JP4713196B2 - 感熱接着ラベル - Google Patents

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本発明は、短時間水に浸けるだけで接着されたラベルを瓶等の被着体から簡単に剥がすことができるとともに、瓶等に安定して接着でき、且つ貼った状態でラベルの表面に貼りしわが発生しないガラス瓶等に使用できる感熱接着ラベルに関する。
従来、感熱性接着剤を部分的に塗布した構成の感熱接着ラベルとしては、感熱性接着剤を塗布してなる接着面を有する医療容器用感熱性ラベルにおいて、接着面には感熱性接着剤の塗布された部分と感熱性接着剤の塗布されていない部分とが一定の割合で設けてあり、かつ接着面のラベル周縁部に位置する部分には、感熱性接着剤が隙間なく塗布されている構成の医療容器用感熱性ラベル(例えば、特許文献1参照)等が知られている。
実公平5─943号公報
しかしながら、上記の医療容器用感熱性ラベルでは、ラベル周縁部に位置する部分には感熱性接着剤が隙間なく塗布されているので、ガラス瓶等の被着材に貼られたラベルを水に浸してラベルを剥離しようとしても、水が瓶とラベルの間に浸透しにくいため、水に溶けやすい感熱性接着剤を使用した場合でも、瓶等に貼られたラベルが水によって剥離しにくいという欠点がある。また、感熱性接着剤の塗布パターンにおいても外部と連通する通路がないためラベルが貼られた瓶を水に浸してもラベルの中央部まで水が浸透しにくいという欠点を有している。
本発明の目的は、ガラス瓶等に貼り付けたラベルを短時間水の中に浸けるだけで簡単に瓶から剥がすことができるとともに、ラベルの貼り始めと貼り終わりに対応する両側端部にて被着体に安定して接着し、且つ被着体に貼り付けた状態でラベルの縦及び横方向に連通する感熱接着剤の非塗布部がないために、線状の貼りしわが出ることのないガラス瓶等に使用できる感熱接着ラベルを提供することである。
長方形状のラベル基材の内面に感熱接着剤が塗布されたラベルであって、一方の対向する2辺に沿って所定幅の帯状感熱接着剤層が形成されるとともに、帯状感熱接着剤層間の領域に4角形状であり4角形の対角線が前記帯状感熱接着剤層の長手方向と平行方向ないしは直角方向に配列されたスポット状感熱接着剤層が千鳥状に形成され、隣接するスポット状感熱接着剤層間が所定間隔を有する感熱接着剤非塗布部とされている形状からなり前記感熱接着剤非塗布部が他方の対向する2辺の端縁に連通している構成からなり、前記帯状感熱接着剤層が貼り始め端縁部と貼り終り端縁部になることを特徴とする感熱接着ラベルである。
上記の感熱接着ラベルにおいて、前記感熱接着剤が水に対する接触角が103度以下である構成である。
上記の感熱接着ラベルにおいて、前記ラベル基材が、外面から順に樹脂層と紙層と目止層との積層体からなる構成である。
本発明の感熱接着ラベルの場合、ガラス瓶等に貼り付けたラベルを短時間水に浸けるだけで簡単にラベルを瓶から剥がすことができるとともに、ラベルの貼り始めと貼り終わりに対応する両側端部にて瓶等の被着体に安定して接着し、且つ被着体に貼り付けた状態でラベルの表面に貼りしわが出ることのないガラス瓶等に使用できる感熱接着ラベルとすることができる。
また、ラベルをガラス瓶等に貼りつけた際に、ラベルの縦及び横方向に連通する感熱接着剤の非塗布部がないため、ラベルの表面に縦及び横方向に線状の貼りしわが出ない。
請求項に係る発明では、ラベルを貼り付けたガラス瓶等を水に浸けることにより、ガラス瓶等に貼り付けられたラベルを水により簡単に剥離させることができる。
請求項に係る発明では、ラベル基材の内面となる目止層面に感熱接着剤が塗布されるので、感熱接着剤の紙層への浸透を抑えることができるとともに、水に浸した際に紙が吸湿してふやけたりぼこついたりするのを防止できる。
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の感熱接着ラベルの実施形態の内面側を示す平面図、図2は図1のI−I線断面図、図3はラベル基材の積層構成を示す図であって、2は帯状感熱接着剤塗布部、3はスポット状感熱接着剤塗布部、4は感熱接着剤非塗布部、10はラベル基材、11は樹脂層、12は紙層、13は目止層をそれぞれ表す。
本発明の実施形態の感熱接着ラベルは図1、図2に示すとおりである。実施形態の感熱接着ラベルの内面側の形状は、図1に示すように、ガラス瓶等の被着体への貼付け方向の貼り始め端縁部と貼り終り端縁部となるラベルの対向する両側端部には、所定幅を有するベタ状に感熱接着剤が塗布された帯状感熱接着剤塗布部2が形成され、対向する両側端部に形成された帯状感熱接着剤塗布部2に挟まれた領域にはスポット状感熱接着剤塗布部3が千鳥状に配列されて形成され、個々のスポット状感熱接着剤塗布部3間が所定間隔を有する感熱接着剤非塗布部4とされている形状である。
実施形態の感熱接着ラベルのラベル基材10の積層構成は、図3に示すとおりであり、外面側から順に樹脂層11と紙層12と目止層13とが積層された構成からなり、内面側の目止層13面に感熱接着剤が所定の形状に塗布されているものである。上記の構成のラベル基材10の内面となる目止層13面に感熱接着剤が塗布されるので、感熱接着剤のラベル基材10への浸透を抑えることができるとともに、水に浸した際にラベル基材10が吸湿してふやけたりぼこついたりするのを防止できる。
実施形態の感熱接着ラベルの構成とすることにより、ガラス瓶等に貼り付けたラベルを短時間水に浸けるだけで、ラベルの端縁に連通している感熱接着剤非塗布部4を通って水がラベルの中央部まで浸透しやすくなり、浸透してきた水によりラベルを簡単に瓶等の被着体から剥離させることができる。また、貼り始めと貼り終わりに対応する対向する両側端部は帯状感熱接着剤塗布部2とされているので瓶等の被着体に安定して接着するとともに、スポット状感熱接着剤塗布部3が千鳥状に配置されており、ラベルの縦及び横方向に連通する感熱接着剤の非塗布部が形成されないため、ラベルの表面に縦又は横方向に線状の貼りしわが出ることがない。
ラベル基材10を構成する樹脂層11としては、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート、2軸延伸ポリプロピレン等の2軸延伸フィルム、合成樹脂からなるコーティング層が使用できる。目止層13としては、ポリエチレン等の押出樹脂層、合成樹脂ないしは天然樹脂の溶液ないしは水系分散体をコーティングすることにより形成される。紙層12としては厚さが60〜100g/m2 の上質紙、クラフト紙等が使用される。樹脂層11と紙層12の積層はドライラミネーションないしはポリエチレンによる押出ラミネーションにより行われる。感熱接着ラベルの絵柄は紙層の外面に印刷により形成される。
本発明の感熱接着ラベルに使用する感熱接着剤としては、例えば、特開2000−137438号公報に記載されているような、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックポリマー等のポリマー10〜80重量部とタッキファィヤー10〜60重量部とカルナバワックス、キャンデリアワックス、モンタンワックス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス等のワックス10〜70重量部とHLB値が15以下である非イオン界面活性剤0.001〜60重量部を含み、水に対する接触角が103度であるホットメルト接着剤、特開2002−40950号公報に記載されているような、ブタジエン共重合体系、酢酸ビニル共重合体系及びアクリル共重合体系から選ばれる1種以上の室温以下では粘着性のない熱可塑性樹脂を含む水性分散体を有するディレードタック型粘着剤組成物を使用することができる。上記構成の感熱接着剤を使用することより、被着体に接着された感熱接着ラベルを水に浸けることにより簡単にラベルを被着体から剥離させることができる。
実施形態の感熱接着ラベルを製造する際に、樹脂層と紙層と目止層を積層したラベル基材の目止層面に感熱接着剤を塗布するには、所定のパターンにてエッチングされたグラビア印刷版を使用して、感熱接着剤組成物をラベル基材の目止層面に印刷することにより塗布することができる。グラビア印刷版として、スクリーン線数が150〜175線、版深60〜80μmのものを使用して印刷することにより、10〜30g/m2 の塗布量で感熱接着剤層を形成することができる。
本発明の感熱接着ラベルの実施形態の内面側を示す平面図。 図1のI−I線断面図。 ラベル基材の積層構成を示す図
符号の説明
2 帯状感熱接着剤塗布部
3 スポット状感熱接着剤塗布部
4 感熱接着剤非塗布部
10 ラベル基材
11 樹脂層
12 紙層
13 目止層

Claims (3)

  1. 長方形状のラベル基材の内面に感熱接着剤が塗布されたラベルであって、一方の対向する2辺に沿って所定幅の帯状感熱接着剤層が形成されるとともに、帯状感熱接着剤層間の領域に4角形状であり4角形の対角線が前記帯状感熱接着剤層の長手方向と平行方向ないしは直角方向に配列されたスポット状感熱接着剤層が千鳥状に形成され、隣接するスポット状感熱接着剤層間が所定間隔を有する感熱接着剤非塗布部とされている形状からなり前記感熱接着剤非塗布部が他方の対向する2辺の端縁に連通している構成からなり、前記帯状感熱接着剤層が貼り始め端縁部と貼り終り端縁部になることを特徴とする感熱接着ラベル。
  2. 前記感熱接着剤が水に対する接触角が103度以下であることを特徴とする請求項1記載の感熱接着ラベル。
  3. 前記ラベル基材が、外面から順に樹脂層と紙層と目止層との積層体からなることを特徴とする請求項1または2記載の感熱接着ラベル。
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