックチルシステムにおいて、固定された状態で使用され冷蔵庫として使用される第1領域と、冷蔵庫及び再加熱庫として使用される第2領域を備えた再加熱庫と、冷蔵庫として使用される前記第1領域及び前記第2領域に接続され、前記第1領域及び前記第2領域の食品を第1所定温度に冷蔵保存するための冷却装置と、再加熱庫として使用される前記第2領域に接続され、前記第2領域の食品を第2所定温度に再加熱するための加熱装置と、請求項9に記載の配膳カートを備え、前記トレイの加熱スペースが前記第2領域に、前記トレイの非加熱スペースが前記第1領域に、それぞれ対応するようにのみ、前記配膳カートを前記再加熱庫に挿入しうることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、トレイに食品を載せて再加熱庫で再加熱処理する際、保温カバーが取り外された間仕切りフレームの全体が再加熱庫の内部に挿入されるので、図7に示す従来のクックチルシステムと異なり、間仕切りフレームの上に搭載された全てのトレイ上の食品をほぼ均一に加熱することができる。また、間仕切りフレームは、事実上金属枠体のみで構成され、壁が存在しないので、保温庫に比べてそれ自体の熱容量が小さく、再加熱時のエネルギーロスが少ない。さらに、再加熱庫から引き出される際、作業者が誤って高温の部分に触れる可能性は小さく、安全性は高い。さらに、例えば断熱材などで構成された保温カバーを間仕切りフレームに装着するだけで直方体状の保温庫が形成されるので、配膳の際、調理された食品の温度を一定の範囲に保つことができる。また、加熱装置(必要に応じて、冷却装置)は固定されているので、配膳車に搭載されたものに比べて、故障する確率が低くなる。
請求項2の発明によれば、配膳時に配膳カートからトレイを取り出す際、開閉扉が観音開きに開かれるので、開閉扉の突出量が小さく、狭い通路などを通って配膳することができる。保温カバーを構成する2つの固定側壁、4つの開閉扉及び天板は、それぞれ単独の板状体であってもよいし、2以上の部材をあらかじめ組み立てたものであってもよく、特に限定されない。前者の場合、保温カバーの取り付けに手間を要するが、不使用時の保管スペースを小さくすることができる。
請求項3の発明によれば、保温カバーが、実質的に同形状をした2つの部分で構成されるので、間仕切りフレームへの取り付けが比較的容易であり、且つ、不使用時に2つの部分を重ねることができ、保管スペースを小さくすることができる。
請求項4の発明によれば、保温カバーを構成する全ての部品があらかじめ結合されており、且つ、いわゆるワンタッチで展開及び折りたたみが可能であるので、間仕切りフレームへの取り付けが比較的容易であり、且つ、不使用時の保管スペースを比較的小さくすることができる。
請求項5の発明によれば、保温カバーを保管スペースから取り出す際、及び保管スペースに収納する際、保温カバーの取り扱いが容易になる。
請求項6の発明によれば、4つの開閉扉のみは間仕切りフレームに取り付けられているので、再加熱時のエネルギーロスが増加したり、再加熱庫から引き出される際の安全性が若干低下したりするが、保温カバーをカーテン状にすることができるので、保温カバーの取り付けがきわめて容易であり、且つ、保管スペースの極小化することができる。
請求項7の発明によれば、開閉扉を間仕切りフレームから取り外すことができるので、再加熱時のエネルギーロスを低減したり、再加熱庫から引き出される際の安全性を確保したりすることができる。
請求項8の発明によれば、再加熱庫に間仕切りフレームを挿入する際、台車部分を分離することができるので、再加熱庫の容積を小さくしたり、再加熱時のエネルギーロスをさらに少なくしたりすることができる。
請求項9の発明によれば、1つのトレイに、あらかじめ加熱される食品と加熱されない食品を一緒に載せたまま冷蔵保存することができ、配膳作業がさらに容易になる。また、断熱壁によって再加熱時のエネルギーロスを少なくすると共に、漏れた熱による本来加熱されるべきでない食品の温度上昇を防止することができる。
請求項10の発明によれば、保温庫と加熱装置が固定されているので、故障の少ないクックチルシステムを実現することができる。
請求項11の発明によれば、1つのトレイに、あらかじめ加熱される食品と加熱されない食品を一緒に載せたまま冷蔵保存しつつ、加熱される食品のみを第2所定温度に再加熱して提供しうるクックチルシステムを実現することができる。
本発明の一実施形態に係るクックチルシステムの冷蔵庫を兼ねる再加熱庫の扉を閉じた状態を示す図。 上記再加熱庫の扉を開いた状態を示す図。 本発明の一実施形態に係る配膳カートの基本構成を示す図。 本発明の一実施形態に係る配膳カートの他の構成例を示す図であり、(a)は保温カバーを装着していない状態における間仕切りフレーム10の構成を示す斜視図、(b)は2つに分割された保温カバーの一部の構成を示す斜視図、(c)は間仕切りフレームに保温カバーの一部を装着した状態を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る配膳カートのさらに他の構成例を示す図であり、(a)は保温カバーを装着していない状態における間仕切りフレームの構成を示す斜視図、(b)は保温カバーの一部(断熱カーテン)の構成を示す斜視図、(c)は間仕切りフレームに断熱カーテンを装着するときの状態を示す斜視図、(d)は間仕切りフレームに断熱カーテンを装着した後の状態を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係る配膳カートのさらに他の構成例を示す図であり、(a)は保温カバーを装着した状態における間仕切りフレームの構成を示す斜視図、(b)は保温カバー20を折りたたんだ状態を示す斜視図、(c)は保温カバーを折りたたんだ状態を示す側面図。 従来の加熱装置及び冷却装置を固定可能とし、保温庫を備えた配膳カートを加熱装置及び冷却装置に連結して保温庫内の食品を冷蔵及び再加熱するようにしたクックチルシステムを示す図。
本発明の一実施形態に係るクックチルシステム及びそれに適する保温機能を備えた配膳カートについて、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るクックチルシステムは、冷蔵庫を兼ねた再加熱庫を固定設置すると共に、多数のトレイを配列保持した間仕切りフレームを再加熱庫に対して挿入及び引き出し可能とし、再加熱庫から引き出された間仕切りフレームに保温カバーを装着して配膳カートとして使用するものである。
図1は、本実施形態に係る再加熱庫1の扉8を閉じた状態を示し、図2は再加熱庫1の扉8を開いた状態を示す。再加熱庫1は、例えば2つの間仕切りフレーム10を収納しうる収納庫2と、収納庫2に温風を供給する加熱装置3と、収納庫2に冷風を供給する冷却装置4と、加熱温度や冷蔵温度などを設定するための操作パネル5と、設定された温度に従って加熱装置3及び冷却装置4などを制御する制御装置6と、加熱温度や冷蔵温度などを設定するための操作パネル5などで構成されている。また、収納庫2の周囲には、加熱装置3又は冷却装置4からの温風又は冷風を誘導するためのダクトやファンが設けられている(図示せず)。
再加熱庫1の正面には、収納庫2の開口を覆うための2つの扉8が蝶番を介して取り付けられており、扉8はそれぞれ蝶番によって2つに折りたたむことができる。再加熱庫1の収納庫2は、見かけ上、間仕切りフレーム10及び2つの扉8に対応してさらに2つの空間2a,2bに区分され、各空間2a,2bには、それぞれ間仕切りフレーム10が装着される。
本実施形態で使用されるトレイ9は、加熱される食品が搭載される加熱スペース9aと、加熱されない食品が搭載される非加熱スペース9bで構成されている。間仕切りフレーム10は、このトレイ9の構造に対応して、その両側壁10a,10bには、トレイ9を、例えば水平方向に2列、垂直方向に複数段に収納しうるように、トレイ9の加熱スペース9aと非加熱スペース9bの配列方向の両側壁と係合される水平なガイドレールが形成されている。また、間仕切りフレーム10の中央部付近(必ずしも中央ではない)には、垂直な断熱壁10cが設けられており、断熱壁10cには、上記ガイドレールに対応して、トレイ9の加熱スペース9aと非加熱スペース9bの間の仕切り部分が挿入される水平な複数のスリット及びそのスリットを塞ぐための垂直方向に変位する可動板が設けられている(自明につき図示せず)。
上記2つの空間2a,2bに間仕切りフレーム10が装着されると、各空間2a,2bは、断熱壁10cによって、第1保温庫31,32と、第2保温庫41,42に区分される。第1保温庫31,32は、再加熱庫及び冷蔵庫のいずれかに切り替えて使用可能であり、第2保温庫41,42は、専ら冷蔵庫として使用される。なお、図2に示す構成例では、見かけ上は4つの保温庫を有することになるが、再加熱庫1の中央部に2つの第1保温庫31,32を隣接させているので、制御上、2つの第1保温庫31,32を1つの保温庫とみなして制御することも可能である。
ここで、「保温庫」とは、庫内温度を一定の範囲に維持しうる機能を有する食品保存庫をいい、「「冷蔵庫」とは、庫内温度を室温(例えば20℃)よりも低い温度範囲に維持するものをいうものとする。また、「再加熱庫」とは、庫内温度を120〜130℃の高温に加熱しうるものをいう。
操作パネル5は、第1保温庫31,32を温蔵庫、再加熱庫及び冷蔵庫のいずれに切り替えるかを設定したり、第1保温庫31,32及び第2保温庫41,42の温度を設定したりするための、表示装置と入力装置を兼ねたタッチパネル5bと、電源のオン/オフ、自動運転のオン/オフ、再加熱中に扉8の施錠機構の施錠/解錠などを操作する操作ボタン5aなどを備えた操作パネル5が設けられている。クックチル方式の再加熱庫の場合、再加熱時には、第1保温庫31,32の庫内温度が120〜130℃の高温になる。そのため、再加熱時に不用意に扉8が開かれないようにするため、従来から扉には施錠機構が設けられている(図示せず)。
本実施形態では、間仕切りフレーム10は、図3に示すように、複数のトレイ9を水平方向に複数列、垂直方向に複数段に配列保持可能なフレーム本体部11と、フレーム本体部11の底部に着脱可能な台車12で構成されている。また、間仕切りフレーム10には、保温カバー20が装着可能である。保温カバー20は、再加熱庫1の収納庫2から引き出された状態で間仕切りフレーム10に装着可能、すなわち、保温カバー20を装着した状態では、間仕切りフレーム10は再加熱庫1の収納庫2に挿入できないように構成されている。保温カバー20は、間仕切りフレーム10の矩形の底面と共に直方体状の保温庫を形成する。
このように、間仕切りフレーム10は、事実上金属枠体のみで構成され、壁が存在しないので、トレイ9に食品を載せて再加熱庫1で再加熱処理する際、間仕切りフレーム10の上に搭載された全てのトレイ9上の食品をほぼ均一に加熱することができる。また、間仕切りフレーム10の熱容量が小さく、再加熱時のエネルギーロスが少ない。さらに、再加熱庫1から間仕切りフレーム10を引き出す際、作業者が誤って高温の部分に触れる可能性は小さく、安全性が高い。また、加熱装置3及び冷却装置4は固定されているので、配膳車に搭載されたものに比べて、故障する確率が低くなる。
保温カバー20は、直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち、トレイ9を水平に配列する第1方向に平行な面(紙面に垂直な面)を構成する2つの固定側壁21と、2つの固定側壁の4つの垂直な辺21aにそれぞれ蝶番25を介して回転可能に連結され、水平な第1方向に直交する2つの面(紙面に平行な面)を構成する4つの開閉扉22と、間仕切りフレーム10の天井部分に装着され、天井部分を覆う天板23を備えている。開閉扉22は観音開きに開かれるので、配膳カートからトレイを取り出す際、開閉扉22の突出量が小さく、狭い通路などを通って配膳することができる。
保温カバー20の構成及び材料は特に限定されないが、固定側壁21、開閉扉22及び天板23を、それぞれ個別に断熱ボードなどで形成し、1枚ずつ手作業にて間仕切りフレーム10に装着するように構成してもよい。その場合、保温カバーの取り付けに手間を要するが、不使用時の保管スペースを小さくすることができる。あるいは、固定側壁21、開閉扉22及び天板23を、例えば不織布や樹脂シートなどを積層した比較的軽量の断熱シートで一体的に形成し、間仕切りフレーム10の上部から被せるように構成してもよい。その場合、不使用時に保温カバー20を折りたたんで収納することができる。また、開閉扉22の施錠に関して、ファスナーなどを用いることも可能である。
次に、本実施形態に係る配膳カート、すなわち間仕切りフレーム10及び保温カバー20の他の具体的構成例について、図4を参照しつつ説明する。図4において、(a)は保温カバー20を装着していない状態における間仕切りフレーム10の構成、(b)は2つに分解した保温カバー20の一部の構成、(c)は間仕切りフレーム10に保温カバー20の一部を装着した状態をそれぞれ示す。
図4に示す構成例では、間仕切りフレーム10は、その中央部に設けられた断熱壁10cのみを有しており、断熱壁10cにトレイ9の底部を支えるために両側に突出したガイドフランジ10dが設けられている。また、間仕切りフレーム10の両側部にはフレームのみが設けられ、トレイ9の両側壁と係合される水平なガイドレールは設けられていない。このような構成によれば、トレイ9の形状が限定されるものの、間仕切りフレーム10の構造の簡略化、軽量化及びコストダウンを図ることができる。
また、保温カバー20はほぼ同じ形状をした2つの部分に分解可能であり、保温カバー20の各部分は、2つの固定側壁のうちいずれか一方の固定側壁21と、固定側壁21の垂直な2つの辺21aにそれぞれ蝶番25を介して回転可能に連結された2つの開閉扉22と、間仕切りフレーム10の天井部分に装着され、天井部分の略半分を覆う天板23aで構成されている。このような構成によれば、保温カバー20が、実質的に同形状をした2つの部分で構成されるので、実質的に保温カバー20を軽量化することができ、間仕切りフレーム10への取り付けが比較的容易である。さらに、不使用時に2つの部分を重ねることができ、保管スペースを小さくすることができる。なお、固定側壁21と天板23aは、固定されていてもよいし、蝶番(図示せず)を介して折りたたみ可能に構成されていてもよい。
次に、本実施形態に係る配膳カート、すなわち間仕切りフレーム10及び保温カバー20のさらに他の具体的構成例について、図5を参照しつつ説明する。図5において、(a)は保温カバー20を装着していない状態における間仕切りフレーム10の構成、(b)は保温カバー20の一部(断熱カーテン20a)の構成、(c)は間仕切りフレーム10に断熱カーテン20aを装着するときの状態、(d)は間仕切りフレーム10に断熱カーテン20aを装着した後の状態をそれぞれ示す。
図5に示す構成例では、間仕切りフレーム10は、その中央部に設けられ、両側に突出したガイドフランジ10dを備えた断熱壁10cのみを有しており、間仕切りフレーム10の両側部にはフレームのみが設けられ、トレイ9の両側壁と係合される水平なガイドレールは設けられていない。さらに、間仕切りフレーム10には、底面10eの四隅に設けられた4本の垂直な支柱10fにそれぞれ蝶番25を介して回転可能に連結され、トレイ9を着脱するための開口部を覆う4つの開閉扉22が設けられている。なお、開閉扉22側の蝶番を間仕切りフレーム10の蝶番に対して取り外し可能とし、開閉扉22を着脱可能に構成してもよい。また、操作ハンドル13を間仕切りフレーム10に着脱可能としてもよい。
保温カバー20は、例えばねじりばねなどによって、芯棒に巻き付けられる方向に付勢された断熱カーテン20aであり、芯棒の軸がトレイ9を水平に配列する第1方向に平行になるように間仕切りフレーム10の天井部分に装着される。間仕切りフレーム10のフレームには、断熱カーテン20aをガイドするためのガイド部材10gが設けられており、それによって、断熱カーテン20aの内側がトレイ9上の食品などに接触することを防止することができる。このように、保温カバー20をカーテン状にすることにより、保温カバー20の取り付けがきわめて容易であり、且つ、保管スペースの極小化することができる。
次に、本実施形態に係る配膳カート、すなわち間仕切りフレーム10及び保温カバー20のさらに他の具体的構成例について、図6を参照しつつ説明する。図6において、(a)は保温カバー20を装着した状態における間仕切りフレーム10の構成、(b)及び(c)は保温カバー20を折りたたんだ状態を示す。
図6に示す構成例では、天板23は、水平な第1方向に直交する水平な第2方向の中央部で蝶番(図示せず)を介して谷折り可能であり、2つの固定側壁21はそれぞれ天板23の水平な第2方向の両側部に、蝶番(図示せず)を介して山折り可能に連結され、4つの開閉扉22は、それぞれ2つの固定側壁21の4つの垂直な辺21aにそれぞれ蝶番25を介して回転可能に連結されている。さらに、さらに、2つの固定側壁21の下端部には、それぞれ2つの車輪24が設けられている。
このような構成によれば、保温カバー20を構成する全ての部品があらかじめ結合されており、且つ、いわゆるワンタッチで展開及び折りたたみが可能である。そのため、間仕切りフレーム10への取り付けが比較的容易であり、且つ、不使用時の保管スペースを比較的小さくすることができる。さらに、車輪24が設けられているので、保温カバー20を保管スペースから取り出す際、及び保管スペースに収納する際、保温カバー20の取り扱いが容易になる。
以上説明したように、本発明に係るクックチルシステム及びそれに適する保温機能を備えた配膳カートによれば、あらかじめ食品が載置されたトレイ9を間仕切りフレーム10上に水平方向及び垂直方向に配列した状態で、固定された再加熱庫1に挿入し、加熱されるべき食品を加熱処理するので、図7に示す従来のクックチルシステムと異なり、間仕切りフレーム10の上に搭載された全てのトレイ上の加熱されるべき食品をほぼ均一に加熱することができる。また、間仕切りフレーム10は、事実上金属枠体のみで構成され、壁が存在しないので、保温庫に比べてそれ自体の熱容量が小さく、再加熱時のエネルギーロスが少ない。さらに、間仕切りフレーム10を再加熱庫から引き出し、間仕切りフレーム10の保温カバー20を装着して保温機能を備えた配膳カートを構成するので、再加熱庫から引き出される際、作業者が誤って高温の部分に触れる可能性は小さく、安全性は高い。さらに、間仕切りフレーム10と保温カバーで構成される保温機能を備えた配膳カートを用いて配膳するので、配膳の際、調理された食品の温度を一定の範囲に保つことができる。また、加熱装置3(必要に応じて、冷却装置4)は固定されているので、配膳車に搭載されたものに比べて、故障する確率が低くなる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、間仕切りフレーム10は、必ずしもフレーム本体部11と台車12が分離可能である必要はなく、車輪つきのまま間仕切りフレーム10を再加熱庫の収納庫2に挿入するような構成であってもよい。さらに、再加熱庫1やトレイ9なども上記実施形態の構成に限定されず、加熱される食品と加熱されない食品をそれぞれ別のトレイに載置すると共に、加熱される食品のみを再加熱庫1で再加熱するような構成であってもよい。
1 再加熱庫
2 収納庫
3 加熱装置
4 冷却装置
5 操作パネル
6 制御装置
8 (再加熱庫の)扉
9 トレイ
9a 加熱スペース
9b 非加熱スペース
10 間仕切りフレーム
11 間仕切りフレーム本体部
12 台車
20 保温カバー
20a 断熱カーテン
21 固定側壁
21a
22 開閉扉
23,23a 天板
24 車輪
25 蝶番

Claims (11)

  1. 複数のトレイを水平な第1方向に複数列、垂直方向に複数段に配列保持可能であり、再加熱庫の内部に挿入されうると共に、該再加熱庫の内部から引き出されて移動可能な間仕切りフレームと、
    前記再加熱庫の内部から引き出された状態で前記間仕切りフレームに装着可能であり、前記間仕切りフレームの矩形の底面と共に直方体状の保温庫を形成する保温カバーを備えた配膳カート。
  2. 前記保温カバーは、
    前記直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に平行な面を構成する2つの固定側壁と、
    前記2つの固定側壁の4つの垂直な辺にそれぞれ蝶番を介して回転可能に連結され、前記垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に直交する2つの面を構成する4つの開閉扉と、
    前記間仕切りフレームの天井部分に装着され、前記天井部分を覆う天板を備えたことを特徴とする請求項1に記載の配膳カート。
  3. 前記保温カバーは2つの部分に分解可能であり、前記保温カバーの各部分は、
    前記2つの固定側壁のうちいずれか一方の固定側壁と、
    前記一方の固定側壁の垂直な2つの辺にそれぞれ蝶番を介して回転可能に連結された2つの開閉扉と、
    前記間仕切りフレームの天井部分に装着され、前記天井部分の略半分を覆う天板で構成されていることを特徴とする請求項2に記載の配膳カート。
  4. 前記天板は、前記水平な第1方向に直交する水平な第2方向の中央部で蝶番を介して谷折り可能であり、
    前記2つの固定側壁は、それぞれ前記天板の前記水平な第2方向の両側部に、蝶番を介して山折り可能に連結されていることを特徴とする請求項2に記載の配膳カート。
  5. 前記2つの固定側壁の下端部には、それぞれ2つの車輪が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の配膳カート。
  6. 前記間仕切りフレームは、少なくとも前記底面の四隅に設けられた4本の垂直な支柱と、前記四本の支柱にそれぞれ蝶番を介して回転可能に連結され、前記直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に直交する2つの面を構成する4つの開閉扉を有し、
    前記保温カバーは、前記間仕切りフレームの天井部分に装着され、前記直方体状の保温庫の天井部分及び前記直方体状の保温庫を形成する垂直な4つの外周面のうち前記水平な第1方向に平行な面を覆う断熱カーテンであることを特徴とする請求項1に記載の配膳カート。
  7. 前記開閉扉は、前記支柱に対して着脱可能であることを特徴とする請求項6に記載の配膳カート。
  8. 前記間仕切りフレームは、複数のトレイを水平方向に複数列、垂直方向に複数段に配列保持可能なフレーム本体部と、前記フレーム本体部の底部に着脱可能な台車で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の配膳カート。
  9. 前記トレイは、加熱される食品が搭載される加熱スペースと、加熱されない食品が搭載される非加熱スペースで構成され、前記加熱スペースと前記非加熱スペースは前記水平な第1方向に直交する水平な第2方向に配列されており、
    前記間仕切りフレームは、その中央部付近に設けられた垂直な断熱壁を有し、前記断熱壁には、前記トレイの前記加熱スペースと前記非加熱スペースの間の仕切り部分が挿入される水平な複数のスリット及び該スリットを塞ぐための垂直方向に変位する可動板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の配膳カート。
  10. 固定された状態で使用される再加熱庫と、
    前記再加熱庫に接続され、前記保温庫内の少なくとも食品の一部を所定温度に再加熱するための加熱装置と、
    請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の配膳カートを備えたクックチルシステム。
  11. 固定された状態で使用され冷蔵庫として使用される第1領域と、冷蔵庫及び再加熱庫として使用される第2領域を備えた再加熱庫と、
    冷蔵庫として使用される前記第1領域及び前記第2領域に接続され、前記第1領域及び前記第2領域の食品を第1所定温度に冷蔵保存するための冷却装置と、
    再加熱庫として使用される前記第2領域に接続され、前記第2領域の食品を第2所定温度に再加熱するための加熱装置と、
    請求項9に記載の配膳カートを備え、
    前記トレイの加熱スペースが前記第2領域に、前記トレイの非加熱スペースが前記第1領域に、それぞれ対応するようにのみ、前記配膳カートを前記再加熱庫に挿入しうることを特徴とするクックチルシステム。
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