JP2000137438A - 感熱ラベル,ホットメルト型接着剤および感熱ラベルの剥離方法 - Google Patents
感熱ラベル,ホットメルト型接着剤および感熱ラベルの剥離方法Info
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Abstract
関わらず、水により剥離することが出来るガラス瓶用に
適した感熱ラベルを提供することである。 【解決手段】水に対する接触角が103度以下であるホ
ットメルト型接着剤を用いることを特徴とする感熱ラベ
ル。
Description
ル、ワイン、栄養ドリンク、調味料、化粧品などに使用
されるガラス瓶用に適したラベルであり、使用時は従来
のものと同様に利用されるが、使用後、水に浸けると簡
単にラベルが瓶より剥離するため、瓶のリサイクル性に
適した感熱ラベル、該ラベルに用いられるホットメルト
型接着剤および感熱ラベルの剥離方法に関する。
ドレッシング、カクテルなどの用途に用いられており、
使用後回収して再使用することのないワンウェー瓶とビ
ール瓶に代表されるリターナブル瓶(回収瓶)に大別さ
れる。
ルーなどのコールドグルーや粘着ラベルが使用されてい
る。
粘度コントロールにオペレーターの熟練が要求され、ま
た、糊のはみ出しや皺、浮きなどが出やすく、ラベリン
グの精度およびラベリング後の外観にも問題が発生しや
すい。また、粘着ラベルは剥離紙が着いている分コスト
高であった。
使用後簡単に剥がすことができず、リターナブル瓶に使
用されているものでもアルカリ水溶液に浸漬しないと剥
離することができない。
慮すると、瓶は回収されて再利用することが考えられる
が、その際一般家庭で瓶を回収瓶として捨てる際に、ラ
ベルを剥がして捨てるようになると予想されるが、現在
のガラス瓶ラベルでは一般家庭で簡単に剥がすことがで
きない。
界面活性剤を吹き付けて表面に浸けたコールドコーティ
ング、瓶加熱時に有機Sn(錫)を吹き付けたホットコ
ーティング、表面にポリエチレン層を設けたポリエチレ
ンコーティングなどを施したものがほとんどである。こ
れらのガラス瓶表面に貼り付けた感熱ラベルは、水に浸
けても剥離しないという問題があった。
されたコーティングの種類に関わらず、水により剥離す
ることが出来るガラス瓶用に適した感熱ラベルを提供す
ることである。
剥離するのはラベルとガラスの間に水が入り接着強度を
弱め、剥離したと考え、ガラスが水に濡れにくい場合、
ガラスとホットメルト型接着剤の間に水を呼び込み難い
ため剥離しないことを突き止め、ホットメルト接着剤側
を濡れやすくすることにより、ガラスとホットメルト型
接着剤の間に水を呼び込み剥離することを見出し本発明
に至った。
が103度以下であるホットメルト型接着剤を用いるこ
とを特徴とする感熱ラベルである。
ポリマー、タッキファイヤー、ワックスおよび界面活性
剤を含むことを特徴とする第1発明記載の感熱ラベルで
ある。
ポリマー10〜80重量部、タッキファイヤー10〜6
0重量部、ワックス10〜70重量部、界面活性剤0.
001〜50重量部を含むことを特徴とする第1または
第2発明記載の感熱ラベルである。
面活性剤であることを特徴とする第1〜第3発明いずれ
か記載の感熱ラベルである。
鎖アルコールをエトキシ化した長鎖エトキシ化アルコー
ルであることを特徴とする第4発明記載の感熱ラベルで
ある。
B価が、15以下であることを特徴とする第4または第
5発明記載の感熱ラベルである。
(MN)が、200〜10,000であることを特徴とす
る第2〜第6発明いずれか記載の感熱ラベルである。
価が、5〜240mgKOH /gであることを特徴とする
第1〜第7発明いづれか記載の感熱ラベル。
度が、140℃において10cps〜1,000,00
0cpsであることを特徴とする第1〜第8発明いずれ
か記載の感熱ラベルである。
軟化点が、50〜120℃以下であることを特徴とする
第1〜第8発明いずれか記載の感熱ラベルである。
度以上であるガラス瓶用であることを特徴とする第1〜
第10発明いずれか記載の感熱ラベルである。
ヤー、ワックスおよび界面活性剤を含むことを特徴とす
るホットメルト型接着剤である。
か記載の感熱ラベルを貼付した被着体を水に浸漬または
該被着体に水を適用して該ラベルを剥離することを特徴
とする感熱ラベルの剥離方法である。
きる感熱ラベルの基材は、紙、合成紙、蒸着紙、PET
(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレ
ン)、PE(ポリエチレン)、塩化ビニル、セロハンな
どのプラスチック、アルミニウム等の金属及びそれらの
複合材などが挙げられる。
ットメルト型接着剤に用いられるポリマーとしての役割
は、ホットメルト型接着剤の柔軟性を向上させ、凝集力
を付与することであり、熱可塑性ポリマーが一般的に用
いられる。ポリマーを含まないホットメルト型接着剤は
剛性が高くなり、固くて脆くなってしまう。代表的なポ
リマーとしては、ポリエチレン(PE)、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共
重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロックポリマー(SB
S)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロッ
クポリマー(SEBS)、スチレン−エチレン−・ロピ
レン−スチレンブロックポリマー(SEPS)、スチレ
ン−イソプレン−スチレンブロックポリマー(SI
S)、アタクチックポリプロピレン樹脂(APP)、ポ
リアミド樹脂、ポリエステル樹脂などとそれらの誘導体
の1種または2種以上が用いられる。
ットメルト型接着剤成分のワックスとしての役割はホッ
トメルト型接着剤の溶融粘度を低下させて作業性を良好
にし、ブロッキング防止、オープンタイムの調節、耐熱
性向上などがある。ホットメルト型接着剤にワックスを
用いないと粘度が高く作業性が悪くなり、塗布時の糸引
きが起こることが考えられる。代表的なワックスとして
は、カルナバワックス、キャンデリアワックス、モンタ
ンワックス、カスターワックス、ポリエチレンワック
ス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、フィッシャートロプシュワックス、ポリプロピレン
ワックス、これらを酸化したワックス、エチレン−アク
リル酸共重合体ワックス及びエチレン−メタクリル酸共
重合体ワックスなどの1種または2種以上が用いられ
る。
いられるホットメルト型接着剤成分のタッキファイヤー
としての役割は、接着力の向上、ホットメルト型接着剤
の濡れや作業性を良好にすることである。ホットメルト
型接着剤にタッキファイヤーを用いないと接着力が低下
することが考えられる。代表的なタッキファイヤーとし
て、ロジン、ロジン誘導体(水素化ロジン、不均化ロジ
ン、重合ロジン、アクリル酸変成ロジン、フマル酸変成
ロジン、マレイン酸変成ロジン、それらのロジンエステ
ル(アルコール、グリセリン、ペンタエリスリトールな
どのエステル化ロジンなど))、テルペン樹脂(α−ピ
ネン、β−ピネン)、テルペンフェノール樹脂、芳香族
変性テルペン樹脂、水素化テルペン樹脂、脂肪族系石油
樹脂、芳香族系石油樹脂、共重合系石油樹脂、脂環族石
油樹脂、クマロン−インデン樹脂、スチレン系樹脂、フ
ェノール樹脂などの1種または2種以上が用いられる。
いられる接着剤成分の界面活性剤としての役割は、ホッ
トメルト型接着剤の接触角を低下させ、水とのなじみを
良好にすることにより水剥離性を向上させることであ
る。界面活性剤を用いないと接触角が大きな(25゜以
上の)ガラス瓶に接着させたラベルは剥がすことができ
ない。界面活性剤の量が多すぎるとガラスに接着しなく
なる。本ガラス瓶用感熱ラベルに用いられる界面活性剤
は、非イオン界面活性剤が望ましく、さらにそのHLB
価が15以下であることが望ましい。15を超える非イ
オン界面活性剤を用いた場合タッキファイヤーと相溶し
ない場合がある。
phile Balance)価とは、乳化の性質を定
量的に表現したもので、HLB−数式法(工学図書株式
会社出版:界面活性剤ハンドブック参照)を用いたもの
を示す。
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
アミン、アルキルアルカノールアミド、長鎖アルコール
をエトキシ化した長鎖エトキシ化アルコールなどの1種
または2種以上が用いられる。好ましくは長鎖アルコー
ルをエトキシ化した長鎖エトキシ化アルコールが用いら
れる。
ットメルト型接着剤の水に対する接触角が103度以下
である。好ましくは接触角が100度以下である。水に
対する接触角が103度を超えると、水に対する接触角
が25度以上のガラス瓶に貼り付けた場合、水の中に入
れても剥離しない場合がある。
おいて10cps〜1,000,000cpsであるこ
と、好ましくは50cps〜500,000cpsが望
ましい。ホットメルト接着剤の粘度がの10cps未
満、または1,000,000cpsを超えると塗工す
ることが難しい。
ー10〜80重量部、タッキファイヤー10〜60重量
部、ワックス10〜70重量部、界面活性剤0.001
〜50重量部であることが望ましい。ポリマー組成比が
10重量部未満の場合ホットメルト型接着剤に柔軟性が
なく、凝集力が無くなってしまい、80重量部以上の場
合粘度が高くなり過ぎる。タッキファイヤーの組成比が
10重量部未満の場合、瓶への接着力がなくなり、60
重量部を超えるとブロッキング性が悪くなる。ワックス
の組成比が10重量部未満の場合はブロッキング性が悪
くなり、70重量部を超えると凝集力がなくなる。界面
活性剤の組成比が0.001重量部未満の場合は接触角
が高い(25度以上)の瓶を用いた場合、水の中に入れ
てもラベルは剥離しないことがあり、50重量部を超え
ると、ガラスに接着しない場合がある。
に、高分子量ヒンダード多価フェノール、トリアジン誘
導体、高分子量ヒンダード・フェノール、ジアルキル・
フェノール・スルフィド、2,2’−メチレン−ビス−
(4−メチル−6−第三−ブチルフェノール、4,4’
−メチレン−ビス−(2,6−ジ−第三−ブチルフェノ
ール、2,6−ジ−第三−ブチル−p−クレゾール、
2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−第三−
ブチルフェノール)、2,5−ジ−第三−ブチルヒドロ
キノン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリンの重合物、6−エトキシ−2,2,4−トリメチ
ル−1,2−ジヒドロキノリン、ジブチル・ジチオカル
バミン酸ニッケル、1−オキシ−3−メチル−4−イソ
プロピルベンゼン、4,4’−ブチリデンビス−(3−
メチル−6−第三−ブチルフェノール、2−メルカプト
ベンゾイミダゾールなどの酸化防止剤を添加しても差し
支えない。
としては、ダイレクトロールやグラビアロールなどを用
いたロールコーター方式やエクストルージョンコーター
方式やスリットオリフィスコーター方式などがあるが、
どのような塗工方法でも差し支えなく、溶剤に溶解し塗
工した後、加熱乾燥させて溶剤を取り除いても構わな
い。
ス瓶、プラスチックボトル、セラミックボトル、金属製
等の容器、ガラス板またはシート、プラスチック板また
はシート、セラミック板、金属板または箔、ガラス製、
プラスチック製、セラミック製または金属製の容器や板
状以外の成形物、等である。
色瓶、青・赤・緑などのカラー瓶などを含むものであ
る。
する水での処理とは、例えば水に浸漬、水の噴霧・吹き
つけ等であり、水としては、冷水、お湯、沸騰水、スチ
ーム、アルカリ(水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,
水酸化マグネシウム,水酸化カルシウムなどの)水溶液
であっても差し支えない。
ットメルト型接着剤の酸価が5mgKOH/g以上、2
40mgKOH/g以下であること、好ましくは10m
gKOH/g以上、240mgKOH/g以下であるこ
とが望ましい。酸価が5mgKOH/g未満であると紙
ラベルとガラスが接着せず、240mgKOH/gを超
えると水の中に入れてもラベルが剥がれない。また、感
熱ラベルに用いられるホットメルト型接着剤の軟化点が
50℃未満であるとブロッキング性が悪く、ラベルを重
ねたり、ロール状で保存する際にブロッキングして使用
できなくなるおそれがある。120℃を超えると高速感
熱ラベラー(感熱ラベルの接着剤層を加熱して接着性を
発現させ、様々な対象物に貼る機械)を使用して瓶に貼
り付ける際に瓶と接着せず、すぐに剥がれたり手で簡単
に剥がれることが起きることがある。
ヤー、ワックス、界面活性剤を1種類あるいは2種類以
上使用しても差し支えない。また、ポリマー、タッキフ
ァイヤー、ワックス、界面活性剤の他に、ブロッキング
防止のためにシリコーン、その他の添加剤をなどを入れ
ても構わない。
明する。ただし、本発明の範囲は、以下の実施例により
何等限定されるものではない。 〈実施例1〜5〉 接着剤の調整法 表1に示す処方で、ワックス、タッキファイヤー及び界
面活性剤を180℃に加熱・溶融した後、攪拌機で攪拌
しながら所定量のポリマーを徐々に添加する(酸化防止
剤を添加する場合はワックス、タッキファイヤー及び界
面活性剤の添加と同時に行う)。完全にポリマーを溶解
させホットメルト型接着剤を調整する。 感熱ラベルの作成法 得られたホットメルト型接着剤を180℃に加熱させ、
両面アート紙に塗布量20g/m2 となるようにグラビ
アコーターで塗工し、感熱ラベルを作成する。
行った。 感熱ラベルのガラス瓶への接着方法 100℃に加熱したヒートシーラーで並ガラスに加重1
kg/cm2 、1秒間で接着した。得られたサンプルを
接着力、保存安定試験、結露試験、剥離性について調べ
た。 〈試験方法〉 接触角 上質紙にハンドアプリケータで塗工した接触角測定用サ
ンプルを接触角測定装置(協和界面科学(株)社製、型
式:CD−DT・A型)を用いて液滴法にて測定した。
測定方法は次の通りである。
て、蒸留水の量を調整して針先に液滴(QI光学鏡内目
盛りで20目盛位)を作る。接触角測定用サンプルの表
面を上昇させて、液滴を表面に接触させて、元の位置ま
で表面を下げていき針先より液滴を離す。左右・上下移
動ツマミを用いて液滴を中心に移動させ中心位置に合わ
せる。液滴の面と接している左右が光学鏡内水平軸に乗
っていない場合はツマミで合わせる。
が接触するかまたは液面との接点が45゜線に乗るかど
ちらかに合わせる。頂点と左側液滴と面との接点を結び
その延長上の角度の2倍が接触角になる(液滴は蒸発す
るので10秒以内で測定する。また、蒸発が激しい場合
は写真撮影によって測定する)。 酸価(単位:mgKOH/g) 試料約1gを50mlキシレン中で加熱溶解し、30m
lエタノールを加え指示薬としてフェノールフタレイン
試液を用いて、水酸化カリウム水溶液で滴定して求め
た。終点は30秒間淡紅色を呈する点とした。 溶融粘度(単位:cps) JIS K−6862(A法)準じて行った。
ットメルト型接着剤500gを試験容器に入れ、大気中
において棒温度計で充分に攪拌しながら140℃になっ
たところでB型温度計(東機産業(株)製TOKIME
C VISCOMETERMODEL:BM)を用いて
行った。ローターは必要に応じて適当なものを使用し
た。 ブロッキング性 4cm×5cmの大きさにした感熱ラベルを10枚重ね
て、5kgの重りをのせて40℃のオーブンの中に入れ
る。24時間後取り出し感熱ラベルを剥がし、その剥が
したときの抵抗感からブロッキング性を調べる。板状に
なり無理に剥がすと紙むけする場合は×、紙むけしない
場合を○とした。 接着力 接着してから30分以上経過したサンプルを引っ張り試
験機で30cm/minの速度で引っ張り、剥離状態を
観察する。界面剥離する場合×、紙破れする場合○で評
価した。 耐結露性 ガラスに接着したサンプルを−17℃の冷凍庫の中に1
時間入れた後25℃−湿度40%の恒温恒湿槽の中に入
れて表面を結露させ十分に結露したとき、ラベルを剥が
しそのときラベルが界面剥離する場合×、紙破れする場
合○で評価した。 剥離性 ガラス(接触角32度)に接着したサンプルを20℃の
水に浸けて、剥離する時間を測定した。剥離しない場合
は×とした。 〈比較例1〉従来のガラス瓶ラベル用ホットメルト型接
着剤を用いてラベルを作成し、比較例として記載した。
従来のものはブロッキング性、接着性、耐結露性などは
問題がないが水の中に入れても剥離しなかった。
体(酢酸ビニル含有量28%、MFR150g/10
分) EVA*1:エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニ
ル含有量20%、MFR400g/10分)
コーティングの種類に関わらず、水により剥離すること
が出来るガラス瓶用に適した感熱ラベルを提供すること
ができる。
Claims (13)
- 【請求項1】ポリマー、タッキファイヤー、ワックスお
よび界面活性剤を含むホットメルト型接着剤を用いるこ
とを特徴とする感熱ラベル。 - 【請求項2】水に対する接触角が103度以下であるホ
ットメルト型接着剤を用いることを特徴とする請求項1
記載の感熱ラベル。 - 【請求項3】ホットメルト型接着剤が、ポリマー10〜
80重量部、タッキファイヤー10〜60重量部、ワッ
クス10〜70重量部、界面活性剤0.001〜50重
量部を含むことを特徴とする請求項1または2記載の感
熱ラベル。 - 【請求項4】界面活性剤が、非イオン界面活性剤である
ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の感熱ラベ
ル。 - 【請求項5】非イオン界面活性剤が、長鎖アルコールを
エトキシ化した長鎖エトキシ化アルコールであることを
特徴とする請求項4記載の感熱ラベル。 - 【請求項6】非イオン界面活性剤のHLB価が、15以
下であることを特徴とする請求項4または5記載の感熱
ラベル。 - 【請求項7】界面活性剤の数平均分子量(MN)が、20
0〜10,000であることを特徴とする請求項2〜6
いずれか記載の感熱ラベル。 - 【請求項8】ホットメルト型接着剤の酸価が、5〜24
0mgKOH /gであることを特徴とする請求項1〜7い
づれか記載の感熱ラベル。 - 【請求項9】ホットメルト型接着剤の粘度が、140℃
において10cps〜1,000,000cpsである
ことを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の感熱ラベ
ル。 - 【請求項10】ホットメルト型接着剤の軟化点が、50
〜120℃以下であることを特徴とする請求項1〜8い
ずれか記載の感熱ラベル。 - 【請求項11】水に対する接触角が25度以上であるガ
ラス瓶用であることを特徴とする請求項1〜10いずれ
か記載の感熱ラベル。 - 【請求項12】ポリマー、タッキファイヤー、ワックス
および界面活性剤を含むことを特徴とするホットメルト
型接着剤。 - 【請求項13】請求項1〜10いずれか記載の感熱ラベ
ルを貼付した被着体を水に浸漬または該被着体に水を適
用して該ラベルを剥離することを特徴とする感熱ラベル
の剥離方法。
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