JP2011042773A - 穴あきフィルムシート - Google Patents

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Yoshikazu Kimura
義和 木村
Masato Tsuchiya
雅人 土屋
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Arkray Inc
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Abstract

【課題】 広域面積に薄いフィルムやシートを貼り込む場合、仮に前記フィルムやシートと被着体との間に気泡が入ってしまったとしても、容易に気泡を消し去ることが可能なフィルムシートを提供するものである。
【解決手段】基材と前記基材を貫通する複数の微細な穴1を全面に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面接着シート、ガラスフィルム、壁紙等のフィルムやシート類に関する。詳しくは広い面積にわたり貼り付けても空気が篭ることのないフィルムやシートに関する。
最近において、2枚のシートを貼り合わせる際に使用する両面接着シートや、車のガラスや家屋の窓ガラスに貼り付けるUVカットのフィルム、或いは壁紙等薄いフィルムやシートを広域面積に貼り込む手段を採用しているものが非常に多く出回っている。
しかし前記薄いフィルムやシートを貼り込むに際して全面接着は非常に困難で、素人が行うと必ずといってよいほど気泡が入ってしまう。
本発明は、前記問題に鑑み、広域面積に薄いフィルムやシートを貼り込む場合、仮に前記フィルムやシートと被着体との間に気泡が入ってしまったとしても、容易に気泡を消し去ることが可能なフィルムシートを提供するものである。
上記問題を解決するために、本発明の穴あきフィルムシートは、基材と前記基材を貫通する複数の微細な穴が全面に形成されていることを特徴としている。
上記問題を解決するために、本発明の穴あきフィルムシートの異なる形態は、基材と少なくとも基材の一方の面に形成された接着剤層又は粘着剤層からなり、前記基材と接着剤層又は粘着剤層を貫通する複数の微細な穴が全面に形成されていることを特徴としている。
上記問題を解決するために、本発明の穴あきフィルムシートのさらに異なる形態は、基材と基材の両面に接着剤層又は粘着剤層を設け、前記接着剤層又は粘着剤層の両外側に剥離紙を設けると共に前記各構成資材を貫通する複数の微細な穴が全面に形成されていることを特徴としている。
基材の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ナイロン、アセテート、ポリカーボネート等の公知樹脂を単体或いは貼り合わせたもの又は他の公知樹脂と混合したもの等を好適に使用することができる。その他合成紙や紙と樹脂の混合用紙等でも構わない。
基材は染料や顔料により着色されていても構わない。その場合、半透明或いは不透明でも構わない。また壁紙等の場合は表面に印刷が施されていても構わない。
本発明のフィルムシートは接着剤を使用しない場合、例えば車や家屋の窓ガラス等に貼り付ける場合、基材のみで密着させることになる。また基材の一方の面に接着剤又は粘着剤層を形成しても構わない。さらに基材の両面に接着剤又は粘着剤層を形成して両面接着シートとして使用することもできる。
本発明に使用される接着剤や粘着剤に格別な制限はない。感熱性、感湿性、感圧性の接着剤や粘着剤においてはその接着強度も任意に選択すればよい。粘着剤の場合には適宜剥離紙を貼付して使用することができる。
本発明のフィルムシートに形成される穴は、空気抜きの役目を果たす。大きさとしてはΦ0.5mm以下のピンホールが好ましい。穴の大きさがΦ0.5mmより大きいと目立って貼り込み表面に違和感を与える。
穴の形状は必ずしも円形である必要はなく、例えば刃先を押し当てた切れ目のような形状でも構わない。しかし貼り込みの際に力が加わるためできるだけ破れにくい形状が好ましい。具体的には曲線で形成されて角部がない形状がよい。なぜならば角部から亀裂が入る恐れがあるからである。
穴の数は1cm当たり少なくとも1個設けることが好ましい。それよりも少ないと気泡の空気が抜けない場合がある。またそれよりも多いと貼り込みの際にフィルムシートに亀裂を生じたり、穴が目立って違和感を与える。
本発明の穴あきフィルムシートを貼り込む場合、抜けきらずに残って気泡となった空気も近傍のピンホールから追い出されてきれいに密着する。従って、素人でも簡単に広域面積の貼り込みを行うことができる。
(A)及び(B)は本発明の穴あきフィルムシートのそれぞれ平面図とX−X線拡大断面図である。 異なる実施例の断面図である。 異なる実施例の断面図である。
図1(A)及び(B)に示すように本実施例の穴あきフィルムシートS1は、約20μmの厚みのポリプロピレンの基材からなり、基材を貫通する穴1(約Φ0.1mm)が1cm当たり2〜3個設けられている。
上記穴あきフィルムシートS1の貼着方法は、例えばガラスの表面に霧吹き等で界面活性剤を含む水を噴きかけ、その上から一端を位置合わせする。その後徐々に空気を押し出しながらガラス表面に穴あきフィルムシートS1全面を貼り込む。万が一気泡が内方に残った場合、近辺の空気抜き用の穴1へ押しやりそこから気泡の空気を押し出して密着させればよい。
図2に示すように本実施例の穴あきフィルムシートS2は、約15μmの厚みのポリエチレンテレフタレートの基材2の片面に厚み約5μmのアクリル系粘着剤層3を形成したもので、基材と粘着剤層の両者を貫通する穴1(約Φ0.1mm)が1cm当たり1箇所設けられている。
上記穴あきフィルムシートS2の貼着方法は、例えばガラスの表面にフィルムシートの一方の縁辺を貼り、空気を押しのける要領で順次貼り込む。この際に内部に気泡が残った場合、実施例1と同様に気泡の空気を予め設けた空気抜き用の穴1へ押しやれば、そこから空気が抜けて気泡が消える。
図3に示すように本実施例の穴あきフィルムシートS3は、10μmのセルロースからなる不織布の基材4の両面に約8μmのアクリル系粘着剤層5を形成し、さらに前記粘着剤層の両外側に剥離紙6、6を設けた両面接着フィルムである。そして基材と粘着剤層及び剥離紙を貫通する亀裂7(長さ約0.1mmのスリット)が1cm当たり約一箇所設けてある。
上記穴あきフィルムシートS3の使用方法は、一方の剥離紙6を剥離して既述の実施例と同様に気泡の空気を追い出しながら貼り込めばよい。そうすることにより面積の広い部分に気泡を発生することなく両面接着シートを貼り込むことができる。
S1、S2、S3 穴あきフィルムシート
1 穴
2、4 基材
3、5 粘着剤層
6 剥離紙
7 亀裂

Claims (3)

  1. 基材と前記基材を貫通する複数の微細な穴が全面に形成されていることを特徴とした穴あきフィルムシート。
  2. 基材と少なくとも基材の一方の面に形成された接着剤層又は粘着剤層からなり、前記基材と接着剤層又は粘着剤層を貫通する複数の微細な穴が全面に形成されていることを特徴とした穴あきフィルムシート。
  3. 基材と基材の両面に接着剤層又は粘着剤層を設け、前記接着剤層又は粘着剤層の両外側に剥離紙を設けると共に前記各構成資材を貫通する複数の微細な穴が全面に形成されていることを特徴とした穴あきフィルムシート。
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