JP2011044281A - 電磁接触器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数及び組立工数の減少により製造コストの低減化を図ることができるとともに、組立後の端子の抜けを防止して信頼性の高い電磁接触器を提供する。
【解決手段】電磁コイルの巻線が巻装されたコイル枠の一端に一体形成された端子台18と、外部配線に接続可能な端子20aと、コイル枠に巻装された巻線の端部をからげて接続可能な巻線からげ部20eとを備えた電磁接触器である。コイル端子20は、端子20a,巻線からげ部20e及び被係合部20bとを一体化した部品である。このコイル端子20は、端子台18に形成した圧入係合部18bに、被係合部20bへ圧入しながら係合して装着されている。
【選択図】図4

Description

本発明は電磁接触器に係わり、詳細には電磁コイルの巻線の端部を接続する巻線からげ部と外部配線に接続する端子とを備えたコイル端子構造に関するものである。
電磁接触器は、ケース内に、接点部と、電圧を印加することにより接点部を可動させる電磁石が収納されている。接点部は、電磁石の動作により可動する可動接点支えと、復帰ばねと、複数の可動接点、接点ばね及び固定接点を備えている。
電磁石は、コイル枠に巻線が巻装された電磁コイルと、コイル枠の空洞部に挿入された固定鉄芯と、固定鉄芯に接離自在に対向した可動鉄芯と、コイル枠の一端に一体形成された端子台と、外部配線に接続可能な端子と、巻線の端部をからげて接続可能な巻線からげ部とを備えている(例えば、特許文献1)。
図8及び図9は、従来の電磁接触器のコイル端子構造を示すものである。
従来の構造は、電磁石を収納した第1ケース1内に、巻線からげ部2が設けられており、この巻線からげ部2と一体に、弾性変形自在なU字形状のからげ接触部3が形成されている。また、第1ケース1に接続する第2ケース4に、外部配線と接続する端子5が収納されており、この端子5は、端子ねじ穴を形成した端子板5aと、この端子板5aから略直角に折曲されてからげ接触部3と接触する端子接触部5bとで構成されている。この構造は、端子接触部5bが、弾性変形したからげ接触部3の押圧力で保持された状態で、端子5が巻き線からげ部2と電気的に接続されている。
特開2000−90800号公報
しかし、図8及び図9で示した従来の構造は、巻線からげ部2と端子5とが別体構造となっているので、部品点数の増大、組立工数の増加等により製造コストの面で問題がある。
また、端子5は、端子接触部5bが弾性変形したからげ接触部3の押圧力で保持されているだけなので、からげ接触部3の弾性変形による押圧力が小さくなると、第2筐体4から抜けるおそれがあり、信頼性の面で問題がある。
さらに、従来の構造は、巻線からげ部2と端子5とを別体として組立時に接続する構造としているため、組立時にからげ接触部3と端子5にゴミ等が侵入すると導通不良を起こす問題があった。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、部品点数及び組立工数の減少により製造コストの低減化を図ることができるとともに、組立後の端子の抜けを防止して信頼性の高い電磁接触器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電磁接触器は、コイル枠に巻線が巻装された電磁コイルと、前記コイル枠の一端に一体形成された端子台と、外部配線に接続可能な端子と、前記巻線の端部をからげて接続可能な巻線からげ部とを備えた電磁接触器において、前記端子と、前記巻線からげ部と、前記端子台に係合可能な被係合部とを一体化したコイル端子とし、前記端子台に、前記コイル端子の被係合部を圧入により係合させる圧入係合部を設けている。
この発明によると、コイル端子は、端子と、巻線からげ部と、被係合部とを一体化した構造としているので、部品点数が減少する。また、端子台に形成した圧入係合部に被係合部を圧入するだけでコイル端子を装着することができるので、組立工数も減少する。
また、コイル端子を、端子と、巻線からげ部と、被係合部とを一体構造とし、組立時に接続する箇所が存在しないので、接触不良を起こすことがない。
また、本発明に係る電磁接触器は、前記圧入係合部が、前記被係合部の圧入空間を形成する係合壁を有し、前記被係合部が、前記係合壁へ圧入されていく係合歯を有している。
この発明によると、コイル端子の被係合部が、圧入係合部に強固に圧入される。
また、本発明に係る電磁接触器は、前記被係合部及び前記圧入係合部の少なくとも一方に、前記圧入係合部に前記被係合部が圧入された前記圧入空間を閉塞する閉塞部を設けている。
この発明によると、被係合部の係合歯が圧入係合部の係合壁に圧入する際に削り屑が発生するが、この削り屑は閉塞部により圧入空間内に封じ込まれるので、エアー洗浄等による削り屑の除去が不要となり、組立がさらに容易となる。
また、本発明に係る電磁接触器は、前記圧入係合部に前記被係合部が圧入された前記コイル端子が圧入方向に対して逆方向に抜けるのを防止する抜け止め部を設けている。
この発明によると、コイル端子の抜けを確実に防止することができるので、電磁接触器の配線端子部の信頼性が高くなる。
さらに、本発明に係る電磁接触器は、前記電磁コイルを収納する第1筐体に、前記コイル端子を収納するコイル端子収納室を設けた第2筐体を接続し、当該第2筐体の前記コイル端子収納室を画成する壁の一部が前記コイル端子の所定位置に当接し、前記抜け止め部として機能している。
この発明によると、電磁コイルを収納した第1筐体及び第2筐体を接続するだけで、コイル端子の抜けを防止する構造が得られる。
本発明に係る電磁接触器によると、コイル端子は、端子と、巻線からげ部と、被係合部とを一体化した構造としているので、部品点数を減少させることができる。また、端子台の圧入係合部に被係合部を係合するだけでコイル端子を装着することができるので、組立工数が減少する。したがって、部品点数が減少し、組立工数も減少するので電磁接触器の製造コストの低減化を図ることができる。
また、コイル端子の被係合部が端子台の圧入係合部に圧入されることで、コイル端子が端子台に強固に装着されるので、組立後のコイル端子の抜けを確実に防止することができる。
また、コイル端子を、端子と、巻線からげ部と、被係合部との一体構造としているので、組立時に接続する箇所が存在せず、接触不良を防止することができる。
電磁接触器の電磁石を収納している下ケース及び接点部を収納する上ケースを示す分解斜視図である。 接点部を収納する上ケースの構造を示す斜視図である。 本発明に係る電磁石の構造を示す斜視図である。 本発明に係る端子台及びコイル端子の構造を示す斜視図である。 図4において端子台の圧入係合部にコイル端子の被係合部を圧入した状態を示す図である。 本発明に係る上ケースのコイル端子収納室に端子台を収納した状態を示す斜視図である。 図6のコイル端子の抜け防止構造を詳細に示した図である。 従来の電磁接触器の構成を示す図である。 従来の電磁接触器の分割された端子及び巻線からげ部の接続構造を示す図である。
以下、本発明に係る電磁接触器を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は電磁接触器の電磁石を収納している下ケース及び接点部を収納する上ケースを示す分解斜視図、図2は接点部を収納する上ケースの構造を示す図、図3は電磁石の構造を示す斜視図、図4は電磁石のコイル端子台及びコイル端子の構造を示す斜視図、図5はコイル端子台の圧入係合部にコイル端子の被係合部を圧入した状態を示す図、図6は上ケースのコイル端子収納室に端子台を収納した状態を示す斜視図、図7は上ケースによるコイル端子の抜け防止構造を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の電磁接触器10は、接点をそれぞれ有する端子部12と、コイル端子20,21を備えた装置であり、合成樹脂製の下ケース14内に電磁石15が収納され、下ケース14の上部開口に、合成樹脂製の上ケース16が装着される。図1における上ケース16の前方側に配置されている接点をそれぞれ有する端子部12は負荷側の端子であり、上ケース16の後方側にも接点をそれぞれ有する端子部(不図示)が配置されており、これらの端子は電源側の端子である。
上ケース16は、図2に示すように、接点部22が収納されているとともに、上部開口がカバー23で覆われる。
接点部22は、合成樹脂製の可動接点支え22aと、復帰ばね22bと、複数の可動接点22c及び複数の接点ばね(不図示)を備えている。可動接点支え22aは、電磁石15の後述する可動鉄芯の移動方向と平行に移動するように上ケース16内に配置され、移動方向の一側に設けた駆動レバー22a1が可動鉄芯に連動可能に係合する。復帰ばね22bは、可動接点支え22aの一側に向けてばね付勢力が作用するように上ケース16内に配置されている。
複数の可動接点22cは、可動接点支え22aと同一方向に移動可能となるように、各々が接点ばね(不図示)に支持されながら可動接点支え22a内に配置されている。また、複数の接点ばねは、復帰ばね22bがばね付勢力を作用する方向に対して逆方向に、各々の可動接点22cにばね付勢力が作用するように配置されている。そして、上ケース16には、複数の固定接点(不図示)が固定されており、これら固定接点は、複数の可動接点22cに対して移動方向に対向して配置されている。
下ケース14内に収納されている電磁石15は、図3に示すように、電磁コイル17を巻装した合成樹脂製のコイル枠(不図示)と、このコイル枠の空洞部に挿入され、下ケース14の側壁に固定されている固定鉄芯(不図示)と、この固定鉄芯に接離自在に対向し、コイル枠の空洞部に挿入されている可動鉄芯(不図示)と、この可動鉄芯を配置したコイル枠の一端側に一体形成されている互いに離間した一対のコイル端子台18,19とを備えている。なお、可動鉄芯には、上述した可動接点支え22aの駆動レバー22a1が連動可能に係合する。
電磁接触器10は、電磁コイル17に電圧が印加し、励磁されると、可動鉄芯が固定鉄芯に向かって移動し、可動鉄芯の移動とともに駆動レバー22a1が移動し、可動接点支え22aが復帰ばね22bを圧縮する方向に移動する。可動接点支え22aが復帰ばね22bを圧縮する方向に移動すると、可動接点支え22aに配置されている複数の可動接点22cが、各接点ばねのばね付勢力によって固定接点に圧接され、複数の可動接点22c及び固定接点が閉路(ON)状態となる。
また、電磁コイル17の励磁が停止されると、復帰ばね22bのばね付勢力により可動接点支え22a及び駆動レバー22a1が元の位置に押し戻されていき、可動鉄芯も元の位置に復帰していく。そして、可動接点支え22aが元の位置に移動すると、複数の接点ばねのばね付勢力が低下していくとともに、複数の可動接点22c及び固定接点が開路(OFF)状態となる。
ここで、一方のコイル端子台18は、図4に示すように、電磁コイル17の最上面より上方位置まで延在している矩形筒状部18aと、この矩形筒状部18aの他方のコイル端子台19に対向する外壁に形成されたコイル端子圧入部18bとで構成されている。
コイル端子圧入部18bは、図4に示すように、矩形筒状部18aの外壁から互いに離間して突出し、上下方向に延在している一対の板状係合部18b1,18b2と、これら一対の板状係合部18b1,18b2の開放端から互いに近接する方向に延在している一対の板状保持部18b3,18b4とで略L字状に形成されており、板状保持部18b3及び板状保持部18b4の間には首部挿通スリット18cが形成されている。
また、他方のコイル端子台19も、一方のコイル端子台18と同一構造であり、矩形筒状部19aと、コイル端子圧入部19bとを備えている。
コイル端子20は、図4に示すように、端子部20aと、この端子部20aに対して略直角に折曲されて延在している被圧入片20bと、端子部20aから最も離間した被圧入片20bの端部に形成された首部20cと、この首部20cに対して端子部20aと略平行になるように略直角に折曲されてなるからげ基部20dと、このからげ基部20dから被圧入片20bと略平行に折曲されて立ち上がる巻線からげ部20eとを備えている。そして、被圧入片20bには、コイル端子圧入部18bの一対の板状係合部18b1,18b2の内面へ圧入しながら係合するのこぎり歯形状の係合歯20b1が形成されている。
ここで、図5に示すように、被圧入片20bの端子部20a側には、幅寸法を急激に小さくした狭幅部20fが設けられており、この狭幅部20fから首部20c側に向けて係合歯20b1が形成されている。また、コイル端子圧入部18bの一対の板状係合部18b1,18b2の内面上部には、被圧入片20bの狭幅部20fに対面する段差部18b5が形成されている。
また、他方のコイル端子21も、一方のコイル端子20と同一構造であり、図3に示すように、端子部21aと、被圧入片21bと、巻線からげ部21eとを備え、被圧入片20bには、コイル端子圧入部19bの内面へ圧入しながら係合するのこぎり歯形状の係合歯(不図示)が形成されている。
上記構成のコイル端子20は、首部20cをコイル端子圧入部18bの首部挿通スリット18cに挿通しながら、端子部20aが矩形筒状部18aの上端に当接するまで圧入されながら装着されていく。この際、図5に示すように、被圧入片20bののこぎり歯形状の係合歯20b1が、コイル端子圧入部18bの一対の板状係合部18b1,18b2の内面へ圧入しながら係合する。そして、端子部20aが矩形筒状部18aの上端に当接したときに、コイル端子圧入部18bの段差部18b5に、被圧入片20bの狭幅部20fが対面する。
同様に、コイル端子21も、首部(不図示)をコイル端子圧入部19bの首部挿通スリット19cに挿通しながら、端子部21aが矩形筒状部19aの上端に当接するまで圧入されながら装着されていき、被圧入片21bののこぎり歯形状の被係合部が、コイル端子圧入部19bの内面へ圧入しながら係合する。そして、図示しないが、端子部21aが矩形筒状部19aの上端に当接したときに、コイル端子圧入部の段差部に、被圧入片21bの狭幅部が対面する。
そして、コイル枠に巻装した電磁コイル17の一方の線端部がコイル端子20の巻線からげ部20eに巻き付けられ、電磁コイル17の他方の線端部がコイル端子21の巻線からげ部21eに巻き付けられる。
上記構成のようにコイル端子20,21を圧入装着した電磁石15のコイル端子台18,19は、図1に示すように、上ケース6に設けた一対の隔壁24,25の間のコイル端子収納室26に収納される。
ここで、図6及び図7に示すように、コイル端子収納室26にコイル端子台18が収納されると、一対の隔壁24,25の内壁に形成した抜け止め段差部27が、コイル端子20の端子部20aの上面に当接する。また、図示しないが、コイル端子収納室26にコイル端子台19が収納されると、一対の隔壁24,25の内壁に形成した抜け止め段差部27が、コイル端子21の端子部21aの上面に当接するようになっている。
なお、本発明の第1筐体が下ケース14に対応し、本発明の第2筐体が上ケース16に対応し、本発明の端子台がコイル端子台18,19に対応し、本発明の端子が端子部20a,21aに対応し、本発明の被係合部が被圧入片20b,21bに対応し、本発明の圧入係合部がコイル端子圧入部18b,19bに対応し、本発明の係合壁が板状係合部18b1,18b2に対応し、本発明の係合歯が係合歯20b1に対応し、本発明の閉塞部がコイル端子圧入部18bの段差部18b5及び被圧入片20bの狭幅部20fに対応し、本発明の抜け止め部が抜け止め段差部27に対応し、本発明の第1筐体が下ケース14に対応し、本発明の第2筐体が上ケース16に対応している。
上記構成の電磁接触器装置によると、コイル端子20,21は、端子部20a,21bと、巻線からげ部20e,21eと、被圧入片20b,21bとを一体化した構造としているので、部品点数の増大を防止することができる。また、コイル端子台18,19に形成したコイル端子圧入部18b,19bに、被圧入片20b,21bを圧入するだけでコイル端子20,21が装着されるので、組立工数が減少する。したがって、部品点数が減少し、組立工数も減少するので電磁接触器1の製造コストの低減化を図ることができる。
また、コイル端子20は、被圧入片20bがコイル端子圧入部18b内に圧入されながら装着されていくが、被圧入片20bの係合歯20b1が、コイル端子圧入部18bの一対の板状係合部18b1,18b2の内面へ圧入しながら係合する。コイル端子21も、同様の動作でコイル端子圧入部19bの内部に係合する。したがって、コイル端子21,21を、コイル端子圧入部18b,19bに強固に圧入することができる。
ここで、コイル端子20をコイル端子圧入部18bに圧入する際には、係合歯20b1が、コイル端子圧入部18bの一対の板状係合部18b1,18b2の内面を圧入して係合することで削り屑が発生するが、端子部20aが矩形筒状部18aの上端に当接したときに、コイル端子圧入部18bに形成した段差部18b5に、被圧入片20bに形成した狭幅部20fが対面し、発生した削り屑はコイル端子圧入部18b内に封じ込まれる。また、コイル端子21及びコイル端子圧入部19bの動作も同様である。したがって、削り屑が接点部22等に浸入せず、エアー洗浄等の除去が不要となるので、組立がさらに容易となる。
さらに、上ケース16のコイル端子収納室26にコイル端子台18が収納されると、一対の隔壁24,25の内壁に形成した抜け止め段差部27が、コイル端子20,21の端子部20a,21aの上面に当接するので、コイル端子20,21の抜けを確実に防止することができ、信頼性の高い電磁接触器1を提供することができる。
そして、一対の隔壁24,25の内壁に抜け止め段差部27を形成しただけの簡便な構造で、コイル端子20,21の抜け防止を容易に行なうことができる。
10…電磁接触器、12…端子部、14…下ケース(第1筐体)、15…電磁石、16…上ケース(第2筐体)、17…電磁コイル、18,19…コイル端子台(端子台)、18a…矩形筒状部、18b…コイル端子圧入部(圧入係合部)、18b1,18b2…板状係合部(係合壁)、18b3,18b4…板状保持部、18b5…段差部、18c…首部挿通スリット、19a…矩形筒状部、19b…コイル端子圧入部(圧入係合部)、19c…首部挿通スリット、20,21…コイル端子、20a…端子部(端子)、20b…被圧入片(被係合部)、20b1…被係歯、20c…首部、20d…基部、20e…巻線からげ部、20f…狭幅部、21a…端子部(端子)、21b…被圧入片(被係合部)、21e…巻線からげ部、22…接点部、22a…可動接点支え、22a1…駆動レバー、22b…復帰ばね、22c…可動接点、23…カバー、24,25…隔壁、26…コイル端子収納室、27…抜け止め段差部(抜け止め部)

Claims (5)

  1. コイル枠に巻線が巻装された電磁コイルと、前記コイル枠の一端に一体形成された端子台と、外部配線に接続可能な端子と、前記巻線の端部をからげて接続可能な巻線からげ部と、を備えた電磁接触器において、
    前記端子と、前記巻線からげ部と、前記端子台に係合可能な被係合部とを一体化したコイル端子とし、
    前記端子台に、前記コイル端子の被係合部を圧入により係合させる圧入係合部を設けたことを特徴とする電磁接触器。
  2. 前記圧入係合部は、前記被係合部の圧入空間を形成する係合壁を有し、
    前記被係合部は、前記係合壁へ圧入されていく係合歯を有していることを特徴とする請求項1記載の電磁接触器。
  3. 前記被係合部及び前記圧入係合部の少なくとも一方に、前記圧入係合部に前記被係合部が圧入された前記圧入空間を閉塞する閉塞部を設けたことを特徴とする請求項2記載の電磁接触器。
  4. 前記圧入係合部に前記被係合部が圧入された前記コイル端子が圧入方向に対して逆方向に抜けるのを防止する抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電磁接触器。
  5. 前記電磁コイルを収納する第1筐体に、前記コイル端子を収納するコイル端子収納室を設けた第2筐体を接続し、当該第2筐体の前記コイル端子収納室を画成する壁の一部が前記コイル端子の所定位置に当接し、前記抜け止め部として機能することを特徴とする請求項4記載の電磁接触器。
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