JP2011041229A - 送信装置、受信装置、無線装置および送信装置における伝送モード制御方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、無線装置および送信装置における伝送モード制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力の低下を可能とし、また、チャネルの効率的な使用を可能とする。
【解決手段】送信装置は、チャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされる。コーディネータは、ユーザ設定情報が消費電力の減を示すとき、デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートを満たすことを条件として、占有周波数帯域が狭い側の伝送モードに決定する。コーディネータは、他の送信装置からのデジタル情報の送信において所定のチャネルに隣接したチャネルの利用が可能となるように、デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートを満たすことを条件として、この所定のチャネルの伝送につき、占有周波数帯域の広い伝送モードから占有周波数帯域の狭い伝送モードに変更する。
【選択図】図7

Description

この発明は、送信装置、受信装置、無線装置および送信装置における伝送モード制御方法に関し、特に、無線ネットワーク内においてAV(Audio Visual)信号等のデジタル情報を無線送信する送信装置等に関する。
AV信号等のデジタル情報を無線送信する無線伝送システムにおいて、その伝送路の伝送レートとチャネル数には上限がある。そのため、伝送レートを超えたり、チャネル数を上回ったりするようなデジタル情報は、伝送することができない。
現在、無線伝送システムでは、伝送レートの変更を、変調方式を変更することで実現している。しかし、この方法では、伝送レートの変更があっても、使用しているチャネル内の同一周波数帯域を占有する。そのため、他の伝送を行うチャネル数が不足したままである。また、占有周波数帯域が変わらないため、必要とする消費電力は大幅には変わらず、少ない伝送レートでも大きな電力を消費する。
図14は、例えば、60GHzミリ波に割り当てられたチャネルプランを示している。60GHzミリ波には、57GHzから66GHzまでの9GHzが帯域として割り当てられている。この9GHzの中に4つのチャネルが2.08GHz間隔で配置されている。1つのチャネルの全帯域を用いた無線伝送が行われると、隣接チャネルはチャネルマスクのサイドローブの影響を受けて伝送路品位が低下する。そのため、通常は、隣々接となるチャネルを用いることが普通である。
図14で、チャネル1(CH#1)を使っている場合は、チャネル3(CH#3)もしくはチャネル4(CH#4)を使うことになる。したがって、60GHzの帯域では、最大2チャネルを同時に用いることができ、AV信号のベースバンド伝送の目的で使うためには、同一エリア内では最大2つのAV信号伝送しかできないことになる。
また、伝送するAV信号のフォーマットによっては、チャネルの全帯域を必要としない場合がある。しかし、図15に示すように、現在の伝送モードでは占有する帯域幅を変更できない。例えば、モード0(Mode 0)では、デジタル変調方式はQPSK(Quadrature PhaseShift Keying)であり、伝送レートは0.95Gbpsである。また、モード1(Mode 1)では、デジタル変調方式はQPSKであり、伝送レートは1.90Gbpsである。さらに、モード2(Mode 2)では、デジタル変調方式は16QAM(16 QuadratureAmplitude Modulation)であり、伝送レートは3.81Gbpsである。しかし、各モードの帯域幅(BW)は1.76GHzで同じである。
例えば、特許文献1には、受信装置(記録装置)が受信できる伝送レートを、標準の伝送レート、標準の伝送レートより高いレートまたは標準の伝送レートより低いレートにできるデジタル信号伝送方法が提案されている。また、例えば、特許文献2には、複数の物理層の通信状態がそれぞれ随時変化し、それに伴って各物理層によって提供可能な通信品質が随時変化する場合であっても、各アプリケーション層が現在の通信状態で最適な物理層で通信可能とすることが提案されている。また、例えば、特許文献3には、受信側のDU比(Desired to Undesired signal ratio)が低いと判断した場合、送信帯域を狭めてデジタル情報の送信を行う伝送装置が提案されている。
特開2000−215598号公報 特開2004−328319号公報 特開2008−236664号公報
この発明の目的は、消費電力の低下を可能とし、また、チャネルの効率的な使用を可能とすることにある。
この発明の概念は、
デジタル情報を、所定のチャネルで受信装置に無線送信するデジタル情報送信部を備え、
上記デジタル情報送信部は、上記チャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされており、
上記デジタル情報送信部は、上記複数の伝送モードのうち上記受信装置または他の無線装置からの伝送モード決定情報で示される伝送モードを用いる
送信装置にある。
また、この発明の概念は、
送信装置から、デジタル情報を、所定のチャネルで無線受信するデジタル情報受信部を備え、
上記送信装置は、上記チャネル内の占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされており、
上記送信装置から、上記デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートの情報を無線受信する伝送レート情報受信部と、
少なくとも、上記伝送レート情報受信部で受信された伝送レート情報に基づいて伝送モードを決定する伝送モード決定部と、
上記伝送モード決定部で決定された伝送モードの情報を上記送信装置に無線送信する伝送モード情報送信部をさらに備える
受信装置にある。
さらに、この発明の概念は、
送信装置および受信装置を含む無線ネットワーク内で帯域を管理する無線装置であって、
上記送信装置は、所定のチャネルでデジタル情報を受信装置に無線送信し、上記チャネル内の占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされており、
所定の送信装置からの帯域割り当て要求があるとき、少なくとも、該帯域割り当て要求に含まれる要求伝送レートの情報および消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、上記複数の伝送モードから上記要求伝送レートを満たす伝送モードを決定する伝送モード決定部と、
上記伝送モード決定部で決定された伝送モードの情報を上記所定の送信装置に無線送信する伝送モード情報送信部と
を備える無線装置にある。
この発明において、送信装置から受信装置に、AV信号等のデジタル情報が、所定チャネルで、無線伝送される。この場合、デジタル情報は、送信装置のデジタル情報送信部により送信され、受信装置のデジタル情報受信部により受信される。例えば、送信装置のデジタル情報送信部および受信装置のデジタル情報受信部には、OFDM(orthogonal frequency division multiplex)方式やDS−SS(direct sequence-spread spectrum)方式が採用される。ここで、送信装置のデジタル情報送信部は、チャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされている。
送信装置のデジタル情報送信部では、複数の伝送モードのうち、受信装置または他の無線装置からの伝送モード決定情報で示される伝送モードが用いられる。例えば、受信装置または他の無線装置には、送信装置の伝送モード情報送信部により、送信装置のデジタル情報送信部が対応可能な伝送モードの情報が無線送信される。また、例えば、受信装置または他の無線装置には、送信装置の伝送レート情報送信部により、デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートの情報が無線送信される。そして、受信装置または他の無線装置では、少なくとも、伝送レート情報に基づいて、伝送モードが決定される。
このように、送信装置のデジタル情報送信部がチャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされ、受信装置または他の無線装置からの伝送モード決定情報で示される伝送モードが用いられることで、消費電力の低下、チャネルの効率的な使用が可能となる。
例えば、受信装置または他の無線装置では、伝送レート情報の他に、消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、伝送モードが決定される。この場合、ユーザ設定情報が消費電力の減を示すとき、デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートを満たすことを条件として、占有周波数帯域が狭い側の伝送モードに決定される。このように占有周波数帯域が狭くなることで、例えば、OFDM方式の場合、必要なアンテナ数を少なくでき、消費電力を低減できる。
例えば、送信装置のデジタル情報送信部が対応可能な複数の伝送モードは、チャネル内の全帯域を占有周波数帯域とする所定数の第1の伝送モードと、チャネル内の半分の帯域を占有周波数帯域とする所定数の第2の伝送モードとされる。この場合、伝送モード決定部では、消費電力に関するユーザ設定情報が標準を示すとき、所定数の第1の伝送モードから伝送モードが決定され、一方、消費電力に関するユーザ設定情報が減を示すとき、所定数の第2の伝送モードから伝送モードが決定される。
例えば、受信装置または他の無線装置では、伝送中においては、伝送レート情報の他に、デジタル情報に係る伝送路品位に基づいて、伝送モードの変更が決定される。伝送路品位は、例えば、受信装置で受信されたデジタル情報のPER(Packet Error Rate)あるいはRSSI(Received SignalStrength Indicator)に基づいて判定される。例えば、伝送路品位が所定の閾値より悪化した場合、占有周波数帯域が狭い伝送モードから、占有周波数帯域が広い伝送モードに変更される。このようにデジタル情報に係る伝送路品位に基づいて伝送モードが決定(変更)されることで、デジタル情報に係る伝送路品位を高く保つことが可能となる。
例えば、無線端末の伝送モード決定部では、所定の送信装置が所定のチャネルでデジタル情報を送信している状態で、他の送信装置からの帯域割り当て要求に基づいて、この所定の送信装置で用いる伝送モードの変更が決定される。そして、無線端末の伝送モード情報送信部により、変更決定された伝送モードの情報が所定の送信装置に送信される。
この場合、他の送信装置からのデジタル情報の送信において所定のチャネルに隣接したチャネルの利用が可能となるように、デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートを満たすことを条件として、占有周波数帯域の広い伝送モードから占有周波数帯域の狭い伝送モードに変更される。これにより、所定の送信装置からのデジタル情報の送信と共に、他の送信装置からのデジタル情報の送信を並行して行うことが可能となり、チャネルの効率的な使用が可能となる。
この発明によれば、送信装置のデジタル情報送信部がチャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされ、受信装置または他の無線装置からの伝送モード決定情報で示される伝送モードが用いられるものであり、消費電力の低下、チャネルの効率的な使用が可能となる。
この発明の実施の形態としての無線伝送システムの構成例を示すブロック図である。 無線伝送システムを構成する送信装置および受信装置の伝送部の構成例を示すブロック図である。 送信装置および受信装置の伝送部が対応可能な伝送モードの一覧を示す図である。 60GHzミリ波のチャネルプランと、二つの伝送モードを交互に配置することで、60GHzの9GHzの帯域の中で同時に最大4チャネル分のAV信号の伝送が可能となることを示す図である。 従来の伝送モード(モード0〜2)で要求される伝送路品位を保持するために必要な、新しい伝送モード(モード3〜5)におけるアンテナ数の予測値を示す図である。 AV信号フォーマットと伝送レートの関係を示す図である。 無線伝送システムにおける帯域管理(コーディネート)機能を説明するための図である。 無線伝送システムにおける一対一伝送時におけるMAC制御シーケンス例を示すシーケンス図である。 消費電力に関するユーザ設定のためのユーザ設定画面の一例を示す図である。 コーディネータ(受信装置1)における伝送モード決定処理の一例を示すフローチャートである。 伝送路品位と伝送モード切り換えの概念図である。 無線伝送システムにおける新たな送信装置(送信装置2)の加入時におけるMAC制御シーケンス例を示すシーケンス図である。 コーディネータ(受信装置1)における帯域変更処理の一例を示すフローチャートである。 60GHzミリ波に割り当てられたチャネルプランを示す図である。 伝送モードの一覧を示す図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[無線伝送システムの構成]
図1は、実施の形態としての無線伝送システム10の構成例を示している。この無線電送システム10は、送信装置100および受信装置200が無線伝送路300で接続された構成となっている。
送信装置100は、制御部101、再生部102および伝送部103を有している。再生部102は、光ディスク、HDD、半導体メモリ等の記録メディアから、送信すべきAV信号(画像データ、音声データ)を再生する。伝送部103は、60GHzのミリ波を送信するための伝送部であり、周知のOFDM方式を採用する。また、2.4GHzや5GHzを用いる場合にはDS−SS方式も採用されている。
この伝送部103は、図2に示すように、変調回路131、分配回路132、複数個のアンテナ回路133および複数のアンテナ134を有している。伝送部103は、再生部102で再生されたAV信号を、ベースバンド変調を行う変調回路131を経由し、分配回路132から複数のアンテナ回路133に供給する。なお、アンテナ回路133には、D/Aコンバータ133a、パワーアンプ133b等が含まれている。
図1に戻って、制御部101は、送信装置100の各部の動作を制御する。すなわち、この制御部101は、制御部101は、再生部102でのAV信号生成の制御、変調回路131での変調方式の選択、アンテナ回路133の制御、必要とする伝送レートの計算および受信装置200への伝達などの処理を行う。
受信装置200は、制御部201、伝送部202、表示部203および判定部204を有している。伝送部202は、送信装置100から伝送される60GHzのミリ波を受信するための伝送部であり、上述の送信装置100の伝送部103に対応して、OFDM方式を採用する。この伝送部202は、図2に示すように、複数のアンテナ221、複数のアンテナ回路222、合成回路223および復調回路224を有している。伝送部202は、送信装置100から伝送される60GHzのミリ波を複数のアンテナ221で受信し、複数のアンテナ回路222を介して合成回路223で合成し、復調回路224で復調してベースバンドのAV信号を得る。
図1に戻って、表示部203は、伝送部202で得られたAV信号を構成する画像データによる画像を表示する。なお、伝送部202で得られたAV信号を構成する音声データによる音声出力系については省略している。判定部204は、伝送チャネルの伝送品位(伝送路品位)を検出し、その情報を制御部201に供給する。判定部204は、例えば、例えば、受信されたデジタル情報のPER(Packet Error Rate)あるいはRSSI(Received SignalStrength Indicator)に基づいて、伝送路品位を判定する。
制御部201は、受信装置200の各部の動作を制御する。すなわち、制御部201は、アンテナ回路222の制御、復調回路224での復調方式の選択、表示部203での表示の制御の処理を行う。また、制御部201は、判定部204により検出された伝送路品位情報および消費電力に関するユーザ設定情報に基づき伝送モードを選択する制御、無線ネットワーク内での帯域管理(コーディネート)、伝送品位情報の送信装置への伝達などの処理を行う。
[対応可能な伝送モード]
図3は、伝送部103,202の対応可能な伝送モードの一覧を示している。伝送部103,202は、モード0(Mode 0)〜モード2(Mode 2)の他に、モード3(Mode 3)〜モード5(Mode 5)に対応可能とされている。モード3〜モード5は、モード0〜モード2)で定義されたデジタル変調方式(16QAM/QPSK)は変更せず、OFDMで用いられるサブキャリアの数を半分にした方式で、必要とする周波数帯域は元の伝送モードの半分になる。DS−SS方式では、疑似ランダム雑音パターン(pseudo random noise)のデータ長を半分にすることで、同様に周波数帯域を元の伝送モードの半分にすることができる。
モード0(Mode 0)は、デジタル変調方式がQPSKであって伝送レートは0.95Gbpsである。モード1(Mode 1)は、デジタル変調方式がQPSKであって伝送レートは1.90Gbpsである。モード2(Mode 2)は、デジタル変調方式が16QAMであって伝送レートは3.81Gbpsである。これらモード0〜2の帯域幅(BW)は1.76GHzである。
モード3(Mode 3)は、デジタル変調方式がQPSKであって伝送レートは0.48Gbpsである。モード4(Mode 4)は、デジタル変調方式がQPSKであって伝送レートは0.95Gbpsである。モード5(Mode 5)は、デジタル変調方式が16QAMであって伝送レートは1.90Gbpsである。これらモード3〜5の帯域幅(BW)は、0.88GHzである。
モード1とモード5は同じ伝送レート(1.90Gbps)を、1.76GHzと0.88GHzという異なる周波数帯域で実現できる。同様に、モード0とモード4は同じ伝送レート(0.95Gbps)を、1.76GHzと0.88GHzという異なる周波数帯域で実現できる。周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜5)と従来の伝送モード(モード0〜2)とを、図4に示すように、交互に配置することで、60GHzの9GHzの帯域の中で同時に最大4チャネル分のAV信号の伝送が可能となる。
図5は、従来の伝送モード(モード0〜2)で要求される伝送路品位を保持するために必要な、新しい伝送モード(モード3〜5)におけるアンテナ数の予測値を示している。この図5では、アンテナ数の予測値を、従来の伝送モード(モード0〜2)で必要とするアンテナ数を「1」とし、これに対する比率で示している。従来の伝送モードは、伝送帯域は変えずに変調方式のみを切換えているため、アンテナの数は変化しない。新しい伝送モードでは、伝送帯域が半分になるため、必要な伝送路品位を保持するためにはアンテナ数は指数比例する。アンテナの数が減少すれば、使用するアンテナ回路の数が比例して減少するので、消費電力はほぼアンテナの数に正比例する。
図6は、AV信号フォーマットと伝送レートの関係を示している。SD(Standard Definition)信号はRGB各8ビットの信号であれば0.442Gbpsの伝送レートでよい。しかし、従来の伝送モードではモード0を使うため、他の伝送モードと比較してアンテナ数、消費電力は変わらない。
新しい伝送モードのモード3を選択すると、伝送レートは0.48Gbpsであり、必要な伝送レートを満足し、送信側のアンテナ数は1/10、受信側のアンテナ数は1/40でよいことになり、消費電力も同じ比率で低減できる。同様に、HD(High Definition)信号の場合は、モード5を用いて、アンテナ数、消費電力を3/4〜1/2にすることができる。このようにして、伝送するAV信号のフォーマットに応じて伝送モードを選択することで、占有周波数帯域と消費電力の低減が可能になる。
[受信装置の無線ネットワーク内での帯域管理(コーディネート)機能]
受信装置200が有する帯域管理(コーディネート)機能について説明する。なお、このように帯域管理機能を有する受信装置は、受信装置として機能する他にコーディネータとしても機能する。
図7は、帯域管理(コーディネータ)機能の概念図である。同一無線ネットワーク内には全体の帯域を管理するコーディネータと呼ばれる無線装置が少なくとも1つ存在する。図7では、この帯域管理機能を持つ無線装置を、受信装置1として説明する。送信装置1は受信装置1にAV信号などのデジタル情報を伝送する場合、受信装置1(コーディネータ)に対して、帯域割り当て要求を行う。受信装置1は、現状の帯域占有状況から判断し、帯域割り当てを行い、伝送がスタートする。
別の送信装置2が受信装置2へデータ伝送を開始する際、送信装置2は受信装置1(コーディネータ)に新たな帯域割り当ての要求を行う。受信装置1は、同一チャネルの帯域可不足を判断し、帯域が余っている場合は、時間分割多重TDM(Time Domain Multiplex)により新たな帯域を同一チャネル内に割り当てる。もし、同一チャネル内で帯域が不足している場合は、別のチャネルで帯域を割り当てる。しかし、他のチャネルでも帯域が不足している場合は、帯域割り当てが不可能として、送信装置2へ伝送不可を通知する。
この実施の形態において、受信装置1(コーディネータ)は、帯域割り当ての際、それぞれの受信装置と送信装置の物理層の情報(伝送モード情報および消費電力に関するユーザ設定情報)に基づいて、帯域割り当てを行う。この場合、受信装置1(コーディネータ)は、デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートの情報の他に、消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、デジタル情報伝送に用いるべき伝送モードを決定する。また、受信装置1(コーディネータ)は、その後に、受信装置が受信するデジタル情報に係る伝送路品位の情報に基づいて、デジタル情報伝送に用いるべき伝送モードの変更を決定する。
[一対一伝送時における動作]
図8は、一対一伝送時におけるMAC制御シーケンス例を表している。受信装置1(コーディネータ)は、無線ネットワークに参加しようとする送信装置1からのAssociation 要求(Request)に応じて、リンク確立処理を行う。この場合、受信装置1(コーディネータ)は、現在無線ネットワークが使用可能である場合は、送信装置1にAssociation 応答(Response)で接続可能である旨を返す。
次に、受信装置1(コーディネータ)は、送信装置1が対応している機能情報を取得するために、送信装置1に、Announce 要求(Request)を送る。受信装置1(コーディネータ)は、このAnnounce 要求(Request)に応じて送信装置1から返されるAnnounce 応答(Response)から、送信装置1が対応する伝送モードの情報を取得する。
送信装置1は、伝送しようとするAV信号(デジタル情報)があるとき、伝送要求を発生する。この場合、送信装置1は、受信装置1(コーディネータ)に、AV信号の伝送に必要な帯域の割り当て要求するために、BandWidth 要求(Request)を送る。このBandWidth 要求には、デジタル情報を伝送するために必要とする伝送レートの情報が含まれている。
受信装置1(コーディネータ)は、上述のAnnounce 応答から取得した伝送モードの情報、BandWidth 要求に含まれている必要とする伝送レートの情報、さらには、ユーザ設定情報に基づいて伝送モードを決定する。そして、受信装置1(コーディネータ)は、決定された伝送モードの情報を含むBandWidth 応答(Response)を、送信装置1に返す。
ユーザ設定情報は、消費電力に関するユーザ設定情報である。このユーザ設定は、例えば、受信装置1(コーディネータ)において、表示部203に表示されるユーザ設定画面に基づいて行われる。図9は、ユーザ設定画面の一例を示している。ユーザは、設定項目のうち「省エネ設定」の項目を選択することで消費電力設定を行うことができる。ユーザは、消費電力として、「標準」あるいは「減」に設定できる。図9は、消費電力が「減」に設定された状態を示している。
従来は、要求される伝送レートに基づき伝送モードの中から要求された伝送レートを満足する最も高速の伝送モードを選択する処理が行われる。そして、伝送路品位が低下した場合も、伝送モードの変更はせず、伝送するAV信号の処理を行って必要とされる伝送レートを低下させていた。しかし、この実施の形態においては、上述の消費電力に関するユーザ設定情報を加味して、伝送モードが決定される。この場合、消費電力が「減」に設定されているときは、周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜5)が優先的に選択される。
送信装置1は、受信装置1(コーディネータ)からのBandWidth 応答で指定された伝送モードを用いて、AV信号の伝送を開始する。図8のシーケンス例の場合、周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜5)に決定され、この伝送モード(伝送モードB)により、AV信号の伝送が開始された状態を示している。
送信装置1は、AV信号の伝送中、受信装置1(コーディネータ)に、Link Quality 要求(Request)を定期的に送る。受信装置1(コーディネータ)は、この要求に応じて、送信装置1から送られてくるAV信号に係る伝送路品位の情報を含む、Link Quality 応答(Response)を、送信装置1に返す。ここで、伝送路品位の情報は、例えば、PER(Packet Error Rate)、あるいは受信信号レベル(RSSI)等である。情報装置1は、受信装置1(コーディネータ)からのLink Quality 応答に含まれる伝送路品位情報に基づいて、実質的な伝送路情報を確認できる。
受信装置1(コーディネータ)は、上述の伝送路品位情報から実質的な伝送レートを確認する。そして、受信装置1(コーディネータ)は、必要とする伝送レートを下回る様な伝送路品位の場合は、新たな伝送モードへの変更のため、新たなパラメータによるChangeBW 要求(Request)を、送信装置1に送る。送信装置1は、ChangeBW 要求に応じて、受信装置1(コーディネータ)に、ChangeBW 応答(Response)を返し、新しい伝送モードで伝送を継続する。これにより、伝送路品位が低下した場合、送信装置1は、新たな伝送モードに切り替えてAV信号の伝送を継続する。
図8のシーケンス例の場合、周波数帯域が従来と同じ伝送モード(モード0〜2)に変更され、この伝送モード(伝送モードA)により、AV信号の伝送が継続される状態を示している。従来は、伝送帯域の要求は送信装置側からコーディネータに対して要求されていたが、この実施の形態では、伝送路品位情報に基づきコーディネータ側から送信装置へ伝送帯域の変更要求を出すことが可能とされている。
なお、図8のシーケンス例には示していないが、以降も、AV信号の伝送中、受信装置1(コーディネータ)は、上述の伝送路品位情報から実質的な伝送レートを確認する。そして、受信装置1(コーディネータ)は、伝送路品位が再び向上した場合には、伝送モードAから伝送モードBに変更し、さらにその後、伝送路品位が再び低下した場合には、伝送モードBから伝送モードAに変更するということを繰り返す。
図10のフローチャートは、コーディネータ(受信装置1)における伝送モード決定処理の一例を示している。
コーディネータは、ステップST1において、処理を開始し、その後に、ステップST2の処理に移る。このステップST2において、コーディネータは、AV信号の伝送開始前か伝送中かを判断する。伝送開始前のとき、コーディネータは、ステップST3の処理に移る。
このステップST3において、コーディネータは、送信装置1から伝送されたBandWidth 要求に含まれる要求伝送レートの情報を取得する。そして、コーディネータは、ステップST4において、消費電力に関するユーザ設定情報を取得し、その後に、ステップST5の処理に移る。このステップST5において、コーディネータは、消費電力の設定が「標準」であるか「減」であるかを判断する。
「標準」に設定されているとき、コーディネータは、ステップST6において、周波数帯域が従来と同じ伝送モード(モード0〜2)の中から要求伝送レートを満たす伝送モードを選択する。一方、「減」に設定されているとき、コーディネータは、ステップST7において、周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜5)の中から要求伝送レートを満たす伝送モードを選択する。
コーディネータは、ステップST6またはステップST7の処理の後、ステップST8の処理に移る。コーディネータは、上述のステップST2で伝送中であるときも、ステップST8の処理に移る。このステップST8において、コーディネータは、伝送路品位情報を取得する。そして、コーディネータは、ステップST9において、伝送路品位が閾値以上か否かを判定する。例えば、閾値は、伝送路品位の情報がPERであるとき、このPERの値とされる。あるいは、閾値は、伝送路品位の情報がRSSI(受信信号レベル)であるとき、このRSSIの値とされる。
伝送路品位が閾値以上であるとき、コーディネータは、ステップST10の処理に移る。このステップST10において、コーディネータは、消費電力の設定が「減」であるときは、周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜5)の中から要求伝送レートを満たす伝送モードを選択する。なお、既に、その伝送モードが選択されているときは、その選択を継続する。コーディネータは、ステップST10の処理の後、ステップST12において、処理を終了する。
また、伝送路品位が閾値より小さいとき、コーディネータは、ステップST11の処理に移る。このステップST11において、コーディネータは、消費電力の設定が「減」であって、伝送モード(モード3〜5)の中から要求伝送レートを満たす伝送モードが選択されているとき、その選択を解除する。すなわち、コーディネータは、伝送モード(モード0〜2)の中から要求伝送レートを満たす伝送モードを選択する。なお、既に、その伝送モードが選択されているときは、その選択を継続する。コーディネータは、ステップST11の処理の後、ステップST12において、処理を終了する。
図11は、伝送路品位と伝送モード切り換えの概念図を示している。この例においては、消費電力の設定が「減」とされ、最初に周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜モード5)の中から要求伝送レートを満たすモード5が選択された場合を示している。この場合、その後に、伝送路品位が悪化して閾値より小さくなるときには、モード5から、周波数帯域が従来と同じ伝送モード(モード0〜モード2)の中から要求伝送レートを満たすモード2に変更される。さらに、その後に、伝送路品位が改善されて閾値以上となるときには、モード2からモード5に再度変更される。以下、同様の繰り返しとなる。
なお、伝送モード(モード3〜5)から伝送モード(モード0〜2)に変更される場合の伝送路品位の閾値と、伝送モード(モード0〜2)から伝送モード(モード3〜5)に変更される場合の伝送路品位の閾値とは、同じである必要はなく、異なっていてもよい。その場合、例えば、伝送モード(モード0〜2)から伝送モード(モード3〜5)に変更される場合の伝送路品位の閾値の方が、伝送モード(モード3〜5)から伝送モード(モード0〜2)に変更される場合の伝送路品位の閾値より大きくされる。
[新たな送信装置の加入時の動作]
図12は、新たな送信装置(送信装置2)の加入時におけるMAC制御シーケンス例を表している。新たな送信装置2が無線ネットワークに加わる際に、必要とする伝送帯域、チャネルが不足している場合、従来の技術では、受信装置1(コーディネータ)は、伝送帯域、チャネルが空くまで伝送要求を拒否しなければならなかった。しかし、この実施の形態においては、既に伝送を行っている送信装置1に対して、新たな伝送モードを指定して、伝送帯域、チャネルを確保することで、新たな送信装置2が伝送可能となる。
図12の制御シーケンス例では、既に、受信装置2および送信装置1,2が、受信装置1(コーディネータ)と、Association 要求/応答、およびAnnounce 要求/応答の処理を終了している時点から記述している。図12のシーケンス例の場合、送信装置1から受信装置1(コーディネータ)に、周波数帯域が従来と同じ伝送モードAでAV信号の伝送が行われている。
送信装置1は、既に確保された伝送モードでAV信号を伝送しているが、新たな送信装置2が伝送を要求した場合、受信装置1(コーディネータ)は、現状のチャネルでの空き帯域と他のチャネルでの空き帯域情報からチャネルおよび伝送モードを決定する。帯域が不足している場合、受信装置1(コーディネータ)は、送信装置1に対して伝送モード変更による帯域制限を行うためのChangeBW 要求を送る。
送信装置1は、ChangeBW 要求に応じて、帯域制限を実施しても伝送レートに影響を与えない場合は、ChangeBW 応答を返し、新しい伝送モードで伝送を継続する。この場合、送信装置1から受信装置1(コーディネータ)へのAV信号は、伝送モードAで伝送される状態から、周波数帯域が従来の半分でよい伝送モードBで伝送される状態に変更される。
送信装置1(コーディネータ)は、新たに確保できた帯域情報を用いて、送信装置2にBandWidth 応答を返す。送信装置2は、受信装置1(コーディネータ)からのBandWidth応答で指定された伝送モードを用いて、受信装置2へのAV信号の伝送を開始する。図12のシーケンス例の場合、周波数帯域が従来と同じ伝送モード(モード0〜2)に決定され、この伝送モード(伝送モードC)により、AV信号の伝送が開始された状態を示している。
なお、図12のシーケンス例には示していないが、受信装置1(コーディネータ)は、伝送中において、図8のMAC制御シーケンス例と同様に、伝送路品位に応じた帯域制限の制御を行う。すなわち、受信装置1(コーディネータ)は、送信装置1と受信装置1の間、および送信装置2と受信装置2の間の伝送路品位を常時確認し、伝送路品位が低下した場合には、新たな帯域制限の制御を行う。
図14に示したように、既に2チャネル分の全帯域伝送に60GHzの帯域が使用されているとき、新たな全帯域伝送はできない。しかし、この実施の形態のように、新たに定義した伝送帯域が半分でよい伝送モード(モード3〜5)を指定することで、図4に示したように、最大限4つチャネルまでの伝送を同時に行うことが可能となる。
図13のフローチャートは、コーディネータ(受信装置1)における帯域変更処理の一例を示している。
コーディネータは、ステップST21において、処理を開始し、その後に、ステップST22の処理に移る。このステップST22において、コーディネータは、新たな伝送要求があるか否かを判定する。コーディネータは、新たな伝送要求がないときは、直ちに、ステップST30において、処理を終了する。
ステップST22で新たな伝送要求があるとき、コーディネータは、ステップST23の処理に移る。このステップST23において、コーディネータは、送信装置2(新たな送信装置)から伝送されたBandWidth 要求に含まれる要求伝送レートの情報を取得する。また、コーディネータは、ステップST24において、無線ネットワーク内の全チャネルでの使用帯域情報を取得する。
次に、コーディネータは、ステップST25において、上述のステップST23およびステップST24で取得した情報から、新たな伝送に必要な伝送レートを確保できるか否かを判断する。確保できるとき、コーディネータは、ステップST26において、要求された伝送レートを確保出来る伝送モードを選択し、送信装置2へBandWidth 応答として返す。コーディネータは、このステップST26の処理の後、ステップST30において、処理を終了する。
ステップST25で確保できないとき、コーディネータは、ステップST27の処理に移る。このステップST27において、コーディネータは、現在伝送しているストリームの中で、その伝送モードで伝送できる伝送レートと実際の伝送に必要な伝送レートを比較し、帯域余裕のあるストリームがあるかどうかを判断する。帯域余裕のあるストリームがないとき、コーディネータは、ステップST28において、新たな伝送要求に対して、帯域が不足している旨のフラグを持つBandWidth 応答を返し、伝送を拒否する。コーディネータは、このステップST28の処理の後、ステップST30において、処理を終了する。
ステップST27で帯域余裕のあるストリームがあるとき、コーディネータは、ステップST29において、そのストリームに対する新たな伝送モードを決定する。そして、コーディネータは、そのストリームの送信装置へ、伝送モードを変更して伝送を継続するためにChangeBW 要求を伝送し、帯域を確保する。その後、コーディネータは、新たに伝送を要求する送信装置2に対して、BandWidth 応答を返送する。コーディネータは、このステップST29の処理の後、ステップST30において、処理を終了する。
以上説明したように、図1に示す無線伝送システム10において、送信装置100の伝送部103は、チャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされている。また、この送信装置100の伝送部103では、複数の伝送モードのうち、コーディネータ(受信装置200)からの伝送モード決定情報で示される伝送モードが用いられる。したがって、消費電力の低下、チャネルの効率的な使用が可能となる。
すなわち、コーディネータ(受信装置200)では、AV信号(デジタル情報)の伝送に必要な伝送レート情報の他に、消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、伝送モードが決定される。この場合、ユーザ設定情報が消費電力の減を示すとき、AV信号の伝送に必要とする伝送レートを満たすことを条件として、占有周波数帯域が狭い側の伝送モードに決定される。このように占有周波数帯域が狭くなることで、例えば、OFDM方式の場合、必要なアンテナ数を少なくでき、消費電力を低減できる。
また、コーディネータ(受信装置200)では、所定の送信装置が所定のチャネルでデジタル情報を送信している状態で、他の送信装置からの帯域割り当て要求(伝送要求)に基づいて、この所定の送信装置で用いる伝送モードの変更が決定される。そして、コーディネータ(受信装置200)から、所定の送信装置に、変更決定された伝送モードの情報が送信される。
この場合、他の送信装置からのAV信号の送信において所定のチャネルに隣接したチャネルの利用が可能となるように、AV信号の伝送に必要とする伝送レートを満たすことを条件として、帯域の広い伝送モードから帯域の狭い伝送モードに変更される。そのため、所定の送信装置からのデジタル情報の送信と共に、他の送信装置からのデジタル情報の送信を並行して行うことが可能となり、チャネルの効率的な使用が可能となる。
また、図1に示す無線伝送システム10において、コーディネータ(受信装置200)では、AV信号の伝送中においては、AV信号の伝送に必要とする伝送レート情報の他に、AV信号(デジタル情報)に係る伝送路品位に基づいて、伝送モードの変更が決定される。そして、例えば、伝送路品位が所定の閾値より悪化した場合、占有周波数帯域が狭い伝送モードから、占有周波数帯域が広い伝送モードに変更される。このように伝送路品位に基づいて伝送モードが決定(変更)されるため、デジタル情報に係る伝送路品位を高く保つことが可能となる。
<2.変形例>
なお、上述実施の形態において、送信装置100の伝送部103および受信装置200の伝送部202が、周波数帯域が従来と同じ伝送モード(モード0〜2)の他に、周波数帯域が従来の半分でよい伝送モード(モード3〜5)に対応可能とされている。しかし、このように占有帯域幅が2段階(1.76GHz、0.88GHz)だけでなく、3段階以上の複数の伝送モードに対応可能とし、さらに細かな帯域制御が行われるように構成することもできる。
また、上述実施の形態においては、受信装置200がコーディネータを兼用するものを示した。しかし、無線ネットワークに、コーディネータとしての無線装置を含む構成も考えられる。
この発明は、消費電力の低下、チャネルの効率的な使用が可能となるものであり、無線ネットワーク内においてAV信号等のデジタル情報を無線送信する送信装置等に適用できる。
10・・・無線伝送システム、100・・・送信装置、101・・・制御部、102・・・再生部、103・・・伝送部、131・・・変調回路、132・・・分配回路、133・・・アンテナ回路、134・・・アンテナ、133a・・・D/Aコンバータ、133b・・・パワーアンプ、200・・・受信装置、201・・・制御部、202・・・伝送部、203・・・表示部、204・・・判定部、221・・・アンテナ、222・・・アンテナ回路、222a・・・パワーアンプ、222b・・・A/Dコンバータ、223・・・合成回路、224・・・復調回路、300・・・伝送路

Claims (16)

  1. デジタル情報を、所定のチャネルで受信装置に無線送信するデジタル情報送信部を備え、
    上記デジタル情報送信部は、上記チャネル内で占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされており、
    上記デジタル情報送信部は、上記複数の伝送モードのうち上記受信装置または他の無線装置から送られてくる伝送モード決定情報で示される伝送モードを用いる
    送信装置。
  2. 上記受信装置または上記他の無線装置に、上記デジタル情報送信部が対応可能な伝送モードの情報を無線送信する伝送モード情報送信部をさらに備える
    請求項1に記載の送信装置。
  3. 上記受信装置または上記他の無線装置に上記デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートの情報を無線送信する伝送レート情報送信部をさらに備え、
    上記受信装置または上記無線装置は、少なくとも、該伝送レート情報に基づいて、伝送モードを決定する
    請求項1に記載の送信装置。
  4. 上記受信装置または上記他の無線装置は、上記伝送レート情報の他に、消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、伝送モードを決定する
    請求項3に記載の送信装置。
  5. 上記受信装置または上記他の無線装置は、上記伝送レート情報の他に、上記デジタル情報に係る伝送路品位に基づいて、伝送モードを決定する
    請求項3に記載の送信装置。
  6. 上記デジタル情報送信部は、OFDM方式またはDS−SS方式を採用する
    請求項1に記載の送信装置。
  7. 送信装置から、デジタル情報を、所定のチャネルで無線受信するデジタル情報受信部を備え、
    上記送信装置は、上記チャネル内の占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされており、
    上記送信装置から、上記デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートの情報を無線受信する伝送レート情報受信部と、
    少なくとも、上記伝送レート情報受信部で受信された伝送レート情報に基づいて伝送モードを決定する伝送モード決定部と、
    上記伝送モード決定部で決定された伝送モードの情報を上記送信装置に無線送信する伝送モード情報送信部をさらに備える
    受信装置。
  8. 上記伝送モード決定部は、上記伝送レート情報の他に、消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、伝送モードを決定する
    請求項7に記載の受信装置。
  9. 上記送信装置が対応可能な複数の伝送モードは、上記チャネル内の全帯域を占有周波数帯域とする所定数の第1の伝送モードと、上記チャネル内の半分の帯域を占有周波数帯域とする所定数の第2の伝送モードであり、
    上記伝送モード決定部は、上記消費電力に関するユーザ設定情報が標準を示すとき、上記所定数の第1の伝送モードから上記送信装置で用いる伝送モードを決定し、上記消費電力に関するユーザ設定情報が減を示すとき、上記所定数の第2の伝送モードから上記送信装置で用いる伝送モードを決定する
    請求項8に記載の受信装置。
  10. 上記伝送モード決定部は、上記伝送レート情報の他に、上記デジタル情報に係る伝送路品位に基づいて、伝送モードを決定する
    請求項7に記載の受信装置。
  11. 上記デジタル情報受信部は、OFDM方式またはDS−SS方式を採用する
    請求項7に記載の送信装置。
  12. 送信装置および受信装置を含む無線ネットワーク内で帯域を管理する無線装置であって、
    上記送信装置は、所定のチャネルでデジタル情報を受信装置に無線送信し、上記チャネル内の占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされており、
    所定の送信装置からの帯域割り当て要求があるとき、少なくとも、該帯域割り当て要求に含まれる要求伝送レートの情報および消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、上記複数の伝送モードから上記要求伝送レートを満たす伝送モードを決定する伝送モード決定部と、
    上記伝送モード決定部で決定された伝送モードの情報を上記所定の送信装置に無線送信する伝送モード情報送信部と
    を備える無線装置。
  13. 上記送信装置が対応可能な複数の伝送モードは、上記チャネル内の全帯域を占有周波数帯域とする所定数の第1の伝送モードと、上記チャネル内の半分の帯域を占有周波数帯域とする所定数の第2の伝送モードであり、
    上記伝送モード決定部は、上記消費電力に関するユーザ設定情報が標準を示すとき、上記所定数の第1の伝送モードから上記所定の送信装置で用いる伝送モードを決定し、上記消費電力に関するユーザ設定情報が減を示すとき、上記所定数の第2の伝送モードから上記所定の送信装置で用いる伝送モードを決定する
    請求項12に記載の無線装置。
  14. 上記伝送モード決定部は、さらに、上記所定の送信装置がデジタル情報を送信している状態で、該デジタル情報に係る伝送路品位に基づいて、該所定の送信装置で用いる伝送モードの変更を決定し、
    上記伝送モード情報送信部は、さらに、上記伝送モード決定部で変更が決定された伝送モードの情報を上記所定の送信装置に送信する
    請求項12に記載の無線装置。
  15. 上記伝送モード決定部は、さらに、上記所定の送信装置が所定のチャネルでデジタル情報を送信している状態で、他の送信装置からの帯域割り当て要求に基づいて、該所定の送信装置で用いる伝送モードの変更を決定し、
    上記伝送モード情報送信部は、さらに、上記伝送モード決定部で変更が決定された伝送モードの情報を上記所定の送信装置に送信する
    請求項12に記載の無線装置。
  16. 無線ネットワークを構成し、所定のチャネルでデジタル情報を受信装置に無線送信し、上記チャネル内の占有周波数帯域を異にする複数の伝送モードに対応可能とされている送信装置における伝送モード制御方法であって、
    上記送信装置から上記デジタル情報の伝送に必要とする伝送レートの情報を無線受信するステップと、
    消費電力に関するユーザ設定情報を取得するステップと、
    上記伝送レートの情報および上記消費電力に関するユーザ設定情報に基づいて、上記複数の伝送モードから上記要求伝送レートを満たす伝送モードを決定するステップと、
    上記決定された伝送モードの情報を上記送信装置に無線送信するステップと
    を有する送信装置における伝送モード制御方法。
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