JP2011042423A - エレベータのかご装置 - Google Patents

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Nobuo Sakuma
信夫 佐久間
Yukiomi Mizuno
幸臣 水野
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Abstract

【課題】作業用枠の外側での工具、部品の取り扱いを規制することができ、工具、部品を昇降路へ落下させて、この工具、部品の落下により昇降路機器を破損させるようなことを低減させることができるエレベータのかご装置を得る。
【解決手段】この発明のエレベータのかご装置は、かごの上部に立設された作業用手摺10と、この作業用手摺10の上部にヒンジ14を介して回動可能に設けられた補助手摺13とを備え、この補助手摺13は、倒伏し、また起立するようになっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、かごの上部に立設された作業用手摺を備えたエレベータのかご装置に関する。
従来、かごの上面に起立、倒伏可能な作業用手摺を備えたエレベータのかご装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この例では、作業用手摺を倒伏状態から起立させると保守運転スイッチが自動的に入り、かごの運転は保守運転モードに迅速に切替えられ、さらに最上階では昇降路頂部天井の手前で自動停止し頂部作業隙間を確保するものである。
また、他の例として、かごの上面に設けられた作業用手摺の外側に巻取り収納式のネットを備えたエレベータのかご装置が知られている(例えば、特許文献2)。
この例では、かごの上面での保守点検作業時に、工具や部品を誤って昇降路へ落下させることを防止するものである。
特開2002−284469号公報 特開2008−30898号公報
これらの従来のエレベータのかご装置では、建築基準法令で定められた作業用手摺の高さが1100mmと低く、作業者がかご天井で保守点検作業を行っている際に、例えば作業用手摺の外側で気軽に工具、部品を取り扱い、工具、部品を昇降路へ落下させてしまい、この工具、部品の落下により昇降路機器を破損させてしまうという問題点があった。
る。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、作業用手摺の外側での工具、部品の取り扱いを規制することができ、工具、部品を昇降路へ落下させて、この工具、部品の落下により昇降路内機器を破損させるようなことを低減させることができるエレベータのかご装置を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご装置は、かごの上部に立設された作業用手摺と、この作業用手摺の上部に回動手段を介して回動可能に設けられた補助手摺とを備え、この補助手摺は、倒伏し、また起立するようになっている。
この発明に係るエレベータのかご装置によれば、作業用手摺の上部に回動手段を介して回動可能に設けられた補助手摺を備えたので、保守点検作業時には、補助手摺は起立させることで、例えば補助手摺の高さを作業者の顔の高さになり、作業用手摺の外側での工具、部品の取り扱いを規制することができ、工具、部品を昇降路へ落下させて、この工具、部品の落下により昇降路内の機器を破損させるようなことを低減させることができる。
この発明の実施の形態1のエレベータのかご装置を示す部分斜視図である。 図1のエレベータのかご装置の一使用態様を示す部分斜視図である。 図1の起立した状態の補助手摺と保守作業者との高さ関係を示す図である。 図1の一部切り欠かれた要部拡大図である。 図4の補助手摺及び作業用手摺を矢印A−Aに沿って視たときの図である。 図5のB-B線に沿った矢視断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1のエレベータのかご装置を示す部分斜視図、図2は図1のエレベータのかご装置の一使用態様を示す部分斜視図である。
このエレベータのかご装置は、作業用手摺10と、この作業用手摺10に対して倒伏、起立可能な補助手摺13と、補助手摺13の倒伏、起立に連動して作動し、倒伏時にはエレベータの保守運転を不可能にするスイッチ15とを備えている。
かごは、かご本体1と、このかご本体1を支持したかご枠2とから構成されている。かご枠2は、上枠5と、かご床4を支持した下枠(図示せず)と、上枠5と下枠2とを連結したたて枠6とから構成されている。
このエレベータのかご装置では、かご枠2の上枠5に、作業用手摺10が設けられている。この作業用手摺10は、高さが建築基準法令で定められた高さであり、かご本体1の扉側を除いた三方を正面手摺部11、一対の側面手摺部12で囲っている。
このエレベータは、機械室レスエレベータであり、昇降路の頂部の隙間が十分確保できず、所謂「せり上げ式エレベータ」である。かご枠2の下枠には、一対のシーブ(図示せず)が回転自在に設けられている。このシーブにロープ(図示せず)が掛けられ、かごは下側から吊り上げられている。巻上機により牽引されるこのロープは、ガイドレール7に案内されて上下動する釣合いおもり8に接続されている。
作業用手摺10の正面手摺部11の上部には、回動手段であるヒンジ14を介して回動可能に補助手摺13が設けられている。補助手摺13には、補助手摺13を使用するに当たっての注意書きが記載されたパネル22が取付けられている。なお、図2ではパネル22は省略されている。
この補助手摺13は、倒伏し、また起立するようになっているが、図3に示すように、起立したときの先端部の高さは作業者9の顔の高さに達する。
正面手摺部11には、図4〜図6に示すように補助手摺13の倒伏、起立に連動して作動し、倒伏時にはエレベータの保守運転を不可能にするスイッチ15が設けられている。図示されていないが、作業用手摺10には、保守運転用釦が設けられており、この保守運転用釦を押すことで、かごの低速運転が可能になっている。
即ち、補助手摺13が倒伏することで、スイッチ15が作動してかごの低速保守運転用回路が遮断され、保守運転用釦を押しても、かごを低速運転で所定の位置に移動することはできず、このかごに連動した釣合いおもり8も移動することはない。
スイッチ15は、ばね17の弾性力で上方向に付勢し、補助手摺13が倒伏した状態のときには正面手摺部11の上面から突出する検出ロット16を備えている。
作業用手摺10と補助手摺13との間には、補助手摺13の起立を保持する保持手段が設けられている。
この保持手段は、正面手摺部11に設けられた係止ピン21と、補助手摺13に軸ピン20を中心に回動可能に設けられ補助手摺13の起立時には係止ピン21に係止するフック18とを有している。途中屈曲したフック18は、係止ピン21に係止する切り欠き部23の近傍に取手ピン19が設けられている。補助手摺13の起立時には、図6に示すように、フック18は、補助手摺13及び正面手摺部11に面接触しており、補助手摺13は、起立時には、ほぼ垂直方向に保持される。
上記構成のエレベータのかご装置では、例えば、昇降路の天井面近くのエレベータ機器の保守点検作業を行う場合、作業者9は、最上階の乗場よりも下方位置でかごを停止させ、かご天井3に乗り込む。
次に、作業者9は、補助手摺13を作業用手摺10上に起立させ、併せて取手ピン19を利用してフック18を軸ピン20を中心に回転させてフック18の切り欠き部23を係止ピン21に係止させることで、補助手摺13の起立状態が確保される。
次に、作業者9は、保守運転用釦を押し続けることで、かごは図3の矢印イの方向に所定の位置まで移動される。このとき、釣合いおもり8は、かごと反対方向の図3の矢印ロの方向に移動する。
そして、作業者9は、かごが停止した所定の位置で昇降路の天井近傍のエレベータ機器の保守点検作業を行う。
なお、釣合いおもり8側のエレベータ機器の保守点検作業のときには、補助手摺13を倒伏させることで、作業者9は補助手摺13に邪魔されるこことなくエレベータ機器の保守点検作業を行うことができる。
このときには、スイッチ15の作動により、かごの低速保守運転用回路が遮断されているので、作業者9が誤って保守運転用釦を押しても、かごが移動することはない。
以上説明したように、この実施の形態のエレベータのかご装置によれば、作業用手摺10の正面手摺部11に回動手段を介して回動可能な補助手摺13を備え、この補助手摺13は、倒伏し、また起立するようになっているので、保守点検作業時には、補助手摺13を起立させることで、例えば補助手摺13の高さを作業者の顔の高さにすることで、作業用手摺の外側での工具、部品の取り扱いを規制することができ、工具、部品が昇降路へ落下して、この工具、部品の落下により昇降路機器を破損させるようなことを低減させることができる。
また、回動手段は、ヒンジ14であり、簡単な構成で正面手摺部11に対して補助手摺13を回動させることができる。
また、補助手摺13は、釣合いおもり8側に設けられているので、補助手摺13は、起立しているときには、作業者9が釣合いおもり8側に接近するのを防止することができる。
また、かごには、補助手摺13の倒伏、起立に連動して作動し、倒伏時には、かごを所定の位置まで低速運転で移動させるエレベータの保守運転を不可能にするスイッチ15が設けられているので、補助手摺13の倒伏時におけるかごの移動を確実に防止することができる。
また、作業用手摺10と補助手摺13との間には、補助手摺13の起立を保持する保持手段が設けられているので、補助手摺13の起立は確実に保持される。
また、この保持手段は、作業用手摺10に設けられた係止ピン21と、補助手摺13に回動可能に設けられ補助手摺13の起立時には係止ピン21に係止するフック18とを有しており、簡単に構成で補助手摺13の起立は確実に保持される。
また、補助手摺13には、補助手摺13の使用上の注意書きが記載されたパネル22が取付けられているので、作業者9は、補助手摺13の取り扱いをタイムリーに把握することができる。
なお、上記実施の形態では、補助手摺13は釣合いおもり8側のみに設けられたが、例えばかごの扉側を除いた3方向の何れにも設けてもよい。
また、この発明は、機械室レスエレベータ以外にも、例えば昇降路の上部に巻上機等が設置された機械室を有するエレベータにも適用できるのは勿論である。
1 かご本体、2 かご枠、8 釣合いおもり、10 作業用手摺、11 正面手摺部、13 補助手摺、14 ヒンジ(回動手段)、15 スイッチ、18 フック、21 係止ピン、22 パネル。

Claims (7)

  1. かごの上部に立設された作業用手摺と、
    この作業用手摺の上部に回動手段を介して回動可能に設けられた補助手摺とを備え、
    この補助手摺は、倒伏し、また起立するようになっていることを特徴とするエレベータのかご装置。
  2. 前記補助手摺は、前記かごとロープを介して連結された釣合おもり側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご装置。
  3. 前記かごには、前記補助手摺の倒伏、起立に連動して作動し、倒伏時にはエレベータの保守運転を不可能にするスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータのかご装置。
  4. 前記作業用手摺と前記補助手摺との間には、前記補助手摺の起立を保持する保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエレベータのかご装置。
  5. 前記保持手段は、前記作業用手摺に設けられた係止ピンと、前記補助手摺に回動可能に設けられ補助手摺の起立時には前記係止ピンに係止するフックとを有することを特徴とする請求項4に記載のエレベータのかご装置。
  6. 前記回動手段は、前記かごと前記補助手摺との間を跨いで設けられたヒンジであることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のエレベータのかご装置。
  7. 前記補助手摺には、補助手摺使用上の注意書きが記載されたパネルが取付けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のエレベータのかご装置。
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